JP2003066304A - レンズ装置 - Google Patents
レンズ装置Info
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- JP2003066304A JP2003066304A JP2001253871A JP2001253871A JP2003066304A JP 2003066304 A JP2003066304 A JP 2003066304A JP 2001253871 A JP2001253871 A JP 2001253871A JP 2001253871 A JP2001253871 A JP 2001253871A JP 2003066304 A JP2003066304 A JP 2003066304A
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- Japan
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- ring
- focus
- plain
- index
- lens device
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- Pending
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- Lens Barrels (AREA)
Abstract
リング16を構成することによって、所望する撮影距離
に迅速にピントを合わせることのできるレンズ装置を提
供する。 【解決手段】本発明のレンズ装置10は、フォーカスリ
ング16のフォーカスギア28に、無地リング30が着
脱自在に取り付けられる。無地リング30の表面は、目
盛りが全くなく、且つ、ブラスト処理によって微細な凹
凸が形成される。したがって、無地リング30の表面に
は、鉛筆などで、指標を書き込むことができる。
Description
を備えたレンズ装置に係り、特に映画撮影に使用される
レンズ装置に関する。
レンズ装置から被写体までの撮影距離が決まっているこ
とが多く、カメラマンは、所望する撮影距離に迅速にピ
ントを合わせなければならない。レンズ装置のフォーカ
スリングには、距離を示す目盛りが記されているので、
その目盛りを鏡筒側の指標線に合わせれば、ファインダ
を覗くことなく、所望する撮影距離にピントを合わせる
ことができる(特開昭63−287937)。しかし、
撮影シーンごとに撮影距離を調べて目盛りを指標線に合
わせていたのでは、フォーカス操作に時間がかかるとい
う問題がある。そこで、「シーン1」、「シーン2」な
どの新たな指標をフォーカスリングに設けておき、その
指標を指標線に合わせるようにしている。
距離を示す目盛りが形成されているので、新たな指標を
書き込むスペースは殆どない。また、フォーカスリング
は、一般に金属製であり、その表面は平滑に形成されて
いる。したがって、鉛筆などによる書き込みが困難であ
り、書き込みをしたとしてもすぐに消えてしまうという
問題がある。油性のインクで書き込みを行えば、上記問
題を解消できるが、その場合には、一旦書いた書き込み
を消すことができないという問題がある。このような理
由から、従来は、新たな指標を記した紙やテープなどを
フォーカスリングに貼り付けることによって、フォーカ
スリングに新たな指標を形成していた。
レンズ装置は、紙やテープの位置がずれて、所望する撮
影距離にピントが合わなくなるおそれがあった。また、
紙やテープが剥がれた際には、ピント合わせそのものが
できなくなるおそれがあった。
は、紙やテープがフォーカスリングに貼りきれなくなる
ので、使用済みの紙やテープを順に剥がして行く必要が
あった。しかし、映画撮影においては、終了した撮影シ
ーンを再び撮り直すことがあり、その場合に、紙やテー
プを再び貼り直さねばならず、手間がかかるという問題
があった。
もので、多くの撮影シーンにおいて所望する撮影距離に
迅速にピントを合わせることのできるレンズ装置を提供
することを目的とする。
前記目的を達成するために、フォーカスリングを回動操
作することによってフォーカスレンズを光軸方向に移動
させるレンズ装置において、前記フォーカスリングは、
表面に目盛りのない無地のリングであることを特徴とし
ている。
リングを、目盛りのない無地のリングとしたので、例え
ば「シーン1」、「シーン2」などの指標を新たに書き
込むことができる。したがって、フォーカスリングを回
動操作し、その書き込みを鏡筒側の指標線に合わせるこ
とにより、所望する撮影距離に迅速にピントを合わせる
ことができる。また、書き込みによって指標を形成する
