JP2002542514A - 液晶ディスプレイ - Google Patents

液晶ディスプレイ

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JP2002542514A
JP2002542514A JP2000612799A JP2000612799A JP2002542514A JP 2002542514 A JP2002542514 A JP 2002542514A JP 2000612799 A JP2000612799 A JP 2000612799A JP 2000612799 A JP2000612799 A JP 2000612799A JP 2002542514 A JP2002542514 A JP 2002542514A
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liquid crystal
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JP2000612799A
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パヴェル イワノヴィッチ ラザレフ
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オプティヴァ インコーポレイテッド
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    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1339Gaskets; Spacers; Sealing of cells
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/133305Flexible substrates, e.g. plastics, organic film

Abstract

(57)【要約】 本発明は、情報を表示する装置、より詳細には、液晶ディスプレイに係り、種々の目的の指示ディスプレイシステムや、光学変調器、光変調マトリクスシステム等に使用することができる。本発明のLCDは、電極及び偏光器を伴う2つの平行なプレートを備え、これらプレートは、その周囲に沿って接続されて、液晶が充填される空洞を形成し、そしてプレート間の接続は解除することができる。本発明は、プレートに予め形成された固定部材を使用してプレートの接続が行われ、従って、これら部材は、組み立てプロセス中に変形を受けず、プレート上の位置が変化せず、移動せず、壊れず、そして結合プロセス中にディスプレイの部材にダメージを及ぼさないことを特徴とする。又、本発明は、固定部材が、既知の同様の製品とは異なり、ディスプレイを組み立てる前に決定された液晶層の所与の厚みに対するリミッタとしても作用することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、情報ディスプレイ、特に、液晶ディスプレイに係り、表示技術手段
及び光学的変調器、光変調のマトリクスシステム等に使用することができる。
【0002】
【背景技術】
二酸化スズのような光学的に透明な材料で作られた電極が内面に設けられた2
枚の平行プレートにより形成されたフラットキュベットとして実施されるディス
プレイが知られている。電極を伴うプレートの表面は、プレートの表面及び液晶
(LC)層の体積全体にわたりLC分子に所望の均一配向を与える特殊な処理を
受ける。均質配向の条件のもとでは、LC分子の長軸が、通常相互に垂直に選択
される配向の方向に平行である。キュベットを組み立てた後に、LCが充填され
て1ないし20μm厚みの層が形成され、これは、電界の作用のもとでその光学
的特性(偏光平面の回転角度)を変化するアクティブな媒体である。光学的特性
の変化は、通常キュベットの外面に接着される交差偏光器に登録される。ここで
使用する偏光器は、機械的な耐久性が低く、それ故、それらを機械的ダメージか
ら保護するための特殊な手段を必要とし、これがLCデバイスを複雑にし、その
価格を高くする(L. K. Vistin, JVHO, 1983, vol. XXVI I, ed. 2, pp. 141-14
8)。偏光器を機械的なダメージから保護する方法の1つは、それらを液晶ディ
スプレイの内側に配置することである(1976年、米国特許第3,941,9
