JP2003507266A - 部分的に満たされた飲料ボトルの中身を保存するための器具ならびに該器具用のストッパ - Google Patents
部分的に満たされた飲料ボトルの中身を保存するための器具ならびに該器具用のストッパInfo
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10S261/00—Gas and liquid contact apparatus
- Y10S261/07—Carbonators
Abstract
Description
料ボトルの中身を保存するための器具及びプロセス並びに、独立請求項11の包
括的部分に従った該器具内で使用するための飲料ボトル用のストッパに関する。
内に存在する酸素下で酸化し、結果として品質が急速に劣化する。シャンペンの
場合には、液体中に取り込まれた天然のCO2はさらに環境内に漏出し、同じく
最も望ましくないことであるが、シャンペンは気の抜けた状態になる。
シャンペン又はスパークリングワインのボトルに、一体化した逆止出口弁(ワイ
ンボトル向け又は一般にはいわゆる「非発泡性の」中身が入ったボトル向け)又
は一体化した逆止入口弁(シャンペン及びスパークリングワイン向け)のいずれ
かを有する特殊なストッパが具備され、部分的に満たされた飲料ボトルの中身を
保存するためのシステムを開示している。このシステムは、ボトルストッパをそ
れに接近させた場合に密に連絡した状態で結合され得る取付け用ヘッドを有して
いる。ワインボトルのためには、この取付け用ヘッドは、吸引ポンプに連結され
た排出ヘッドである。シャンペン及びスパークリングワインボトルのためには、
この取付け用ヘッドは、圧力ポンプに連結された充填ヘッドである。特殊な実施
形態においては、取付け用ヘッドは排出ヘッドであると同時に充填ヘッドでもあ
り、それに対応して、吸引ポンプ及び圧力ポンプに連結されている。特殊なスト
ッパが固定されているボトルを取付け用ヘッドに結合させた時点で、そのボトル
がワインボトルであるか又はシャンペン又はスパークリングワインボトルである
かに応じて、制御機構が吸引ポンプ又は圧力ポンプのいずれかを始動させ、ワイ
ンの場合には、ストッパ内に一体化された出口弁を介してボトルから空気を吸引
し、又シャンペン又はスパークリングワインの場合には、ストッパ内に一体化さ
れた入口弁を介してボトル内に空気又はCO2を圧入する。従って、ワイン又は
非発泡性の飲料の場合は大気圧より低い圧力が作り出され、シャンペン又はスパ
ークリングワインの場合には大気圧より高い圧力が作り出される。
の特殊なストッパで閉鎖された部分的に満たされたボトルの排出が手動ポンプを
用いて行なわれている、類似のただしさらに単純なものであるワイン又はその他
の非発泡性飲料専用のシステムを開示している。
保存するものの、これらは、特に高品質の需要に応えることができるものではな
い。
を改善することにあり、そのねらいは特に、慣習的な方法に比較して品質の保存
期間を延長することのみならず、ボトルの開栓からすでに起こるそれ自体不可避
的な品質低下を可能なかぎり小さく保つことにある。
特に有利な実施形態及びさらなる形態は、従属請求項の主題である。
はかくして窒素又は類似の食品適合性のある気体でフラッシングされそれが満た
され、次にボトルは密閉され好ましくはわずかな過剰圧力下に保たれる。こうし
てボトル内の液体レベルの上にある残留酸素は可能なかぎり最小限におさえられ
、ボトルを最初に開栓した後の品質低下はかくして長い時間にわたってでさえほ
ぼ完全に防止される。
適しているのは、食品用品質の窒素N2である。窒素は、液体内に拡散すること
がなく、従って液体、ワイン又はシャンペンの味に影響を及ぼさない。窒素は充
分な量でかつ有利な条件で利用可能であり、危険性なく輸送及び貯蔵され得る。
ている少なくとも1つの特殊な形状で作られたストッパ及び全体としてEとして
呼称される充填装置を含んで成る。この充填装置はそれ自体、全体としてHと呼
ばれストッパSに適合された充填ヘッド、入口弁1、通気弁2、気体供給源3及
び2つのバルブ1及び2を制御するための電気制御機構4ならびにこの制御機構
と連動する圧力センサ4aを含んで成る。気体供給源3の代りに、気体供給源3
用の対応する連結部分のみが存在していてもよい。気体供給源は標準的に、典型
的には約1.4バールの作動圧力に調整される減圧弁3aの付いた市販の窒素ボ
ンベである。実際には、同一の充填装置Eと連動しうる任意の数のストッパSが
可能である。
て基本的に垂直となるような形で挿入されていて、かつ固定的に取付けされてい
