JP2011022566A - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカスカムのズーム広角端側において無限遠を超えた被写体領域を十分に確保でき、コントラストAFを高精度に実現するズームレンズを提供する。
【解決手段】ズームレンズは、フォーカス動作時に与えられた第1の回転量をフォーカスレンズ群の移動に変換し、ズーム動作時に与えられた第2の回転量についてもフォーカスレンズ群の移動に変換するフォーカスカム(162)と、フォーカスカムに係合し、フォーカスカム内を移動するフォーカスカムフォロワ(91P)とを備える。フォーカスカムフォロワがフォーカスカム内でズーム駆動手段の回転量に応じて回転してフォーカスレンズ群が移動する。ズーム駆動手段の回転位置が広角端にあるときのフォーカス駆動手段におけるFar側端位置から無限遠の位置までの回転量が、ズーム駆動手段の回転位置が望遠端にあるときの回転量よりも大きくなるようにフォーカスカムのリフト量が設定される。
【選択図】図7

Description

本発明は、コントラストAFに好適なズームレンズ及び撮像装置に関する。
近年、被写体の光学的な像を電気的な画像信号に変換して半導体メモリ等の記録媒体に記録できるデジタル一眼レフカメラが普及している。このデジタル一眼レフカメラでは、ユーザは、光学ファインダかカメラの背面に備えられた液晶モニタのいずれかで被写体を観察しながら撮影することができる。ユーザによるファインダを用いた被写体観察時には、撮影レンズに入射した光(すなわち被写体像)を、レンズの後の撮影用光路上に配置した反射ミラーで反射することにより光路を変更し、ペンタプリズムなどを通して正立像にして光学ファインダに導くことで、ユーザがレンズを通した被写体像を光学ファインダから見ることができる。
デジタル一眼レフカメラのユーザ層の広がりに伴い、コンパクトカメラ並みの小型、軽量でより安価なカメラが強く求められているが、反射ミラーおよびビューファインダの光学系が小型化の上で課題であった。そこで、最近、反射ミラーをなくし、撮影時に常に被写体象を撮像センサに結像させて、被写体画像をカメラ背面の液晶モニタまたは電子ビューファインダで観察しながら撮影するデジタル一眼カメラが登場してきている。
ところで、ズームレンズとして高倍率の4群ズームレンズを使用した場合、ズーム時のフォーカシングの速度と精度が課題となる。上述したデジタル一眼カメラでは、実際に撮像する撮像センサからの撮像信号を常に利用するコントラスト方式のオートフォーカス(以下、「コントラストAF」ともいう)を採用することで位相差方式よりも正確なフォーカシングを実現できる。
従来、インナーフォーカス方式の4群ズームレンズの合焦レンズをズームトラッキングをメカ的に実現するために繰り出すための繰り出し機構と、合焦のために繰り出すための合焦レンズ繰り出し機構を共通にして小型化するとともに、ズーミングの全領域において合焦操作を滑らかに行うことができる機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、4群ズームレンズのズームトラッキングを電子制御的に実現するためにフォーカシング系の移動を適切な演算によって、高精度で高速に演算する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図13〜図15は特許文献1に開示された従来のズームレンズの構成を説明した図である。図13に示す従来のズームレンズ100は、正の屈折力の第1レンズ群101、負の屈折力の第2レンズ群102、正の屈折力の第3レンズ群103、及び正又は負の屈折力の第4レンズ群104を含む。レンズマウント105によってカメラボデイ(図示せず)に取り付けられるレンズ鏡筒106には、図13に示すように、概ね外側から順に、ズーム操作環110、フォーカス操作環120、第1レンズ群移動枠130、第1変倍カム筒140、直進筒150、第1レンズ群移動筒60、レンズマウント105と一体の固定筒70、第2変倍カム筒80、第2レンズ群移動枠90が設けられている。
ズーム操作環110は、第1連結ピン111Pによって第2変倍カム筒80に連結され、第2変倍カム筒80と一体に回転する。フォーカス操作環120には、レンズマウント105側にフォーカス操作摺動ピン121Pが取り付けられ、フォーカス操作環120の回転とともにフォーカス操作摺動ピン121Pも回転する。
第1レンズ群移動筒60には、第2レンズ群案内ピン91Pが係合する第2レンズ群第3カム溝(フォーカスカム)62、及びフォーカス操作摺動ピン121Pが係合するフォーカス操作摺動ピン案内溝63が設けられている。図14に、第2レンズ群第3カム溝62、第2レンズ群案内ピン91Pおよびフォーカス操作摺動ピン案内溝63の関係を示す。第2変倍カム筒80には、第2レンズ群回転ピン92Pが係合して第2レンズ群回転ピン92Pに回転運動を伝えるための第2レンズ群案内溝85が設けられている(図15参照)。
図13に戻り、第2レンズ群移動枠90は、被写体側に第2レンズ群案内ピン91Pが設けられ、レンズマウント105の側に第2レンズ群案内溝85に係合する第2レンズ群回転ピン92Pが設けられている。第2レンズ群案内ピン91Pは、第2レンズ群第3カム溝62に係合する。図15に、第2変倍カム筒80、第2レンズ群回転ピン92P、第2レンズ群案内溝85および第2レンズ群案内ピン91Pの関係を示す。
図13〜図15を用いて上述のズームレンズ100の動きを説明する。
ズーム操作環110が回転すると、第1連結ピン111Pを介して第2変倍カム筒80が回転する。第2変倍カム筒80の回転により、第2変倍カム筒80に設けられたカム溝と固定筒70に設けられたカム溝に係合した第3レンズ群案内ピン103Pにより第3レンズ群103が移動する。
また、第2変倍カム筒80の回転は、第2レンズ群案内溝85と係合する第2レンズ群回転ピン92Pと、直進筒150に設けられた第2レンズ群第2カム溝52と係合する第2レンズ群案内ピン91Pとの規制によって、第2レンズ群移動枠90及び第2レンズ群案内ピン91Pを回転させかつ前後に移動させる。第2レンズ群案内ピン91Pは、回転する場合、第2レンズ群第3カム溝62に沿って移動する。他のレンズ群101、104も同様に、ズーム操作環110の回転に応じて所定の動きをすることで、ズーム操作環110の回転角に応じたズーム動作が実現される。
