JP2003004286A - 分岐チャンバ - Google Patents

分岐チャンバ

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JP2003004286A
JP2003004286A JP2001193202A JP2001193202A JP2003004286A JP 2003004286 A JP2003004286 A JP 2003004286A JP 2001193202 A JP2001193202 A JP 2001193202A JP 2001193202 A JP2001193202 A JP 2001193202A JP 2003004286 A JP2003004286 A JP 2003004286A
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Japan
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chamber
side chamber
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valve mechanism
branch
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JP2001193202A
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Shigeru Obara
茂 小原
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によって、各排気口からの空調空
気の風量を制御することのできる分岐チャンバを提供す
る。 【解決手段】 入口側チャンバと出口側チャンバとを備
え、この出口側チャンバには入口側チャンバを通じて供
給される空気を多方向に排気可能に複数の排気口が形成
されている分岐チャンバにおいて、出口側チャンバ33
には各排気口33A〜33Dに連通する複数のチャンバ
部A〜Dが形成され、各チャンバ部A〜Dと入口側チャ
ンバとが連通室Eで連通し、かつこの連通室Eには当該
連通室Eと各チャンバ部A〜Dとを連通面積可変可能に
連通させる弁機構37が配置されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、室内機か
ら吹出しチャンバに至るまでの間に接続される分岐チャ
ンバの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、全館空調システム等では、建物
の階段下等に室内機を設置して、各部屋に形成された複
数の吹出しチャンバには、この室内機からダクトを通じ
て空調空気を供給する方式が採用されている。
【0003】この場合、室内機と複数の吹出しチャンバ
との間には空気分配器としての分岐チャンバを接続する
のが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の分岐チャンバ
は、空気を分配する機能を備えるものの、各排気口から
の空調空気の風量を制御することはできない。この風量
制御の手段として、ダクト内にバタフライ弁を配置し、
このバタフライ弁の弁開度の制御によって風量制御する
もの、或いは分岐チャンバの排気口にダンパを配置し、
このダンパによって風量制御するもの等が提案されてい
る。
【0005】しかし、上記構成では、ダクト毎にバタフ
ライ弁を配置したり、分岐チャンバの排気口毎にダンパ
を配置したりしなければならず、そのため、装置が複雑
になり、コスト高になる等の問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、簡単な構成によって、各排
気口からの空調空気の風量を制御することのできる分岐
チャンバを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入口側チャンバと出口側チャンバとを備え、この出口側
チャンバには入口側チャンバを通じて供給される空気を
多方向に排気可能に複数の排気口が形成されている分岐
チャンバにおいて、出口側チャンバには各排気口に連通
する複数のチャンバ部が形成され、各チャンバ部と入口
側チャンバとが連通室で連通し、かつこの連通室には当
該連通室と各チャンバ部とを連通面積可変可能に連通さ
せる弁機構が配置されていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、入口側チャンバと
出口側チャンバとを備え、入口側チャンバには室内機が
接続され、出口側チャンバには入口側チャンバを通じて
供給される空調空気を多方向に排気可能に複数の排気口
が形成され、各排気口には吹出しチャンバが接続されて
いる分岐チャンバにおいて、出口側チャンバには各排気
口に連通する複数のチャンバ部が形成され、各チャンバ
部と入口側チャンバとが連通室で連通し、かつこの連通
室には当該連通室と各チャンバ部とを連通面積可変可能
に連通させる弁機構が配置されていることを特徴とす
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のものにおいて、上記弁機構が回転型の弁機構であ
ることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載のものにおいて、上記弁機構がモータ
駆動されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面に基づいて説明する。
【0012】図1は、全館空調システムを示している。
この空調システムでは、建物1の外に2台の室外機2,
3が設置され、一方の室外機2は冷媒管4を介して屋根
裏部屋の室内機5に接続され、他方の室外機3は冷媒管
6を介して階段下部屋の室内機7に接続されている。
【0013】屋根裏部屋の室内機5にはダクト8を介し
て吸込みチャンバ9が接続されると共に、ダクト10を
介して分岐チャンバ11が接続され、この分岐チャンバ
11にはダクト12,13を介して吹出しチャンバ1
4,15がそれぞれ接続されている。一方、階段下部屋
には給気ダクト16を介して外気が取り込まれる。この
階段下の室内機7には、床下において、分岐チャンバ1
7が接続され、この分岐チャンバ17にはダクト18,
