JP2002537271A - 免疫原複合体およびそれに関する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
有機担体および正電荷を有する抗原を含んでなる免疫原複合体に関する。本発明
の複合体は、特に、抗原に対する細胞傷害性Tリンパ球応答の誘導を促進するた
めの治療薬および/または予防薬として有用である。
録されている。
な免疫応答の誘導に好ましく、必須である場合もあるという考えが広がりつつあ
る。例えば、サポニンをベースとしたアジュバントのCD3 +CTL応答を誘導
する能力は、それらの同時送達を必要とする機構である、抗原のエンドソーム逃
避を引き起こす能力に起因する。アジュバントと抗原の安定な複合体を含んでな
る粒子形成は同時送達を達成するための最も単純な方法である。ISCOM(商
標)技術の有用性はいく分かはサポニンの免疫調節性活性に由来し、いく分かは
それらの疎水性または両親媒性免疫原と複合体を形成する能力に由来する。しか
しながら、多数の分子は疎水性領域を欠いており、実際は、かかる分子はそれら
のより容易な発現および精製のために組換えタンパク質が好ましい。
成しない免疫原複合体を開発する必要がある。例えば、疎水性領域を欠く抗原と
アジュバントを含んでなる複合体。
体の静電気的結合に基づく免疫原複合体を開発した。静電気的結合は抗原と有機
担体の免疫系への同時送達を可能にする。従って、静電気的結合を確立すること
によって、例えば抗原に対する細胞傷害性Tリンパ球応答を誘導するという目的
ために、注目される抗原(それらの疎水性に関わらず)を有機担体と同時送達で
きる。
がない限り、「含む」および「含んでなる」などの語尾変化は示された整数もし
くは工程または一連の整数もしくは工程を包含するが、いずれかのその他の整数
もしくは工程または一連の整数もしくは工程を除外するものではないことを意味
すると理解される。
本明細書において文献の後に示されるアミノ酸配列情報を含む。各アミノ酸配列
は数値的指標によって<210>、続いて、配列識別子によって(例えば、<2
10>1、<210>2など)配列を列挙することによって同定される。各アミ
ノ酸配列についての配列の長さ、種類(タンパク質(PRT)など)および供給
生物はそれぞれ数値的指標フィールド<211>、<212>および<213>
で提供される情報によって示されている。本明細書において参照されるアミノ酸
配列は数値的指標フィールド<400>で提供される情報によって、さらに配列
識別子(例えば、<400>1、<400>2など)によって規定される。
抗原が静電気的に結合している免疫原複合体に関する。
荷を有する抗原を含んでなり、有機担体と抗原が静電気的に結合している免疫原
複合体を提供する。
るタンパク質を含んでなり、有機担体とタンパク質が静電気的に結合している免
疫原複合体を提供する。
有するタンパク質を含んでなり、アジュバントとタンパク質が静電気的に結合し
ている免疫原複合体を提供する。
電荷を有するタンパク質を含んでなり、負電荷を有するアジュバントが自然状態
で負電荷を有するアジュバントであり、その負電荷度を増加させるよう改変され
ており、そのアジュバントとタンパク質が静電気的に結合している免疫原複合体
を提供する。
有するタンパク質を含んでなり、正電荷を有するタンパク質が自然状態で正電荷
を有するタンパク質であり、その正電荷度を増加させるよう改変されており、ア
ジュバントとタンパク質が静電気的に結合している免疫原複合体を提供する。
電荷を有するタンパク質を含んでなり、負電荷を有するアジュバントが自然状態
で負電荷を有するアジュバントであり、その負電荷度を増加させるよう改変され
ており、かつ、正電荷を有するタンパク質が自然状態で正電荷を有するタンパク
質であり、その正電荷度を増加させるよう改変されており、アジュバントとタン
パク質が静電気的に結合している免疫原複合体を提供する
剤とともに、有効成分として荷電有機担体および荷電抗原を含んでなり、有機担
体と抗原が静電気的に結合している免疫原複合体を含んでなるワクチン組成物に
関する。
発、誘導または促進する方法であって、哺乳類に有効量の前記の免疫原複合体ま
たはワクチン組成物を投与することを含む方法に関する。
であって、哺乳類に有効量の前記の免疫原複合体またはワクチン組成物を投与す
ることを含み、組成物の投与が、病状の発症または進行を阻害、停止、遅延、ま
たは防止する免疫応答を誘発、誘導または促進する方法に関する。
はワクチン組成物の病状の発症または進行を阻害、停止、遅延または防止するた
めの医薬の製造における使用に関する。
停止、遅延または防止に用いる薬剤に関し、薬剤は前記で定義される免疫原複合
体またはワクチン組成物を含んでなる。
。
アミノ酸 三文字略語 一文字記号
アラニン Ala A アルギニン Arg R アスパラギン Asn N アスパラギン酸 Asp D システイン Cys C グルタミン Gln Q グルタミン酸 Glu E グリシン Gly G ヒスチジン His H イソロイシン Ile I ロイシン Leu L リジン Lys K メチオニン Met M フェニルアラニン Phe F プロリン Pro P セリン Ser S トレオニン Thr T トリプトファン Trp W チロシン Tyr Y バリン Val V他の残基 Xaa X
よって、特に、これらの分子の免疫系への同時送達を促進する免疫原複合体製剤
の開発に基づいている。本発明の免疫原複合体は特に、疎水性領域を含まない免
疫原に対する細胞傷害性Tリンパ球応答の刺激の促進に用いるのに好適である。
機担体と抗原が静電気的に結合している免疫原複合体に関する。
るべきである。
電気的電荷を示す有機担体または抗原として理解されるべきである。「全体的に
」とは所与の分子が含んでなる個々の正および負電荷の総計を意味する。個々の
正および負電荷の総計が全体的に電気的中性をもたらす場合には、本発明の範囲
内では分子は「荷電」とは考えられない。好ましくは、抗原は全体的に正電荷を
含んでなり、かつ、有機担体は全体的に負電荷を含んでなる。
る抗原を含んでなり、有機担体と抗原が静電気的に結合している免疫原複合体を
提供する。
段によって連結、結合または会合していることを指す。従って、静電気的相互作
用が抗原および有機担体の複合をもたらす唯一の引力である場合もあると理解さ
れるべきである。しかしながら、その他の例では、静電気的相互作用の形成がま
た、その他の相互作用力の形成をもたらすか、またはそれと関連し得る。
すると考えられるいずれかの分子を指すと理解されるべきである。抗原はタンパ
ク質性または非タンパク質性分子のいずれであってもよく、この分子は単独で投
与される場合には免疫原性であってもそうでなくともよい。本発明の抗原は天然
に得ることもできるし、または組換えによってもしくは合成によっても製造でき
る。抗原はその単離または合成に続いて本発明における使用に先立ってさらなる
改変(例えば、その抗原性を向上させるための構造または配列改変)を必要とす
る場合もある。本発明に用いるのに好適な抗原としては、限定されるものではな
いが、ウイルスから単離したコアタンパク質または核タンパク質、ウイルス様粒
子(VLP)などの非コアウイルスタンパク質、悪性および非悪性細胞の抗原、
細菌性抗原、寄生虫抗原ならびに合成および組換えポリトープが挙げられる。
ペプチドおよびペプチドならびにそれらの誘導体および同等物を包含すると理解
されるべきである。タンパク質は種々の程度にグリコシル化もしくは非グリコシ
ル化、リン酸化もしくは脱リン酸化されていてもよく、かつ/または、タンパク
質に融合、連結、結合または会合した、アミノ酸、脂質、炭水化物またはその他
のペプチド、ポリペプチドもしくはタンパク質などのある程度のその他の分子含
んでいてもよい。前記の「タンパク質」としてはアミノ酸の配列を含んでなるタ
ンパク質ならびにアミノ酸、脂質、炭水化物またはその他のペプチド、ポリペプ
チドもしくはタンパク質などのその他の分子と結合したタンパク質を含む。
トープは合成または組換え法(例えば、国際特許公開WO96/03144を参
照)によって製造すればよい。
パク質を含んでなり、有機担体とタンパク質が静電気的に結合している免疫原複
合体が提供される。
わち天然の形態では正電荷を有しても、負電荷を有してもまたは中性電荷を有し
てもよい。抗原が正電荷を有する場合であっても、弱く正電荷を有し、従って、
その正電荷度を増加させ、その結果、負電荷を有する有機担体との複合体形成が
より促進されるための改変を必要とする場合もある。例えば、抗原が弱く正電荷
を有する場合には、その正電荷度を増加させることは、限定されるものではない
が、抗原へのさらなる正電荷の化学的付加または抗原へのポリリジンの付加など
による正電荷の組換えによる付加をはじめとする当業者に公知のいくつかの方法
のいずれか1つによって達成できる。これは特に抗原がタンパク質である場合に
用いられる。抗原の正電荷度を増加させるために用いられ得るその他の方法とし
ては、限定されるものではないが、pH改変、化学修飾または抗原の負電荷のア
ルギニンなどの正電荷を有する分子での中和が挙げられる。同様に、抗原が中性
または負電荷を有する場合には、かかる方法論を用いることによってその全体的
な電荷を全体的に正電荷に変換することができる。負電荷を有する抗原の全体的
に正電荷を表すための変換は、ほとんどのタンパク質は自然状態では負電荷を有
するので抗原がタンパク質である場合には特に重要であり得る。
担体との複合体形成に先立って起こらないことを確実にすることが必要となる。
これに関しては、抗原沈殿を防ぐためのいずれかの好適な方法を用いればよい。
例えば、抗原可溶性は抗原凝集を引き起こす力を破壊することによって維持でき
る。これらの力の破壊は、例えば抗原に尿素およびグアニジンなどの溶液カオト
ロピック剤、DMSO(ジメチルスルホキシド)およびアセトニトリルなどの溶
媒、双性イオンなどの中間体、TritonX−100およびCHAPS(3−
[(3−コルアミドプロピル)−ジメチルアンモニオ]−2−ヒドロキシ−1−
プロパンスルホネート)などの界面活性剤、DTT(ジチオスレイトール)およ
びシステインなどの還元剤およびEDTA(エチレンジアミン四酢酸)などのキ
レート剤を組み込むことによって達成することができる。可溶性はまた、抗原溶
液のpHを変更することによって、またはアルキル化またはアセチル化などによ