ようにしたので、紙やテープで指標を形成した場合と異
なり、指標の位置がずれることがなく、常に正確なフォ
ーカス操作を行うことができる。
リングの表面に微細な凹凸を形成したので、鉛筆を用い
て書き込みを行うことができる。また、鉛筆で書き込む
と、その書き込みを消すことができるので、フォーカス
リングを繰り返して使用することができる。
リングが、フォーカスリング本体と、そのフォーカスリ
ング本体に着脱自在な無地リングとから構成されるの
で、無地リングを交換して使用することができる。した
がって、指標を書き込んだ複数の無地リングを用意し、
交換するようにすれば、より多くの撮影シーンに対応す
ることができる。また、使用済みの無地リングを交換し
て保存しておけば、撮影シーンを取り直す際に、無地リ
ングを再び装着するだけでよい。
を目盛りリングと交換するようにしたので、目盛りリン
グの目盛りを指標線に合わせる一般的なフォーカス操作
を行うこともできる。
係るレンズ装置の好ましい実施の形態を詳説する。
用レンズ装置10は、その固定筒12にアイリスリング
14及びフォーカスリング16が回動自在に設けられて
いる。アイリスリング14の表面にはギア18が形成さ
れるとともに、ギア18の図1上右側部に形成されたテ
ーパ部20には、絞り値を示す数値(Fナンバー:1.
5、2、2.8…)とその目盛り21、21…が形成さ
れている。
スリング14を回動させて所望の絞り値の目盛り21
を、絞り指標環22に形成された指標線24に合わせ
る。この動作によって、レンズ装置10に内蔵された虹
彩絞り装置等のアイリス装置が駆動されて、所望の絞り
値に設定される。図1では、絞り値が1.5に設定され
ている。なお、指標環22は、固定筒12に可動不能に
固定されている。
カスギア28、及び無地リング30等から構成される。
筒体26は、固定筒12に回動自在に支持されるととも
に、その外表面から突設されたフォーカスレバー32を
手動で操作することにより回動される。フォーカスギア
28は、リング状に形成されて、筒体26の右端部に図
2の如く接着固定される。フォーカスギア28に、不図
示のモータに連結された駆動ギアを噛合させれば、フォ
ーカスリング16をモータの駆動力で回動させることが
できる。また、前記フォーカスレバー32によってフォ
ーカスリング16を手動で回動操作することもできる。
なお、筒体26及びフォーカスギア28が、本発明のフ
ォーカスリング本体を構成している。
くフォーカスカム環34が接着固定され、このフォーカ
スカム環34は固定筒12の外表面に回動自在に摺接さ
れている。また、フォーカスカム環34の内側表面に
は、フォーカスレンズ36を光軸Pに沿って前後移動さ
せるためのカム溝(不図示)が形成されている。このカ
ム溝、及び固定筒12の表面に光軸と平行に形成された
直進溝(不図示)を介して、フォーカスレンズ枠体38
の移動環39に突設されたカムフォロア(不図示)が係
合されている。したがって、フォーカスギア28を回動
すると、フォーカスカム環34が回動するので、フォー
カスレンズ枠体38が前記カム溝の軌跡に沿って光軸P
方向に前後移動する。この操作によってフォーカスレン
ズ36が光軸P方向に前後移動するので、ピント合わせ
が行われる。なお、図2上で符号40は、不図示のカメ
ラのレンズマウント部に取り付けられるマウント環であ
る。このマウント環40は、ねじ41によって固定筒1
2に固定されている。
表面に目盛りなどが全くない無地であるとともに、その
表面は、ブラスト処理などによって微細な凹凸が形成さ
れている。また、無地リング30は、書き込みがしやす
く、且つ、その書き込みを消しやすい材質、例えば、ポ
リアセタール樹脂などによって形成される。したがっ
て、無地リング30の表面には鉛筆を用いて簡単に書き
込みを行うことができるとともに、その書き込みを消す
こともできる。また、無地リング30には、目盛りなど
が全くないので、多くの書き込みを行うことができる。
り、この孔44に挿入されたねじ46を、図2の如くワ
ッシャ47を介してフォーカスギア28の表面に形成さ
れたねじ孔48にねじ込むことにより、無地リング30
がフォーカスギア28に着脱自在に取り付けられる。
0の取り付け位置は、孔44をねじ孔48に合致させる
ことで位置決めされる。したがって、無地リング30に
書き込みを行い、その書き込みを、フォーカス指標環5
0に形成された指標線52に合わせると、その書き込み
位置に応じてピントを合わせることができる。なお、フ
ォーカス指標環50は、マウント環40に止めねじ53
によって可動不能に固定されている。また、止めねじ5
3を緩めれば、フォーカス指標環50はマウント環40
に対して回動可能になるので、無地リング30に対する
