JPH11333270A - 液体濃縮装置 - Google Patents
液体濃縮装置Info
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- JPH11333270A JPH11333270A JP11032805A JP3280599A JPH11333270A JP H11333270 A JPH11333270 A JP H11333270A JP 11032805 A JP11032805 A JP 11032805A JP 3280599 A JP3280599 A JP 3280599A JP H11333270 A JPH11333270 A JP H11333270A
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- piston
- gas introduction
- introduction element
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
- B01F23/236—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids specially adapted for aerating or carbonating beverages
- B01F23/2361—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids specially adapted for aerating or carbonating beverages within small containers, e.g. within bottles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F33/00—Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
- B01F33/50—Movable or transportable mixing devices or plants
- B01F33/501—Movable mixing devices, i.e. readily shifted or displaced from one place to another, e.g. portable during use
- B01F33/5014—Movable mixing devices, i.e. readily shifted or displaced from one place to another, e.g. portable during use movable by human force, e.g. kitchen or table devices
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作が簡単で、損傷の危険性を伴うことなく
瓶等の容器の着脱を問題なくおこなえるガスを用いる液
体濃縮装置を提供する。 【解決手段】 ガス導入エレメント(38)が停止状態
(図2)と作動状態(図4)の間で移動可能に配設さ
れ、停止状態では容器(4)内の液体の液面(96)の
外側および/または少なくとも該容器の外側に該エレメ
ントが位置し、作動状態では該エレメントの少なくとも
一部が液中に位置することを特徴とする液体濃縮装置。
瓶等の容器の着脱を問題なくおこなえるガスを用いる液
体濃縮装置を提供する。 【解決手段】 ガス導入エレメント(38)が停止状態
(図2)と作動状態(図4)の間で移動可能に配設さ
れ、停止状態では容器(4)内の液体の液面(96)の
外側および/または少なくとも該容器の外側に該エレメ
ントが位置し、作動状態では該エレメントの少なくとも
一部が液中に位置することを特徴とする液体濃縮装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス源(特に少
なくとも1個のガス保有ガスカートリッジ)との接続手
段、およびガス源接続手段へ接続可能なエレメントであ
って液体用容器内に存在する液体中へガスを導入するた
めの少なくとも1個のガス導入エレメントを具有する、
液体用容器内に詰められた液体(特に飲料)のガス(特
にCO2)を用いる濃縮装置に関する。
なくとも1個のガス保有ガスカートリッジ)との接続手
段、およびガス源接続手段へ接続可能なエレメントであ
って液体用容器内に存在する液体中へガスを導入するた
めの少なくとも1個のガス導入エレメントを具有する、
液体用容器内に詰められた液体(特に飲料)のガス(特
にCO2)を用いる濃縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は既知であり、多様な形態
のものが使用に供されている。これに関連する特許文献
としては、例えば、DE2461373A1、EP00
00813A1、WO81/01945、WO82/0
3751、WO84/00671、WO84/0402
4およびDE3533335A1の各明細書を挙げるこ
とができる。
のものが使用に供されている。これに関連する特許文献
としては、例えば、DE2461373A1、EP00
00813A1、WO81/01945、WO82/0
3751、WO84/00671、WO84/0402
4およびDE3533335A1の各明細書を挙げるこ
とができる。
【0003】一般にこの種の装置は液体を保有する瓶を
収容するための空間を有するハウジングを具備する。こ
の空間は安全上の理由からドアによって閉鎖される。こ
の空間の上部には通常は槍状の形態を有するガス導入エ
レメントが配設されており、該エレメントの頭部は瓶を
組み込んだ状態では瓶内に存在する液体中まで延びる。
収容するための空間を有するハウジングを具備する。こ
の空間は安全上の理由からドアによって閉鎖される。こ
の空間の上部には通常は槍状の形態を有するガス導入エ
レメントが配設されており、該エレメントの頭部は瓶を
組み込んだ状態では瓶内に存在する液体中まで延びる。
【0004】既知の装置においては、瓶の固定機構は不
必要に複雑であり、時間がかかり、また、装置が損傷し
やすいという難点がある。装置の構造形態をできるだけ
小さくしてコンパクトにするためには、ハウジング内の
瓶収容用空間は非常に制限される。従って、ハウジング
の上部に配設されたガス導入エレメントが瓶のくびによ
って包囲されると共に該エレメントの頭部が組み込み状
態において瓶の内部へ延びることを保証するためには、
一方では、ハウジングの高さ制限から瓶を傾斜させなけ
ればならず、他方では、十分な正確さと慎重さで瓶を取
り扱わなければならない。装置の作動状態においてガス
導入エレメントの自由端が液中へ実際に沈むことを保証
するためには、液体を実質上瓶のくびのところまで詰め
なければならないので、装置の操作はさらに困難とな
る。このような状況下において、瓶の重量増加によって
瓶は取り扱いにくくなる。さらにまた、瓶の脱着操作に
おいては、液体が気づかずにこぼれる危険性が常にあ
る。
必要に複雑であり、時間がかかり、また、装置が損傷し
やすいという難点がある。装置の構造形態をできるだけ
小さくしてコンパクトにするためには、ハウジング内の
瓶収容用空間は非常に制限される。従って、ハウジング
の上部に配設されたガス導入エレメントが瓶のくびによ
って包囲されると共に該エレメントの頭部が組み込み状
態において瓶の内部へ延びることを保証するためには、
一方では、ハウジングの高さ制限から瓶を傾斜させなけ
ればならず、他方では、十分な正確さと慎重さで瓶を取
り扱わなければならない。装置の作動状態においてガス
導入エレメントの自由端が液中へ実際に沈むことを保証
するためには、液体を実質上瓶のくびのところまで詰め
なければならないので、装置の操作はさらに困難とな
る。このような状況下において、瓶の重量増加によって
瓶は取り扱いにくくなる。さらにまた、瓶の脱着操作に
おいては、液体が気づかずにこぼれる危険性が常にあ
る。
【0005】ドイツ国特許出願DE2461373A1
明細書には前述のタイプの装置が記載されており、この
装置においては、ハウジングの上部にガス導入エレメン
トを有する旋回可能な詰め込みヘッドが配設される。こ
の詰め込みヘッドには保護管が固定されており、該保護
管の内径は使用する瓶の外径と一致する。保護管の下部
端は開放しており、この開放端を介して瓶が組み込まれ
る。ハウジングの下部には高さ調整可能な搬送皿が配設
される。瓶を組み込むためには、固定された詰め込みヘ
ッドと共に保護管を振り洗いした後、保護管の開放下部
端を通して瓶を組み込む。この場合、保護管によって瓶
のくびはガス導入エレメントに対する正しい方向へ導か
れる。次いで、保護管をハウジングの方へ旋回させ、こ
れによって瓶を搬送皿上へ位置させる。搬送皿を上昇さ
せて瓶を詰め込みヘッドに押し当て、ガス導入エレメン
トを瓶のくびを通して瓶内に存在する液体中へ浸す。こ
のような構造によってガス導入エレメント方向への瓶の
くびの簡単で正確な位置決めが可能となるが、すでに詰
め込まれた液体に起因して比較的重い瓶が保護管の旋回
中に搬送皿から落下しないように注意しなければならな
い。このことはこの既知の装置の作動前の内部への旋回
中と作動後の外部への旋回中の場合にもあてはまる。こ
のような理由から、既知の装置は依然として操作が困難
で取り扱いにくいという難点がある。
明細書には前述のタイプの装置が記載されており、この
装置においては、ハウジングの上部にガス導入エレメン
トを有する旋回可能な詰め込みヘッドが配設される。こ
の詰め込みヘッドには保護管が固定されており、該保護
管の内径は使用する瓶の外径と一致する。保護管の下部
端は開放しており、この開放端を介して瓶が組み込まれ
る。ハウジングの下部には高さ調整可能な搬送皿が配設
される。瓶を組み込むためには、固定された詰め込みヘ
ッドと共に保護管を振り洗いした後、保護管の開放下部
端を通して瓶を組み込む。この場合、保護管によって瓶
のくびはガス導入エレメントに対する正しい方向へ導か
れる。次いで、保護管をハウジングの方へ旋回させ、こ
れによって瓶を搬送皿上へ位置させる。搬送皿を上昇さ
せて瓶を詰め込みヘッドに押し当て、ガス導入エレメン
トを瓶のくびを通して瓶内に存在する液体中へ浸す。こ
のような構造によってガス導入エレメント方向への瓶の
くびの簡単で正確な位置決めが可能となるが、すでに詰
め込まれた液体に起因して比較的重い瓶が保護管の旋回
中に搬送皿から落下しないように注意しなければならな
い。このことはこの既知の装置の作動前の内部への旋回
中と作動後の外部への旋回中の場合にもあてはまる。こ
のような理由から、既知の装置は依然として操作が困難
で取り扱いにくいという難点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前述のタイ
プの装置の操作を簡単化することによって、装置の損傷
の危険性を伴うことなく瓶のような液体用容器を問題な
く組み込める液体濃縮装置を提供するためになされたも
のである。
プの装置の操作を簡単化することによって、装置の損傷
の危険性を伴うことなく瓶のような液体用容器を問題な
く組み込める液体濃縮装置を提供するためになされたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明は、ガス源
(特に少なくとも1個のガス保有ガスカートリッジ)と
の接続手段、およびガス源接続手段へ接続可能なエレメ
ントであって液体用容器内に存在する液体中へガスを導
