JP2003149630A - 液晶セル形成用パネルおよび液晶セルの製造方法 - Google Patents

液晶セル形成用パネルおよび液晶セルの製造方法

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JP2003149630A
JP2003149630A JP2001348748A JP2001348748A JP2003149630A JP 2003149630 A JP2003149630 A JP 2003149630A JP 2001348748 A JP2001348748 A JP 2001348748A JP 2001348748 A JP2001348748 A JP 2001348748A JP 2003149630 A JP2003149630 A JP 2003149630A
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Norihisa Maeda
典久 前田
Hirobumi Wakemoto
博文 分元
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、額縁状ブラックマトリクス上に液晶封
止用シール剤を配置した場合、額縁状ブラックマトリク
スの厚みの分だけ液晶セルにおいて、ダミーシール剤が
配置された部分の厚みと液晶封止用シール剤が配置され
た部分の厚みとの間で差が生じ、その結果、表示むらが
発生していた。 【解決手段】 額縁状ブラックマトリクス1上に液晶封
止用シール剤2を配置し、非表示領域に配置するダミー
シール剤3の位置にダミーブラックマトリックス18を
配置することにより、液晶封止用シール剤2の配置され
た部分とダミーシール剤3の配置された部分とで厚みを
均一にすることができるため、液晶パネルの中央部と周
辺部とでセル厚の不均一がなくなり、表示むらのない液
晶パネルが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダミーシール剤が
形成された液晶セル形成用パネルおよび液晶セルの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶セルは一般的に、配向処理を施した
一対の電極基板の少なくとも一方にスペーサを散布し、
他方の基板に液晶封止用のシール剤をスクリーン印刷や
ディスペンサー描画を用いて配置し、その後に前記2枚
の基板を貼合わせ、均一なセル厚を得るために基板を加
圧し、シール剤を硬化させ、必要な電極端子部分を残す
ように基板をスクライブし、加圧板で基板をブレーク
し、液晶注入口としてあらかじめ残しておいたシール剤
の切れ目から液晶を注入し、その後この注入口を封口樹
脂で封口処理して製造される。
【0003】液晶封止用のシール剤は、表示領域を囲む
ようなパターンで配置されるが、このようなパターンの
みでシール剤を配置した場合、基板をブレークした時に
非表示領域の基板部分がばらばらになり、電極端子部分
を傷つけるという問題が発生する。この問題を解決する
ために、非表示領域にダミーのシール剤を配置し、ブレ
ーク時に基板がばらばらになるのを防ぐ方法が行われて
いる。
【0004】またシール剤中にセル厚と対応する径のガ
ラス繊維などのスペーサを配合し、より均一なセル厚を
得るようにすることも行われている。
【0005】図4は第1の従来例の液晶セル形成用パネ
ルの平面構成図であって、マザーガラス基板に液晶セル
が2面取れるように形成されている。図4において、1
は液晶セルの表示領域周辺に形成されたカラーフィルタ
基板上の額縁状ブラックマトリクス、2は液晶封止用シ
ール剤、3はダミーシール剤である。
【0006】図3は、第1の従来例の液晶セル形成用パ
ネルの断面構成図であり、図4におけるA−Aの断面図
である。図3において、4はカラーフィルタ等が配置さ
れた基板、5はTFTアレイ等が配置された基板、6は
スペーサ粒子、9はシール剤に配合されたスペーサ、1
1はブラックマトリクス、13はオーバーコート層、1
4は透明電極、15は配向膜である。
【0007】従来の液晶セルは、上下基板4,5の間に
所定のセル厚を保持するに必要な径を有するスペーサ粒
子6を分散し配置させるとともに、スペーサ粒子6の径
に両基板4,5の表示領域に形成されているカラーフィ
ルタやブラックマトリクス等の厚さを加算した径を有す