るか又は取付け可能である取付けブロック20を含んで成る。その上端部で、充
填用パイプ10は、入口弁1を介して気体供給源3又は対応する連結部分と連絡
状態で連結されている(図2)。描写された使用位置に従ったその下端部で、充
填用パイプ10は、テーパがかった軸方向延長部分11を有する。延長部分11
内にはジョイントリング12が配置されている。
その下縁部に単数又は複数の開口部又は壁面陥凹部24を有する管状カラー23
が具備されている。カラー23の外周部には、ジョイントリング25が配置され
ている。
内径が充填用パイプ10の外径より大きいドリル孔26が存在する。取付けブロ
ックの上側には、通気弁2用の連結部分27が存在する。この連結部分27は、
斜めのドリル孔28を介してドリル孔26と連絡状態で連結されている。連結部
分27、斜めのドリル孔28及びドリル孔26の内部壁と充填用パイプ10の外
部壁は一緒に、取付けブロック20を貫通する1本の通気流路を形成する。通気
弁2は、連結部分27(図2)に連結されるか、又はその中に直接配置され、閉
鎖された時点で外部に対し通気流路を密封する。
れたラム29aを介して起動され得る電気スイッチ(マイクロスイッチ)29が
存在する。ラム29aは、取付けブロック20を貫通し、休止状態にあるとき、
取付けブロックの底面からわずかに突出する。スイッチ29は、ラム29aを内
側そして上へ摺動させることによって起動させられ、底面に対するラム29aの
リセットは、スイッチ内に存在する戻しバネを通して行なわれ、重力の効果によ
り補助される。
孔底面内には、弾性材料で作られた管状ストッパ31が取付けられている。管状
ストッパ31には、その外周に、飲料ボトルFのネックの内部壁に密封する形で
密着する弾性の環状密封用リブ32が具備されている。弾性管状ストッパ31の
寸法は、当然、従来のワイン及びシャンペンボトルの寸法に適合されている。
の過剰圧力に起因するストッパの放出を防止するため、ストッパには、特殊な拘
束装置が具備されている。これらの拘束装置は、ベース本体30に固定されてい
る2つの比較的弾性のある湾曲部50及びこれら2つの湾曲部50を連結しそれ
らの間に締めつけられている2枚の板バネ51から成る。2つの湾曲部50の下
端部が半径方向に互いに接近すると、2枚の板ばね51は、それ自体例えば小銭
入れを見ればわかるように互いから離れるように曲がり、かくしてボトルネック
をそれらの間に通すことができる。2つの湾曲部50が解放された時点で、板バ
ネは部分的に再び弛緩し、かくしてボトルネックを通常そこに存在する環状隆起
部より下で密に包み込み、こうしてこれらの環状隆起部の後ろでストッパをつか
みかくしてそれをしっかりと保持する。ストッパを意識的に除去するためには、
2つの湾曲部50に対し圧力を加えることによって板バネを再び曲げる。図5を
見ればわかるように、使用位置における2枚の板バネ51の上縁部はぎざぎざに
なっており、かくしてこれらは、ボトルネックの環状隆起部にぴったり付いて、
しっかりした保持を提供する。
基本的に管状のバルブハウジング33が存在する。バルブハウジング33の下端
部には、フローパイプ42がしっかりと取付けられており、このパイプは、バル
ブハウジング33と連絡し、板バネ51のレベルよりもわずかに低いところまで
弾性ストッパ31を通ってボトルネック内へと突出している。フローパイプ42
の直径は弾性ストッパ31の内径よりもわずかに小さく、従って、環状流路45
はフローパイプ42と弾性ストッパ31の間で開放状態にとどまるようになって
いる。代替的には、弾性ストッパ31内に対応して軸方向に平行なストレート形
流路を具備することもできる。
4により上向きに圧迫された弁胴43が存在する。バルブハウジング33の内向
きに突出するフランジ34は、弁胴43に対応する部品である弁座を形成する。
弁胴43は、フランジ34を通って、わずかに小さい直径をもつ円筒形延長部分
43aを伴ってフランジ前面に到達し、その前面からわずかに外へ突出する(休
止位置で)(図1)。円筒形延長部分43aの下で、弁胴は、フランジ34の弁
座部域と連動する円錐形区分をもつ。この円錐形区分の下で、弁胴は角柱状であ
り、例えば、弁胴とバルブハウジング33の内部壁の間でこの部域内で自由フロ
ー断面が開放状態にとどまるような形で正方形又は六辺形の断面を有する。
(図2)気体がそれを通って飲料ボトルF内に導入されうるような逆止弁として
作動する1つの入口弁を形成し、バルブハウジング33及びそれに固定されたフ
ローパイプ42は、中に入口弁が存在しその中を通って供給された気体が流れる
ストッパS内に通じる1つの入口流路を形成している。