01号)。
【0003】 偏光材料により決定されるディスプレイの低い熱抵抗及び光抵抗、低いコント
ラスト及び他の技術的特性に関連した既知のデバイスの欠点は、特殊な材料を選
択することによって排除される。しかしながら、全ての既知の液晶ディスプレイ
では、使用材料及び技術に関わりなく、組み立て(プレートの結合)が欠陥製品
の大きな割合を占める。ガラス、プラスチック又は他の適当な材料のどんな材料
をプレートに使用するかに関わりなく、ディスプレイプレートの周囲に接合シー
ムを形成する間には、結合剤が非均一に分布するおそれがある。余分な結合剤が
ディスプレイの加工領域に漏れることがあり、この欠点は、非ハーメチックシー
ムや、LCの漏れを招く。更に、結合剤の厚みが非均一であると、プレート間で
分離距離制御が行われない場合には、プレートが不整列状態になり(プレートが
もはや平行でなくなり)、これも受け入れることができず、有効な製品収率を低
下させることになる。種々の結合剤及び種々の結合技術の使用は、この問題を解
消しない。
【0004】 特殊なサーモプラスチック結合材料及び分離制御インサートを使用してこの問
題を解消する方法が知られている(1996年、EP第0503834号)。し
かしながら、これら結合素子も、上記欠点を解消するものではない。プレートを
接着する操作は、ディスプレイの全内部構造を形成した後に行われ、そしてシー
ムクオリティの評価は、ディスプレイにLCを充填した後、即ち全組み立てプロ
セスを既に完了した後にしか行われないので、LCディスプレイの製造において
は組み立てプロセスの改良、ひいては、シーム自体の改良が重要となる。
【0005】
【発明の開示】
ここに開示する発明の技術的な効果として、ディスプレイプレートの周囲での
ボンディングシームの特定の実施によりLCディスプレイにおける欠点が解消さ
れると共に、ディスプレイの耐久性が高まり、有効製品収率が高まり、既に形成
された機能的素子と共にプレートを二次的に使用することができ、製造効率を高
めることになる。ディスプレイの組み立て後に発見される高価な欠陥部品を修復
することも可能となる。
【0006】 本発明の主たる技術的効果として、プレートの結合は、プレートに前もって形
成された既製の固定素子で行われ、それ故、組み立てプロセス中に変形すること
がなく、ひいては、プレート上におけるそれらの位置を変えることがなく、即ち
組み立て中に移動もしないし、ディスプレイの他の素子に妨害したり積極的に影
響を及ぼしたりもしない。更に、本発明の技術的な効果として、固定素子は、デ
ィスプレイの組み立て前に決定されそして既知の同様のものとは区別されるLC
層の厚みを制御するものとしても同時に機能する。制限インサートと共にサーモ
プラスチック材料で作られた固定素子を使用するときでも、インサート上及びそ
の下でサーモプラスチック材料の厚みを正確に決定することはできない。本発明
は、例えば、交差プラスチックコンベアベルトを使用して「オンザフライ」でデ
ィスプレイの組み立てを遂行することができる。特に重要なことに、多数のボン
ディング及びサーモプラスチック材料とは対照的に、ディスプレイの機能的素子
に対して侵略的なものではなく且つ温度が著しく上昇してもそれらの特性を変化
しない種々の材料を使用して固定素子を実施することができる。
【0007】 本発明の上述した技術的な効果は、電極及び偏光器を伴う2つの平行なプレー
トが周囲で固定される一方、液晶が充填される空洞を形成し、両プレートが取り
外し可能に固定されたLCディスプレイによって達成される。 この取り外し可能な結合を形成するために、両プレートの内面周囲には、固定
素子が互いに対向して取り付けられ、これら固定素子は、両プレートを固定する
と共に、空洞内のLCをハーメチックシールする。固定素子は、少なくとも1つ
の連続的なボンディングシームとして実施され、これは、一方のプレートのくぼ
みと、他方のプレートの突起とで形成され、その寸法は、突起がくぼみに侵入し
てその中に固定できるようなものである。突起は、「もり」又は「燕尾」形状の
断面を有する。固定素子は、相互にロックできる形状及び寸法の突起を両プレー
トに形成することにより作られた少なくとも1つの連続的なシームの形態で実施
することができる。別の実施形態では、固定素子は、「ベルクロ」の形態の接合
部を形成する。又、固定素子は、プレートの内面の周囲に2列に配置された個別
の固定手段の形状で実施されてもよい。更に、固定手段の列間には締め付けワッ