るスペーサ9を液晶封止用シール剤2およびダミーシー
ル剤3に配合し、両基板4,5を上下から均一に加圧す
ることにより液晶セル全体が一様なセルギャップを有す
るように構成されている。
【0008】この種の液晶セルは、表示領域の中央付近
と周辺付近のセル厚が同一であることが要求される。こ
のセル厚に差があると、色むらの発生等、表示品質を低
下させてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】液晶パネルの大型化
や、ガラス基板の有効利用のためにマザーガラス基板上
での表示領域の配置を工夫する場合、シール剤の配置位
置に制約が加わり、液晶封止用のシール剤を、カラーフ
ィルタ基板の表示領域周囲に額縁状に配置されたブラッ
クマトリクスの上に配置する場合がある。
【0010】図2は、第2の従来例の液晶表示用パネル
の断面構成図である。図2において、基板4上で液晶封
止用シール剤2の下に額縁状ブラックマトリクス1が配
置されている点以外は図3と同じであるので説明を省略
する。
【0011】この場合、基板4上に液晶封止用シール剤
2とダミーシール剤3とを配置したとき液晶封止用シー
ル剤2の高さが額縁状ブラックマトリクス1の厚み分だ
けダミーシール剤3よりも高くなる。この基板4と基板
5とを貼り合わせるため、ダミーシール剤3と基板5と
の密着を考慮して両基板を上下から均一に加圧すると、
図2に示すように、額縁状ブラックマトリクス1の厚み
の分だけ、液晶封止用シール剤2の配置された部分が突
出し、表示領域端部とその中央部とで液晶セルの厚み寸
法に差が生じる。これが原因となって表示領域内に表示
むらが発生するという問題がある。この問題は、樹脂製
ブラックマトリクスを用いた場合、クロム製ブラックマ
トリクスと比較して厚みが増すため、より顕著となる。
【0012】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、液晶セルの製造の歩留まりを向上し、均一なセル
厚を得ることのできる液晶セル形成用パネルおよび液晶
セルの製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の液晶セル形成用パネルは、一対の基
板と、一対の基板の表示領域縁部に形成された液晶封止
用シール剤と、液晶封止用シール剤と重なる位置に形成
された額縁状ブラックマトリクスと、液晶封止用シール
剤の外側である非表示領域に形成されたダミーシール剤
とを備えた液晶セル形成用パネルであって、ダミーシー
ル剤と重なる位置に形成され、額縁状ブラックマトリク
スと同等の厚みを持つダミーブラックマトリクスを設け
たことを特徴とする。
【0014】請求項1記載の発明によれば、液晶封止用
シール剤と重なる位置に形成された額縁状ブラックマト
リクスと同等の厚みを持つダミーブラックマトリクスを
ダミーシール剤と重なる位置に形成しているため、液晶
封止用シール剤部分の液晶セルの厚みとダミーシール剤
部分の液晶セルの厚みとの差をなくすことができること
により、表示領域の中央部と周辺部とでのセル厚も同等
となり、液晶セルの均一化が図れ、表示むらを防止する
ことのできる液晶セルを実現することができる。
【0015】請求項2記載の液晶セルの製造方法は、一
対の基板を準備する工程と、一対の基板のうちいずれか
一方の基板の表示領域縁部に額縁状ブラックマトリクス
を形成する工程と、額縁状ブラックマトリクスと重なる
位置に液晶封止用シール剤を形成し、液晶封止用シール
剤の外側である非表示領域にダミーシール剤を形成する
工程と、2枚の基板を貼り合わせて液晶セル形成用パネ
ルを形成する工程と、液晶セル形成用パネルを割断する
工程と、割断された液晶セル形成用パネルの基板の間の
液晶封止用シール剤で囲まれた部分に液晶を封入する工
程とを含む液晶セルの製造方法であって、額縁状ブラッ
クマトリクスと同等の厚みを持つダミーブラックマトリ
クスを非表示領域に形成し、ダミーブラックマトリクス
と重なる位置にダミーシール剤を形成することを特徴と
する。
【0016】請求項2記載の発明によれば、一対の基板
のうちいずれか一方の基板の表示領域縁部に液晶封止用
シール剤を形成し、液晶封止用シール剤の外側である非
表示領域にダミーシール剤を形成する工程において、額
縁状ブラックマトリクスと重なる位置に液晶封止用シー
ル剤を形成し、額縁状ブラックマトリクスと同等の厚み
を持つダミーブラックマトリクスと重なる位置にダミー
