JP2002541493A - 時計仕掛け、時計及びそれらを作動させるための方法 - Google Patents

時計仕掛け、時計及びそれらを作動させるための方法

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JP2002541493A
JP2002541493A JP2000611136A JP2000611136A JP2002541493A JP 2002541493 A JP2002541493 A JP 2002541493A JP 2000611136 A JP2000611136 A JP 2000611136A JP 2000611136 A JP2000611136 A JP 2000611136A JP 2002541493 A JP2002541493 A JP 2002541493A
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clockwork
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hands
switch
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JP2000611136A
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テランス ジェイ オニール
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クウォーテックス
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    • G04HOROLOGY
    • G04RRADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R20/00Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 時計仕掛け(10)、時計及び時計を作動させるための方法を提供する。時計は、それぞれの時刻増分に対応するインジケーター(26)を有する文字盤(22)を備えたハウジング(18)と、文字盤(22)の上に回転可能に支持され、時刻を指示するためにインジケーター(26)に対して回転可能に位置決めできる複数の針とを有する。複数の針のうちの1つは秒針であり、時計仕掛け(10)はハウジング(18)によって支持されている。時計仕掛け(10)は、駆動機構(50)と、動力源(58)と、時刻レジスター(78)と、この時刻レジスター(78)と接続されたスイッチ部材(86)と、放送時刻信号を受信するための手段と、放送時刻信号が表現している放送時刻に対応する情報を、複数の針が指示している時刻に対応する情報に比較するための手段と、複数の針が指示している時刻を放送時刻と時刻合わせするための手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は時計仕掛け及び時計に関し、更に詳細には、アナログ時計の針を時刻
合わせする即ち同期させるための機構に関する。
【0002】 クロック(clock)のような典型的なアナログ時計はハウジングを含み、このハ
ウジングは、時刻インジケーターを有する文字盤即ち目盛盤と、文字盤に回転可
能に支持され、時刻を指示するためにインジケーターに対して位置決め可能な複
数の針と、これらの針の位置及び運動を制御するための時計仕掛けとを備えてい
る。時計仕掛けは、時刻を指示するために複数の針をそれぞれの回転方向位置に
合わせるための機構と、ハウジングによって支持され、針に連結可能な、針を回
転可能に駆動する駆動機構とを含む。駆動機構は、AA電池のような、駆動機構
に動力を供給するように作動可能な動力源に接続可能である。
【0003】 クロック産業は、クォーツアナログ時計仕掛けユニット用の標準寸法を発展さ
せた。標準寸法化されたユニットは幅56mm、高さ56mm、厚さ17mmで
ある。このユニットでは、電池はユニットの底部に水平方向に配置され、ユニッ
トの後部から出し入れできる。駆動機構の出力シャフトは、ユニットの前側の中
央に配置される。標準ユニットはまた(幅15mmの)2つの出っ張り又はレッジ
(ledge)を有し、一方のレッジはユニットの頂部にあり、他方のレッジはユニッ
トの底部にある。これらのレッジにより、標準ユニットがクロックハウジングに
スナップ止めされ、適所に保持されるのを可能にする。このスナップ止めの特徴
は、クロック組立て工程の一部としてほぼ大部分のクロック会社に使用されてい
る。
【0004】 標準アナログ時計については、針が正しい時刻を表示するように、文字盤のイ
ンジケーターに対する針の最初の時刻合わせ即ち位置決め用の機構が必要とされ
る。典型的には、この機構は、針の位置をインジケーターに対して調整する機械
的な合わせボタンである。針の最初の位置決め即ち合わせの後、針が正しい時刻
を表示し続けるように、調整済みの駆動機構が針を動かす。
【0005】 別の種類のアナログ時計は遠隔制御式(即ち無線制御式)アナログ時計である。
そのようなクロックは、放送時刻信号と一致する時刻を表示するように針を駆動
することが可能な時計仕掛けを含む。そのように駆動するために、この時計仕掛
けは、典型的には、針を駆動するための駆動機構と、放送時刻信号を受信するた
めのレシーバーと、放送時刻信号が表現している放送時刻に対応する情報と針が
指示しているローカル時刻の情報とを比較するための手段と、針が指示している
時刻を放送時刻と同期させるための手段とを含む。
【0006】 遠隔制御式時計については、正しい時刻を表示するために、針のそれぞれの位
