JPH11325569A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- JPH11325569A JPH11325569A JP10130655A JP13065598A JPH11325569A JP H11325569 A JPH11325569 A JP H11325569A JP 10130655 A JP10130655 A JP 10130655A JP 13065598 A JP13065598 A JP 13065598A JP H11325569 A JPH11325569 A JP H11325569A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部屋の使用状態に応じて、最適な空調換気を
行うことができる空調装置を得る。 【解決手段】 換気系分岐用チャンバーに換気系ダクト
が接続され、各換気系分岐ダクトへ清浄された空気が分
配される。冷暖房系分岐用チャンバーに冷暖房系ダクト
が接続され、各冷暖房系分岐ダクトへ空調された空気が
分配される。換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトは
分岐Ｙ字管５２で接続され、吹出口５６へ流す空気を分
岐Ｙ字管５２に設けられた三方弁で、換気系と冷暖房系
に切り替える。これにより、部屋の使用状態に応じて、
最適な空調を行うことができる。
行うことができる空調装置を得る。 【解決手段】 換気系分岐用チャンバーに換気系ダクト
が接続され、各換気系分岐ダクトへ清浄された空気が分
配される。冷暖房系分岐用チャンバーに冷暖房系ダクト
が接続され、各冷暖房系分岐ダクトへ空調された空気が
分配される。換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトは
分岐Ｙ字管５２で接続され、吹出口５６へ流す空気を分
岐Ｙ字管５２に設けられた三方弁で、換気系と冷暖房系
に切り替える。これにより、部屋の使用状態に応じて、
最適な空調を行うことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、部屋を換気冷暖房
する空調装置に関する。
する空調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に示すように、従来の住宅用空調シ
ステムでは、換気冷暖房ユニット６６が給気管６８から
取り入れた外気と、住宅内を循環させるために設けられ
た吸込口６１から取り入れた空気（内気）を混合して冷
却或いは暖め、空調された空気を冷暖房ダクト７０を通
じて冷暖房系分岐用チャンバー７２へ送るようになって
いる。
ステムでは、換気冷暖房ユニット６６が給気管６８から
取り入れた外気と、住宅内を循環させるために設けられ
た吸込口６１から取り入れた空気（内気）を混合して冷
却或いは暖め、空調された空気を冷暖房ダクト７０を通
じて冷暖房系分岐用チャンバー７２へ送るようになって
いる。
【０００３】冷暖房系分岐用チャンバー７２の冷暖房系
分岐ダクト７４は、各部屋に配置された吹出口７６と接
続されており、吹出口７６から空調された空気を吹き出
すことで、各部屋を冷房或いは暖房するようになってい
る。
分岐ダクト７４は、各部屋に配置された吹出口７６と接
続されており、吹出口７６から空調された空気を吹き出
すことで、各部屋を冷房或いは暖房するようになってい
る。
【０００４】また、トイレ、浴室、洗面等のサニタリー
ゾーンには、換気口７８が設けられており、換気系ダク
ト８０を通じて部屋の空気が換気冷暖房ユニット６６へ
戻され、排気管８２から屋外へ排気されるようになって
いる。
ゾーンには、換気口７８が設けられており、換気系ダク
ト８０を通じて部屋の空気が換気冷暖房ユニット６６へ
戻され、排気管８２から屋外へ排気されるようになって
いる。
【０００５】このように、従来の住宅用空調システム
は、冷暖房系統と換気系統が１系統となっているので、
冷暖房と換気が同時に行われる。このため、人が居ない
部屋は換気だけとか、換気を行わずに特定の部屋だけを
集中的に冷暖房するという運転ができない。
は、冷暖房系統と換気系統が１系統となっているので、
冷暖房と換気が同時に行われる。このため、人が居ない
部屋は換気だけとか、換気を行わずに特定の部屋だけを
集中的に冷暖房するという運転ができない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る事実を考
慮して、部屋の使用状態に応じて、最適な空調を行うこ
とができる空調装置を提供することを課題とする。