入するための少なくとも1個のガス導入エレメントを具
有する、液体用容器(特に瓶)内に詰められた液体(特
に飲料)のガス(特にCO2)を用いる濃縮装置におい
て、ガス導入エレメントが停止状態と作動状態の間で移
動可能に配設され、該停止状態においては該ガス導入エ
レメントは液体用容器内に存在する液体によって形成さ
れる液面の外側および/または少なくとも液体用容器の
実質上外側に位置し、該作動状態においては該ガス導入
エレメントの少なくとも一部分が液体用容器内に存在す
る液体中に沈むことを特徴とする液体濃縮装置に関す
る。
(特に少なくとも1個のガス保有ガスカートリッジ)と
の接続手段、およびガス源接続手段へ接続可能なエレメ
ントであって液体用容器内に存在する液体中へガスを導
入するための少なくとも1個のガス導入エレメントを具
有する、液体用容器(特に瓶)内に詰められた液体(特
に飲料)のガス(特にCO2)を用いる濃縮装置におい
て、ガス導入エレメントが停止状態と作動状態の間で移
動可能に配設され、該停止状態においては該ガス導入エ
レメントは液体用容器内に存在する液体によって形成さ
れる液面の外側および/または少なくとも液体用容器の
実質上外側に位置し、該作動状態においては該ガス導入
エレメントの少なくとも一部分が液体用容器内に存在す
る液体中に沈むことを特徴とする液体濃縮装置に関す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明によれば、液体用容器の装
着と離脱および装置の操作が簡素化される。本発明によ
れば、この簡素化は、ガス導入エレメントを停止状態と
作動状態との間で移動できるように配設すると共に装置
の駆動の開始前と終了後は停止状態にすることによって
達成される。従って、液体用容器の装着と離脱が妨げら
れることはない。この場合、液体用容器は装置内におい
て移動可能に配設されたガス導入エレメントと向かい合
わせに固定状態で配設されるので、装置の操作の利便性
はさらに高められる。例えば、ドイツ国特許出願DE2
461373A1明細書に記載されたような既知の装置
の場合においては液体用容器の装着と離脱のために必要
となる複雑な移動過程は本発明による装置においては不
要である。
着と離脱および装置の操作が簡素化される。本発明によ
れば、この簡素化は、ガス導入エレメントを停止状態と
作動状態との間で移動できるように配設すると共に装置
の駆動の開始前と終了後は停止状態にすることによって
達成される。従って、液体用容器の装着と離脱が妨げら
れることはない。この場合、液体用容器は装置内におい
て移動可能に配設されたガス導入エレメントと向かい合
わせに固定状態で配設されるので、装置の操作の利便性
はさらに高められる。例えば、ドイツ国特許出願DE2
461373A1明細書に記載されたような既知の装置
の場合においては液体用容器の装着と離脱のために必要
となる複雑な移動過程は本発明による装置においては不
要である。
【0009】ガス導入エレメントの移動に対して、液体
用容器を固定するための取り付け手段を配設するのが好
ましい。ガス導入エレメントを移動させるための駆動手
段を配設することによってガス導入エレメントの手動調
整を不要にするのが好ましく、このことは装置の操作の
利便性の点でも有利である。
用容器を固定するための取り付け手段を配設するのが好
ましい。ガス導入エレメントを移動させるための駆動手
段を配設することによってガス導入エレメントの手動調
整を不要にするのが好ましく、このことは装置の操作の
利便性の点でも有利である。
【0010】駆動手段はスプリング部材を具有するのが
好ましく、該部材はガス導入エレメントを停止状態へ移
行させるように機能する。従って、これによってガス導
入エレメントが停止状態にあることおよび駆動手段が作
動しないときは液体用容器の装着もしくは離脱のための
空間が空になることが常に保証される。
好ましく、該部材はガス導入エレメントを停止状態へ移
行させるように機能する。従って、これによってガス導
入エレメントが停止状態にあることおよび駆動手段が作
動しないときは液体用容器の装着もしくは離脱のための
空間が空になることが常に保証される。
【0011】現段階において特に好ましいと考えられる
実施態様においては、駆動手段は、作動状態のガス導入
エレメントと当接する第1の圧搾気式ピストン/シリン
ダー部材を具有しており、該部材のシリンダーはガス源
接続手段に連結されるのでガスによって調整される。こ
の実施態様においては、適当な方法により、液体中へ導
入するために供給されるガスも同時に駆動手段として利
用するので、付加的な駆動手段もしくはエネルギー源は
不要である。
実施態様においては、駆動手段は、作動状態のガス導入
エレメントと当接する第1の圧搾気式ピストン/シリン
ダー部材を具有しており、該部材のシリンダーはガス源
接続手段に連結されるのでガスによって調整される。こ
の実施態様においては、適当な方法により、液体中へ導
入するために供給されるガスも同時に駆動手段として利
用するので、付加的な駆動手段もしくはエネルギー源は
不要である。
【0012】上記の実施態様による構造は、第1ピスト
ン/シリンダー部材のピストンにガス導入エレメントを
固定的もしくは一体的に連結させることによってさらに
簡単化される。ガス導入エレメントは通常は管状もしく
は槍状の形態を有しており、その長手方向に沿って移動
可能に配設される。この場合、ガス導入エレメントが第
1ピストン/シリンダー部材のピストンの一部を成すよ
うにするのが好ましい。
ン/シリンダー部材のピストンにガス導入エレメントを
固定的もしくは一体的に連結させることによってさらに
簡単化される。ガス導入エレメントは通常は管状もしく
は槍状の形態を有しており、その長手方向に沿って移動
可能に配設される。この場合、ガス導入エレメントが第
1ピストン/シリンダー部材のピストンの一部を成すよ
うにするのが好ましい。
【0013】ガス導入エレメントがガス用入口、その作
動状態においてガスを液体中へ導入するための出口およ
び該入口と該出口を連結する流路を具有する別の実施態
様においては、ガス導入エレメントの入口は、該入口が
ガス導入エレメントの作動状態においてのみガス源接続
手段に連結されるような形態を有する。これによって、
一方では、ガス導入エレメントの停止状態においてガス
が流出しないことが保証され、また、一方では、ガス導
入エレメントの移動性を適当な方法によって利用するこ
とにより作動状態への移行時にガス源接続手段への連結
が可能となる。さらに、ガス導入エレメントの入口が、
ガス導入エレメントの停止状態および停止状態と作動状
態との間の実質上全ての移動状態において該入口が第1
ピストン/シリンダー部材のシリンダーの内部に気密状
で位置するような形態を有するのが好ましい。液体用容
器内が過圧になった場合に、ガス導入エレメントに起因
するガスの反動もしくは後方への漏出を防止するために
は逆止め弁を該エレメントに配設すべきであり、該弁は
出口と入口との間に圧力差が発生するときには閉鎖す
る。
動状態においてガスを液体中へ導入するための出口およ
び該入口と該出口を連結する流路を具有する別の実施態
様においては、ガス導入エレメントの入口は、該入口が
ガス導入エレメントの作動状態においてのみガス源接続
手段に連結されるような形態を有する。これによって、
一方では、ガス導入エレメントの停止状態においてガス
が流出しないことが保証され、また、一方では、ガス導
入エレメントの移動性を適当な方法によって利用するこ
とにより作動状態への移行時にガス源接続手段への連結
が可能となる。さらに、ガス導入エレメントの入口が、
ガス導入エレメントの停止状態および停止状態と作動状
態との間の実質上全ての移動状態において該入口が第1
ピストン/シリンダー部材のシリンダーの内部に気密状
で位置するような形態を有するのが好ましい。液体用容
器内が過圧になった場合に、ガス導入エレメントに起因
するガスの反動もしくは後方への漏出を防止するために
は逆止め弁を該エレメントに配設すべきであり、該弁は
出口と入口との間に圧力差が発生するときには閉鎖す
る。
【0014】現段階において特に好ましいと考えられて
いる別の好ましい実施態様、即ち、ガス導入エレメント
がガス用入口、作動状態においてガスを液内中へ送給す
る出口および該入口を該出口と接続する流路を具有する
実施形態においては、該入口がガス導入エレメントの作
動状態に関係なく永続的にガス源接続手段に接続され
る。この態様は特に簡単な構造を有する。この場合、ガ
ス導入エレメントの入口が該エレメントを作動させる第
1ピストン/シリンダー部材のシリンダーの空隙と連絡
するのが好ましい。ガス導入エレメントから該空隙内へ
供給されるガスによる圧力を、本発明によって移動可能
に配設されたガス導入エレメントの作動と移動に利用す
るためには、第1ピストン/シリンダー部材のシリンダ
ーの空隙に関する圧力作用方向を横切る断面積をガス導
入エレメントの入口の断面積よりも大きくしなければな
らない(この場合、該入口はいわば絞り弁として作用す
る)。
いる別の好ましい実施態様、即ち、ガス導入エレメント
がガス用入口、作動状態においてガスを液内中へ送給す
る出口および該入口を該出口と接続する流路を具有する
実施形態においては、該入口がガス導入エレメントの作
動状態に関係なく永続的にガス源接続手段に接続され
る。この態様は特に簡単な構造を有する。この場合、ガ
ス導入エレメントの入口が該エレメントを作動させる第
1ピストン/シリンダー部材のシリンダーの空隙と連絡
するのが好ましい。ガス導入エレメントから該空隙内へ
供給されるガスによる圧力を、本発明によって移動可能
に配設されたガス導入エレメントの作動と移動に利用す
るためには、第1ピストン/シリンダー部材のシリンダ
ーの空隙に関する圧力作用方向を横切る断面積をガス導
入エレメントの入口の断面積よりも大きくしなければな
らない(この場合、該入口はいわば絞り弁として作用す
る)。
【0015】出口の断面積もガス導入エレメント内に形
成された流路の断面積よりも小さくすることができ、該
出口は該流路に対して一定の絞り弁として機能する。
成された流路の断面積よりも小さくすることができ、該
出口は該流路に対して一定の絞り弁として機能する。
【0016】上記の装置はハウジングを具有しており、
該ハウジングの第1側部上には液体用容器の開口部が保
持される。この場合、ガス導入エレメントはハウジング
内に移動可能な状態で配設され、その作動状態において
は該第1側部から突出する。この「ハウジング」に関し
ては、通常はいわゆる導入ヘッドまたは該導入ヘッドの
ハウジングが重要である。
該ハウジングの第1側部上には液体用容器の開口部が保
持される。この場合、ガス導入エレメントはハウジング
内に移動可能な状態で配設され、その作動状態において
は該第1側部から突出する。この「ハウジング」に関し
ては、通常はいわゆる導入ヘッドまたは該導入ヘッドの
ハウジングが重要である。
【0017】このハウジングは空隙を有しており、該空
隙を通してガス導入エレメントが案内され、また、該空
隙は第2ピストン/シリンダー部材のピストンによって
制限される。該ピストンは通路口を有しており、該通路
内においては、ガス導入エレメントはピストンに向かっ
て移動可能な状態で気密状に延びて停止状態から気密状
態へ移行可能であり、また、該エレメントは液体用容器
の開口部がピストンによって包囲されるように該容器と
気密状態で接触可能である。第2ピストン/シリンダー
部材のピストンは液体用容器と接触可能な前部面上にパ
ッキング材を有するか、または、好ましくは環状パッキ
