JP2937435B2 - 木本植物の組織培養方法 - Google Patents

木本植物の組織培養方法

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JP2937435B2 JP2212811A JP21281190A JP2937435B2 JP 2937435 B2 JP2937435 B2 JP 2937435B2 JP 2212811 A JP2212811 A JP 2212811A JP 21281190 A JP21281190 A JP 21281190A JP 2937435 B2 JP2937435 B2 JP 2937435B2
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、特にエゾウコギの如く生理活性物質を多く
含有する木本植物に有用な植物組織培養方法に関するも
のである。
〈従来の技術〉 最近の豊食の時代にあって栄養過剰および微量元素の
欠如、又、精神的ストレスの蓄積による成人病の多発が
みられる。さらに食生活、医療技術の向上に伴い長寿時
代が到来したが、老人病が社会的問題となっている。こ
れらのことを時代背景の一つとして古来より健康増進用
の民間伝承薬である漢方薬や生薬類が副作用の影響が小
さく、簡便に継続投与できるため医薬としてだけでな
く、そこに含有される生理活性成分が飲食品に添加され
るなど大きな社会的関心を集めている。
しかし、これら有用な生理活性物質を含有する生物は
種的にも成育地域においても制限されており、野性種か
らの採取では資源の枯渇や生態系の破壊が問題となって
いる。また、成育環境、特に成育地域や季節による成長
速度や生理活性物質の含有量の変動が大きいために、現
在では高品質で安定的に大量に供給するのが難しい。特
に、エゾウコギなどのように多彩な薬理効果を示す生理
活性物質を含有する植物は、有用な種での成育が著しく
遅いために栽培が困難であることが多い。
このため、人工的に制御された条件下での有用生理活
性物質含有植物の組織培養方法が行われる。かかる組織
培養方法は、成育の著しく遅い植物において特に有用で
あるにもかかわらず、その大量培養化に成功した例は少
ない。
植物の組織培養方法には、栄養培地を寒天、ジェラ
ンガム等を用いて固形化した培地上にカルスを静置させ
た固体培養方法、培養液(液体栄養培地)中にカルス
を浮遊させ、適宜振盪や攪拌を行ってカルスに給気を行
う液体培養方法、気相中に静置させたカルスに培養液
(液体栄養培地)を散布する気相培養法(特公昭60−47
13号公報)等が知られている。
植物組織の固体培地による培養方法では、組織片やカ
ルスの植込み、収穫等操作上問題があり、大量培養化は
困難である。液体栄養培地を用いた植物組織の大量培養
はジャーファーメンターなどのタンクを用いた醗酵法に
準じる液体培養法により行われているが、細胞生存のた
めには液体培地と組織片との混合物の振盪、攪拌等によ
る空気の供給が不可欠である。振盪、攪拌は植物細胞の
破壊、損傷を招き易く、これが分化した組織細胞系に大
きな被害を与えるという問題がある。
そこでこれらの問題点の解決手段として、気相中に静
起させたカルスに培養液(液体栄養培地)を散布する気
相培養方法が開発された。この気相培養方法により操作
性、細胞破損等の上述の問題点が解決されただけでな
く、高密度に、連続的に製造できる大量培養が可能とな
った。
気相培養方法では元来静的生物である陸生植物を、液
体培養方法によると液中でしかも振盪、攪拌による動揺
を受けなければならないという二重のストレスから解放
し、生長、二次代謝物質生産能力が天然植物の置かれて
いる環境に近いという利点がある。しかし、気相培養方
法では培養液の散布を長期間連続しないと充分な増殖効
果は得られにくく、この場合カルス細胞に対するストレ
スの要因となることは否定することができない。
ところで、草本植物に比して木本植物は、細胞壁木化
のためリグニンが多量に存在し、その前駆物質として多
量のポリフェノール類、カテキン類等が細胞内に含有さ
れている。このため、細胞の障害、破損が起こると、こ
れらの物質が酸化され、本木植物に致命的な成長阻害や
褐変化を招く。しかして、本来、木化、硬化した細胞壁
を持っている木本植物の培養物は草本植物の培養物と比