シール剤を形成するため、液晶封止用シール剤部分の液
晶セルの厚みとダミーシール剤部分の液晶セルの厚みと
の差をなくすことができることにより、表示領域の中央
と周辺とでのセル厚も同等となり、液晶セルの厚みの均
一化が図れ、表示むらを防止することのできる液晶セル
を製造することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1から図3を用いて説明する。
【0018】(第1の比較例)第1の比較例を図3を用
いて説明する。図3は第1の従来例の液晶セル形成用パ
ネルの断面構成図であり、従来の技術の説明で用いたも
のと同じであるので説明を省略する。
【0019】550[mm]×670[mm]×0.7
[mm]のサイズのマザーガラス基板に、19.0型の
液晶セルが2面取れるように設計したカラーフィルタ等
が形成された基板4とTFTアレイ等が形成された電極
基板5を作成し、配向膜15を形成してラビングによる
配向処理を施した後、所定のセル厚を保持するためのス
ペーサ粒子6を散布し、シール剤2,3をディスペンサ
ー描画により塗布した後に両基板4,5を貼り合わせ
る。この貼り合わせた後の断面図が図3である。
【0020】液晶封止用シール剤2は、基板4の額縁状
ブラックマトリクス1の外側(非表示領域)に配置す
る。額縁状ブラックマトリクス1の外辺と液晶封止用シ
ール剤2の中心線の距離は1.0[mm]、液晶封止用
シール剤2の幅は1.2[mm]とした。さらに、非表
示領域にダミーシール剤3を配置した。ダミーシール剤
3の幅は1.2[mm]とした。ここで、ダミーシール
剤3の位置の基板4上にはブラックマトリクスは形成さ
れていない。基板4,5上に散布されているスペーサ粒
子6の粒子径は3.4[μm]である。液晶封止用シー
ル剤2およびダミーシール剤3には、同じく所定のセル
厚を保持するためのガラスファイバ製のスペーサ9を混
入してあり、そのファイバ径は6.0[μm]である。
スペーサ粒子6の径とガラスファイバ製スペーサ9の径
の差は、基板4の表示領域に配置してあるブラックマト
リクス11およびカラーフィルタ12の厚みに相当す
る。このようにして貼り合わせた両基板4,5を加熱加
圧処理してシール剤2,3を硬化させ、液晶封止用シー
ル剤2の外側周囲で、ダミーシール剤3との間の割断ラ
インαの位置で割断して空セルを作成し、その空セルに
液晶を注入した後注入口部をUV硬化樹脂にて封口処理
して液晶セルを作成する。
【0021】このようにして得られた液晶セルは表示領
域は狭いが、セル厚が均一であるため、表示むらは見ら
れなかった。
【0022】(第2の比較例)次に、第2の比較例を図
2を用いて説明する。図2は第2の従来例の液晶セル形
成用パネルの断面構成図であり、発明が解決しようとす
る課題で用いたものと同じであるので説明を省略する。
【0023】550[mm]×670[mm]×0.7
[mm]のサイズのマザーガラス基板に、23.0型の
液晶セルが2面取れるように設計したカラーフィルタ等
が配置された基板4とTFTアレイ等が配置された電極
基板5を作成し、配向膜15を形成してラビングによる
配向処理を施した後、所定のセル厚を保持するためのス
ペーサ粒子6を散布し、シール剤2,3をディスペンサ
ー描画により塗布した後両基板4,5を貼り合わせる。
この貼り合わせた後の断面図が図2である。
【0024】表示領域の大画面化により、シール剤を配
置する位置が十分確保できないため、液晶封止用シール
剤2は、基板4の額縁状ブラックマトリクス1の上に配
置する。液晶封止用シール剤2の幅は1.2[mm]と
した。さらに、非表示領域にダミーシール剤3を配置す
る。ダミーシール剤3の幅は1.2[mm]とした。こ
こで、ダミーシール剤3の位置の基板4上にはブラック
マトリクスは形成されていない。基板4,5上に散布さ
れているスペーサ粒子6の粒子径は3.4[μm]であ
る。液晶封止用シール剤2およびダミーシール剤3に
は、同じく所定のセル厚を保持するためのガラスファイ
バ製のスペーサ9を混入してあり、そのファイバ径は
5.0[μm]である。スペーサ粒子6の径とガラスフ
ァイバ製スペーサ9の径の差は、基板4の表示領域に配
置してあるカラーフィルタ12等の厚みに相当する。こ
のようにして貼り合わせた両基板4,5を加熱加圧処理
してシール剤樹脂を硬化させ、液晶封止用シール剤2の
外側周囲で、ダミーシール剤3との間の割断ラインαの