ングエレメントを具有する。この態様によれば、加圧下
で炭酸を液体中へ導入するための液体用容器の気密機構
としては構造的に特に簡単なものが得られる。
隙を通してガス導入エレメントが案内され、また、該空
隙は第2ピストン/シリンダー部材のピストンによって
制限される。該ピストンは通路口を有しており、該通路
内においては、ガス導入エレメントはピストンに向かっ
て移動可能な状態で気密状に延びて停止状態から気密状
態へ移行可能であり、また、該エレメントは液体用容器
の開口部がピストンによって包囲されるように該容器と
気密状態で接触可能である。第2ピストン/シリンダー
部材のピストンは液体用容器と接触可能な前部面上にパ
ッキング材を有するか、または、好ましくは環状パッキ
ングエレメントを具有する。この態様によれば、加圧下
で炭酸を液体中へ導入するための液体用容器の気密機構
としては構造的に特に簡単なものが得られる。
【0018】この実施態様の別の態様においては、第2
ピストン/シリンダー部材のピストンはスプリングの作
用によって停止状態に固定される。この態様は次の利点
をもたらす。即ち、第2ピストン/シリンダー部材の非
作動状態においてはピストンは常に停止状態にあるの
で、該ピストンを引き戻すことによって液体用容器の装
着または離脱を問題なくおこなうことができる。従っ
て、液体用容器の着脱が可能な状態に装置を常に維持す
ることができる。
ピストン/シリンダー部材のピストンはスプリングの作
用によって停止状態に固定される。この態様は次の利点
をもたらす。即ち、第2ピストン/シリンダー部材の非
作動状態においてはピストンは常に停止状態にあるの
で、該ピストンを引き戻すことによって液体用容器の装
着または離脱を問題なくおこなうことができる。従っ
て、液体用容器の着脱が可能な状態に装置を常に維持す
ることができる。
【0019】前記の空隙を液体用容器の内部空間と連絡
する連絡流路を少なくとも1つ配設するのが好ましい。
少なくとも1つの連絡流路を介して該空隙はその他の圧
力系と連絡するので、該空隙内の圧力はその他の圧力系
と同じ圧力となり、これによってピストンは液体用容器
のくびに押しつけられる。この態様においておこなわれ
る空隙と液体用容器の内部空間の間での圧力調整を付加
的もしくは択一的におこなうことによって液体用容器を
容易に離脱させることができる。少なくとも1つの連絡
流路は第2ピストン/シリンダー部材のピストンの表面
もしくは内部に形成させるのが好ましい。
する連絡流路を少なくとも1つ配設するのが好ましい。
少なくとも1つの連絡流路を介して該空隙はその他の圧
力系と連絡するので、該空隙内の圧力はその他の圧力系
と同じ圧力となり、これによってピストンは液体用容器
のくびに押しつけられる。この態様においておこなわれ
る空隙と液体用容器の内部空間の間での圧力調整を付加
的もしくは択一的におこなうことによって液体用容器を
容易に離脱させることができる。少なくとも1つの連絡
流路は第2ピストン/シリンダー部材のピストンの表面
もしくは内部に形成させるのが好ましい。
【0020】本発明の別の実施態様においては、ガス導
入エレメントの入口は実質上該エレメントの作動状態に
おいてのみ空隙と連絡する。この場合、該入口は、ガス
導入エレメントの作動状態において空隙内に位置する該
エレメントの一部分の内部において横方向に形成された
開口部から成るのが好ましい。この態様においては、別
々の圧力系、即ち、本発明によって移動可能に配設され
たガス導入エレメントを駆動させるための第1圧力系お
よびガスを液体中へ吹き込むための第2圧力系を使用す
る。従って、これらの圧力系は相互に別々に作動する。
この場合、別個の構造に基づく作動方法に応じて、ガス
導入エレメントが作動状態にあるときに液体中へのガス
の吹き込みが最初におこなわれるように作動する。連絡
流路を具有する場合には、該流路はピストンの気密(閉
鎖)状態のときのみ空隙を液体用容器の内部空間と連通
させる。また、該流路は逆止め弁を有しており、該弁は
空隙と液体用容器内部との間に圧力差が発生するときに
は該流路を閉鎖する。このような構成を採用することに
より、液体用容器内の圧力が空隙内の圧力に達したと
き、または作動終了後に炭酸を含む液体を保有する液体
用容器を離脱させるに際して空隙内の圧力が低下して液
体用容器内と空隙との間に対応する圧力差が発生すると
きに液体用容器の内部空間と空隙との間の圧力調整が可
能となる。従って、この機構は安全装置の役割をする。
入エレメントの入口は実質上該エレメントの作動状態に
おいてのみ空隙と連絡する。この場合、該入口は、ガス
導入エレメントの作動状態において空隙内に位置する該
エレメントの一部分の内部において横方向に形成された
開口部から成るのが好ましい。この態様においては、別
々の圧力系、即ち、本発明によって移動可能に配設され
たガス導入エレメントを駆動させるための第1圧力系お
よびガスを液体中へ吹き込むための第2圧力系を使用す
る。従って、これらの圧力系は相互に別々に作動する。
この場合、別個の構造に基づく作動方法に応じて、ガス
導入エレメントが作動状態にあるときに液体中へのガス
の吹き込みが最初におこなわれるように作動する。連絡
流路を具有する場合には、該流路はピストンの気密(閉
鎖)状態のときのみ空隙を液体用容器の内部空間と連通
させる。また、該流路は逆止め弁を有しており、該弁は
空隙と液体用容器内部との間に圧力差が発生するときに
は該流路を閉鎖する。このような構成を採用することに
より、液体用容器内の圧力が空隙内の圧力に達したと
き、または作動終了後に炭酸を含む液体を保有する液体
用容器を離脱させるに際して空隙内の圧力が低下して液
体用容器内と空隙との間に対応する圧力差が発生すると
きに液体用容器の内部空間と空隙との間の圧力調整が可
能となる。従って、この機構は安全装置の役割をする。
【0021】以下、本発明の好ましい実施例を添付図に
基づいて説明する。図1は炭酸含有液の濃縮装置の第1
態様を示す平面図である(該装置に接続されたガスカー
トリッジと安全弁も模式的に併記する)。図2は下部に
瓶が懸垂された図1に示す装置の縦断面図である(該装
置の注入槍は停止状態にある)。図3は注入槍が停止状
態と作動状態の間に位置する状態を示す図2の装置の縦
断面図である。図4は注入槍が作動状態にある図2の装
置の縦断面図である(フラッター弁は閉鎖状態にあ
る)。図5はフラッター弁が開放状態にある図2の装置
の縦断面図である。図6は炭酸含有液の濃縮装置の第2
態様を示す平面図である(該装置に接続されたガスカー
トリッジ、制御弁および安全弁も模式的に併記する)。
図7は下部に瓶が懸垂された図6に示す装置の縦断面図
である(該装置の注入槍は停止状態にある)。図8は注
入槍が停止状態と作動状態の間に位置する状態を示す図
7の装置の縦断面図である。図9は注入槍が作動状態に
ある図7の装置の縦断面図である。
基づいて説明する。図1は炭酸含有液の濃縮装置の第1
態様を示す平面図である(該装置に接続されたガスカー
トリッジと安全弁も模式的に併記する)。図2は下部に
瓶が懸垂された図1に示す装置の縦断面図である(該装
置の注入槍は停止状態にある)。図3は注入槍が停止状
態と作動状態の間に位置する状態を示す図2の装置の縦
断面図である。図4は注入槍が作動状態にある図2の装
置の縦断面図である(フラッター弁は閉鎖状態にあ
る)。図5はフラッター弁が開放状態にある図2の装置
の縦断面図である。図6は炭酸含有液の濃縮装置の第2
態様を示す平面図である(該装置に接続されたガスカー
トリッジ、制御弁および安全弁も模式的に併記する)。
図7は下部に瓶が懸垂された図6に示す装置の縦断面図
である(該装置の注入槍は停止状態にある)。図8は注
入槍が停止状態と作動状態の間に位置する状態を示す図
7の装置の縦断面図である。図9は注入槍が作動状態に
ある図7の装置の縦断面図である。
【0022】図1〜図5には、ガスを用いる液体濃縮装
置の第1の好ましい態様を示す。通常の場合、液体とし
ては液体用容器、特に瓶に詰められた飲料が対象とな
り、また、ガスとしては一般にCO2または炭酸を用い
る。従って、通常の場合、このような装置は飲用水泡立
て器の一部である。これらの図においては、飲用水泡立
て器の注入ヘッド(2)を示す。注入ヘッド(2)の下
部には、図2に示すように、瓶(4)がそのくびを介し
て懸垂される。図を見やすくするために、瓶(4)を収
容するためのハウジングは省略してある。
置の第1の好ましい態様を示す。通常の場合、液体とし
ては液体用容器、特に瓶に詰められた飲料が対象とな
り、また、ガスとしては一般にCO2または炭酸を用い
る。従って、通常の場合、このような装置は飲用水泡立
て器の一部である。これらの図においては、飲用水泡立
て器の注入ヘッド(2)を示す。注入ヘッド(2)の下
部には、図2に示すように、瓶(4)がそのくびを介し
て懸垂される。図を見やすくするために、瓶(4)を収
容するためのハウジングは省略してある。
【0023】図1にはガスカートリッジ(6)のヘッド
が模式的に示されており、該ヘッドから炭酸が供給され
る。ガスカートリッジ(6)のヘッドには、作動ボタン
(10)を有する手動弁(8)が配設される。作動ボタ
ン(10)を押すと、ガスはガスカートリッジ(6)か
ら第1ガス導管(12)内へ放出される。第1ガス導管
(12)は第2ガス導管(14)と第3ガス導管(1
6)にフォーク状に接続されており、第2ガス導管(1
4)は注入ヘッド(2)の第1ジョイント(18)と連
結し、第3ガス導管(16)は注入ヘッド(2)の第2
ジョイント(20)と連結する。図1から明らかなよう
に、注入ヘッド(2)には安全弁(22)が配設されて
おり、該弁を通して過圧時の操作の調整に応じてガスが
放出される。また、注入ヘッド(2)には第3ジョイン
ト(24)が配設されており、該ジョイントは、作動ボ
タン(30)を用いて手動操作可能な排気弁(28)に
接続された導管(26)と連結する。
が模式的に示されており、該ヘッドから炭酸が供給され
る。ガスカートリッジ(6)のヘッドには、作動ボタン
(10)を有する手動弁(8)が配設される。作動ボタ
ン(10)を押すと、ガスはガスカートリッジ(6)か
ら第1ガス導管(12)内へ放出される。第1ガス導管
(12)は第2ガス導管(14)と第3ガス導管(1
6)にフォーク状に接続されており、第2ガス導管(1
4)は注入ヘッド(2)の第1ジョイント(18)と連
結し、第3ガス導管(16)は注入ヘッド(2)の第2
ジョイント(20)と連結する。図1から明らかなよう
に、注入ヘッド(2)には安全弁(22)が配設されて
おり、該弁を通して過圧時の操作の調整に応じてガスが
放出される。また、注入ヘッド(2)には第3ジョイン
ト(24)が配設されており、該ジョイントは、作動ボ
タン(30)を用いて手動操作可能な排気弁(28)に
接続された導管(26)と連結する。
【0024】注入ヘッド(2)の縦断面を示す図2〜図
5から明らかなように、該注入ヘッドは下方のコップ状
部材(32)と上方の円筒状部材(34)から成る。円
筒状部材(34)の上部の自由端(34a)には第2ジ
ョイント(20)の入口開口部が形成される。円筒状部
材(34)は空隙(36)を包囲し、該空隙内において
は注入槍(38)の上部部材が円筒状部材の長手方向に
沿って移動可能に配設される。注入槍(38)は円形断
面を有しており、円筒状部材(34)とは共軸的に配設
される。注入槍(38)の最大部は円筒状部材(34)
の内径よりも小さい直径を有するので、注入槍(38)
の外部表面と円筒状部材(34)の内部表面の間には環
