JP2003003844A - 船外機の冷却構造 - Google Patents

船外機の冷却構造

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JP2003003844A JP2001186404A JP2001186404A JP2003003844A JP 2003003844 A JP2003003844 A JP 2003003844A JP 2001186404 A JP2001186404 A JP 2001186404A JP 2001186404 A JP2001186404 A JP 2001186404A JP 2003003844 A JP2003003844 A JP 2003003844A
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cooling
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Jun Nakada
純 中田
Toshiaki Sato
敏明 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アッパーケース外壁面の白化を防いで船外機
の外観性低下を防ぐことができる船外機の冷却構造を提
供すること。 【構成】 ハウジングのカウリング内にエンジンを収容
し、アッパーケース6内にオイルパン9とこれの下部に
連結されたマフラー11を収容するとともに、オイルパ
ン9に上下方向に貫設された中空部9aにエキゾースト
パイプ15を通してその端部をマフラー11に開口せし
め、冷却水ポンプ26から吸引した冷却水でエンジン各
部を冷却する船外機の冷却構造において、冷却水通路
を、アッパーケース6とオイルパン9及びマフラー11
とで囲まれる第1通路S1と、オイルパン9とエキゾー
ストパイプ15とで囲まれる第2通路S2とで構成する
とともに、エンジン冷却前の冷却水を第1通路S1を経
て冷却水排出口31から船外機外へ排出し、エンジン冷
却後の冷却水を第2通路S2を経てロアーケース7内の
排気通路14へ排出するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却水ポンプから
吸引した冷却水でエンジン各部を冷却する船外機の冷却
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機においては、冷却水ポンプによっ
て吸引した冷却水で排気系を含むエンジン各部を冷却
し、各部の冷却に供された冷却水を船外機外へ排出する
というオープンループの冷却系を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、船外機
の従来の冷却構造においては、エンジン各部を冷却した
後の高温の冷却水がアッパーケース内を通過する構成が
採用されていたため、アッパーケースが加熱され、海水
域で使用する場合には、アッパーケースの外壁面に海水
中のカルシウム(Ca)成分が付着して白化し、船外機
の外観性を損ねるという問題があった。
【0004】従って、本発明の目的とする処は、アッパ
ーケース外壁面の白化を防いで船外機の外観性低下を防
ぐことができる船外機の冷却構造を提供することにあ
る。
【0005】ところで、駆動源として4サイクルエンジ
ンを採用する船外機にあっては、アッパーケース内にオ
イルパンが収容されるが、このオイルパンの下部にエキ
ゾーストパイプを連結する構成を採用する場合、エキゾ
ーストパイプからの排気ガスがエキゾーストパイプとオ
イルパンの間の空間に進入し、この進入した排気ガスに
よってオイルパンに硫酸腐食が発生するという問題があ
った。
【0006】従って、本発明の目的とする処は、排気ガ
スによるオイルパンの硫酸腐食を防ぐことができる船外
機の冷却構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、カウリングとアッパーケー
ス及びロアーケースから成るハウジングの前記カウリン
グ内にエンジンを収容し、前記アッパーケース内にオイ
ルパンとこれの下部に連結されたマフラーを収容すると
ともに、前記オイルパンに上下方向に貫設された中空部
にエキゾーストパイプを通してその端部を前記マフラー
に開口せしめ、冷却水ポンプから吸引した冷却水で前記
エンジン各部を冷却する船外機の冷却構造において、冷
却水通路を、前記アッパーケースと前記オイルパン及び
前記マフラーとで囲まれる第1通路と、前記オイルパン
と前記エキゾーストパイプとで囲まれる第2通路とで構
成するとともに、エンジン冷却前の冷却水を前記第1通
路を経て排出口から船外機外へ排出し、エンジン冷却後
の冷却水を前記第2通路を経て前記ロアーケース内の排
気通路へ排出するようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記オイルパンとマフラーの間に仕切り板
