JP2002531036A - 補助低音放射器ユニット - Google Patents

補助低音放射器ユニット

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JP2002531036A
JP2002531036A JP2000584720A JP2000584720A JP2002531036A JP 2002531036 A JP2002531036 A JP 2002531036A JP 2000584720 A JP2000584720 A JP 2000584720A JP 2000584720 A JP2000584720 A JP 2000584720A JP 2002531036 A JP2002531036 A JP 2002531036A
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ネヴィル,スチュアート,マイケル
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ビーアンドダブリュ ラウドスピーカーズ リミティド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/28Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
    • H04R1/2807Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements
    • H04R1/283Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements using a passive diaphragm
    • H04R1/2834Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements using a passive diaphragm for loudspeaker transducers

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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカシステムの音響出力に影響を及ぼすロッキングモードやねじりモードやその他の不所望な振動モードの発生を防止する。 【解決手段】 補助低音放射器ユニットの堅固なパネル部材(10)は、使用に際してスピーカエンクロージャの開口に装着される場合、エンクロージャ内の音波に同調して移動可能なようにフレキシブルな包囲部材(12)に装着される。包囲部材は、パネル部材をヒンジ止めフラップのように移動可能に装着するヒンジ部(14)を含み、その様な手段により、ねじりモードやその他の不所望なモードでのパネル部材の移動を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、補助低音放射器ユニットに関する。すなわち、このユニットは、ス
ピーカシステムのエンクロージャ内に設置されたときに補助低音放射器を形成す
る。
【0002】
【関連する背景技術】
補助低音放射器(ABR)は長年にわたって知られており、低音反射形スピー
カエンクロージャのチューニングポートに代わって用いられている。 低音反射形スピーカエンクロージャは4次の音響システムであり、このエンク
ロージャは、ボックス内の空気のスチフネスに基づいてチューニングポート内の
空気の塊が共鳴したときに生起するヘルムホルツ共鳴により、低音出力が増幅さ
れるものとなっている。一般に、その様なシステムが適切に設計された場合、こ
の手段によれば、おおよそ半オクターブだけ低音を余分に伸ばすことができる。
4次の低音反射形システムでのロールオフレートは、共振周波数よりも低域にお
いてオクターブあたり24dBである。チューニングポートを具備しない密閉形
スピーカエンクロージャでのロールオフレートはオクターブあたり12dBであ
る。
【0003】 ABR(補助低音放射器)は、物理的に小型のスピーカエンクロージャが必要
である場合に低周波ヘルムホルツチューニングを実現するために案出されたもの
である。その様な場合、非ABR式のチューニングポートは、エンクロージャ内
に収容するにはその長さが長すぎるものとなり、また、それ自体のパイプ共鳴が
問題となるが、チューニングポートにおける空気のかたまりを別体のサスペンシ
ョンの中実質量で置換することにより、等価の共鳴周波数を実現可能である。そ
の様な構成は、実際上、ボイスコイルまたは磁石なしのスピーカダイヤフラムで
ある。この質量スプリング共鳴器によれば、ダイヤフラム面積およびエンクロー