慮して、部屋の使用状態に応じて、最適な空調を行うこ
とができる空調装置を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明で
は、換気ユニットで清浄された空気が換気系ダクトを通
じて部屋に送られる。また、空調ユニットで空調された
空気は冷暖房系ダクトを通じて部屋に送られる。ここ
で、切替手段が、換気系ダクトと冷暖房系ダクトからの
空気の流れを遮断開放して、空気の流れを換気系又は冷
暖房系に切り替える。
は、換気ユニットで清浄された空気が換気系ダクトを通
じて部屋に送られる。また、空調ユニットで空調された
空気は冷暖房系ダクトを通じて部屋に送られる。ここ
で、切替手段が、換気系ダクトと冷暖房系ダクトからの
空気の流れを遮断開放して、空気の流れを換気系又は冷
暖房系に切り替える。
【０００８】すなわち、本発明では、冷暖房系統と換気
系統を別系統とすることで、必要に応じて（例えば、換
気だけでよい場合、急速暖房したい場合等）、換気系ダ
クトから清浄された空気だけを部屋に送風して換気する
という運転等ができるので、部屋の使用状態に応じて、
最適な空調を行うことができる。
系統を別系統とすることで、必要に応じて（例えば、換
気だけでよい場合、急速暖房したい場合等）、換気系ダ
クトから清浄された空気だけを部屋に送風して換気する
という運転等ができるので、部屋の使用状態に応じて、
最適な空調を行うことができる。
【０００９】請求項２に記載の発明では、複数の換気系
分岐ダクトを備えた換気系分岐用チャンバーに換気系ダ
クトが接続され、各換気系分岐ダクトへ清浄された空気
が分配されるようになっている。また、複数の冷暖房系
分岐ダクトを備えた冷暖房系分岐用チャンバーに冷暖房
系ダクトが接続され、各冷暖房系分岐ダクトへ空調され
た空気が分配されるようになっている。
分岐ダクトを備えた換気系分岐用チャンバーに換気系ダ
クトが接続され、各換気系分岐ダクトへ清浄された空気
が分配されるようになっている。また、複数の冷暖房系
分岐ダクトを備えた冷暖房系分岐用チャンバーに冷暖房
系ダクトが接続され、各冷暖房系分岐ダクトへ空調され
た空気が分配されるようになっている。
【００１０】換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトは
接続され、１つの吹出口とされているが、換気系分岐用
チャンバーと冷暖房系分岐用チャンバーは積層されてい
るので、換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトの長さ
を短くすることができる。
接続され、１つの吹出口とされているが、換気系分岐用
チャンバーと冷暖房系分岐用チャンバーは積層されてい
るので、換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトの長さ
を短くすることができる。
【００１１】また、請求項１と同様に、切替手段によっ
て、部屋に送る空気を換気系と冷暖房系に切り替えるこ
とができる。
て、部屋に送る空気を換気系と冷暖房系に切り替えるこ
とができる。
【００１２】請求項３に記載の発明では、切替手段が三
方弁で構成され、換気系ダクトと冷暖房系ダクトとの接
続部、或いは換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトと
の接続部に配置されている。
方弁で構成され、換気系ダクトと冷暖房系ダクトとの接
続部、或いは換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトと
の接続部に配置されている。
【００１３】上記構成では、三方弁を作動させることに
より、例えば、換気系ダクトを塞いで空調された空気だ
けを吹出口へ送風するとか、冷暖房系ダクトを塞いで清
浄された空気だけを吹出口へ送風するという運転を簡単
な機構で実現できる。
より、例えば、換気系ダクトを塞いで空調された空気だ
けを吹出口へ送風するとか、冷暖房系ダクトを塞いで清
浄された空気だけを吹出口へ送風するという運転を簡単
な機構で実現できる。
【００１４】請求項４に記載の発明では、空調ユニット
の給気口と換気系ダクトが給気管で接続され、空調ユニ
ットへ清浄された空気が送られる。また、給気管と換気
系ダクトとの接続部分には風量調節ダンパーが設けられ
ており、換気ユニットから送られてくる清浄された空気
を配分し、給気管へ流す風量と換気系ダクトへ流す風量
を調節する。
の給気口と換気系ダクトが給気管で接続され、空調ユニ
ットへ清浄された空気が送られる。また、給気管と換気
