JP3657358B2 - 液晶表示パネル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネル及びその製造方法に関し、より詳しくは、複数のパネルを合体させて一つの大型ディスプレイとした液晶表示パネル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、表示画面が大型化する傾向にあるが、TFTマトリクス型液晶表示装置においては最初から大型の表示パネルを作成するのは歩留りの大幅な低下を来す。従って、適当な大きさの複数の表示パネルを合体させて一つのディスプレイとし、歩留りの向上を図るようにしている。
【0003】
図8(a),(b)は、2つのパネルを合体させて一つの大型ディスプレイとした液晶表示パネルについて示す断面図及び平面図である。
同図に示すように、一つの液晶パネル41aでは、TFTが形成されたガラス基板1aとカラーフィルタが形成されたガラス基板2aとが、TFTとカラーフィルタを対面させて、液晶4aを挟んで重ねられている。液晶4aは、基板1aと2aの間の周辺部に枠状に形成されたシール材3aにより密封されている。他の液晶パネル41bも同様な構造を有する。
【0004】
上記2つの液晶パネル41a,41bが合体されて一つの大型ディスプレーが形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例の液晶表示パネルによれば、2つの液晶パネル41a,41bの突き合わせ箇所である表示領域の中央部をシール材3a,3bが横断する。この境界部分のシール材3a,3bは他の部分よりも幅が数百nmと極端に狭くなっているが、この境界部分では液晶4a,4bが存在しないため、像が表示されない。このため、液晶表示パネルを全体として見た場合、違和感を生じ、表示品質上大きな問題となっている。
【0006】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて創作されたものであり、視覚上、パネル境界の違和感を大幅に解消することができる、複数のパネルを合体させて一つのディスプレイとした液晶表示パネル及びその製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、第1の発明である、2つの基板間の少なくとも周辺部にシール材を挟んで前記2つの基板を重ね合わせて形成された液晶注入前の複数のパネルを、該パネルの一辺に沿ってかつ前記シール材の形成領域よりも内側の領域で切断し、前記パネルの切断辺同士を複数突き合わせて形成された合成パネルと、前記合成パネルを片面から支持する第1の支持基板、及びもう一方の面から支持する第2の支持基板と、前記合成パネルを片方の基板面から支持する第1の支持基板、及びもう一方の基板面から支持する第2の支持基板と、前記片方の基板と前記第1の支持基板との間に介在し、前記液晶を密封する第1の密封手段と、前記もう一方の基板と前記第2の支持基板との間に介在し、前記液晶を密封する第2の密封手段とを有することを特徴とする液晶表示パネルによって解決され、
第2の発明である、前記密封手段は、前記片方の基板と前記第1の支持基板を接着し、前記もう一方の基板と前記第2の支持基板を接着する接着材であることを特徴とする第1の発明に記載の液晶表示パネルによって解決され、
第3の発明である、前記密封手段は、前記片方の基板と前記第1の支持基板の間の少なくとも周辺部に形成され、前記もう一方の基板と前記第2の支持基板の間の少なくとも周辺部に形成されたシール材であることを特徴とする第1の発明に記載の液晶表示パネルによって解決され、
第4の発明である、前記片方の基板と前記第1の支持基板の間のシール材、及び前記もう一方の基板と前記第2の支持基板の間のシール材は、それぞれ前記片方の基板の突き合わせ箇所、及びもう一方の基板の突き合わせ箇所を塞いでいることを特徴とする第3の発明に記載の液晶表示パネルによって解決され、
第5の発明である、前記片方の基板と前記第1の支持基板の間のシール材に囲まれた領域に液晶が充填され、かつ前記もう一方の基板と前記第2の支持基板間のシール材に囲まれた領域に液晶が充填されていることを特徴とする第3の発明に記載の液晶表示パネルによって解決され、
第6の発明である、前記シール材は、紫外線の照射により硬化する透明な樹脂であることを特徴とする第1乃至第5の発明のいずれかに記載の液晶表示パネルによって解決され、
第7の発明である、前記片方の基板と前記第1の支持基板の間の液晶の液晶分子、及び前記もう一方の基板と前記第2の支持基板の間の液晶の液晶分子は垂直配向又は水平配向していることを特徴とする第5の発明に記載の液晶表示パネルによって解決され、