る極性もしくはイオン性分子を導入するための抗原の化学修飾によって維持する
ことができる。抗原が「有機担体」と接触している時にこれらの沈殿防止剤を漸
進的または段階的に除去するか、または抗原を軽く変性させることにより、抗原
の制御された沈殿がをもたらされ、同時に有機担体との結合の増加が生じ得る。
細胞傷害性Tリンパ球応答の誘導を促進する、いずれかの分子、分子の凝集塊ま
たは複合体、化合物またはその他の実体と理解されるべきである。本担体は「有
機的」であり、これに関しては、「有機的」とは天然に、組換えによってまたは
合成によって得たかまたは誘導したかの、炭素の化合物と理解されるべきである
。特に好ましい具体例では、有機担体はアジュバントである。「アジュバント」
とは免疫応答のいずれか1種以上の態様を刺激、増強またはアップレギュレート
するよう機能する、いずれかの有機分子、有機分子の凝集塊または複合体、化合
物またはその他の実体を意味する。例えば、アジュバントは炎症を誘導し、それ
により免疫応答細胞を抗原局在化部位に引きつけ得る。あるいは、アジュバント
は抗原をゆっくりと放出し、それによって免疫系の進行中の刺激を提供し得る。
本発明に用いるのに好適なアジュバントの例としては、限定されるものではない
が、サポニン、サポニン複合体、ISCOMATRIXTM(商標)として知ら
れるサポニン、コレステロールおよび脂質からなる免疫刺激性複合体のいずれか
1種以上の成分(例えば、サポニン成分、および/またはリン脂質成分)、リポ
ソームまたは水中油エマルションが挙げられる。[ISCOMATRIX(商標
)の組成および製造は国際特許出願PCT/SE86/00480、オーストラ
リア特許第558258号および同第632067号および欧州特許公開第01
80564号に詳細に記載されており、それらの開示内容は引用することにより
本明細書の一部とされる]。アジュバントのさらなる例としては、限定されるも
のではないが、Cox and Coulter, 1992, 1997 and 1999という刊行物に列挙され
るものが挙げられる。本有機担体は天然に生じ得るかまたは合成によってもしく
は組換えによって誘導できると理解されるべきである。
正電荷を有するタンパク質を含んでなり、アジュバントとタンパク質が静電気的
に結合している免疫原複合体を提供する。
り好ましくは、サポニン複合体はISCOMATRIX(商標)である。
、正電荷を有してもまたは中性であってもよい。負電荷度を増加させること(例
えば、有機担体が弱くしか負電荷を有さない場合には)または中性のまたは正電
荷を有する有機担体を負電荷を有する有機担体に変換することもまた、当業者に
公知の好適な方法のいずれかによって達成できる。例えば、有機担体が水中油エ
マルションである場合には、非極性尾部を有するいずれかの陰イオン界面活性剤
の組み込みが、界面活性剤の尾部を油的へ挿入し、それにより負電荷を有する頭
部を露出させることによりエマルションに全体的な負電荷を付与するであろう。
サポニン複合体アジュバントの負電荷は、例えば、複合体形成の際に負電荷を有
する脂質を加えることによって増加させることができる。
いが、コール酸、デオキシコール酸、タウロコール酸およびタウロデオキシコー
ル酸が挙げられる。担体の負電荷を増加させ得る脂質の例としては、限定される
ものではないが、リン脂質(好ましくはホスファチジルイノシトール、ホスファ
チジルセリン、ホスファチジルグリセロールおよびホスファチジン酸、最も好ま
しくはカルジオリピン)および細菌脂質(好ましくはモノホスホリル脂質A(M
PL)、最も好ましくは国際特許公開WO95/14026に記載されるOM1
74などのジホスホリル脂質A)が挙げられる。
電抗原がそれぞれ自然状態で負および正電荷を有する場合には本発明の目的が達
成され得るということを確定した。しかしながら、いっそうより有効な免疫原複
合体は自然状態で負電荷を有する本有機担体がより多くの負電荷を付与され(好
ましくはカルジオリピンまたはジホスホリル脂質Aの添加によって)、かつ/ま
たは、自然状態で正電荷を有する本抗原がより多くの正電荷を付与される(好ま
しくはポリリジン尾部の付加によって)場合に達成される。自然状態で負電荷を
有する有機担体がより多くの負電荷を付与され、かつ、自然状態で正電荷を有す
る抗原がより多くの正電荷を付与されることが好ましい。
荷を有するタンパク質を含んでなり、負電荷を有するアジュバントが自然状態で
負電荷を有するアジュバントであり、その負電荷度を増加させるよう改変されて
おり、アジュバントとタンパク質が静電気的に結合している免疫原複合体が 提供される。
有するタンパク質を含んでなり、正電荷を有するタンパク質が自然状態で正電荷
を有するタンパク質であり、その正電荷度を増加させるよう改変されており、ア
ジュバントとタンパク質が静電気的に結合している免疫原複合体が提供される。
タンパク質を含んでなり、負電荷を有するアジュバントが自然状態で負電荷を有
するアジュバントであり、その負電荷度を増加させるよう改変されており、かつ
、正電荷を有するタンパク質が自然状態で正電荷を有するタンパク質であり、そ
の正電荷度を増加させるよう改変されており、アジュバントとタンパク質が静電
気的に結合している免疫原複合体が提供される。
するとは、分子がその生成時に(自然状態で、組換えによってまたは合成によっ
てに関わらず)保持する電荷と理解されるべきである。
って達成できる。好ましくは、本タンパク質はポリリジン尾部の付加によってよ
り多くの正電荷を付与され、かつ、本アジュバントはカルジオリピンまたはジホ
スホリル脂質Aの添加によってより多くの負電荷を付与される。
、一部、部分、化学的同等物、変異体、相同体および類似体と理解されるべきで
ある。本抗原または担体がタンパク質である場合には、誘導体はアミノ酸の挿入
、欠失または置換に由来し得る。アミノ酸挿入誘導体は1個または複数のアミノ
酸のアミノおよび/またはカルボキシ末端融合、ならびに配列内挿入を含む。挿
入アミノ酸配列変種は1個以上のアミノ酸残基がタンパク質の所定の部位に導入
されているものであるが、得られた産物の好適なスクリーニングをともなうラン
ダム挿入も可能である。欠失変種は配列からの1個以上のアミノ酸の除去を特徴
とする。置換アミノ酸変種は配列中のある残基が除去され、異なる残基がその場
所に挿入されているものである。アミノ酸配列への付加はその他のペプチド、ポ
リペプチドまたはタンパク質との融合を含む。「同等物」は本担体または抗原の
機能的類似体として作用し得る。化学的同等物は必ずしも本担体または抗原に由
来しなくてもよいが、一定のコンフォメーションの類似性を共有し得る。あるい
は、化学的同等物は本担体または抗原の一定の生理化学的特性を模倣するよう設
計してもよい。同等物は化学合成してもよいし、または例えば、天然産物スクリ
ーニング後に検出してもよい。本明細書において考慮される相同体としては、限
定されるものではないが、異なる種に由来する分子が挙げられる。
、静電気的結合による免疫原複合体の形成に基づいている。かかる複合体の被験
体への投与はアジュバントと抗原が同時にではあるが結合していない形態で投与
されて達成されるものよりも有意によりよい免疫応答の誘導を促進する。特に、
本発明のアジュバントと結合した抗原の投与は抗原に対する細胞傷害性Tリンパ
球応答の誘導を促進する。しかしながら、体液性およびその他の細胞性応答も増
強され得る。
ュバントと抗原の複合は同一抗原提示細胞へのアジュバントと抗原の同時送達を
促進し、それによりこれらの分子が同時送達されないと生じないかまたは効果的
には生じないのいずれかである免疫応答の誘導を促進するということが考えられ
る。例えば、いくらかのCD8+細胞傷害性Tリンパ球応答の誘導はアジュバン
トが抗原提示細胞における抗原のエンドソーム逃避を誘導する場合に生じると考
えられる。これは抗原提示細胞への抗原とアジュバントの同時送達を必ず必要と
する。
体液性および/または細胞媒介性免疫応答をはじめとする免疫応答を誘導するた
めの本発明の使用に関する。
または賦形剤とともに、有効成分として荷電有機担体および荷電抗原を含んでな
り、有機担体と抗原が静電気的に結合している免疫原複合体を含んでなるワクチ
ン組成物に関する。
ニンまたはサポニン複合体である。好ましくはサポニン複合体はISCOMAT
RIX(商標)である。
には)または分散物および滅菌注射溶液または分散物のの即時調製用滅菌散剤が
挙げられ、あるいはクリームの形態または局所塗布に好適なその他の形態であっ
てもよい。製造および保存の条件下で安定でなくてはならず、かつ、細菌および
菌などの微生物の汚染作用から保護されなければならない。有機担体は例えば、
水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコールお
よび液体ポリエチレングリコールなど)、それらの好適な混合物および植物油を
含む溶媒または分散媒体であり得る。適当な流動性は例えば、レシチンなどの被
膜の使用によって、分散物の場合には所望の粒径の維持によって、および界面活
性剤の使用によって維持することができる。微生物の作用からの保護は種々の抗
菌および抗真菌薬、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビ
ン酸、チメロサールなどによって達成することができる。多くの場合には、等張
剤、例えば、糖または塩化ナトリウムを含むことが好ましいであろう。注射組成
物の持続性吸収は組成物への吸収を遅延させる薬剤、例えば、モノステアリン酸
アルミニウムおよびゼラチンの使用によって達成することができる。
所望の量の有効成分を組み入れ、必要であれば、それに次いで濾過除菌すること
によって製造する。一般に、分散物は種々の滅菌有効成分を基剤となる分散媒質
および前記に列挙されるものから所望のその他の成分を含む滅菌ビヒクルに組み
入れることによって製造する。滅菌注射溶液の調製用滅菌散剤の場合には、好ま
しい製造方法には有効成分およびその予め滅菌濾過した溶液からのいずれかのさ
らなる所望の成分の散剤を生じる真空乾燥および凍結乾燥技術がある。
は同化性可食担体とともに経口投与してもよく、あるいはハードまたはソフトシ
ェルゼラチンカプセルに封入してもよいし、あるいは錠剤に打錠してもよいし、
あるいは治療食の食物とともに直接取り込んでもよい。経口治療的投与用には、
有効成分は賦形剤と混合し、経口摂取可能錠剤、舌下錠、トローチ剤、カプセル