30の内部壁の間に外側(上部)に向かって開放する環状流路41が存在し、こ
のすぐ下にはわずかに大きい直径をもつ環状流路39が存在する。バルブハウジ
ング33の外側には、2つの環状流路39及び41の異なる直径により形成され
た環状肩部と弁座として連動し、通常は閉鎖された状態で(図1)環状流路39
をその下にある環状流路41から分離しかつ開放状態(図2)では環状流路39
を環状流路41と連結する弾性弁体40が締めつけられている。
し、フローパイプ42の中には、同様に半径方向流路38が存在する。これらの
半径方向流路38及び37ならびに軸方向平行流路36は、弾性ストッパ31内
の環状流路45を弾性弁体40の下の環状流路39と連絡状態で連結している。
フローパイプ42の中の半径方向流路38、ベース本体30内の半径方向流路3
7、弁胴30内の軸方向に平行な流路36、環状流路39及び環状流路41は一
緒に、ストッパに通じる1本の出口流路を形成している。弾性弁体40により形
成された出口弁は通常(休止位置、図1)は出口流路を封鎖する。出口弁が外側
から開放されると(図2)、出口流路を通って飲料ボトルFの内側から空気又は
気体が漏出するか又は引抜かれ得る。2本の環状流路39及び41の間の環状肩
部は弾性弁体40よりもわずかに低いところにあることから、これは弾性的にわ
ずかな予応力が加わり、しっかりと密封する。ボトル内に過剰圧力が存在するや
否や、弁体40は、環状肩部に対してさらに一層強く圧迫された状態となり、こ
のことがさらに密封効果を高める。
由フロー断面があらゆる箇所で入口流路の最小自由フロー断面よりも好ましくは
2倍以上に大きくなるような寸法をもつ。
身を保存すべき部分的に満たされたワイン又はシャンペンボトルF上に置かれ、
弾性ストッパ31がボトルネック内に導入され、ここでこのストッパはその密封
用リブ32を用いて密封する形で不動化される(図1)。
方上部面が取付けブロック20に対面して存在するような形で適切な場所に固定
的に取付けられている充填ヘッドHに接近させられる。取付けブロック20のカ
ラー23はこのとき1方では環状流路41内に進入し、又他方では充填用パイプ
10の延長部分11がバルブハウジング33のフランジ34内に進入する。ラム
29aはさらに上向きにシフトされ、このことがスイッチ29を起動させる(図
2)。
方向ジョイントリング25は、ストッパS内の環状流路41の外部壁と密着する
。
を下向きに圧迫し、かくしてストッパSの出口弁を開放する。
向き及び内向きに圧迫し、かくしてストッパSの入口弁を開放する。
結状態にあり、環境に対し密封されている。同様に、ストッパS内の入口流路及
び充填用パイプ10は連絡した形で連結され、環境に対し密封されている。
って引外された制御機構4はこのとき入口弁1及び通気弁2を同時に開放する。
このとき、気体供給源3から又は対応する連結部分から、約1バール、好ましく
は約1.4バールの比較的小さい過剰圧力下にある窒素又はもう1つの食品適合
性のある気体が、充填用パイプ10及びストッパSの入口流路を通ってボトルF
内に流れ込む。同時に、ボトル内へ流れ込む気体は、ボトル内にある気体通常は
酸素含有周囲空気を、ストッパS内の出口流路を介して及び充填ヘッド内の通気
流路を介して環境内へと追い出す。例えば約5秒といった第1のタイムスパンの
後、制御機構4は通気弁2を閉じる。入口弁1はなおも開放していることから、
気体はボトル内に流入し続け、かくして、ボトル内にわずかな過剰圧力を打ち立
て、これは圧力センサ4aにより記録され制御機構4に伝送される。通常さらに
もう1秒後にそうであるように例えば約0.8バールといったような予め設定さ
れた所要圧力に達した時点で、入口弁1は再び制御機構4により閉鎖される。代
替的には、入口弁1の閉鎖を、制御機構4により時間制御式で行なうこともでき
る。
から分離される。こうして、ストッパ内の入口弁及び出口弁が自動的に再び閉鎖
される。しかしながら、これは手動動作の速度に応じた短い時間をさらに必要と
することから、気体の一部が再びボトルから漏出し、最終的にボトル内の液体レ
ベルよりも上に、c.0.2〜0.5バールのわずかに小さい過剰圧力が樹立さ
れる。しかしながら、経験によると、ボトルからの残留酸素の除去と合わせて、
この過剰圧力は、少なくともワイン又はシャンペン又はスパークリングワインの
場合ボトルの中身の品質保存を達成するのに充分なものである。
。しかしながら実際には、3バール以上は必要でない。
ることができる。そのために必要なのは、ストッパの前端部から突出する弁胴4
3のボタン形延長部分43aを手で内向きに押すことだけであり、これを介して