第8の発明である、2つの基板間の少なくとも周辺部にシール材を挟んで前記2つの基板を重ね合わせ、パネルを形成する工程と、前記パネルを複数作製して、各前記パネルを該パネルの一辺に沿ってかつ前記シール材の形成領域よりも内側の領域で切断し、液晶注入前の前記パネルの切断辺同士を突き合わせて合成パネルを形成する工程と、前記液晶を密封する密封手段を介在させて前記合成パネルを片方の基板面から支持する第1の支持基板を前記合成パネルに取り付ける工程と、前記液晶を密封する密封手段を介在させて前記合成パネルをもう一方の基板面から支持する第2の支持基板を前記合成パネルに取り付ける工程とを有することを特徴とする液晶表示パネルの製造方法によって解決される。
【0008】
本発明に係る液晶表示パネルにおいては、第1及び第2の合成基板の間に充填された液晶を囲むシール材を有している。即ち、第1の合成基板の突き合わせ箇所と第2の合成基板の突き合わせ箇所にはシール材が存在せず、液晶は突き合わせ箇所でも途切れることなく突き合わせ箇所の両側に連続して広がる。
一方、突き合わせ箇所では画素電極等が途切れるため、表示パネル上で色合いや明るさが変化しない所が存在するが、僅かな幅なので、視覚上、違和感は生じない。このため、表示品質の低下を防止することができる。
【0009】
また、液晶を密封し、第1の合成基板を支持する第1の支持基板と、液晶を密封し、第2の合成基板を支持する第2の支持基板とを有している。このため、突き合わせ箇所にシール材が存在しなくても第1及び第2の合成基板間の液晶漏れを防止することができ、また、合成基板の強度向上を図ることができる。
更に、第1の合成基板と第1の支持基板の間の少なくとも周辺部に、及び第2の合成基板と第2の支持基板の間の少なくとも周辺部にそれぞれシール材が形成されている。従って、合成基板と支持基板の間は密封されるので、合成基板の突き合わせ箇所に僅かの隙間を生じた場合でも、第1及び第2の合成基板間に充填された第1の液晶を密封することができる。
【0010】
特に、合成基板間の液晶と同種類の液晶を各々の合成基板と支持基板の間に充填しておくと合成基板間の液晶の減少を防止することができる。
さらに、合成基板と支持基板の間の液晶を特定の方向に配向させておくことにより、合成基板と支持基板の間に何もない場合やシール材が介在する場合と比べて、表示品質が向上する。
【0011】
特に、合成基板と支持基板の間の液晶の液晶分子を垂直方向に配向させておくとよい。また、これらの液晶の液晶分子を水平配向させてもよい。このときでも、配向が制御される液晶をTN液晶表示モードで動作させる場合には大きな表示品質の低下とはならない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(1)第1〜第5の実施の形態
(第1の実施の形態)
図1(a)〜(c),図2(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示パネルの作成方法について示す断面図である。図2(b)は図2(a)の上面図である。
【0013】
まず、図1(a)に示すように、複数の画素領域に区画され、画素領域毎にTFTが形成された四角形状の基板101上であって、各画素領域の周辺部に枠状にシール材19a,19bを形成する。さらに、シール材19a,19bで囲まれた画素領域に不図示の透明なプラスチック製のスペーサを散布する。スペーサの直径は5μm程度とする。この寸法により液晶が充填される間隙の大きさが決まる。
【0014】
次いで、基板101よりも小さい四角形状の、カラーフィルタが形成された基板102aを、カラーフィルタとTFTが対面するように基板101上に重ねる。このとき、枠状のシール材19aがカラーフィルタの形成領域を囲むように重ねる。スペーサにより、基板101と102aの間に適当な間隔、5μm±0.2μmの間隙を確保することができる。
【0015】
同じように、基板101上の他の画素領域でカラーフィルタが形成された四角形状の他の基板102bを基板101と対面させて重ねる。
なお、図1(b)は各基板101a,102aの構造を詳細に説明する部分断面図である。基板101を画素領域毎に分け、それぞれに対応する基板101の箇所を101a,101bとしている。図1(b)に示すように、基板101aでは厚さ1.1mmのガラス基板11a上の画素領域に不図示のTFTと、TFTのソース電極と接続された画素電極12aとが形成され、さらに、TFT及び画素電極12aを被覆して全面に配向膜13aが形成されている。TFT及び画素電極12aは画素領域以外ではパターニングにより予め除去されている。また、TFTのドレインバスライン及びゲートバスラインとつながる外部との接続電極は突き合わせ箇所となる境界領域以外の3辺の周辺部に形成されている。従って、複数の基板を合体させたときには、接続電極はすべて画素領域の周辺部にのみ配置される。
【0016】