較して外部ストレスに対する適応力が弱いものとされて
いるので、実際には木本植物の培養は殆どが固体培養方
法で行われ、液体培養方法や気相培養方法による安定し
た大量培養化には成功していない。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、有用生理活性物質を含有する木本植物
の組織培養物について、効率的且つ大量に得る方法を確
立すべく研究を進めた結果、エゾウコギの植物組織より
カルスを誘導し、該カルスを特定の培養条件下で間欠散
布する気相培養法によって、カルスの増殖性が著しく良
好であると共に得られたカルスに大量の生理活性物質が
含有されていることを知見し、本発明を完成するに至っ
た。即ち、本発明はエゾウコギの組織培養法で困難とさ
れてきた気相培養法により、効率的かつ安定的に多彩な
薬理効果を示す生理活性物質を多く含有する植物組織培
養物を大量に製造することを可能としたものであり、そ
の要旨とするところは、エゾウコギから誘導したカルス
に液体栄養培地を散布する工程を包含する組織培養方法
であって、前記の散布工程が散布時間1〜60分/回で、
且つ1〜24回/dayの間欠散布とすることを特徴とする木
本植物の組織培養方法である。
〈発明の構成並びに作用〉 以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において対象植物として用いるエゾウコギの
葉、茎、根、種子等の植物組織をまずアルコール、アン
チホルミン等で殺菌し、その小切片を植物ホルモンであ
るオーキシンおよびサイトカイニンを添加した栄養寒天
培地に、無菌的に置床する。培養条件は、暗黒下で23〜
27℃の温度とする。約3週間で小切片よりカルスが発生
する。このように誘導してなるカルスを同培地により、
4週間で3〜4倍の成長を示すようになるまで継代す
る。
上記の培地に用いる植物ホルモンとしては種々使用で
きるが、好ましくはオーキシンとして、2,4−ジクロロ
フェノキシ酢酸(2,4−D)、サイトカイニンとしてカ
イネチンの組み合わせがよい。濃度は共に0.1〜10ppmの
範囲がよい。栄養寒天培地としては、通常寒天培養に使
用せられるLinsmaier−Skoog、Murashige−Skoog、Whit
e、wolter−Skoog、Heller、Gamborg等の培地を用いる
ことができる。
次いで、このようにして誘導したカルスを気相培養装
置に移植し、液体栄養培地を散布する。気相培養装置は
カルスの細胞に物理的損傷を与えることがなく、運転時
の消費エネルギーが少ないものがよく、例えば特公昭60
−4713号公報に記載の気相培養装置を用いることができ
る。
しかして、本発明においては気相培養装置における液
体栄養培地の散布が、1〜60分/回で、且つ1〜24回/d
ayの間欠散布とすることが重要である。このような液体
培地の間欠散布とすることによって、液体培地による充
分な栄養源の補給と共に、外部ストレスに対して抵抗力
の低いエゾウコギのカルス細胞においても、液体培地の
連続散布によるストレスの蓄積を適宜緩和し、カルスの
褐変化を防ぐことができるものである。その結果、多彩
な薬理効果を示す生理活性成分を多く含有する木本植物
の組織培養が可能となったものである。
上記において、一回あたりの散布時間が1分に満た
ず、又、少なくとも一日一回散布されないと充分に栄養
源が補給されず、カルスが増殖しにくくなるので好まし
くない。一方、一回あたりの散布時間が60分を超える
か、又は一日あたりの散布回数が24回を超えると、スト
レスに対して抵抗力の低い木本植物のカルス細胞に対し
てストレスを与えてしまう。好ましくは、5〜30分/回
で、且つ1〜10回/dayの間欠散布とするのがよい。ま
た、散布液量は、10 l容量の気相培養槽に換算して、一
日あたりの総散布量が100〜10000ml、好ましくは200〜2
000ml、一回あたりの散布量が10〜3000ml、好ましくは2
0〜2000ml、散布速度が1〜300ml/分、好ましくは20〜2
00ml/分とするのがよい。尚、液体培地の散布時間、散
布回数、散布液量、散布速度は培養期間を通じて常に一
定である必要はなく、培養物の増殖状況、外観状態、代
謝産物の蓄積具合に応じて調整し、培養期間中上記の散
布条件をプログラミングすることにより、より効果的に
