JP2010271493A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ鏡筒を構成する部材同士を固着する場合において、部材同士を素早く所定の精度で位置決めし、かつ失敗無く固着することが可能な構成を提供する。
【解決手段】本発明は、保持枠部と開口部を有する第1の部材とを位置決めして保持する第2の部材を具備するレンズ鏡筒において、第1の部材に複数配設された係合爪部と、第2の部材の保持枠部の周囲に配設され、複数の係合爪部が挿入された状態で係合する複数の第1の係合孔部と、第1の係合孔部の光軸の周方向の一方側に連接され、第1の部材を第2の部材に対して光軸の周方向の一方側に回動させた場合に、複数の係合爪部が挿入された状態で係合し、かつ係合爪部を光軸の径方向に所定のはめあいで挟持する複数の第2の係合孔部と、第2の部材に対する第1の部材の光軸周りの回動を規制する回動規制部材とを具備することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、異なる部材同士を光軸方向に固着する構成を有するレンズ鏡筒に関する。
レンズ等の光学部材を保持するレンズ鏡筒内には、例えば、特開2008−46501号公報に開示されているように、所定の直径の開口を有する固定絞りが配設されるものがある。
固定絞りは、開口の形状や位置決めに所定の精度が必要とされるため、レンズ鏡筒を構成する枠部材とは別体で形成された後に、接着剤により枠部材に固着される。また、別体で形成された枠部材同士を固着する場合も、接着剤が用いられる。
特開2008−46501号公報
しかしながら、枠部材に、接着剤によって固定絞りや枠部材等の別部材を位置決めして固着する場合、接着剤が硬化するまでの待ち時間が必要である。このような待ち時間は、製品の製造のコスト増加を招く他に、この硬化までの間に部材の位置がずれてしまい、所望の位置決め精度で固着できないという不良の原因ともなる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、レンズ鏡筒を構成する部材同士を固着する場合において、部材同士を素早く所定の精度で位置決めし、かつ失敗無く固着することが可能な構成を提供することを目的とする。
本発明のレンズ鏡筒は、レンズを保持する保持枠部と、該保持枠部の前記レンズの光軸方向のいずれか一方に配設され、前記レンズの光軸が通過する開口部を有する第1の部材と、前記保持枠部を保持し、かつ前記第1の部材を前記保持枠部に対して位置決めして保持する第2の部材と、を具備するレンズ鏡筒において、前記第1の部材の前記開口部の周囲に前記光軸の周方向に複数配設され、前記第2の部材側に延出する係合爪部と、前記第2の部材の前記保持枠部の周囲に、前記複数の係合爪部に対応した位置に配設され、前記複数の係合爪部が挿入された状態で係合する複数の第1の係合孔部と、前記第1の係合孔部の前記光軸の周方向の一方側に連接され、前記第1の係合孔部よりも径方向に狭く、前記第1の部材を前記第2の部材に対して前記光軸の周方向の一方側に回動させた場合に前記複数の係合爪部が挿入された状態で係合し、かつ前記係合爪部を前記光軸の径方向に所定のはめあいで挟持する複数の第2の係合孔部と、前記第1の部材から前記光軸を中心として前記第2の部材側に突出する第1の円筒形状部と、前記第2の部材から前記光軸を中心として前記第1の部材側に突出し、前記第1の円筒形状部と嵌合する第2の円筒形状部と、前記第1の部材から前記光軸を中心として前記第2の部材側に突出する回転止めボス部と、前記第2の部材に設けられ、前記複数の係合爪部が前記複数の第2の係合孔部に係合した状態で、前記回転止めボス部と嵌合して、前記第2の部材に対する前記第1の部材の前記光軸周りの回動を規制するボス挿入孔とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、レンズ鏡筒を構成する部材同士を固着する場合において、部材同士を素早く所定の精度で位置決めし、かつ失敗無く固着することが可能な構成を提供することができる。