位置で割断して空セルを作成し、その空セルに液晶を注
入した後注入口部をUV硬化樹脂にて封口処理して液晶
セルを作成した。
【0025】このようにして得られた液晶セルは表示領
域は広いが、表示領域の中央と周辺付近とでセル厚が異
なるために、表示むらがみられた。
【0026】(本発明の実施の形態)次に、本発明の実
施の形態を図1を用いて説明する。図1は本発明の実施
の形態における液晶セル形成用パネルの断面構成図であ
る。図1において、ダミーシール剤3の下にダミーブラ
ックマトリクス18が配置されている点以外は図2と同
じであるので説明を省略する。図2と比べてわかるよう
に、本実施の形態の特徴は、液晶封止用シール剤2の配
置された部分の液晶セルの厚みとダミーシール剤3の配
置された部分の液晶セルの厚みとの間に差がない点にあ
る。
【0027】550[mm]×670[mm]×0.7
[mm]のサイズのマザーガラス基板に、23.0型の
液晶セルが2面取れるように設計したカラーフィルタ等
が配置された基板4とTFTアレイ等が配置された電極
基板5を作成し、配向膜15を形成してラビングによる
配向処理を施した後、所定のセル厚を保持するためのス
ペーサ粒子6を散布し、シール剤2,3をディスペンサ
ー描画により塗布した後両基板4,5を貼り合わせる。
この貼り合わせた後の断面図が図1である。
【0028】表示領域の大画面化により、シール剤2を
配置する位置が十分確保できないため、液晶封止用シー
ル剤2は、基板4の額縁状ブラックマトリクス1の上に
配置する。液晶封止用シール剤2の幅は1.2[mm]
とした。さらに、非表示領域にダミーシール剤3を配置
する。ダミーシール剤3の幅は1.2[mm]とした。
ここで、ダミーシール剤3の位置の基板4上には、額縁
状ブラックマトリクス1と同等の厚さのダミーブラック
マトリクス18が形成されている。基板4,5上に散布
されているスペーサ粒子6の粒子径は3.4[μm]で
ある。液晶封止用シール剤2およびダミーシール剤3に
は、同じく所定のセル厚を保持するためのガラスファイ
バ製のスペーサ9を混入してあり、そのファイバ径は
5.0[μm]である。スペーサ粒子6の径とガラスフ
ァイバ製スペーサ9の径の差は、基板4の表示領域に配
置してあるカラーフィルタ12等の厚みに相当する。こ
のようにして貼り合わせた両基板を加熱加圧処理してシ
ール剤樹脂を硬化させ、液晶封止用シール剤2の外側周
囲で、ダミーシール剤3との間の割断ラインαの位置で
割断して空セルを作成し、その空セルに液晶を注入した
後注入口部をUV硬化樹脂にて封口処理して液晶セルを
作成した。
【0029】このようにして得られた液晶セルは表示領
域が広く確保されているとともにセル厚が均一で、表示
むらは見られなかった。
【0030】以上の結果から、第1および第2の比較例
と本実施の形態とを検討すると、第1の比較例では表示
領域が狭くなり、また第2の比較例では表示むらが発生
するという弊害が生じるのに対し、本実施の形態では、
表示領域を広く確保することができるとともに表示むら
をも防止することができる。
【0031】なお、本実施の形態において、液晶封止用
シール剤2が額縁状ブラックマトリクス1と完全に重な
る位置としているが、セル厚を確保するスペーサ9がブ
ラックマトリクス1上にある限り、シール剤2は額縁状
ブラックマトリクス1と完全に重なる位置でなくてもよ
い。また、本実施の形態において、ダミーシール剤3が
ダミーブラックマトリクス18と完全に重なる位置とし
ているが、セル厚を確保するスペーサ9がダミーブラッ
クマトリクス18上にある限り、シール剤3はダミーブ
ラックマトリクス18と完全に重なる位置でなくてもよ
い。
【0032】また、額縁状ブラックマトリクス1とダミ
ーブラックマトリクス18とは、ブラックマトリクス1
1と同じ遮光材料からなり、額縁状ブラックマトリクス
1とダミーブラックマトリクス18とブラックマトリク
ス11とを同時に形成することが工程数を増加させない
ためには好ましい。
【0033】なお、本実施の形態において、マザーガラ
ス基板から取り出す液晶セルは2面としたが、1面もし
くは3面以上であっても差し支えない。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、液晶封止
用シール剤と重なる位置に形成された額縁状ブラックマ
トリクスと同等の厚みを持つダミーブラックマトリクス