期待する培養物を得ることができる。
上記の液体培地に用いる植物ホルモンは、オーキシン
として、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)、イ
ンドール酢酸(IAA)、インドール酪酸(IBA)、ナフタ
レン酢酸(NAA)等、サイトカイニンとしては、カイネ
チン、ベンジルアデニン(BA)、イソペンテニルアデニ
ン、ゼアチン等、一般に植物組織培養で用いられている
ものが使用できるが、好ましくはオーキシンとしてイン
ドール酪酸(IBA)、サイトカイニンとしてカイネチン
の組み合わせがよい。濃度は共に0.1〜10ppmの範囲がよ
い。
栄養培地としては、Linsmaier−Skoog、Murashige−S
koog、White、wolter−Skoog、Heller、Gamborg等の培
地を用いることができるが、好ましくはGamborgの培地
がよい。
尚、液体培地の散布時間の短縮化や散布量の少量化の
ために、液体培地の改変、濃縮を行ってもよい。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例1 Murashige−Skoog培地に植物ホルモンとして2,4−D
を1ppm、カイネチンを0.1ppm、寒天を3%添加し、これ
を50mlずつ100ml容量のマイヤーフラスコに分注し、オ
ートクレープで滅菌した。この寒天培地上に、70%エタ
ノールによる処理30秒の後、2%アンチホルミン処理30
分で殺菌処理をしたエゾウコギの根の小切片を、無菌的
に置床した。23〜27℃で暗黒下で3週間培養すると、小
切片から淡褐色のカルスが発生した。
上記培地により数代、継代培養し、4週間で3〜4倍
に増殖するようになったカルスを、さらに同培地により
増殖させ、気相培養装置に移植した。培養液はGamborg
の培地に植物ホルモンとしてインドール酪酸を2ppm、カ
イネチンを0.1ppm加え、また糖源としてシュークロース
を3%添加した液体培地を用いた。培養条件について
は、気相培養装置への移植量が100g(新鮮重量)、培養
温度が25℃、通気量が0.5l/min、相内圧が0.3kg/cm2
培地循環量(散布速度)が50ml/分、4分/回、1回/
日で21日間規則的に間欠散布を行った。
培養終了後、収穫し、新鮮カルス重量を測定すると69
0gであった。
得られたカルスを乾燥させ、コーヒーミルによる破砕
の後、180μmのステンレスメッシュに破砕物を通過さ
せ、通過物500mgを100mlの栓付きマイヤーフラスコに加
えた。さらにこのフラスコに50mlのメタノールを加え、
栓をして超音波洗浄器(海上電気製ソノクリーナー50
a)を用い、30分間、超音波による抽出を行った。次に
抽出液を8000回転、10分間の遠心分離にかけることによ
り、上澄と残査とに分け、注意深く、上澄メタノールを
ピペットで吸い取り、その内20mlをエバポレータにより
濃縮し、乾燥後2mlの14%アセトニトリルを加え、充分
に溶解した。得られた溶液を平均孔径0.2μmのポリテ
トラフルオロエチレン製フィルターで濾過し、20μlの
濾液を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)に注入し、
分析した。分析は、検出波長が270nm、溶離液がアセト
ニトリル:水:ギ酸=14:86:1、流速が1.2ml/min、カラ
ムがODS−80TM(トーソー製、4.6×250mm)、カラム温
度が40℃により行った。尚、定量法はエレウテロサイド
B、エレウテロサイドE、イソフラキシジン、の標準物
質を用い、1点検量線による絶対検量線法により行っ
た。
分析の結果、エレウテロサイドB(リテンションタイ
ム=R.T.=5.6min)、エレウテロサイドB1(R.T.=7.1m
in)、エレウテロサイドE(R.T.=15.8min)、イソフ
ラキシジン(R.T.=20.0minを確認した。R.T.値は各々
の標準物質と一致した。定量値について、第1表に示
す。
実施例2 実施例1で示した4週間で3〜4倍になったカルス
を、さらに同培地により増殖させ、これを気相培養装置
に移植した。培養液はGamborgの培地に植物ホルモンと
してインドール酪酸を1ppm、カイネチンを1ppm加え、ま
た糖源としてシュークロースを3%添加した液体培地を