レンズ鏡筒の沈胴状態におけるレンズ光軸を含む縦断面図である。 レンズ鏡筒の撮影可能なワイド状態におけるレンズ光軸を含む縦断面図である。 レンズ鏡筒の撮影可能なテレ状態におけるレンズ光軸を含む縦断面図で レンズ鏡筒の一部を示す分解斜視図である。 図4のレンズ鏡筒の他の一部を示す分解斜視図である。 レンズ鏡筒における3群枠とシャッタ・絞りユニットの分解斜視図である。 撮像ユニットの正面図である。 3群枠の正面図である。 固定絞りの背面図である。 図8のX-X断面図である。 3群枠に固定絞りを固着した状態の断面図である。 第1係合孔部と係合爪部との関係を説明するための図である。 第2係合孔部と係合爪部との関係を説明するための図である。
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
本実施形態のレンズ鏡筒1は、図1から図3に示すように、正屈折力をもつ1群レンズ21、負屈折力をもつ2群レンズ22、正屈折力をもつ3群レンズ23及び正屈折力をもつ4群レンズ24からなる4群構成の撮影光学系を保持するものであって、非撮影状態において撮影光学系を保持する枠部材が繰り込まれる沈胴可能なレンズ鏡筒である。レンズ鏡筒1は、シャッタ・絞りユニット8を内蔵している。
また本実施形態では一例として、レンズ鏡筒1は、撮像素子96を撮影光学系の結像面上に保持する撮像ユニット90と一体に構成されている。撮像ユニット90は、撮像素子96を、撮影光学系の光軸と直交する平面上において移動可能に支持する、いわゆる像ブレ補正機構を有する。
以下の説明において、撮影光学系の撮影レンズ光軸を「O」で示す。該光軸Oに沿う方向(以下、光軸O方向と称する)のうち、被写体側方向を前方とし、結像側方向を後方とする。また、光軸Oに直交する方向であって、前面側から見て左右方向をX方向とし、特に右方向を+X側とする。光軸Oに直交する方向であって、上下方向をY方向とし、特に上方向を+Y側とする。光軸Oと直交する平面をXY平面とする。
レンズ鏡筒1は、詳しくは後述するが、1群レンズ21、2群レンズ22、3群レンズ23及び4群レンズ24をそれぞれ保持し移動可能な枠部材である、1群枠4、2群枠6、3群枠7及び4群枠12を具備してなる。1群枠4、2群枠6、3群枠7及び4群枠12は、固定枠13に対して光軸O方向に相対的に移動可能である。
レンズ鏡筒1は、沈胴状態にあるとき、図1に示すように枠部材が後述する固定枠13側に繰り込まれ、1群レンズ21、2群レンズ22、3群レンズ23及び4群レンズ24が互いに接近し、光軸O方向の全長が短縮された状態となる。一方、レンズ鏡筒1が撮影可能なズームワイド状態及びズームテレ状態にあるときは、図2及び図3に示すように枠部材が固定枠13から光軸O方向前方に繰り出される。
以下に、レンズ鏡筒1の構成を説明する。レンズ鏡筒1は、図4及び図5に示すように、バリア装置3、1群枠4、2群枠6、カム枠5、3群枠7、シャッタ・絞りユニット8、フロートキー9、移動枠10、回転枠11、4群枠12、固定枠13、ズーム駆動ユニット50、フォーカス駆動ユニット60、及び撮像ユニット90により主に構成されている。
バリア装置3は、撮影光学系の前側に配置され、該撮影光学系の光路上に配設された開口部を移動可能な遮蔽部材によって開閉することにより、撮影光学系を保護するものである。カム枠5は、光軸O周りに回転することによって1群枠4及び2群枠6を光軸O方向に進退駆動させるためのものである。フロートキー9は、1群枠4及び2群枠6の光軸O周りの回転を規制するためのものである。移動枠10は、カム枠5を光軸O方向に進退駆動し、また三群枠7及びフロートキー9の光軸O周りの回転を規制するためのものである。回転枠11は、光軸O周りに回転することによってカム枠5を回転駆動し、3群枠7を光軸O方向に進退移動させるためのものである。
固定枠13は、光軸Oに対して位置が固定された部材であって、回転枠11を光軸O周りに回転移動及び進退移動可能に支持し、さらに移動枠10の光軸O周りの回転を規制するためのものである。ズーム駆動ユニット50は、回転枠11を光軸O周りに回転駆動するためのものである。フォーカス駆動ユニット60は、4群枠12を光軸O方向に進退駆動するためのものである。撮像ユニット90は、撮像素子96を保持し、該撮像素子96を光軸Oと直交する平面上で変位駆動するためのものである。
以下に、レンズ鏡筒1を構成する各部材の詳細な構成を説明する。