置(ローカル時刻)とこれらの位置に対応する電気情報とを整合させる即ち同期さ
せる機構が必要とされる。一般的には、これらの遠隔制御式時計は全自動式(針
を時刻合わせするために、操作人の調整が不必要)又は半自動式(針のそれぞれの
位置とこれらの位置に対応する電気情報とを整合させるために、操作人の調整が
いくらか必要)である。
【0007】 アルガイアー(Allgaier)等に発行された米国特許第 5,231,612号は、針合わせ
の検出及び補正のための完全自動機構を含む無線制御式時計を開示している。こ
の機構は放射ビームを発射するための構成要素と、放射ビームを受け入れるため
の構成要素とを含む。針合せ機構は1時間用ホイールと、1分間用ホイールと、
1秒間用ホイールとを有し、これらのホイールは各々、孔を有する。1時間用ホ
イールは、放射ビームをレシーバーに反射させるための前ミラーを有する。後ミ
ラーへの放射ビームは、一直線になった孔及びディスクを放射ビームが通過した
後はじめて後ミラーによって反射されるように、前ミラーを通過される。この機
構であれば、針の位置は自動的に決定され、補正される。
【0008】 スカフェル(Schaffel)に発行された米国特許第 5,671,192号は半自動無線制御
式アナログ表示時計仕掛けを開示している。この時計仕掛けは、使用者が針即ち
ポインターを一定時刻に対応する所定位置にもってくる針即ちポインター合わせ
装置を含む。この所定位置から開始して、制御装置は制御信号を駆動装置に送り
、それにより、ポインターが放送時刻信号が表現している放送時刻に対応する位
置になるまで、ポインターをより速く移動させる。
【0009】 (発明の概要) 上述した無線制御式アナログクロックに関する問題の1つは、無線制御式クロ
ックを制御し、作動させるのに必要とされる追加の構成要素のため、これらの無
線制御式時計仕掛けは標準クォーツアナログ時計仕掛け用の標準寸法のハウジン
グの中に収まらないことにある。その結果、無線制御式時計仕掛けは標準クォー
ツ時計仕掛けの代わりに置き換えられない。又、標準クォーツクロック用の設計
及び製造工程を、それより大きい寸法の無線制御式時計仕掛けに順応させるよう
に変更しなければならない。
【0010】 米国特許第 5,231,612号及び米国特許第 5,671,1922号の両方に記載されてい
る時計仕掛けに関する別の問題は、針が実際の時刻に比較的近い位置に合わされ
ていないので、延長補正期間中、クロックは間違った時刻を表示し得ることにあ
る。この問題は更に悪化することがあり、貧弱な信号受信条件によって更に延長
された補正期間により、時刻表示を補正し難くする。
【0011】 米国特許第 5,231,612号に記載されている時計仕掛けに関するさらに他の問題
は、針検出及び位置補正機構の光構成要素が時計仕掛けユニットの寸法及びコス
トを著しく増大させることにある。
【0012】 米国特許第 5,231,612号に記載されている時計仕掛けに関する更なる問題は、
もし針を(例えば修理のために)時計仕掛けから取外すならば、針を正しい位置に
戻す前、ホイールを含む光構成要素を光学的に再調整させなければならないこと
にある。この再調整手順は時間がかかり、これらの時計仕掛けの修理または再組
立て手順にコスト高な遅延を追加する。
【0013】 米国特許第 5,231,612号に記載されている時計仕掛けに関する他の問題は、も
し、輸送、取扱いまたは使用中、時計仕掛けが衝撃を受けるならば、針の位置は
光構成要素に対してずらされることにある。これにより、時計仕掛けを間違って
時刻合わせすることがあり、その結果、時計仕掛けを不正確な時刻に保つ。
【0014】 米国特許第 5,671,192号に記載されている時計仕掛けに関する更なる他の問題
は、もし使用者がポインターを所定位置に対応しない位置に不注意に位置決めす
る(例えば、操作人がポインターを所定位置から5分の位置に合わせる)ならば、
無線制御式時計仕掛けは、たとえローカル時刻が放送時刻と「同期」された後であ
っても、操作人がプログラムした又は設定したこの位置決め誤差(放送時刻から
5分)で作動し、時刻を表示し続けることにある。
【0015】 米国特許第 5,671,192号に記載されている時計仕掛けに関する更なる問題は、
使用者が無線制御式時計仕掛けをほぼ標準クォーツ時計仕掛けのように合わせて
いる(使用者が針を現在の現地時刻に対応する位置に位置決めする)ので、使用者
はポインターを、所定位置ではなく、現在の現地時刻に対応する位置に不注意に
位置決めしてしまうことにある。重ねて、無線制御時計仕掛けは、たとえローカ
ル時刻が放送時刻と「同期」された後であっても、操作人が設定したこの位置決め
誤差(放送時刻から5分)で作動し且つ時刻を表示し続ける。
【0016】 上述した時計仕掛け及び時計に関する問題を解消するために、本発明は時計仕
掛け、時計、及び時計仕掛けを作動させるための方法を提供する。本発明は、針
の回転方向位置がローカル時刻レジスターの電気情報を用いて迅速且つ容易に整
合され即ち同期される時計仕掛けを提供する。また、この情報と時刻レジスター
とは、より正確に整合される。その上、時計仕掛けは追加の自由選択構成要素を
含まず、時計仕掛けの寸法及びコストを減少させる。加えて、時計仕掛けは標準
クォーツアナログ時計仕掛け用のハウジングに収まるように且つ標準クォーツア
ナログ時計仕掛けと置換可能に寸法決めされる。
【0017】 本発明は、各時刻増分に対応するインジケーターを有する文字盤と、文字盤の
上に回転可能に支持された複数の針とを有する時計に使用可能な時計仕掛けを提
供する。複数の針は、時刻を指示するためにインジケーターに対して回転可能に