、入口弁が開放し過剰圧力は、危険性もあらゆる妨害雑音もなく入口流路を通し
て減圧することができる。
くは窒素容器であってよい。作動シーケンスに必要とされる電気式制御機構4は
、非常に単純な手段で実現でき、当業者には、詳細な指示は全く必要でない。当
然のことながら、制御機構4は空気圧式であってもよく、その場合気体供給源は
空気圧式制御機構のための駆動力も提供できる。空気圧式制御機構の場合、制御
機構の作動シーケンスの引外し(入口弁及び通気弁の開放及び圧力制御式又は時
間制御式閉鎖)は、それ自体既知の要領でラム29と制御弁の機械的結合を介し
て実施できる。
の過剰圧力を維持する能力をもち、かくして少なくともその時間中ボトルの中身
の品質保存を保証することができる。
口弁の構造のみが図1及び2の実施形態と異なっている。バネ式弁胴43の代り
に、フローパイプ142の上端部に同軸的に移動可能な形でストッパ143が取
付けられている。ストッパ143には、バルブハウジング33の内向きに突出す
るフランジ34と連動しそれと共に入口弁を形成する密封用ディスク143bが
具備されている。フランジ34を通って突出するストッパ143のボタン形の延
長部分143aは、図1及び2に示された実施形態の弁胴43の対応する延長部
分43aと同じ機能をもつ。本発明の器具のこの実施形態のその他のコンポーネ
ントは全て、図1及び2に示されている実施形態のものと同一であり、従って同
じ参照記号が備えられている。
トの断面図である。
トの断面図である。
らびに該器具用のストッパ
の中身を保存するための器具及び、独立請求項11の包括的部分に従った該器具
内で使用するための飲料ボトル用のストッパに関する。
内に存在する酸素下で酸化し、結果として品質が急速に劣化する。シャンペンの
場合には、液体中に取り込まれた天然のCO2はさらに環境内に漏出し、同じく
最も望ましくないことであるが、シャンペンは気の抜けた状態になる。
シャンペン又はスパークリングワインのボトルに、一体化した逆止出口弁(ワイ
ンボトル向け又は一般にはいわゆる「非発泡性の」中身が入ったボトル向け)又
は一体化した逆止入口弁(シャンペン及びスパークリングワイン向け)のいずれ
かを有する特殊なストッパが具備され、部分的に満たされた飲料ボトルの中身を
保存するためのシステムを開示している。このシステムは、ボトルストッパをそ
れに接近させた場合に密に連絡した状態で結合され得る取付け用ヘッドを有して
いる。ワインボトルのためには、この取付け用ヘッドは、吸引ポンプに連結され
た排出ヘッドである。シャンペン及びスパークリングワインボトルのためには、
この取付け用ヘッドは、圧力ポンプに連結された充填ヘッドである。特殊な実施
形態においては、取付け用ヘッドは排出ヘッドであると同時に充填ヘッドでもあ
り、それに対応して、吸引ポンプ及び圧力ポンプに連結されている。特殊なスト
ッパが固定されているボトルを取付け用ヘッドに結合させた時点で、そのボトル
がワインボトルであるか又はシャンペン又はスパークリングワインボトルである
かに応じて、制御機構が吸引ポンプ又は圧力ポンプのいずれかを始動させ、ワイ
ンの場合には、ストッパ内に一体化された出口弁を介してボトルから空気を吸引
し、又シャンペン又はスパークリングワインの場合には、ストッパ内に一体化さ
れた入口弁を介してボトル内に空気又はCO2を圧入する。従って、ワイン又は
非発泡性の飲料の場合は大気圧より低い圧力が作り出され、シャンペン又はスパ
ークリングワインの場合には大気圧より高い圧力が作り出される。
の特殊なストッパで閉鎖された部分的に満たされたボトルの排出が手動ポンプを
用いて行なわれている、類似のただしさらに単純なものであるワイン又はその他
の非発泡性飲料専用のシステムを開示している。
保存するものの、これらは、特に高品質の需要に応えることができるものではな
い。
ボトルの中身の品質の保存を改善することにあり、そのねらいは特に、慣習的な
方法に比較して品質の保存期間を延長することのみならず、ボトルの開栓からす
でに起こるそれ自体不可避的な品質低下を可能なかぎり小さく保つことにある。
特に有利な実施形態及びさらなる形態は、従属請求項の主題である。
はかくして窒素又は類似の食品適合性のある気体でフラッシングされそれが満た
され、次にボトルは密閉され好ましくはわずかな過剰圧力下に保たれる。こうし
てボトル内の液体レベルの上にある残留酸素は可能なかぎり最小限におさえられ
、ボトルを最初に開栓した後の品質低下はかくして長い時間にわたってでさえほ
ぼ完全に防止される。
適しているのは、食品用品質の窒素N2である。窒素は、液体内に拡散すること