剤、エリキシル、懸濁液、シロップ、カシェ剤などの形態で用いてよい。かかる
組成物および製剤は少なくとも1重量%の有効成分を含むべきである。組成物お
よび製剤のパーセンテージは当然異なり得、便宜には単位重量の約5〜約80%
の間であり得る。かかる治療上有用な組成物中の有効成分の量は好適な用量にで
きるようなものである。本発明の好ましい組成物または製剤は経口用量単位形が
約0.1μgと2000mgの間の有効成分を含むよう製造される。
ビアゴム、コーンスターチまたはゼラチンなどの結合剤;リン酸ニカルシウムな
どの賦形剤;コーンスターチ、ジャガイモデンプン、アルギン酸などの崩壊剤;
ステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤;およびスクロース、ラクトースまたは
サッカリンなどの甘味剤を含んでもよく、またはペパーミント、冬緑油、もしく
はチェリー香添加剤などの香料添加剤を加えてもよい。用量単位形がカプセル剤
である場合には、上記の種類の物質に加え、液体担体を含んでもよい。種々のそ
の他の物質が用量単位の物理的形態を別途改変するための被膜として存在し得る
。例えば、錠剤、丸剤またはカプセル剤はシェラック、糖もしくはその双方で被
覆してもよい。シロップまたはエリキシルは有効成分、甘味剤としてスクロース
、防腐剤としてメチルおよびプロピルパラベン、着色料およびチェリーまたはオ
レンジ香などの香料添加剤を含んでもよい。当然、いずれかの用量単位形の製造
に用いる物質のいずれも医薬上純粋であり、かつ、用いられる量では実質的に非
毒性であるべきである。さらに、有効成分は徐胞性製剤および製剤形態に組み込
んでもよい。
達は抗原に対する免疫応答、特に、細胞傷害性Tリンパ球応答の誘導に特に有用
であり、免疫応答は特異的(T細胞および/もしくはB細胞)および/または非
特異的免疫応答であり得る。
答を誘発、誘導または促進する方法であって、哺乳類に有効量の前記の免疫原複
合体またはワクチン組成物を投与することを含んでなる方法に関する。
しくはその他の特異的もしくは非特異的免疫応答とともにのいずれかで生じ得る
と理解されるべきである。
明の免疫原複合体の使用に関する。本発明の方法に従って治療され得る病状の例
としては、限定されるものではないが、微生物感染または癌に起因するいずれか
の病状が挙げられる。例としてはHIV、B型肝炎、C型肝炎、黒色腫、前立腺
癌、乳癌、結核および寄生虫による症状が挙げられる。
であって、哺乳類に有効量の前記の免疫原複合体またはワクチン組成物を投与す
ることを含み、組成物の投与が、病状の発症または進行を阻害、停止、遅延また
は防止する免疫応答を誘発、誘導または促進する方法に関する。
発症を遅延させるか、または進行を阻害するか、または発症もしくは進行を全く
停止させるために少なくともいく分かは必要な量を意味する。この量は治療され
る個体の健康および身体状態、治療される個体の分類学的群、個体の免疫系の抗
体合成能、所望の保護度、ワクチンの処方、医学上の状況の評価およびその他の
関連する因子によって異なる。量は慣例の試験をとおして決定され得る比較的広
範囲になると予測される。
ブタ、ロバ)、実験室試験動物(例えば、マウス、ラット、ウサギ、モルモット
)、コンパニオン・アニマル(例えば、イヌ、ネコ)および捕らえられた野生動
物(例えば、カンガルー、シカ、キツネ)が挙げられる。好ましくは、哺乳類は
ヒトまたは実験室試験動物である。いっそうより好ましくは、哺乳類はヒトであ
る。
とするヒトまたは動物であってよい。
チン組成物の病状の発症または進行を阻害、停止、遅延または防止する医薬の製
造における使用に関する。
たは防止に用いる薬剤に関する。この薬剤は前記で定義される免疫原複合体また
はワクチン組成物を含んでなる。
に説明載される。
Aおよび50重量%〜10重量%のQuilAの画分Cを含んでなるサポニン製
剤を指すと理解されるべきである。画分AおよびCはQuilAの親油性画分か
ら製造される。画分「A」および「C」、それらの製造方法および703の製造
方法は国際特許公開WO96/11711に記載されており、これは引用するこ
とにより本明細書の一部とされる。
にはMorein et al. (1989)の方法によって製造した。便宜には、1.76mlの
PBSpH7.2に0.16mlの10mg/mlのトリチウム化(3H)コレ
ステロールおよび20%のMEGA−10界面活性剤(w/v)中の10mg/
mlの脂質を含有する溶液、次いで、0.08mlのPBS中の100mg/m
lのISCOPREP(商標)703を含有する溶液を加えた。溶液を穏やかに
混合しながら25℃で1時間保持した。その後のPBS/アジ化物に対する透析
の際に、コレステロール、DPPCおよびISCOPREP(商標)を含有する
ISCOMATRIX(商標)が形成された。総てのISCOMATRIX(商
標)製剤は電子顕微鏡によれば典型的な外観のものであった。
質およびコレステロールについて分析した。コレステロールは1mlシンチラン
ト中の100μlのサンプルの3Hcpmによって検出し、脂質は脂質と結合し
た場合に蛍光を発するジフェニルヘキサトリエン(DPH)を用いて検出した。
便宜には、DPHを1mg/mlでアセトンに溶解し、次いで、PBSpH7.
2で50分の1に希釈し、次いで、マイクロタイタープレートにおいて50μl
を50μlの各画分と混合した。20〜25℃で150分間インキュベートした
後、プレートを励起355nmおよび発光460nmを用いて蛍光計で読み取っ
た。DPHおよび3Hピークは総ての製剤について一致し、改変製剤の勾配プロ
フィールは標準製剤と同様であり、これは脂質のISCOMATRIX(商標)
への組み込みを示した(図1)。
ンパク質(HpE)を用いる、ISCOMATRIX(商標)と結合した抗原の 調製 HpEタンパク質のpIは9.24であり、pH8で正電荷を有するタンパク
質にさせる。HpEの可溶性は0.5MのTris、0.5MのNaCl、0.
1%の1,2−ジヘプタノイル−sn−グリセロ−3−ホスホコリン(DHPC
)pH8を用いて維持した。ISCOMATRIX(商標)と結合したHpE製
剤はISCOMATRIX(商標)としてのISCOPREP(商標)に対して
1:5の割合のタンパク質を20〜25℃で60分間混合することによって調製
した。用いたISCOMATRIX(商標)製剤はDPPC、CDL、DPLお
よびDPPGであった。
、HpE、HpEとISCOMATRIX(商標)間の結合およびISCOMA
TRIX(商標)について画分を分析した(図2)。HpEはPBSで10分の
1に希釈した画分をEIAプレートのウェルに吸着させ、次いで、セイヨウワサ
ビペルオキシダーゼ(HRP)が結合したHpEに対するモノクローナル抗体で
検出することによって検出した。結合は捕捉するためのHpEに対するモノクロ
ーナル抗体および検出するためのHRPが結合したISCOPREP(商標)に
対するモノクローナル抗体を用いてEIAによって測定した。ISCOMATR
IX(商標)は3Hコレステロールを検出することによって測定した。
IAによって画分3〜10に認められた(図2E)。DPPC ISCOMAT
RIX(商標)と混合した場合には、HpEは大部分は画分2〜8に認められた
が、いくらかはISCOMATRIX(商標)および結合ピークと一致する画分
12〜20に認められ、このことは結合が生じたことを示す(図2A)。CDL
またはDPL ISCOMATRIX(商標)と混合した場合には、HpEは大
部分がISCOMATRIX(商標)および結合ピークと一致する画分7〜16
に認められ、このことはほとんど完全な結合が生じたということを示す(図2B
&C)。画分2〜8に認められた遊離HpEはあったとしても極めて少量であっ
た。DPPG ISCOMATRIX(商標)と混合した場合には、結果はDP
PC ISCOMATRIX(商標)と同様であった(図2D)。
は弱いながらも正電荷を有する抗原と結合し得、CDLまたはDPL ISCO
MATRIX(商標)を用いることによって結合能を実質的に高めることができ
るということを示す。
にさせる。ESOの可溶性は8Mの尿素、50mMのTris、50mMのNa
H2PO4・2H2O、0.15MのNaClpH7を用いて維持した。ISC
OMATRIX(商標)製剤と結合したESOはISCOMATRIX(商標)
としてのISCOPREP(商標)に対して1:5の割合のタンパク質を20〜
25℃で60分間混合することによって調製した。用いたISCOMATRIX
(商標)製剤はDPPCおよびDPLであった。
、ESO、ESOとISCOMATRIX(商標)間の結合およびISCOMA
TRIX(商標)について画分を分析した(図3)。ESOはPBSで10分の
1に希釈した画分をEIAプレートのウェルに吸着させ、次いで、HRPが結合
したESOに対するモノクローナル抗体で検出することによって検出した。結合
は捕捉するためのESOに対するモノクローナル抗体および検出するためのHR
Pが結合したISCOPREP(商標)に対するモノクローナル抗体を用いてE
IAによって測定した。ISCOMATRIX(商標)は3Hコレステロールを
検出することによって測定した。
IAによって画分1〜6に認められた(図3C)。標準DPPC ISCOMA
TRIX(商標)と混合した場合には、ESOは画分1〜6および12〜16に
認められた(図3A)。画分12〜16中の存在はISCOMATRIX(商標
)および結合ピークと一致し、このことは結合があることを示すものであったが
、画分1〜6中の存在によって示されるように大部分のESOは結合していなか
った。DPL ISCOMATRIX(商標)と混合した場合には、ESOは大
部分がISCOMATRIX(商標)および結合ピークと一致する画分12〜1
6に認められ、このことは結合が生じたということを示す(図3B)。
するタンパク質の結合がいくらかあったが、DPL ISCOMATRIX(商
標)の使用により結合能が実質的に高まったということを示す。
ンパク質を含有するESOまたは5μgのタンパク質および5μgのISCOP
REP(商標)を含有するISCOMATRIX(商標)が結合したESOで首
の首筋で皮下に免疫化した。35日にマウスから採血し、血清を間接EIAによ
ってESOに対する抗体について分析した。便宜には、ESOをPBSpH7.