位置決めでき、複数の針のうちの1つは秒針である。
【0018】 時計仕掛けは、ハウジングによって支持され、複数の針に連結可能な、これら
の針を回転可能に駆動する駆動機構を有し、この駆動機構は、この駆動機構に動
力を供給するように作動可能な動力源に接続可能であり、複数の針が指示してい
る時刻に対応する情報を記憶する時刻レジスターと、この時刻レジスターと接続
されたスイッチ部材とを更に有する。複数の針が指示している時刻に対応する情
報を時刻レジスターに提供するために、秒針が回転してインジケーターのうちの
1つを通過するとき、及び、秒針が回転して複数の針のうちの他の1つを通過す
るとき、スイッチは操作される。
【0019】 好ましくは、スイッチは操作人によって操作可能である。また、複数の針の他
の1つは、好ましくは、分針であり、スイッチは、秒針が回転して分針を通過す
るときに操作される。1つの構成では、操作人は時針を回転方向位置に合わせ、
分針が指示している時刻だけに対応する情報を時刻レジスターに提供するために
、秒針が回転して分針を通過するとき、スイッチは操作されるに過ぎない。他の
構成では、分針及び時針が指示している時刻に対応する情報を時刻レジスターに
提供するために、秒針が回転して時針を通過するときにも、スイッチが操作され
る。
【0020】 更に好ましくは、時計仕掛けは、放送時刻信号を受信するためのレシーバーと
、放送時刻信号が表現している放送時刻に対応する情報と複数の針が指示してい
る時刻に対応する情報とを比較するための機構と、複数の針が指示している時刻
を放送時刻と同期させるための機構とを有する。時計仕掛けはまた、受信すべき
放送時刻信号の表現を知らせるように作動可能な操作人合図機構を含むのが良い
。好ましくは、スイッチは、操作人合図機構を選択的に不作動にするように操作
可能である。
【0021】 好ましくは、ハウジングは標準時計仕掛けを覆うようになっている標準寸法の
カバー部分を含み、本発明の時計仕掛けは、ハウジングによって支持され、標準
寸法のカバー部分によって覆われている。また、好ましくは、本発明の時計仕掛
けは標準クォーツアナログ時計仕掛けの代わりに取外し可能に置換される。
【0022】 その上、好ましくは、時計仕掛けは夏時間モードを有し、スイッチは、夏時間
モードを不作動にするように選択的に操作される。好ましくは、動力源が駆動機
構に接続されるとき、スイッチは、夏時間モードを不作動にするように操作され
る。
【0023】 また、本発明は、ハウジングと、複数の針と、ハウジングによって支持された
時計仕掛けとを有する時計を提供する。時計仕掛けは、複数の針に連結された駆
動機構と、複数の針が指示している時刻に対応する情報を記憶する時刻レジスタ
ーと、時刻レジスターと接続されたスイッチ部材とを含む。スイッチは、複数の
針が指示している時刻に対応する情報を時刻レジスターに提供するために、秒針
が回転してインジケーターのうちの1つを通過するとき、及び、秒針が回転して
複数の針のうちの他の1つを通過するときに操作される。時計仕掛けはまた、放
送時刻信号を受信するための手段と、放送時刻信号が表現している放送時刻に対
応する情報と複数の針が指示している時刻に対応する情報とを比較するための手
段と、複数の針が指示している時刻を放送時刻と同期させるための手段とを有す
る。
【0024】 更に、本発明は時計を作動させるための方法であって、駆動機構を動力源に接
続し、秒針が回転してインジケーターのうちの1つを通過するときにスイッチを
操作し、秒針が回転して複数の針のうちの他の1つを通過するときにスイッチを
操作し、複数の針が指示している時刻に対応する情報を時刻レジスターに提供す
ることからなる方法を提供する。
【0025】 好ましくは、この方法は、更に、放送時刻信号を受信し、放送時刻信号に対応
する情報と複数の針が指示している時刻に対応する情報とを比較し、複数の針が
指示している時刻を放送時刻と同期させることからなる。この方法は、好ましく
は、更に、スイッチを操作し、夏時間モード及び/又は操作人合図機構を選択的
に不作動にすることからなる。
【0026】 本発明の1つの利点は、時計仕掛けが、標準クォーツアナログ時計仕掛け用の
標準寸法のハウジングに収容されることにある。その上、時計仕掛けを標準クォ
ーツアナログ時計仕掛けの代わりに置換することができる。
【0027】 本発明の他の利点は、針を現在の現地時刻にほぼ対応する位置に合わせるので
、時刻表示の補正中又は放送時刻信号が受信されない延長期間にわたって、時計
仕掛けは間違った時刻を表示しないことにある。
【0028】 本発明の更に他の利点は、時計仕掛けが、その寸法及びコストを著しく増大さ
せる追加の構成要素を含まないことにある。
【0029】 本発明の更なる利点は、もし針が時計仕掛けから(例えば修理のために)取外さ
れても、時計仕掛けの再組立て中、針及び時計仕掛けを再び時刻合わせする必要
がないことにある。この時刻合わせは時計仕掛けの通常の作動中に起こる。かく
して、時計仕掛けの修理及び再組立てに関連した時間及びコストは大きく削減さ
れる。
【0030】 本発明の他の利点は、もし時計仕掛けが、輸送、取扱い又は使用中、衝撃を受
けても、時計仕掛けの通常の作動により、時計仕掛けが時刻合わせされ且つ時刻
表示が正確であることを保証するために、時計仕掛けに対する針の位置のいかな
る移動も補正することにある。
【0031】 本発明の更に他の利点は、操作人が針をローカル時刻レジスターの予備設定値
に対応する所定位置に位置決めするのではなく、針の実際の位置をローカル時刻
レジスターと整合させるので、操作人は、針を不注意に位置決めし又は針の位置
を不正確に指示するおそれがより少ないことにある。操作人によって設定される