一方、フォーカス操作環120が回転すると、その回転がフォーカス操作摺動ピン121Pを介して第1レンズ群移動筒60に伝達され、第1レンズ群移動筒60が回転する。第1レンズ群移動筒60の回転により、第2レンズ群案内ピン91Pと第2レンズ群第3カム溝62との係合によって、第1レンズ群移動筒60が前後に移動し、それにより第2レンズ群102が前後に移動する。
特開平7−333482号公報 特開平2−266312号公報
ところで、山登り方式のコントラストAFにて、無限遠(∞)の被写体に合焦させる為には、ピークを検出するための山下りのための領域、すなわち無限遠(∞)を超えてフォーカスレンズ群を移動させる領域が必要となる。
また、コントラストAFで用いるAF評価値は、ズーム位置が望遠側にある場合はフォーカスレンズの位置に応じて急峻に変化するが、ズーム位置が広角側にある場合は、緩やかに変化する。このため、特に、ズーム位置が広角端にある場合、ピークを精度よく検出するためには、フォーカスレンズ群を広い範囲移動させる必要がある。
フォーカスレンズ群の可動範囲は、第2レンズ群第3カム溝62の溝の長さに制約される。具体的には、ズーム位置が広角端で被写体距離が無限遠(∞)の場合、第2レンズ群第3カム溝62の端に近い領域が使用される。この状態では、フォーカス操作環120と連動して回転する第1レンズ群移動筒60の可動範囲が制約され、フォーカスレンズ群の可動範囲が制約される。このため、山下りのためにフォーカスレンズ群を十分広い距離を移動させることができない。つまり、コントラストAFにおいて、フォーカスレンズを、AF評価値のピークを得るために必要な距離だけ移動させることができないという問題がある。すなわち、従来のズームレンズでは、ズーム位置が広角端側でかつ被写体距離が無限遠(∞)でコントラストAFを行う場合に、AF評価値を精度よく得ることができないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ズーム位置が広角端でかつ被写体距離が無限遠であっても、フォーカスレンズをコントラストAF時に十分に広い領域を可動させることができ、精度よくコントラストAFを実現するズームレンズおよび撮像装置を提供することを目的とする。
第1の態様において、フォーカスレンズ群を含む複数のレンズ群を含むズームレンズが提供される。ズームレンズは、フォーカス動作時に与えられた第1の回転量をフォーカスレンズ群の移動に変換し、更に第1の回転量に加えてズーム動作時に与えられた第2の回転量についてもフォーカスレンズ群の移動に変換するフォーカスカムと、ズーム動作時に与えられた第2の回転量を所定のレンズ群の移動に変換するズームカムと、フォーカスカムを前記第1の回転量だけ回転させるためのフォーカス駆動手段と、ズームカムを第2の回転量だけ回転させるためのズーム駆動手段と、フォーカスカムに係合し、フォーカスカム内を移動するフォーカスカムフォロワとを備える。ズーム駆動手段の回転によってフォーカスカムフォロワがフォーカスカム内でズーム駆動手段の回転量に応じて回転して、フォーカスレンズ群が移動するように構成される。ズーム駆動手段の回転位置によってフォーカス駆動手段の単位回転量に対応するフォーカスレンズ群の移動量が異なるようにフォーカスカムが構成される。ズーム駆動手段の回転位置が広角端にあるときのフォーカス駆動手段におけるFar側端位置から無限遠の位置までの回転量が、ズーム駆動手段の回転位置が望遠端にあるときの回転量よりも大きくなるように、フォーカスカムのカムカーブによるリフト量が設定される。
上記構成により、ズーム全域にわたってオーバー無限遠余裕領域を確保でき、高精度かつ高速なコントラストAFを簡単な方法で実現できる。
またズームレンズは、ズーム駆動手段の回転量を読取る手段と、フォーカス駆動手段の回転量を読み取る手段と、少なくとも2以上の被写体距離について、合焦状態でのフォーカス駆動手段の回転角と、ズーム駆動手段の回転角とを対応づけた合焦データを記憶するデータ記憶手段と、ズーム駆動手段が操作された場合に、合焦状態を保持するように、合焦データを参照し、現在の被写体距離で合焦状態を保持する為に必要なフォーカス駆動手段の回転量を演算する手段と、演算されたフォーカス回転量だけ前記フォーカスカムを駆動するフォーカスカム駆動手段とをさらに備えてもよい。
これにより、任意の被写体距離およびズームポジションでフォーカスレンズ群を合焦している状態からズーム動作を行った場合に、合焦状態を保持し続けることができる。
またズームレンズは、被写体距離が所定範囲にあるときは、フォーカス駆動手段におけるFar側端位置から、所定範囲の被写体距離に対する合焦位置までの回転角が、ズーム駆動手段の回転位置に拠らず一定であるように、フォーカスカムのカムカーブによるリフト量が設定されてもよい。これにより、フォーカスレンズ群の駆動制御を簡単にできる。
また被写体距離が所定範囲にあるときは、フォーカスカム駆動手段を停止させてもよい。
本発明の撮像装置は、上記のズームレンズ着脱可能な、又は搭載した撮像装置であって、被写体を撮像して画像信号を生成する撮像手段と、画像信号から合焦の状態を検出する合焦検出手段と、現在のフォーカス駆動手段の回転位置および合焦検出手段が検出した合焦状態に基づいてフォーカスカムを回転させるようにフォーカス駆動手段を制御する制御手段とを備える。
これにより、高倍率のズームレンズとデジタル一眼カメラの組み合わせにおいても山登りコントラストAFを可能とし、またズームによるピント移動を実用上ほぼ問題ないレベルまで小さくすることができる。
本発明によれば、ズーム位置が広角端側にあっても、フォーカスカムにおける、被写体距離が無限遠の位置(W∞)からFar端位置(WF端)までの距離(回転余裕)を十分に確保できる。このため、ズーム全域にわたって高精度かつ高速なコントラストAFを簡単な方法で実現する高倍率のズームレンズおよび撮像装置を提供することができる。