固定枠13は、円筒形状部を有する枠部材であり、内周部に各部材を収容し、背面部に撮像ユニット90の基台部14が固着される。固定枠13の円筒形状部の内周部には、光軸O方向に対して斜行する回転枠用カム溝13aと、光軸O方向に沿った移動枠用直進ガイド溝13cおよび4群枠用直進ガイド溝13bと、後述するロングギヤ54が収納されるギヤ収納凹部13dとが設けられている。
また、固定枠13の円筒形状部の外周部右側には、ズーム駆動ユニット50が配設されており、円筒形状部の外周部左上には、フォーカス駆動ユニット60が配設されている。固定枠13の前面部には遮光リング35が固着されている。
回転枠11は、略円筒形状の枠部材であり、後端部外周が固定枠13の内周部に回転進退可能な状態で嵌入する。回転枠11の後端部外周には、カムフォロア11bが配設されている。カムフォロア11bは、固定枠13のカム溝13aに摺動可能に嵌入する。
また、回転枠11の後端部外周の所定の範囲にはロングギヤ54に噛合するギヤ部11aが設けられている。回転枠11の内周部には光軸O方向に対して斜行する3群枠用カム溝11cと、カム枠用直進溝11dとが設けられている。
回転枠11は、ズーム駆動ユニット50によって駆動されるロングギヤ54の回転によって光軸O周りに回転駆動される。回転枠11は、カムフォロア11bと固定枠13のカム溝13aとの係合によって、光軸O周りの回転に伴い光軸O方向進退移動する。なお、回転枠11の前面外周部には遮光リング34および飾り環33が装着されている。
移動枠10は、円筒形状部を有する枠部材であり、該円筒形状部が回転枠11の内周部に嵌入する。移動枠10の円筒形状部の後端部には、回転枠11に対してバヨネット結合するフランジ部10aが設けられている。また、移動枠10の後端部外周には、回転枠11よりも径方向外側に突出し、固定枠13の直進ガイド溝13cと係合するガイドピン10bが設けられている。
移動枠10は、回転枠11に対して光軸O方向には共に進退し、かつ、光軸O周りに相対回転可能に回転枠11によって支持されている。そして、移動枠10は、移動枠10は、ガイドピン10bと固定枠13の直進ガイド溝13cとの係合によって光軸O周りの回転が規制された状態で回転枠11とともに光軸O方向に進退移動する。
また、移動枠10の円筒形状部には、該円筒形状部を貫通し光軸Oに対して斜行するカム枠用カム溝10cと、円筒形状部を貫通する3群枠用直進ガイド溝10eと、円筒形状部の内周部に彫設されたフロートキー用直進ガイド溝10fが設けられている。
カム枠5は、円筒形状の枠部材であり、移動枠10の内周部に回転進退可能な状態で嵌入する。カム枠5の後方の外周部には、径方向外側に突出するカムフォロア5dが設けられている。おり、該カムフォロア5dの中心部には、直進ガイドピン38が外方に突出した状態で嵌入固着されている。
カムフォロア5dは、移動枠10のカム溝10cに摺動可能に嵌入し、直進ガイドピン38は、カム溝10cを挿通後、回転枠11の直進溝11dに摺動可能に嵌入する。したがって、カム枠5は、回転枠11とともに回転しながら移動枠10のカム溝10cに沿って光軸O方向に進退移動可能に支持される。
また、カム枠5の内周部には、1群枠用カム溝5aと、2群枠用カム溝5cが設けられている。
フロートキー9は、円筒形状部を有する枠部材であり、後端部にカム枠5に対してバヨネット結合するフランジ部が設けられている。フロートキー9は、カム枠5に対して光軸O方向には共に進退し、かつ、光軸O周りに相対回転可能に支持されている。
フロートキー9には、フランジ部から径方向外側に突出するガイド突起9aが設けられている。フロートキー9のガイド突起9aは、移動枠10の直進ガイド溝10fに摺動可能に嵌入する。したがって、フロートキー9は、移動枠10により光軸O周りの回転を規制された状態のもとでカム枠5とともに光軸O方向に進退移動可能に支持される。
また、フロートキー9には、円筒形状部の外周部に彫設された1群枠用直進ガイド溝9cと、円筒形状部を貫通する2群枠用直進ガイド溝9bとが設けられている。
1群枠4は、円筒形状の枠部材であり、カム枠5の内周部に光軸O周りの回転が規制された状態で光軸O方向に進退可能に嵌入している。1群枠4は、1群レンズ21を保持しており、外周部にカムフォロア36が固着されている。また、1群枠4の内周部には、フロートキー9の直進ガイド溝9cに摺動可能に嵌入するガイド突部(図示せず)が設けられている。