誤差の見込みが減少され、時計仕掛けが指示する時刻の正確さが増す。
【0032】 本発明の更なる利点は、無線制御時計仕掛けがほぼ標準クォーツ時計仕掛けの
ように合わされ(例えば、針が現在の現地時刻に対応する位置にほぼ位置決めさ
れ)、ほぼ現在の現地時刻の針の位置がローカル時刻レジスターと整合されるこ
とにある。その結果、操作人は針の位置をローカル時刻レジスターに記憶されて
いる情報と異なる時刻に不注意に合わせない。逆に、針の位置はローカル時刻レ
ジスターに記憶されている情報に整合されよう。重ねて、操作人によって設定さ
れる誤差の見込みは減少され、時計仕掛けが指示する時刻の正確さが増す。
【0033】 本発明の他の利点は、操作人がローカル時刻レジスターを合わせないとき、時
計仕掛けは、操作人が合わせたローカル時刻を維持するように作動することにあ
る。その結果、時計仕掛けは標準時計仕掛けよりも正確な時刻を保つ。これに関
して、本発明は、例えば時間計の正確な進行のために、クロックでない計時設備
にも有用である。
【0034】 本発明の他の特徴及び利点は、特許請求の範囲、以下の詳細な説明及び図面の
再検討により当業者に明らかになろう。
【0035】 本発明の1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、以下の説明に述べ
または図面に示した構造及び構成要素の構成への本発明の適用例に限定されない
ことを理解すべきである。本発明は、他の実施形態が可能であり、種々の仕方で
実施し又は実行することができる。また、ここに使用する表現及び用語は説明の
ためのものであり、限定するものとして考えるべきではないことが理解される。
【0036】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 本発明を具体化する時計仕掛け10を図1に部分的且つ概略的に示す。時計仕
掛け10は、(図1に部分的に示す)クロック14のような時計に使用するための
ものである。しかしながら、時計仕掛け10を任意の種類の時計、例えばクロッ
ク、腕時計等と共に使用しても良いことを理解すべきである。その上、時計仕掛
け10を、例えば時間計の正確な進行のために、クロックでない計時設備に使用
しても良い。
【0037】 クロック14は、目盛盤即ちクロック用文字盤22を備えたハウジング18を
含み、目盛盤即ちクロック用文字盤22は、各時刻増分に対応するインジケータ
ー26を有する。クロック14はまた、複数の針、即ち、秒針30、分針34及
び時針38を含み、これらの複数の針はクロック用文字盤22の上に回転可能に
支持される。秒針30、分針34及び時針38は、時刻(例えば、図1に示すよ
うに2:00:05)を指示するためにインジケーター26に対して回転可能に
位置決めできる。説明の目的で、秒針30、分針34及び時針38が指示してい
る時刻を「ローカル時刻」と称する。
【0038】 時計仕掛け10は、秒針30、分針34及び時針38をそれぞれの回転方向位
置に合わせるための合わせ機構42を含む。合わせ機構42は、秒針30、分針
34及び時針38を所定の現地時刻に対応するそれぞれの回転方向位置に回転可
能に移動させるために秒針30、分針34及び時針38に連結された調整ボタン
46を含む(図1及び3参照)。以下に、より詳細に説明するように、クロック1
4を作動させるとき、最初、操作人が秒針30、分針34及び時針38を現在の
現地時刻にほぼ対応するそれぞれの位置に合わせるのが好ましい。
【0039】 時計仕掛け10はまた、ハウジング18によって支持された調整済み駆動機構
50を含む(図1及び2参照)。駆動機構50は秒針30、分針34及び時針38
を、時刻を正確に表示するように回転可能に駆動する。特に、通常の作動モード
では、秒針30は1分毎に完全な1回転をなすように回転可能に駆動され、分針
34は1時間毎に完全な1回転をなすように回転可能に駆動され、時針38は1
2時間毎に完全な1回転をなすように回転可能に駆動される。以下に、より詳細
に説明するように、駆動機構50はまた、秒針30、分針34及び時針38が表
示しているローカル時刻を放送時刻と同期させるように、秒針30、分針34及
び時針38を駆動する。
【0040】 駆動機構50は、駆動シャフト56に連結された2極ステップモーター54を
含む(図2参照)。これらの駆動シャフト56はそれぞれ、秒針30、分針34及
び時針38と連結可能である。AA電池60(図3参照)のような、駆動機構50
及び時計仕掛け10に動力を供給する動力源58(概略的に図1に示す)が駆動機
構50と接続可能である。他の構成(図示せず)では、他の種類の動力源が使用さ
れても良い。
【0041】 図示の構成では、時計仕掛け10は、秒針30、分針34及び時針38が表示
している時刻が放送時刻と一致するように遠隔制御され、好ましくは、無線制御
される。しかしながら、時計仕掛け10は、任意の種類の遠隔制御式時計仕掛け
、例えば無線制御式時計仕掛け、遠隔時刻放送ステーションに配線された時計仕
掛け等であっても良いことを理解すべきである。その上、ある構成(図示せず)で
は時計仕掛け10は遠隔制御されなくても良いこと、及び、時計仕掛け10の特
徴が標準アナログ時計用でなくても良いことを理解すべきである。
【0042】 図示の構成では、時計仕掛け10は遠隔制御されるので、時計仕掛け10はま
た、放送時刻信号を受信するためのレシーバー62を含む(図1参照)。レシーバ
ー62は、放送時刻信号の周波数にチューニングされたアンテナ66を含む。レ
シーバー62はまた、放送時刻信号をパルス列に復調するためのデコーダー70
を含む。
【0043】 時計仕掛け10はまた、パルス列に含まれている情報を、放送時刻信号が表現