状断面を有するスリットが形成される。図2〜図5に示
す態様においては、注入槍(38)の上部端(38a)
はフランジ状に拡大しているので、その外径は円筒状部
材(34)の内径と実質上対応する。注入槍(38)の
上部端(38a)の外周には抑圧環(40)が配設さ
れ、該抑圧環は円筒状部材(34)の内部面上を気密状
態で摺動可能である。
5から明らかなように、該注入ヘッドは下方のコップ状
部材(32)と上方の円筒状部材(34)から成る。円
筒状部材(34)の上部の自由端(34a)には第2ジ
ョイント(20)の入口開口部が形成される。円筒状部
材(34)は空隙(36)を包囲し、該空隙内において
は注入槍(38)の上部部材が円筒状部材の長手方向に
沿って移動可能に配設される。注入槍(38)は円形断
面を有しており、円筒状部材(34)とは共軸的に配設
される。注入槍(38)の最大部は円筒状部材(34)
の内径よりも小さい直径を有するので、注入槍(38)
の外部表面と円筒状部材(34)の内部表面の間には環
状断面を有するスリットが形成される。図2〜図5に示
す態様においては、注入槍(38)の上部端(38a)
はフランジ状に拡大しているので、その外径は円筒状部
材(34)の内径と実質上対応する。注入槍(38)の
上部端(38a)の外周には抑圧環(40)が配設さ
れ、該抑圧環は円筒状部材(34)の内部面上を気密状
態で摺動可能である。
【0025】円筒状部材(34)の上部端(34a)の
内部面には内方向の段(42)が形成されており、図2
に示す状態では、該段には注入槍(38)の上部端(3
8a)が隣接し、該注入槍は停止状態にある。従って、
円筒状部材(34)の内部面上の段(42)は注入槍
(38)の上昇運動を制限するストッパーとして機能す
る。
内部面には内方向の段(42)が形成されており、図2
に示す状態では、該段には注入槍(38)の上部端(3
8a)が隣接し、該注入槍は停止状態にある。従って、
円筒状部材(34)の内部面上の段(42)は注入槍
(38)の上昇運動を制限するストッパーとして機能す
る。
【0026】円筒状部材(34)の内部面と注入槍(3
8)の間に形成されたスリット内には注入槍(38)を
包囲する螺旋状スプリング(44)が配設される。図2
〜図5に示す状態では、該螺旋状スプリング(44)の
上部端および下部端(該下部端は円筒状部材(34)の
下部端(34a)内に位置する)はそれぞれ注入槍(3
8)の拡大上部端(38a)および下部端(34b)の
内部面上に内方向に形成された段(46)によって支持
される。螺旋状スプリング(44)を圧力で引っ張るこ
とによって注入槍(38)は図2に示す停止状態まで引
っ張られ、該スプリングによってこの状態に保持され
る。
8)の間に形成されたスリット内には注入槍(38)を
包囲する螺旋状スプリング(44)が配設される。図2
〜図5に示す状態では、該螺旋状スプリング(44)の
上部端および下部端(該下部端は円筒状部材(34)の
下部端(34a)内に位置する)はそれぞれ注入槍(3
8)の拡大上部端(38a)および下部端(34b)の
内部面上に内方向に形成された段(46)によって支持
される。螺旋状スプリング(44)を圧力で引っ張るこ
とによって注入槍(38)は図2に示す停止状態まで引
っ張られ、該スプリングによってこの状態に保持され
る。
【0027】円筒状部材(34)の下部端(34b)は
開放しているので、段(46)は対応する開放通路を有
する。該通路は円筒状部材(34)に対して共軸状に配
設され、その内径は、円筒状部材(34)の下部端(3
4b)から突出する注入槍(38)の外径に対応する。
円筒状部材(34)の下部端(34b)内の段(46)
の内部面には抑圧環が包囲状に配設され、該抑圧環は注
入槍(38)の周囲を気密状態で摺動可能である。
開放しているので、段(46)は対応する開放通路を有
する。該通路は円筒状部材(34)に対して共軸状に配
設され、その内径は、円筒状部材(34)の下部端(3
4b)から突出する注入槍(38)の外径に対応する。
円筒状部材(34)の下部端(34b)内の段(46)
の内部面には抑圧環が包囲状に配設され、該抑圧環は注
入槍(38)の周囲を気密状態で摺動可能である。
【0028】図2〜図5に示す注入槍(38)の上部に
は長手方向を横断して貫通する横穿孔(50)が穿設さ
れる。該横穿孔はガスの導入口として機能し、注入槍
(38)の長手方向の流路(52)に分岐する。この流
路(52)は穿孔(54)に通じており、該穿孔(5
4)は注入槍(38)の長手方向に沿ってその内部に共
軸状に形成される。図2〜図5に示す穿孔(54)の上
部端においては、該穿孔と流路(52)の間に逆止め弁
(56)が配設される。図示する態様の場合には、該逆
止め弁は球形弁である。この逆止め弁(56)は、穿孔
(54)内の圧力が流路(52)の圧力よりも高くなる
ときに、流路(52)を閉鎖する。注入槍(38)の下
部端(38b)においては、流路(52)は比較的小さ
な口径を有する流出口(58)に通じる。
は長手方向を横断して貫通する横穿孔(50)が穿設さ
れる。該横穿孔はガスの導入口として機能し、注入槍
(38)の長手方向の流路(52)に分岐する。この流
路(52)は穿孔(54)に通じており、該穿孔(5
4)は注入槍(38)の長手方向に沿ってその内部に共
軸状に形成される。図2〜図5に示す穿孔(54)の上
部端においては、該穿孔と流路(52)の間に逆止め弁
(56)が配設される。図示する態様の場合には、該逆
止め弁は球形弁である。この逆止め弁(56)は、穿孔
(54)内の圧力が流路(52)の圧力よりも高くなる
ときに、流路(52)を閉鎖する。注入槍(38)の下
部端(38b)においては、流路(52)は比較的小さ
な口径を有する流出口(58)に通じる。
【0029】円筒状部材(34)の下部端(34b)に
はフランジ(60)が形成される。図から明らかなよう
に、該フランジは円筒状部材(34)の縦軸に対して直
角方向に延び、その直径は円筒状部材(34)の直径よ
りも大きい。この皿状フランジ(60)は注入ヘッド
(2)のコップ状部材(32)の上部を構成し、コップ
状のハウジング部材(62)に固定される。該ハウジン
グ部材は円筒状部材(34)と注入槍(38)に対して
共軸状に配設された実質的に円筒形の形態を有する。皿
状フランジ(60)と実質的に円筒形のハウジング部材
(62)は注入ヘッド(2)のコップ状部材(32)の
ハウジングを形成する。
はフランジ(60)が形成される。図から明らかなよう
に、該フランジは円筒状部材(34)の縦軸に対して直
角方向に延び、その直径は円筒状部材(34)の直径よ
りも大きい。この皿状フランジ(60)は注入ヘッド
(2)のコップ状部材(32)の上部を構成し、コップ
状のハウジング部材(62)に固定される。該ハウジン
グ部材は円筒状部材(34)と注入槍(38)に対して
共軸状に配設された実質的に円筒形の形態を有する。皿
状フランジ(60)と実質的に円筒形のハウジング部材
(62)は注入ヘッド(2)のコップ状部材(32)の
ハウジングを形成する。
【0030】実質的に円筒形のハウジング部材(62)
の内部にはピストン(64)が、注入槍(38)の移動
方向に移動可能に共軸状に配設される。このピストン
(64)はフランジ状上部(66)と該上部の下方に配
設されたスリーブ部材(68)から成る。該フランジ状
上部は実質的に円筒形のハウジング部材(62)の内径
に対応する外径を用する。該スリーブ状部材(68)は
実質的に円筒形のハウジング部材(62)の内径よりも
小さな外径および注入槍(38)の外径に対応する内径
を有し、該注入槍はスリーブ状部材(68)の穿孔を通
して案内される。ピストン(64)のスリーブ状部材
(68)および注入槍(38)は図示する態様において
は、図2の停止状態において注入槍(38)の下部端
(38b)がピストン(64)のスリーブ状部材(6
8)の自由端(68a)によって実質的に閉鎖されるよ
うな長さを有する。
の内部にはピストン(64)が、注入槍(38)の移動
方向に移動可能に共軸状に配設される。このピストン
(64)はフランジ状上部(66)と該上部の下方に配
設されたスリーブ部材(68)から成る。該フランジ状
上部は実質的に円筒形のハウジング部材(62)の内径
に対応する外径を用する。該スリーブ状部材(68)は
実質的に円筒形のハウジング部材(62)の内径よりも
小さな外径および注入槍(38)の外径に対応する内径
を有し、該注入槍はスリーブ状部材(68)の穿孔を通
して案内される。ピストン(64)のスリーブ状部材
(68)および注入槍(38)は図示する態様において
は、図2の停止状態において注入槍(38)の下部端
(38b)がピストン(64)のスリーブ状部材(6
8)の自由端(68a)によって実質的に閉鎖されるよ
うな長さを有する。
【0031】ピストン(64)のフランジ状上部(6
6)の外周には抑圧環(70)が配設される。該抑圧環
は実質的に円筒形のハウジング部材(62)の上部の内
面上を気密状に摺動可能である。ピストン(64)のフ
ランジ状上部(66)の下方においては、実質的に円筒
形のハウジング部材(62)の内部面上に環状突起(7
2)が形成される。該環状突起(72)は円筒状部材
(34)と注入槍(38)に対して共軸的に形成された
内部穿孔を有する。ピストン(64)のスリーブ状部材
(68)は該内部穿孔を通して案内される。環状突起
(72)の内部穿孔の内径はピストン(64)のスリー
ブ状部材(68)の外径に対応する。該穿孔を制限する
環状突起(72)の内部面には抑圧環(74)が包囲状
に配設される。該抑圧環はピストン(64)のスリーブ
状部材(68)の外周上を気密状態で摺動可能である。
6)の外周には抑圧環(70)が配設される。該抑圧環
は実質的に円筒形のハウジング部材(62)の上部の内
面上を気密状に摺動可能である。ピストン(64)のフ
ランジ状上部(66)の下方においては、実質的に円筒
形のハウジング部材(62)の内部面上に環状突起(7
2)が形成される。該環状突起(72)は円筒状部材
(34)と注入槍(38)に対して共軸的に形成された
内部穿孔を有する。ピストン(64)のスリーブ状部材
(68)は該内部穿孔を通して案内される。環状突起
(72)の内部穿孔の内径はピストン(64)のスリー
ブ状部材(68)の外径に対応する。該穿孔を制限する
環状突起(72)の内部面には抑圧環(74)が包囲状
に配設される。該抑圧環はピストン(64)のスリーブ
状部材(68)の外周上を気密状態で摺動可能である。
【0032】ピストン(64)のフランジ状上部(6
6)とその下部に位置する環状突起(72)の間には、
ピストン(64)のスリーブ状部材(68)を包囲する
螺旋状スプリング(76)が配設される。図2に示す停
止状態では、この螺旋状スプリング(76)はピストン
(64)を引っ張る。図2に示す停止状態においては、
螺旋状スプリング(76)の弛緩によりピストン(6
4)がさらに上昇移動することはない。あるいは、ピス
トン(64)のさらなる上昇移動を阻止するストッパー
を配設してもよい。この場合、ピストン(64)を停止
状態へ引っ張るために螺旋状スプリング(76)によっ
て加圧下で停止状態を維持することができる。
6)とその下部に位置する環状突起(72)の間には、
ピストン(64)のスリーブ状部材(68)を包囲する
螺旋状スプリング(76)が配設される。図2に示す停
止状態では、この螺旋状スプリング(76)はピストン
(64)を引っ張る。図2に示す停止状態においては、
螺旋状スプリング(76)の弛緩によりピストン(6
4)がさらに上昇移動することはない。あるいは、ピス