シャーを配置しなければならない。
【0008】 別の実施形態では、固定素子は、プレートの対向内面に形成された同軸的なく
ぼみの形状で実施され、更に、くぼみの形状及びサイズは、それらのくぼみに、
対応する形状及び寸法の弾性ガスケットコード及び/又はリボンを挿入した状態
でプレートを結合できるものとして実施される。 ディスプレイのプレートは、ガラス又はプラスチック、例えばその製造用に作
られたラブサン又は他の材料で形成され、更に、両プレートが同じ材料で形成さ
れてもよいし異なる材料で形成されてもよい。少なくとも一方のプレートの内面
には、配向組織が設けられる。2つのプレートの組織は、相互に平行に又は互い
にある角度で配向される。この組織素子の振幅、周期及び多孔度は、ディスプレ
イのサイズに基づき、整列層が存在する場合及びそれを伴わない場合に偏光器の
分子配向を与え、及び/又は空洞の容積全体にわたってLC層の均一な分布を与
えてLC層の必要厚みを与えるように選択される。少なくとも一方のプレートの
内面には、厚み限定子即ちスペーサが設けられ、これらはプレートの周囲に配置
され、この場合に、スペーサの役割が固定素子によって遂行されてもよい。又、
少なくとも一方のプレートの内面には、厚み限定子即ちスペーサが設けられ、こ
れらはプレートの領域にわたって分布され、この場合、それらスペーサは、付加
的な固定素子としても働く単一ポイント素子の形状、例えば、ボタンの形態であ
るか、格子又は直線的断片或いは空洞の容積にわたって分布されたある形状の組
織の形態である。付加的なロックを与えると共に、固定素子が「伸びる」のを防
止するために、プレートは、更に、ボルトやブラケットのような外部固定素子に
より固定されてもよい。液晶をディスプレイに注入するために、取り外し可能な
シームの層に窓を使用し、及び/又はディスプレイの一方のプレートに窓を使用
し、この窓は、液晶を注入した後にハーメチックシールされる。
【0009】 ディスプレイは反射型である。ここで、電極及びディスプレイプレートの一方
は、光学的に透明な材料で作られ、そして第2のプレートには、そのプレートの
電極系を構成する拡散反射層を有する。更に、その拡散反射層と液晶との間又は
液晶と分極層との間には複屈折層がある。少なくとも1つのプレートには分離サ
ブ層が設けられる。 ディスプレイは、プレート及び機能的素子が光学的に透明な材料で作られた透
過型のものである。 プラスチックプレートでのディスプレイの組み立ては、電極、ディスプレイ層及
び固定素子が前もって形成されるか及び/又は並進移動中に形成されるようにし
てプラスチックベルトを使用する。プラスチックベルトは、相互に垂直な方向に
並進移動され、そして対応する固定素子を圧力で重畳することにより固定され、
その後、個別のディスプレイに分割される。
【0010】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明を詳細に説明する。 本発明によりLCディスプレイのプレートを取り外し可能に結合する幾つかの
実施形態を図中の参照番号を使用して詳細に説明する。 図1に示すように、LCディスプレイは、2つのプレート1及び2と共に形成
され、これらプレートは、ガラス、プラスチック、ラブサン(lavsan)、又はその
製造に使用される他の材料で形成され、更に、これらのプレートは、同じ材料で
作られてもよいし又は異なる材料で作られてもよい。これらプレートと、バイン
ディングシーム4を形成する固定素子との間の空洞に液晶3を注入するために、
特別に形成された窓が使用され、この窓は、バインディングシーム及びプレート
の加工領域の周囲に作られる。
【0011】 プレート上で、ディスプレイの加工領域には、既知の推奨される設計及び技術
的方法に基づいて形成される機能的素子がある。プレートには、通常、光学的に
透明な材料で作られた電極、整列層、分離層及び偏光層が形成され、必要に応じ
て、複屈折層が形成される。反射型のディスプレイを製造するときには、拡散型
の反射層が形成される。ディスプレイのプレートに機能的素子を形成する前、そ
の間又はその後のいずれかに、ある形状の固定素子が形成される。通常、固定素
子は、プレートと同じ材料で作られる。従って、一方のプレートにはくぼみが設
けられる。くぼみを形成するために、寸法及び材料に基づいて、機械的な方法か
ら、液体又はプラズマエッチング或いはレーザー製造方法を用いたホトリソグラ
フィーまで既知の技術的方法を利用することができる。同様に、既製の素子を例