一実施の形態におけるレンズ交換式のデジタルカメラの前面から見た斜視図である。 デジタルカメラの背面から見た斜視図 デジタルカメラの全体構成を示すブロック図 デジタルカメラのカメラ本体の内部構成を示すブロック図 デジタルカメラのズームレンズの機構部の構成を示す図 ズーム位置毎の、フォーカスカム(第2レンズ群第3カム溝)におけるフォーカスピン(第2レンズ群案内ピン)の可動範囲を説明するための図 (a)従来のデジタルカメラのフォーカスカムとフォーカスカムピン(フォーカスカムフォロワ)の関係を示した図、(b)本実施形態のデジタルカメラのフォーカスカムとフォーカスカムピンの関係を示した図 デジタルカメラのズームレンズの合焦曲線を示した図 ズーム位置に対する、ズーム操作環の単位回転量に対するフォーカスカムのリフト量(すなわちフォーカスレンズ群の移動量)を説明した図 (a)デジタルカメラのズームレンズの合焦曲線を示した図、(b)ズーム位置が広角端でかつ被写体距離が無限遠の場合に得られるAF評価値の曲線を示した図、(c)ズーム位置が望遠端でかつ被写体距離が無限遠の場合に得られるAF評価値の曲線を示した図 電子ズームトラッキングを説明するための図 電子ズームトラッキングを説明するための図 実施形態のデジタルカメラが採用可能な、従来のズームレンズの構成を示す図である。 実施形態のデジタルカメラが採用可能な、従来のズームレンズの第2レンズ群第3カム溝(フォーカスカム)、第2レンズ群案内ピン(フォーカスカムピン)、フォーカス操作摺動ピン案内溝の関係を示す図である。 実施形態のデジタルカメラが採用可能な、従来のズームレンズの第2変倍カム筒、第2レンズ群回転ピン、第2レンズ群案内溝および第2レンズ群案内ピンの関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同じ構成要素については同一符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態における一眼方式のデジタルカメラ1の前面を示す斜視図である。本実施の形態におけるデジタルカメラ1は、カメラ本体2とカメラ本体2に着脱可能でズーム操作環110およびフォーカス操作環120を備えた交換可能なズームレンズ3とから構成されている。
図2は、デジタルカメラ1の背面を示す斜視図である。カメラ本体2の背面には、電子ビューファインダ38と液晶モニタ20が備えられている。また、カメラ本体2の右上には、レリーズボタン30およびモード切替ダイヤル36が備えられ、カメラ本体2の背面左上には撮影モード切替ボタン34が備えられている。
撮影モード切替ボタン34は、ユーザが、撮影時に電子ビューファインダ38を見ながら撮影するモードか、液晶モニタ20を見ながら撮影するモードかを切り替えるための操作部材である。
レリーズボタン30が半押しされると、オートフォーカス機能が動作する。レリーズボタン30が全押しされると、撮像センサから出力された画像信号に基づく画像データが、メモリカードスロット5に装着されたメモリカード(図示せず)に記録される。
モード切替ダイヤル36は、被写体を撮影する撮影モードか、メモリカードに記憶された画像データを再生して液晶モニタ20や電子ビューファインダ38に表示する再生モードかを切り替えるための操作部材である。
ズームレンズ3は、被写体の像を撮像センサに結像させる。撮像センサは、被写体の像に対応した画像信号を出力する。
1.デジタルカメラの全体構成
図3および図4を用いて本実施の形態におけるデジタルカメラ1の構成および動作を説明する。
図3は、本実施の形態におけるデジタルカメラ1の全体構成を示すブロック図であり、図4はカメラ本体2の内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、デジタルカメラ1は、カメラ本体2と、カメラ本体2に着脱可能なズームレンズ3とから構成されており、ズームレンズ3は、レンズマウント105を介して、カメラ本体2に設けられたボディマウント4に装着される。
2.カメラ本体の構成
図3及び図4を参照してカメラ本体2の構成を説明する。カメラ本体2は主として、被写体を撮像する撮像部24と、撮像部24などの各部の動作を制御するボディマイコン10と、撮像された画像や各種情報を表示する液晶モニタ20と、被写体像を視認する電子ビューファインダ38と、撮像した画像データを格納する画像格納部(図示せず)とから構成されている。
撮像部24は主に、光電変換を行う撮像センサ11と、撮像センサ11の露光時間を調節するシャッタユニット33と、ボディマイコン10からの制御信号に基づいてシャッタユニット33の駆動を制御するシャッタ制御部31と、撮像センサ11の動作を制御する撮像センサ駆動制御部12とから構成されている。また、デジタルカメラ1は、撮像センサ11で生成された画像データに基づくコントラストAF機能を備えている。コントラストAFを用いることにより、デジタルカメラとして、精度の良いフォーカス動作を実現することができる。
撮像センサ11は、撮像光学系により形成される光学的な像を電気的な画像信号に変換する、例えばCCD(Charge Coupled Device)である。撮像センサ11は、撮像センサ制御部12により発生されるタイミング信号により制御される。撮像センサ11はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサでもよいし、撮像機能を備えた他のデバイスでもよい。
ボディマイコン10は、カメラ本体2の中枢を司る制御装置であり、各種シーケンスをコントロールする。具体的には、ボディマイコン10にはCPU、ROM、RAMが搭載されており、ROMに格納されたプログラムがCPUに読み込まれることで、ボディマイコン10は様々な機能を実現することができる。例えば、ボディマイコン10は、ズームレンズ3がカメラ本体2に装着されたことを検知する機能、あるいはズームレンズ3から焦点距離情報、ズームレンズ3の各種補正情報など、デジタルカメラ1を制御する上で不可欠な情報を取得し、それらの情報に基づき制御する機能を有している。
ボディマイコン10は、電源スイッチ37、レリーズボタン30、モード切替ダイヤル36、撮影モード切替ボタン34の信号を、それぞれ受信可能である(図4参照)。ボディマイコン10内のメモリ39には、カメラ本体2に関する各種情報が格納されている。
ボディマイコン10は、レリーズボタン30等の操作部材からの指示に応じて、撮像センサ11等のデジタルカメラ1全体を制御する。
ボディマウント4は、ズームレンズ3のレンズマウント105と機械的及び電気的に接続可能である。ボディマイコン10とレンズマイコン40は、ボディマウント4およびレンズマウント105を介してお互いに必要な信号を送受信する。また、電源部(図示せず)からの電力は、ボディマウント4からレンズマウント105を経由してズームレンズ3全体に供給される。
撮像センサ11から出力された画像信号は、アナログ信号処理部13から、A/D変換部14、デジタル信号処理部15で画像データに変換され、バッファメモリ16に一時的に記憶される。アナログ信号処理部13は、撮像センサ11から出力される画像信号にガンマ処理等のアナログ信号処理を施す。A/D変換部14は、アナログ信号処理部13から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号処理部15は、A/D変換部14によりデジタル信号に変換された画像データに対してノイズ除去や輪郭強調等のデジタル信号処理を施す。また、コントラストAFのためにデジタル信号処理後の画像データはボディマイコン10に取り込まれる。コントラストAFの動作については、後程詳しく説明する。