を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記仕切り板に、エンジン冷却後の冷却水
を前記第2通路から前記マフラー内に導く孔を形成し、
マフラー内に導入された冷却水を前記ロアーケース内の
排気通路からプロペラボス部を通過して船外機外へ排出
するようにしたことを特徴とする。
【0010】従って、請求項1記載の発明によれば、冷
却水通路を第1通路と第2通路に区画し、アッパーケー
スの内壁に接する第1通路にエンジン冷却前の低温の冷
却水を流すようにしたため、アッパーケースの加熱を抑
えて外壁面の白化を防ぐことができ、白化に伴う船外機
の外観性低下を効果的に防ぐことができる。又、オイル
パンとエキゾーストパイプとで囲まれる第2通路にエン
ジン冷却後の冷却水を流すようにしたため、この冷却水
によってオイルパンとエキゾーストパイプを冷却するこ
とができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、オイルパン
とマフラーの間に設けられた仕切り板によってマフラー
側からの排気ガスのオイルパン側への進入が防がれ、オ
イルパンが排気ガスに晒されることがなく、排気ガスに
よるオイルパンの硫酸腐食が確実に防がれる。又、オイ
ルパンとエキゾーストパイプとで囲まれる第2通路が仕
切り板によって仕切られた空間を構成するため、この第
2通路内にエンジン冷却後の冷却水を溜めることがで
き、この溜められた冷却水によってエキゾーストパイプ
とオイルパンを効果的に冷却することができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、仕切り板に
形成された孔からマフラー内に導入された冷却水をロア
ーケース内の排気通路からプロペラボス部を通過して船
外機外へ排出するようにしたため、プロペラのゴムダン
パーを冷却水によって冷却することができ、ゴムダンパ
ーの耐久性向上を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明に係る冷却構造を備える船外
機の側面図、図2は同船外機要部の側断面図、図3は図
2のX部拡大詳細図、図4は図2のA−A線断面図、図
5はエキゾーストガイドの平面図、図6はオイルパンの
側面図、図7は同オイルパンの平面図、図8は同オイル
パンの底面図、図9は仕切り板の平面図、図10はマフ
ラーの平面図、図11は本発明に係る冷却構造の冷却水
通路構成を示す模式図である。
【0015】図1に示す船外機1は、左右一対のクラン
プブラケット2によって船体50の船尾板51に取り付
けられており、船外機本体3はチルト軸4を中心として
上下方向に揺動可能に支持されている。
【0016】ここで、船外機本体3は、上方から順にカ
ウリング5、アッパーケース6及びロアーケース7から
成るハウジングで覆われており、カウリング5内には駆
動源である不図示の4サイクルエンジンが収納されてい
る。
【0017】上記エンジンは図2に示すエキゾーストガ
イド8上に載置固定されており、アッパーケース6内に
はオイルパン9が収容されており、該オイルパン9はそ
の上部が前記エキゾーストガイド8の下面にボルト10
にて固定されている。そして、オイルパン9の下面に
は、アッパーケース6内に収容されたマフラー11が間
に仕切り板12を挟んでボルト13による共締めによっ
て取り付けられており、該マフラー11の下端はロアー
ケース7内に形成された排気通路14に開口している。
【0018】ところで、前記オイルパン9の中央部には
中空部9aが上下方向に貫設されており、該中空部9a
にはエキゾーストパイプ15が収容され、該エキゾース
トパイプ15の上端はボルト16によってオイルパン9
の上部に固定されてエキゾーストガイド8とオイルパン
9の各排気通路8a,9bに連通しており、同エキゾー
ストパイプ15の下端は前記仕切り板12を貫通して前
記マフラー11内の上部に開口している。尚、エキゾー
ストパイプ15の下端部外周には、仕切り板12との間
に介設されたシール部材17が嵌着されている。又、マ
フラー11の下端部外周にもシール部材18が嵌着され
ている。
【0019】又、図1及び図2に示すように、船外機本
体3の下部には推進装置19が設けられており、該推進
装置19には、前記エンジンの下方へ延出する不図示の
クランク軸に直結されたドライブ軸20と、該ドライブ
軸20の回転をその方向を変換してプロペラ軸21に伝
達する前後進切換機構22と、プロペラ軸21のロアー
ケース7外へ延出する後端部に取り付けられたプロペラ
23等が設けられている。
【0020】ここで、プロペラ23はゴムダンパー24
を介して前記プロペラ軸21に取り付けられており、そ
のボス部23aには中空円筒状の排気通路25が形成さ
れており、該排気通路25の一端はロアーケース7内に
形成された前記排気通路14に連通し、他端は水中に開
