JPH08502416A - キラヤ種の培養細胞 - Google Patents

キラヤ種の培養細胞

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JPH08502416A JP6510909A JP51090994A JPH08502416A JP H08502416 A JPH08502416 A JP H08502416A JP 6510909 A JP6510909 A JP 6510909A JP 51090994 A JP51090994 A JP 51090994A JP H08502416 A JPH08502416 A JP H08502416A
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シード・キャピタル・インベストメント・(エス・シー・アイ)・ベスローテン・フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】 本発明はサポニンのような活性物質のキラヤ(Quillaja)種からの調製のためのキラヤ種培養細胞に関する。細胞はカルス組織培養または浮遊細胞培養のどちらに由来してもよい。好ましいキラヤ種はキラヤ・サポナリヤ・モリナ(Quillajasaponaria Molina)、キラヤ・スメグマデルモス(Quillaja smegmadermos)、キラヤ・ブラジリエンシス(Quillaja brasiliensis)からなる群より選択される種である。本発明はさらにキラヤ種培養細胞から抽出された活性物質に関し、これら活性物質からなる調製物に関し、あるいはその透析不可能または透析可能な画分に関し、該活性物質の調製法およびキラヤ種培養細胞抽出物の透析可能なおよび/または透析不可能な画分からなり、種々の特質を有する種々の薬剤に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 キラヤ種の培養細胞 本発明はキラヤ(Quillaja)種の培養細胞、キラヤ種から活性物質を製造する方 法、該活性物質よりなる種々の産物、該活性物質から免疫刺激性複合体(ISCOM) を製造する方法ならびに該ISCOMからなるワクチンおよびアジュバント、アジュ バントISCOM−マトリックス(レブグレン,カー(Lovgren,K.)の論文、ISBN 91−576−3202−2)、アジュバントQuil A(ダルスガード、ケイ(D alsgarrd,K.)、アルク・ゲス・ビルスフォルシュ(Arch.ges.Virusforsch.)44 、243−254(1974))、アジュバントQS 21(ジアーヤンーウィ( Jia-Yan,Wu)、ジャーナル・オブ・イミュノロジー(J.Immunolgy)148、151 9−1525(1992)、および他のサポニンアジュバントに関する。 免疫剌激複合体(いわゆるISCOM)は、コレステロールおよびキラヤ種のサポ ニンを混合するに際して、自然に形成される負に荷電した五角形十二面体である 。その形成の間、蛋白質および他の脂質を取り込むことができる。ISCOMは免疫 応答を強力に増強することが見い出されており、従って、例えば、ワクチンにお いて免疫学的アジュバントおよび担体/送達系として用いられる。Quil A、QS 21、および他のサポニンアジュバントは、種々のワクチンにおいて免疫学的ア ジュバント活性を有する天然の樹皮に由来する産物である。 ISCOMの生産については、とりわけ、Quil Aについて要求が増大している。Qui l Aは、主としてチリで生育するキラヤ種樹木の樹皮に由来する活性な物質(サ ポニン)の混合物である。キラヤ種の天然源は限定されている。事実、老木は今 日では稀であり、年間約1000トンの樹皮がチリから輸出されている。種々の 目的の活性な物質(サポニン)についての増大する要望のため、物質の貯蔵が将 来予測されている。 従って、アジュバントとしてのISCOMの調製、および種々の他の適用のため、Q uil Aおよび他の活性物質を単離する他の方法を見つけることが大いに望まれて いる。 今回、キラヤ種植物体の細胞、組織または器官を、液体中で、または固体培地 でin vitroにて培養できることが判明した。 