JP2002532348A - 圧力制御装置を有する流体分与容器 - Google Patents

圧力制御装置を有する流体分与容器

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JP2002532348A JP2000588048A JP2000588048A JP2002532348A JP 2002532348 A JP2002532348 A JP 2002532348A JP 2000588048 A JP2000588048 A JP 2000588048A JP 2000588048 A JP2000588048 A JP 2000588048A JP 2002532348 A JP2002532348 A JP 2002532348A
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ハイネケン テクニカル サービシーズ ビー.ブイ.
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    • B67D1/0443Apparatus utilising compressed air or other gas acting directly or indirectly on beverages in storage containers the whole dispensing unit being fixed to the container comprising a gas generator

Abstract

(57)【要約】 容器内の実質的に一定の予め設定された圧力を維持するための圧力制御装置を有する容器であって、該容器は流体を分与するために配置されており、前記圧力制御装置は、圧力流体を収容するための第1室、内部に制御圧力が行き渡る第2室および前記容器により形成されまたはこれと連通しまたは少なくとも部分的に前記容器の内部空間内に収容される第3室とから成り、また前記第1室と前記第3室との間には通過開口部が設けられ、該通過開口部は閉鎖手段を収容し、該閉鎖手段は、通常使用の間、前記第3室内の圧力が制御圧力よりも低い場合に、前記通過開口部を閉鎖し、制御手段は、前記第2室の移動可能または変形可能な壁部により移動可能であり、かつ前記第3室内の圧力が制御圧力よりも低い場合に前記閉鎖手段を少なくとも部分的に移動して、圧力流体が圧力下で前記第1室から前記第3室へ流れられるようにするために配置されている容器において、少なくとも前記制御部材および/または前記第2室が、前記第1室から少なくとも部分的に取り外し可能であり、かつ少なくとも前記制御部材および/または前記第2室が少なくとも部分的に取り外された場合に、前記閉鎖部材を閉鎖位置に保持するためのバイアス手段が設けてあることを特徴とする容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、主請求項の前文に記載されるタイプの容器に関する。そのような容
器は、FR−A−2690142号により公知である。
【0002】 この公知の容器は、分与される流体が含まれている内部空間から成り、この内
部空間は圧力制御手段を有する圧力容器を収容している。圧力容器においては、
第1室が形成されており、この中にガスが比較的高圧で導入され、また出口開口
部が設けられ、これは閉鎖部材により閉鎖されている。この閉鎖部材はいくらか
ロッド状であり、出口開口部中で緊密にシールされてOリングにより包囲されて
いる。ロッド状要素には円周方向溝が設けられている。圧力容器内においては、
第1室の反対側に第2室が形成されており、この第2室は、第1室に隣接する側
において、膜により閉鎖されており、この膜にロッド状要素がその一端により取
り付けられている。第2室中には、ガスにより制御圧力が作り出されている。第
1室と第2室との間には第3室が含まれており、これを介してロッド状要素が伸
びており、第3室と容器の内部空間との間の流体の連通を形成する開口部が設け
てある。
【0003】 この公知の装置において、所望の圧力、例えば制御圧力に等しい圧力が第3室
内に行き渡っている場合には、溝は第3室内に置かれ、出口開口部はロッド状要
素により閉鎖される。流体が内部空間から分与される時には、その中の圧力は低
下し、第3室で同じ圧力低下を引き起こすであろう。その結果、第2室の膜状壁
部分は、第1室方向へ変形し、またロッド状要素を軸方向にさらに第1室内へ移
動させるであろう。溝がOリングのレベルへ移動されると、圧力下にあるガスは
、溝を介しかつOリングに沿って第1室から第3室へ、そしてそこから容器の内
部空間へ抜け出すことが可能になるであろう。これによって第3室の圧力が上昇
し、膜状壁部分が制御圧力に対して戻り変形し、またロッド状要素を第1室から
移動させる。ロッド状要素がOリングにより気密的に再び留められると、ガスは
もはや第1室から逃げ出すことはできなくなり、その条件では、第3室および内
部空間の圧力は、所望の圧力、この場合には制御圧力、と再びほぼ等しくなる。
【0004】 この公知の容器には欠点があり、それは、ガスが圧力下で第1室に導入される
前に、閉鎖部材およびその制御手段、この場合には第2室、膜状壁部分およびロ
ッド状要素、がすでに取り付けられていなければならないということである。第
1室は、ガスを開口部を介して第3室内に特に高圧下で圧入することによって充
填され、それにより膜状要素が第1室から離れる方向に変形される。これは、ロ
ッド状要素が第1室から引き離され、いくらかテーパー状になったその端部が出
口開口部内に置かれるくらいに離される。その次にガス高圧下でこの端部を通り
、第1室内に導入され得る。高いガス圧が除去されると同時に、ロッド状要素は
、制御圧力の影響により出口開口部内に再び移動され、前記出口開口部を閉鎖す
る。これには欠点があり、それは、圧力下でのガス導入は比較的複雑であり、比
較的小さい開口部を介して行なわれなければならないことである。さらに、過度
に高い充填圧力の場合、ロッド状要素は第1室から完全に引き離され、ガス圧が
除去されても出口開口部内に戻らず、例えば、閉鎖Oリングが開口部から押圧さ
れ得る間、ロッド状要素がわずかに旋回する。さらに、充填の間、膜状壁部分の
比較的大きい変形が生じる。ガスが第1室内に導入された後に、この公知の装置
がしばらくの間保管される時、制御圧力は、第3室に行き渡る所望の逆圧なしで
、膜状要素に継続的に作用する。結局、第3室内の圧力は実質的に大気圧になる
。結果として、膜は、比較的長時間、比較的大きい変形状態に保持され、これは
その弾性特性にとって不都合である。さらに、これは、大きく変形した膜に沿っ
てあるいはこれを通っての第2室からのガスリークにより引き起こされる制御圧
力変化のリスクを伴う。
【0005】 さらに、膜のリークの場合、制御圧力が逸脱することがあり、それにより閉鎖
性が失われ、第1室からガスが容器へ自由に流れ出し、その結果、容器は過度に
高い圧力下に置かれることになる。.