系ダクトとの接続部分には風量調節ダンパーが設けられ
ており、換気ユニットから送られてくる清浄された空気
を配分し、給気管へ流す風量と換気系ダクトへ流す風量
を調節する。
【００１５】上記構成により、風量調節ダンパーを作動
させて、換気系ダクトを塞いで、清浄された空気を空調
ユニットだけに送って、各部屋を集中的に冷暖房すると
いった運転や、例えば、４部屋のうち、３部屋は冷房、
１部屋は換気のみ行う場合、給気管へ送る空気を３の割
合、換気系ダクトへ送る空気を１の割合とするような配
分が可能となる。これによって、効率よく空調と換気を
使い分けることができる。
させて、換気系ダクトを塞いで、清浄された空気を空調
ユニットだけに送って、各部屋を集中的に冷暖房すると
いった運転や、例えば、４部屋のうち、３部屋は冷房、
１部屋は換気のみ行う場合、給気管へ送る空気を３の割
合、換気系ダクトへ送る空気を１の割合とするような配
分が可能となる。これによって、効率よく空調と換気を
使い分けることができる。
【００１６】請求項５に記載の発明では、温度センサー
が部屋の温度を検出し、この出力信号に基づき、制御手
段が、切替手段の動作を制御する。このような構成とす
ることで、例えば、部屋が所定の温度まで冷却された
ら、切替手段で冷暖房系分岐ダクトを塞ぎ、換気系分岐
ダクトを通じて、換気だけ行うような運転制御ができ
る。
が部屋の温度を検出し、この出力信号に基づき、制御手
段が、切替手段の動作を制御する。このような構成とす
ることで、例えば、部屋が所定の温度まで冷却された
ら、切替手段で冷暖房系分岐ダクトを塞ぎ、換気系分岐
ダクトを通じて、換気だけ行うような運転制御ができ
る。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１及び図２に示すように、本形
態に係る空調装置では、建物１０の屋内に換気ユニット
１２及び空調ユニット１４が配置されている。
態に係る空調装置では、建物１０の屋内に換気ユニット
１２及び空調ユニット１４が配置されている。
【００１８】換気ユニット１２には、空調された空気が
住宅内を循環するように、階段ホールや廊下等の天井及
び壁に配置された吸込口１６に接続された吸気ダクト１
８、及びトイレや洗面等のサニタリーゾーンに配置され
た排気口２０に接続された排気ダクト２２が接続されて
いる。この排気ダクト２２で排気される空気は、図４に
示す熱交換器２４を通過して排気管２６から屋外へ排出
される。
住宅内を循環するように、階段ホールや廊下等の天井及
び壁に配置された吸込口１６に接続された吸気ダクト１
８、及びトイレや洗面等のサニタリーゾーンに配置され
た排気口２０に接続された排気ダクト２２が接続されて
いる。この排気ダクト２２で排気される空気は、図４に
示す熱交換器２４を通過して排気管２６から屋外へ排出
される。
【００１９】この熱交換器２４では、給気管２８から給
気された外気が、温度の違う排気で、冬は温められ、ま
た、夏は冷却されて熱負荷を低減させて取り込まれる。
また、図示しない送風ファンによって換気ユニット１２
から換気系ダクト３０へ送風される空気は、エアフィル
タ付混合チャンバー３３で、吸気ダクト１８で回収され
た住宅内の返り空気と混合され清浄される。
気された外気が、温度の違う排気で、冬は温められ、ま
た、夏は冷却されて熱負荷を低減させて取り込まれる。
また、図示しない送風ファンによって換気ユニット１２
から換気系ダクト３０へ送風される空気は、エアフィル
タ付混合チャンバー３３で、吸気ダクト１８で回収され
た住宅内の返り空気と混合され清浄される。
【００２０】図１及び図２に示すように、換気系ダクト
３０は、換気系分岐用チャンバー３２に接続されてい
る。この換気系分岐用チャンバー３２は、タコ脚のよう
な複数の換気系分岐ダクト３４を備えており、空気を配
分して吹き出すようになっている。なお、換気系分岐用
チャンバー３２は上下階にそれぞれ配置されており、換
気系ダクト３０は分岐Ｔ字管３６を分岐点として、上下
階の２方向へ向かっている。
３０は、換気系分岐用チャンバー３２に接続されてい
る。この換気系分岐用チャンバー３２は、タコ脚のよう
な複数の換気系分岐ダクト３４を備えており、空気を配
分して吹き出すようになっている。なお、換気系分岐用
チャンバー３２は上下階にそれぞれ配置されており、換
気系ダクト３０は分岐Ｔ字管３６を分岐点として、上下
階の２方向へ向かっている。
【００２１】また、空調ユニット１４の給気管３８は分
岐Ｔ字管４０を介して換気系ダクト３０と接続されてい
る。この分岐Ｔ字管４０には、図４に示すように、駆動
モータ（図示省略）でコントロールされる可変ダンパ４