口している。
【0021】ところで、図1及び図2に示すように、前
記ドライブ軸20の中間には冷却水ポンプ26が設けら
れており、該冷却水ポンプ26がドライブ軸20によっ
て回転駆動されることによって冷却水がロアーケース7
の側部に開口する冷却水取入口27(図2参照)から吸
引されて各部の冷却に供される。
【0022】ここで、本発明に係る冷却構造について説
明する。
【0023】前記冷却水ポンプ26が駆動されて前記冷
却水取入口27から吸引された冷却水は、図2に示すチ
ューブ28を通って各部に供給されるが、本実施の形態
では、冷却水通路を、アッパーケース6とオイルパン9
及びマフラー11とで囲まれる第1通路(アッパーケー
ス6内のオイルパン9及びマフラー11の周囲に形成さ
れる通路)S1と、オイルパン9とエキゾーストパイプ
15とで囲まれる第2通路S2とで構成している。ここ
で、第1通路S1と第2通路S2とは互いに独立に構成
され、エキゾーストパイプ15の周囲に形成された第2
通路S2は、オイルパン9とマフラー11の間に介設さ
れた前記仕切り板12によって仕切られた空間を構成し
ている。
【0024】而して、本実施の形態では、冷却水ポンプ
26によって前記チューブ28へと吐出される冷却水は
低温側と高温側の2系統に分けられ、該冷却水の一部
(以下、エンジン冷却前の冷却水と称する)はエンジン
の冷却に供されることなく、図5に示すエキゾーストガ
イド8に形成された冷却水通路8bを通って前記第1通
路S1へと流入し、他の冷却水(以下、エンジン冷却後
の冷却水と称する)はエキゾーストガイド8を通過して
エンジンのシリンダブロックに供給される。そして、エ
ンジン各部を冷却した後の温度の高い冷却水(エンジン
冷却後の冷却水)はシリンダブロックからエキゾースト
ガイド8の冷却水通路8c(図5参照)を通って前記第
2通路S2へと導かれる。
【0025】ところで、図6〜図8に示すように、オイ
ルパン9の側壁内には隔壁9fによってアイドル排気通
路9cと冷却水通路9dが形成されており、両通路9
c,9dの上端は矩形の開口部9eを介して第1通路S
1の上部に開口し、冷却水通路9dの下端は、前記仕切
り板12に形成された孔12a(図2、図3及び図9参
照)とマフラー11に形成された冷却水通路11a(図
2、図3及び図10参照)及び円筒状のシール部材29
内を介してアッパーケース6とロアーケース7内に形成
された冷却水通路30に連通しており、該冷却水通路3
0にはロアーケース7の側部に形成された冷却水排出口
31が開口している。
【0026】従って、第1通路S1に流入したエンジン
冷却前の温度の低い冷却水は、第1通路S1内に溜り、
その水位が図6に鎖線hにて示すようにオイルパン9の
開口部9eの下縁位置に達した後は、オーバーフローし
てオイルパン9の開口部9eから冷却水通路9d内へ流
入し、仕切り板12の孔12aとマフラー11の冷却水
通路11a及びシール部材29内を通ってアッパーケー
ス6とロアケース7内の前記冷却水通路30へと落下
し、ロアケース7に開口する前記冷却水排出口31から
外部の水中に排出される。
【0027】他方、エキゾーストパイプ15の周囲に形
成された前記第2通路S2に流入したエンジン冷却後の
冷却水は、該第2通路S2内に溜ってエキゾーストパイ
プ15(排気ガス)及びオイルパン9(潤滑油)を冷却
した後、前記仕切り板12に形成された孔12b(図9
参照)を通ってマフラー11内へと流れ、マフラー11
内下方に向かって流れる排気ガスと共にロアーケース7
内の前記排気通路14及びプロペラ23のボス部23a
に形成された前記排気通路25を通って外部の水中に排
出される。
【0028】尚、以上のように構成された本実施の形態
に係る冷却構造の冷却水通路構造を図11に模式的に示
す。
【0029】以上のように、本実施の形態に係る冷却構
造においては、冷却水通路を第1通路S1と第2通路S
2に区画し、アッパーケース6の内壁に接する第1通路
S1にエンジン冷却前の低温の冷却水を流すようにした
ため、アッパーケース6の加熱が抑えられてその外壁面
に海水中のカルシウム(Ca)成分が付着して白化する
ことがなく、白化に伴う船外機1の外観性低下が効果的
に防がれる。
【0030】又、オイルパン9とエキゾーストパイプ1
5とで囲まれる第2通路S2にエンジン冷却後の冷却水
を流すようにしたため、この冷却水によってオイルパン
9(潤滑油)とエキゾーストパイプ15(排気ガス)を
冷却することができる。
【0031】更に、オイルパン9とマフラー11の間に
仕切り板12を介設したため、この仕切り板12によっ
てマフラー11側からの排気ガスのオイルパン9側への
進入が防がれ、オイルパン9が排気ガスに晒されること
がなく、排気ガスによるオイルパン9の硫酸腐食が確実
に防がれ、該オイルパン9の耐久性を高めることができ
る。そして、オイルパン9とエキゾーストパイプ15と
で囲まれる第2通路S2が仕切り板12によって密閉空