ジャ寸法に適合した質量を選択することにより、チューニングポートの長さに係
る問題を生じることなしに、実用上、任意の所望周波数へのチューニングを行え
る。
【0004】 通常、ABR(補助低音放射器)の自由空気共鳴周波数は可能な限り低くされ
、また、エンクロージャ内へABRを設置する場合、エンクロージャ内の空気の
スチフネスが、主たるスチフネスチューニングファクタになる。そして、ABR
とエンクロージャとの組合せは、非ABR式チューニングポートにより達成可能
な応答性に非常に類似した応答性をもつものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、自由空気共鳴が過大である場合、自由空気共鳴周波数において
システム出力に落ち込みが発生し、この自由空気共鳴ディップよりも高域におい
て低音ロールオフレートが急峻になる。 本発明の目的は、補助低音放射器ユニットを改良することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スピーカエンクロージャの開口に装着される補助低音放射器ユニッ
トを提供するものであり、この補助低音放射器ユニットは堅固なパネル部材を備
える。パネル部材は、使用に際して前記開口に装着される場合、フレキシブルな
包囲部材に装着され、エンクロージャ内の音波に同調して移動可能なものになっ
ている。ここで、パネル部材は、ヒンジ止めフラップの形式でその移動が制約さ
れる。
【0007】 本発明は、「ABR(補助低音放射器)はそのスローが長く、つまり、質量ス
プリングすなわちヘルムホルツ等価共鳴周波数においてABRが前後に大きく移
動するものにならざるを得ず、ABRパネル部材が単なる前後移動ではないその
他のモードで不所望に移動可能なものになる」との認識に基づいている。例えば
、フロッピィサスペンションであることを余儀なくされる場合、ロッキングモー
ドおよびねじりモードの発生を防止できず、これらの高次モードはスピーカシス
テムの音響出力に影響を及ぼす。
【0008】 本発明の構成では、上記の高次モードは抑制され、これによりロッキングモー
ドやねじりモードやその他の不所望な振動モードの発生が防止される。 好ましくは、フレキシブルな包囲部材はヒンジ部を含み、このヒンジ部により
、パネル部材がヒンジ止めフラップの形式で移動可能に装着される。その様な構
成によれば、簡易な方法でパネル部材の運動に制約が与えられる。
【0009】 好ましくは、フレキシブルな包囲部材の外周縁を堅固なフレーム部材に装着し
て、前記開口に包囲部材を装着する。その様な構成は、前記開口に包囲部材の周
縁を装着するのに便宜である。 好ましくは、フレーム部材は、前記開口にフレーム部材をシールするための弾
性材料からなるシールビードを含む。この手段により、フレーム部材と開口との
間が容易かつ良好にシール可能である。
【0010】 好ましくは、パネル部材は直線状の側部を含み、この直線状側部の少なくとも
一部分に沿ってヒンジ部が設けられる。その様な構成は特に簡易である。 包囲部材の一体部分によりヒンジ部を規定することができる。特に、ヒンジ部
は、包囲部材の平坦なウエブ部分を備えても良い。 好ましくは、このウエブ部分は、パネル部材の縁部に接続されるとともにフレ
ーム部材の対応縁部に接続される。また、ウエブ部分は、平坦なウエブ部分をT
形状断面に延在させる一体突出部を更に含む。この一体突出部は、パネル部材の
縁とフレーム部材の縁との間に配される。その様な構成は、ヒンジを特に有効な
形式のものとする。
【0011】 ヒンジ部以外の部位において、包囲部材はロール部を備えても良い。このロー
ル部は、パネル部材の自由縁を装着するための簡易な手段を提供する。 好ましくは、ロール部は、ヒンジ部に向けてテーパを有する。この手段によれ
ば、ヒンジ部から離隔した部位での運動を大とするのに便宜である。 ロール部は、半円形断面のもので良い。
【0012】 好ましくは、ロール部は横断リブを含む。この手段により、包囲部材がすぼま
る傾向を低減可能である。 好ましくは、リブは、包囲部材の素材を波形にすることにより形成される。 パネル部材は、複数の直線状の側部を有するもので良く、直線状側部の一つに
沿ってヒンジ部が設けられる。
【0013】 リブは、ヒンジ部から離隔し且つ2つの直線状側部が交わる一つ以上のコーナ
に設けることができる。 好ましくは、上記の一つ以上のコーナは丸められる。この様な手段によれば、
すぼまり傾向を低減可能である。 パネル部材は、ヒンジ部に対向する端に、丸みづけされたコーナを有するよう
な矩形であっても良い。
【0014】 この矩形状パネル部材の短辺は、ヒンジ装着式で良い。 包囲部材は、弾性を有するポリマ材料たとえば天然または人造ゴム材料から構