1群枠4のカムフォロア36は、カム枠5のカム溝5aに摺動可能に嵌入しており、1群枠4は、フロートキー9の直進ガイド溝9cによって光軸O周りの回転が規制された状態でカム枠5の回転および進退に伴って光軸O方向に進退移動する。
1群枠4の前方には、詳しくは後述するバリア装置3が、飾り環2により覆われた状態で配設されている。バリア装置3は、一対の内側遮蔽部材130及び一対の外側遮蔽部材140からなる羽根状の遮蔽部材を有して構成されている。バリア装置3は、1群枠4の沈胴位置からの繰り出し動作に伴って遮蔽部材が退避し、1群レンズ21の前面を開放状態となる。また、バリア装置3は、1群枠4の撮影位置からの繰り込みに伴って遮蔽部材を閉鎖位置に進入させ、1群レンズ21の前面を閉鎖状態とする。
2群枠6は、円筒形状の枠部材であり、フロートキー9の内周部に光軸O周りの回転が規制された状態で光軸O方向に進退可能に嵌入している。2群枠6は、1群枠4の後方側に組み込まれる。2群枠6は、2群レンズ22を保持しており、外周部に3つのガイド突部6aと、ガイド突部6aの中心から径方向外側に突出するカムフォロア39とが設けられている。
ガイド突部6aは、フロートキー9の直進ガイド溝9bに摺動可能に嵌入し、カムフォロア39は、カム枠5のカム溝5cに摺動可能に嵌入する。したがって2群枠6は、カム枠5の回転、進退移動により光軸O周りの回転が規制された状態のもとで光軸O方向に進退移動する。
3群枠7は、円筒形状の枠部材であり、フロートキー9の内周部に嵌入する。3群枠7は、2群枠6の後方に、光軸O周りの回転が規制された状態で、光軸O方向に進退可能に組み込まれている。3群枠7は、3群レンズ23を保持し、さらに背面側内周部にシャッタ・絞りユニット8を光軸O方向に相対移動可能に支持している。
詳しくは後述するが、3群枠7の前面側には、第1の部材である固定絞り7aが固着されている。また、図6に示すように、3群枠7には、径方向外側に突出した腕部が周方向に等配されている。該腕部の先端部には、ガイド突部7bが設けられ、該ガイド突部7bには、ガイド突部7bよりも径方向外側に突出するカムフォロア41が設けられている。
ガイド突部7bは、移動枠10の直進ガイド溝10eに摺動可能に嵌入し、カムフォロア41は、回転枠11のカム溝11cに嵌入する。したがって3群枠7は、回転枠11の回転に伴って光軸O周りの回転が規制された状態のもとで光軸O方向に進退移動する。
シャッタ・絞りユニット8は、撮影光路を開閉するためのシャッタ機能と、撮影光量の調整を行うための絞り機能を有して構成されている。シャッタ・絞りユニット8と3群枠7と間には、圧縮バネ42が挿入されており、互いに離反する方向に付勢されている。
シャッタ・絞りユニット8は、上述したように3群枠7に対して光軸O方向に相対移動可能に支持されていることから、図2及び図3に示すレンズ鏡筒1の撮影可能状態では、シャッタ・絞りユニット8と3群レンズ23とは、光軸O方向に所定距離離間する。一方、図1に示すように、レンズ鏡筒1の沈胴状態では、3群枠7と4群枠12とが接近することによって圧縮バネ42が圧縮され、シャッタ・絞りユニット8と3群レンズ23とが互いに略密着する状態になる。
なお、本実施形態では、3群レンズ23の後部の外径は、シャッタ・絞りユニット8を開放状態とした場合の内径よりも小さい。したがって、沈胴状態においてシャッタ・絞りユニット8を開放状態とすることにより、3群レンズ23の後部をシャッタ・絞りユニット8内に侵入させることができる。このことにより、本実施形態では、3群レンズ23と4群レンズ24との間の距離を縮めることが可能となり、レンズ鏡筒1の沈胴時の光軸O方向の薄型化を図ることができる。
上述した2群枠6と3群枠7との間には、円錐コイルバネ18が配設されている。円錐コイルバネ18は、2群枠6と3群枠7とを互いに光軸O方向に離間するように付勢する。この円錐コイルバネ18の付勢力によって、レンズ鏡筒1が撮影可能な状態にあるときの2群枠6のカムフォロア39とカム枠5のカム溝5cとの嵌合ガタ、および3群枠7のカムフォロア41と回転枠11のカム溝11cとの嵌合ガタが解消される。また、沈胴状態でも2群枠6のカムフォロア39とカム枠5のカム溝5cとの嵌合ガタが解消される。