２が配置されている。この可変ダンパ４２は、換気ユニ
ット１２から送られる風量のうち、給気管３８へ流れる
風量と、換気系ダクト３０へ流れる風量とに配分調整す
る。
岐Ｔ字管４０を介して換気系ダクト３０と接続されてい
る。この分岐Ｔ字管４０には、図４に示すように、駆動
モータ（図示省略）でコントロールされる可変ダンパ４
２が配置されている。この可変ダンパ４２は、換気ユニ
ット１２から送られる風量のうち、給気管３８へ流れる
風量と、換気系ダクト３０へ流れる風量とに配分調整す
る。
【００２２】給気管３８を通じて空調ユニット１４へ流
れた清浄な空気は、夏は冷却、冬は暖められて、冷暖房
系ダクト４４、４６によって、上下階にそれぞれ配置さ
れた冷暖房系分岐用チャンバー４８へ送風される。な
お、換気系の分岐Ｔ字管３６と空調ユニット１４に、図
４の可変ダンパー４２を設置することで、上下階の風量
配分を微調整することもできる。
れた清浄な空気は、夏は冷却、冬は暖められて、冷暖房
系ダクト４４、４６によって、上下階にそれぞれ配置さ
れた冷暖房系分岐用チャンバー４８へ送風される。な
お、換気系の分岐Ｔ字管３６と空調ユニット１４に、図
４の可変ダンパー４２を設置することで、上下階の風量
配分を微調整することもできる。
【００２３】この冷暖房系分岐用チャンバー４８は、タ
コ脚のような複数の冷暖房系分岐ダクト５０を備えてお
り、空調された空気を配分して吹き出すようになってい
る。この冷暖房系分岐ダクト５０は、分岐Ｙ字管５２に
よって換気系分岐ダクト３４と接続されており、分岐Ｙ
字管５２の先端部から延びる吹出管５４が、各部屋毎に
配設された吹出口５６に接続されている。
コ脚のような複数の冷暖房系分岐ダクト５０を備えてお
り、空調された空気を配分して吹き出すようになってい
る。この冷暖房系分岐ダクト５０は、分岐Ｙ字管５２に
よって換気系分岐ダクト３４と接続されており、分岐Ｙ
字管５２の先端部から延びる吹出管５４が、各部屋毎に
配設された吹出口５６に接続されている。
【００２４】さらに、分岐Ｙ字管５２には、三方弁５８
が配設されており、図示しないソレノイドでコントロー
ルされ、換気系分岐ダクト３４或いは冷暖房系分岐ダク
ト５０を塞いで、部屋の使用状態に応じて、換気のみを
行うか、冷暖房するかの選択ができるようになってい
る。
が配設されており、図示しないソレノイドでコントロー
ルされ、換気系分岐ダクト３４或いは冷暖房系分岐ダク
ト５０を塞いで、部屋の使用状態に応じて、換気のみを
行うか、冷暖房するかの選択ができるようになってい
る。
【００２５】次に、本形態に係る空調装置の作用を説明
する。
する。
【００２６】例えば、輻射熱利用の床暖房システムを併
用した場合、立ち上がりが悪いので（なかなか暖かくな
らないので）、運転開始時は、三方弁５８で換気系分岐
ダクト３４を塞ぎ、吹出口５６から暖かい空気を吹き出
し、部屋を急速に暖め、床暖房を補う。そして、床暖房
が立ち上がり部屋全体が温まると（定常状態に至る
と）、換気系分岐ダクト３４を開放して、逆に三方弁５
８で冷暖房系分岐ダクト５０を塞ぎ、吹出口５６から清
浄な空気だけを吹き出し、部屋の換気のみを行う。
用した場合、立ち上がりが悪いので（なかなか暖かくな
らないので）、運転開始時は、三方弁５８で換気系分岐
ダクト３４を塞ぎ、吹出口５６から暖かい空気を吹き出
し、部屋を急速に暖め、床暖房を補う。そして、床暖房
が立ち上がり部屋全体が温まると（定常状態に至る
と）、換気系分岐ダクト３４を開放して、逆に三方弁５
８で冷暖房系分岐ダクト５０を塞ぎ、吹出口５６から清
浄な空気だけを吹き出し、部屋の換気のみを行う。
【００２７】このとき、部屋内の空気は、ドアのアンダ
ーカット部分から廊下に流れ、吸込口１６に吸い込まれ
る。また、サニタリーゾーンで汚れた空気は、排気口２
０から排気され、換気ユニット１２の熱交換器２４で、
給気された外気を暖めながら排気管２６から屋外へ排気
される。
ーカット部分から廊下に流れ、吸込口１６に吸い込まれ
る。また、サニタリーゾーンで汚れた空気は、排気口２
０から排気され、換気ユニット１２の熱交換器２４で、
給気された外気を暖めながら排気管２６から屋外へ排気
される。
【００２８】なお、三方弁５８を切り替えるタイミング
として、部屋に温度センサ６２を設けて、設定された温
度が検出されると、制御装置６４によって、三方弁５８
を換気側に切り替えるようにしてもよい。また、使用さ
れていない部屋は、三方弁５８で冷暖房系分岐ダクト５
０を塞ぎ、換気だけすることもできる。
として、部屋に温度センサ６２を設けて、設定された温
度が検出されると、制御装置６４によって、三方弁５８