トン(64)のさらなる上昇移動を阻止するストッパー
を配設してもよい。この場合、ピストン(64)を停止
状態へ引っ張るために螺旋状スプリング(76)によっ
て加圧下で停止状態を維持することができる。
【0033】注入ヘッド(2)のコップ状部材(32)
の上部には実質的に気密状の空間(78)が形成され
る。該空間は皿状フランジ(60)、実質的に円筒形の
ハウジング(62)の上部およびピストン(64)のフ
ランジ状上部(66)によって制限される。気密状空間
(78)との連絡時には、フランジ(60)の外側もし
くは上側に固定された安全弁(22)は作動しない。フ
ランジ(60)内に形成された前述の第1ジョイント
(18)と第3ジョイント(24)も気密状の空間(7
8)に通ずる。
の上部には実質的に気密状の空間(78)が形成され
る。該空間は皿状フランジ(60)、実質的に円筒形の
ハウジング(62)の上部およびピストン(64)のフ
ランジ状上部(66)によって制限される。気密状空間
(78)との連絡時には、フランジ(60)の外側もし
くは上側に固定された安全弁(22)は作動しない。フ
ランジ(60)内に形成された前述の第1ジョイント
(18)と第3ジョイント(24)も気密状の空間(7
8)に通ずる。
【0034】注入槍(38)を案内する通路孔を制限す
るピストン(64)のスリーブ状部材(68)の内部面
には抑圧環(80)が包囲状に配設される。該抑圧環は
注入槍(38)の外周上を気密状に摺動可能である。
るピストン(64)のスリーブ状部材(68)の内部面
には抑圧環(80)が包囲状に配設される。該抑圧環は
注入槍(38)の外周上を気密状に摺動可能である。
【0035】ピストン(64)のスリーブ状部材(6
8)には連絡流路(82)が形成され、該流路は注入槍
(38)の移動方向に沿って、気密状の空間(78)に
通ずるその上部からその下部に向かって延びる。連絡流
路(82)がピストン(64)の上部において気密状空
間(78)に通ずる位置にはフラッター弁(84)が配
設される(図示するフラッター弁はゴム製盤である)。
8)には連絡流路(82)が形成され、該流路は注入槍
(38)の移動方向に沿って、気密状の空間(78)に
通ずるその上部からその下部に向かって延びる。連絡流
路(82)がピストン(64)の上部において気密状空
間(78)に通ずる位置にはフラッター弁(84)が配
設される(図示するフラッター弁はゴム製盤である)。
【0036】ピストン(64)のスリーブ状部材(6
8)の下部自由端(68a)においては、図2〜図5か
ら明らかなように、連絡流路(82)の外側にパッキン
グ材もしくは抑圧環(86)が配設される。
8)の下部自由端(68a)においては、図2〜図5か
ら明らかなように、連絡流路(82)の外側にパッキン
グ材もしくは抑圧環(86)が配設される。
【0037】図2〜図5から明らかなように、注入ヘッ
ド(2)のコップ状部材(32)のハウジング部材(6
2)の下側には瓶(4)のくび(90)が懸垂される。
瓶(4)のくび(90)は外側へ延びた包囲状フランジ
(92)を有しており、瓶(4)は該フランジを介して
ハウジング部材(62)の内側へ湾曲した下部端(9
4)の内部面上に載置される。ハウジング部材(62)
はその下部端(94)に瓶(4)のくび(90)を通過
させる割れ目を有する。この場合、瓶(4)のくび(9
0)の通過と注入ヘッド(2)のコップ状部材(32)
のハウジング部材(62)との連結は、例えば、銃剣シ
ステムを用いる方法によっておこなってもよく、あるい
は、例えば、瓶(4)のくび(90)を制動するために
横方向に配設されたホルダーもしくはホルダークランプ
を設置してもよい。図2から明らかなように、ピストン
(64)のスリーブ状部材(68)の下部端(68
a),抑圧環(86)および瓶(4)のくび(90)の
配置は、抑圧環(86)を組み込まれた瓶(4)のくび
(90)を同列にさせて連絡流路(82)が瓶(4)の
空間内へ通ずるようにしてもよい。
ド(2)のコップ状部材(32)のハウジング部材(6
2)の下側には瓶(4)のくび(90)が懸垂される。
瓶(4)のくび(90)は外側へ延びた包囲状フランジ
(92)を有しており、瓶(4)は該フランジを介して
ハウジング部材(62)の内側へ湾曲した下部端(9
4)の内部面上に載置される。ハウジング部材(62)
はその下部端(94)に瓶(4)のくび(90)を通過
させる割れ目を有する。この場合、瓶(4)のくび(9
0)の通過と注入ヘッド(2)のコップ状部材(32)
のハウジング部材(62)との連結は、例えば、銃剣シ
ステムを用いる方法によっておこなってもよく、あるい
は、例えば、瓶(4)のくび(90)を制動するために
横方向に配設されたホルダーもしくはホルダークランプ
を設置してもよい。図2から明らかなように、ピストン
(64)のスリーブ状部材(68)の下部端(68
a),抑圧環(86)および瓶(4)のくび(90)の
配置は、抑圧環(86)を組み込まれた瓶(4)のくび
(90)を同列にさせて連絡流路(82)が瓶(4)の
空間内へ通ずるようにしてもよい。
【0038】上記の第1態様の作動方法について以下に
説明する。図2に示す状態では、瓶(4)は前述の方法
によって注入ヘッド(2)に固定されて保持されてい
る。瓶(4)を注入ヘッド(2)に固定する前に瓶には
液体が詰められていなければならず、液面(96)は、
図に示すように、瓶(4)のくび(90)の下方近くに
位置させる。さらに、図2に示す状態では、装置全体に
は圧力は印加されておらず、ガスはガスカートリッジ
(6)から注入ヘッド(2)の内部へは導入されていな
い。従って、図2に示す状態では、注入槍(38)とピ
ストン(64)は停止状態にある。
説明する。図2に示す状態では、瓶(4)は前述の方法
によって注入ヘッド(2)に固定されて保持されてい
る。瓶(4)を注入ヘッド(2)に固定する前に瓶には
液体が詰められていなければならず、液面(96)は、
図に示すように、瓶(4)のくび(90)の下方近くに
位置させる。さらに、図2に示す状態では、装置全体に
は圧力は印加されておらず、ガスはガスカートリッジ
(6)から注入ヘッド(2)の内部へは導入されていな
い。従って、図2に示す状態では、注入槍(38)とピ
ストン(64)は停止状態にある。
【0039】作動ボタン(10)を押して手動弁(8)
を開くと(図1参照)、CO2はガスカートリッジ
(6)から手動弁(8)並びに第1ガス導管(12)、
第2ガス導管(14)および第3ガス導管(16)を通
って流出し、第1ジョイント(18)を経て注入ヘッド
(2)のコップ状部材(32)内の気密状空間(78)
内へ流入すると共に第2ジョイント(20)を経て円筒
状部材(34)の内部空間(36)内へ流入する。この
結果、ピストン(64)と注入槍(38)はCO2の圧
力によって動かされ、スプリング(76)および(4
4)の圧力に逆って瓶(4)の方向へ移動する。この場
合、スリーブ状部材(68)は抑圧環(86)と共に瓶
(4)のくび(90)と気密状に接触し、ピストン(6
4)は作動状態になる。この方法によって瓶(4)は密
閉され、さらに、空間(78)内に作用する圧力によっ
てフラッター弁(84)は閉鎖される。この状態を図3
に示す。
を開くと(図1参照)、CO2はガスカートリッジ
(6)から手動弁(8)並びに第1ガス導管(12)、
第2ガス導管(14)および第3ガス導管(16)を通
って流出し、第1ジョイント(18)を経て注入ヘッド
(2)のコップ状部材(32)内の気密状空間(78)
内へ流入すると共に第2ジョイント(20)を経て円筒
状部材(34)の内部空間(36)内へ流入する。この
結果、ピストン(64)と注入槍(38)はCO2の圧
力によって動かされ、スプリング(76)および(4
4)の圧力に逆って瓶(4)の方向へ移動する。この場
合、スリーブ状部材(68)は抑圧環(86)と共に瓶
(4)のくび(90)と気密状に接触し、ピストン(6
4)は作動状態になる。この方法によって瓶(4)は密
閉され、さらに、空間(78)内に作用する圧力によっ
てフラッター弁(84)は閉鎖される。この状態を図3
に示す。
【0040】図3に示す状態では、ピストン(64)は
作動状態に達しており、注入槍(38)は、その上部端
(38a)が第2ジョイント(20)を経て円筒状部材
(34)の空隙(36)内へ流入するガスによってさら
に移動することに起因して、図4に示す作動状態に達す
るまで瓶の方向へさらに移動する。図4に示す状態にお
いては、注入槍(38)の下部端(38b)は瓶(4)
の内部の液中に沈み、液面(96)の下方に位置する。
作動状態に達しており、注入槍(38)は、その上部端
(38a)が第2ジョイント(20)を経て円筒状部材
(34)の空隙(36)内へ流入するガスによってさら
に移動することに起因して、図4に示す作動状態に達す
るまで瓶の方向へさらに移動する。図4に示す状態にお
いては、注入槍(38)の下部端(38b)は瓶(4)
の内部の液中に沈み、液面(96)の下方に位置する。
【0041】この状態においては、注入槍(38)の上
部端(38a)および円筒状部材(34)の下部端(3
4b)内の段(46)の間の距離並びにピストン(6
4)のフランジ状上部(66)および環状突起(72)
の間の距離は、スプリング(44)および(76)の共
同押圧状態においてもこのような距離のための十分な場
所が確保されるように設定される。
部端(38a)および円筒状部材(34)の下部端(3
4b)内の段(46)の間の距離並びにピストン(6
4)のフランジ状上部(66)および環状突起(72)
の間の距離は、スプリング(44)および(76)の共
同押圧状態においてもこのような距離のための十分な場
所が確保されるように設定される。
【0042】さらに、この状態においては、注入槍(3
8)の上部部材は、第2ジョイント(20)を経て円筒
状部材(34)の空隙(36)内へ流入するガスによっ
て前述のようにして駆動されるピストンの機能を果た
す。
8)の上部部材は、第2ジョイント(20)を経て円筒
状部材(34)の空隙(36)内へ流入するガスによっ
て前述のようにして駆動されるピストンの機能を果た
す。
【0043】図2に示す注入槍(38)の停止状態およ
び図3に示す作動状態への移行においては、横穿孔(5
0)の開口部は注入槍(38)の周囲面上において、O
形の抑圧環(48)の作用に起因することなく外方向と
連絡せずに閉鎖されており、該横穿孔は図4に示す注入
槍(38)の作動状態においては、注入ヘッド(2)の
コップ状部材(32)内の気密状空間(78)と連絡す
るので、該空間(78)内に存在するガスおよび第1ジ
ョイント(18)を経てさらに流入するガスは横穿孔
(50)、分岐流路(52)、逆止め弁(56)および
穿孔(54)を経由して流出した後、注入槍(38)の
下部端(38b)上の流出口(58)から瓶(4)内の
液体中に達し、これによって瓶(4)内の液体には炭酸
が含まれるようになる。
び図3に示す作動状態への移行においては、横穿孔(5
0)の開口部は注入槍(38)の周囲面上において、O
形の抑圧環(48)の作用に起因することなく外方向と
連絡せずに閉鎖されており、該横穿孔は図4に示す注入
槍(38)の作動状態においては、注入ヘッド(2)の
コップ状部材(32)内の気密状空間(78)と連絡す
るので、該空間(78)内に存在するガスおよび第1ジ
ョイント(18)を経てさらに流入するガスは横穿孔
(50)、分岐流路(52)、逆止め弁(56)および
穿孔(54)を経由して流出した後、注入槍(38)の
下部端(38b)上の流出口(58)から瓶(4)内の
液体中に達し、これによって瓶(4)内の液体には炭酸