えば溶接で取り付けたり素子をプレートに直接モールドしたりすることにより、
プレートの表面に連続的又は個別の突起が作られる。小さなサイズの固定素子が
望まれる場合には、ホトリソグラフィー、スパッタリング、イオンプラズマ又は
レーザー技術の方法を利用できる。固定素子に主として要求されることは、機能
的素子が形成されたプレート間に耐久性のあるハーメチック結合を与えると共に
LCを収容しなければならないことである。これは、それらが作られる対応的な
形状及び材料を選択することにより達成される。
【0012】 図2は、2本のバインディングシーム4の形態で固定素子を形成する形態を示
す。この形態は、より大きな耐久性でプレートを固定するのに使用される。更に
、一方のシームの接触が途切れても、他方のシームがハーメチック結合を維持す
る。 LCディスプレイを製造する興味ある形態が図3に示されている。この図は、
例えば「ボタン」のような個別素子6の形態で少なくとも2列に実施された固定
素子を示す。個別の固定素子の列間にはハーメチックリボンが挿入される。この
場合に、ディスプレイにLCを注入するための窓5は、プレート自体に形成する
のが適当である。 より大きなサイズのディスプレイを製造する場合には、外部結合の形態で実施
される付加的な固定素子を使用するのが適当である。図4は、付加的な結合素子
の考えられる形態を示す。これは、ディスプレイの周囲に実施されるブラケット
7又はボルト8である。
【0013】 図5は、種々の結合素子を示す。図5Aは、「もり」の形状の断面をもつ結合
素子を示す。これを形成するために、一方のプレートに突起9を形成し、他方の
プレートに、突起と対向してくぼみ10を形成する。固定素子の形状及び寸法は
、それらが相互にロックできるように選択される。図5Bは、この結合の変形を
示す。図5Cは、「燕尾」の断面形状を有する固定素子を示す。図5Dは、両プ
レートの対向面にくぼみ10が形成された固定素子を示す。くぼみのサイズ及び
形状は、中間の弾性コード11によりプレートを相互にロックできるように選択
され、弾性コードは、プレートを互いにクランプするプロセス中にこれらくぼみ
に差し込まれる。プレートを結合するこの変形は、通常、スペーサが存在すると
ころで使用される。
【0014】 図6は、本発明によるLCプラスチックディスプレイを製造するコンベア方法
を概略的に示す。シーム4を形成する結合部及び素子13が作られたプラスチッ
クベルト12が互いに平行に加工プレステーブル14へ供給される。ベルトは、
予め処理された中間品15をもつリールから直接供給されてもよいし、又はその
並進移動中に処理されてもよい。ディスプレイの機能的素子及び固定素子は、ベ
ルトの並進移動中にベルトに形成されてもよい。一方のベルトの一部分が加工テ
ーブルに位置されそして他方のベルトの対向部分が上部台16に位置されたとき
に、固定素子の重畳を制御しながら両ベルトが互いにプレスされる。両プレート
を接合すると同時にプレス機の加工テーブル及び上部台が重畳したときに、形成
されたディスプレイ中間品17を、ベルトの対応部分を切断することにより分離
する。次いで、中間品は、一方のベルトの移動方向に沿って配置されたスタック
に入れられる。
【0015】 LCディスプレイ組み立ての最後の操作の1つは、空洞に液晶を充填する作業
である。上述したように、空洞に液晶を注入するために、ディスプレイの接合シ
ーム及び/又はプレート(通常は加工領域の周囲)に窓を使用する。空洞にLC
を充填した後に、既知の技術によりこの目的のために特に使用される材料で窓が
シールされる。ここに提案する構成のLCディスプレイの組み立ては、次の例に
より立証することができる。 電極、整列層又は偏光器、染料層及び他の機能層並びに周囲に形成された固定
素子をもつプラスチックプレートは、洗浄され、乾燥され、必要に応じてLCの
ある分子配向を開始するためにある角度で擦られ、そしてプレート間に必要なギ
ャップサイズを与えるためにスペーサが設けられた。その後、異なるプレートに
配置された固定素子が互いに接合されるようにプレートを互いに重畳した。例え
ば、固定手段が「燕尾」の形状を有する場合には、一方のプレートに形成された
ある形状の溝が、他方のプレートに形成されたある形状の突起に接合されねばな
らない。キュベットの1つの縁から始めて他の縁へと進むようにして両プレート
に圧力を付与することにより両プレートが接合された。この圧力は、弾力性表面
及びある堅牢さをもつ2つのローラー間に接合されたプレートを通すことにより