19を介して吹出しチャンバ20,21がそれぞれ接続
されている。
【0014】つぎに、図2および図3を参照して、本実
施形態にかかる分岐チャンバ17の構造を説明する。
【0015】ここで、分岐チャンバ17は4分岐構造を
有する。この分岐チャンバ17は、図2に示すように、
室内機7の吹出し口に接続された入口側チャンバ31
と、この入口側チャンバ31を通じて供給される空調空
気を、多方向に排気可能に形成された複数の排気口33
A〜33D(図3)を有した出口側チャンバ33とを備
えて構成されている。
【0016】複数の排気口33A〜33Dには、例え
ば、ダクト18,19を介して吹出しチャンバ20,2
1が接続される。
【0017】出口側チャンバ33は、破線で示す上蓋3
4を含み、この上蓋34には入口側チャンバ31の接続
開口34Aが形成されている。出口側チャンバ33の内
部には、図3に示すように、4枚の仕切り板35で仕切
られた、各排気口33A〜33Dに連通する複数(4
つ)のチャンバ部A〜Dが形成され、各チャンバ部A〜
Dは、出口側チャンバ33の略中央部に形成された連通
室Eで互いに連通し、この連通室Eには、室内機7の吹
出し口に接続された入口側チャンバ31が接続開口34
Aを介して連通している。
【0018】この連通室Eには、この連通室Eと各チャ
ンバ部A〜Dとを連通面積可変可能に連通させる弁機構
37が配置されている。
【0019】この弁機構37は、図4に示すように、一
対のシール体37A、37Bと底部37Cとを一体に備
え、この底部37Cにはモータ38が連結されている。
このモータ38が駆動されると、弁機構37が回転軸L
の回りを回転し、一対のシール体37A、37Bが、各
チャンバ部A〜Dと連通室Eとの連通面積を変化させ
る。この弁機構37が、例えば、図5aに示すように、
十文字配列の仕切り板35に対し、一対のシール体37
A、37Bを図中で左右対象に位置させた場合、4本の
矢印で示すように、連通室Eと各チャンバ部A〜Dの連
通面積は4か所均等になる。これに対し、この弁機構3
7が、図5bに示すように、例えば時計方向にわずかに
回転した場合、一対のシール体37A、37Bが同一方
向に一体に回転するため、これによって、連通室Eとチ
ャンバ部A、Dの連通面積が増加し、連通室Eとチャン
バ部B、Cの連通面積が減少する。
【0020】日本国には四季があり、夏は冷房、冬は暖
房が一般的であり、夏は日射の影響を受けて南側で空調
負荷が増大し、冬は北側で空調負荷が増大する。また、
一日の太陽光の角度によって、例えば、夏の午前は東側
の空調負荷が増大し、午後は西側の空調負荷が増大す
る。さらに、居室であっても人のいない場合は空調を制
限し、省エネをはかることが望ましい。
【0021】本実施形態では、弁機構37を任意の方向
に回転させれば、連通室Eと各チャンバ部A〜Dとの連
通面積を変化させることができ、これにより、各チャン
バ部A〜Dから排気口33A〜33Dを通じて排気され
る空気の風量制御が可能になるため、上述したさまざま
な要求に応じ、弁機構37を回転操作させることによ
り、さまざまな空調負荷への対応が可能になる。
【0022】出口側チャンバ33内に弁機構37を配置
したため、従来のものに比べ、小型、薄型、軽量化が図
れると共に、モータ38への電気配線が一カ所で済み、
コストダウンが図れ、施工性が向上し、さらに弁機構3
7を回転操作させるだけであるため、風量制御が容易に
なる等の効果が得られる。
【0023】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものでないことは明
らかである。
【0024】上記弁機構37の構造はこれに限定され
ず、例えば、一体構造でなく、2部品からなる弁機構で
あってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成によって、
出口側チャンバの各排気口からの空調空気の風量を制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全館空調システムを示す図である。
【図2】本発明による分岐チャンバの一実施形態を示す
斜視図である。
【図3】出口側チャンバの斜視図である。
【図4】弁機構を示す斜視図である。
【図5】a、bはそれぞれ出口側チャンバの平面図であ
る。
【符号の説明】
7 室内機 17 分岐チャンバ 20,21 吹出しチャンバ 31 入口側チャンバ 33 出口側チャンバ 33A〜33D 排気口 35 仕切り板 37 弁機構 37A、37B シール体 38 モータ A〜D チャンバ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口側チャンバと出口側チャンバとを備
    え、この出口側チャンバには入口側チャンバを通じて供
    給される空気を多方向に排気可能に複数の排気口が形成
    されている分岐チャンバにおいて、 上記出口側チャンバには各排気口に連通する複数のチャ
    ンバ部が形成され、各チャンバ部と上記入口側チャンバ
    とが連通室で連通し、かつこの連通室には当該連通室と
    各チャンバ部とを連通面積可変可能に連通させる弁機構
    が配置されていることを特徴とする分岐チャンバ。
  2. 【請求項2】 入口側チャンバと出口側チャンバとを備
    え、入口側チャンバには室内機が接続され、出口側チャ
    ンバには入口側チャンバを通じて供給される空調空気を
    多方向に排気可能に複数の排気口が形成され、各排気口
    には吹出しチャンバが接続されている分岐チャンバにお
    いて、 上記出口側チャンバには各排気口に連通する複数のチャ
    ンバ部が形成され、各チャンバ部と上記入口側チャンバ
    とが連通室で連通し、かつこの連通室には当該連通室と
    各チャンバ部とを連通面積可変可能に連通させる弁機構
    が配置されていることを特徴とする分岐チャンバ。
  3. 【請求項3】 上記弁機構が回転型の弁機構であること
    を特徴とする請求項1または2記載の分岐チャンバ。
  4. 【請求項4】 上記弁機構がモータ駆動されることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の分岐チャ
    ンバ。
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