成可能である。 パネル部材は、プラスチック材料たとえばポリプロピレンから構成可能である
【0015】 フレーム部材は、プラスチック材料たとえばポリプロピレンからなるもので良
い。 本ユニットは、構成部品を共射出成形することによって製造可能である。 パネル部材は、静止時にフレーム部材の表面から後退するもので良い。 パネル部材の厚さは、3ミリメートル以上または4ミリメートル以上または5
ミリメートル以上或いは4ないし10ミリメートルで良い。この様な寸法のパネ
ル部材は十分な質量および剛性を備え、補充重み付けまたは剛性付与手段を追加
することなしに使用可能である。
【0016】 また、本発明は、本発明の補助低音放射器ユニットを含むスピーカエンクロー
ジャを提供するものである。 2つのその様なユニットをエンクロージャの両側に設けることができる。この
様な手段によれば、エンクロージャの使用時における物理的安定性が向上する。 本発明は、上記のエンクロージャと一つ以上のスピーカ駆動ユニットとを備え
たスピーカシステムを提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明により構成された補助低音放射器ユニットを、添付図面を参照して、例
示的にのみ説明する。 添付図面を参照すると、図1はスピーカシステム1を示し、このスピーカシス
テム1は、エンクロージャ2と、低域および低中域スピーカ駆動ユニット3と、
高域スピーカ駆動ユニット4と、高中域スピーカ駆動ユニット6と、2つの補助
低音放射器ユニット(図には一方のユニットのみを8で示す)とを備えている。
他方の補助低音放射器ユニット(図示略)は、エンクロージャの図示しない側に
ユニット8のミラーイメージとして構成され配置される。
【0018】 各補助低音放射器ユニットはスピーカエンクロージャ1の開口に装着される。
各放射器ユニットは堅固なパネル部材10を備え、このパネル部材は、エンクロ
ージャ内の音波に同調してパネル部材を移動可能なようにフレキシブルな包囲部
材12に装着される。パネル部材10は、プラスチック材料このましくはポリプ
ロピレンからなる。
【0019】 フレキシブルな包囲部材12はヒンジ部14を含み、このヒンジ部により、パ
ネル部材10はヒンジ止めフラップの形式で移動可能に装着される。包囲部材1
2は、弾性を有するポリマ材料このましくは人造ゴム材料からなる。 包囲部材12の外周縁が堅固なフレーム部材16に接続され、エンクロージャ
1内にフレキシブルな包囲部材が装着される。フレーム部材16は、プラスチッ
ク材料このましくはポリプロピレンからなる。
【0020】 フレーム部材16は、前記開口内にフレーム部材をシールするための弾性材料
のシールビード20を含む。 パネル部材10は直線状の側部22を含み、この側部に沿ってヒンジ部14が
設けられる。 図からわかるように、パネル部材10は矩形状であり、ヒンジ部14に対向す
る縁に丸み付けされたコーナ40、43を有している。矩形状パネルの短辺側(
22)はヒンジ装着式になっている。
【0021】 ヒンジ部14は、包囲部材の一体部分により規定されるものであって、包囲部
材の平坦なウエブ部24を備えている。ウエブ部24は、パネル部材10の厚み
を低減した縁部26に接続されると共にフレーム部材16の対応する厚み低減縁
部28に接続されている。ウエブ部24は、平坦なウエブ部をT字形状断面に延
在させた一体突出部30を含み、この突出部はパネル部材10の縁部26とフレ
ーム部材16の縁部28との間に配されている。
【0022】 ヒンジ部14以外の部位において包囲部材12はロール部32を備えている。
このロール部32はヒンジ部に向けてテーパがつけられており、ロールは半円形
形式であって横断リブ34とリップ部36、38とを含む。リップ部36、38
は、パネル部材10とフレーム部材16とにそれぞれ接続されている。 横断リブ34は、包囲部材12の素材を波形にすることにより形成され、ヒン
ジ部14から離隔したコーナ40、42に設けられている。
【0023】 本ユニットは、構成部品10(パネル部材)、12(包囲部材)及び16(フ
レーム部材)を共射出成形することにより作られる。図1から明らかなように、
パネル部材10は静止時にはフレーム部材の表面から後退している。 3つの装着アイ50が設けられ、各装着アイは装着ねじ(図示略)を収容する
【0024】 各々の補助低音放射器8は一方の縁のみに沿うヒンジを有し、前後移動可能な
フラップを規定している。この構成により、従来の”フローティング自在”の補
助低音放射器で発生し易く且つ数多くの問題のある高域共鳴が防止される。 ここでは、従来使用された完全にフロッピィな包囲構造が補助低音放射器パネ
ル部材の一側のみに沿うヒンジで置換されている。パネル部材は少なくとも一つ
の直線状の縁を有してヒンジの作動に便宜なものとなっているが、パネル部材の