形成される。温度の影響を受け易いディスプレイのプレートを接合するときには
、一方のプレートの固定素子を加熱してもよい。プレートをラッチする間に温度
勾配を形成すると、冷却後に固定素子の相互接続がより緊密になるために結合効
率が高くなる。信頼性の高いハーメチックシームを与えるために、プレートを接
合する前に、液体シール剤を溝に注入することができ、このシール剤は、後で、
化学的、熱的或いはUV、IR又は可視光線のもとで固化し、更に、この固化は
欠陥素子についてキュベットを検査した後に始まる。キュベットに液晶を充填す
ることは、キュベット壁又は接合シームの充填窓を経て行われ、この窓は、後で
シールされる。その後、キュベットが内部偏光器をもたない場合には、それがキ
ュベットの外面に所望の配向で付着又は貼付される。
【0016】 除去すべき欠陥を発見した場合には、キュベットのプレートを分離し、液晶を
洗浄する。その後、欠陥領域を修復し、キュベットを再組み立てする。 他の固定構成でキュベットを組み立てる方法も一般的に相違がない。ディスプ
レイの後壁及び前壁が連続的なポリマーベルトに形成される連続的な製造方法に
も適用できる。組み立て中に、両ベルトは2つのローラー間にころがされ、一方
のベルトのある形状の突起が他方のベルトの対応形状の溝に嵌合するようにされ
る。 上述したLCディスプレイの全ての構成は、それらの変形も含めて、特許請求
の範囲内で考えられる構成を説明し尽くしたものではない。更に、ディスプレイ
の動作原理は、何ら変わるものではない。LCディスプレイにおけるプレートの
取り外し可能な固定の使用を添付図面に示し明確に説明した。以上のことから、
本発明は、上述した技術的効果を与える目的を達成することが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディスプレイプレートの周囲における接続シームの位置を示す図である。
【図2】 2つのバインディングシームの形態で固定素子を形成する実施形態を示す図で
ある。
【図3】 バインディングシームが2列の個別結合手段の形態で実施され、2つの列間に
シールガスケットが設けられたLCディスプレイを示す図である。
【図4A】 付加的な外部結合素子をもつLCディスプレイを示す図である。
【図4B】 付加的な外部結合素子をもつLCディスプレイを示す図である。
【図5A】 本発明のバインディングシームのA−A線に沿った断面図である。
【図5B】 本発明の別のバインディングシームのA−A線に沿った断面図である。
【図5C】 本発明の更に別のバインディングシームのA−A線に沿った断面図である。
【図5D】 本発明の更に別のバインディングシームのA−A線に沿った断面図である。
【図6A】 ディスプレイを製造するコンベア方法の一形態を示す図である。
【図6B】 ディスプレイを製造するコンベア方法の別の形態を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH ,GM,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極及び偏光器を伴う2つの平行なプレートがそれらの周囲
    に沿って接合されて、液晶が充填される空洞を形成し、上記プレートの接合が取
    り外し可能に行われることを特徴とするLCディスプレイ。
  2. 【請求項2】 上記プレートの取り外し可能な接合を形成するために、互い
    に対向する両プレートの内面の周囲に固定素子が形成され、これら固定素子が両
    プレートを互いにロックしそしてLCを密閉する請求項1に記載のLCディスプ
    レイ。
  3. 【請求項3】 上記固定素子は、少なくとも1つの連続的なバインディング
    シームの形態で実施され、これを形成するために、一方のプレートにはくぼみを
    そして他方のプレートには突起を形成し、該突起の寸法及び形状は、上記くぼみ
    へ侵入してそこにロックできるものである請求項1又は2に記載のLCディスプ
    レイ。
  4. 【請求項4】 上記突起は、「もり」又は「燕尾」形状の断面を有する請求
    項1ないし3のいずれかに記載のLCディスプレイ。
  5. 【請求項5】 上記固定素子は、少なくとも1つの連続的な接合シームの形
    態で実施され、これを形成するために、両プレートには、相互にロックできる形
    状の突起が設けられる請求項1又は2の記載のLCディスプレイ。