2中でマイクロタイタープレートに吸着させ、次いで、プレートを0.1%のカ
ゼイン溶液でブロッキングし、乾燥させた。血清の希釈液を20〜25℃で1時
間インキュベートし、次いで、プレートを洗浄した。HRPが結合したヤギ抗マ
ウスIgG、IgG1またはIgG2aを加え、プレートを20〜25℃で1時
間インキュベートし、次いで、洗浄した。TMB基質を加え、20〜25℃で1
0分間インキュベートし、次いで、0.5MのH2SO4を加えて反応を停止さ
せた。プレートをOD450nmで読み取り、終点力価を算出した。
びIgG1応答は20倍より多く増加し、IgG2a力価は千倍増加した(図4
)。
のタンパク質を含有するESOまたは5μgのタンパク質および5μgのISC
OPREP(商標)を含有するISCOMATRIX(商標)と結合したESO
で尾の付け根で皮下に免疫化した。14日後、脾細胞を回収し、24ウェルプレ
ートにおいてESOペプチド(10μg/ml、37℃で1時間)で感作された
EL4HHD細胞で5×106個の細胞を再刺激し、照射し、2回洗浄した。細
胞を10%ウシ胎児血清、2mMのグルタミン、5×10−5Mのβ−メルカプ
トエタノール、100μg/mlのストレプトマイシンおよび100IU/ml
のペニシリンを添加したRPMI培地で培養し、37℃で6日間5%CO2中で
インキュベートした。4日目に1mlの5U/mlの組換えヒトIL−2を含有
する培地を加えた。6日目に標準的な6時間51Cr放出アッセイにおいて培養
物を再刺激のために感作されたEL4HHD細胞に対するエフェクターとして用
いた。
ATRIX(商標)と結合した場合には、総てのマウスでCTLが検出された(
図5)。
を示す。
パク質にさせる。E6E7の可溶性は8Mの尿素、50mMのTris、50m
MのNaH2PO4・2H2O、150mMのNaClpH6.9を用いて維持
した。ISCOMATRIX(商標)製剤と結合したE6E7はISCOMAT
RIX(商標)としてのISCOPREP(商標)に対して1:5の割合のタン
パク質を20〜25℃で60分間混合することによって調製した。用いたISC
OMATRIX(商標)製剤はDPPC、CDL、DPL、MPL、DPAおよ
びDPPGであった。
、E6E7、E6E7とISCOMATRIX(商標)間の結合およびISCO
MATRIX(商標)について画分を分析した(図8)。E6E7は2種のE7
に対する非競合モノクローナル抗体を用いるEIAによって検出した。結合は捕
捉するためのE7に対するモノクローナル抗体および検出するためのHRPが結
合したISCOPREP(商標)703に対するモノクローナル抗体を用いてE
IAによって測定した。ISCOMATRIX(商標)は3Hコレステロールを
検出することによって測定した。
G)。標準DPPC ISCOMATRIX(商標)と混合した場合には、ほと
んどのE6E7は画分14〜20に認められたが、結合はほとんど検出されなか
った(図6A)。CDL、DPLおよびDPA ISCOMATRIX(商標)
と混合した場合には、E6E7は大部分は結合およびISCOMATRIX(商
標)ピークと一致する画分に認められ、このことはほとんど完全な結合が生じた
ことを示した(図6B、C、E)。MPLおよびDPPG ISCOMATRI
X(商標)と混合した場合には、タンパク質は結合およびISCOMATRIX
(商標)ピークと一致する画分9〜14に認められ、このことは結合を示すが、
画分17〜22では相当な量が結合していないとわかった(図6D、F)。
COMATRIX(商標)と結合しないが、CDL、DPL、MPL、DPAま
たはDPPGを用いることによって結合能が種々の程度に高まるということを示
す。
タンパク質および6μgのISCOPREP(商標)を含むISCOMATRI
X(商標)と結合したE6E7で皮下に免疫化した。7日後、脾細胞を回収し、
T25組織培養フラスコ中で8mLの20×106個の細胞をE7をトランスフ
ェクトしたマイトマイシン−C処理したEL4細胞(C2)で再刺激し、3回洗
浄した。細胞を10%のウシ胎児血清、2mMのグルタミン、5.5×10−5 Mのβ−メルカプトエタノール、50μg/mlのゲンタマイシンを添加したR
PMI培地で培養し、37℃で5日間5%CO2中でインキュベートした。6日
目にC2細胞に対する標準的な4時間の51Cr放出アッセイにおいて培養物を
エフェクターとして用いた。
個体のマウスでCTL応答を誘導した(図7A)。標準DPPC ISCOMA
TRIX(商標)と結合したE6E7はいずれのマウスでもCTL応答を誘導で
きなかった(図7B)。DPL ISCOMATRIX(商標)で陰性のマウス
群は最適な読み出しに不十分な細胞を有しており、妥当な応答の基準に応じるも
のではなかった。他の総てのマウスは妥当な応答の基準を満たしていた。
示す。
このタンパク質はPBSpH7.2において可溶性であった。ISCOMATR
IX(商標)製剤と結合したHpCはISCOMATRIX(商標)としてのI
SCOPREP(商標)に対して1:5の割合のタンパク質を20〜25℃で6
0分間混合することによって調製した。用いたISCOMATRIX(商標)製
剤はDPPCおよびDPLであった。
、HpC、HpCとISCOMATRIX(商標)間の結合およびISCOMA
TRIX(商標)について画分を分析した(図8)。HpCはPBSで10分の
1に希釈した画分をEIAプレートのウェルに吸着させ、次いで、HRPが結合
したHpCに対するモノクローナル抗体で検出することによって検出した。結合
は捕捉するためのHpCに対するモノクローナル抗体および検出するためのHR
Pが結合したISCOPREP(商標)に対するモノクローナル抗体を用いてE
IAによって測定した。ISCOMATRIX(商標)は実施例1に記載のよう
に3HコレステロールまたはDPHの検出のいずれかによって測定した。
商標)と混合した場合には、HpCは大部分は画分1〜5に認められ、結合して
いなかった。DPL ISCOMATRIX(商標)と混合した場合には、相当
な割合のHpCがISCOMATRIX(商標)および結合ピークと一致する画
分11〜17に認められ、このことは結合を示す。
COMATRIX(商標)と結合しないが、DPL ISCOMATRIX(商
標)を用いることによって結合能が高まるということを示す。
ンパク質にさせる。それはN末端にヘキサヒスチジン配列を含みpH6で正電荷
を有する。E6E7の可溶性は8Mの尿素、50mMのBis Tris、0.
15MのNaClpH6を用いて維持した。ISCOMATRIX(商標)製剤
と結合したE6E7は等量のE6E7をISCOMATRIX(商標)としての
ISCOPREP(商標)と20〜25℃で60分間混合し、50mMのBis
Tris、0.15MのNaClpH6に対して透析して尿素を除去し、次いで
、10,000gで5分間遠心分離して沈殿物のいずれをも除去することによっ
て調製した。
、タンパク質、E6E7とISCOMATRIX(商標)間の結合およびISC
OMATRIX(商標)について画分を分析した(図9)。タンパク質はE7に
ついてのサンドウィッチEIAを用いて検出した。結合は捕捉するためのE7に
対するモノクローナル抗体および検出するためのHRPが結合したISCOPR
EP(商標)に対するモノクローナル抗体を用いてEIAによって測定した。I
SCOMATRIX(商標)は実施例1に記載のように3Hコレステロールまた
はDPHを検出することによって測定した。
pH7.2でDPPC ISCOMATRIX(商標)と混合した場合には、E
6E7は大部分は画分16〜22に認められ、結合の証拠がほとんどなかった(
図9B)。pH6で標準DPPC ISCOMATRIX(商標)と混合した場
合には、E6E7は大部分はISCOMATRIX(商標)および結合ピークと
一致する画分12〜16に認められ、このことは結合を示す(図9A)。
、自然状態で負電荷を有するタンパク質と結合する能力を高めることができると
いうことを示す。
SCOPREP(商標)および6μgのE6E7を含むISCOMATRIX(
商標)と結合したE6E7で首の首筋で皮下に免疫化した。
いて分析した。便宜には、GSTE7を0.1Mの炭酸塩pH9.6中でマイク
ロタイタープレートに吸着させ、次いで、プレートを0.1%のカゼイン溶液で
ブロッキングし、乾燥させた。血清の希釈液を20〜25℃で1時間インキュベ
ートし、次いで、プレートを洗浄した。HRPが結合したヤギ抗マウスIgG、
を加え、プレートを20〜25℃で1時間インキュベートし、次いで、洗浄した
。TMB基質を加え、20〜25℃で10分間インキュベートし、次いで、0.
5MのH2SO4を加えて反応を停止させた。プレートをOD450nmで読み
取り、終点力価を算出した。
た。典型的にはAl(OH)3を含むE6E7は約100のGMTを示す。
ートにおいて1および5μgのGSTE7で、対照としてConAおよびRPM
1で2.5×106個の細胞を再刺激した。細胞を10%ウシ胎児血清、2mM
のグルタミン、5×10−5Mのβ−メルカプトエタノール、100μg/ml
のストレプトマイシンおよび100IU/mlのペニシリンを添加したRPMI
培地で培養し、37℃で2日間5%CO2中でインキュベートした。上清を回収
し、Endogenの試薬を用いてEIAによってγIFNおよびIL5を検出した。 ISCOMATRIX(商標)と結合したE6E7は7.4ng/mlまでγ
IFNを、および140pg/mlまでIL5を誘導した(表2)。典型的には
Al(OH)3を含むE6E7は検出可能でないγIFN(<30pg/ml)
またはIL5(<4pg/ml)を誘導する。
7はマウスにおいて免疫原性であり、Th1型応答を誘導したということを示す
。
国際特許公開WO/98/36772の方法によって製造した。便宜には、1.