を換気側に切り替えるようにしてもよい。また、使用さ
れていない部屋は、三方弁５８で冷暖房系分岐ダクト５
０を塞ぎ、換気だけすることもできる。
【００２９】さらに、図２に示すように、本形態では、
１０部屋にそれぞれ吹出口５６を設けているが、１０部
屋のうち、７部屋は暖房、３部屋は換気という使い方を
する場合、可変ダンパ４２を調整して、給気管３８へ流
れる風量の割合を７とし、換気系ダクト３０へ流れる風
量の割合を３とすれば、効率良い換気冷暖房が可能とな
る。
１０部屋にそれぞれ吹出口５６を設けているが、１０部
屋のうち、７部屋は暖房、３部屋は換気という使い方を
する場合、可変ダンパ４２を調整して、給気管３８へ流
れる風量の割合を７とし、換気系ダクト３０へ流れる風
量の割合を３とすれば、効率良い換気冷暖房が可能とな
る。
【００３０】なお、本形態では、図３に示すように、換
気系分岐用チャンバー３２と冷暖房系分岐用チャンバー
４８を上下に積層して、換気系分岐ダクト３４と冷暖房
系分岐ダクト５０の長さを短くしたが、図４に示すよう
に、離して配置することも無論可能である。
気系分岐用チャンバー３２と冷暖房系分岐用チャンバー
４８を上下に積層して、換気系分岐ダクト３４と冷暖房
系分岐ダクト５０の長さを短くしたが、図４に示すよう
に、離して配置することも無論可能である。
【００３１】また、部屋数の少ない場合は、換気系分岐
用チャンバー３２と冷暖房系分岐用チャンバー４８を設
ける必要はなく、換気系ダクト３０と冷暖房系ダクト４
４、４６を接続して、吹出口から吹き出される空気を三
方弁で切り替え、換気用、冷暖房用とすることもでき
る。
用チャンバー３２と冷暖房系分岐用チャンバー４８を設
ける必要はなく、換気系ダクト３０と冷暖房系ダクト４
４、４６を接続して、吹出口から吹き出される空気を三
方弁で切り替え、換気用、冷暖房用とすることもでき
る。
【００３２】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、請求項１
に記載の発明では、部屋の使用状態に応じて、換気或い
は冷暖房の選択が容易にできる。請求項２に記載の発明
では、換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトの長さを
短くすることができる。
に記載の発明では、部屋の使用状態に応じて、換気或い
は冷暖房の選択が容易にできる。請求項２に記載の発明
では、換気系分岐ダクトと冷暖房系分岐ダクトの長さを
短くすることができる。
【００３３】請求項３に記載の発明では、三方弁を用い
るので、換気又は冷暖房の切り替えが簡単にできる。請
求項４に記載の発明では、換気系分岐用チャンバーと冷
暖房系分岐用チャンバーに送る清浄された空気の割合を
変えることで、効率よく空調と換気を使い分けることが
できる。
るので、換気又は冷暖房の切り替えが簡単にできる。請
求項４に記載の発明では、換気系分岐用チャンバーと冷
暖房系分岐用チャンバーに送る清浄された空気の割合を
変えることで、効率よく空調と換気を使い分けることが
できる。
【００３４】請求項５に記載の発明では、部屋が所定の
温度まで冷却されたら、換気だけを行うような運転制御
ができる。
温度まで冷却されたら、換気だけを行うような運転制御
ができる。
【図１】本形態に係る空調装置を備えた建物を示す外観
図である。
図である。
【図２】本形態に係る空調装置を示す斜視図である。
【図３】本形態に係る空調装置のチャンバー部分を示す
側面図である。
側面図である。
【図４】他の空調装置のチャンバーの配置例を示す平面
図である。
図である。
【図５】従来の空調システムの配管例を示す斜視図であ
る。
る。
３０ 換気系ダクト ３２ 換気系分岐用チャンバー ３４ 換気系分岐ダクト ３８ 給気管 ４２ 可変ダンパー（風量調節ダンパー） ４４ 冷暖房系ダクト ４６ 冷暖房系ダクト ４８ 冷暖房系分岐用チャンバー ５０ 冷暖房系分岐ダクト ５６ 吹出口 ５８ 三方弁（切替手段） ６２ 温度センサー ６４ 制御装置
Claims (5)
- 【請求項１】 部屋を冷暖房し又は換気する空調装置に
おいて、換気ユニットで清浄された空気を部屋へ送る換
気系ダクトと、空調ユニットで空調された空気を部屋へ
送る冷暖房系ダクトと、前記換気系ダクトと前記冷暖房
系ダクトからの空気の流れを遮断開放して、空気の流れ
を換気系又は冷暖房系に切り替える切替手段と、を有す
ることを特徴とする空調装置。 - 【請求項２】 前記換気系ダクトを複数の換気系分岐ダ
クトを備えた換気系分岐用チャンバーに接続し、また、
前記冷暖房系ダクトを複数の冷暖房系分岐ダクトを備え