かくして、本発明は、キラヤ種からの活性物質を調製するための、キラヤ種の 培養細胞を提供する。培養細胞は、カルス培養に由来することができ、そこでは 、組織または器官は固体培地で増殖させる。「カルス」なる語は、その器官形成 能を喪失した細胞の無定形の塊をいい、その塊は植物体片を固体培地上で培養し た場合に形成される。かく得られたカルスは、植物体の凝集組織に似た外部形態 を示す。また、培養細胞は、浮遊細胞培養に由来するものであってもよい。「浮 遊」細胞培養とは、カルス片をさらに接種し、好気性条件下、液体培地で培養し た場合に形成される細胞の微細なフロック状分散液をいう。 本発明によると、種々の種類のキラヤ植物、例えば、キラヤ・サポナリア・モ リナ(Quillaja saponaria Molina)、キラヤ・スメグマデルモス(Quillaja smegm adermos)、キラヤ・ブラジリエンシス(Quillaja brasiliensis)等を、組織また は浮遊培養で用いることができる。 文献で言及されている組織培養についての通常の培地組成、例えば、ホワイト の培地(ホワイト・ピイ・アール(White P.R.)、グロウス(Growth):53(1 943))、ヘラーの培地(ヘラー・アール(Heller R.)、テーゼ・セク・ナト ・パリス(These Sc.Hat.Paris)(1953))、ムラシゲ・アンド・スクーグの 培地(ムラシゲ・ティ(Murashige T.)およびスクーグ・エフ(Skoog F.)、フィジ オル・プラント(Physiol.Plant.)15:473(1062))、リンスマイヤー ・アンド・スクーグの培地(リンスマイヤー・イー・エフ(Linsmaier E.M.)およ びスクーグ・エフ(Skoog F.)、フィジオル・プラント(Physiol.Plant.)18、1 00(1965))、およびガンボルグ、ミラー・アンド・オジマの培地(ガン ボルグ・オー・エル(Gamborg O.L.)、ミラー・アール・エイ(Miller R.A.)およ びオジマ・ケイ(Ojima K.)、エクスプ・セル・レス(Exp.Cell Res.)50、15 1(1968))と呼ばれる培地を本発明で用いることができる。これらの公知 の培地は無機物質と、糖、オーキシン(成長促進物質)、サイトカイニン、ビタ ミ ンおよびアミノ酸のごとき、植物用の水培養方法のための培地で従来用いられて きた他の痕跡量の元素よりなる。特に、以下のものがこれらの培地で用いられる :塩化カリウム、塩化カルシウム、硝酸カリウム、硝酸カルシウム、硝酸ナトリ ウム、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸カリウム 、硫酸ナトリウム、硝酸マグネシウム、硝酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫 酸マグネシウム、リン酸カリウム、リン酸ナトリウム、塩化第二鉄、 NA2−EDTA(NA2−エチレンジアミン四酢酸)、硫酸マグネシウム、硫酸 亜鉛、ホウ酸、ヨウ化カリウム、硫酸銅、モリブデン酸ナトリウム、塩化アルミ ニウム、塩化コバルト等の無機物質、スクロース、グルコース、フルクトース、 マンノース等の糖、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、α−ナフタレン酢酸、イ ンドール−3−酢酸、2−イソペンテニルアデニン等のオーキシン、チアミン塩 酸塩、ピリドキシン塩酸塩、ニコチン酸、ミオイノシトール、ビオチン糖のビタ ミン、およびグリシンのごときアミノ酸。表1は組織培養についての通常の培地 組成の例を示す。 キラヤ種を組織培養するために、本発明によると、キラヤ種植物の植物体、該 植物の葉片、茎、根、花、種子または他の器官もしくは組織を洗浄し、表面滅菌 し、綿、セルロースまたはプラスチックのキャップを詰めた管またはフラスコ中 に含有させ、表1に記載した組成のうちの1つを有する組織培養用滅菌寒天培地 上に置き、25−30℃でインキュベートした。 該切片または器官もしくは組織は膨潤し、白色、黄色がかった白色または緑色 がかった黄色のカルスが2−6週間で誘導される。