している放送時刻用デジタル時刻フォーマットに変換するためのマイクロプロセ
ッサー74を含む。放送時刻に対応する電気情報は、リアルタイム即ち放送時刻
レジスター78に記憶される。
【0044】 時計仕掛け10はまた、秒針30、分針34及び時針38のそれぞれの位置が
指示しているローカル時刻に対応する情報を記憶するローカル時刻レジスター8
2を含む。スイッチ86がローカル時刻レジスター82と接続される。スイッチ
86は、秒針30、分針34及び時針38が指示しているローカル時刻を、秒針
30、分針34及び時針38の位置を表し且つローカル時刻レジスター82に記
憶されている電気情報に整合させ即ち同期させる。以下に説明するように、スイ
ッチ部材86はまた、時計仕掛け10用追加オプションを選択的に作動させたり
、不作動にさせたりする。
【0045】 スイッチ86は、秒針30が回転してインジケーター26のうちの所定の1つ
、例えば12時の位置を表わすインジケーターを通過し即ち横切るときに操作さ
れる。1つの構成では、スイッチ86はまた、秒針30が回転して分針34を通
過し即ち横切るときに操作される。この仕方では、スイッチ86は、秒針30及
び分針34の位置が指示している時刻に対応する電気情報をローカル時刻レジス
ター82に提供する。
【0046】 この構成では、最初、操作人が秒針30、分針34及び時針38を現在の現地
時刻にほぼ位置決めしているので、操作人は時針38の正確な位置を機械的に合
わせたことになる。従って、時針38の位置は補正を必要としないので、この位
置情報をローカル時刻レジスター82に記憶させる必要はない。
【0047】 その上、この構成では、時計仕掛け10は、クロック14の時刻帯域を設定す
るための機構を必要としない。秒針30、分針34及び時針38を現在の現地時
刻にほぼ対応するそれぞれの位置に合わせることによって、操作人は現在時刻帯
域と放送時刻信号の時刻帯域との間の正確な時差を機械的に合わせたことになる
【0048】 変形例の構成では、スイッチ86はまた、この情報もローカル時刻レジスター
82に提供するために、秒針30が回転して時針38を通過するときに操作され
る。この位置情報はまた、ローカル時刻レジスター82に記憶され、時針38の
位置も補正できる。この変形例の構成では、時計仕掛け10はローカル時刻帯域
と放送時刻信号の時刻帯域との間の時刻帯域のずれ又はオフセットを設定するた
めの機構(図示せず)を含む。その上、この変形例の構成(図示せず)では、秒針3
0、分針34及び時針38は現在の現地時刻に位置決めされる必要がなく、機械
的合わせ機構を必要としない。
【0049】 図示の構成では、操作人が手動で操作するスイッチ86は、開即ち非作動位置
(図1の実線で示す)と閉即ち作動位置(図1の仮想線で示す)とを有する。他の構
成(図示せず)では、スイッチ86は、秒針30が回転してインジケーター26を
通過するとき、及び、分針34及び/又は時針38を通過するときに自動的に作
動される。更に他の構成(図示せず)では、位置情報をローカル時刻レジスター8
2に提供する別の装置が同様の仕方で使用され、そのような装置は手動で操作さ
れても良いし、或いは、自動式であっても良い。
【0050】 時計仕掛け10はまた、複数の針30、34及び38が指示している時刻を放
送時刻と同期させるための機構90を含む。同期機構90はマイクロプロセッサ
ー74を含み、このマイクロプロセッサー74は(放送時刻信号が表現している
放送時刻に対応する)放送時刻レジスター78に記憶された情報と(秒針30、分
針34及び時針38によって指示されているローカル時刻に対応する)ローカル
時刻レジスター82の情報とを比較するための機構として作動する。マイクロプ
ロセッサー74は、放送時刻とローカル時刻とが同期されているか否かを決定す
るために、放送時刻レジスター78の情報をローカル時刻レジスター82の情報
に対して比較する。
【0051】 同期機構90はまた、モーター54を制御するドライバー94を含む。もし放
送時刻レジスター78の情報がローカル時刻レジスター82の情報と一致してい
ない(例えば、放送時刻レジスター78とローカル時刻レジスター82の情報と
が同期されていない)ならば、マイクロプロセッサー74は、秒針30、分針3
4及び時針38を進行させて(放送時刻レジスター78の情報が表現している)放
送時刻と一致させるように、ドライバー94からモーター54へのパルスを調整
する。マイクロプロセッサー74はまた、ローカル時刻レジスター82の情報を
放送時刻レジスター78の情報と一致させるように進行させる。
【0052】 また、もし、時計仕掛け10が作動し始めた後の所定時間(例えば15分)内に
、スイッチ86が、ローカル時刻レジスター82を合わせるように操作されない
ならば、マイクロプロセッサー74はローカル時刻レジスター82の情報を放送
時刻レジスター78の情報と自動的に同期させる。マイクロプロセッサー74は
、操作人が時計仕掛け10を所望の現在時刻に合わせたものとする。
【0053】 この場合、時計仕掛け10は、所望の現地時刻を維持するように作動する。ロ
ーカル時刻レジスター82は、秒針30、分針34及び時針38と同じ速度で進
行する。もし、後になっても、ローカル時刻レジスター82が放送時刻レジスタ
ー78と同期されないならば、時計仕掛け10は、ローカル時刻レジスター82
を放送時刻レジスター82と同期させるように作動し、秒針30、分針34及び
時針38を進行させる。この仕方では、時計仕掛け10はローカル時刻を標準ク
ォーツ時計仕掛けよりも正確に維持する。そのような作動はまた、クロックでな
い計時設備に特に有用である。
【0054】 図示の無線制御式時計仕掛けでは、時計仕掛け10はまた、受信すべき放送時
