JP2002534966A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 タンパク質をコードする相同核酸を組換える方法であって、該方法は、
ａ）重複しているファミリー遺伝子シャッフリングオリゴヌクレオチドのセットを合成する工程であって、各オリゴヌクレオチドは、選択された相同核酸セットのうちの少なくとも１つのメンバーに対して配列同一性領域を有し、該選択された相同核酸セットのうちの別のメンバーに対応するオリゴヌクレオチドが、非等モル量で存在する、工程；
ｂ）該ファミリー遺伝子シャッフリングオリゴヌクレオチドのセットをハイブリダイズする工程；
ｃ）該ファミリー遺伝子シャッフリングオリゴヌクレオチドのセットを伸長することにより、組み換えた核酸の集団を提供する工程；
ｄ）該組み換えた核酸の集団を変性させることにより、変性した組換え核酸を提供する工程；
ｅ）該変性した組換え核酸を再アニーリングする工程；
ｆ）得られた再アニーリングした組換え核酸を伸長させる工程；および、
ｇ）所望される特性について該得られた組換え核酸のうちの１つ以上を選択する工程、
を包含する、方法。
【請求項２】 請求項１に記載の方法であって、
ｈ）前記得られた選択された組換え核酸を組換え、そして得られた複数回選択され複数回組換えられた核酸を、所望される形質または特性について選択する工程、
をさらに包含する、方法。
【請求項３】 請求項１に記載の方法であって、前記ファミリー遺伝子シャッフリングオリゴヌクレオチドのセットは、複数の相同標的核酸に由来するコンセンサス領域のサブ領域を含む複数のオリゴヌクレオチドメンバー型を含む、方法。
【請求項４】 請求項１に記載の方法であって、前記ファミリー遺伝子シャッフリングオリゴヌクレオチドのセットは、複数のコドン改変オリゴヌクレオチドを含む、方法。
【請求項５】 請求項１に記載の方法であって、前記複数のオリゴヌクレオチドメンバー型を含むファミリー遺伝子シャッフリングオリゴヌクレオチドのセットは、少なくとも３つのメンバー型を含む、方法。
【請求項６】 請求項１に記載の方法であって、前記複数のオリゴヌクレオチドメンバー型を含むファミリー遺伝子シャッフリングオリゴヌクレオチドのセットは、少なくとも５つのメンバー型を含む、方法。
【請求項７】 請求項１に記載の方法であって、前記複数のオリゴヌクレオチドメンバー型を含むファミリー遺伝子シャッフリングオリゴヌクレオチドのセットは、少なくとも１０のメンバー型を含む、方法。
【請求項８】 請求項１に記載の方法であって、前記オリゴヌクレオチドは、集合的に、前記相同核酸の各々の全長に対応する、方法。
【請求項９】 請求項１〜８のうちのいずれか１項に記載の方法であって、前記核酸は、治療的タンパク質をコードする、方法。