かかるカルスは、同様の固体 培地培養を反復することによって、すなわち、種々の固体培地の培養で形成され たカルスの小片を新鮮な固体培地に接種することによって徐々に精製できる。 かく形成され、継代培養によって固体培地で精製されたカルスを、次いで、表 1に記載した組成のうちの1つを有する液体培地に接種し、浮遊細胞培養を得る ために、25−30℃の温度で2−3週間振盪器にて培養する。接種物は、例え ば、液体培地100mlに対してカルス約3g(新鮮重量)であり、該カルスは フロック状懸濁液の状態で、すなわち、「キラヤ細胞」として培養液体中で増殖 する。これらのキラヤ細胞を、液体培地中で同様の振盪培養を反復することによ って、すなわち、キラヤ細胞を含有する培養した前の懸濁液の一部を新鮮な液体 培地に接種することによって、さらに継代培養する。 スケールアップ後、振盪培養で得られた浮遊培養を、パイレックスまたはステ ンレス鋼で作成したバイオリアクター中にセットした液体培地に接種し、温和に 撹拌しながら、通気する。接種物の量は全培地の量の1/10であり、キラヤ細 胞の細胞膜が破壊されるので、激しい撹拌は不都合である。通気するための空気 の量は0.2−30リットル/培地リットル/分であって、培養期間は2−3週 間、すなわち、前記振盪培養と同じである。これらのキラヤ細胞の乾燥重量の収 量は浮遊培養で消費された糖の30−35パーセントであり、培地1リットル当 たり6.9gに達する。ISCOMの形成のためのサポニンをそれから単離する活性 物質の調製用原料としてキラヤを含有する懸濁液を得るには、寒天培養では2− 3週間、各液体振盪培養および通気液体浮遊培養では2−3週間かかり、合計し て6−12週間かかる。しかしながら、一旦浮遊培養がバイオリアクターでの通 気培養で得られたならば、半継続的プロセスを採用することができ、そこでは、 培養の一部を採取し、他の部分をバイオリアクターに残し、新鮮な滅菌培地を残 りの部分に補なってキラヤ細胞の培養を行う。 キラヤ種の培養細胞から調製した活性物質は主としてサポニンである。サポニ ンは植物に広範囲に分布するグリコシドのタイプである。サポニンは当該分子の アルグコン部位を構成するサポニゲンと、いつくかの糖からなっている。サポニ ンはこの場合はトリテルペンであり、糖部位はラムノース、フコース、アラビノ ース、キシロース、ガラクトース、グルコース、グルクロン酸、および可能性と しての他の少量成分糖よりなり得る。 さらに、本発明は、 a)キラヤからの細胞をin vitroで培養し、次いで、 b)活性物質よりなる細胞培養抽出物を調製する工程からなることを特徴とす るキラヤから活性物質を調製する方法に関する。 活性物質からなるキラヤ種細胞培養の抽出物は2つの画分に分離され、1つは 透析不可能画分、他の1つは透析可能な画分であることが判明した。本明細書中 で用いる「透析可能」なる語は、キラヤ種細胞培養の粗製抽出物をセーラインに 約24時間透析した後に透析袋を通った化合物をいう。本明細書中で用いる「透 析不可能」なる語は、キラヤ種細胞培養の粗製抽出物をセーラインに約24時間 透析した後に透析袋に保持される化合物をいう。 透析可能なおよび透析不可能な画分の双方が興味深い特質を示す。透析可能な 画分はまず水溶液中で泡を誘導することができる。これは、振盪した場合に透析 物が容易に泡立つという事実によって示される。さらに、透析可能な画分の活性 物質は、「Tween」シリーズの化合物と同様の特性を示す水中油型エマルジョン を生成するための乳化剤として作用できる。例えば、実験は、9mlの透析物お よび1mlのミネラルまたは生分解性油、例えば、スクアランは、超音波処理に よって激しく振盪または処理した場合に、安定なエマルジョンを形成することを 示した。透析可能な画分はアンモニアを結合することもできる。 従って、キラヤ種の培養細胞から得られた活性物質からの透析可能な画分は、 天然の樹皮の抽出物と同様の技術目的で利用できる特性を有する。該技術目的の 例は、食品および飲物における、および写真フィルムエマルジョンにおける乳化 剤としてのその使用である。また、それらは廃水およびスラリーの処理における 添加剤として有用である。