刻信号の表現を操作人に知らせるための操作人合図機構98を含む。この信号は
、操作人が、放送時刻信号のより良好な受信をなすためにクロック14の最適な
位置及び向きを探知するのを助ける。
【0055】 図示の構成では、操作人合図機構98は、放送時刻信号の強さを表わす可聴信
号を操作人に提供するビーパー102を含む。同様の操作人合図機構が、199
8年11月11日に出願された米国特許出願第 09/192,896号に示され且つ記載
されており、この出願をここに援用する。他の構成(図示せず)では、操作人合図
機構98は、放送時刻信号の強さを表わす可視または触覚信号のような異なる信
号を操作人に提供する。スイッチ86は、ビーパー102を選択的に不作動にす
るように操作可能である。
【0056】 図示の構成では、電池60の接続中にスイッチ86が閉位置に操作され且つ保
持されると、時計仕掛け10の自動夏時間モードが不作動にされる。もし、動力
源58が接続されるときにスイッチ86が操作されないならば、夏時間モードは
時刻レジスター78及び82に対して自動調整を行う。図2及び3に示すように
、時計仕掛け10はユニットとしてハウジング18のカバー部分106内に収容
される。カバー部分106は、標準クォーツアナログ時計仕掛け用に設計された
標準寸法カバー部分と同じ寸法(幅56mm、高さ56mm、厚さ17mm)のも
のである。また、標準カバー部分に関して、電池60(図3参照)は底部に水平方
向に位置し、カバー部分106の後部から出し入れできる。加えて、カバー部分
106は標準寸法(幅15mm)の頂部及び底部のレッジ110を構成する。これ
らのレッジ106は、ハウジング部分18の後部に形成されたリテーナ又はフッ
クと係合可能であり、その結果、時計仕掛け10はクロック14に連結される。
【0057】 作動の際、(図2に示すように)時計仕掛け10をユニットとして組立て、(図
3に示すように)ハウジング18に連結する。駆動機構50及び時計仕掛け10
に動力を供給するために、電池60を接続する。夏時間モードを選択するために
、操作人は、電池60を接続するときにスイッチを選択的に操作する。
【0058】 次いで、操作人は秒針30、分針34及び時針38を現在の現地時刻にほぼ位
置決めする。ほぼ現在の現地時刻を合せたら、秒針30が回転して、好ましくは
12時の位置に対応するインジケーター26を通過するとき、操作人はスイッチ
86を選択的に閉じる。次いで、秒針30が回転して分針34を通過するとき、
操作人はスイッチ86を閉じる。1つの構成では、時計仕掛け10は、今、秒針
30及び分針34のそれぞれの位置に対応する必要とされる情報がローカル時刻
レジスター82に記憶されるように合せられる。変形例の構成では、秒針30が
回転して時針38を通過するとき、操作人はまたスイッチ86を閉じて、この位
置情報をローカル時刻レジスター82に記憶する。駆動機構50は秒針30、分
針34及び時針38を回転可能に駆動し、その結果、クロック14はこの最初の
合せ位置から正確な時刻を保つ。
【0059】 遠隔制御式または無線制御式クロックでは、放送時刻信号を受信し、処理し、
放送時刻レジスター78に記憶する。もし放送時刻レジスター78の情報がロー
カル時刻レジスター82の情報と一致しないならば、ドライバー94はモーター
54を制御して、秒針30、分針34及び時針38を放送時刻に対応する位置に
進行させる。マイクロプロセッサー74はまた、ローカル時刻レジスター82を
進行させ、その結果、ローカル時刻レジスター82の情報は放送時刻レジスター
78の情報と一致する。
【0060】 もし、電池60を接続した後の所定時間(例えば15分)内に、スイッチ86を
、ローカル時刻レジスター82を合わせるように操作しないならば、マイクロプ
ロセッサー74はローカル時刻レジスター82の情報を放送時刻レジスター78
の情報と自動的に同期させる。次いで、時計仕掛け10は、放送時刻レジスター
78と同期されたローカル時刻レジスター82を維持するように作動し、必要な
とき、秒針30、分針34及び時針38を進行させる。
【0061】 図示の構成では、時計仕掛け10が放送時刻信号を受信する前、モーター54
は秒針30、分針34及び時針38を1秒おきに2倍の増分またはステップで進
行させる。放送時刻信号を受信すべき場合で、ローカル時刻が放送時刻と同期さ
れる前、モーター54は秒針30、分針34及び時針38を「前進(sweep)モード
」で進行させ、例えば秒針30を1秒当たり32ステップで進行させる。ローカ
ル時刻が放送時刻と同期された後、モーター54は秒針30、分針34及び時針
38を1秒当たり1ステップで進行させ、ローカル時刻が放送時刻と同期された
ことを指示する。
【0062】 本発明の種々の特徴が特許請求の範囲に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化する時計仕掛けを示す部分概略図である。
【図2】 図1に示した時計仕掛けの前方からの斜視図である。
【図3】 図1及び2の時計仕掛けと本発明を具体化する時計とを示す後方からの斜視図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各時刻増分に対応するインジケーターを有する文字盤を備え
    たハウジングと、前記文字盤の上に回転可能に支持され、時刻を指示するために
    インジケーターに対して回転可能に位置決めできる複数の針と、を含み、前記複
    数の針の1つは秒針である時計に使用するための時計仕掛けであって、 前記ハウジングによって支持され、前記複数の針を回転可能に駆動するために