【0006】 この公知の装置のさらなる欠点は、ロッド状ボディがOリングによって第2室
の出口開口部を閉鎖することである。このOリングは第2室の高いガス圧力を継
続的に受けることになる。このことは、Oリングおよび/またはロッド状要素が
厳密に適切に配置および/または寸法合わせされていないと、ガスはロッド状要
素とOリングとの間を容易に流れ得ることを意味する。これも結局、第1室から
容器へのガスの流れを引き起こし、その中で過度な高圧を作り出すことになる。
これは、過度な高圧の形成および流体分与操作の作用が劣るため好ましくない。
【0007】 本発明の目的は、公知の容器の欠点が回避され、またその利点は維持される、
前文に記載されたタイプの容器を提供することである。特に、本発明の目的は、
実質的に一定な予め設定された圧力を容器内で維持するための圧力制御装置を有
する容器を提供することであり、その圧力制御装置により圧力流体による簡単な
充填および、その圧力制御作用の比較的長期間の維持が可能になる。その目的の
ため、本発明による容器は請求項1の特徴により特徴付けられる。
【0008】 本発明による容器においては、圧力流体は、予め取り付けられた制御手段およ
び/または第2室なしで第1室内に受容および保持され得る。実際は、閉鎖部材
は、閉鎖位置でバイアスを受けており、制御部材、少なくとも第2室が取り去ら
れた時、または少なくともその圧力制御作用が操作できなくなった時は、通過開
口部を常に閉鎖された状態に保つ。このようにして達成された利点は、制御手段
は第1室が充填された後に取付けることができ、また制御手段はさらに、第1室
とは別に保管および輸送できることである。さらに、例えば同じ第1室を基幹と
して、例えば、所望の制御圧力、操作部材の所望の行程等に応じて、種々の制御
手段が適用できるという利点が達成される。これにより、閉鎖部材が早まって操
作されることも防止される。実際は、閉鎖部材は、アセンブリ後にのみ、制御手
段により操作され得る。好ましくは、第1室は、閉鎖部材に沿って高圧下のガス
または流体で充填されるが、第1室は、閉鎖部材の配置の前にも充填し得る。
【0009】 有利な実施例において、本発明による装置は、請求項2の特徴により特徴付け
られる。
【0010】 閉鎖部材を、第1室に面している通過開口部側に少なくとも実質的に配置する
ことにより得られる利点は、使用中、第1室内の圧力の影響下で閉鎖部材は通過
開口部の方向かつ台座に対して押圧されて、通過開口部を閉鎖することである。
閉鎖部材の最大行程を制限する制限手段を設けることにより、閉鎖部材が第1室
に緩く入ることが容易に防止される。制限手段を適切に設計することにより、簡
単なやり方で閉鎖部材を通過する一方で、圧力ガスを通過開口部を介して第1室
に導入できる。その目的のため、制限手段に、例えばリブ、スロットまたは通過
開口部を設け、それにより通過開口部から移動してきた位置にある閉鎖部材が、
前記リブ、あるいは前記スロットまたは開口部の間に存在する材料の少なくとも
一部に隣接することができ、また一方では通過開口部と閉鎖部材との間の流体連
通を解除し、他方では前記リブまたはスロットまたは開口部の間に位置する凹部
を解除する。また、そのようなリブ、スロット、または開口部は、台座から離れ
て面している、閉鎖部材自身の側部に組み入れられ得る。
【0011】 また第1室内に過剰圧力が全く存在しない場合には、バイアス手段として、閉
鎖位置において閉鎖部材にバイアスをかけるばね手段を用いるのが好ましい。こ
れにより、第1室の内部空間の汚染が容易に防止され、またさらに、ガスまたは
固体物質はそこから全く漏れることができない。
【0012】 さらなる有利な実施態様においては、本発明による容器は請求項3の特徴によ
り特徴付けられる。
【0013】 そのような容器においては、制御手段の移動の主方向は、閉鎖部材の移動の主
方向と一致せず、それにより設計の自由度がより大きくなり、かつさらにより大
きい公差も可能になるという利点が達成される。実際は、移動の主方向が一致す
る場合、第2室、少なくとも制御手段の位置は、少なくとも閉鎖位置における閉
鎖部材について、とりわけ正確に決定されなければならないことになる。そのよ
うな容器のさらなる利点は、閉鎖部材の移動の主方向への制御手段の故意でない
移動が、閉鎖部材の移動につながらないか、あるいは少なくとも直接的にはつな
がらないであろうということである。従って、故意でないガスの解放はいっそう
効果的に防止される。
【0014】 制御手段は、好ましくは第1室の少なくとも実質的に完全に外部で伸びており
、簡単に取り除けるようになっている。結局、これは第1室における開口部の解
放を伴わない。
【0015】 特に有利な実施態様において、本発明による容器は、請求項5の特徴によりさ
らに特徴付けられる。
【0016】 閉鎖部材としてバルブの少なくとも一部を用いることにより、閉鎖位置でバイ
アスを受ける閉鎖部材が容易に得られるという利点がもたらされる。少なくとも
制御手段により開放されるようにこれを配置することにより得られる利点は、そ
のようなバルブによって、自動調節圧力制御装置が本発明による容器において得
られるということである。
【0017】 さらなる有利な実施態様においては、本発明による容器は、請求項7の特徴に
より特徴付けられる。
【0018】 制御手段を閉鎖部材に取外し可能に接続することにより、比較的簡単に制御手
段に関する閉鎖部材の位置決めが可能になり、また制御手段による閉鎖部材の移
動が容易に達成され得る。スナップ接続により比較的簡単にそのような連結が可
能になる。さらに、これにより閉鎖部材からの制御手段の脱離が簡単に防止され
、これにより不正行為が防止される。
【0019】 好ましい実施態様において、本発明による容器は請求項9の特徴により特徴付
けられる。
【0020】 第1ハウジング内に第1室を収容し、第2ハウジング内に第2室を収容し、こ
れらのハウジングが連結手段により連結可能であれば、本発明による容器は簡単
な構造により得られる。特にスナップ接続を用いることにより、そのような連結
は非常に簡単に可能になる。そのようなスナップ接続は、好ましくは何の問題も
なく再び取り外せないようなデザインである。実際は、他の連結手段、例えばバ
ヨネット式連結手段、ねじ山接続等も同様に用い得ることが理解されるであろう
【0021】 代替実施態様においては、第1室用の充填開口部が通過開口部から離れて設け
てある。このようにして達成された利点は、第1室は通過開口部を介して充填さ
れる必要がないことである。
【0022】 さらなる代替実施態様においては、本発明による容器は、請求項11の特徴に
より特徴付けられる。
【0023】 バルーン式またはその他の膨張可能要素中に1室から出るガスを集めることに
より達成される利点は、分与される流体と圧力流体との接触および混和が防止さ
れることである。例えば毒性的または化学的理由のために圧力流体が分与されて