何故ならば、透析可能な活性画分は表面の外皮を破壊 し、廃水プラント、豚生産用小屋における液体肥料のためのスラリータンク、ス ラリー容器等においてアンモニアおよび匂いの形成を減少させるからであり、か くして、微生物および/または酵素分解を容易とし、また、産業、家庭、農場お よび動物の廃棄物の匂いを減少させる。また、それらは、動物飼料に添加して、 その糞尿の匂いを減少させ、飼料の利用性を高めることができる。その起泡能力 は、ソフトドリンクのごとき飲料における添加剤として、または消化器における 泡生成剤としてそれらを有用なものとする。また、それらは、シャンプー等にお ける洗剤として用いることもできる。 透析不可能画分および恐らくは透析可能画分のいくつかは、ISCOM形成剤およ びアジュバント剤として有用な活性物質を含有する。強力で固有のミセル形成特 徴を有するので該物質は透析不可能である。これらのミセルはコレステロールお よび他の脂質とで複合体を形成する能力を有し、ISCOMの形成に導かれる。しか しながら、これらの特性は、保持された物質はSRBC(ヒツジ赤血球細胞)の ごとき赤血球細胞に対して溶血性であることも意味する。この溶血特性は細胞抽 出物におけるそのアッセイで使用できる。 本発明の免疫刺激複合体のマトリックスは、好ましくは、 a)キラヤ種の培養細胞の抽出物から透析不可能画分を調製し; b)少なくとも1つの脂質および少なくとも1つの洗剤を該透析不可能画分に 添加し; c)ISCOMまたはISCOMマトリックスを形成させ、次いで、 d)該洗剤を除去する; ことによって調製される。 かく調製されたISCOMは免疫アジュバントとして種々のワクチンで使用するの に非常に適している。 本発明の培養細胞は、キラヤ種の活性物質を調製するのに、多くの点で有利で ある。 例えば、免疫学的およびISCOM形成物質についての天然源は高度に変化する物 質であり、この個々の成分は分離するのが困難である。本発明の培養細胞は活性 物質を生産する信頼できる方法である。もう1つの利点は、培養細胞抽出物は、 良好な製造原理の下で、有効とできることである。培養細胞生成物は、植物から の天然抽出物中の多くの物、例えば、着色物質は含まない。得られた生成物はか なり均質である。 細胞培養、特に浮遊培養は、継代クローンして、天然植物の場合の一群の関連 物質よりもむしろ個々の物質を生じる細胞系を確立することができる。その例に おいて、得られた浮遊培養細胞のうちの1つは、それが得られるカルス培養より もHPLCでより限定されたサポニンのパターンを生じ、それ自体は天然抽出物 よりも既により限定されていることが示されるであろう。 活性物質を調製するための培養細胞はスケールアップすると安価となる。何故 ならば、植物浮遊細胞培養の発酵は直接的であって、培地は大量では安価だから である。さらに、活性成分は天然植物からの物質よりも精製および有効とするの が容易である。何故ならば、生産および精製を支配するすべてのパラメーターは 信頼できる方法でモニターできるからである。 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明の範囲は断じ てそれらに限定されるものではない。 実施例1 培養細胞の調製 表面を最初に水性エタノール70°Bで(1分)、次いで1リットル当たり1 滴のティーポル(Teepol)を添加したNaOCl 20°Chで20分間(正確に は10分間で二回)滅菌したキラヤ・サポナリア・モリナ(Quilaja saponaria M olina)の茎の節間の外植片を、滅菌蒸留水で3回すすぎ、植物細胞培養に通常用 いられる固体の修正したムラシゲ(Murashige)とスクーグ(Skoog)の基礎培地(エ ム・アンド・エス・フィジオロ・プラント(Physiol.Plant.)1962、15、4 73)に植えた。修飾は炭水化物(サッカロースがグルコースにより置換された もの(同濃度))、Kl(0.83のかわりに0.75mg/ml)、ビタミン 類(チアミン塩酸塩1mg/l、ニコチン酸0.1mg/ml、ピリドキシン塩 酸塩0.1)(グリシン無し)、pH5.7に関する。この培地は以前にサポナ リア・オフィシナリス(Saponaria officinalis)とギプソフィラ・パニキュラタ( Gypsophilla paniculata)の組織培養で用いられ、成功をおさめたものである。 