用いた。培養条件については、気相培養装置への移植量
は200g(新鮮重量)で、培養条件については、最初の7
日間は培養温度が25℃、通気量が0.5 l/min、相内圧が
0.3kg/cm2、培地循環量(散布速度)が50ml/分、15分/
回、1回/日とし、続く14日間は培養温度が25℃、通気
量が0.5 l/min、相内圧が0.3kg/cm2、培地循環量(散布
速度)が100ml/分、8分/回、3回/日であり、計21日
間の間欠散布を行った。
培養終了後、収穫し、新鮮カルス重量を測定すると14
20gであった。
得られたカルスを乾燥させ、実施例1と同一の条件で
抽出を行い、HPLCにより同時に分析した。その結果、実
施例1と同様に各生理活性物質の存在が確認され、定量
値は第1表に示す通りであった。
実施例3 実施例1で示した4週間で3〜4倍になったカルス
を、さらに同培地により増殖させ、これを気相培養装置
に移植した。培養液はGamborgの培地に植物ホルモンと
してインドール酪酸を2ppm、カイネチンを0.1ppmを加
え、また糖源としてシュークロースを3%添加した液体
培地を用いた。培養条件については、気相培養装置への
移植量が76g(新鮮重量)、培養温度が25℃、通気量が
0.5 l/min、相内圧が0.3kg/cm2、培地循環量(散布速
度)が50m l/分、15分/回、1回/日で21日間規則的に
間欠散布を行った。
培養終了後、収穫し、新鮮カルス重量を測定すると48
0gあった。
得られたカルスを乾燥させ、実施例1と同一の条件で
抽出を行い、HPLCにより同時に分析した。その結果、実
施例1と同様に各生理活性物質の存在が確認され、定量
値は第1表に示す通りであった。
比較例 実施例1で示した4週間で3〜4倍になったカルス
を、さらに同培地により増殖させ、これを気相培養装置
に移植した。培養液はGamborgの培地に植物ホルモンと
してインドール酪酸を1ppm、カイネチンを1ppm加え、ま
た糖源としてシュークロースを3%添加した液体培地を
用いた。培養条件については、気相培養装置への移植量
が100g(新鮮重量)、培養温度が25℃、通気量が0.5 l/
min、相内圧が0.3kg/cm2、培地循環量が50ml/分とし、2
1日連続散布を行った。
培養終了後、収穫し、新鮮カルス重量を測定すると14
0gであった。また、このカルスは濃い褐色になり、固く
収縮していた。
得られたカルスを乾燥させ、実施例1と同一の条件で
抽出を行い、HPLCにより同様に分析した。分析の結果、
実施例1と同様に各生理活性物質の存在が確認され、定
量値は第1表に示す通りであった。
尚、第1表における生理活性物質の定量値は生理活性
物質の重量/培養物の乾燥重量を%で示したものであ
る。
上記の第1表からも明らかな通り、本発明の実施例に
おいてはエレウテロサイドB,B1、Eおよびイソフラキシ
ジンの含有量はいずれも比較例に比べて著しく異なって
いることがわかる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、特定の条件で組織培養を行うことに
よって、上述の如く、多彩な薬理効果を有する生理活性
物質を含有するエゾウコギを大量にかつ安定的に供給す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 康裕 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日 東電工株式会社内 審査官 関根 裕 (56)参考文献 特開 昭59−45879(JP,A) 特開 昭63−237778(JP,A) 特開 平2−215324(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01H 4/00 C12M 3/00 C12N 5/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エゾウコギから誘導したカルスに液体栄養
    培地を散布する工程を包含する組織培養方法であって、
    前記の散布工程が散布時間1〜60分/回で、且つ1〜24
    回/dayの間欠散布とすることを特徴とする木本植物の組
    織培養方法。
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