間を構成するため、この第2通路S2内にエンジン冷却
後の冷却水を溜めることができ、この溜められた冷却水
によってオイルパン9とエキゾーストパイプ15を効果
的に冷却することができる。
【0032】又、第2通路S2から仕切り板12の孔1
2bを経てマフラー11内に導入された冷却水をロアー
ケース7内の排気通路14からプロペラ23のボス部2
3a内に形成された排気通路25を通過して外部の水中
に排出するようにしたため、プロペラ23のゴムダンパ
ー24を冷却水によって冷却することができ、該ゴムダ
ンパー24の耐久性向上を図ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、カウリングとアッパーケース及びロアーケース
から成るハウジングの前記カウリング内にエンジンを収
容し、前記アッパーケース内にオイルパンとこれの下部
に連結されたマフラーを収容するとともに、前記オイル
パンに上下方向に貫設された中空部にエキゾーストパイ
プを通してその端部を前記マフラーに開口せしめ、冷却
水ポンプから吸引した冷却水で前記エンジン各部を冷却
する船外機の冷却構造において、冷却水通路を、前記ア
ッパーケースと前記オイルパン及び前記マフラーとで囲
まれる第1通路と、前記オイルパンと前記エキゾースト
パイプとで囲まれる第2通路とで構成するとともに、エ
ンジン冷却前の冷却水を前記第1通路を経て排出口から
船外機外へ排出し、エンジン冷却後の冷却水を前記第2
通路を経て前記ロアーケース内の排気通路へ排出するよ
うにしたため、アッパーケース外壁面の白化を防いで船
外機の外観性低下を防ぐことができるという効果が得ら
れる。
【0034】又、本発明によれば、オイルパンとマフラ
ーの間に仕切り板を設けたため、排気ガスによるオイル
パンの硫酸腐食を防ぐことができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷却構造を備える船外機の側面図
である。
【図2】本発明に係る冷却構造を備える船外機要部の側
断面図である。
【図3】図2のX部拡大詳細図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】エキゾーストガイドの平面図である。
【図6】オイルパンの側面図である。
【図7】オイルパンの平面図である。
【図8】オイルパンの底面図である。
【図9】仕切り板の平面図である。
【図10】マフラーの平面図である。
【図11】本発明に係る冷却構造の冷却水通路構成を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 船外機 5 カウリング 6 アッパーケース 7 ロアーケース 8 エキゾーストガイド 9 オイルパン 9a 中空部 11 マフラー 12 仕切り板 12a,12b 孔 14 排気通路 15 エキゾーストパイプ 23 プロペラ 23a プロペラボス部 24 ゴムダンパー 25 排気通路 26 冷却水ポンプ 27 冷却水取入口 30 冷却水通路 31 冷却水排出口 S1 第1通路 S2 第2通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウリングとアッパーケース及びロアー
    ケースから成るハウジングの前記カウリング内にエンジ
    ンを収容し、前記アッパーケース内にオイルパンとこれ
    の下部に連結されたマフラーを収容するとともに、前記
    オイルパンに上下方向に貫設された中空部にエキゾース
    トパイプを通してその端部を前記マフラーに開口せし
    め、冷却水ポンプから吸引した冷却水で前記エンジン各
    部を冷却する船外機の冷却構造において、 冷却水通路を、前記アッパーケースと前記オイルパン及
    び前記マフラーとで囲まれる第1通路と、前記オイルパ
    ンと前記エキゾーストパイプとで囲まれる第2通路とで
    構成するとともに、エンジン冷却前の冷却水を前記第1
    通路を経て排出口から船外機外へ排出し、エンジン冷却
    後の冷却水を前記第2通路を経て前記ロアーケース内の
    排気通路へ排出するようにしたことを特徴とする船外機
    の冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記オイルパンとマフラーの間に仕切り
    板を設けたことを特徴とする請求項1記載の船外機の冷
    却構造。
  3. 【請求項3】 前記仕切り板に、エンジン冷却後の冷却
    水を前記第2通路から前記マフラー内に導く孔を形成
    し、マフラー内に導入された冷却水を前記ロアーケース
    内の排気通路からプロペラボス部を通過して船外機外へ
    排出するようにしたことを特徴とする請求項2記載の船
    外機の冷却構造。
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