バッファメモリ16は、RAM(Random Access Memory)であり、画像データを一旦記憶する。バッファメモリ16から読み出された画像データは、画像圧縮/伸張部17で、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式で元のデータより小さなデータサイズからなる圧縮画像データに変換される。その後、記録/再生制御部18は、圧縮画像データをメモリカード19の記録形式に変換して記録する。この記録形式としては、例えばExif(登録商標)形式やExif(登録商標)形式に類する形式であり、画像を撮影した際の日時、焦点距離、シャッタスピード、絞り値、撮影モードなどの撮影情報を画像データとともに記録する。
一方、再生モード時には、メモリカード19に記録された圧縮画像データは、メモリカード19から再生されて記録/再生制御部18を経由して、画像圧縮/伸張部17で元の画像データに伸張されてバッファメモリ16に一旦記憶される。
液晶モニタ20は、デジタル信号処理部15あるいはバッファメモリ16からの出力画像データを可視画像として表示する。画像表示制御部21は画像データを液晶モニタ20用の表示画像形式に変換する。ここで液晶モニタ20の表示形態としては、画像データのみを可視画像として表示する表示形態と、画像データとOSD(On Screen Display)信号発生部25で生成される文字図形データからなる撮影時の情報とを可視画像として表示する表示形態とがある。
3.ズームレンズの構成
図3を用いてズームレンズ3の構成について概略を説明する。図3に示すように、ズームレンズ3は、デジタルカメラ1内の撮像センサ11に被写体像を結像するための光学系であり、第1レンズ群101、第2レンズ群102、第3レンズ群103、第4レンズ群104を含む4群のインナーフォーカスズームレンズで構成される。
ズームレンズ3はさらに、ズーム量を調整するズーム操作環110と、ズーム操作環110の回転角度を検出するズーム操作環角度検出部48とを備える。ズームレンズ3はさらに、フォーカシングを行うためにフォーカスレンズ群(第2レンズ群)102を移動させるフォーカス操作環120と、フォーカス操作環120の回転角度を検出するフォーカス操作環角度検出部49とを備える。またコントラストAF動作時にフォーカス操作環120(すなわち第2レンズ群第3カム溝162)を回転駆動させるフォーカスレンズ群駆動制御部42と、絞り部44を駆動して絞り径を調節する絞り駆動制御部43と、ズームレンズ3の動作を制御するレンズ制御部としてのレンズマイコン40とを備えている。フォーカスレンズ群駆動制御部42は例えば超音波アクチュエータで構成される。
ズーム操作環110は、ズーム位置を広角端から望遠端まで変化させるように回転可能である。フォーカス操作環120は、フォーカスレンズ群102をFar端からNear端(至近端)まで移動させるように回転可能である。ここで、本実施形態でのFar端とは、フォーカスレンズ群を機械的に移動可能な最も遠い位置とし、無限遠の被写体に合焦する光学的な位置とは異なる。
レンズマイコン40は、ズームレンズ3内に搭載された各機能部を制御する制御装置であり、各機能部に接続されている。具体的には、レンズマイコン40には、CPU、ROM、RAMが搭載されており、ROMに格納されたプログラムがCPUに読み込まれることで、様々な機能を実現することができる。また、レンズマウント105に設けられた端子(図示せず)を介してボディマイコン10およびレンズマイコン40は電気的に接続されており、互いに情報の送受信が可能となる。
ズームレンズ3はさらに、ズームレンズ3に固有の情報(製造番号、種々の特性等の情報)を格納したメモリ45を有している。メモリ45は、例えば、フォーカスレンズ位置とズームレンズ位置の関係を示す合焦曲線の情報(例えば、合焦状態におけるフォーカスレンズ群の位置とズーム位置の関係を示すテーブル情報)を格納する。合焦曲線の情報は複数(少なくとも2つ以上)の被写体距離に対して与えられている。
4.オートフォーカス動作
以下、デジタルカメラ1のコントラストAFの動作について説明する。コントラストAF動作を行う際には、ボディマイコン10は、レンズマイコン40に、コントラストAF用データを要求する。コントラストAF用データは、コントラストAF動作の際に必要なデータであり、例えば、フォーカス駆動速度、フォーカスシフト量、像倍率、コントラストAF可否情報などを含む。なお、本実施の形態のデジタルカメラ1は、マニュアルフォーカスも可能である。以下、オートフォーカス動作を説明する。
ボディマイコン10は、レリーズボタン30が半押しされるかどうかを監視する。レリーズボタン30が半押しされた場合、ボディマイコン10は、レンズマイコン40に対して、オートフォーカス開始コマンドを発信する。これを受けて、レンズマイコン40はフォーカスレンズ群駆動制御部42を制御する。ボディマイコン10は、受信した画像データに基づいて、コントラストAF用の評価値(以下、「AF評価値」という)を算出する。例えば、撮像センサ11で生成された画像データから輝度信号を求め、輝度信号の画面内における高周波成分を積算して、AF評価値を求める。次に、ボディマイコン10は、AF評価値に基づいてコントラスト値のピークを求めることにより、合焦点を抽出できたかどうかを監視する。具体的には、AF評価値が極大となる第2レンズ群102の位置を合焦点として抽出する。
この後、ユーザ等によりレリーズボタン30が全押しされると、絞り駆動制御部43が測光センサ(図示せず)からの出力に基づいて計算された絞り値になるように絞り部44を駆動する。同時に、撮像センサ駆動制御部12は、測光センサ(図示せず)からの出力に基づいて計算されたシャッタスピードの時間だけ、撮像センサ11を露光する。
露光完了後、撮像センサ11からの画像データに所定の画像処理を行い、その後、画像データを画像表示制御部21へ出力する。これにより、液晶モニタ20へ撮影画像が表示される。また、記録/再生制御部18を介して、メモリカード19に画像データが格納される。
5.ズームレンズの機構