はならない場合、あるいは少なくとも分与される流体と共に分与されてはならな
い場合に、これは特に有利である。
【0024】 本発明は、本発明による容器中で用いられる圧力制御装置にさらに関する。
【0025】 本発明によるそのような圧力制御装置は、好ましくは請求項13の特徴により
特徴付けられる。
【0026】 第1室に連結することができ、かつ少なくとも通過開口部と閉鎖部材とを有す
る中間部品を用いることにより、第1室用の比較的単純なハウジングが適切な通
過開口部と共に得られる。所望の時点で、制御部材を有する第2室が置かれ、中
間部品に連結され、それにより所望の圧力制御装置が得られるか、あるいは、そ
れを用いる用意ができている条件に少なくとも至らされる。用途により、適切な
制御部材を有する適切な第2室が個々のケースにおいて選択され得る。
【0027】 本発明はさらに、請求項4の特徴により特徴付けられる、実質的に一定の圧力
の下で流体を分与するための容器の製造方法に関する。
【0028】 そのような方法を用いることにより、使用者が直ちに使用できる容器が容易に
得られる。容器中に含まれている流体の一部がそこから取り去られると、容器内
圧力は原則として低下する。圧力制御装置により、ある量の圧力流体、特にガス
がその直後に第1室から放出されて、前記低下を補償する。好ましくは、容器の
内部空間内圧力は、流体を所望圧力で容器から押し出すのに十分なように制御さ
れる。しかしながら、圧力を比較的低レベル、例えば大気圧または準大気圧に制
御し、また内部空間内に導入された流体が、例えばシールドガスとして働いたり
、あるいは内部空間の圧力低下の発生防止に用い得ること、そしてそれが結局は
流体の分与を防止するか、あるいは少なくともそれをより困難にすることになる
ことが理解されるであろう。
【0029】 本発明はさらに、炭酸飲料とりわけビールを実質的に一定の圧力でを分与する
ための本発明による容器または圧力制御装置の使用、およびそのための本発明に
よる方法の使用に関する。
【0030】 圧力流体として、好ましくはガス、とりわけCO2またはCO2含有ガスが本発
明による装置または方法において用いられる。しかしながら、別の圧力媒体、例
えば液体も用い得る。また、圧力流体は化学的方法、例えばカルシウム、重炭酸
塩およびクエン酸等の酸を組み合せることにより得られる。このようにして、圧
力ガス、特にCO2が作り出される。これの多くの変化が可能である。重炭酸塩
またはその他のカルシウム生成物は、第3室中に、少なくとも閉鎖部材の反対側
に収容し得る。
【0031】 本発明による容器、圧力制御装置および方法のさらなる有利な実施態様は、下
位請求項に記載されている。
【0032】 本発明を明確にするため、本発明による容器、圧力制御装置、方法および使用
の多くの例示的実施態様が添付図面を参照して以下でさらに説明される。
【0033】 本明細書において、本発明は主として、飲料、特にソフトドリンク、より詳細
にはビールのような炭酸飲料の分与用の圧力制御装置を有する容器を参照して説
明されるが、そのような装置を用いて、他の流体、例えば化粧品、発泡性製品、
ガス等も同様に分与し得ることが理解されるであろう。本明細書において、参照
は主に、圧力下での流体分与についてなされる。しかしながら、圧力制御装置に
より、容器内の一定圧力を例えば容器の環境のレベルに維持して、例えば容器の
変形または分与操作の詰まりを防止したり、容器内容物を外部からの汚染から保
護することも可能である。本明細書において、同一または対応する部材は、同一
または対応する番号を有する。
【0034】 図1には、容器1の側断面図が非常に概要的な形で示されており、これは実質
的に円筒形缶の形状であり、その内部空間4内に飲料2が収容されている。容器
1内には、例えば二酸化炭素で満たされたヘッドスペース6が存在してもよい。
容器1内には、圧力容器10、バルブアセンブリ12および出口開口部14を備
えた圧力制御装置8がさらに含まれている。圧力容器10内には、以下でより詳
細に説明されるように、ガスが比較的高圧で蓄えられている。バルブアセンブリ
12により、以下でより詳細に説明されるように、ガスが圧力容器10から圧力
制御装置8を介して容器1の内部空間4へ導入され、その内部の圧力を制御する
。図1に示される実施態様では、容器1の側壁部に抽出栓16が設けてあり、こ
れを介して飲料2が内部空間4から取り出される。
【0035】 図2は、第1の実施態様における圧力制御装置8を示す。圧力制御装置8は、
円筒形の第1ハウジング18を備えており、これは圧力容器10を形成し、かつ
その頂部付近に充填開口部22を有しており、この中に中間部材22が以下でよ
り詳細に説明されるように固定されている。第1ハウジング18内部には第1室
24が形成されており、第1室24には活性炭素、例えば圧力ガス、例えばCO 2 に対する高い吸収および吸着能力を有する活性炭素繊維26が充填されている
。これにより、特に大量の圧力ガスを第1室内へ、それにより得られる圧力に関
連して導入することが可能になる。これにより、第1室24を比較的小さくでき
、それでも十分なガスを含み得るという利点がもたらされる。活性炭素をこのよ
うに用いることは、本願出願人の以前のオランダ特許出願第1009654号に
記載されており、この出願は引例により本願に含まれると理解される。
【0036】 CO2に代えて、またはCO2に加えて、別の圧力流体、例えば圧力下の液体も
第1室に収容し得る。必要であれば、反応性物質も第1室に含めることができ、
この物質は第2の反応性物質と反応して、CO2などの圧力媒体を形成し得る。
これらは、例えばクエン酸および重炭酸塩などの酸およびカルシウム生成物とす
ることができ、また第2の反応性構成要素は第1室に貯蔵して圧力低下の場合に
のみ反応するか、あるいは少なくとも第1室から離れた閉鎖部材の側面の第3室
内に貯蔵し得る。その場合、構成要素間の反応は、容器の内部空間の圧力が低下
して、構成要素が一緒にされるか、所望のガスを形成するのに十分な圧力変化を
受けて、閉鎖部材が一時的に開放位置に制御されるまで生じない。とりわけ分与
される媒体に応じて選択されるべき他の反応も適切なやり方で適用し得る。
【0037】 中間部品22は通過開口部28を備えており、これはその下端部近傍において
、多数のバイパス開口部32を有する内側に延設されたフランジ30により部分
的に閉鎖されている。上端部から、台座34が通過開口部28内に挿入されてお
り、フランジ30に面している台座34の側面は凸状表面を有しており、これに
軸方向穴36が接続している。凸状表面35とフランジ30との間には空所38
が形成されており、その中に球状閉鎖部材40が移動可能に収められており、こ
の閉鎖部材40は、凸状表面35および軸方向穴36に対して、バイアス手段4
2によりバイアスを受けており、このバイアスを受けている位置において、気密