残部は事実上どのような形状であっても良い。包囲部材は、ヒンジ止め縁からの
距離が大きくなるに従って大きな移動を許容するように設けられている。従って
、インアウトピストン状の運動が行われる代わりに、本ヒンジ構造は、ヒンジ縁
において事実上静止状態のままであり、また、如何なる周波数においても、フロ
ッピィング運動におけるインアウト移動はヒンジからの距離の増大につれて線形
に増大するものとなっている。
【0025】 本ヒンジ式補助低音放射器では、その他の補助低音放射器の場合と同様の方法
でユニット面積あたりの質量または包囲構造のスチフネスを変化させることによ
り、放射器の基本周波数を変化可能である。通常のように、補助低音共鳴器の自
由空気共鳴は、通常はできる限り低くされ、補助低音放射器のそれ自身のサスペ
ンションでの共鳴の結果として生じる周波数応答におけるディップを回避するも
のとなっている。
【0026】 パネル部材自身は非常に堅く且つ十分に制振され、パネル部材自身内で生じる
パネル共鳴を回避するようにしている。ロッキングモード及びねじりモードは、
ヒンジ機構によって殆ど防止される。 以下、幾つかの好適な寸法を例示する。 下表は、図3に示した長さの寸法をミリメートルで表したものである。
【0027】
【表1】
【0028】 下表は、図3に示した曲線の半径をミリメートルで表したものである。
【0029】
【表2】
【0030】 下表は、図3に示した角度の大きさを度で表したものである。
【0031】
【表3】
【0032】 下表は、図4に示した長さの寸法をミリメートルで表したものである。
【0033】
【表4】
【0034】 下表は、図4に示した曲線の半径をミリメートルで表したものである。
【0035】
【表5】
【0036】 下表は図4に示した角度の大きさを度で表したものである。
【0037】
【表6】
【0038】 下表は図6で示した長さの寸法をミリメートルで表したものである。
【0039】
【表7】
【0040】 下表は、図6に示した円の直径をミリメートルで表したものである。
【0041】
【表8】
【0042】 下表は、図7に示した長さの寸法をミリメートルで表したものである。
【0043】
【表9】
【0044】 下表は図7に示した曲線の半径をミリメートルで表したものである。
【0045】
【表10】
【0046】 下表は図8に示した長さの寸法をミリメートルで表したものである。
【0047】
【表11】
【0048】 下表は図8に示した曲線の半径をミリメートルで表したものである。
【0049】
【表12】
【0050】 下表は図8に示した角度の大きさを度で表したものである。
【0051】
【表13】
【0052】 下表は図9に示した長さの寸法をミリメートルで表したものである。
【0053】
【表14】
【0054】 下表は図9に示した曲線の半径をミリメートルで表したものである。
【0055】
【表15】
【0056】 図9に示した角度fは3.0度である。 請求項に定義した発明の範囲から逸脱することなしに、図示の構造を種々に変
形可能である。例えば、パネル部材の質量を増大するべくパネル部材にウエイト
を装着可能である。また、ヒンジ止めフラップの形式で移動可能に装着するので
あれば、パネル部材は事実上如何なる形状でも良い。堅固なフレーム部材を除去
可能であり、また、フレキシブルな包囲部材はスピーカエンクロージャに直接に
固定可能である。一体ヒンジ部材に代えて或いはこれに加えて、別体のヒンジ部
材を使用可能である。
【0057】 パネル部材が2つの平行な側部を有し且つ長円形形式であるような補助低音放
射器には、2つの平行側部の一方に沿ってヒンジ部を設けることができる。その
場合、フレキシブルな包囲部材は半円形ロールを備えることができ、この半円形
ロールの半径は、ヒンジ部を構成する側部に沿って非常に低減したものとなる。
例えば、ヒンジ部側でのロール半径は1ミリメートルであり、他側でのロール半
径は10ミリメートルである。
【0058】 本発明の補助低音放射器では、実際上、堅固なパネル部材を(クレードルのよ
うに)ロックし或いは(ピストンのように)前後移動させるのではなく(鳥の翼
のような)フラップに制約するのであれば、如何なる構造のものでも使用可能で
ある。 従来形式の補助低音放射器ユニットにヒンジを付け加えて、堅固なパネル部材
がヒンジ止めフラップの形式で移動するような制約を設けることにより、本発明
の補助低音放射器ユニットを作ることができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明の補助低音放射器ユニットは、堅固なパネル部材をフレキシブルな包囲
部材にエンクロージャ内の音波に同調して移動可能な如く装着すると共にパネル