4群枠12は、シャッタ・絞りユニット8の後方において4群レンズ12を保持し、光軸O周りの回転が規制された状態で光軸O方向に進退可能に配設されている。4群枠12は、外方に延びる二つの腕部を有している。一方の腕部にはガイド突部12cが設けられ、他方の腕部にはガイド軸穴12aと、送リネジ挿入穴12bとが設けられている。
ガイド軸穴12aには固定枠13に支持されるガイド軸65が摺動可能に嵌入する。また、ガイド突部12cは、固定枠13の直進ガイド溝13bに摺動可能に嵌入する。したがって4群枠12は、ガイド軸65および直進ガイド溝13bに沿って光軸O方向に進退可能に支持されている。
フォーカス駆動ユニット60は、フォーカスモータ61と、該フォーカスモータ61によって回転駆動される送リネジ66と、該送りネジに螺合する図示しないナットを具備して構成されている。送りネジ66は、上述した4群枠12の送りネジ挿入穴12b内に挿通される。
4群枠12は、送リネジ挿入穴12bが設けられた腕部がナットと係合することにより、フォーカスモータ61の駆動力によって、固定枠13に設けられたガイド軸65及び直進ガイド溝13bに沿って光軸O方向に進退移動する。
ズーム駆動ユニット50は、ズームモータ51と、ギヤ列53と、ロングギヤ54とを具備して構成されている。ズームモータ51は、固定枠13に、出力軸がY方向に沿うように固定されている。ズームモータ51の出力軸には、ウォームギヤが固定されている。
ギヤ列53は、ズームモータ51のウォームギヤに噛合するウォームホイルと該ウォームホイルに噛合し、ロングギヤ54に噛合する減速ギヤ列からなる。
ロングギヤ54は、固定枠13のギヤ収納凹部13d内に、光軸Oと平行な軸周りに回転可能に配設されている。ロングギヤ54は、回転枠11のギヤ部11aに噛合する。
ズーム駆動ユニット50において、レンズ鏡筒1の沈胴駆動時およびズーム駆動時にズームモータ51が回転駆動されるとロングギヤ54を介して回転枠11が回転駆動され、レンズ鏡筒1の繰り出し、または、繰り込みが行われる。
撮像ユニット90は、固定枠13の背面部に固定される。撮像ユニット90は、図5及び図7に示すように、基台部14と、基台部14に対してY方向に移動可能に支持されるY枠15と、Y枠15に対してX方向に移動可能に支持されるX枠16と、X枠16上に固着支持される撮像素子96と、X駆動ユニット70と、Y駆動ユニット80とからなる。
基台部14は、中央開口部14aを有し、前方から見た概略投影形伏が光軸O中心にしてその右下の第一隅部14bと、右上の第二隅部14cと、左上の第三隅部14dと、左下の第四隅部14eとを有する略矩形形状をなす枠部材である。
基台部14は、固定枠13の背面部に固着される。また、基台部14の中央開口部14aの左右両側には、それぞれY方向に延在する軸部材であるガイド軸91及び92が固定されている。
なお、第三隅部14dは、切り欠き部を有しており、その切り欠き部に前述したフォーカス駆動ユニット60の後端部が進入する。第四隅部14eは、固定枠13の外周に沿った状態の部材配置用逃げ部になっている。該部材配置用逃げ部は、レンズ鏡筒1が装着される上記デジタルカメラの三脚雌ネジ部を配置するための逃げ部となる。
Y枠15は、開口部15aを有する枠部材であり、基台部14の中央開口部14a内に配設される。Y枠15は、基台部14に固定された一対のガイド軸91及び92によって、基台部14に対してY方向にのみ移動可能に支持されている。Y枠15の開口部15aの上下両側には、それぞれX方向に延在する軸部材であるガイド軸93及び94が固定されている。
X枠16は、開口部16aを有する枠部材であり、Y枠15の開口部15a内に配設される。X枠16は、Y枠15に固定された一対のガイド軸93及び94によって、Y枠15に対してX方向にのみ移動可能に支持されている。X枠95には、撮像素子支持板98を介してCCD、または、CMOS等からなる撮像素子96が固定されている。
X駆動ユニット70は、基台部14の右上の第一隅部14bの前面側に組み付けられ、固定枠13の外周部のズーム駆動ユニット50のギヤ列53の後方位置に重なる状態で配置される。
X駆動ユニット70は、X駆動モータ71と、該X駆動モータ71の出力軸のピニオンに噛合する中間ギヤ73と、該中間ギヤ73が固着され、X方向に延在する送リネジ74と、送りネジ74に螺合するナット75とを具備して構成されている。