がなく、従って液体、ワイン又はシャンペンの味に影響を及ぼさない。窒素は充
分な量でかつ有利な条件で利用可能であり、危険性なく輸送及び貯蔵され得る。
身を保存するため従来のコルク栓に置換わることのできるボトルストッパを開示
している。このボトルストッパは、圧力下にある窒素の入った交換可能なカート
リッジを収納している。制御ボタンに圧力を加えることにより、ストッパ内の入
口弁は開放され、この入口弁を通ってカートリッジからボトル内に窒素が流出す
る。ボトル内の液体レベルより上に存在する空気はこれにより追出され、ストッ
パ内に具備された通気流路を通って外に導かれる。通気流路内には、通常の大気
圧下で閉じている過剰圧力弁が存在する。窒素で空気を置換することにより、ボ
トルの中身は保存される。
トッパを開示している。この場合、同様に交換可能な窒素圧力カートリッジは、
圧力調節装置及び入口パイプを介してストッパがネック内に挿入されるボトルの
内側と常時連絡した連結状態にあり、一方では液体レベルより上の空気を追出す
ためそして他方ではボトルの中身を引抜くために利用される過剰圧力をボトル内
に作り上げる。空気は、手で開くことのできる出口弁が備わった通気パイプを通
って漏出する。ボトル内の液体は、下方へボトルの底面まで達し手動操作できる
出口弁が中に存在する立上り管を通って流出する。
ボトルストッパは、部分的に満たされたボトルの中身を保存する能力をもつが、
ストッパとしては比較的複雑であり、従って一般的使用のためには経済的でない
。
ている少なくとも1つの特殊な形状で作られたストッパ及び全体としてEとして
呼称される充填装置を含んで成る。この充填装置はそれ自体、全体としてHと呼
ばれストッパSに適合された充填ヘッド、入口弁1、通気弁2、気体供給源3及
び2つのバルブ1及び2を制御するための電気制御機構4ならびにこの制御機構
と連動する圧力センサ4aを含んで成る。気体供給源3の代りに、気体供給源3
用の対応する連結部分のみが存在していてもよい。気体供給源は標準的に、典型
的には約140kPa(1.4バール)の作動圧力に調整される減圧弁3aの付い
た市販の窒素ボンベである。実際には、同一の充填装置Eと連動しうる任意の数
のストッパSが可能である。
て基本的に垂直となるような形で挿入されていて、かつ固定的に取付けされてい
るか又は取付け可能である取付けブロック20を含んで成る。その上端部で、充
填用パイプ10は、入口弁1を介して気体供給源3又は対応する連結部分と連絡
状態で連結されている(図2)。描写された使用位置に従ったその下端部で、充
填用パイプ10は、テーパがかった軸方向延長部分11を有する。延長部分11
内にはジョイントリング12が配置されている。
その下縁部に単数又は複数の開口部又は壁面陥凹部24を有する管状カラー23
が具備されている。カラー23の外周部には、ジョイントリング25が配置され
ている。
内径が充填用パイプ10の外径より大きいドリル孔26が存在する。取付けブロ
ックの上側には、通気弁2用の連結部分27が存在する。この連結部分27は、
斜めのドリル孔28を介してドリル孔26と連絡状態で連結されている。連結部
分27、斜めのドリル孔28及びドリル孔26の内部壁と充填用パイプ10の外
部壁は一緒に、取付けブロック20を貫通する1本の通気流路を形成する。通気
弁2は、連結部分27(図2)に連結されるか、又はその中に直接配置され、閉
鎖された時点で外部に対し通気流路を密封する。
れたラム29aを介して起動され得る電気スイッチ(マイクロスイッチ)29が
存在する。ラム29aは、取付けブロック20を貫通し、休止状態にあるとき、
取付けブロックの底面からわずかに突出する。スイッチ29は、ラム29aを内
側又は上へ摺動させることによって起動させられ、底面に対するラム29aのリ
セットは、スイッチ内に存在する戻しバネを通して行なわれ、重力の効果により
補助される。
孔底面内には、弾性材料で作られた管状ストッパ31が取付けられている。管状
ストッパ31には、その外周に、飲料ボトルFのネックの内部壁に密封する形で
密着する弾性の環状密封用リブ32が具備されている。弾性管状ストッパ31の
寸法は、当然、従来のワイン及びシャンペンボトルの寸法に適合されている。
の過剰圧力に起因するストッパの放出を防止するため、ストッパには、特殊な拘
束装置が具備されている。これらの拘束装置は、ベース本体30に固定されてい
る2つの比較的弾性のある湾曲部50及びこれら2つの湾曲部50を連結しそれ
らの間に締めつけられている2枚の板バネ51から成る。2つの湾曲部50の下
端部が半径方向に互いに接近すると、2枚の板ばね51は、それ自体例えば小銭