指標線52の位置を調整できる。
内径D1が、フォーカス指標環50の外径D2よりも大
きく形成されている。したがって、無地リング30は、
フォーカスギア28に対して、フォーカス指標線52の
図2上右側方からの挿抜が可能になる。よって、無地リ
ング30のフォーカスギア28に対する着脱時には、他
の部品をレンズ装置10から全く取り外すことなく実施
できる。よって、無地リング30の着脱作業が更に容易
になる。
りリング60への交換作業も容易になる。目盛りリング
60は、無地リング30と同形状に形成されるととも
に、その表面にはメータ表示(0.5、0.6、0.7
…10、15、∞)の目盛り61、61…が付されてい
る。この目盛りリング60と無地リング30とを揃えれ
ば、客先であるカメラマンに応じて、無地リング30又
は目盛りリング60をフォーカスギア28に取り付けて
使用できる。これにより、実施の形態のシネマ用レンズ
装置10は、無地リング30を用いた書き込み表示か
ら、目盛りリング60のメータ表示の交換、または、メ
ータ表示から書き込み表示への交換を客先にて容易に実
施できる。なお、目盛りリング60は、フィート表示の
目盛りであってもよく、また、フィート表示の目盛りリ
ングとメータ表示の目盛りリングを両方用意して無地リ
ング30と交換できるようにしてもよい。
の作用について説明する。
0、30、…を用意し、各無地リング30の所定の位置
に、「シーン1」、「シーン2」、…などの指標を書き
込む(図4参照)。その際、連続して撮影するシーンの
指標は、できるだけ、同じ無地リング30に書き込むよ
うにする。
た無地リング30をフォーカスギア28に取り付ける。
例えば、シーン1を撮影する場合には、「シーン1」の
書き込みがなされた無地リング30をフォーカスギア2
8に取り付ける。そして、撮影時にフォーカスリング1
6を回動操作し、「シーン1」の書き込みを指標線52
に合わせる。これにより、カメラマンは、ファインダを
覗くことなく、シーン1に適した撮影距離にピントを合
わせることができる。
ン2」の書き込みを指標線52に合わせることによっ
て、シーン2に適した撮影距離にピントを合わせること
ができる。
ング30に書き込まれている場合には、その無地リング
30に交換する。すなわち、図2のねじ46を緩めて無
地リング30をフォーカスギア28から引き抜き、別の
無地リング30を挿入してねじ46を締め込む。その
際、無地リング30の孔44がフォーカスギア28のね
じ孔48に合致することによって、無地リング30は位
置決めされて装着される。
と同様に、フォーカスリング16を回動操作し、書き込
みを指標線52に合わせる。これにより、撮影シーンに
適した撮影距離にピントを合わせることができる。
は、無地リング30を用いてフォーカスリング16を構
成したので、「シーン1」などの指標をフォーカスリン
グ16に書き込むことができる。したがって、その指標
を指標線52に合わせることによって、所望する撮影距
離に迅速、且つ正確にピントを合わせることができる。
を交換できるようにしたので、複数の無地リング30を
用意することによって、より多くの指標を無地リング3
0に書き込むことができる。したがって、より多くの撮
影シーンにおいて、ピント合わせを迅速、且つ正確に行
うことができる。また、使用済みの無地リング30を交
換して保存しておけば、撮影シーンを取り直す場合、保
存しておいた無地リング30を装着するだけで対応でき
る。
の表面に微細な凹凸を設けたので、鉛筆で書き込むこと
ができる。したがって、その書き込みを消すこともでき
るので、無地リング30を繰り返し、使用することがで
きる。
0を目盛りリング60と簡単に交換できるようにしたの
で、カメラマンは、使用状況に応じて、目盛り表示と書
き込み表示とを使い分けることができる。
実施の形態に限定されるものではなく、指標の書き込
み、及び書き込んだ指標の削除ができる構成であればよ
い。例えば、リング状のラベル(不図示)を目盛りリン
グ60に貼り付けるようにしてもよい。この場合、指標
の書き込みをしたラベルを剥がすことによって指標を削
除することができる。また、複数層に積層したリング状
のラベル(不図示)を用いてもよい。このリング状のラ
ベルは、最も外側の層に指標を書き込み、そのラベル層
を剥がすことによって、指標を削除することができる。
上述した実施の形態に限られず、カメラマンの使用目的
に応じて書き込むようにすればよい。例えば、撮影する
俳優や女優ごとに撮影距離が異なる場合には、その名前
などを書き込むようにしてもよい。
30をフォーカスギア28に着脱自在に取り付けたが、
無地リング30とフォーカスギア28を一体的に形成し
てもよい。
明の材料で形成するとともに、この無地リング30を透