送りネジ74は、X駆動モータ71の駆動力によって回転する。ナット75は、送りネジ74に対して回転が規制された状態で螺合し、X枠16のU字状切り欠き部16bに係合する。したがって。X駆動モータ71が回転駆動されると送リネジ74によってナット75及びX枠16がX方向に変位駆動される。
Y駆動ユニット80は、基台部14の第二隅部14cの前面側に組み付けられ、固定枠13の外周部のズームモータ51の上方位置に配設される。Y駆動ユニット80は、Y駆動モータ81と、該Y駆動モータ81の出力軸のピニオンに噛合する中間ギヤ83と、該中間ギヤ83が固着され、Y方向に延在する送リネジ84と、送りネジ84に螺合するナット85とを具備して構成されている。
送りネジ84は、Y駆動モータ81の駆動力によって回転する。ナット85は、送りネジ84に対して回転が規制された状態で螺合し、Y枠15のU字状切り欠き部15bに係合する。したがって。Y駆動モータ81が回転駆動されると送リネジ84によってナット85及びY枠15がY方向に変位駆動される。
なお、本実施形態では、前述したレンズ鏡筒1にて、ズームモータ51、フォーカスモータ61、Y駆動モータ81およびX駆動モータ71の外装色を黒色、または、黒色以外の、例えば、シルバー色とし、固定枠13および基台部14の外装色を黒色以外の色、例えば、シルバー色、または、黒色とする。このように構成部材とモータとの外装色を異ならせることによって組み立て工程中の組み付け状態を確認した状態で、例えば、ズームモータ51、フォーカスモータ61、Y駆動モータ81およびX駆動モータ71の各モータが固定枠13、基台部14の前述した所定の位置に装着されていることを確認して、基台部14を固定枠13に固定することができる。
次に、本実施形態のレンズ鏡筒1において、3群枠7の前面部に固定絞り7aを固定する構成について詳細に説明する。
第1の部材である固定絞り7aは、図6、図9及び図10に示すように、略円板状の部材であって、光軸Oを中心とした円形の貫通孔である絞り開口部7dが設けられている。また、固定絞り7aの背面側には、複数の係合爪部130、複数の位置決め突部140、及び回転止めボス部151が後方に突出して設けられている。
複数の係合爪部130は、本実施形態では、固定絞り7aの絞り開口部7dの周囲に、光軸Oを略中心とした周方向の3箇所に等配されている。複数の係合爪部130の後端部は、それぞれ光軸Oを略中心として径方向外側に所定の半径R4まで延出している。
複数の位置決め突部140は、固定絞り7aの絞り開口部7dの周囲であって、前述した係合爪部130と周方向に重ならない位置に、光軸Oを略中心として3箇所に等配されている。複数の位置決め突部140の光軸O側に向く内周面は、光軸Oを中心とした所定の半径R2の第1の円筒形状部を構成する。また、複数の位置決め突部140の後方側の面(先端面)は、光軸Oに直交し固定絞り7aから所定の距離だけ後方に離間した同一平面の一部として形成されている。
また、回転止めボス部151は、前述した係合爪部130及び位置決め突部140と周方向に重ならない位置において、固定絞り7aから径方向外側に延出する腕部150の先端部に設けられている。回転止めボス部151は、本実施形態では所定の直径の円筒形状を有し、前述した位置決め突部140よりも後方側に突出する高さを有する。
第2の部材である3群枠7の前面部は、図8及び図10に示すように略円形であって、中心部に後方に向かって凹設された凹部121が設けられている。凹部121は、光軸O方向から見た場合に前述した固定絞り7aを内部に収容可能な略円形の内周形状を有する。凹部121の底面部には、3群レンズ23を保持するための保持枠部7cが設けられている。また、凹部121の底面部の保持枠部7cの周囲には、複数の係合孔部110、複数の位置決め突部122及びボス挿入孔120が設けられている。
複数の位置決め突部122は、凹部121の底面部から前方に突出している。複数の位置決め突部122は、光軸Oを中心とした周方向の3箇所に等配されている。複数の位置決め突部122の径方向外側に向く外周面は、光軸Oを中心とした所定の半径R1の第2の円筒形状部を構成する。
ここで、3群枠7の複数の位置決め突部122により構成された半径R1の第2の円筒形状部の外周面は、固定絞り7aの複数の位置決め突部140により構成された半径R2の第2の円筒形状部の内周面内に、所定のはめあい公差で嵌入する。これにより、3群枠7に対する、固定絞り7aの光軸Oの径方向の位置決めがなされる。