および液密になるように軸方向穴を閉鎖する。示された実施態様において、バイ
アス手段42は、フランジ30上に支持された圧力ばねとして設計されている。
【0038】 図2に示されるように、中間部品22は、スナップフィンガまたはスナップリ
ングの形の連結手段44を有し、これは充填開口部20を通って変形して押し込
まれ、その縦方向エッジの下に固定され得る。支持エッジ46が、充填開口部2
0の縦方向エッジの頂部側に隣接して設けられている。このように、中間部品2
0は第1ハウジング18に位置的に固定されて連結されており、第1連結手段4
4および支持エッジ46により気密および液密なシールが提供される。その目的
のため、必要であれば、図示してないがゴムリング、液体パッキン、変形手段な
どのパッキン手段を適宜設け得る。支持エッジ46上にはある距離を置いて、支
持エッジ46と平行な縦方向に延設された縦方向エッジの形をした第2のさらな
る連結手段48が設けてある。これらの第2結合手段48の下で、第2ハウジン
グ52の対向連結手段50が固定され得る。この第2ハウジング52は円筒形の
縦方向壁54を有し、これは一方の側が端壁56で閉鎖されており、また反対側
では対向連結手段50が、スナップフィンガまたはスナップエッジなどの形で設
けられている。第2ハウジング52内には環状部材58が設けてあり、これの縦
方向エッジは、縦方向壁54中に、気密的かつ液密的に固定されている。端壁5
6、縦方向壁54および膜58の間には第2室60が限定されており、その膜5
8は、変形可能な壁部分を構成している。膜58、縦方向壁54および第1室2
4の間には第3室が含まれており、これは、少なくとも1つの出口開口部64を
介して、容器1の内部空間4と連通している。膜58から、ロッド状制御手段6
6が、軸方向穴36を通って、閉鎖部材40に隣接する位置にまで延設されてい
る。制御手段66は、その第1端部が膜58の中心に固定されており、膜58の
変形と同時に、制御手段66は軸線方向に動かされる。制御手段66長さの選択
は、膜58の変形による第2室60の容積の予め選択された増加において、膜5
8から離れた制御手段66の自由端が、台座34から閉鎖部材40を押圧して、
ガスが加圧下で通過開口部28およびバイパス開口部32、空所38および軸方
向穴36を介して第3室内に流入し、そこから出口開口部64を介して容器1の
内部空間内に流入するようになされる。このように、容器の内部空間4の圧力は
、例えば飲料が容器1から排出された際に、この圧力を所望レベルにするために
増大し得る。
【0039】 使用に先立ち、圧力媒体、例えばガスが第2室60内に、制御圧力と称される
一次圧力の下で供給され、この圧力は、容器1の内部空間4内で要求される圧力
より若干高い。この制御圧力が、内部空間4用に要求される圧力よりどの程度高
いかは、バイアス手段42により作り出されるバイアスにより実質的に決定され
る。制御圧力が第2室60内に行き渡ると、膜58は平坦かつ端壁56に平行に
広がり、制御手段66の自由端は、閉鎖部材40に隣接して置かれる。抽出栓1
6を介して飲料2が内部空間4から取り出されると、容器内圧力は低下する。こ
のことは、第3室62内の圧力も同様に低下することを意味し、その結果、第2
室60と第3室62との間の圧力差のため、膜58が変形し、また第2室60の
容積が増加する。これは、制御手段66が、閉鎖部材40に対して移動され、該
閉鎖部材を台座34からバイアス手段42に対して押圧することを意味する。従
って、圧力下のガスは、閉鎖部材40に沿って第1室24から第3室62内へ、
そして内部空間4に向かって流れる。第3室62、従って、内部空間4内の圧力
が所望レベルに戻されると、膜58は、制御手段66に沿って動きながら、図2
に示されるようなその平坦な位置に押し戻される。従って、バイアス手段42に
よって、閉鎖部材40は、台座34に対して閉鎖位置に押し戻される。このよう
に、内部空間内圧力が所望レベル以下に低下するたびに、第1室24から内部空
間へガスが供給され、圧力制御が自動的に達成される。必要であれば、膜はやや
皿状のデザインとすることができ、第2室60内の制御圧力は、そのような膜5
8の凸面側が第2室に面する場合に、一次所望圧力に一致する。そのような実施
態様においては、閉鎖部材40を台座34から押して制御手段66の十分な移動
を達成するために、第2室と第3室との間に付加的な圧力差が必要である。さら
に、膜58の反対の移動が起きるとすぐに、第3室62内の圧力は、平坦な膜5
8が用いられる場合よりもさらにやや上昇することになり、膜を第2室60から
見たときのその凹面形状から凸面形状へ変形して戻す。このことは、閉鎖部材4
0が開口していると、内部空間4内の圧力は所望圧力よりやや上まで高められ、
また内部空間4内の圧力が所望レベル以下に低下するまで、ガスは第1室24か
ら内部空間4内へ供給されないことを意味する。
【0040】 第2室60内では、例えば、ガスと別の流体またはガスと固体の組合せが圧力
媒体として含まれることができ、制御圧力は、例えば容器1内の飲料2の温度に
関係している。従って、例えば第2室60内において、対応するある量の飲料お
よび別の流体をそのほかに加えることができ、また第2室内の温度に応じて、そ
の中に含まれている飲料からのガスが第2室内圧力の増加または低下をもたらす
。同じ効果は、第2室60内にガス吸着または吸収手段を含めることにより達成
され、その吸着または吸収能は、とりわけ温度に依存する。このように、内部空
間4内圧力のさらに良好な制御が実現できる。
【0041】 本発明による圧力制御装置8は以下のように用い得る。充填開口部20を介し
て、適切な量の充填材料26、例えば、活性炭素繊維、活性炭粉末などのガス吸
着および/または吸収剤が第1室24内に導入され、これらは、例えばEP56
92381号により公知であり、参照により本願に含まれると解釈される。次に
、中間部品22が、第1連結手段44により充填開口部内に気密的に固定され、
その後、充填ヘッド(図示せず)が中間部品22に接続され、圧力下のガスが、
軸方向穴36を通り、閉鎖部材40に沿って第1室24に導入される。ガス圧力
が高いので、閉鎖部材40は台座34からバイアス手段42に対して移動される
。前記充填ヘッドには、この充填ヘッドを中間部品の第2連結手段48に接続で
きるようにする対向連結手段50に比較できる連結手段を設けることができる。
充填ヘッド内のガス圧力が除去されたら、閉鎖手段40はバイアス手段42によ
り台座34に対して押し戻され、軸方向穴36を閉鎖し、圧力下のガスは第1室
24内に閉じ込められる。次に、好ましくは使用前に直接、上記で説明されたよ
うに、第2室52を第2連結手段48に接続することができ、その結果、圧力制
御装置を使用できるようになる。
【0042】 図2で示される実施態様において、閉鎖部材40は中間部品22の頂面68の
下に離して置かれ、閉鎖部材40が台座34からうっかり押し離されることを防