本実施の形態のズームレンズ3の機構およびその動作について説明する。図5は本実施の形態のデジタルカメラ1のズームレンズ3の機構を説明した図である。なお、本実施形態のデジタルカメラ1のズームレンズ3の機構は、一部を除き図13〜図15に示した従来のズームレンズと同じ機構を採用している。図5(a)、(b)、(c)はそれぞれ図13、図14、図15に示した構成の主要部分のみを示した図である。本実施の形態のズームレンズ3は、第1レンズ群移動筒60に設けられた第2レンズ群第3カム溝162(以下「フォーカスカム」という。)の形状が、従来技術のものと異なっており、その他の構成は同じである。よって、図面において同じ構成要素には同一の符号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
図5および図13を参照し、本実施形態のフォーカスカム(第2レンズ群第3カム溝)162の動きを説明する。
最初に、ズーム操作環(ズーム駆動手段)110を回転させた時の動作を説明する。ズーム操作環110が回転すると、第1連結ピン111Pを介して第2変倍カム筒80が回転する。第2変倍カム筒80の回転は、第2レンズ群案内溝(ズームカム)85と係合する第2レンズ群回転ピン92Pと、直進筒150に設けられた第2レンズ群第2カム溝52と係合する第2レンズ群案内ピン91P(フォーカスカムフォロワ)との規制によって、第2レンズ群移動枠90及び第2レンズ群案内ピン91P(以下「フォーカスカムピン」という。)を回転させ、かつ前後に移動させる。フォーカスカムピン91Pは回転する場合、フォーカスカム162に沿って移動する。つまり、あるズーム位置が決定されると、フォーカスカムピン91Pは、フォーカスカム162におけるそのズーム位置に対応した一部の領域に沿って移動する。例えば、図6に示すように、ズーム位置が位置Aの場合、フォーカス操作環120をNear端位置とFar端位置の間を回転させた場合、フォーカスカムピン91Pは、フォーカス位置に応じて領域162aの範囲内を移動する。同様に、ズーム位置が位置B及び位置Cの場合、フォーカスカムピン91Pは、フォーカス位置に応じて領域162b及び領域162cの範囲内をそれぞれ移動する。
次に、フォーカス操作環(フォーカス駆動手段)120を回転させた時の動作を説明する。フォーカス操作環120が回転すると、その回転がフォーカス操作摺動ピン121Pを介して第1レンズ群移動筒60に伝達され、第1レンズ群移動筒60が回転する。第1レンズ群移動筒60の回転は、フォーカスカムピン91Pとフォーカスカム162との係合によって、第1レンズ群移動筒60を前後に移動させ、それにより第2レンズ群(以下「フォーカスレンズ群」という。)102が前後に移動する。このようにしてユーザはフォーカス操作環120を操作することで、フォーカスレンズ群(第2レンズ群)102を移動させ、合焦させることができる。
図7(a)、(b)は、本実施形態の第1レンズ群移動筒60に設けられたフォーカスカム162とフォーカスカムピン91Pとの関係を、従来技術のものと対比して示した図である。図7(a)は従来技術のフォーカスカム62を示し、図7(b)は本実施の形態のフォーカスカム162を示している。
図8は、本実施の形態におけるデジタルカメラ1のズームレンズ3の合焦曲線を示した図である。図8において横軸はフォーカス操作環120(第2レンズ群第3カム溝162)の回転角、縦軸はズーム位置(焦点距離)をそれぞれ表す。図8では、0.5m(最至近)、1m、Xmおよび無限遠(∞)の被写体距離のそれぞれに対して最短の焦点距離となるズームの広角端(以下「ズームW端」という。)から最長の焦点距離となるズームの望遠端(以下「ズームT端」という。)に移動させる場合の、フォーカスレンズ群(第2レンズ群)102の合焦位置をフォーカス操作環120の回転角で示している。図8に示すような合焦曲線が得られるように本実施形態のフォーカスカム162のリフト量が設定されている。また、図8に示すような合焦曲線のデータがメモリ45に記憶されている。
5.1 フォーカスカム
以下、本実施形態のフォーカスカム(第2レンズ群第3カム溝)162の説明を行う。なお、図7(a)、(b)において、上下方向は、ズーム操作環110及びフォーカス操作環120の回転方向であり、左右方向は、レンズ群の移動方向である。また、図7(a)、(b)の上方は、ズーム操作における望遠側端の方向であり、下方が広角側端の方向である。
本実施形態のフォーカスカム162の説明の前に、図7(a)に示す従来のフォーカスカム(第2レンズ群第3カム溝)62について説明する。
ズームT端において最至近(N)の被写体距離で合焦している状態で、ズーム操作環110をズームT端からズームW端へ回転させると、その回転量に応じて、第2レンズ群案内ピン91Pは、第2レンズ群第3カム溝62の中を位置91Paから位置91Pcへ移動する。同様に、ズームT端において無限遠(∞)の被写体距離で合焦している状態で、ズームT端からズームW端へズーム操作環110を回転させると、その回転量に応じて、第2レンズ群案内ピン91Pは位置91Pbから位置91Pdへ移動する。
また、ズームT端において被写体距離が最至近から無限遠に変化する被写体に合焦させるために、フォーカス操作環120を回転させると、その回転量に応じて第1レンズ群移動筒60が回転し、その結果、第2レンズ群案内ピン91Pは位置91Paから位置91Pbへ移動する。同様に、ズームW端において被写体距離が最至近から無限遠に変化する被写体に合焦させるために、フォーカス操作環120を回転させると、その回転量に応じて第1レンズ群移動筒60が回転し、その結果、第2レンズ群案内ピン91Pが位置91Pcから位置91Pdへ移動する。
この際、ズームT端における無限遠の位置(T∞)からFar端の位置(TF端)までのフォーカス操作環120の移動量(回転余裕量)、すなわち位置91Pbから位置91Peまでの距離d1と、ズームW端における無限遠の位置(W∞)からFar端の位置(WF端)までのフォーカス操作環120の回転余裕量、すなわち位置91Pdから位置91Pfまでの距離d2とが等しい。つまり、従来のズームレンズ100では、図8において合焦曲線P03が示すように、ズームT端からズームW端に向けてズーム位置すなわちズーム操作環110の回転量を変化させても、フォーカス操作環120の回転角は一定のままとなる。