をダミーシール剤と重なる位置に形成しているため、液
晶封止用シール剤部分の液晶セルの厚みとダミーシール
剤部分の液晶セルの厚みとの差をなくすことができるこ
とにより、表示領域の中央と周辺部とでのセル厚も同等
となり、液晶セルの厚みの均一化が図れ、表示むらを防
止することのできる液晶セルを実現することができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、一対の基板
のうちいずれか一方の基板の表示領域縁部に液晶封止用
シール剤を形成し、液晶封止用シール剤の外側である非
表示領域にダミーシール剤を形成する工程において、額
縁状ブラックマトリクスと重なる位置に液晶封止用シー
ル剤を形成し、額縁状ブラックマトリクスと同等の厚み
を持つダミーブラックマトリクスと重なる位置にダミー
シール剤を形成するため、液晶封止用シール剤部分の液
晶セルの厚みとダミーシール剤部分の液晶セルの厚みと
の差をなくすことができることにより、表示領域の中央
と周辺部とでのセル厚も同等となり、液晶セルの厚みの
均一化が図れ、表示むらを防止することのできる液晶セ
ルを製造することができる。
【0036】その結果、液晶パネルの大画面化や、マザ
ー基板面積の有効利用等の目的により、液晶封止用シー
ル剤を額縁状ブラックマトリクス上に配置した場合で
も、非表示領域に配置するダミーシール剤の位置に額縁
状ブラックマトリクスと同等の厚さのダミーブラックマ
トリクスを形成することで、液晶セルの厚みを均一に保
ち、表示むらのない液晶パネルを得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における液晶セル形成用パ
ネルの断面構成図
【図2】第2の従来例の液晶セル形成用パネルの断面構
成図
【図3】第1の従来例の液晶セル形成用パネルの断面構
成図
【図4】第1の従来例の液晶セル形成用パネルの平面構
成図
【符号の説明】
1 額縁状ブラックマトリクス 2 液晶封止用シール剤 3 ダミーシール剤 4 カラーフィルタ等が配置された基板 5 TFTアレイ等が配置された基板 6 スペーサ粒子 9 シール剤に配合されたスペーサ 11 ブラックマトリクス 12 カラーフィルタ 13 オーバーコート層 14 透明電極 15 配向膜 18 ダミーブラックマトリクス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 LA07 LA08 LA19 LA41 NA06 NA42 NA51 QA14 TA12 TA13 2H091 FA02Y FA34Y GA08 GA09 LA12 LA18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板と、前記一対の基板の表示領
    域縁部に形成された液晶封止用シール剤と、前記液晶封
    止用シール剤と重なる位置に形成された額縁状ブラック
    マトリクスと、前記液晶封止用シール剤の外側である非
    表示領域に形成されたダミーシール剤とを備えた液晶セ
    ル形成用パネルであって、前記ダミーシール剤と重なる
    位置に形成され、前記額縁状ブラックマトリクスと同等
    の厚みを持つダミーブラックマトリクスを設けたことを
    特徴とする液晶セル形成用パネル。
  2. 【請求項2】 一対の基板を準備する工程と、前記一対
    の基板のうちいずれか一方の基板の表示領域縁部に額縁
    状ブラックマトリクスを形成する工程と、前記額縁状ブ
    ラックマトリクスと重なる位置に液晶封止用シール剤を
    形成し、前記液晶封止用シール剤の外側である非表示領
    域にダミーシール剤を形成する工程と、前記2枚の基板
    を貼り合わせて液晶セル形成用パネルを形成する工程
    と、前記液晶セル形成用パネルを割断する工程と、割断
    された液晶セル形成用パネルの基板の間の前記液晶封止
    用シール剤で囲まれた部分に液晶を封入する工程とを含
    む液晶セルの製造方法であって、前記額縁状ブラックマ
    トリクスと同等の厚みを持つダミーブラックマトリクス
    を非表示領域に形成し、前記ダミーブラックマトリクス
    と重なる位置に前記ダミーシール剤を形成することを特
    徴とする液晶セルの製造方法。
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