JP2008131541A - スピーカ装置 - Google Patents

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明 新井
Yuichiro Suenaga
雄一朗 末永
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Abstract

【課題】低音域の音質を低下させることなく、音声を放音することができる小型且つ薄型のスピーカ装置を提供する。
【解決手段】スピーカ装置の筐体1の正面壁11には、ツィータ3、ウーハ2、導音管20の開口部25が配置されている。導音管20は、延びる方向に垂直な断面が幅広な長方形となる形状であり、正面壁11側に開口部25を有し、裏面壁4側へ延び、側面壁15と裏面壁4との接続位置で屈曲し、底面壁13から天面壁12に延びる形状からなる。ウーハ2の裏面壁4側には、一端が筐体1に固定された振動板10が設置されており、ウーハ2からの音波で共振し、低音域の音波を増幅して、導音管20に伝搬する。導音管20に伝搬された低音増幅音波は、導音管20内を伝搬して開口部25から放音される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電気信号を音声に変換して放音するスピーカ装置、特に、厚み方向の厚みが薄い壁埋め込み用等の薄型スピーカ装置に関するものである。
従来、電気信号を音声に変換して放音するスピーカ装置として各種構造のスピーカ装置が存在する。このようなスピーカ装置では、スピーカユニットの形状および特性により再生可能な周波数帯域が決まっており、一般的に口径が小さいほど高域再生を得意とし、口径が大きいほど低域再生を得意とする。したがって、スピーカ装置の形状が小型化されると、必然的にスピーカユニットの口径が小さくなり、低域再生特性が良くなくなる傾向がある。これを解決する方法として、各種の低域補助再生手段が開示されている。例えば、一般的には、スピーカ装置の筐体に低音用ポートを追加したり、ドロンコーンを追加したり、バックロードホーンを追加する。具体的に、特許文献1は、バックロードホーンを追加したものであり、スピーカユニットの裏面側に発生する音をバックロードホーンで増幅して放音するものである。
特開2000−92583公報
ところで、スピーカ装置の使用用途として、カラオケボックスのような比較的小空間内に配置したり、ボックスの壁に埋め込んで配置するような場合がある。
しかしながら、このような場合、場所的な制約から大型のスピーカ装置を置くことができず、ボックス内にいる歌唱者や聴者に低音域まで再生し、迫力ある音声を提供することが難しい。例えば、前述の低音用ポートを用いる場合、低域で共振を起こさせるには、ポートの長さが必要であり、必然的に筐体にある程度の奥行き(厚み)が必要となり、低音域の音質を維持しながら筐体を小型化することが難しい。また、ドロンコーンを用いる場合には、少なくとも、スピーカユニットを追加で設けるのと同じ面積を必要とするため、小型化することができない。また、バックロードホーンを用いる場合、小型化は無理ではないが、スピーカから筐体内の音伝播経路を介して前面に放音されるに当たり、音伝播経路を長く取らなければならず、筐体内部構造が複雑になる。そして、このような筐体内部構造の複雑化により、歪音等が発生し、結果的に音質が低下してしまう可能性がある。また、構造が複雑であるので、設計どおりの特性を実現することが容易ではない。
したがって、本発明の目的は、小型でありながら、さらには壁に埋め込む等しても低音域の音質を低下させることなく、音声を放音することができる簡素な構造のスピーカ装置を提供することにある。
この発明は、互いに対向する第一壁と第二壁とを有し、該第一壁にスピーカユニットが配置された略直方体形状の筐体で、該筐体の第一壁と第二壁との設置間隔である厚みが、第一壁および第二壁の長さおよび幅よりも短いスピーカ装置に関するものである。このスピーカ装置は、第二壁とスピーカユニットとの間に第二壁に沿って配置され、筐体に対して固定される固定端を有し前記スピーカユニットからの放音音声により第一壁と第二壁とを結ぶ方向を主たる振動方向として共振して振動する振動部材を備える。さらに、このスピーカ装置は、第一壁に開口部が形成され、振動部材で発生した音波を開口部に導く導音管を備えたことを特徴としている。