止している。中間部品22を有する第1ハウジング18は、第1室24を充填し
て、第2ハウジング52とは別個に貯蔵および輸送され得る。これにより、ロジ
スティック的利点がもたらされ、またさらに、ガスが第1室24からうっかり漏
出することが容易に防止される。実際は、圧力制御は、第1ハウジング18と第
2ハウジング52との連結後にのみ開始される。さらなる利点は、個々のケース
において、所望の適用、とりわけ制御しようとする圧力に応じて、適当な第2ハ
ウジング52が、第1ハウジング18、少なくとも中間部品22に、例えば所望
の制御圧力に応じて結合できることである。さらに、膜58への好ましくない負
荷は、例えば第2ハウジング52が中間部品22から切り離された時に適当なキ
ャップによって第3室底部側を閉じることによって容易に防止できる。制御手段
66は、次に前記キャップの内側から支持を受けることができる。本発明による
圧力制御装置のさらなる特別な利点は、ガスを第1室24内へ導入するための充
填手段が、現行のエアゾール容器等用の充填装置に類似した比較的単純なデザイ
ンとし得ることである。比較的小さい出口開口部64および第3室62を介して
ガスを圧力下で導入する必要がないので、またとりわけ、充填中は制御手段66
が軸方向穴中に伸びていないので、充填は比較的速やかに実行できる。
【0043】 図3は、本発明による圧力制御装置の代替実施態様の一部分を示すもので、中
間部品122は、第1ハウジング118の充填開口部120中に、第1連結手段
144および関連する支持エッジ146により固定されている。上記のように、
第2ハウジング152は中間部品122上に固定されている。この実施態様にお
いては、第2ハウジング152内にピストン158が配置されており、このピス
トンは制御手段166に接続されている。ピストンは、Oリング170または同
様のピストンばねを有しており、第1室124から離れたピストン158側に気
密的かつ液密的に閉鎖された第2室160を中間的第3室162と共に作り出し
ている。
【0044】 図4は、本発明による圧力制御装置の第2の代替実施態様を示すもので、第1
ハウジング218には、その頂部219側に、外部ねじ山221が設けてあり、
これは第2ハウジング252の底端部に隣接する内部ねじ山223と協働し得る
。第2ハウジング252はキャップ状であり、円筒形の縦壁254および閉じた
端壁256を備えている。第2ハウジング252内には、ピストンばね270を
有するピストン258が収容されており、これにより第2ハウジング252が第
2室260と第3室262とに分割されている。第1室224内部には、吸着お
よび/または吸収物質226が収容されている。
【0045】 この第2の代替実施態様において、実質的に円筒形の凹部272は、第1ハウ
ジング218の頂部219から第1ハウジング218の底部274の方向へ、第
1ハウジング218と同軸に延びている。凹部272は頂部側で開いており、縦
壁276と底部278とを有する。縦壁276内には、軸方向穴236から成る
通過開口部228が設けてあり、前記穴は、凹部から離れた側で、台座234と
接続している。例えば第1ハウジング218の縦壁の内側から支持されているば
ね状バイアス手段242により、実質的に球状の閉鎖部材240が台座234に
押し付けられる。ピン280が、閉鎖部材240に固定的に接続されており、軸
方向穴236を通って凹部272内に延びている。バイアスを受けた位置では、
閉鎖部材240は台座234に対して密閉的に押し付けられる。第1室224内
には、凹部272の縦壁276と第1ハウジング218の外壁との間にフィルタ
282が設けてあり、このフィルタはガス透過性であるが、材料226が閉鎖部
材240および通過開口部228達しないようにしている。
【0046】 ピストン258の底部側から、ロッド状制御部材266が凹部272内へ延び
ている。凹部内部では、円盤状の圧力要素284が制御部材266周囲に設けて
あり、この圧力要素はピストン258に平行に延びており、その直径Dは、制御
部材266が軸方向に移動するとすぐにピン280の自由端に接触するようにな
っている。それゆえ、図4に示す位置から圧力要素284が底部278方向へさ
らに移動すると、ピン236は、軸方向に軸方向穴内部にさらに移動し、また閉
鎖部材240は台座234からバイアス手段242に対して移動されることにな
る。このようにして達成される利点は、ガスは第1室224から台座234およ
び閉鎖部材240に沿い、通過開口部280を介して凹部272内へ流入できる
ことであり、この凹部は第3室262の一部に接続またはこれを形成している。
ガスは、第3室から出口開口部264を介して流出し得る。制御部材266の軸
方向移動は、第2室260内の制御圧力と第3室262内の圧力との圧力差によ
り再度行なわれる。好ましくは、スペーサーリング286が凹部272内に含ま
れ、このスペーサーリングが制御部材266を誘導し得る。スペーサーリングは
、ガスを通過するためのバイパス開口部233を含み得る。スペーサーリング2
86は、好ましくは、凹部272の内径にほぼ対応する直径を有する。スペーサ
ーリングは制御部材266と共に移動するか、またはこれを誘導することができ
る。もちろん、凹部272の内径とほぼ等しい直径を有する圧力要素を設計する
ことも可能であり、それにより圧力要素がスペーサーリングの機能を同時に果た
し、その結果、スペーサーリングを省くことができる。
【0047】 図4による圧力制御装置においては、第1ハウジング218は、例えば外部ね
じ山221により、充填機の充填ヘッド内に螺入され、その直後、ガスは上記の
ように圧力下で第1室224内に導入される。充填ヘッドから第1ハウジング2
18を取り外した後、ピストン258および制御部材266を有する第2ハウジ
ング252を第1ハウジング218に螺着することができ、その後は圧力制御装
置208が使用可能になる。実際は、圧縮ばねの代わりに、他のタイプのバイア
ス手段242、例えば弾性フィンガ、柔軟要素なども本発明による圧力制御装置
に適用できることが理解されるであろう。また、閉鎖部材は、部分的にピストン
として設計し、適切なシリンダ内に収容し、シリンダ内の適切な流体の圧縮によ
り所望のバイアスがもたらされるようにできる。
【0048】 図5は、本発明による圧力制御装置308の第3の代替実施態様の一部分を示
すもので、図4による実施態様に若干類似する。この実施態様においては、第1
ハウジング318の凹部372内に通過開口部328が、軸方向穴334と共に
設けてある。バイアス手段342により、閉鎖部材340は台座334に対して
押し付けられ、ピン380は軸方向穴336を通って凹部372内へ延びる。こ
の実施態様においては、バイアス手段342と閉鎖部材340とは流入開口部3
88を有する第4室386内に収容されている。これにより、凹部372を第1