すなわち、従来のフォーカスカム62では、ズームT端からズームW端に向けてズーム位置を変化させたときに、フォーカス操作環120の回転角が一定のまま合焦するようにフォーカスカム62のカムカーブによるリフト量が設定されている。換言すれば、従来のフォーカスカム62では、図9の破線Aに示すように、ズーム位置に関わらず、ズーム操作環110の単位回転量に対する第1レンズ群移動筒60(すなわちフォーカスレンズ群102)の移動量が一定になるようにカムのリフト量が設定されている。これにより、従来のフォーカスカム62によれば、ズーム操作環110を同じ量だけ回転させた場合、ズーム位置が広角端であっても望遠端であっても、同じ量だけ第1レンズ群移動筒60すなわちフォーカスレンズ群102が移動する。
これに対して、本実施形態のフォーカスカム162は、図9の実線Bに示すように、ズーム位置が広角側にある程、ズーム操作環120の単位回転量に対する第1レンズ群移動筒60(すなわちフォーカスレンズ群102)の移動量がより大きくなるようにカムのリフト量が設定されている。つまり、本実施形態のフォーカスカム162によれば、ズーム操作環120を同じ量だけ回転させた場合、ズーム位置がズームW端にある場合の方がズームT端にある場合よりも、より大きな量だけフォーカスレンズ群102が移動する。
以下、図7(b)を参照し、本実施形態のフォーカスカム162の動きを具体的に説明する。
ズームT端において最至近(N)の被写体距離で合焦している状態で、ズーム操作環110をズームT端からズームW端へ回転させると、フォーカスカムピン91Pは、その回転量に応じてフォーカスカム162の中を位置91Pgから位置91Piへ移動する。同様に、ズームT端において無限遠(∞)の被写体に合焦している状態で、ズーム操作環110をズームT端からズームW端へ回転させると、その回転量に応じて第2レンズ群案内ピン91Pは位置91Pk(位置T∞)から位置91Pj(位置W∞)へ移動する。
また、ズームT端において被写体距離が最至近(Near端)の位置で合焦している状態で、無限遠(∞)の被写体に合焦させるようにフォーカス操作環120を回転させた場合、その回転量に応じて第1レンズ群移動筒60が回転し、その結果、フォーカスピン91Pは位置91Pg(位置TN)から位置91Ph(位置T∞)へ移動する。
同様に、ズームW端において被写体距離が最至近(Near端)の位置で合焦している状態で、無限遠(∞)の被写体に合焦させるようにフォーカス操作環120を回転させた場合、その回転量に応じて第1レンズ群移動筒60が回転し、その結果、フォーカスカムピン91Pは位置91Pi(位置WN)から位置91Pj(位置W∞)へ移動する。
本実施形態のフォーカスカム162によれば、図7(b)に示すように、ズームW端の無限遠の位置(W∞)が図7(a)に示す従来のフォーカスカム62の場合よりも上方に位置し、このため、ズームW端の無限遠の位置(W∞)からWF端の位置までのフォーカス操作環120の回転角(回転余裕量)が十分に確保される。すなわち、位置WNから位置W∞への移動量d3’は、図7(a)に示す従来のフォーカスカム62の場合の移動量d3よりも小さくなる。これは、本実施形態のフォーカスカム162では、広角側にある程、ズーム操作環120の単位回転量に対するフォーカスレンズ群102の移動量がより大きくなるようにカムのリフト量が設定されているからである。結果として、本実施形態のフォーカスカム162によれば、ズームW端における回転余裕量(すなわち、位置91Pj(W∞)から位置91Pl(WF端)までの距離d2’)が、ズームT端における回転余裕量(すなわち位置91Phから位置91Pkまでの距離d1’)よりも大きくなる。
つまり、図8における合焦曲線P3が示すように、被写体距離が無限遠(∞)のままズームT端からズームW端に向けてズーム操作環110の回転量(焦点距離)を変化させた場合に、合焦状態を維持するためにフォーカス操作環120の回転角が変化するように、本実施の形態のフォーカスカム162のカーブによるリフト量が設定されている。このフォーカス操作環120の回転角の変化量はズームW端に近づくほど大きくなっている。換言すれば、ズーム操作環110の回転位置がズームW端(広角端)にあるときのフォーカス操作環120におけるFar側端位置から無限遠の位置までの回転量(回転余裕量)が、ズーム操作環110の回転位置がズームT端(望遠端)にあるときの回転量(回転余裕量)よりも大きくなる。
以上のようにしてフォーカスカム162を構成することで、山登り方式のコントラストAFにおいて、被写体距離が無限遠(∞)である被写体に合焦させる場合、ズームW端においても山下りに必要な分の無限遠位置を超えた領域、すなわち、Far端から合焦点位置までの距離(フォーカス操作環120の「回転余裕量」または「オーバー無限遠余裕量」)が十分に確保できる。図10(a)〜(c)を参照してこれをより詳細に説明する。
図10(a)は、図8に示す、被写体距離が無限遠(∞)のときのズームレンズ3の合焦曲線P3を示した図である。図10(b)は、被写体距離が無限遠(∞)でかつズーム位置がW端にある場合のAF評価値の変化を示した図である。図10(c)は、被写体距離が無限遠(∞)でかつズーム位置がT端にある場合のAF評価値の変化を示した図である。図10(b)及び図10(c)において、横軸はフォーカス操作環120(第2レンズ群第3カム溝162)の回転角、縦軸はAF評価値をそれぞれ表す。
図10(b)及び図10(c)に示すように、被写体距離が無限遠(∞)の場合、ズームW端ではズームT端に比較して、コントラストAFのAF評価値曲線は平坦なカーブとなり、このため、十分なAF精度を確保するためには、フォーカスレンズ群102を広い範囲移動させる必要がある。このため、本実施形態では、ズームT端からズームW端までの全域でほぼ同等にオーバー無限遠余裕を与える為には、ズーム倍率が小さくなるほど、Far端から無限遠(∞)の合焦位置までの距離(フォーカス操作環120の回転余裕)を大きくしている。ここで、ズームT端においてオーバー無限遠余裕を大きくし過ぎると、ズームT端からズームW端にズーム倍率を変更したときに、合焦するまでの間、像ボケが大きくなり、画角が決めにくいという問題が発生する。したがって、画角を決定できかつAF精度も確保できるようにオーバー無限遠余裕を設定する必要がある。
例えば、被写体距離が無限遠の場合、図10(c)に示すように、ズームT端でのAF評価値曲線S1はフォーカスレンズ群(第2レンズ群)102の移動距離(フォーカス操作環120の回転角)に対して急峻なカーブで変化をする。このために、オーバー無限遠余裕はそれほど大きくなくても比較的精度よく合焦位置を決定できる。一方、ズームW端では、図10(b)に示すように、AF評価値曲線S2はAF評価値曲線S1と比べて平坦なカーブとなる。したがって、合焦曲線P03のように、オーバー無限遠余裕Δx1がズームT端からズームW端まで全ズーム領域で同じであると、ズームW端では、AF評価値曲線S02に示すように、Far端においても極大値との差はΔa1となり、非常に小さな値となる。よって、正確な合焦位置を決定できない。