部材の移動をヒンジ止めフラップの形式で制約するようにしたので、スピーカシ
ステムの音響出力に影響を及ぼすロッキングモードやねじりモードやその他の不
所望な振動モードの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つの補助低音放射器ユニットを含むスピーカエンクロージャの斜視図である
【図2】 補助低音放射器ユニットの斜視図である。
【図3】 補助低音放射器ユニットの立面図である。
【図4】 図3の線IV−IVに沿う断面図である。
【図5】 図4に矢印Vで示した方向に見た図である。
【図6】 図4に矢印VIで示した方向に見た図である。
【図7】 図3の線VII−VIIに沿う断面図である。
【図8】 図4に対応する側面立面図である。
【図9】 図4の一部分を拡大して示す詳細図である。
【符号の説明】
1 スピーカシステム 2 エンクロージャ 3、4、5 スピーカ駆動ユニット 8 補助低音放射器ユニット 10 パネル部材 12 包囲部材 14 ヒンジ部 16 フレーム部材 20 シールビード 22 直線状側部 24 ウエブ部 26 パネル部材の縁部 28 フレーム部材の縁部 30 一体突出部 32 ロール部 34 横断リブ 36、38 リップ部 40、42 コーナ 50 装着アイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Meadow Road,Worthin g BN11 2RX United Ki ngdom

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカエンクロージャの開口に装着する補助低音放射器ユニッ
    トにおいて、 使用に際して前記開口に装着される場合、前記エンクロージャ内の音波に同調
    して移動可能なように堅固なパネル部材をフレキシブルな包囲部材に装着し、 前記パネル部材を制約して、ヒンジ止めフラップの如く移動するようにしたこ
    とを特徴とする補助低音放射器ユニット。
  2. 【請求項2】 前記フレキシブルな包囲部材はヒンジ部を含み、このヒンジ部に
    より、前記パネル部材をヒンジ止めフラップの如く移動するように装着したこと
    を特徴とする請求項1に記載の補助低音放射器ユニット。
  3. 【請求項3】 前記フレキシブルな包囲部材を前記開口内に装着するための堅固
    なフレーム部材に前記包囲部材の外周縁を接続したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の補助低音放射器ユニット。
  4. 【請求項4】 前記フレーム部材が、前記フレーム部材を前記開口内にシールす
    るための弾性材料のシールリードを含むことを特徴とする請求項3に記載の補助
    低音放射器ユニット。
  5. 【請求項5】 前記パネル部材が直線状の側部を含み、前記直線状の側部の少な
    くとも一部分に沿って前記ヒンジ部を設けたことを特徴とする請求項2または3
    或いは請求項2に従属する請求項4に記載の補助低音放射器ユニット。
  6. 【請求項6】 前記ヒンジ部が前記包囲部材の一体部分により規定されることを
    特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  7. 【請求項7】 前記ヒンジ部が前記包囲部材の平坦なウエブ部を備えることを特
    徴とする請求項6に記載の補助低音放射器ユニット。
  8. 【請求項8】 前記ウエブ部が前記パネル部材の縁部に接続されると共に前記フ
    レーム部材の対応縁部に接続され、前記ウエブ部は、前記平坦なウエブ部をT字
    状断面に延在させる一体突出部を更に含み、前記突出部が前記パネル部材の縁と
    前記フレーム部材の縁との間に配されることを特徴とする請求項7に記載の補助
    低音放射器ユニット。
  9. 【請求項9】 前記ヒンジ部以外の部位において前記包囲部材がロール部を備え
    ることを特徴とする請求項2ないし8のいずれかに記載の補助低音放射器ユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】 前記ロール部が前記ヒンジ部に向かってテーパをなすことを特
    徴とする請求項9に記載の補助低音放射器ユニット。
  11. 【請求項11】 前記ロール部が半円形断面であることを特徴とする請求項9ま
    たは10に記載の補助低音放射器ユニット。
  12. 【請求項12】 前記ロール部が横断リブを含むことを特徴とする請求項9、1
    0または11に記載の補助低音放射器ユニット。
  13. 【請求項13】 前記包囲部材の素材を波形にすることにより前記リブを形成し