過して見える部分(フォーカスギア28)に合焦位置の
目盛りを形成してもよい。この場合、無地リング30の
表面に書き込みを行うことによって、書き込み表示を使
用できるとともに、無地リング30を透過して目盛りが
見えるので、目盛り表示を使用することもできる。
装置によれば、フォーカスリングを、目盛りのない無地
のリングとしたので、フォーカスリングに指標を書き込
むことができる。また、その指標を用いることによっ
て、所望する撮影距離に迅速、且つ正確にピントを合わ
せることができる。
を示す全体図
面図
装置の全体図
ズ装置を示す全体図
リスリング、16…フォーカスリング、22…絞り指標
環、24…絞り指標線、26…筒体、28…フォーカス
ギア、30…無地リング、32…フォーカスレバー、3
4…フォーカスカム環、36…フォーカスレンズ、38
…フォーカスレンズ枠体、50…フォーカス指標環、5
2…フォーカス指標線、60…目盛りリング
Claims (4)
- 【請求項1】 フォーカスリングを回動操作することに
よってフォーカスレンズを光軸方向に移動させるレンズ
装置において、 前記フォーカスリングは、表面に目盛りのない無地のリ
ングであることを特徴とするレンズ装置。 - 【請求項2】 前記フォーカスリングの表面には、書き
込みが容易となるように、微細な凹凸が形成されること
を特徴とする請求項1記載のレンズ装置。 - 【請求項3】 前記フォーカスリングは、リング本体
と、該リング本体に着脱自在に取り付けられる無地リン
グとから構成されることを特徴とする請求項1または2
に記載のレンズ装置。 - 【請求項4】 前記無地リングは、表面に目盛りが付い
た目盛りリングと交換されることを特徴とする請求項3
に記載のレンズ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001253871A JP2003066304A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | レンズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001253871A JP2003066304A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | レンズ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003066304A true JP2003066304A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19082124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001253871A Pending JP2003066304A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | レンズ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003066304A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003223B2 (en) | 2003-02-24 | 2006-02-21 | Fujinon Corporation | Lens control system and focus information display apparatus |
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US8964317B2 (en) | 2012-04-13 | 2015-02-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens apparatus |
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-
2001
- 2001-08-24 JP JP2001253871A patent/JP2003066304A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080515 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100614 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100722 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101125 |