    前記複数の針に連結できる駆動機構を有し、この駆動機構は、それに動力を供給
    するように作動可能な動力源に接続でき、 前記複数の針が指示している時刻に対応する情報を記憶する時刻レジスターと
    、 前記時刻レジスターと接続され、前記複数の針が指示している時刻に対応する
    情報を前記時刻レジスターに提供するために、前記秒針が回転して前記インジケ
    ーターのうちの1つを通過するとき、及び、前記秒針が回転して前記複数の針の
    うちの他の1つを通過するときに操作できるスイッチ部材と、 を有する時計仕掛け。
  2. 【請求項2】 前記スイッチは操作人によって操作可能であり、前記秒針が
    回転して前記インジケーターのうちの1つを通過するとき、及び、前記秒針が回
    転して前記複数の針のうちの他の1つを通過するとき、操作人は前記スイッチを
    選択的に操作する、請求項1に記載の時計仕掛け。
  3. 【請求項3】 前記複数の針のうちの他の1つは分針であり、前記スイッチ
    は、前記秒針が回転して前記分針を通過するときに操作される、請求項1に記載
    の時計仕掛け。
  4. 【請求項4】 前記複数の針のうちの更なる1つは時針であり、前記分針及
    び時針が指示している時刻に対応する情報を前記時刻レジスターに提供するため
    に、前記スイッチは、前記秒針が回転して前記時針を通過するときに操作される
    、請求項3に記載の時計仕掛け。
  5. 【請求項5】 前記複数の針のうちの更なる1つは時針であり、前記時計仕
    掛けは、少なくとも前記時針を一定の回転方向位置に合わせるための機構を更に
    有し、操作人は前記時針を所定回転方向位置に合せ、前記分針が指示している時
    刻に対応する情報を前記時刻レジスターに提供するために、前記スイッチは、前
    記秒針が回転して前記分針を通過するときに操作される、請求項3に記載の時計
    仕掛け。
  6. 【請求項6】 放送時刻信号を受信するためのレシーバーと、 放送時刻信号が表現している放送時刻に対応する情報と前記複数の針が指示し
    ている時刻に対応する情報とを比較するための機構と、 前記複数の針が指示している時刻を放送時刻と同期させるための機構と、 を更に有する請求項1に記載の時計仕掛け。
  7. 【請求項7】 もし、所定時間内に、前記スイッチが、前記複数の針が指示
    している時刻に対応する前記情報を前記時刻レジスターに提供するように操作さ
    れないならば、放送時刻に対応する情報が前記ローカル時刻レジスターに提供さ
    れ、その後、前記同期させるための機構は、放送時刻に対応する情報と同期され
    た前記ローカル時刻レジスターの情報を維持する、請求項6に記載の時計仕掛け
  8. 【請求項8】 前記時計仕掛けはクロックと共に使用できるようになってお
    り、前記ハウジングは、時計用の標準時計仕掛けを覆うようになっている所定寸
    法のカバー部分を含み、前記時計仕掛けは前記ハウジングによって支持され、前
    記標準寸法のカバー部分によって覆われる、請求項6に記載の時計仕掛け。
  9. 【請求項9】 前記クロックは標準クォーツアナログクロックであり、前記
    クロックは、前記ハウジングによって支持可能で前記標準寸法のカバー部分によ
    って覆われる標準時計仕掛けを更に含み、この標準時計仕掛けは、前記ハウジン
    グによって支持可能であり前記複数の針に連結可能な、前記複数の針を回転可能
    に駆動する標準駆動機構を含み、この標準駆動機構は、それに動力を供給するよ
    うに作動可能な動力源と、前記複数の針をそれぞれの回転方向位置に合わせるた
    めの機構とに連結でき、前記時計仕掛けは前記標準時計仕掛けの代わりに取外し
    可能に置換可能である、請求項8に記載の時計仕掛け。
  10. 【請求項10】 受信すべき放送時刻信号の表現を知らせるように作動でき
    る操作人合図機構を更に有し、前記スイッチは、前記操作人合図機構を選択的に
    不作動にするように操作される、請求項6に記載の時計仕掛け。
  11. 【請求項11】 前記時計仕掛けは夏時間モードを有し、前記スイッチは、
    夏時間モードを選択的に不作動にするように操作される、請求項1に記載の時計
    仕掛け。
  12. 【請求項12】 前記スイッチは、前記動力源が前記駆動機構に接続される
    とき、夏時間モードを不作動にさせるように操作される、請求項11に記載の時
    計仕掛け。
  13. 【請求項13】 各時刻増分に対応するインジケーターを有する文字盤を備
    えたハウジングと、 前記文字盤に回転可能に支持され、時刻を指示するために前記インジケーター
    に対して回転可能に位置決めできる複数の針と、を有し、これらの複数の針の1
    つは秒針であり、 前記ハウジングに支持された時計仕掛けを更に有し、この時計仕掛けは、 前記ハウジングによって支持され、前記複数の針を回転可能に駆動するた
    めに前記複数の針に連結された駆動機構を有し、この駆動機構は、それに動力を
    供給するように作動可能な動力源に接続可能であり、 前記複数の針が指示している時刻に対応する情報を記憶する時刻レジスタ
    ーと、 前記時刻レジスターに接続されたスイッチ部材と、を更に有し、前記複数
    の針が指示している時刻に対応する情報を前記時刻レジスターに提供するために
    、前記秒針が回転して前記インジケーターのうちの1つを通過するとき、及び、
    前記秒針が回転して前記複数の針のうちの他の1つを通過するとき、前記スイッ
    チは操作でき、 放送時刻信号を受信するための手段と、 放送時刻信号が表現している放送時刻に対応する情報と前記複数の針が指