    たことを特徴とする請求項12に記載の補助低音放射器ユニット。
  14. 【請求項14】 前記パネル部材が複数の直線状の側部を有し、前記直線状の側
    部の一つに沿って前記ヒンジ部を設けたことを特徴とする請求項2ないし13の
    いずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  15. 【請求項15】 前記ヒンジ部から離隔し且つ2つの直線状の側部が交わる一つ
    以上のコーナに前記リブを設けたことを特徴とする、請求項12に従属する請求
    項14に記載の補助低音放射器ユニット。
  16. 【請求項16】 前記一つ以上のコーナに丸みを付けたことを特徴とする請求項
    15に記載の補助低音放射器ユニット。
  17. 【請求項17】 前記パネル部材は矩形状であり、前記ヒンジ部に対向する端に
    丸み付けされたコーナを有することを特徴とする請求項16に記載の補助低音放
    射器ユニット。
  18. 【請求項18】 前記矩形状パネル部材の短辺側をヒンジ止め装着したことを特
    徴とする請求項17に記載の補助低音放射器ユニット。
  19. 【請求項19】 前記包囲部材が弾性のあるポリマ材料からなることを特徴とす
    る請求項1ないし18のいずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  20. 【請求項20】 前記弾性のあるポリマ材料は天然または人造ゴム材料であるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の補助低音放射器ユニット。
  21. 【請求項21】 前記パネル部材がプラスチック材料からなることを特徴とする
    請求項1ないし20のいずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  22. 【請求項22】 前記プラスチック材料がポリプロピレンであることを特徴とす
    る請求項21に記載の補助低音放射器ユニット。
  23. 【請求項23】 前記フレーム部材がプラスチック材料からなることを特徴とす
    る請求項3あるいは請求項3に従属する請求項4ないし22のいずれかに記載の
    補助低音放射器ユニット。
  24. 【請求項24】 前記フレーム部材をなす前記プラスチック材料がポリプロピレ
    ンであることを特徴とする請求項23に記載の補助低音放射器ユニット。
  25. 【請求項25】 前記補助低音放射器ユニットの構成部品を共射出成形すること
    により作られることを特徴とする請求項1ないし24のいずれかに記載の補助低
    音放射器ユニット。
  26. 【請求項26】 前記パネル部材が静止時に前記フレーム部材の表面から後退す
    ることを特徴とする請求項3、あるいは、請求項3に従属する請求項4ないし2
    5のいずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  27. 【請求項27】 前記パネルの厚みが3ミリメートル以上であることを特徴とす
    る請求項1ないし26のいずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  28. 【請求項28】 前記パネル部材の厚みが4ミリメートル以上であることを特徴
    とする請求項1ないし27のいずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  29. 【請求項29】 前記パネル部材の厚みが5ミリメートル以上であることを特徴
    とする請求項1ないし28のいずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  30. 【請求項30】 前記パネル部材の厚みが4ないし10ミリメートルであること
    を特徴とする請求項1ないし29のいずれかに記載の補助低音放射器ユニット。
  31. 【請求項31】 添付図面を参照して記載し且つ添付図面に図示した如きの補助
    低音放射器ユニット。
  32. 【請求項32】 請求項1ないし31のいずれかに記載の補助低音放射器ユニッ
    トを含むスピーカエンクロージャ。
  33. 【請求項33】 2つの前記補助低音放射器ユニットを前記スピーカエンクロー
    ジャの両側に設けたことを特徴とする請求項32に記載のスピーカエンクロージ
    ャ。
  34. 【請求項34】 請求項32または33に記載のスピーカエンクロージャと一つ
    以上のスピーカ駆動ユニットとを備えたスピーカシステム。
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