6mlの50mMのTris、150mMのNaCl、0.6mMのCuCl2 pH7.2(バッファーA)に0.2mlの20%のMEGA−10界面活性剤
(w/v)中に10mg/mlのコレステロール、9mg/mlのDPPC、1
.074mg/mlのジパルミトイル−rac−グリセロール−3(8−(3,
6−ジオキシ)オクチル−1−アミノ−N,N−ニ酢酸)(DPIDA)を含有
する溶液、次いで、0.2mlのバッファーA中に50mg/mlのISCOP
REP(商標)703を含有する溶液を加えた。溶液を穏やかに混合しながら2
5℃で90分間保持した。次いで、透析をまずバッファーAに対してバッファー
を2回交換して一晩、次いで50mMのTris、50mMのNaH2PO4・
2H2O、150mMのNaClpH6.9に対してバッファーを2回交換して
2日間実施した。透析の際に、コレステロール、DPPC、DPIDAおよびI
SCOPREP(商標)を含むCHL ISCOMATRIX(商標)が形成さ
れた。CHL
であった。
6Kの付加はpIを7.68に変更し、正電荷を有する尾部を付与するであろう
。精製用に、6Kを含むか含まない、HpCおよび6Hを与える2種のクローン
を構築した。CSL694DNA(Edwards et al. 1998に記載のベクターpG
exStop中のC末端6Hを含むHpC13)をPCR増幅の鋳型として用い
、C末端6Kを作製した。PCR産物を発現ベクターpGexStopIVのE
coRI−BglII部位にクローニングし、直列型C末端6Kとそれに続く6
Hタグを作製した。これは大腸菌(E.coli)系統ER1793で作製し、CSL1
424と呼んだ。
誘導の5時間後に回収した。可溶性組換えタンパク質を金属(ニッケル)アフィ
ニティークロマトグラフィーのためにC末端6Hタグを利用して精製した。溶出
したタンパク質をPBSに対して透析した。
有させる。このタンパク質への6Kの付加は7.68のpIを与え、pH7.2
で正電荷を有させる。両形態のタンパク質ともPBSpH7.2に可溶性である
。ISCOMATRIX(商標)製剤と結合したHpCはISCOMATRIX
(商標)としてのISCOPREP(商標)に対して1:5の割合のタンパク質
を20〜25℃で60分間混合することによって調製した。用いたISCOMA
TRIX(商標)製剤はDPPCおよびCHLであった。6Hタンパク質とIS
COMATRIX(商標)を結合させるための標準法としてCHL ISCOM
ATRIX(商標)技術を用いた。
、HpC、HpCとISCOMATRIX(商標)間の結合およびISCOMA
TRIX(商標)について画分を分析した(図10)。HpCはPBSで10分
の1に希釈した画分をEIAプレートのウェルに吸着させ、次いで、HRPが結
合したHpCに対するモノクローナル抗体で検出することによって検出した。結
合は捕捉するためのHpCに対するモノクローナル抗体および検出するためのH
RPが結合したISCOPREP(商標)に対するモノクローナル抗体を用いて
EIAによって測定した。ISCOMATRIX(商標)は実施例1に記載のよ
うにDPHを検出することによって測定した。
pCは画分1〜6に認められ、結合の証拠はほとんどなかった(図10C)。6
K6H−HpCをDPPC ISCOMATRIX(商標)と混合した場合には
、相当な量のHpCが結合およびISCOMATRIX(商標)ピークと一致す
る画分7〜11にあり、このことは結合を示す(図10A)6H−HpCをCH
L
COMATRIX(商標)および結合ピークと一致する画分7〜14にあり、こ
のことは結合を示す(図10B)。
ISCOMATRIX(商標)とともに6Hを用いるものに匹敵したということ
を示す。
に対するカイロン技術によりアミノ酸のためのFmocαアミノ保護スキームを
用いて合成し、精製した。側鎖を脱保護し、トリフルオロ酢酸/スカベンジャー
溶液中で切断した後、ペプチドをエーテルで沈殿させ、乾燥させた。再溶解した
ペプチドをアセトニトリルの勾配での溶出を用いて分取逆相HPLCにより精製
した。イオンスプレー質量分析により求められる、妥当な分子量を有する物質を
含有する画分をプールし乾燥させた。
SGVYMTYQRTRALVSYIPSAEKI−OH(<400>3)、Y
PHFMPTNL(<400>4)、RPQASGVYM(<400>5)、T
YQRTRALV(<400>6)およびSYIPSAEKI(<400>7)
。用いたタグはPAL、6H、6KまたはH(タグはない)であった。
M(商標)(免疫刺激性複合体)への組み込みにより結合を達成した。便宜には
、1.76mlのPBS中の10%のMEGA−10界面活性剤(w/v)、5
0%のアセトニトリルに可溶化した4mgのポリトープに0.16mlの20%
のMEGA−10界面活性剤(w/v)中に10mg/mlのコレステロールお
よび10mg/mlのDPPCを含有する溶液、次いで、0.08mlのPBS
中に100mg/mlのISCOPREP(商標)703を含有する溶液を加え
た。溶液を穏やかに混合しながら25℃にて1時間保持した。続くPBS/アジ
化物に対する透析の際に、パルミチル化ポリトープ、コレステロール、DPPC
およびISCOPREP(商標)を含有するISCOM(商標)が形成された。
これらのISCOM(商標)は電子顕微鏡によれば典型的な外観のものであった
。
IX(商標)と混合し、また6Kおよびタグを含まないポリトープをPBSに可
溶化し、次いで、標準DPPC ISCOMATRIX(商標)と混合した。総
ての製剤はISCOMATRIX(商標)としてのISCOPREP(商標)に
対して1:8の割合のタンパク質で調製し、20〜25℃で60分間インキュベ
ートした。
ク質およびISCOMATRIX(商標)について画分を分析した。タンパク質
はMolecular ProvesのCBQCA(<400>8)を用い、製造業者の使用説明
書に従って、またはBradford (1976)の方法に従ってクマシーによって検出した
。便宜には、100μlの各画分をマイクロプレートに加え、次いで100μl
のクマシー試薬を加え、次いで、プレートを595nmで読み取った。ISCO
MATRIX(商標)は実施例1に記載のようにDPHによって検出した。
SCOM(商標)では、CBQCA(<400>8)によって検出されたタンパ
ク質は大部分はISCOMATRIX(商標)ピークと一致する画分11〜13
に認められ、このことは組み込みを示す(図11A)。ISCOMATRIX(
商標)と結合した6Kポリトープでは、クマシーによって検出されたタンパク質
は大部分は画分1〜5に認められ、これはおそらくはISCOMATRIX(商
標)と結合していなかった(図11C)。相当な割合のポリトープがISCOM
ATRIX(商標)ピークと一致する画分12〜14に認められ、このことは結
合を示す。CHL ISCOMATRIX(商標)と結合した6Hポリトープで
は、クマシーによって検出されたタンパク質は大部分はISCOMATRIX(
商標)ピークと一致する画分4〜10に認められ、このことは結合を示す(図1
1B)。相当な割合の6Hポリトープが画分1〜3に認められたが、これはおそ
らく結合していなかった。タグを含まないISCOMATRIX(商標)と結合
したものでは、クマシーによって検出されたタンパク質はほとんど総てが画分1
〜5に認められたが、これはおそらくはISCOMATRIX(商標)と結合し
ていなかった。
結合に必要であり、また標準DPPC ISCOMATRIX(商標)との6K
ポリトープ結合はISCOM(商標)への疎水性PALポリトープの組み込みに
匹敵するが、CHL ISCOMATRIX(商標)との6Hポリトープ結合ほ
どは十分でなかったということを示す。
標)および3.5μg〜5μgの間のタンパク質を含むポリトープISCOM(
商標)またはISCOMATRIX(商標)と結合したもので尾の付け根で皮下
に免疫化した。
各脾臓から脾細胞を14日めに採取し、加湿インキュベーター中で37℃にて2
4ウェルプレートで1μg/mlの個々のペプチド(4種のペプチド/脾臓)と
ともに1mlの培地で5×106細胞/mlで培養した。3日目に、1mlの新
鮮培地を加え、次いで、さらに7日目に照射(800rad)ペプチドに感作さ
れた(10μg/ml、1時間37℃、2回洗浄)P815細胞を刺激物に対す
る応答物の割合を20:1で加えてin vitro再刺激を実施し、2×106エフェ
クター/ウェルとした。7日の間隔でこの処置をさらに2回反復し、バルク培養
物を6日後に標準の6時間クロム放出アッセイにおいてエフェクターとして用い
た。培地は10%のFCS(QIMR)、5×10−5Mの2−メルカプトエタノール
、2mMのグルタミンおよびアオカビ属/ストレプトマイセス属抗生物質を添加
したRPMI1640を含んでいた。標的細胞は51Cr標識ペプチドに感作さ
れたおよび感作されていない(対照)P815細胞とした。エフェクター:標的
の割合は50、10および2対1とした。アッセイは96ウェル丸底プレートで
二組で実施した。
Qについては3/3のマウスで、SYIについては1/3で、YPHについでは
2/3でおよびRPQについては2/3でCTL応答を誘導した(図12A)。
CHL ISCOMATRIX(商標)と結合した6Hポリトープは4種エピト
−プ総てについて3/3のマウスに対してCTL応答を誘導した(図12B)。
DPPC ISCOMATRIX(商標)と結合した6Kポリトープは4種のエ
ピトープ総てに対して、TYQ、YPHおよびRPQについては3/3で、SY
Iについては2/3で、CTL応答を誘導した(図12C)。DPPC ISC
OMATRIX(商標)と結合したタグを含まないポリトープはRPQについて
2/3のマウスで弱いCTL応答を誘導したが、その他のエピトープのいずれか
に対してはCTL応答は検出されなかった(図12D)。SYI配列は弱いエピ
トープであると知られており、これは総ての製剤について事実であった。
(商標)との結合は最適なCTL誘導に必要であり、6Kを用いる結合はCHL
ISCOMATRIX(商標)をともなう6Hまたは従来の疎水性タンパク質
の組み込み(PALポリトープISCOM(商標))と同程度に有効であったと
いうことを示す。
HFMPTNLTSSGPSNTPPEIFAPGNYPALSYIPSAEK
IEEGAIVGEIRPQASGVYM(<400>9)のPCR増幅の鋳型
として用い、C末端6Kを含むか含まないで(それぞれ、CSL1430および
1426)作製することが可能となった。PCR産物を発現ベクターpET24
b(Novagen)のBamHI−XhoI部位にクローニングし、N末端T7タグ(
同定用)および直列型C末端6Kとそれに続く6H(精製用)を作製した。 クローンは大腸菌系統ER1793で作製し、次いで発現系統BL21(DE
3)に形質転換した。1リットルの培養物をA600=2にて0.5mMのIP
TGで誘導し、誘導後4時間で回収した。可溶性組換えタンパク質を金属(ニッ
ケル)アフィニティークロマトグラフィーのためのC末端6Hタグを利用して精
製した。溶出したタンパク質をPBSに対して透析した。
有させる。これへの6Kの付加は7.68のpIを与え、pH7.2で正電荷を
有させる。タンパク質の両形態ともPBSpH7.2で可溶性であった。ISC
OMATRIX(商標)製剤と結合したポリトープはISCOMATRIX(商
標)としてのISCOPREP(商標)に対して1:5の割合のタンパク質を2
0〜25℃にて60分間混合することによって調製した。用いたISCOMAT
RIX(商標)製剤はDPPC、CDL、DPLおよびCHLであった。配列中
に結合を強力に干渉し得るいくつかのEがあるので、pH4.3でグルタミン酸
(E)のpI以下である製剤を調べた。
、タンパク質およびISCOMATRIX(商標)について画分を分析した(図
13)。タンパク質はPBSで10分の1に希釈した画分をEIAプレートのウ
ェルに吸着させ、次いで、HRPが結合した6Hに対するモノクローナル抗体で