この基礎培地に2種の植物ホルモンを添加した:3種の濃度:10-5M、10-6 Mまたは10-7Mにおける2,4D(2,4−ジクロロフェノキシ酢酸)、NA A(ナフタレン酢酸)またはIBA(インドール酪酸)より選択される1つのオ ーキシン;およびカイネチン(K)またはベンゾルアミノプリン(BAPまたは BA)から選択される1つのサイトカイニン。次いで54の培地 を調製し、5つの外植片を25cmの長さで2.5cmの幅(直径)の試験管中 の各タイプの培地に植えた。これらの試験管は、25℃の培養室で、古典的な白 色ネオン光の12時間光周期の下に置いた。 3ないし6週間後一次カルスが現れ、同一の新鮮な培地に継代培養した。各培 地で得られたカルス培養は1つのオリジナルの細胞系統と考えられる。各細胞系 統の継代培養の頻度は細胞の成育速度に応じて、1か月ないし3か月の間で変化 させた。3か月後に継代培養しなかった細胞系統(成育速度が遅すぎる)は捨て た。カルス系統の獲得後6か月間(細胞系統をできる限り安定とするのに必要な 最短期間)、主な細胞系統のカルスのバイオマスを、サポニンの含有率を見積も るために試験し、成育速度、次いでバイオマス生産を増加させるために、最初の 細胞浮遊物を各カルス細胞系統から確立した。NAA10-5M/K10-6Mと名 づけられた浮遊細胞系統の1つは、ISCOMサポニンを生産する細胞系統であ ることが判明した。 これらの細胞系統の獲得のこれらの状態の選択の幾つかは発明者自身の経験の 成果である。例えば、日本の科学者たちによって、パナックス・ギンセング(Pan ax ginseng)(クボ(Kubo)ら、ジャーナル・オブ・ナチュラル・プロダクツ(J.Na t.Prod.)1980、43、278)を用いる際、およびブプレウルム・ファルカ タム(Bupleurum falcatum)(タニ(Tani)ら、ジャーナル・オブ・クロマトグラフ ィー(J.Chromatogr.)1986、360、407)を用いる際に、ならびにギプ ソフィラ・パニキュラタ(Gypsophila paniculata)(へンリー(Henry)ら、フィト ケミストリー(Phytochemistry)1991、30、1819)を用いる際に、サポ ニンの生合成が研究された植物中の茎の師部に起こることが発明者らによって発 見されたので、茎の他の部分(節および葉)の代わりに節間を直接用いる。それ ゆえ培養中の植物の生合成部分に該化合物のイン・ビトロでの生産を獲得させる ことが最善だと考えられる。これは明らかなように思われるが、植物細胞はイン ・ビトロで全能性があり得ると思われているために多くの当業者がこれに同調し ているわけではない。理論上二次化合物を生産する植物の各部位の各細胞が、そ の生合成特質を保ちながら増殖することができるであろうが、今日ま で多くの植物種において可能でなかった、なぜなら植物において細胞の増殖を引 き起こす非常に正確な分子生物学的機構がまだ余り理解されていないからである 。植物中で細胞培養を与えるために増殖可能な植物中の明確な組織の一つは形成 層である可能性がある。他方、形成層は全植物中でおよびイン・ビトロ培養中で 師部組織を与える組織であろう。 実施例2 抽出方法 物質のあらゆる可能な破壊を防ぐために、収集後、カルスおよび浮遊細胞培養 固体を共に凍結乾燥した。凍結乾燥した固体は使用まで冷凍庫中で−20℃に保 った。 抽出物を調製するために、これらの固体の重量を秤量し、10倍容の水を添加 した。この懸濁物を最初に「ウルトラツラックス(Ultraturrax)」でホモゲナイ ズし、続いて超音波破壊(MSE)で、最大力で3×30分ホモゲナイズした。 室温で30分撹拌後、混合物を5000gで30分間遠心した。上清を単離し、 さらなる分析まで−20℃で保存した。 実施例3 HPTLC 細胞系統のカルス抽出物0.4μlを、デアガ・アプリケーター(Deaga appli cator)を用いてHPTLCプレート、メルク(Merck)、キーゼルジェル(Kieselge l) 60、10×10cmにバンドとして付した。プレートはカマグ(Camag)の水 平展開チャンバーで、10ml H2O+40mlメタノール+40mlクロロ ホルムに溶解した200mg CaCl2・2H2Oの溶媒により展開された。 