入れを見ればわかるように互いから離れるように曲がり、かくしてボトルネック
をそれらの間に通すことができる。2つの湾曲部50が解放された時点で、板バ
ネは部分的に再び弛緩し、かくしてボトルネックを通常そこに存在する環状隆起
部より下で密に包み込み、こうしてこれらの環状隆起部の後ろでストッパをつか
みかくしてそれをしっかりと保持する。ストッパを意識的に除去するためには、
2つの湾曲部50に対し圧力を加えることによって板バネを再び曲げる。図5を
見ればわかるように、使用位置における2枚の板バネ51の上縁部はぎざぎざに
なっており、かくしてこれらは、ボトルネックの環状隆起部にぴったり付いて、
しっかりした保持を提供する。
基本的に管状のバルブハウジング33が存在する。バルブハウジング33の下端
部には、フローパイプ42がしっかりと取付けられており、このパイプは、バル
ブハウジング33と連絡し、板バネ51のレベルよりもわずかに低いところまで
弾性ストッパ31を通ってボトルネック内へと突出している。フローパイプ42
の直径は弾性ストッパ31の内径よりもわずかに小さく、従って、環状流路45
はフローパイプ42と弾性ストッパ31の間で開放状態にとどまるようになって
いる。代替的には、弾性ストッパ31内に対応して軸方向に平行なストレート形
流路を具備することもできる。
4により上向きに圧迫された弁胴43が存在する。バルブハウジング33の内向
きに突出するフランジ34は、弁胴43に対応する部品である弁座を形成する。
弁胴43は、フランジ34を通って、わずかに小さい直径をもつ円筒形延長部分
43aを伴ってフランジ前面に到達し、その前面からわずかに外へ突出する(休
止位置で)(図1)。円筒形延長部分43aの下で、弁胴は、フランジ34の弁
座部域と連動する円錐形区分をもつ。この円錐形区分の下で、弁胴は角柱状であ
り、例えば、弁胴とバルブハウジング33の内部壁の間でこの部域内で自由フロ
ー断面が開放状態にとどまるような形で正方形又は六辺形の断面を有する。
(図2)気体がそれを通って飲料ボトルF内に導入されうるような逆止弁として
作動する1つの入口弁を形成し、バルブハウジング33及びそれに固定されたフ
ローパイプ42は、中に入口弁が存在しその中を通って供給された気体が流れる
ストッパS内に通じる1つの入口流路を形成している。
30の内部壁の間に外側(上部)に向かって開放する環状流路41が存在し、こ
のすぐ下にはわずかに大きい直径をもつ環状流路39が存在する。バルブハウジ
ング33の外側には、2つの環状流路39及び41の異なる直径により形成され
た環状肩部と弁座として連動し、通常は閉鎖された状態で(図1)環状流路39
をその下にある環状流路41から分離しかつ開放状態(図2)では環状流路39
を環状流路41と連結する弾性弁体40が締めつけられている。
し、フローパイプ42の中には、同様に半径方向流路38が存在する。これらの
半径方向流路38及び37ならびに軸方向平行流路36は、弾性ストッパ31内
の環状流路45を弾性弁体40の下の環状流路39と連絡状態で連結している。
フローパイプ42の中の半径方向流路38、ベース本体30内の半径方向流路3
7、弁胴30内の軸方向に平行な流路36、環状流路39及び環状流路41は一
緒に、ストッパに通じる1本の出口流路を形成している。弾性弁体40により形
成された出口弁は通常(休止位置、図1)は出口流路を封鎖する。出口弁が外側
から開放されると(図2)、出口流路を通って飲料ボトルFの内側から空気又は
気体が漏出するか又は引抜かれ得る。2本の環状流路39及び41の間の環状肩
部は弾性弁体40よりもわずかに低いところにあることから、これは弾性的にわ
ずかな予応力が加わり、しっかりと密封する。ボトル内に過剰圧力が存在するや
否や、弁体40は、環状肩部に対してさらに一層強く圧迫された状態となり、こ
のことがさらに密封効果を高める。
由フロー断面があらゆる箇所で入口流路の最小自由フロー断面よりも好ましくは
2倍以上に大きくなるような寸法をもつ。
身を保存すべき部分的に満たされたワイン又はシャンペンボトルF上に置かれ、
弾性ストッパ31がボトルネック内に導入され、ここでこのストッパはその密封
用リブ32を用いて密封する形で不動化される(図1)。
方上部面が取付けブロック20に対面して存在するような形で適切な場所に固定
的に取付けられている充填ヘッドHに接近させられる。取付けブロック20のカ
ラー23はこのとき1方では環状流路41内に進入し、又他方では充填用パイプ
10の延長部分11がバルブハウジング33のフランジ34内に進入する。ラム