    示している時刻に対応する情報とを比較するための手段と、 前記複数の針が指示している時刻を放送時刻と同期させるための手段と、 を更に有する時計。
  14. 【請求項14】 前記スイッチは操作人によって選択的に操作でき、前記秒
    針が回転して前記インジケーターのうちの1つを通過するとき、及び、前記秒針
    が回転して前記複数の針のうちの他の1つを通過するとき、操作人は前記スイッ
    チを操作する、請求項13に記載の時計。
  15. 【請求項15】 前記複数の針のうちの他の1つは分針であり、前記秒針が
    回転して前記分針を通過するとき、前記スイッチは操作される、請求項13に記
    載の時計。
  16. 【請求項16】 前記複数の針のうちの更なる1つは時針であり、前記分針
    及び秒針が指示している時刻に対応する情報を前記時刻レジスターに提供するた
    めに、前記秒針が回転して前記時針を通過するとき、前記スイッチは操作される
    、請求項15に記載の時計。
  17. 【請求項17】 前記複数の針のうちの更なる1つは時針であり、前記時計
    仕掛けは、少なくとも前記時針をある回転方向位置に合わせるための機構を更に
    含み、前記時針を操作人が所定回転方向位置に合わせ、前記分針が指示している
    時刻に対応する情報を前記時刻レジスターに提供するために、前記秒針が回転し
    て前記分針を通過するとき、前記スイッチは操作される、請求項15に記載の時
    計。
  18. 【請求項18】 もし、所定時間内に、前記スイッチが、前記複数の針が指
    示している時刻に対応する情報を前記時刻レジスターに提供するように操作され
    ないならば、放送時刻に対応する情報が前記ローカル時刻レジスターに提供され
    、その後、前記同期させるための手段は前記ローカル時刻レジスターの情報を、
    それが放送時刻に対応する情報と同期されるように維持する、請求項13に記載
    の時計。
  19. 【請求項19】 前記ハウジングは、標準クォーツアナログ時計仕掛けを覆
    うようになっている所定寸法のカバー部分を含み、前記時計仕掛けは前記ハウジ
    ングによって支持され、前記標準寸法のカバー部分によって覆われる、請求項1
    3に記載の時計。
  20. 【請求項20】 前記時計仕掛けは夏時間モードを有し、前記スイッチは、
    夏時間モードを選択的に不作動にするように操作される、請求項13に記載の時
    計。
  21. 【請求項21】 前記動力源が前記駆動機構に接続されるとき、前記スイッ
    チは、夏時間モードを不作動にするように操作される、請求項20に記載の時計
    仕掛け。
  22. 【請求項22】 時計を作動させるための方法であって、前記時計は、各時
    刻増分に対応するインジケーターを有する文字盤を備えたハウジングと、前記文
    字盤に回転可能に支持され、時刻を指示するために前記インジケーターに対して
    回転可能に位置決めできる複数の針と、を有し、これらの複数の針の1つは秒針
    であり、前記ハウジングに支持された時計仕掛けを更に有し、この時計仕掛けは
    、前記ハウジングによって支持され、前記複数の針を回転可能に駆動するために
    前記複数の針に連結された駆動機構を有し、この駆動機構は、それに動力を供給
    するように作動可能な動力源に接続可能であり、前記時計仕掛けは、前記複数の
    針が指示している時刻に対応する情報を記憶する時刻レジスターと、前記時刻レ
    ジスターに接続されたスイッチ部材と、を更に有し、 前記駆動機構を前記動力源に接続し、 前記秒針が回転して前記インジケーターのうちの1つを通過するとき、前記ス
    イッチを操作し、 前記秒針が回転して前記複数の針のうちの他の1つを通過するとき、前記スイ
    ッチを操作して、前記複数の針が指示している時刻に対応する情報を前記時刻レ
    ジスターに提供する、 ことからなる方法。
  23. 【請求項23】 前記時計仕掛けは、放送時刻信号を受信するためのレシー
    バーと、放送時刻信号が表現している放送時刻に対応する情報と前記複数の針が
    指示している時刻に対応する情報とを比較するための手段と、前記複数の針が指
    示している時刻を放送時刻と同期させるための手段と、を更に有し、前記方法は
    、更に、 放送時刻信号を受信し、 放送時刻に対応する情報と前記複数の針が指示している時刻に対応する情報と
    を比較し、 前記複数の針が指示している時刻を放送時刻と同期させる、 ことからなる請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記時計仕掛けは、受信すべき放送時刻信号の表現を知ら
    せるように作動可能な操作人合図機構を更に含み、前記方法は、更に、前記スイ
    ッチを操作し、前記操作人合図機構を選択的に不作動にする、ことからなる請求
    項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記時計仕掛けは夏時間モードを有し、前記方法は、更に
    、前記スイッチを操作し、夏時間モードを選択的に不作動にする、ことからなる
    請求項22に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記駆動機構を前記動力源に接続するとき、前記スイッチ
    を操作し、夏時間モードを不作動にする、請求項25に記載の方法。
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