検出することによって検出した。ISCOMATRIX(商標)は実施例1に記
載のように3HコレステロールまたはDPHを検出することによって測定した。
K)。pH7で標準DPPC ISCOMATRIX(商標)と混合したr6K
6Hポリトープでは、タンパク質は大部分は画分1〜9に認められたが、結合の
証拠はほとんどなかった(図13A)。pH7でCDLおよびDPL ISCO
MATRIX(商標)と混合したr6K6Hポリトープでは、タンパク質は大部
分はISCOMATRIX(商標)と一致する画分に認められ、このことは結合
を示す(図13C、E)。CDLおよびDPLそれぞれについては相当な割合の
タンパク質が画分1〜3および1〜6に認められ、これらはおそらくは結合して
いない。pH4.3で標準DPPC ISCOMATRIX(商標)と混合した
r6K6Hポリトープでは、タンパク質は大部分は画分1〜9に認められたが、
画分10〜12におけるISCOMATRIX(商標)ピークと一致する結合の
証拠がいくらかあった(図13B)。pH4.3でCDLおよびDPL ISC
OMATRIX(商標)と混合したr6K6Hポリトープではタンパク質はIS
COMATRIX(商標)と一致する画分にほとんど総て認められ、このことは
ほとんど完全な結合を示した(図13D、F)。DPPC ISCOMATRI
X(商標)と混合したr6Hポリトープは大部分が画分1〜7に認められ、結合
の証拠はほとんどなかった。CHL ISCOMATRIX(商標)と混合した
r6HポリトープはpH7およびpH4.3の双方での標準DPPCおよびCD
L ISCOMATRIX(商標)と同様のパターンの結合を示した。タンパク
質は結合していない画分1〜4およびISCOMATRIX(商標)ピークと一
致する5〜10にほとんど等量で認められ、結合を示した(図13H、I、J)
。
SCOMATRIX(商標)と結合しないであろうということを示す。結合は改
変ISCOMATRIX(商標)を用いて達成でき、これらの製剤の結合能は低
pHを利用することによって高まる。改変ISCOMATRIX(商標)と低p
Hの組合せは改変ISCOMATRIX(商標)または低pHの使用によって高
められていない6H CHL ISCOMATRIX(商標)と同程度によいか
、またはよりよい結合をもたらした。
)703および3.5μg〜5μgの間のタンパク質を含むISCOMATRI
X(商標)と結合したもので尾の付け根で皮下に免疫化した。 CTLアッセイはElliottet al. (1999)の方法に従って実施した。便宜には、
各脾臓から脾細胞を14日めに採取し、加湿インキュベーター中で37℃にて2
4ウェルプレートで1μg/mlの個々のペプチド(4種のペプチド/脾臓)と
ともに1mlの培地で5×106細胞/mlで培養した。3日目に、1mlの新
鮮培地を加え、次いで、さらに7日目に照射(800rad)ペプチドに感作さ
れた(10μg/ml、1時間37℃、2回洗浄)P815細胞を刺激物に対す
る応答物の割合を20:1で加えてin vitro再刺激を実施し、2×106エフェ
クター/ウェルとした。7日の間隔でこの処置をさらに2回反復し、バルク培養
物を6日後に標準の6時間クロム放出アッセイにおいてエフェクターとして用い
た。培地は10%のFCS(QIMR)、5×10−5Mの2−メルカプトエタノール
、2mMのグルタミンおよびアオカビ属/ストレプトマイセス属抗生物質を添加
したRPMI1640を含んでいた。標的細胞は51Cr標識ペプチドに感作さ
れたおよび感作されていない(対照)P815細胞とした。エフェクター:標的
の割合は50、10および2対1とした。アッセイは96ウェル丸底プレートで
二組で実施した。
4.3はSYI、YPHおよびRPQエピトープについては3/3のマウスで、
およびTYQエピトープについでは1/3でCTL応答を誘導した(図14A)
。CHL ISCOMATRIX(商標)と結合したr6H pH7はSYI、
YPHおよびRPQエピトープについては3/3のマウスで、およびTYQエピ
トープについては2/3でCTL応答を誘導した(図14B)。両製剤ともTY
Qエピトープに対しては極めて低い応答を誘導した。
ポリトープpH4.3を用いてCTL応答を誘導でき、これはCHL ISCO
MATRIX(商標)と結合したr6H pH7を用いた応答に匹敵するるとい
うことを示す。
は、3Hコレステロールをメタノール、クロロホルムに溶解し、次いで、脂質を
加え、穏やかに回転させながら回転フラスコ中で溶媒を蒸発させることによって
リポソームを形成させた。用いた脂質は標準DPPCおよび負電荷を有するDP
Lであった。次いで、E6E7をリポソームに加え、混合物を超音波処理し、次
いで26G針を通して押し出した。リポソームは電子顕微鏡によれば典型的な外
観のものであった。
、タンパク質およびISCOMATRIX(商標)について画分を分析した(図
15)。タンパク質はモノクローナル抗体を用いるE7についてのサンドウィッ
チEIAによって検出した。ISCOMATRIX(商標)は3Hコレステロー
ルを検出することによって測定した。
んど勾配に存在せず、このことはタンパク質は沈殿していたということを示した
。(図15A)。存在したタンパク質は画分2〜4に認められたリポソームとお
そらくは結合していなかった。DPLリポソームではE6E7は勾配全体に認め
られ、これは同様に勾配全体に認められたリポソームと一致した(図15B)。
勾配全体への製剤の広がりはおそらくはリポソームの大きさの範囲を示すもので
あったが、ほとんど総てのタンパク質はリポソームと結合していると考えられる
。
結合しない負電荷を有するタンパク質と結合させることができるということを示
す。
法および改変の影響を受けやすいということを理解するであろう。本発明は総て
のかかる変法および改変を含むと理解されるべきである。本発明はまた、本明細
書において、個々にまたは集団的に記載されるか、または示される、総ての工程
、特徴、組成物および化合物、ならびにいずれか2種以上の工程または特徴の組
合せのいずれかおよび総てを含む。
)DPA(図1e)およびDPPG(図1f)を用いて処方されたISCOMA
TRIXTM(商標)のスクロース勾配分析のグラフである。各場合において、
脂質および3Hは各脂質のISCOMATRIX(商標)構造への組み込みを重
複して示しているということがわかる。
)DPA(図1e)およびDPPG(図1f)を用いて処方されたISCOMA
TRIXTM(商標)のスクロース勾配分析のグラフである。各場合において、
脂質および3Hは各脂質のISCOMATRIX(商標)構造への組み込みを重
複して示しているということがわかる。
)DPA(図1e)およびDPPG(図1f)を用いて処方されたISCOMA
TRIXTM(商標)のスクロース勾配分析のグラフである。各場合において、
脂質および3Hは各脂質のISCOMATRIX(商標)構造への組み込みを重
複して示しているということがわかる。
)DPA(図1e)およびDPPG(図1f)を用いて処方されたISCOMA
TRIXTM(商標)のスクロース勾配分析のグラフである。各場合において、
脂質および3Hは各脂質のISCOMATRIX(商標)構造への組み込みを重
複して示しているということがわかる。
)DPA(図1e)およびDPPG(図1f)を用いて処方されたISCOMA
TRIXTM(商標)のスクロース勾配分析のグラフである。各場合において、
脂質および3Hは各脂質のISCOMATRIX(商標)構造への組み込みを重
複して示しているということがわかる。
)DPA(図1e)およびDPPG(図1f)を用いて処方されたISCOMA
TRIXTM(商標)のスクロース勾配分析のグラフである。各場合において、
脂質および3Hは各脂質のISCOMATRIX(商標)構造への組み込みを重
複して示しているということがわかる。
スクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのHpEはCDLおよびDPL
ISCOMATRIX(商標)と結合しているが、DPPCおよびDPPG I
SCOMATRIX(商標)とは一部のみしか結合していないということがわか
る。
スクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのHpEはCDLおよびDPL
ISCOMATRIX(商標)と結合しているが、DPPCおよびDPPG I
SCOMATRIX(商標)とは一部のみしか結合していないということがわか
る。
スクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのHpEはCDLおよびDPL
ISCOMATRIX(商標)と結合しているが、DPPCおよびDPPG I
SCOMATRIX(商標)とは一部のみしか結合していないということがわか
る。
スクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのHpEはCDLおよびDPL
ISCOMATRIX(商標)と結合しているが、DPPCおよびDPPG I
SCOMATRIX(商標)とは一部のみしか結合していないということがわか
る。
スクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのHpEはCDLおよびDPL
ISCOMATRIX(商標)と結合しているが、DPPCおよびDPPG I
SCOMATRIX(商標)とは一部のみしか結合していないということがわか
る。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのESOはDPL ISCOM
ATRIX(商標)と結合しているが、DPPC ISCOMATRIX(商標
)とは一部のみしか結合していないということがわかる。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのESOはDPL ISCOM
ATRIX(商標)と結合しているが、DPPC ISCOMATRIX(商標
)とは一部のみしか結合していないということがわかる。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのESOはDPL ISCOM
ATRIX(商標)と結合しているが、DPPC ISCOMATRIX(商標
)とは一部のみしか結合していないということがわかる。
TRIX(商標)は特にTh1サブタイプIgG2aにおいてESO単独よりも
高い抗体応答を含有するということがわかる。
、5b)およびSLLMWITQC(<400>2)(図5c、5d)ペプチド
を用いるESO(図5a、5c)およびISCOMATRIX(商標)と結合し
たESO(図5b、5d)で免疫化したマウスのCTL分析のグラフである。I
SCOMATRIX(商標)と結合したESOはCTL応答を誘導するが、ES
O単独は誘導しないということがわかる。
、5b)およびSLLMWITQC(<400>2)(図5c、5d)ペプチド
を用いるESO(図5a、5c)およびISCOMATRIX(商標)と結合し
たESO(図5b、5d)で免疫化したマウスのCTL分析のグラフである。I
SCOMATRIX(商標)と結合したESOはCTL応答を誘導するが、ES
O単独は誘導しないということがわかる。
、5b)およびSLLMWITQC(<400>2)(図5c、5d)ペプチド
を用いるESO(図5a、5c)およびISCOMATRIX(商標)と結合し
たESO(図5b、5d)で免疫化したマウスのCTL分析のグラフである。I
SCOMATRIX(商標)と結合したESOはCTL応答を誘導するが、ES
O単独は誘導しないということがわかる。
、5b)およびSLLMWITQC(<400>2)(図5c、5d)ペプチド
を用いるESO(図5a、5c)およびISCOMATRIX(商標)と結合し
たESO(図5b、5d)で免疫化したマウスのCTL分析のグラフである。I
SCOMATRIX(商標)と結合したESOはCTL応答を誘導するが、ES