た冷暖房系分岐用チャンバーに接続し、 前記換気系分岐用チャンバーと前記冷暖房系分岐用チャ
ンバーを積層して、前記換気系分岐ダクトと前記冷暖房
系分岐ダクトを接続して１つの吹出口とし、前記切替手
段で前記換気系分岐ダクトと前記冷暖房系分岐ダクトか
らの空気の流れを遮断開放して、前記吹出口から吹き出
る空気を換気系又は冷暖房系に切り替えることを特徴と
する請求項１に記載の空調装置。 - 【請求項３】 前記切替手段が、前記換気系ダクトと前
記冷暖房系ダクトの接続部、又は前記換気系分岐ダクト
と前記冷暖房系分岐ダクトの接続部に設けられた三方弁
で構成されたことを特徴とする請求項１又は請求項２に
記載の空調装置。 - 【請求項４】 前記空調ユニットの給気口と前記換気系
ダクトを接続する給気管と、前記給気管と前記換気系ダ
クトとの接続部分に設けられ、前記給気管へ流れる空気
量と前記換気系ダクトへ流れる空気量を調節する風量調
節ダンパーと、を有することを特徴とする請求項１〜請
求項３の何れかに記載の空調装置。 - 【請求項５】 部屋の温度を検出する温度センサーと、
前記温度センサーからの出力信号に基づき、前記切替手
段の切替動作を制御する制御手段と、を有することを特
徴とする請求項１〜請求項４の何れかに記載の空調装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10130655A JPH11325569A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10130655A JPH11325569A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11325569A true JPH11325569A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15039453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10130655A Pending JPH11325569A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11325569A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012247141A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Matsumi Housing Inc | 住宅の冷暖換気システム及びそのミキシングボックス |
| KR101236170B1 (ko) * | 2011-03-09 | 2013-02-22 | 대림산업 주식회사 | 실별 바닥복사 및 공조 통합 제어 시스템 |
| JP2018100791A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 三菱電機株式会社 | 空気調和システム |
| CN108372523A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-08-07 | 重庆丰胜天家具有限公司 | 家具填充物的切边装置 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP10130655A patent/JPH11325569A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101236170B1 (ko) * | 2011-03-09 | 2013-02-22 | 대림산업 주식회사 | 실별 바닥복사 및 공조 통합 제어 시스템 |
| JP2012247141A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Matsumi Housing Inc | 住宅の冷暖換気システム及びそのミキシングボックス |
| JP2018100791A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 三菱電機株式会社 | 空気調和システム |
| CN108372523A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-08-07 | 重庆丰胜天家具有限公司 | 家具填充物的切边装置 |
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