中央のチャンバー中の10mlの溶媒からの蒸気でプレートを3分間にわたっ て飽和させ、その後プレートをリザーバー中の2mlの溶媒により25分展開し た。プレートを換気フード中で5分間乾燥し、メタノール中濃縮硫酸(1:1) の混合物を噴霧し、オーブン中で120℃で10分間加熱した。分離したバンド は256グレイ・スケール・スキャナー(grey scale scanner)とアップル・マッ キントッシュ(Apple Macintosh)のソフトウェア、スキャンアナリシス(ScanAna1 ysis)を用いて記録した。 ほとんど全てのカルスおよび浮遊培養の抽出物が2つの主たるバンドの存在を 示した。これらのバンドは、その移動速度が、南アメリカから輸入したキラヤ種 の天然の樹皮の抽出物中に存在する類似のバンドと一致する。天然の化合物に類 似して、これらの2つのバンドは透析膜および/または限外濾過膜を、1000 0より高いカットオフレベルで通過し、これは、これらがミセルを形成しないこ とを示唆する。図1はカルス細胞培養の1つの結果を示す(“Lc”)。“A” は適用の時点を示し、“1”および“2”はHPTLCにおける2つの主たるバ ンドを表し、“F”は溶媒の先端を表す。 セーライン1リットルに対する24時間の透析の後、透析袋に保持した透析不 可能な分画をHPTLCに付す。結果を図2に示す。“3”および“4”はHP TLCにおける2つの主たるバンドを表す。 実施例4 溶血アッセイ 植物細胞培養抽出物の連続二倍希釈液を0.85%NaCl中で作成する。こ れらの希釈液の1.5mlに0.5mlの(洗浄し、510nmでO.D.値を 28に標準化した)ヒツジ赤血球懸濁液を添加する。10分のくるくるする混合 の後に、試料を2000×Gで5分間遠心する。上清を510nmにおいて分光 光度的に測定し、この値を溶血の測定として用いる(ヘモグロビン放出)。 結果を図4に示す。“LS”とも呼ばれる陽性の浮遊培養抽出物“L”は低い 生産者である浮遊細胞培養“K”より、また本明細書中で“Ms”とも呼ばれる 、生産者でない浮遊細胞培養“M”よりも、実質的に高いヘモグロビン放出を示 す。 異なる条件で成育させたカルス培養の21の抽出物(A’からP、表2)を同 じアッセイで試験し、溶血性物質の異なる含量を示し:各文字においてダッシュ 線のより長いものがより高い。表2のカルス培養Lが、本明細書中で“LS”と も呼ばれる浮遊培養Lのベースである。 表2 実施例5 ISCOM形成能力 抽出物“LS”(浮遊細胞培養L)の1mlをセーライン1リットルに対し2 4時間透析する。抽出物の透析不可能な分画に10μlの脂肪混合物を添加する (界面活性剤MEGA10の20%水性溶液中の各20mg/mlの濃度のコレ ステロールおよびホスファチジルコリン)。混合物を、反応が起こるように最低 1時間くるくると回転させる。次いでセーライン1リットルに対し再び透析し、 界面活性剤を除く。透析袋の内容物は電子顕微鏡((electron microscope)EM)で 、カーボン被覆グリッド上、2%酢酸ウラニルでネガティブ染色してISCOM マトリックス構造を詳しく調べる。図3はISCOMが形成したEM写真を示す 。 実施例6 モルモットにおけるアジュバント・アッセイ 抽出物の透析不可能な分画のHPTLCプレートのデンシトメトリー分析から 、凍結乾燥したカルス培養“Lc”は溶血/ISCOMマトリックス形成物質を 約1%含有すると見積もられた。凍結乾燥した浮遊細胞培養“Ls”は約0.5 %含有した。“Lc”浮遊細胞培養は“Lc”カルス培養から生産され、共に溶 血性サポニンおよびISCOM形成性サポニンの実質的量(天然の樹皮とだいた い同程度)を含有したので、これら2つの形の培養の抽出物を免疫学的アジュバ ント活性につき試験した。これらの物質を生産しない浮遊細胞培養抽出物“Ms ”は陰性対照として含ませた。天然の樹皮から抽出されたQuil Aは、陽性 対照として供した。 合計30匹のモルモットを試験した各物質につき使用した。3つの独立した実 験をオブアルブミンを抗原として行い、3つの独立した実験を不活性化されたブ タ・パルボウイルス(PPV)を抗原として行った。5匹のモルモットを各群に 含めた。