29aはさらに上向きにシフトされ、このことがスイッチ29を起動させる(図
2)。
方向ジョイントリング25は、ストッパS内の環状流路41の外部壁と密着する
。
を下向きに圧迫し、かくしてストッパSの出口弁を開放する。
向き及び内向きに圧迫し、かくしてストッパSの入口弁を開放する。
結状態にあり、環境に対し密封されている。同様に、ストッパS内の入口流路及
び充填用パイプ10は連絡した形で連結され、環境に対し密封されている。
って引外された制御機構4はこのとき入口弁1及び通気弁2を同時に開放する。
このとき、気体供給源3から又は対応する連結部分から、約100kPa(1バー
ル)、好ましくは約140kPa(1.4バール)の比較的小さい過剰圧力下にあ
る窒素又はもう1つの食品適合性のある気体が、充填用パイプ10及びストッパ
Sの入口流路を通ってボトルF内に流れ込む。同時に、ボトル内へ流れ込む気体
は、ボトル内にある気体通常は酸素含有周囲空気を、ストッパS内の出口流路を
介して及び充填ヘッド内の通気流路を介して環境内へと追い出す。例えば約5秒
といった第1のタイムスパンの後、制御機構4は通気弁2を閉じる。入口弁1は
なおも開放していることから、気体はボトル内に流入し続け、かくして、ボトル
内にわずかな過剰圧力を打ち立て、これは圧力センサ4aにより記録され制御機
構4に伝送される。通常さらにもう1秒後にそうであるように例えば約80kPa
(0.8バール)といったような予め設定された所要圧力に達した時点で、入口
弁1は再び制御機構4により閉鎖される。代替的には、入口弁1の閉鎖を、制御
機構4により時間制御式で行なうこともできる。
から分離される。こうして、ストッパ内の入口弁及び出口弁が自動的に再び閉鎖
される。しかしながら、これは手動動作の速度に応じた短い時間をさらに必要と
することから、気体の一部が再びボトルから漏出し、最終的にボトル内の液体レ
ベルよりも上に、c.20〜50kPa(0.2〜0.5バール)のわずかに小さ
い過剰圧力が樹立される。しかしながら、経験によると、ボトルからの残留酸素
の除去と合わせて、この過剰圧力は、少なくともワイン又はシャンペン又はスパ
ークリングワインの場合ボトルの中身の品質保存を達成するのに充分なものであ
る。
。しかしながら実際には、300kPa(3バール)以上は必要でない。
ることができる。そのために必要なのは、ストッパの前端部から突出する弁胴4
3のボタン形延長部分43aを手で内向きに押すことだけであり、これを介して
、入口弁が開放し過剰圧力は、危険性もあらゆる妨害雑音もなく入口流路を通し
て減圧することができる。
くは窒素容器であってよい。作動シーケンスに必要とされる電気式制御機構4は
、非常に単純な手段で実現でき、当業者には、詳細な指示は全く必要でない。当
然のことながら、制御機構4は空気圧式であってもよく、その場合気体供給源は
空気圧式制御機構のための駆動力も提供できる。空気圧式制御機構の場合、制御
機構の作動シーケンスの引外し(入口弁及び通気弁の開放及び圧力制御式又は時
間制御式閉鎖)は、それ自体既知の要領でラム29と制御弁の機械的結合を介し
て実施できる。
2〜3バール)の一定の過剰圧力を維持する能力をもち、かくして少なくともそ
の時間中ボトルの中身の品質保存を保証することができる。
口弁の構造のみが図1及び2の実施形態と異なっている。バネ式弁胴43の代り
に、フローパイプ142の上端部に同軸的に移動可能な形でストッパ143が取
付けられている。ストッパ143には、バルブハウジング33の内向きに突出す
るフランジ34と連動しそれと共に入口弁を形成する密封用ディスク143bが
具備されている。フランジ34を通って突出するストッパ143のボタン形の延
長部分143aは、図1及び2に示された実施形態の弁胴43の対応する延長部
分43aと同じ機能をもつ。本発明の器具のこの実施形態のその他のコンポーネ
ントは全て、図1及び2に示されている実施形態のものと同一であり、従って同
じ参照記号が備えられている。
Claims (15)
- 【請求項1】 入口流路(33、42)及びその中に配置されかつ休止状態
にあるとき閉鎖される逆止弁である入口弁(34、43)を備えた飲料ボトル(
F)用ストッパ(S)と、充填ヘッド(H)及び気体供給源(3)を備えている
か又はかかる気体供給源に連結され得る充填装置(E)とを備えた、部分的に満
たされた飲料ボトルの中身を保存するための器具において、前記充填ヘッド(H
)に対し該ストッパ(S)を連絡状態で結合させることができ、前記充填装置(
E)を用いてストッパ(S)の入口弁(34、43)を通して充填ヘッド(H)
を介し、飲料ボトル(F)内に気体を導入することができ、前記充填ヘッド(H