O単独は誘導しないということがわかる。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのE6E7はCDL、DPLお
よびDPA ISCOMATRIX(商標)と結合しており、MPLおよびDP
PG ISCOMATRIX(商標)とはあまり結合しておらず、DPPC I
SCOMATRIX(商標)とはやはりさらに結合していないということがわか
る。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのE6E7はCDL、DPLお
よびDPA ISCOMATRIX(商標)と結合しており、MPLおよびDP
PG ISCOMATRIX(商標)とはあまり結合しておらず、DPPC I
SCOMATRIX(商標)とはやはりさらに結合していないということがわか
る。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのE6E7はCDL、DPLお
よびDPA ISCOMATRIX(商標)と結合しており、MPLおよびDP
PG ISCOMATRIX(商標)とはあまり結合しておらず、DPPC I
SCOMATRIX(商標)とはやはりさらに結合していないということがわか
る。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのE6E7はCDL、DPLお
よびDPA ISCOMATRIX(商標)と結合しており、MPLおよびDP
PG ISCOMATRIX(商標)とはあまり結合しておらず、DPPC I
SCOMATRIX(商標)とはやはりさらに結合していないということがわか
る。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのE6E7はCDL、DPLお
よびDPA ISCOMATRIX(商標)と結合しており、MPLおよびDP
PG ISCOMATRIX(商標)とはあまり結合しておらず、DPPC I
SCOMATRIX(商標)とはやはりさらに結合していないということがわか
る。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのE6E7はCDL、DPLお
よびDPA ISCOMATRIX(商標)と結合しており、MPLおよびDP
PG ISCOMATRIX(商標)とはあまり結合しておらず、DPPC I
SCOMATRIX(商標)とはやはりさらに結合していないということがわか
る。
のスクロース勾配分析のグラフである。ほとんどのE6E7はCDL、DPLお
よびDPA ISCOMATRIX(商標)と結合しており、MPLおよびDP
PG ISCOMATRIX(商標)とはあまり結合しておらず、DPPC I
SCOMATRIX(商標)とはやはりさらに結合していないということがわか
る。
PPC ISCOMATRIX(商標)(B)で免疫化したマウスにおけるCT
L分析のグラフである。E6E7 DPL ISCOMATRIX(商標)はC
TL応答を誘導するがE6E7 DPPC ISCOMATRIX(商標)は誘
導しないということがわかる。
スクロース勾配分析のグラフである。ほとんど結合していないDPPC ISC
OMATRIX(商標)とよりもより多くのHpCがDPL ISCOMATR
IX(商標)と結合しているということがわかる。
スクロース勾配分析のグラフである。ほとんど結合していないDPPC ISC
OMATRIX(商標)とよりもより多くのHpCがDPL ISCOMATR
IX(商標)と結合しているということがわかる。
スクロース勾配分析のグラフである。ほとんど結合していないDPPC ISC
OMATRIX(商標)とよりもより多くのHpCがDPL ISCOMATR
IX(商標)と結合しているということがわかる。
のDPPC ISCOMATRIX(商標)製剤のスクロース勾配分析のグラフ
である。pH6でpH7.2よりもより多くのE6E7がDPPC ISCOM
ATRIX(商標)と結合するということがわかる。
のDPPC ISCOMATRIX(商標)製剤のスクロース勾配分析のグラフ
である。pH6でpH7.2よりもより多くのE6E7がDPPC ISCOM
ATRIX(商標)と結合するということがわかる。
のDPPC ISCOMATRIX(商標)製剤のスクロース勾配分析のグラフ
である。pH6でpH7.2よりもより多くのE6E7がDPPC ISCOM
ATRIX(商標)と結合するということがわかる。
スクロース勾配分析のグラフである。HpCへの6Kの付加はDPPC ISC
OMATRIX(商標)との結合を6HとCHL ISCOMATRIX(商標
)製剤とのものに匹敵するレベルにまで増加させるということがわかる。
スクロース勾配分析のグラフである。HpCへの6Kの付加はDPPC ISC
OMATRIX(商標)との結合を6HとCHL ISCOMATRIX(商標
)製剤とのものに匹敵するレベルにまで増加させるということがわかる。
スクロース勾配分析のグラフである。HpCへの6Kの付加はDPPC ISC
OMATRIX(商標)との結合を6HとCHL ISCOMATRIX(商標
)製剤とのものに匹敵するレベルにまで増加させるということがわかる。
X(商標)製剤のスクロース勾配分析のグラフである。6KポリトープはISC
OMATRIX(商標)といくらか結合しているが、6Kが存在しない場合には
結合はないということがわかる。ISCOMATRIX(商標)との6Kポリト
ープ結合はPALポリトープのISCOM(商標)への疎水性組み込みに匹敵す
るが、6HポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)間の結合よりは
少ない。
X(商標)製剤のスクロース勾配分析のグラフである。6KポリトープはISC
OMATRIX(商標)といくらか結合しているが、6Kが存在しない場合には
結合はないということがわかる。ISCOMATRIX(商標)との6Kポリト
ープ結合はPALポリトープのISCOM(商標)への疎水性組み込みに匹敵す
るが、6HポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)間の結合よりは
少ない。
X(商標)製剤のスクロース勾配分析のグラフである。6KポリトープはISC
OMATRIX(商標)といくらか結合しているが、6Kが存在しない場合には
結合はないということがわかる。ISCOMATRIX(商標)との6Kポリト
ープ結合はPALポリトープのISCOM(商標)への疎水性組み込みに匹敵す
るが、6HポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)間の結合よりは
少ない。
X(商標)製剤のスクロース勾配分析のグラフである。6KポリトープはISC
OMATRIX(商標)といくらか結合しているが、6Kが存在しない場合には
結合はないということがわかる。ISCOMATRIX(商標)との6Kポリト
ープ結合はPALポリトープのISCOM(商標)への疎水性組み込みに匹敵す
るが、6HポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)間の結合よりは
少ない。
X(商標)製剤のスクロース勾配分析のグラフである。6KポリトープはISC
OMATRIX(商標)といくらか結合しているが、6Kが存在しない場合には
結合はないということがわかる。ISCOMATRIX(商標)との6Kポリト
ープ結合はPALポリトープのISCOM(商標)への疎水性組み込みに匹敵す
るが、6HポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)間の結合よりは
少ない。
L分析のグラフである。6KポリトープISCOMATRIX(商標)はポリト
ープ中の4種のエピト−プ総てに対してCTL応答を誘導したが(図12c)、
タグを含まないポリトープISCOMATRIX(商標)製剤は1種のエピト−
プに対する低いCTL応答しか誘導しなかった(図12d)ということがわかる
。6KポリトープISCOMATRIX(商標)についてのCTL応答はPAL
、ポリトープISCOM(商標)(図12a)および6HポリトープCHL I
SCOMATRIX(商標)(図12b)で誘導されたものに匹敵した。
L分析のグラフである。6KポリトープISCOMATRIX(商標)はポリト
ープ中の4種のエピト−プ総てに対してCTL応答を誘導したが(図12c)、
タグを含まないポリトープISCOMATRIX(商標)製剤は1種のエピト−
プに対する低いCTL応答しか誘導しなかった(図12d)ということがわかる
。6KポリトープISCOMATRIX(商標)についてのCTL応答はPAL
、ポリトープISCOM(商標)(図12a)および6HポリトープCHL I
SCOMATRIX(商標)(図12b)で誘導されたものに匹敵した。
L分析のグラフである。6KポリトープISCOMATRIX(商標)はポリト
ープ中の4種のエピト−プ総てに対してCTL応答を誘導したが(図12c)、
タグを含まないポリトープISCOMATRIX(商標)製剤は1種のエピト−
プに対する低いCTL応答しか誘導しなかった(図12d)ということがわかる
。6KポリトープISCOMATRIX(商標)についてのCTL応答はPAL
、ポリトープISCOM(商標)(図12a)および6HポリトープCHL I
SCOMATRIX(商標)(図12b)で誘導されたものに匹敵した。
L分析のグラフである。6KポリトープISCOMATRIX(商標)はポリト
ープ中の4種のエピト−プ総てに対してCTL応答を誘導したが(図12c)、
タグを含まないポリトープISCOMATRIX(商標)製剤は1種のエピト−
プに対する低いCTL応答しか誘導しなかった(図12d)ということがわかる
。6KポリトープISCOMATRIX(商標)についてのCTL応答はPAL
、ポリトープISCOM(商標)(図12a)および6HポリトープCHL I
SCOMATRIX(商標)(図12b)で誘導されたものに匹敵した。
L分析のグラフである。6KポリトープISCOMATRIX(商標)はポリト
ープ中の4種のエピト−プ総てに対してCTL応答を誘導したが(図12c)、
タグを含まないポリトープISCOMATRIX(商標)製剤は1種のエピト−
プに対する低いCTL応答しか誘導しなかった(図12d)ということがわかる
。6KポリトープISCOMATRIX(商標)についてのCTL応答はPAL
、ポリトープISCOM(商標)(図12a)および6HポリトープCHL I
SCOMATRIX(商標)(図12b)で誘導されたものに匹敵した。
L分析のグラフである。6KポリトープISCOMATRIX(商標)はポリト
ープ中の4種のエピト−プ総てに対してCTL応答を誘導したが(図12c)、
タグを含まないポリトープISCOMATRIX(商標)製剤は1種のエピト−
プに対する低いCTL応答しか誘導しなかった(図12d)ということがわかる
。6KポリトープISCOMATRIX(商標)についてのCTL応答はPAL
、ポリトープISCOM(商標)(図12a)および6HポリトープCHL I
SCOMATRIX(商標)(図12b)で誘導されたものに匹敵した。
L分析のグラフである。6KポリトープISCOMATRIX(商標)はポリト
ープ中の4種のエピト−プ総てに対してCTL応答を誘導したが(図12c)、
タグを含まないポリトープISCOMATRIX(商標)製剤は1種のエピト−
プに対する低いCTL応答しか誘導しなかった(図12d)ということがわかる
。6KポリトープISCOMATRIX(商標)についてのCTL応答はPAL
、ポリトープISCOM(商標)(図12a)および6HポリトープCHL I
SCOMATRIX(商標)(図12b)で誘導されたものに匹敵した。
L分析のグラフである。6KポリトープISCOMATRIX(商標)はポリト
ープ中の4種のエピト−プ総てに対してCTL応答を誘導したが(図12c)、
タグを含まないポリトープISCOMATRIX(商標)製剤は1種のエピト−