また、基板102aでは、厚さ1.1mmのガラス基板14a上にR(赤)とG(緑)とB(青)が順に並ぶように形成された膜厚約2μmのカラーフィルタ膜15aと、膜厚約300nmのシリコン酸化膜からなる保護膜16aと、膜厚約100nmのITO膜からなる透明電極17aと、ポリイミドからなる膜厚約80nmの配向膜18aとが順に積層されている。基板102bも基板102aと同じような構造となっている。
【0017】
次いで、基板102aの四辺のうち一辺に沿ってかつシール材19aの形成領域よりも内側の領域で、ダイヤモンドカッター等により基板102a及び下の基板101を切断する。同じように、基板102bの一辺に沿ってかつシール材19bの形成領域よりも内側の領域で、基板102a及び下の基板101を切断する。
【0018】
次に、図1(c)に示すように、2つの液晶表示パネルの切断辺同士を突き合わせる。これをそのまま、図2(a)に示すように、シール材20を塗布したガラス基板(第1の支持基板)22の上に載せる。シール材20は基板101aと101bの突き合わせ箇所に沿う中央部の帯状領域と、画素領域を囲む周辺部の帯状領域とに塗布されている。
【0019】
次いで、シール材21を塗布した基板102a,102bの上にガラス基板(第2の支持基板)23を載せる。シール材21は基板102aと102bの突き合わせ箇所に沿う中央部の帯状領域と、画素領域を囲む周辺部の帯状領域とに塗布されている。
次に、全体を押圧し、上下の突き合わせ箇所にシール材20,21を密着させるとともに、突き合わせ箇所の側部においてシール材19a,19bを完全につながらせて、基板101aと102a,101bと102bの間の間隙を密封する。続いて、紫外線を照射してシール材19a,19b,20,21を硬化させ、基板101a,102a,101b及び102bと、ガラス基板22,23とを固定する。このとき、紫外線により硬化するシール材19a,19b,20,21を用いているので、シール材19a,19b,20,21を短時間に硬化させて画素領域に侵入させないようにすることができる。
【0020】
次いで、基板101aと102a,101bと102b間のシール材19a,19bの一か所に形成された不図示の液晶注入口より排気して間隙を減圧しながら、液晶24を間隙に注入する。
次いで、偏光板25,26をそれぞれガラス基板22,23の表の面に接着剤等により張りつける。以上により、図2(b)に示すように、一つの大型ディスプレイが完成する。
【0021】
以上のように、第1の実施の形態によれば、シール材19a,19bが形成されている箇所が画素領域の周辺部だけであり、突き合わせ箇所で液晶24が途切れることなく連続してその両側に広がっている。また、画素電極等が存在しない突き合わせ箇所の非表示領域の幅は約50μm程度なので、表示品質の低下を防止することができる。
【0022】
また、突き合わせ箇所は支持基板22,23とシール材20,21で封じられているので、基板101aと102a,101bと102bの間の間隙の密封も保たれる。
さらに、基板101aと101bからなる第1の合成基板と、基板102aと102bからなる第2の合成基板はそれぞれ支持基板22,23により支持されているので、機械的な強度の弱い合成基板の突き合わせ箇所の機械的な強度を向上させることができる。
【0023】
(第2の実施の形態)
図3は第2の実施の形態について説明する断面図である。
第1の実施の形態と異なるところは、図3に示すように、第1の合成基板及び第2の合成基板の外表面の全面にそれぞれ紫外線硬化型の透明なシール材20a,21aを塗布し、その上にガラス基板(支持基板)22,23を載せていることである。なお、図中、図2(a)と同じ符号で示すものは図2(a)と同じものを示す。
【0024】
この場合も、第1の実施の形態と同じように、表示品質の低下を防止し、合成基板間の間隙の密封を保つことができる。
(第3の実施の形態)
図4は第3の実施の形態について説明する断面図である。
第1及び第2の実施の形態と異なるところは、第1に、合成基板と支持基板間で表示領域内の突き合わせ箇所を避けてシール材20,21を形成し、密閉構造としていることである。即ち、基板101cと101dを合体させた合成基板とガラス基板(支持基板)22aの間の周辺部のみにシール材20が形成されている。同じように、基板102cと102dを合体させた合成基板とガラス基板(支持基板)23aの間の周辺部のみにシール材21が形成されている。
【0025】
第2に、基板101cと101dの裏面と支持基板22aの裏面に垂直配向処理された配向膜(又は垂直配向膜)が形成され、これらの間に不図示のスペーサが介在して一定の間隙を形成するとともに、その間隙に合成基板間に充填された液晶24と同種類の液晶27が充填されていることである。同じように、基板102cと102dの裏面と支持基板23aの裏面に垂直配向処理された配向膜が形成され、これらの間に不図示のスペーサが介在して一定の間隙を形成するとともに、その間隙に負の誘電率異方性を有する液晶28が充填されていることである。この場合、液晶27,28の液晶分子は配向処理に従って常時垂直配向することになる。なお、図中、図2(a)と同じ符号で示すものは図2(a)と同じものを示す。