ハウジング218の壁から比較的に大きい距離に置くことが可能になる。
【0049】 この第3の代替実施態様においては、第2ハウジング352は凹部372内に
収容されており、その端壁356が凹部の底部378に対して隣接している。こ
の実施態様においては、ピストン358はシリンダとして設計されており、その
外周は第2ハウジング252の内周にほぼ一致しており、適切なピストンばね3
70などの気密および液密シール手段を有している。ピストン358と端壁35
6との間には、第2室360が形成されている。第2室360から離れたピスト
ン358の端部には、円錐台形の縦方向エッジ390、392を有する円盤36
7として設計された制御部材366が設けてある。円盤367は、例えば凹部3
72の内径とほぼ一致する外径を有する一方で、円錐台形の縦方向エッジ390
、392の最小断面はピストン358の断面にほぼ等しい。ピストン358が中
立位置、すなわち第2室360の圧力が所望の制御圧力に等しい条件にある時は
、ピン380は、その自由端が外部の円錐台形縦方向エッジ390に隣接、好ま
しくはその自由端に隣接している。図示した実施態様においては内部空間4によ
り形成される第3室362内の圧力が減少すると、第2室360内の圧力により
ピストン358は上方へ、すなわち端壁356から離れる方向へ移動される。こ
れにより、第1円錐台形縦方向エッジ390がピン380を押しやり、従って、
閉鎖部材340を外方へ移動させて、第1室324から流入開口部388、第4
室386および通過開口部328を介し、第3室362へ向かうガス流路を開放
する。
【0050】 第2ハウジング352の端壁356は、その外側に斜角がつけてあり、第2ハ
ウジング352が凹部372内に押し込まれると、これはピン380を容易に通
過できる。同じ理由により、円盤367の第2円錐台形縦方向エッジ392が設
けてある。実際は、第2ハウジング352の縦壁354には、ピンの自由端が押
しやられることなく通過できるようにするための溝を設けてもよい。
【0051】 この実施態様においては、ガスは通過開口部328を介して第1室324内に
導入でき、その後に第2ハウジング352が凹部372内へに押し込まれて装置
が使用できるようになる。実際は、この実施態様において、第1室224内への
ガス導入の前に、第2ハウジング252を取り付け得ることが理解されるであろ
う。しかしながら、このことは、制御圧力が第2室360内に行き渡る位置に,
また第3室内、少なくとも圧力制御装置の環境において、容器1の内部空間4に
おける所望の圧力より低い圧力が行き渡る場合には、ピストン358が固定され
る必要があることを意味している。
【0052】 図6は、本発明による圧力制御装置408の第4の代替実施態様の一部分を示
すもので、第1ハウジング418、中間部品422および第2ハウジング452
を備えている。中間部品422内には、エアゾール容器などのスプレー缶に通常
用いられるタイプのバルブ494が収容されている。そのようなバルブは慣行に
より公知である。図6はバルブ494の適当な実施態様を示すものであるが、別
に設計されたバルブも本発明による圧力制御装置において使用し得ることが理解
されるであろう。示した実施態様では、バルブは第3ハウジング495から成り
、これは中間部品422に固定的に接続されており、またバイアス手段として圧
力ばね442を含む第4室486を含んでいる。ロッド状要素496は、連結部
品422とばね442の頂端部との間に挟まれたカラー498と共に配置され、
連結部品422を超えて延びている。連結部品422の外部にある部品内には、
止まり穴式の軸方向穴436が設けてある。カラー498の上方には、軸方向穴
436で終端する半径方向穴437が設けてある。図6に示される位置では、半
径方向穴437は中間部品422内のシールリング439により閉鎖されている
。中間部品422には、第2ハウジング452が、上述のように適切な連結手段
448、450により取り付けられており、この第2ハウジング452は軸方向
移動用のピストン458を収容している。第2ハウジング452内では、第2室
460がピストン458により第3室462から分離されている。出口開口部4
64を介し、第3室462は容器の内部空間4と連通している。ピストン458
の底部側では、軸方向穴498を有する円筒形部品495が成形されており、こ
れはロッド状要素496の頂端部上に密接に固定されている。ピストン458に
最も近い側では、軸方向穴498内にカラー498が設けてあり、このカラーは
ロッド状要素の頂端部からの支持を受容する。軸方向穴498から、半径方向穴
497が延びており、これが軸方向穴498を第3室462と連通させている。
【0053】 この実施態様においては、上記のように達成される第2室460の容積増加は
、第1室424方向へのピストン458の移動という結果を生じ、それによりロ
ッド状要素496は、前記第1室424の方向へ軸方向に、ばね442のバイア
スに抗して移動される。このようにして、第1室424と第3室462との間で
、通過開口部428、第4室486、半径方向穴437、軸方向穴436、49
8および半径方向穴497を介して流体連通が得られる。そのような実施態様に
より、適切なやり方により、それ自体公知のバルブ494等を用いることがで、
またさらに、本発明による圧力制御装置用部品としてそれ自体公知であるスプレ
ー缶、エアゾール容器などを用いることができるという利点がもたらされる。第
1室424は、ピストン458を有する第2ハウジング452が取り去られる時
にガスで充填することができ、また第2ハウジング452は簡単なやり方で取り
付け得ることが理解されるであろう。
【0054】 図7は、本発明による圧力制御装置の第5の代替実施態様を示すもので、軸方
向穴536および台座534の台座を有する通過開口部528が、第1ハウジン
グ518の外壁、例えばその頂部壁に設けてある。閉鎖部材540から軸方向穴
536を通って延びるピン580上には、クランプリング581が設けてある。
クランプリング581と軸方向穴536の縦方向エッジとの間には、ばね542
がバイアス手段として含まれている。通過開口部528からのある程度の距離に
は、第2ハウジング552が第1ハウジング518の関連する壁部に、例えばそ
れに適したスナップフィンガ544または同様の適切な連結手段により固定され
ている。第1ハウジング518は縦壁554および端壁556から成り、これは
、第1ハウジング518の関連する適切な壁部にほぼ直角に延びている。縦壁5
54は、例えば第2ハウジングの内部空間の実質的に矩形の断面を規定し得る。
第2ハウジング552内では、図2に関して記載されるように、膜558がその
縦方向エッジを固定されている。膜558の中心から、制御部材556が第1ハ
ウジングの前記壁部分にほぼ平行に、第1ハウジング518の前記壁部分から延