が含まれるようになる。
【0044】系全体が所望の圧力に達して瓶(4)内の
液体にガスカートリッジ(6)からの炭酸が含有された
後、手動弁(8)を閉じ、作動ボタン(30)を押して
排気弁(28)を開くと(図1参照)、空間(78)か
らのガスを第3ジョイント(24)を経て漏出させるこ
とができ、これによって空間(78)の内部の圧力は低
下する。この結果、瓶(4)の内部と空間(78)の間
に圧力差が発生する。排気過程を開始させるためには注
入槍(38)内に過圧が発生するので、逆止め弁(5
6)を短時間閉じることによって、流出口(58)、穿
孔(54)、流路(52)および空間(78)内の注入
槍(38)の横穿孔(50)を経て液体が流出すること
を防止する。瓶(4)の内部空間と空間(78)との間
の圧力差をなくすために、図5に示すように、フラッタ
ー弁(84)が自動的に開く。次いで、ピストン(6
4)は螺旋状スプリング(76)の作用によって図2に
示す停止状態へ復帰し、また、注入槍(38)は螺旋状
スプリング(44)の作用によって図2に示す停止状態
へ復帰するので、炭酸を含有する液体を保有する瓶
(4)を問題なく取り外すことができる。
液体にガスカートリッジ(6)からの炭酸が含有された
後、手動弁(8)を閉じ、作動ボタン(30)を押して
排気弁(28)を開くと(図1参照)、空間(78)か
らのガスを第3ジョイント(24)を経て漏出させるこ
とができ、これによって空間(78)の内部の圧力は低
下する。この結果、瓶(4)の内部と空間(78)の間
に圧力差が発生する。排気過程を開始させるためには注
入槍(38)内に過圧が発生するので、逆止め弁(5
6)を短時間閉じることによって、流出口(58)、穿
孔(54)、流路(52)および空間(78)内の注入
槍(38)の横穿孔(50)を経て液体が流出すること
を防止する。瓶(4)の内部空間と空間(78)との間
の圧力差をなくすために、図5に示すように、フラッタ
ー弁(84)が自動的に開く。次いで、ピストン(6
4)は螺旋状スプリング(76)の作用によって図2に
示す停止状態へ復帰し、また、注入槍(38)は螺旋状
スプリング(44)の作用によって図2に示す停止状態
へ復帰するので、炭酸を含有する液体を保有する瓶
(4)を問題なく取り外すことができる。
【0045】図6〜図9には、ガスを用いる液体濃縮装
置の第2の好ましい態様を示す。第2態様と図1〜図5
に示す第1態様との間には調整弁(100)の付加的な
ジョイントを有する注入ヘッド(2)上のガスカートリ
ッジ(6)の異なるジョイント並びに注入ヘッド(2)
の異なる構造および特に注入槍(38’)の異なる構造
の点で相違がある。以下においては第1態様と第2態様
との差異について詳述し、実質的に重複する点に関して
は詳しく言及せず、また、同じ部材等は同じ記号で示
す。
置の第2の好ましい態様を示す。第2態様と図1〜図5
に示す第1態様との間には調整弁(100)の付加的な
ジョイントを有する注入ヘッド(2)上のガスカートリ
ッジ(6)の異なるジョイント並びに注入ヘッド(2)
の異なる構造および特に注入槍(38’)の異なる構造
の点で相違がある。以下においては第1態様と第2態様
との差異について詳述し、実質的に重複する点に関して
は詳しく言及せず、また、同じ部材等は同じ記号で示
す。
【0046】図6に示すように、第2態様においてはガ
スカートリッジ(6)は1本のガス導管を介して注入ヘ
ッド(2’)に接続される。即ち、注入ヘッド(2’)
の第2ジョイント(20)へ導くガス導管(12)を介
して接続される。注入ヘッド(2’)の第1ジョイント
(18)は、第1態様の場合のようにガス導管(12)
と第2ジョイント(20)とは連絡せずに、ガス導管
(12)とは分離した調整弁(100)を有する接続導
管(14’)と連絡する。調整弁(100)は過剰ガス
を選択的に放出させることによって瓶(4)内の圧力を
調整する。
スカートリッジ(6)は1本のガス導管を介して注入ヘ
ッド(2’)に接続される。即ち、注入ヘッド(2’)
の第2ジョイント(20)へ導くガス導管(12)を介
して接続される。注入ヘッド(2’)の第1ジョイント
(18)は、第1態様の場合のようにガス導管(12)
と第2ジョイント(20)とは連絡せずに、ガス導管
(12)とは分離した調整弁(100)を有する接続導
管(14’)と連絡する。調整弁(100)は過剰ガス
を選択的に放出させることによって瓶(4)内の圧力を
調整する。
【0047】図7〜図9に示すように、この態様におい
ては、注入槍(38’)およびハウジング部材(62)
内のエレメントの一部は第1態様の場合とは異なる構造
を有する。第1態様の場合とは異なり、注入槍(3
8’)の流路(54’)内へのガス導入用入口(5
0’)は、注入槍の縦軸を横断して貫通する横穿孔とし
ては形成されておらず、円筒状部材(34)の空隙(3
6)を制限する注入槍(38’)の上部端(38a)の
前面(39)に形成される。従って、この態様において
は、入口(50’)は穿孔(54’)を空隙(36)と
連絡させる簡単な開口部を形成する。入口(50’)は
穿孔(54’)の開口部も形成し、穿孔(54’)と同
じ直径を有する。従って、第1態様の場合に存在する流
路(52)と逆止め弁(56)はない。
ては、注入槍(38’)およびハウジング部材(62)
内のエレメントの一部は第1態様の場合とは異なる構造
を有する。第1態様の場合とは異なり、注入槍(3
8’)の流路(54’)内へのガス導入用入口(5
0’)は、注入槍の縦軸を横断して貫通する横穿孔とし
ては形成されておらず、円筒状部材(34)の空隙(3
6)を制限する注入槍(38’)の上部端(38a)の
前面(39)に形成される。従って、この態様において
は、入口(50’)は穿孔(54’)を空隙(36)と
連絡させる簡単な開口部を形成する。入口(50’)は
穿孔(54’)の開口部も形成し、穿孔(54’)と同
じ直径を有する。従って、第1態様の場合に存在する流
路(52)と逆止め弁(56)はない。
【0048】さらにこの態様の場合には、注入ヘッド
(2’)のコップ状部材(32)の上部に形成された気
密状の空間であって、皿状フランジ(60)および実質
的に円筒形のハウジング部材(62)の上部並びにピス
トン(64)の上部(66)によって制限される空間
(78)内には螺旋状スプリング(79)が配設され、
該スプリングの上部端および下部端はそれぞれ皿状フラ
ンジ(60)およびピストン(64)の上部(66)と
隣接する。図示する第2態様の場合には、第1態様の場
合に存在したスプリングであって、ピストン(64)の
上部(66)およびその下方に位置する環状突起(7
2)の間に配設された螺旋状スプリング(76)はな
い。その代りに第2態様の場合には、円筒形のハウジン
グ部材(62)の内部には弾性突起(76’)が固定さ
れ、該突起上においてピストン(64)はそのフランジ
状上部(66)の下側を介して停止する。ハウジング部
材(62)と弾性突起(76’)が同じ材質、例えばプ
ラスチック製である場合には、弾性突起(76’)はハ
ウジング部材(62)の内側に弾性舌状体として一体的
に形成させるのが好ましい。
(2’)のコップ状部材(32)の上部に形成された気
密状の空間であって、皿状フランジ(60)および実質
的に円筒形のハウジング部材(62)の上部並びにピス
トン(64)の上部(66)によって制限される空間
(78)内には螺旋状スプリング(79)が配設され、
該スプリングの上部端および下部端はそれぞれ皿状フラ
ンジ(60)およびピストン(64)の上部(66)と
隣接する。図示する第2態様の場合には、第1態様の場
合に存在したスプリングであって、ピストン(64)の
上部(66)およびその下方に位置する環状突起(7
2)の間に配設された螺旋状スプリング(76)はな
い。その代りに第2態様の場合には、円筒形のハウジン
グ部材(62)の内部には弾性突起(76’)が固定さ
れ、該突起上においてピストン(64)はそのフランジ
状上部(66)の下側を介して停止する。ハウジング部
材(62)と弾性突起(76’)が同じ材質、例えばプ
ラスチック製である場合には、弾性突起(76’)はハ
ウジング部材(62)の内側に弾性舌状体として一体的
に形成させるのが好ましい。
【0049】この態様の場合には、ピストン(64)上
に位置する螺旋状スプリング(79)はピストン(6
4)を瓶(4)の方向へ引っ張り、ピストン(64)の
下方に配設された弾性突起(76’)は対応する逆圧を
ピストン(64)に及ぼして該ピストンを反対方向[従
って、第1態様の場合の螺旋状スプリング(76)のよ
うに停止位置の方向(図2参照)]へ引っ張る。従っ
て、第2態様の場合にはピストン(64)は上方の螺旋
状スプリング(79)と下方の弾性突起(76’)の間
に遊動状に配設される。
に位置する螺旋状スプリング(79)はピストン(6
4)を瓶(4)の方向へ引っ張り、ピストン(64)の
下方に配設された弾性突起(76’)は対応する逆圧を
ピストン(64)に及ぼして該ピストンを反対方向[従
って、第1態様の場合の螺旋状スプリング(76)のよ
うに停止位置の方向(図2参照)]へ引っ張る。従っ
て、第2態様の場合にはピストン(64)は上方の螺旋
状スプリング(79)と下方の弾性突起(76’)の間
に遊動状に配設される。
【0050】さらに第2態様の場合には、第1態様の場
合にはピストン(64)の上部において連絡流路(8
2)が気密状空間(78)に通ずる位置に配設されるフ
ラッター弁はない。従って、第2態様においては、気密
状空間(78)は連絡流路(82)を介して瓶(4)と
常に連絡する。
合にはピストン(64)の上部において連絡流路(8
2)が気密状空間(78)に通ずる位置に配設されるフ
ラッター弁はない。従って、第2態様においては、気密
状空間(78)は連絡流路(82)を介して瓶(4)と
常に連絡する。
【0051】第1態様の場合には、コップ状部材(3
2)の上部内の気密状空間(78)は第3ジョイント
(24)と導管(26)を介して手動で操作可能な排気
弁(28)に連結される。一方、第2態様の場合には,
気密状空間(78)はさらに第1ジョイント(18)と
連結導管(14’)を介して前述の調整弁(100)に
連結される。コップ状部材(32)の上部内の気密状空
間(78)は連結流路(82)を介して注入ヘッド
(2’)に連結された瓶(4)と常に連絡するので、気
密状空間(78)内の圧力は瓶(4)の内部の圧力と同
じ圧力となる。従って、第1ジョイント(18)と連結
導管(14’)を介して気密状空間(78)と連結され
た調整弁(100)にも同じ圧力が作用する。この圧力
が予め調整された設定値よりも高くなると、この態様の
場合には、調整弁(100)が開いて過圧が消失する。
これによって、気密状空間(78)および該空間と連結
流路(82)を介して連絡する瓶(4)の内部空間から
成る全系内の圧力(従って、瓶内の圧力)は低下して設
定圧力が保持される。
2)の上部内の気密状空間(78)は第3ジョイント
(24)と導管(26)を介して手動で操作可能な排気
弁(28)に連結される。一方、第2態様の場合には,
気密状空間(78)はさらに第1ジョイント(18)と
連結導管(14’)を介して前述の調整弁(100)に
連結される。コップ状部材(32)の上部内の気密状空
間(78)は連結流路(82)を介して注入ヘッド
(2’)に連結された瓶(4)と常に連絡するので、気
密状空間(78)内の圧力は瓶(4)の内部の圧力と同
じ圧力となる。従って、第1ジョイント(18)と連結
導管(14’)を介して気密状空間(78)と連結され