  6. 【請求項6】 上記固定素子は、「ベルクロ」の形態の接合部を形成する請
    求項1又は2の記載のLCディスプレイ。
  7. 【請求項7】 上記固定素子は、両プレートの周囲内面に少なくとも2列に
    配置された個別の結合手段の形態で実施され、これら2列の固定素子間には締め
    付けガスケットが配置される請求項1又は2に記載のLCディスプレイ。
  8. 【請求項8】 上記固定素子は、両プレートの対向内面に形成された同軸的
    くぼみの形態で実施され、そしてこれらくぼみの形態及び形状は、それらくぼみ
    に挿入される対応寸法をもつ弾性ガスケットコード及び/又はリボンで両プレー
    トを接合できるようなものである請求項1又は2に記載のLCディスプレイ。
  9. 【請求項9】 上記プレートは、ガラス又はプラスチック、例えばその製造
    用に作られたラブサン又は他の材料で形成され、そして両プレートが同じ材料で
    形成されてもよいし異なる材料で形成されてもよい請求項1ないし8のいずれか
    に記載のLCディスプレイ。
  10. 【請求項10】 少なくとも一方のプレートの内面には、配向組織が設けら
    れる請求項1ないし9のいずれかに記載のLCディスプレイ。
  11. 【請求項11】 上記プレートの組織は、互いにある角度で又は平行に配向
    される請求項10に記載のLCディスプレイ。
  12. 【請求項12】 上記組織素子の振幅、周期及び多孔度は、ディスプレイの
    サイズに基づき、整列層が存在する場合及びそれを伴わない場合に偏光器の分子
    配向を与え、及び/又は空洞の容積全体にわたってLC層の均一な分布を与えて
    LC層の必要厚みを与えるように選択される請求項10又は11の記載のLCデ
    ィスプレイ。
  13. 【請求項13】 少なくとも一方のプレートの内面には、厚み限定素子即ち
    スペーサが設けられ、これらはプレートの周囲に配置され、そしてこの場合に、
    スペーサの機能が固定素子によって遂行されてもよい請求項1ないし12のいず
    れかに記載のLCディスプレイ。
  14. 【請求項14】 少なくとも一方のプレートの内面には、厚み限定素子即ち
    スペーサが設けられ、これらはプレートの領域にわたって分布され、そしてこの
    場合に、それらスペーサは、付加的な固定素子としても働く単一ポイント素子の
    形態であるか、格子又は直線的断片或いは全容積にわたって分布されたある形状
    の組織の形態である請求項1ないし14のいずれかに記載のLCディスプレイ。
  15. 【請求項15】 上記プレートは、更に、ボルトやブラケットのような外部
    固定素子により結合される請求項1ないし14のいずれかに記載のLCディスプ
    レイ。
  16. 【請求項16】 上記空洞に液晶を充填するために、取り外し可能な接合部
    の層に窓を使用し、及び/又はディスプレイの一方のプレートに窓を使用し、こ
    の窓は、充填が完了した後に密閉される請求項1ないし15のいずれかに記載の
    LCディスプレイ。
  17. 【請求項17】 上記ディスプレイは、反射型のディスプレイであり、電極
    及び一方のプレートは、光学的に透明な材料で作られ、そして第2のプレートに
    は、そのプレートの電極系を構成する拡散反射層が設けられ、その拡散反射層と
    液晶との間又は液晶と分極層との間には複屈折層があり、一方、少なくとも1つ
    のプレートには分離サブ層が設けられる請求項1ないし16のいずれかに記載の
    LCディスプレイ。
  18. 【請求項18】 上記ディスプレイは、プレート及び機能的素子が光学的に
    透明な材料で作られた透過型のディスプレイである請求項1ないし17のいずれ
    かに記載のLCディスプレイ。
  19. 【請求項19】 上記ディスプレイの組み立ては、電極、表示層及び固定素
    子が予め設けられるか及び/又は並進移動プロセス中に設けられるプラスチック
    ベルトを使用し、このプラスチックベルトは、相互に平行又は垂直な方向に並進
    移動し、そしてこれらプラスチックベルトは、対応する固定素子を圧力で接続す
    ることにより接合され、その後に、個別のディスプレイに分割される請求項1な
    いし18のいずれかに記載のLCディスプレイ。
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