また、複数の位置決め突部122の高さは、固定絞り7aの複数の位置決め突部140の高さよりも低い。したがって、固定絞り7aの複数の位置決め突部140が、凹部121の底面部に当接することにより、3群枠7に対する、固定絞り7aの光軸O方向後方側への位置決めがなされる。
複数の係合孔部110は、固定絞り7aの複数の係合爪部130が内部に挿入された状態で係合する貫通孔である。複数の係合孔部110は、それぞれ固定絞り7aの複数の係合爪部130に対応した位置に配設されている。すなわち、複数の係合孔部110は、光軸Oを略中心とした周方向の3箇所に等配されている。
また、複数の係合孔部110は、光軸O方向から見た場合に、径方向外側の内周面が、光軸Oを略中心とした所定の半径R3の円筒面の一部として形成されている。半径R3の値は、半径R4の値よりも小さい。
また、複数の係合孔部110は、光軸O方向から見た場合に、周方向の一方向に向かうにつれて径方向の幅が2段階に変化するように形成されている。具体的には、図8に示すように光軸O方向前方から見た場合に、複数の係合孔部110は、径方向に異なる幅を有する2つの孔部である、第1の係合孔部110a及び第2の係合孔部110bが周方向に連接されて構成されている。
第1の係合孔部110aは、光軸O方向前方から見た場合に、係合孔部110の反時計方向側に配設され、所定の径方向幅W1を有する。第2の係合孔部110bは、光軸O方向前方から見た場合に、係合孔部110の時計方向側に配設され、幅W1よりも狭い径方向幅W2を有する。
ここで前述したように、複数の係合孔部110の径方向外側の内周面は、光軸Oから略一定の半径R3であることから、第1の係合孔部110aは、第2の係合孔部110bよりも径方向内側に入り込む。
また、第1の係合孔部110aの径方向幅W1の値は、固定絞り7aの係合爪部130の径方向外側に延出した部位を含めた径方向厚さT2よりも大きい。また、第2の係合孔部110bの径方向幅W2の値は、固定絞り7aの係合爪部130の径方向外側に延出した部位を除いた径方向厚さT1よりも大きく、かつ係合爪部130の径方向外側に延出した部位を含めた径方向厚さT2よりも小さい。
すなわち、図12に示すように、固定絞り7aに設けられた係合爪部130は、径方向幅がW1である第1の係合孔部110a側において、係合孔部110内に挿入可能である。この固定絞り7aの複数の係合爪部130が複数の係合孔部110の第1の係合孔部110a内に挿入された状態において、複数の係合爪部130は複数の係合孔部110に、いわゆるスナップフィットと呼ばれる形態で係合する。
この係合状態において、凹部121の底面部が、固定絞り7aの複数の位置決め突部140と複数の係合爪部130とによって光軸O方向に挟持されることから、3群枠7に対する、固定絞り7aの光軸O方向の位置決めがなされる。
そして、複数の係合孔部110内に、それぞれ固定絞り7aの複数の係合爪部130を挿入した後に、固定絞り7aを3群枠7に対して光軸O方向前方から見て時計方向に回動させると、図13に示すように、複数の係合爪部130は、径方向幅がW2である第2の係合孔部110b内に移動する。
この図13及び図11に示す状態では、固定絞り7aの複数の係合爪部130が複数の係合孔部110に挿入された状態で係合している。かつこの状態において、第2の係合孔部110bの径方向幅W2が、固定絞り7aの複数の係合爪部130の径方向厚さT2よりも小さいことから、複数の係合爪部130は、第2の係合孔部110bの内周面によって、光軸Oの径方向に所定のはめあいで挟持される。これにより、複数の係合爪部130の係合孔部110からの脱落が防止される。
ボス挿入孔120は、図11に示すように、固定絞り7aの複数の係合爪部130が複数の係合孔部110の第2の係合孔部110b側に挿入され係合した状態において、固定絞り7aの回転止めボス部151が所定のはめあいで嵌入される貫通孔である。
3群枠7のボス挿入孔120内に、固定絞り7aの回転止めボス部151が嵌入されることにより、3群枠7に対する、固定絞り7aの光軸O周りの周方向の位置決めがなされる。また、この位置決めによって、固定絞り7aの複数の係合爪部130が、複数の係合孔部110の第2の係合孔部110b内に挿入された状態で保持されることから、固定絞り7aの3群枠7からの脱落を防止することができる。