これに対して、本実施の形態のズームレンズ3の合焦曲線P3のようにズームW端に近づくほどオーバー無限遠余裕(ズームW端でΔx2)が大きくなるように構成すると、ズームW端においても極大値との差がΔa2となり、比較的大きな値となり、これにより十分精度よく極大点、すなわち合焦位置を決定することができる。
6.電子ズームトラッキング
ズーム操作環110が回転すると、前述のようにフォーカスカムピン91Pがフォーカスカム(第2レンズ群第3カム溝)162に沿って移動することにより、フォーカスレンズ群(第2レンズ群)102が移動する。しかし、図8に示すように、本実施形態のフォーカスカム162によれば、ズーム位置が望遠端側から広角端側に移動するほど、フォーカス操作環120の回転角すなわちフォーカスレンズ群102の位置がずれるようになっている。そして、このずれの量は被写体距離がより遠方になるほど大きくなる。
そこで、本実施形態では、合焦状態においてズーム操作環110が操作された場合、合焦状態を保持するようにフォーカスレンズ群102を移動させる動作を行う(以下、この動作を「電子ズームトラッキング」という。)。
例えば、ある被写体距離(Qm)で合焦状態にある場合にズーム操作環110を回転し、ズーム位置T1からズーム位置W1へズーム位置を変更した場合を検討する。この場合、図11(a)に示すように、ズーム位置T1のときのフォーカス操作環120の回転角がL1、ズーム位置W1のときのフォーカス操作環120の回転角がL2であるとする。ズーム操作環110を位置T1から位置W1に回転させると、このとき、電子ズームトラッキングを行わない状態では、フォーカス操作環120の回転角はL1のままであり、図11(b)に示すように、フォーカスカムピン91Pはフォーカスカム162に沿って位置91Pxから位置91Pyに移動する。しかしながら、合焦状態を保持するために、フォーカス操作環120の回転角はL2に調整する必要がある。よって、電子ズームトラッキングを実行し、その差分ΔL(=L2−L1)だけフォーカス操作環120すなわちフォーカスレンズ群102を移動させる。これにより合焦状態を維持しつつズーム動作が可能となる。
電子ズームトラッキングの制御を具体的に説明する。レンズマイコン40は、ズーム操作環角度検出部48からズーム操作環110の回転角度に関する情報を取得し、フォーカス操作環角度検出部49からフォーカス操作環120の回転角度に関する情報を取得する。レンズマイコン40はさらにメモリ45から合焦曲線に関する情報を読み出す。レンズマイコン40は、回転前の合焦状態にあるときに、ズーム操作環角度検出部48及びフォーカス操作環角度検出部49のそれぞれからズーム操作環110及びフォーカス操作環120の回転角度を取得し、1つの合焦曲線を特定する。ズーム操作環120が回転され、ズーム位置が変化すると、レンズマイコン40は、特定した合焦曲線を用いて新たなズーム位置に対応するフォーカスレンズ群102の位置を求め、その位置にフォーカスレンズ群102を移動させるようにフォーカスレンズ群駆動制御部42を制御する。このようにして電子ズームトラッキング動作を行うことで、合焦状態を保持しつつズーム動作が可能となる。
なお、被写体距離が最至近(0.5m)から無限遠(∞)までの合焦曲線は理論上無数に存在する。よって、これらのデータを全てズームレンズ3のメモリ45に記憶しておくことは現実的でない。本実施形態では、有限個の被写体距離に対する合焦曲線の情報をメモリ45に記憶している。メモリ45に記憶されている合焦曲線において、所望の被写体距離に対する合焦曲線がない場合は、記憶されている2つの合焦曲線を用いて、所望の被写体距離に対する合焦曲線を求めることができる。以下、2つの合焦曲線のデータから近似的に任意の被写体距離の合焦曲線を生成する方法について説明する。
メモリ45に記憶される合焦曲線のデータは、ズーム位置に関連づけられた、Far端を基準としたフォーカスレンズ群102の合焦位置のデータ(すなわち、フォーカス操作環120の回転角度)を含む。ズーム移動が起こると、2つの被写体距離についての現在のズーム位置に対応するフォーカスレンズ群102の合焦位置のデータと、現在のフォーカスレンズ群102の位置のデータと、2つの被写体距離についてのズーム移動後のフォーカスレンズ群102の合焦位置のデータとから、移動すべきフォーカスレンズ群102の合焦位置を算出し、その位置へフォーカスレンズ群102を移動させる。このようなフォーカスレンズ群102の駆動をズーム移動中続けることによって、ズームによるピントのずれを実用レベル上ほぼゼロにすることができる。
図12を参照し、被写体距離が1m及び無限遠(∞)に対する合焦曲線P2及びP3に関する情報を用いた被写体距離xmにおけるフォーカスレンズ群102の合焦位置の算出方法を説明する。ここで、メモリ45は、図12に示す3つの合焦曲線P1〜P3について、ズーム位置毎にフォーカスレンズ群102の合焦位置(フォーカス操作環回転角)を格納している。
被写体距離1m及び無限遠(∞)での現在のズーム位置におけるフォーカスレンズ群102の合焦位置はそれぞれb2、b3であり、ズーム移動後のフォーカスレンズ群102の合焦位置はそれぞれc2、c3である。被写体距離xmでの、現在のズーム位置におけるフォーカスレンズ群102の合焦位置をbxとした場合、ズーム移動後のフォーカスレンズ群102の合焦位置cxは次式で求められる。
cx=c3−(c3−c2)(b3−bx)/(b3−b2) (1)
被写体距離が0.5mと1mの間の任意の被写体距離の場合も、合焦曲線P1およびP2を用いて同様にして計算することができる。したがって、(1)式を利用すれば、フォーカスレンズ群の有限個数の合焦曲線の情報を持つことにより、任意の被写体距離およびズーム位置でのフォーカスレンズ群102の合焦位置を実用的な精度で計算することが可能となる。
以上説明したように、高倍率のズームレンズとデジタル一眼カメラの組み合わせにおいても山登りコントラストAFを可能とし、またズームによるピント移動を実用上ほぼゼロと言えるレベルまで小さくすることを可能とした。