た調整弁(100)にも同じ圧力が作用する。この圧力
が予め調整された設定値よりも高くなると、この態様の
場合には、調整弁(100)が開いて過圧が消失する。
これによって、気密状空間(78)および該空間と連結
流路(82)を介して連絡する瓶(4)の内部空間から
成る全系内の圧力(従って、瓶内の圧力)は低下して設
定圧力が保持される。
【0052】前述の第2態様の作動について以下に詳述
する。図7に示す状態においては、予め液体が詰められ
た瓶(4)が注入ヘッド(2)に装着されている。この
場合、装置全体には圧力が印加されておらず、注入槍
(38’)とピストン(64)はいずれも停止状態にあ
る。図7から明らかなように、ピストン(64)の抑圧
環(86)と瓶(4)のくび(90)との間には加圧下
での連結はない。
する。図7に示す状態においては、予め液体が詰められ
た瓶(4)が注入ヘッド(2)に装着されている。この
場合、装置全体には圧力が印加されておらず、注入槍
(38’)とピストン(64)はいずれも停止状態にあ
る。図7から明らかなように、ピストン(64)の抑圧
環(86)と瓶(4)のくび(90)との間には加圧下
での連結はない。
【0053】作動ボタン(10)を押して手動弁(8)
を開くと(図6)、CO2はガスカートリッジ(6)か
ら手動弁(8)とガス導管(12)を通って流出し、第
2ジョイント(20)を経て円筒状部材(34)の内部
空間(36)内へ流入する。この結果、注入槍(3
8’)はその上部端(38a)の前面(39)上のCO
2の圧力に起因して移動し、図8に示すように、スプリ
ング(44)の圧力に逆って瓶(4)の方向へ移動す
る。
を開くと(図6)、CO2はガスカートリッジ(6)か
ら手動弁(8)とガス導管(12)を通って流出し、第
2ジョイント(20)を経て円筒状部材(34)の内部
空間(36)内へ流入する。この結果、注入槍(3
8’)はその上部端(38a)の前面(39)上のCO
2の圧力に起因して移動し、図8に示すように、スプリ
ング(44)の圧力に逆って瓶(4)の方向へ移動す
る。
【0054】同時に、CO2は円筒状部材(34)の内
部空間(36)から注入槍(38’)の上部端(38
a)上の前面(39)内の入口(50’)を通って注入
槍(38’)の穿孔(54)内へ流入し、次いで注入槍
(38)の下部端(38b)まで流れてゆき、流出口
(58)から流出する。図示する第2態様の場合、流出
口(58)の横断面または口径は穿孔(54’)の横断
面または直径よりも明らかに小さいのに対し、穿孔(5
4’)の横断面は注入槍(38’)の移動方向を横断す
る方向における円筒状部材(34)の空隙(36)の横
断面よりも小さいので、注入槍(38’)内の穿孔(5
4’)および特に流出口(58)は空隙(36)内へ流
入するCO2に対して絞りの作用を示す。このようにし
て、第2ジョイント(20)を経て空隙(36)内へ流
入するCO2(従って、空隙(36)内の圧力)は主と
して図7に示す停止状態から図9に示す作動状態への注
入槍(38’)の移動に寄与する。この場合、流出口
(58)から流出するガスの一部とこれによる圧力損失
はわずかであって、注入槍(38’)の移動には実質上
影響しない。
部空間(36)から注入槍(38’)の上部端(38
a)上の前面(39)内の入口(50’)を通って注入
槍(38’)の穿孔(54)内へ流入し、次いで注入槍
(38)の下部端(38b)まで流れてゆき、流出口
(58)から流出する。図示する第2態様の場合、流出
口(58)の横断面または口径は穿孔(54’)の横断
面または直径よりも明らかに小さいのに対し、穿孔(5
4’)の横断面は注入槍(38’)の移動方向を横断す
る方向における円筒状部材(34)の空隙(36)の横
断面よりも小さいので、注入槍(38’)内の穿孔(5
4’)および特に流出口(58)は空隙(36)内へ流
入するCO2に対して絞りの作用を示す。このようにし
て、第2ジョイント(20)を経て空隙(36)内へ流
入するCO2(従って、空隙(36)内の圧力)は主と
して図7に示す停止状態から図9に示す作動状態への注
入槍(38’)の移動に寄与する。この場合、流出口
(58)から流出するガスの一部とこれによる圧力損失
はわずかであって、注入槍(38’)の移動には実質上
影響しない。
【0055】CO2はガスカートリッジ(6)から円筒
状部材(34)の空隙(36)内へ流入し、瓶は図示さ
れていない機構によって持ち上げられるので、瓶のくび
(90)は図8に示すように、ピストン(64)の抑圧
環(86)と接触する。従って、ピストン(64)と瓶
(4)は気密状に連結される。この結果、注入槍(3
8’)の流出口(58)から流出するCO2は瓶(4)
内へは流入しないで、連絡流路(82)を経て注入ヘッ
ド(2’)のコップ状部材(32)内の気密状空間(7
8)内へ流入する。従って、気密状空間(78)内は瓶
(4)の内部と同じ圧力となる。
状部材(34)の空隙(36)内へ流入し、瓶は図示さ
れていない機構によって持ち上げられるので、瓶のくび
(90)は図8に示すように、ピストン(64)の抑圧
環(86)と接触する。従って、ピストン(64)と瓶
(4)は気密状に連結される。この結果、注入槍(3
8’)の流出口(58)から流出するCO2は瓶(4)
内へは流入しないで、連絡流路(82)を経て注入ヘッ
ド(2’)のコップ状部材(32)内の気密状空間(7
8)内へ流入する。従って、気密状空間(78)内は瓶
(4)の内部と同じ圧力となる。
【0056】注入槍(38’)が図9に示す作動状態に
達すると、円筒状部材(34)の空隙(36)内のCO
2はさらに流出しないので、第2ジョイント(20)を
経てCO2がさらに連続的に空隙(36)内へ流入する
場合には、空隙(36)、注入槍(38’)の穿孔(5
4’)、瓶(4)および気密状空間(78)から成る全
連絡系内の圧力は徐々に増大する。この場合、気密状空
間(78)内の圧力が弾性突起(76’)の張力に打ち
勝つまで増大する。この結果、弾性突起(76’)の張
力に逆ってピストン(64)のフランジ状上部(66)
を通って流れるガスによって該ピストンは瓶(4)のく
び(90)へより強く押圧される。このようにして、ピ
ストン(64)と瓶(4)の間の気密状連結は強化され
るので、瓶(4)と注入ヘッド(2’)の加圧下接触は
より高い圧力下で自動的に確保される。従って、ガス注
入中において瓶(4)からのガスの望ましくない漏出は
おこらない。
達すると、円筒状部材(34)の空隙(36)内のCO
2はさらに流出しないので、第2ジョイント(20)を
経てCO2がさらに連続的に空隙(36)内へ流入する
場合には、空隙(36)、注入槍(38’)の穿孔(5
4’)、瓶(4)および気密状空間(78)から成る全
連絡系内の圧力は徐々に増大する。この場合、気密状空
間(78)内の圧力が弾性突起(76’)の張力に打ち
勝つまで増大する。この結果、弾性突起(76’)の張
力に逆ってピストン(64)のフランジ状上部(66)
を通って流れるガスによって該ピストンは瓶(4)のく
び(90)へより強く押圧される。このようにして、ピ
ストン(64)と瓶(4)の間の気密状連結は強化され
るので、瓶(4)と注入ヘッド(2’)の加圧下接触は
より高い圧力下で自動的に確保される。従って、ガス注
入中において瓶(4)からのガスの望ましくない漏出は
おこらない。
【0057】系内の圧力が予め決められた設定値を越え
ると、調整弁(100)が開いて過剰のガスを流出さ
せ、これによって系内の圧力は低下して所望の設定圧力
が維持される。
ると、調整弁(100)が開いて過剰のガスを流出さ
せ、これによって系内の圧力は低下して所望の設定圧力
が維持される。
【0058】このようにして、全系内の圧力が所望の設
定値に維持されて瓶(4)内の液体に炭酸が含有された
後、第1態様の場合のように、手動弁(8)を閉じ、次
いで作動ボタン(30)を押して排気弁(28)を開
く。この結果、第3ジョイント(24)を経て空間(7
8)から流出するガスおよび連絡流路(32)を経て残
りの系から流出するガスは放出されるので、全系内の加
圧状態は解放される。この場合、弾性突起の作用に起因
してピストン(64)が図7に示す停止状態に達すると
共に螺旋状スプリング(44)の作用に起因して注入槍
(38)が図7に示す停止状態へ復帰すると、ピストン
(64)は瓶(4)のくび(90)を解放するので、炭
酸含有液体を保有する瓶(4)を注入ヘッド(2’)か
ら取り外すことができる。第2態様のその他の点は第1
態様の場合と同様にして操作することができる。
定値に維持されて瓶(4)内の液体に炭酸が含有された
後、第1態様の場合のように、手動弁(8)を閉じ、次
いで作動ボタン(30)を押して排気弁(28)を開
く。この結果、第3ジョイント(24)を経て空間(7
8)から流出するガスおよび連絡流路(32)を経て残
りの系から流出するガスは放出されるので、全系内の加
圧状態は解放される。この場合、弾性突起の作用に起因
してピストン(64)が図7に示す停止状態に達すると
共に螺旋状スプリング(44)の作用に起因して注入槍
(38)が図7に示す停止状態へ復帰すると、ピストン
(64)は瓶(4)のくび(90)を解放するので、炭
酸含有液体を保有する瓶(4)を注入ヘッド(2’)か
ら取り外すことができる。第2態様のその他の点は第1
態様の場合と同様にして操作することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、従来のガスを用いる液
体濃縮装置の操作を簡単化することができるので、該装
置の損傷の危険性を伴うことなく瓶等の液体用容器の着
脱を問題なくおこなうことができる。
体濃縮装置の操作を簡単化することができるので、該装
置の損傷の危険性を伴うことなく瓶等の液体用容器の着
脱を問題なくおこなうことができる。
【図1】 炭酸含有液の濃縮装置の第1態様を示す平面
図である(該装置に接続されたガスカートリッジと安全
弁も模式的に併記する)。
図である(該装置に接続されたガスカートリッジと安全
弁も模式的に併記する)。
【図2】 下部に瓶が懸垂された図1に示す装置の縦断
面図である(該装置の注入槍は停止状態にある)。
面図である(該装置の注入槍は停止状態にある)。
【図3】 注入槍が停止状態と作動状態の間に位置する
状態を示す図2の装置の縦断面図である。
状態を示す図2の装置の縦断面図である。
【図4】 注入槍が作動状態にある図2の装置の縦断面
図である(フラッター弁は閉鎖状態にある)。
図である(フラッター弁は閉鎖状態にある)。
【図5】 フラッター弁が開放状態にある図2の装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図6】 炭酸含有液の濃縮装置の第2態様を示す平面
図である(該装置に接続されたガスカートリッジ、制御
弁および安全弁も模式的に併記する)。
図である(該装置に接続されたガスカートリッジ、制御
弁および安全弁も模式的に併記する)。
【図7】 下部に瓶が懸垂された図6に示す装置の縦断
面図である(該装置の注入槍は停止状態にある)。
面図である(該装置の注入槍は停止状態にある)。
【図8】 注入槍が停止状態と作動状態の間に位置する
状態を示す図7の装置の縦断面図である。
状態を示す図7の装置の縦断面図である。
【図9】 注入槍が作動状態にある図7の装置の縦断面
図である。
図である。
4…液体用容器 6…ガスカートリッジ 12、14、16…接続手段 36、78…空隙 38、38’…ガス導入エレメント 50…入口 58…出口 52、54…流路 56、84…逆止め弁 60、62…ハウジング 64…ピストン 76、76’、79…スプリング 82…連絡流路