びている垂直エッジの案内開口部を565を通って延びている。制御部材566
が第2室560の容積変化の影響を受けて軸方向にのみ動き得ることが、このよ
うにして保証される。制御部材566上では、円錐台形の圧力要素584は、共
軸的に固定されており、その円錐台形表面がピン580の自由端に隣接している
。円錐台形圧力要素584は、垂直エッジ567の方向にテーパー状になってい
る。それゆえ、第2室560の容積が増加すると、ピン580、および従って図
7の閉鎖部材540が下方へ、すなわち第1室524の方向へバイアス手段54
2に対して押しやられ、それによって通過開口部528を少なくとも部分的に開
放する。圧力要素と制御部材の移動方向は、約90°の角度を成している。
【0055】 図7による装置は、第2室および制御部材が取り除かれた時に、通過開口部5
28を介して第1室524内にガスが導入されることを可能にする。使用の前に
、制御部材566は、その第1端部により案内開口部565を実質的に通され、
その後第2ハウジング552がスナップフィンガ544により第1ハウジング5
18に連結される。
【0056】 原則として、本発明による制御装置には、例えば漏洩により第2室内の制御圧
力が万一低下した場合には、制御部材が閉鎖位置に押し込まれるという重要な付
加的利点がある。このことにより、ガスが第1室から第3室へ野放しに流出して
容器内、少なくとも第3室内に過度の高圧を生じさせることが容易かつ効果的に
防止される。従って、本発明による容器、少なくともそれと共に用いられる圧力
制御装置の安全性はさらに高まる。
【0057】 本発明は、明細書および図面に示される例示的実施態様により少しも限定され
るものではなく、その多くの変更は、添付の特許請求の範囲に概略が記載された
本発明の枠組内において可能である。
【0058】 例えば、出口開口部からある距離のところに第2充填開口部を設けることがで
き、これを介してガスを第1室に導入し得る。そのような第2充填開口部には、
例えば、比較的大きいデザインとすることができ、それにより第1室の充填がよ
り迅速に行なえ、また適当な比較的小さい寸法の出口開口部は維持できるという
利点がある。さらに、用途に応じて種々のやり方で圧力制御装置を容器に固定お
よび位置決めできる。また、圧力制御装置の部品、とりわけ第1ハウジングは、
例えば固定区画として容器の一部を形成し得る。もちろん、示された種々の実施
態様も組み合わせることができる。本発明による装置用のバイアス手段は、閉鎖
部材とは別個に配置し得るが、一体型の部品を形成することもでき、それにより
必要部品数がさらに減少できる。容器内の圧力が比較的高く設定されると、飲料
またはどのような他の媒体、あるいは、例えば粉体または顆粒状製品でさえも、
容器中のどの所望位置、例えば側面または天面に設け得る開口部を介して容器か
ら押し出し得る。また、抽出栓16以外の分与手段も用い得る。本発明による装
置に用いられているピストンおよび膜は、どのような所望の適切な形状、例えば
円形、矩形または多角形の断面とすることもでき、かつどのような適切な材料、
例えばプラスチックまたは金属製とすることもできることがさらに理解されるで
あろう。同じことが、種々のハウジング、中間部品、制御部材および閉鎖部材に
も当てはまる。示された例示的な実施態様においては、実質的に球状の要素が、
各ケースにおいて閉鎖部材として使われている。しかしながら、異なる形状の閉
鎖部材、例えば円錐台形、円盤状なども同様に使用し得ることが理解されるであ
ろう。非球状閉鎖部材の場合、閉鎖部材は、第1室内のガス圧力が閉鎖部材に付
加的な圧力をそれと協働する台座の方向へ及ぼしてバイアスを増加させるように
個々のケースで配置し得る。本発明による圧力制御装置用の連結手段は、可逆的
な設計とすることもできるが、これらの手段が不適切に扱われないように、破損
することなくこれらが取り外せないことが好ましい。
【0059】 これらおよび多くの同様な変更は、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲
に入るものと理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による圧力制御装置を有する容器の概要側断面図である。
【図2】 図2は、第1の実施態様における圧力制御装置の概要側断面図である。
【図3】 図3は、第1の代替実施態様における本発明による圧力制御装置の細部の側断
面図である。
【図4】 図4は、第2の代替実施態様における圧力制御装置の細部の側断面図である。
【図5】 図5は、第3の代替実施態様における圧力制御装置の細部の側断面図である。
【図6】 図6は、第4の代替実施態様における圧力制御装置の細部を示す。
【図7】 図7は、第5の代替実施態様における本発明による圧力制御装置の一部分の側
断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR,C U,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,GB ,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL, IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 グイド、ペトルス、ヨハネス、バン、デ ル、クラーウフ オランダ国 2382 イーブイ、ズーテルボ ーデ、エルゼンホフ、28 Fターム(参考) 3E082 AA04 BB03 DD07 DD11 【要約の続き】 部分的に取り外された場合に、前記閉鎖部材を閉鎖位置 に保持するためのバイアス手段が設けてあることを特徴 とする容器。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を分与するための容器であって、この容器内の実質的に一定の予め設定さ
    れた圧力を維持するための圧力制御装置を有しており、前記圧力制御装置は、圧
    力流体を収容するための第1室、内部に制御圧力が行き渡る第2室および前記容
    器により形成されまたはこれと連通しまたは少なくとも部分的に前記容器の内部
    空間内に収容される第3室と、を備えており、前記第1室と前記第3室との間に
    は通過開口部が設けられ、前記通過開口部は閉鎖手段を収容し、前記閉鎖手段は
    、通常使用の間、前記第3室内の圧力が制御圧力よりも低い場合に、前記通過開
    口部を閉鎖し、前記制御手段は、前記第2室の移動可能または変形可能な壁部に
    より移動可能であり、かつ前記第3室内の圧力が制御圧力よりも低い場合に前記
    閉鎖手段を少なくとも部分的に移動して、圧力流体が圧力下で前記第1室から前
    記第3室へ流れられるようにするために配置されている容器において、 少なくとも前記制御部材および/または前記第2室が、前記第1室から少なく