【0026】
以上のように、第3の実施の形態によれば、合成基板間の液晶24と同種類の液晶27,28が合成基板と支持基板の間に充填されているので、合成基板間の液晶24が漏れ出て少なくなるのを防止することができる。
特に、支持基板22aと基板101c,101dの間、及び支持基板23aと基板102c,102dの間には液晶分子が垂直配向する液晶27,28が充填されているので、表示品質が更に向上する。
【0027】
(第4の実施の形態)
図5は第4の実施の形態について説明する断面図である。
第3の実施の形態と異なるところは、図5に示すように、基板101eと101fを合体させた合成基板の裏面とガラス基板22bの裏面に水平配向処理された配向膜が形成され、これらの間に正の誘電率異方性を有する液晶29が充填されていることである。同じように、基板102eと102fを合体させた合成基板の裏面とガラス基板23bの裏面に水平配向処理された配向膜が形成され、これらの間に正の誘電率異方性を有する液晶30が充填されていることである。この場合、液晶29,30の液晶分子は常時水平配向(ホモジニアス配向)することになる。なお、図中、図2(a)と同じ符号で示すものは図2(a)と同じものを示す。
【0028】
上記のように、液晶29,30の液晶分子の配向方向を、液晶表示パネルの液晶24の液晶分子の配向方向と同じく水平配向としてもTN(Twisted Nematic )液晶表示モードでは大きな表示品質の低下とはならない。
なお、上記第3及び第4の実施の形態では、合成基板と支持基板の間の間隙には液晶分子が同じ方向に配向する液晶27と28、29と30同士が充填されているが、液晶分子が異なる方向に配向する液晶同士を充填してもよい。
【0029】
(第5の実施の形態)
図6は第5の実施の形態について説明する断面図である。
第2の実施の形態と異なるところは、図6に示すように、基板101aと101bを合体させた下の合成基板とガラス基板22が接着剤31により直接接触され、かつ基板102aと102bを合体させた上の合成基板とガラス基板23が接着剤32により直接接触されていることである。なお、図中、図3と同じ符号で示すものは図3と同じものを示す。
【0030】
この場合も、第2の実施の形態と同じように、合成基板間の液晶24を密封し、表示品質の低下を防止することができる。
(2)第6の実施の形態
図7は、本発明の第6の実施の形態に係る液晶表示パネルについて示す上面図である。
【0031】
第1〜第5の実施の形態と異なるところは、図7に示すように、4つの液晶表示パネル51a〜51dを合体させていることである。各液晶表示パネル51a〜51dの構造は上記第1〜第5の実施の形態で説明した構造を用いることができる。
この場合も、シール材が形成されている箇所が表示領域内にないため液晶24aが途切れなく突き合わせ箇所の両側に広がっており、また、画素電極等が形成されていない突き合わせ箇所の非表示領域の幅も50μm程度なので、表示品質の低下を防止することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る液晶表示パネルにおいては、複数の基板の突き合わせ箇所にはシール材が存在せず、液晶は突き合わせ箇所でも途切れることなく連続して存在する。このため、視覚上、違和感は生じず、このため、表示品質の低下を防止することができる。
【0033】
また、液晶を密封し、第1の合成基板を支持する第1の支持基板と、液晶を密封し、第2の合成基板を支持する第2の支持基板とを有している。このため、突き合わせ箇所にシール材が存在しなくても、第1及び第2の合成基板間の液晶漏れが生じたりせず、また、合成基板の強度向上を図ることができる。
更に、第1の合成基板と第1の支持基板の間の少なくとも周辺部、及び第2の合成基板と第2の支持基板の間の少なくとも周辺部にそれぞれシール材が形成され、合成基板間の液晶と同種類の液晶をシール材で囲まれた領域に充填されている。従って、合成基板間の液晶の減少を防止することができる。
【0034】
また、合成基板と支持基板の間の液晶を特定の方向に配向させておくことにより、合成基板と支持基板の間に何もない場合やシール材が介在する場合と比べて、表示品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示パネルの作成方法について示す断面図である。
【図2】図2(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示パネルの作成方法について示す断面図であり、図2(b)は図2(a)の上面図である。