プに対する低いCTL応答しか誘導しなかった(図12d)ということがわかる
。6KポリトープISCOMATRIX(商標)についてのCTL応答はPAL
、ポリトープISCOM(商標)(図12a)および6HポリトープCHL I
SCOMATRIX(商標)(図12b)で誘導されたものに匹敵した。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
勾配分析のグラフである。付加6KタグとCDLまたはDPL ISCOMAT
RIX(商標)とを組合せることによって6KとDPPC ISCOMATRI
X(商標)に優って結合を増加させ、次いで、これらを低pHと組み合わせると
結合能がいっそうさらに増加するということがわかる。6K、CDL、ISCO
MATRIX(商標)および低pHを組合せることで達成される結合はポリトー
プをISCOMATRIX(商標)とほとんど完全に結合させ、この結合は6H
ポリトープとCHL ISCOMATRIX(商標)で達成され得るものよりも
よりも多かった。
)および6HポリトープCHL ISCOMATRIX(商標)(図14b)製
剤のCTL分析のグラフである。CTL応答は両製剤についてポリトープ中の4
種のエピト−プの総てに対して誘導されたが、この応答はTYQエピト−プに対
しては極めて低かったということがわかる。
)および6HポリトープCHL ISCOMATRIX(商標)(図14b)製
剤のCTL分析のグラフである。CTL応答は両製剤についてポリトープ中の4
種のエピト−プの総てに対して誘導されたが、この応答はTYQエピト−プに対
しては極めて低かったということがわかる。
)および6HポリトープCHL ISCOMATRIX(商標)(図14b)製
剤のCTL分析のグラフである。CTL応答は両製剤についてポリトープ中の4
種のエピト−プの総てに対して誘導されたが、この応答はTYQエピト−プに対
しては極めて低かったということがわかる。
)および6HポリトープCHL ISCOMATRIX(商標)(図14b)製
剤のCTL分析のグラフである。CTL応答は両製剤についてポリトープ中の4
種のエピト−プの総てに対して誘導されたが、この応答はTYQエピト−プに対
しては極めて低かったということがわかる。
E7はDPLリポソームと結合していたが、E6E7はDPPCリポソームとは
ほとんど結合していなかったということがわかる。
E7はDPLリポソームと結合していたが、E6E7はDPPCリポソームとは
ほとんど結合していなかったということがわかる。
Claims (51)
- 【請求項1】 荷電有機担体および荷電抗原を含んでなり、その有機担体および抗原が静電気
的に結合している、免疫原複合体。 - 【請求項2】 担体が負電荷を有し、かつ、抗原が正電荷を有する、請求項1に記載の免疫原
複合体。 - 【請求項3】 抗原がタンパク質またはその誘導体もしくは同等物である、請求項2に記載の
免疫原複合体。 - 【請求項4】 担体がアジュバントまたはその誘導体もしくは同等物である、請求項2に記載
の免疫原複合体。 - 【請求項5】 抗原がタンパク質またはその誘導体もしくは同等物であり、かつ、担体がアジ
ュバントまたはその誘導体もしくは同等物である、請求項2に記載の免疫原複合
体。 - 【請求項6】 負電荷を有するアジュバントが自然状態で負電荷を有するアジュバントであり
、その負電荷度を増加させるよう改変されている、請求項5に記載の免疫原複合
体。 - 【請求項7】 正電荷を有するタンパク質が自然状態で正電荷を有するタンパク質であり、そ
の正電荷度を増加させるよう改変されている、請求項5に記載の免疫原複合体。 - 【請求項8】 負電荷を有するアジュバントが自然状態で負電荷を有するアジュバントであり
、その負電荷度を増加させるよう改変されており、かつ、正電荷を有するタンパ
ク質が自然状態で正電荷を有するタンパク質であり、その正電荷度を増加させる
よう改変されている、請求項5に記載の免疫原複合体。 - 【請求項9】 アジュバントがサポニンを含んでなる、請求項5〜8のいずれか一項に記載の
免疫原複合体。 - 【請求項10】 アジュバントがサポニン複合体である、請求項5〜8のいずれか一項に記載の
免疫原複合体。 - 【請求項11】 サポニン複合体がISCOMATRIX(商標)である、請求項10に記載の
免疫原複合体。 - 【請求項12】 アジュバントがリン脂質を含んでなる、請求項5〜8のいずれか一項に記載の
免疫原複合体。 - 【請求項13】 リン脂質がホスホグリセリドである、請求項12に記載の免疫原複合体。
- 【請求項14】 ホスホグリセリドがホスファチジルイノシトール、ホスファチジルグリセロー
ル、ホスファチジン酸およびカルジオリピンからなる群から選択される、請求項
13に記載の免疫原複合体。 - 【請求項15】 リン脂質が脂質Aである、請求項12に記載の免疫原複合体。
- 【請求項16】 脂質AがOM174などのジホスホリル脂質Aおよびモノホスホリル脂質Aか
らなる群から選択される、請求項15に記載の免疫原複合体。 - 【請求項17】 複合体が細胞傷害性Tリンパ球応答を誘導する請求項1〜16のいずれか一項
に記載の免疫原複合体。 - 【請求項18】 1種以上の医薬上許容される担体および/または希釈剤とともに、有効成分と
して荷電有機担体および荷電抗原を含んでなり、担体および抗原が静電気的に結
合している、ワクチン組成物。 - 【請求項19】 担体が負電荷を有し、かつ、抗原が正電荷を有する、請求項18に記載のワク
チン組成物。 - 【請求項20】 抗原がタンパク質またはその誘導体もしくは同等物である、請求項19に記載
のワクチン組成物。 - 【請求項21】 担体がアジュバントまたはその誘導体もしくは同等物である、請求項19に記
載のワクチン組成物。 - 【請求項22】 抗原がタンパク質またはその誘導体もしくは同等物であり、かつ、担体がアジ
ュバントまたはその誘導体もしくは同等物である、請求項19に記載のワクチン
組成物。 - 【請求項23】 負電荷を有するアジュバントが自然状態で負電荷を有するアジュバントであり
、その負電荷度を増加させるよう改変されている、請求項22に記載のワクチン
組成物。 - 【請求項24】 正電荷を有するタンパク質が自然状態で正電荷を有するタンパク質であり、そ
の正電荷度を増加させるよう改変されている、請求項22に記載のワクチン組成
物。 - 【請求項25】 負電荷を有するアジュバントが自然状態で負電荷を有するアジュバントであり
、その負電荷度を増加させるよう改変されており、かつ、正電荷を有するタンパ
ク質が自然状態で正電荷を有するタンパク質であり、その正電荷度を増加させる
よう改変されている、請求項22に記載のワクチン組成物。 - 【請求項26】 アジュバントがサポニンを含んでなる、請求項22〜25のいずれか一項に記
載のワクチン組成物。 - 【請求項27】 アジュバントがサポニン複合体である、請求項22〜25のいずれか一項に記
載の免疫原複合体。 - 【請求項28】 サポニン複合体がISCOMATRIX(商標)である、請求項27に記載の
ワクチン組成物。 - 【請求項29】 アジュバントがリン脂質を含んでなる、請求項22〜25のいずれか一項に記
載のワクチン組成物。 - 【請求項30】 リン脂質がホスホグリセリドである、請求項29に記載のワクチン組成物。
- 【請求項31】 ホスホグリセリドがホスファチジルイノシトール、ホスファチジルグリセロー
ル、ホスファチジン酸およびカルジオリピンからなる群から選択される、請求項
30に記載のワクチン組成物。 - 【請求項32】 リン脂質が脂質Aである、請求項29に記載のワクチン組成物。
- 【請求項33】 脂質AがOM174などのジホスホリル脂質Aおよびモノホスホリル脂質Aか
らなる群から選択される、請求項32に記載のワクチン組成物。 - 【請求項34】 組成物が細胞傷害性Tリンパ球応答を誘導する、請求項18〜33のいずれか
一項に記載のワクチン組成物。 - 【請求項35】 哺乳類において抗原に対する免疫応答を誘発、誘導、または促進する方法であ
って、哺乳類に有効量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の免疫原複合体を
投与することを含む方法。 - 【請求項36】 哺乳類において抗原に対する免疫応答を誘発、誘導または促進する方法であっ
て、哺乳類に有効量の請求項18〜34のいずれか一項に記載のワクチン組成物
を投与することを含む方法。 - 【請求項37】 免疫応答が細胞傷害性Tリンパ球応答を含む、請求項17または36に記載の
方法。 - 【請求項38】 哺乳類において病状を処置する方法であって、哺乳類に有効量の請求項1〜1
7のいずれか一項に記載の免疫原複合体を投与することを含み、複合体の投与が
、病状の発症または進行を阻害、停止、遅延または防止する免疫応答を誘発、誘
導または促進する、方法。 - 【請求項39】 哺乳類において病状を処置する方法であって、哺乳類に有効量の請求項18〜
34のいずれか一項に記載のワクチン組成物を投与することを含み、組成物の投
与が、病状の発症または進行を阻害、停止、遅延または防止する免疫応答を誘発
、誘導または促進する、方法。 - 【請求項40】 免疫応答が細胞傷害性Tリンパ球応答を含む、請求項38または39に記載の
方法。 - 【請求項41】 処置が治療的または予防的なものである、請求項38〜41のいずれか一項に
記載の方法。 - 【請求項42】 病状が微生物感染または癌に起因する、請求項38〜41のいずれか一項に記
載の方法。 - 【請求項43】 微生物感染がHIV、B型肝炎、C型肝炎、結核または寄生虫による症状であ
り、また癌が黒色腫、前立腺癌または乳癌である、請求項43に記載の方法。 - 【請求項44】 病状の発症または進行を阻害、停止、遅延または防止するための医薬の製造に
おける、請求項1〜17のいずれか一項に記載の免疫原複合体の使用。 - 【請求項45】 病状の発症または進行を阻害、停止、遅延または防止するための医薬の製造に
おける、請求項18〜34のいずれか一項に記載のワクチン組成物の使用。 - 【請求項46】 病状が微生物感染または癌に起因する、請求項44または45に記載の使用。
- 【請求項47】 微生物感染がHIV、B型肝炎、C型肝炎、結核または寄生虫感染であり、ま
た癌が黒色腫、前立腺癌または乳癌である、請求項46に記載の使用。 - 【請求項48】 病状の発症または進行の阻害、停止、遅延または防止に用いる薬剤であって、
請求項1〜17のいずれか一項に記載の免疫原複合体を含んでなる薬剤。 - 【請求項49】 病状の発症または進行の阻害、停止、遅延または防止に用いる薬剤であって、
請求項18〜34のいずれか一項に記載のワクチン組成物を含んでなる薬剤。 - 【請求項50】 病状が微生物感染または癌に起因する、請求項48または49に記載の薬剤。
- 【請求項51】 微生物感染がHIV、B型肝炎、C型肝炎、結核または寄生虫感染であり、ま
た癌が黒色腫、前立腺癌または乳癌である、請求項50に記載の薬剤。
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AUPQ1861A AUPQ186199A0 (en) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | Immunogenic complexes and methods relating thereto-ii |
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AU8735 | 1999-07-27 | ||
AUPQ1861 | 1999-07-27 | ||
PCT/AU2000/000110 WO2000048630A1 (en) | 1999-02-17 | 2000-02-17 | Immunogenic complexes and methods relating thereto |
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