以上に説明した本実施形態によれば、接着剤を使用することなく、3群枠7に固定絞り7aを、素早く所定の精度で位置決めし、かつ失敗無く固着することが可能となる。
なお、本実施形態では、固定絞り7aを3群枠7に固着する場合に本発明を適用したが、本発明は、レンズを保持するレンズ保持部材を、他の枠部材に固着する場合にも適用可能である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うバリア装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係るレンズ鏡筒は、上述の実施形態で説明したデジタルカメラに限らず、撮影機能を備えた電子機器、例えば録音機器、携帯電話、PDA、パーソナルコンピューター、ゲーム機、デジタルメディアプレーヤー、テレビ、GPS、時計等に備えられたレンズ鏡筒にも適用可能である。
また、本発明に係るレンズ鏡筒は、撮影機能を備えた電子機器に限らず、レンズ交換式カメラ用のレンズ鏡筒にも適用可能であるし、プロジェクタ等の投射型表示装置に備えられたレンズ鏡筒にも適用可能である。また本発明に係るレンズ鏡筒は、望遠鏡や双眼鏡等の他の形態の光学機器にも適用可能である。
1 レンズ鏡筒、
3 バリア装置、
4 1群枠、
5 カム枠、
6 2群枠、
7 3群枠(第2の部材)、
7a 固定絞り(第1の部材)、
7c 保持枠部、
7d 絞り開口部(開口部)、
8 シャッタ・絞りユニット、
9 フロートキー、
10 移動枠、
11 回転枠、
12 4群枠、
13 固定枠、
50 ズーム駆動ユニット、
60 フォーカス駆動ユニット、
90 撮像ユニット、
110 係合孔部、
110a 第1の係合孔部、
110b 第2の係合孔部、
120 ボス挿入孔、
121 凹部、
122 位置決め突部(第2の円筒形状部)、
130 係合爪部、
140 位置決め突部(第1の円筒形状部)
150 腕部、
151 回転止めボス部。

Claims (3)

  1. レンズを保持する保持枠部と、
    該保持枠部の前記レンズの光軸方向のいずれか一方に配設され、前記レンズの光軸が通過する開口部を有する第1の部材と、
    前記保持枠部を保持し、かつ前記第1の部材を前記保持枠部に対して位置決めして保持する第2の部材と、を具備するレンズ鏡筒において、
    前記第1の部材の前記開口部の周囲に前記光軸の周方向に複数配設され、前記第2の部材側に延出する係合爪部と、
    前記第2の部材の前記保持枠部の周囲に、前記複数の係合爪部に対応した位置に配設され、前記複数の係合爪部が挿入された状態で係合する複数の第1の係合孔部と、
    前記第1の係合孔部の前記光軸の周方向の一方側に連接され、前記第1の係合孔部よりも径方向に狭く、前記第1の部材を前記第2の部材に対して前記光軸の周方向の一方側に回動させた場合に前記複数の係合爪部が挿入された状態で係合し、かつ前記係合爪部を前記光軸の径方向に所定のはめあいで挟持する複数の第2の係合孔部と、
    前記第1の部材から前記光軸を中心として前記第2の部材側に突出する第1の円筒形状部と、
    前記第2の部材から前記光軸を中心として前記第1の部材側に突出し、前記第1の円筒形状部と嵌合する第2の円筒形状部と、
    前記第1の部材から前記光軸を中心として前記第2の部材側に突出する回転止めボス部と、
    前記第2の部材に設けられ、前記複数の係合爪部が前記複数の第2の係合孔部に係合した状態で、前記回転止めボス部と嵌合して、前記第2の部材に対する前記第1の部材の前記光軸周りの回動を規制するボス挿入孔と
    を具備することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1の部材の開口部は、固定絞りであることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1の部材は、レンズを保持するレンズ保持部材であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
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