【図3】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る液晶表示パネルについて示す断面図である。
【図4】図4は、本発明の第3の実施の形態に係る液晶表示パネルについて示す断面図である。
【図5】図5は、本発明の第4の実施の形態に係る液晶表示パネルについて示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の第5の実施の形態に係る液晶表示パネルについて示す断面図である。
【図7】図7は、本発明の第6の実施の形態に係る液晶表示パネルについて示す上面図である。
【図8】図8(a)は、従来例に係る液晶表示パネルの作成方法について示す断面図であり、図8(b)は図8(a)の上面図である。
【符号の説明】
11a,14a,22,22a,22b,23,23a,23b ガラス基板、12a,17a 透明電極、
13a,18a 配向膜、
15a カラーフィルタ、
16a 保護膜、
19a〜19c,20,20a,21,21a シール材、
22 ガラス基板(第1の支持基板)、
23 ガラス基板(第2の支持基板)、
24,24a,27〜30 液晶、
25,26 偏光板、
31,32 接着材、
101a〜101j,102a〜102f 基板。

Claims (8)

  1. 2つの基板間の少なくとも周辺部にシール材を挟んで前記2つの基板を重ね合わせて形成された液晶注入前の複数のパネルを、該パネルの一辺に沿ってかつ前記シール材の形成領域よりも内側の領域で切断し、前記パネルの切断辺同士を突き合わせて形成された合成パネルと、
    前記合成パネルを片方の基板面から支持する第1の支持基板、及びもう一方の基板面から支持する第2の支持基板と、
    前記片方の基板と前記第1の支持基板との間に介在し、前記液晶を密封する第1の密封手段と、
    前記もう一方の基板と前記第2の支持基板との間に介在し、前記液晶を密封する第2の密封手段とを有することを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 前記密封手段は、前記片方の基板と前記第1の支持基板を接着し、前記もう一方の基板と前記第2の支持基板を接着する接着材であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
  3. 前記密封手段は、前記片方の基板と前記第1の支持基板の間の少なくとも周辺部に形成され、前記もう一方の基板と前記第2の支持基板の間の少なくとも周辺部に形成されたシール材であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
  4. 前記片方の基板と前記第1の支持基板の間のシール材、及び前記もう一方の基板と前記第2の支持基板の間のシール材は、それぞれ前記片方の基板の突き合わせ箇所、及びもう一方の基板の突き合わせ箇所を塞いでいることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示パネル。
  5. 前記片方の基板と前記第1の支持基板の間のシール材に囲まれた領域に液晶が充填され、かつ前記もう一方の基板と前記第2の支持基板間のシール材に囲まれた領域に液晶が充填されていることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示パネル。
  6. 前記シール材は、紫外線の照射により硬化する透明な樹脂であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の液晶表示パネル。
  7. 前記片方の基板と前記第1の支持基板の間の液晶の液晶分子、及び前記もう一方の基板と前記第2の支持基板の間の液晶の液晶分子は垂直配向又は水平配向していることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示パネル。
  8. 2つの基板間の少なくとも周辺部にシール材を挟んで前記2つの基板を重ね合わせ、パネルを形成する工程と、
    前記パネルを複数作製して、各前記パネルを該パネルの一辺に沿ってかつ前記シール材の形成領域よりも内側の領域で切断し、液晶注入前の前記パネルの切断辺同士を突き合わせて合成パネルを形成する工程と、
    前記液晶を密封する密封手段を介在させて前記合成パネルを片方の基板面から支持する第1の支持基板を前記合成パネルに取り付ける工程と、
    前記液晶を密封する密封手段を介在させて前記合成パネルをもう一方の基板面から支持する第2の支持基板を前記合成パネルに取り付ける工程とを有することを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
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