)はストッパ(S)が結合されているとき入口弁(34、43)を開放し、スト
ッパ(S)には出口流路(45、38、37、36、39、41)及びその中に
配置され休止状態にあるとき閉鎖された逆止弁である出口弁(40)が具備され
ていることと、充填ヘッド(H)はストッパ(S)が結合された時点で出口弁(
40)を開放するように装備されていることと、充填ヘッド(H)内には、通気
弁(2)を介して閉鎖され得かつストッパ(S)が充填ヘッド(H)に結合され
た時点でストッパ(S)の出口流路(45、38、37、36、39、41)に
対し連絡状態で連結される通気用流路(26、27)が具備されていることと、
充填ヘッド(H)に対するストッパ(S)の結合中又はその後に、第1のタイム
スパンにわたり出口弁(40)を開放する制御機構(4)が具備されており、飲
料ボトル(F)の内部は出口流路(45、38、37、36、39、41)、通
気用流路(26、27)及び通気弁(2)を介して外部と連絡されていることと
を特徴とする部分的に満たされた飲料ボトルの中身を保存するための器具。 - 【請求項2】 充填装置(E)に入口弁(1)が備わっていること及び、充
填ヘッド(H)に対するストッパ(S)の結合中又はその後に、制御機構(4)
が第2のタイムスパンにわたり入口弁(1)を開放し、飲料ボトル(F)内に導
入されるべき気体が、気体供給源(3)から入口弁(1)、充填ヘッド(H)及
びストッパ(S)を介して飲料ボトル(F)内まで流れることを特徴とする請求
項1に記載の器具。 - 【請求項3】 制御機構(4)が入口弁(1)及び通気弁(2)を基本的に
同時に開放する、請求項2に記載の器具。 - 【請求項4】 通気弁(2)が開放されている第1のタイムスパンが、入口
弁(1)が開放されている第2のタイムスパンよりも短かいことを特徴とする請
求項2又は3のいずれかに記載の器具。 - 【請求項5】 気体が窒素であるか又はもう1つの食品適合性のある気体で
あることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の器具。 - 【請求項6】 気体が1バール好ましくは約0.8バールまでの範囲内のわ
ずかな過剰圧力下にあることを特徴とする請求項5に記載の器具。 - 【請求項7】 第1のタイムスパンが約5秒であることを特徴とする請求項
1〜6のいずれか1項に記載の器具。 - 【請求項8】 第2のタイムスパンが約6秒であることを特徴とする請求項
2〜7のいずれか1項に記載の器具。 - 【請求項9】 制御機構(4)と連動する圧力センサ(4a)が飲料ボトル
内の圧力用に具備されていること及び、制御機構(4)は、飲料ボトル内の圧力
が予め定められた好ましくは制御可能な所要圧力に達した時点で入口弁(1)を
閉鎖することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の器具。 - 【請求項10】 ストッパ(S)には、飲料ボトル(F)に対するその固定
を保証するべく特に弾性装置(50、51)が具備されていることを特徴とする
請求項1〜9のいずれか1項に記載の器具。 - 【請求項11】 入口流路(33、42)及び中に配置され休止状態にある
とき逆止弁でありかつ外側から開放できる入口弁(34、43)を伴う飲料ボト
ル用ストッパにおいて、出口流路(45、38、37、36、39、41)及び
その中に配置され休止状態にあるとき逆止弁でありかつ外側から開放できる出口
弁(40)を有することを特徴とするストッパ。 - 【請求項12】 入口流路(33、42)と連絡しているか又はその一部分
であり、かつ飲料ボトル(F)のネックの中へ突出しているフローパイプ(42
)を有することを特徴とする請求項11に記載のストッパ。 - 【請求項13】 出口弁の弁胴が好ましくは予応力を受けた弾性環状ディス
ク(40)であることを特徴とする請求項11又は12のいずれかに記載のスト
ッパ。 - 【請求項14】 飲料ボトル(F)へのその固定を保証するための弾性装置
(50、51)が特に具備されていることを特徴とする請求項11〜13のいず
れか1項に記載のストッパ。 - 【請求項15】 飲料ボトル内の液体レベルより上の気体体積を窒素又はも
う1つの食品適合性のある気体でフラッシングしこの気体をこの体積に充填しか
つ好ましくはこれを約0.2〜3バールのわずかな過剰圧力下に保つことを特徴
とする、部分的に満たされた飲料ボトルの中身を保存するためのプロセス。
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