Claims (24)
- 【請求項1】 ガス源(特に少なくとも1個のガス保有
ガスカートリッジ(6))との接続手段(12、14、
18)、およびガス源接続手段(12、14、18)へ
接続可能なエレメントであって液体用容器(4)内に存
在する液体中へガスを導入するための少なくとも1個の
ガス導入エレメント(38、38’)を具有する、液体
用容器(4)(特に瓶)内に詰められた液体(特に飲
料)のガス(特にCO2)を用いる濃縮装置において、
ガス導入エレメント(38、38’)が停止状態(図
2、図6)と作動状態(図4、図8)の間で移動可能に
配設され、該停止状態においては該ガス導入エレメント
は液体用容器(4)内に存在する液体によって形成され
る液面(96)の外側および/または少なくとも液体用
容器(4)の実質上外側に位置し、該作動状態において
は該ガス導入エレメントの少なくとも一部分(38b)
が液体用容器(4)内に存在する液体中に沈むことを特
徴とする液体濃縮装置。 - 【請求項2】 ガス導入エレメント(38、38’)の
移動に対して液体用容器(4)を固定するための保持部
材(92、94)を具有する請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 ガス導入エレメント(38、38’)を
移動させるための駆動部材(6、44)を具有する請求
項1または2記載の装置。 - 【請求項4】 駆動部材がガス導入エレメント(38、
38’)を停止状態(図2、図6)に維持するスプリン
グ部材(44)を具有する請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 駆動部材が、ガス導入エレメント(3
8、38’)を作動状態(図4、図8)へ移行させる第
1の圧搾ガス式ピストン/シリンダー部材(34、3
8;34、38’)を具有し、該シリンダー(34)が
ガス源接続手段(12、14、16)と接続してガスを
供給する請求項3または4記載の装置。 - 【請求項6】 ガス導入エレメント(38、38’)が
第1のピストン/シリンダー部材(34、38;34、
38’)のピストンと固着的もしくは一体的に接続され
た請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 ガス導入エレメント(38、38’)が
管状もしくは槍状形態を有し、その長手方向に沿って移
動するように配設された請求項1から6いずれかに記載
の装置。 - 【請求項8】 ガス導入エレメント(38、38’)が
第1のピストン/シリンダー部材(34、38;34、
38’)のピストンの一部分である請求項5または7記
載の装置。 - 【請求項9】 ガス導入エレメント(38)がガス用入
口(50)、作動状態(図4)においてガスを液体中へ
送給する出口(58)、および該入口(50)を該出口
(58)と接続する流路(52、54)を具有する請求
項1から8いずれかに記載の装置であって、入口(5
0)がガス導入エレメント(38)の作動状態(図4)
においてのみガス源接続手段(12、14、16)に接
続されるように該入口(50)がガス導入エレメント
(38)に形成された装置。 - 【請求項10】 入口(50)がガス導入エレメント
(38)の停止状態(図2)および停止状態(図2)と
作動状態(図4)との間の実質上全ての移動状態(図
3)において、第1のピストン/シリンダー部材(3
4、38)のシリンダー(34)の内部に気密状態で存
在する請求項8または9記載の装置。 - 【請求項11】 ガス導入エレメント(38)が、出口
(58)と入口(50)との間に圧力差が発生したとき
に流路(52、54)を閉鎖する逆止め弁(56)を有
する請求項9または10記載の装置。 - 【請求項12】 ガス導入エレメント(38’)がガス
用入口(50)、作動状態(図8)においてガスを液体
中へ送給する出口(58)および該入口(50)を該出
口(58)と接続する流路(54’)を具有する請求項
1から8いずれかに記載の装置であって、入口(50)
がガス導入エレメント(38’)の状態に関係なく永続
的にガス源接続手段(12)に接続された装置。 - 【請求項13】 入口(50’)が第1ピストン/シリ
ンダー部材(34、38’)のシリンダー(34)の空
隙(36)と連絡する請求項5または12記載の装置。 - 【請求項14】 第1ピストン/シリンダー部材(3
4、38’)のシリンダー(34)の空隙(36)に関
する圧力作用方向を横切る断面積がガス導入エレメント
(38’)の入口(50’)の断面積よりも大きい請求
項13記載の装置。 - 【請求項15】 出口(58)の断面積がガス導入エレ
メント(38;38’)内に形成された流路(54、5
4’)の断面積よりも小さい請求項14記載の装置。 - 【請求項16】 ハウジング(60、62)を具有し、
該ハウジングの第1側部(94)において液体用容器
(4)をその開口部を介して取り付け可能な請求項1か
ら15いずれかに記載の装置であって、ガス導入エレメ
ント(38、38’)がハウジング(60、62)の内
部に移動可能に配設されると共にその作動状態(図4)
においてはハウジング(60、62)の第1側部(9
4)から突出する装置。 - 【請求項17】 ハウジング(60、62)が空隙(7
8)を有し、該空隙内をガス導入エレメント(38、3
8’)が気密状に延び、該空隙(78)が第2のピスト
ン/シリンダー部材(62、64)のシリンダー(6
2)によって限定され、ピストン(64)が通路口を有
し、該通路口内においてガス導入エレメント(38;3
8’)がピストン(64)に向かって移動可能な状態で
気密状に延びて停止状態(図2、図6)から気密状態
(図4、図8)へ移行可能であり、また、該エレメント
が、液体用容器(4)の開口部がピストン(64)によ
って包囲されるように該容器と気密状態で接触可能であ
る請求項16記載の装置。 - 【請求項18】 第2ピストン/シリンダー部材(6
2、64)のピストン(64)が液体用容器(4)と接
触可能な前部面(68a)上にパッキング材を有する
か、または、好ましくは環状パッキングエレメント(8
6)を具有する請求項17記載の装置。 - 【請求項19】 第2のピストン/シリンダー部材(6
2、64)のピストン(64)がその停止状態(図2、
図6)においてスプリング(76;76’、79)によ
って張って固定される請求項17または18記載の装
置。 - 【請求項20】 少なくとも1個の連絡流路(82)を
具有し、該流路が空隙(78)を液体用容器(4)の内
部空間と接続させる請求項17から19いずれかに記載
の装置。 - 【請求項21】 少なくとも1個の連絡流路(82)が
第2ピストン/シリンダー部材(62、64)のピスト
ンの表面上または内部に形成される請求項20記載の装
置。 - 【請求項22】 ガス導入エレメント(38)の入口
(50)が実質上該エレメントの作動状態(図4)にお
いてのみ空隙(78)と連絡する請求項9〜11および
請求項17〜20のいずれかに記載の装置。 - 【請求項23】 入口(50)が、ガス導入エレメント
(38)の一部分内において横方向に形成された開口部
から成り、該部分がガス導入エレメント(38)の作動
状態(図4)において空隙(78)の内部に位置する請
求項22記載の装置。 - 【請求項24】 連絡流路(82)がピストン(64)
の気密状態(図4)においてのみ空隙(78)を液体用
容器(4)の内部空間と接続させると共に逆止め弁(8
4)を具有しており、該弁が空隙(78)と流体用容器
(4)の内部との間に圧力差が発生したときに連絡流路
(82)を閉鎖する請求項20から22いずれかに記載
の装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19805198A DE19805198A1 (de) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | Vorrichtung zum Anreichern von Flüssigkeiten mit Gasen |
DE29822624U DE29822624U1 (de) | 1998-02-10 | 1998-12-18 | Vorrichtung zum Anreichern von Flüssigkeiten mit Gasen |
DE29822624-3 | 1998-12-18 | ||
DE19805198-0 | 1998-12-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11333270A true JPH11333270A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=26043738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11032805A Pending JPH11333270A (ja) | 1998-02-10 | 1999-02-10 | 液体濃縮装置 |
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---|---|
EP (1) | EP0935993A1 (ja) |
JP (1) | JPH11333270A (ja) |
CA (1) | CA2261560A1 (ja) |
CZ (1) | CZ44699A3 (ja) |
IL (1) | IL128433A0 (ja) |
PL (1) | PL331367A1 (ja) |
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TR199801497U (xx) * | 1998-08-03 | 2000-03-21 | Çağlar Şeref | Soda makinalarında yenilik. |
DE19855170A1 (de) * | 1998-11-30 | 2000-05-31 | Sparkling Kraemer Gmbh | Vorrichtung zur Karbonisierung von Getränken |
DE10102158A1 (de) * | 2001-01-18 | 2002-09-12 | Schwarz Dieter Ds Produkte | Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen einer mit Gas angereicherten Flüssigkeit, insbesondere eines mit Kohlensäure und Sauerstoff angereicherten Getränks, Behälter und Getränk |
EP1642637A1 (en) | 2004-09-29 | 2006-04-05 | Soda-Club Ltd | A device for carbonating a liquid with pressurized gas |
EA201001054A1 (ru) * | 2010-07-12 | 2011-02-28 | Сергей Александрович БУЧИК | Аппарат для проведения массообменных процессов в гетерогенных системах |
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