    とも部分的に取り外し可能であり、かつ少なくとも前記制御部材および/または
    前記第2室が少なくとも部分的に取り外された場合に、前記閉鎖部材を閉鎖位置
    に保持するためのバイアス手段が設けてあることを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 前記閉鎖部材は、少なくとも実質的に、前記第1室に面している前記通過開口
    部側に配置され、かつ前記通過開口部周囲の台座に隣接することにより前記通過
    開口部を閉鎖することができ、前記閉鎖体の考え得る行程を制限するための制限
    手段が設けられており、前記閉鎖体が前記通過開口部から最大限移動された場合
    に、流体が前記閉鎖体に沿って前記第1室内に導入され得る、請求項1に記載の
    容器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記閉鎖部材の主たる移動方向とある角度を成す主たる移動
    方向を有し、前記角度は、好ましくは90〜175°、より詳細には90〜13
    5°、かつ好ましくは約90°である、上記請求項のいずれか1項に記載の容器
  4. 【請求項4】 前記第2室および前記制御手段は、少なくとも大部分が取り外し可能であり、
    閉鎖位置にある前記閉鎖部材は前記通過開口部が内部に位置している前記第1室
    の圧力制御装置の外面下方に位置している、上記請求項のいずれか1項に記載の
    容器。
  5. 【請求項5】 前記閉鎖部材は、少なくとも前記制御手段により閉鎖位置から開放位置へ移動
    されるように配置されたバルブの一部として設計されている、上記請求項のいず
    れか1項に記載の容器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段はロッド状要素から成り、該要素は、関連する要素の縦軸とほぼ
    直角方向に突出する少なくとも1つの部分を有し、また前記関連するロッド状要
    素の軸線方向移動の間、前記突出部分は前記閉鎖部材と接触させおよび接触させ
    なくすることができ、前記閉鎖部材は、前記突出部分がそれと接触している場合
    には前記開放位置に押し込まれ、前記突出部分がそれと接触していない場合には
    前記閉鎖位置に押し込まれる、上記請求項のいずれか1項に記載の容器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、特にスナップ接続により、前記閉鎖部材に取外し可能に接続
    されている、上記請求項のいずれか1項に記載の容器。
  8. 【請求項8】 前記閉鎖部材は、該閉鎖部材に閉鎖位置でバイアスをかける膜状要素から成る
    、上記請求項のいずれか1項に記載の容器。
  9. 【請求項9】 前記第1室は第1ハウジング内に収容され、また前記第2室は第2ハウジング
    内に収容され、前記第1ハウジングを前記第2ハウジングに連結するための連結
    手段、特にスナップ接続を形成する連結手段が設けられている、上記請求項のい
    ずれか1項に記載の容器。
  10. 【請求項10】 前記第1ハウジングはシェル状でありかつ充填開口部が設けてあり、前記連結
    手段は中間部品から成り、該部品は前記充填開口部内に固定することができかつ
    少なくとも前記閉鎖部材と前記通過開口部とから成り、該中間部品は、前記第2
    ハウジング上で対向連結手段と協働し得る連結手段からさらに成る、請求項9に
    記載の容器。
  11. 【請求項11】 前記第3室は、少なくとも実質的に、バルーン状その他の膨張可能要素中に収
    容されており、前記第1室から出るガスは前記膨張可能要素内に受容され、かつ
    容器内に収容されそこから分与される流体とは分離して保持される、上記請求項
    のいずれか1項に記載の容器。
  12. 【請求項12】 上記請求項のいずれか1項に記載の容器に用いられる圧力制御装置。
  13. 【請求項13】 圧力流体、内部に制御圧力が行き渡る第2室および通過開口部を収容するため
    の第1室に接続可能またはこれに設けられた圧力制御装置であって、使用中は前
    記第1室と環境との間に位置し、また前記通過開口部中には、通常使用中に環境
    中の圧力が制御圧力よりも低い場合には前記通過開口部を閉鎖する閉鎖部材が含
    まれ、制御手段は、前記第2室の壁の移動可能または変形可能部分により移動可
    能でありかつ環境中の圧力が制御制御圧力よりも低い場合には、前記閉鎖部材を
    少なくとも部分的に移動させて圧力流体が圧力下で前記第1室から環境へ流れら
    れるようにするために配置されている圧力制御装置において、 該圧力制御装置は、少なくとも前記通過開口部と前記閉鎖部材とを有する中間
    部品を備えており、該中間部品は第1室に連結可能であり、少なくとも前記制御
    部材および/または前記第2室は、前記中間部品から少なくとも部分的に取り外
    し可能であり、かつバイアス手段は、少なくとも前記制御部材および/または前
    記第2室が少なくとも部分的に取り除かれる場合に、前記閉鎖部材を閉鎖位置に
    保持するために設けられている、圧力制御装置。
  14. 【請求項14】 流体を実質的に一定の圧力下で分与するための容器の製造方法であって、シェ
    ル状ホルダーには圧力制御装置の第1の部分が設けてあり、該第1の部分は少な
    くとも閉鎖部材から成り、該閉鎖部材は閉鎖位置ではバイアスを受けておりかつ
    外部からそれに適用される過剰圧力によって開口され得、前記過剰圧力下の圧力
    流体は、比較的高い圧力下にある前記閉鎖部材に沿って前記ホルダー内に導入さ
    れ、前記過剰圧力の除去直後、前記閉鎖部材は前記閉鎖位置へ移動され、その後
    前記圧力制御装置の第2の部分が第1の部分の上に取り付けられ、前記第2の部
    分は、制御圧力により調節される制御手段を備えており、該制御手段は、容器の
    環境中において、前記制御圧力よりも低い圧力が行き渡る場合に、前記閉鎖部材
    を前記バイアスに対して開放位置に押し込み、連結された第1および第2室を有
    する前記ホルダーは前記容器内へ挿入され、該容器は分与する流体で充填されそ
    の後閉鎖される、方法。
  15. 【請求項15】 炭酸飲料、特にビールを実質的に一定の圧力下で分与するための、請求項1〜
    11のいずれか1項に記載の容器または請求項12ないし13に記載の圧力制御
    装置の使用。
  16. 【請求項16】 炭酸飲料、特にビールを分与するための、前記飲料を有する容器を製造するた
    めの、請求項14に記載の方法の使用。
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