5匹はオブアルブミンまたはPPVについての抗原について全て試験し た。 群1:セーライン対照 群2:+Quil A、50μg、陽性対照 群3:+カルス抽出物“Lc”、50μg 群4:+懸濁抽出物“Ls”、50μg 群5:+懸濁抽出物“Ms”、50μg、陰性対照 結果を図5に示す。“Lc”および“Ls”の双方の抽出物はカルスまたは浮 遊植物細胞培養のどちらの由来であるかにかかわらず、透析後モルモットにおい て天然植物からのQuil Aと同じアジュバント活性を有した。溶血サポニン に対し陰性の抽出物“Mc”はアジュバント活性に対しても陰性であった。 本発明はキラヤ種の培養細胞と、それから活性物質を調製する方法を提供し、 活性物質はISCOM形成、乳化剤、界面活性剤、起泡剤のごとき種々の目的に 用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,M G,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU,SD ,SK,UA,US,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.キラヤ種からの活性物質の調製のためのキラヤ種の培養細胞。 2.該活性物質がサポニンであることを特徴とする、請求項1記載の培養細胞 。 3.該細胞がカルス組織由来であることを特徴とする、請求項1または2記載 の培養細胞。 4.細胞が浮遊細胞培養由来であることを特徴とする、請求項1または2記載 の培養細胞。 5.キラヤ種が、キラヤ・サポナリア・モリナ(Quillaja saponaria Molina) 、キラヤ・スメグマデルモス(Quillaja smegmadermos)、キラヤ・ブラジリエン シス(Quillaja brasiliensis)からなる群より選択されることを特徴とする、請 求項1−4のいずれか1項に記載の培養細胞。 6.キラヤ種の培養細胞から抽出された活性物質。 7.キラヤ種の培養細胞から抽出された活性物質からなる調製物。 8.該調製物がキラヤ種の活性物質の透析不可能な画分からなる調製物である ことを特徴とする請求項7記載の調製物。 9.該調製物がキラヤ種の活性物質の透析可能な画分からなる調製物であるこ とを特徴とする請求項7記載の調製物。 10.a)イン・ビトロでのキラヤ種由来の細胞を培養し;次いで、 b)活性物質からなる培養細胞抽出物を調製する工程からなることを特 徴とするキラヤ種由来の活性物質の調製方法。 11.該細胞抽出物を、透析可能なおよび透析不可能な画分を獲得するために 透析することを特徴とする請求項10記載の方法。 12.キラヤ種培養細胞抽出物の透析可能なおよび/または透析不可能な画分 からなる起泡剤。 13.キラヤ種培養細胞抽出物の透析可能なおよび/または透析不可能に画分 からなる乳化剤。 14.キラヤ種培養細胞抽出物の透析可能なおよび/または透析不可能に画分 からなるアンモニア結合剤。 15.a)キラヤ種培養細胞抽出物の透析不可能なおよび/または透析可能な 画分を調製し; b)該透析不可能な画分に少なくとも1種の脂肪および少なくとも1種 の界面活性剤を添加し; c)ISCOMのまたは免疫刺激複合体マトリックス(Immune-Stimulat ing C0Mp1exes-matrix)を形成させ; d)界面活性剤を除去する工程からなることを特徴とする、免疫刺激複 合体(Immune-Stimulating COMp1exes(ISCOM'S))または免疫剌激複合体マトリッ クス(Immune-Stimulating C0Mp1exes-matrix)の調製方法。 16.請求項15に記載される方法により調製される免疫剌激複合体。 17.請求項15に記載される方法により調製される免疫刺激複合体マトリッ クス。 18.請求項15に記載される方法により調製される免疫刺激複合体からなる 免疫アジュバント。 19.請求項15記載の方法により調製される免疫刺激複合体マトリックスか らなる免疫アジュバント。 20.キラヤ種培養細胞抽出物の透析可能なおよび/または透析不可能な画分 からなる免疫アジュバント。
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