なお、被写体距離が所定の距離内にあるときは、電子ズームトラッキングを実行しないようにしてもよい。例えば、被写体距離が1m以下の距離にあるときは、電子ズームトラッキングを実行しないようにしてもよい。この場合、ズーム位置をズームT端からズームW端に移動しても、本実施形態のフォーカスカム162によればフォーカス位置のずれがないため、電子ズームトラッキングを実行しなくても問題ないからである。
上記実施形態では、レンズ交換可能なタイプのデジタルカメラの構成を説明したが、レンズとボディが一体となった構成においても、上記の実施形態の思想を適用することは可能である。その際、ズーム操作環110及びフォーカス操作環120は、レバー等の別の操作部材の操作に連動して回転させるようにしてもよい。
本発明は、インナーフォーカス方式の4群構成のズームレンズおよびズームレンズを使った撮像装置に広く利用することが可能である。
1 デジタルカメラ 2 カメラ本体 3,100 ズームレンズ 4 ボディマウント 5 メモリカードスロット 10 ボディマイコン 11 撮像センサ(撮像素子) 12 撮像センサ駆動制御部 13 アナログ信号処理部 14 A/D変換部 15 デジタル信号処理部 16 バッファメモリ 17 画像圧縮/伸張部 18 記録/再生制御部 19 メモリカード 20 液晶モニタ 21 画像表示制御部 24 撮像部 25 OSD信号発生部 30 レリーズボタン 31 シャッタ制御部 32 シャッタ駆動モータ 33 シャッタユニット 34 撮影モード切替ボタン 36 モード切替ダイヤル 37 電源スイッチ 38 電子ビューファインダ 39 メモリ 40 レンズマイコン 42 フォーカスレンズ群駆動制御部 43 絞り駆動制御部 44 絞り部 48 ズーム操作環回転角度検出部 49 フォーカス操作環回転角度検出部 52 第2レンズ群第2カム溝 60 第1レンズ群移動筒 62,162 第2レンズ群第3カム溝(フォーカスカム) 63 フォーカス操作摺動ピン案内溝 70 固定筒 80 第2変倍カム筒 85 第2レンズ群案内溝(ズームカム) 90 第2レンズ群移動枠 91P 第2レンズ群案内ピン(フォーカスカムフォロワ) 92P 第2レンズ群回転ピン 101 第1レンズ群 102 第2レンズ群 103 第3レンズ群 104 第4レンズ群 105 レンズマウント 106 レンズ鏡筒 110 ズーム操作環(ズーム駆動手段) 111P 第1連結ピン 120 フォーカス操作環(フォーカス駆動手段) 121P フォーカス操作摺動ピン 130 第1レンズ群移動枠 140 第1変倍カム筒 150 直進筒

Claims (7)

  1. フォーカスレンズ群を含む複数のレンズ群を含むズームレンズであって、
    フォーカス動作時に与えられた第1の回転量を前記フォーカスレンズ群の移動に変換し、更に第1の回転量に加えてズーム動作時に与えられた第2の回転量についても前記フォーカスレンズ群の移動に変換するフォーカスカムと、
    ズーム動作時に与えられた前記第2の回転量を所定のレンズ群の移動に変換するズームカムと、
    前記フォーカスカムを前記第1の回転量だけ回転させるためのフォーカス駆動手段と、
    前記ズームカムを前記第2の回転量だけ回転させるためのズーム駆動手段と、
    前記フォーカスカムに係合し、前記フォーカスカム内を移動するフォーカスカムフォロワと、を備え、
    前記ズーム駆動手段の回転によって前記フォーカスカムフォロワが前記フォーカスカム内で前記ズーム駆動手段の回転量に応じて回転して、前記フォーカスレンズ群が移動するように構成され、
    前記ズーム駆動手段の回転位置によってフォーカス駆動手段の単位回転量に対応するフォーカスレンズ群の移動量が異なるように前記フォーカスカムが構成され、
    前記ズーム駆動手段の回転位置が広角端にあるときのフォーカス駆動手段におけるFar側端位置から無限遠の位置までの回転量が、前記ズーム駆動手段の回転位置が望遠端にあるときの前記回転量よりも大きくなるように、前記フォーカスカムのカムカーブによるリフト量が設定された、
    ことを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記ズーム駆動手段の回転量を読取る手段と、
    前記フォーカス駆動手段の回転量を読み取る手段と、
    少なくとも2以上の被写体距離について、合焦状態でのフォーカスレンズ群の位置と、ズーム位置とを対応づけた合焦データを記憶するデータ記憶手段と、
    ズーム駆動手段が操作された場合に、合焦状態を保持するように、前記合焦データを参照し、現在の被写体距離で合焦状態を保持する為に必要なフォーカス駆動手段の回転量を演算する手段と、
    演算されたフォーカス回転量だけ前記フォーカスカムを駆動するフォーカスカム駆動手段と、
    をさらに備えた、ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 被写体距離が所定範囲にあるときは、前記フォーカス駆動手段におけるFar側端位置から、前記所定範囲の被写体距離に対する合焦位置までの回転角が、前記ズーム駆動手段の回転位置に拠らず一定であるように、前記フォーカスカムのカムカーブによるリフト量が設定されたことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  4. 被写体距離が前記所定範囲にあるときは、前記フォーカスカム駆動手段を停止することを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
  5. 被写体距離が所定範囲にあるときは、前記フォーカスカム駆動手段を停止することを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  6. 複数のレンズ群を備え、最も被写体側のレンズ群よりも撮像素子側にあるいずれかのレンズ群を前記フォーカスレンズ群とするインナーフォーカスズームレンズである、ことを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のズームレンズを着脱可能な、又は搭載した撮像装置であって、
    被写体を撮像して画像信号を生成する撮像手段と、
    前記画像信号から合焦の状態を検出する合焦検出手段と、
    現在の前記フォーカス駆動手段の回転位置および前記合焦検出手段が検出した合焦状態に基づいて前記フォーカスカムを回転させるように前記フォーカス駆動手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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