この構成では、スピーカ装置の主たる放音面である第一壁に配置されたスピーカユニットから音声が放音されるとともに、スピーカユニットから筐体内部を介して第二壁側の振動部材に音声が伝播される。振動部材は、この音声の低域成分に応じて共振して、第一部分導音管へ、増幅した低域音声を出力する。導音管は、この増幅された低域音声を第一壁に設置された開口部まで伝播して、当該開口部から第一壁に配置されたスピーカユニットと同じ方向に、増幅された低域音声を放音する。これにより、スピーカ放音面である第一壁から第二壁までの距離が短い、所謂薄型で小型のスピーカ装置であっても、低域音声を効果的に増幅して、放音することができる。この際、振動部材は、導音管を介して第二壁と隔てられているので、このスピーカ装置を壁に埋め込んでも、この第二壁が壁に接触するのみで、振動部材が壁に直接接触することがない。
また、この発明のスピーカ装置の導音管は、第二壁に沿って延びる形状の第一部分導音管と、該第一部分導音管と開口部とを繋ぐ第二導音管とを備える。さらに、振動部材は、第一部分導音管と第二部分導音管との接続する側に固定端が設置されることを特徴としている。
この構成では、振動部材の振動端が導音管における開口部から最も遠い第一導音管部の最奥端の位置に当たり、振動端が振動しても、導音管を伝播する音声(空気)の流れを妨げることがない。これにより、増幅された音声を、より効率的に開口部に伝搬することができる。
また、この発明のスピーカ装置の導音管は、第一壁の幅に略一致する幅を有し、延びる方向に垂直な断面が長方形状の管状体からなることを特徴としている。
この構成では、導音管の開口部が第一壁の表面の幅に略一致することから、導音管の開口部の第一壁の長さ方向に対応する長さが短くても、導音管の断面面積を大きく取ることができる。これにより、導音管で低域音声を伝播する際に歪波のような不要波が発生することを抑圧することができる。
また、この発明のスピーカ装置の導音管は、第一部分導音管と第二部分導音管との接続部が低い空気抵抗を有する形状で形成されていることを特徴としている。
この構成では、第一部分導音管から第二部分導音管への空気の流れにくさ、すなわち、音波の伝搬抵抗が低くなるので、増幅された音声を、より効率的に開口部へ伝搬することができる。
また、この発明のスピーカ装置の第二壁は、筐体に対して着脱可能に形成されていることを特徴としている。
この構成では、第二壁が着脱可能であることから、第二壁を筐体から外すことで、振動部材を外部へ露出することができる。これにより、振動部材の共振調整を行う(例えば、振動部材に重りを付ける等)際に、作業者が簡単に調整を行うことができる。
また、この発明のスピーカ装置のスピーカユニットは、それぞれに再生する周波数帯域が異なる複数の単体スピーカユニットからなり、振動部材および導音管は、低域を再生する単体スピーカに対してのみ設置されることを特徴としている。
この構成では、スピーカ装置が高音域を再生する単体スピーカユニット(ツィータ)と、中低音域を再生する単体スピーカユニット(ウーハ)との組み合わせである場合や、高音域を再生する単体スピーカユニット(ツィータ)からなるスピーカアレイと、中音域を再生する単体スピーカユニットからなるスピーカアレイと、低音域を再生する単体スピーカユニットとの組み合わせである場合に適用される。このような場合、再生音域に低音域を含む単体スピーカユニットに対してのみ、振動部材と導音管とを設置する。これにより、高音域、中音域、低音域を、それぞれが得意とするスピーカユニットで音声が再生されるとともに、低音域の音声のみが効果的に増幅される。この結果、小型や薄型でありながら、全体域で高品質の音声再生が可能であるとともに、より迫力のある重低音を再生することができる。
また、この発明のスピーカ装置のスピーカユニットは、それぞれに再生する周波数帯域が異なる複数の単体スピーカユニットと、該複数のスピーカユニットで再生される全周波数帯域を再生する全音域スピーカユニットとからなり、振動部材および導音管は、全音域スピーカユニットに対してのみ設置されることを特徴としている。
この構成では、全音域スピーカユニットから再生される音声が迫力ある重低音を備え
た全音域に亘る音声となる。
この発明によれば、小型で薄型でありながら、低音域を効果的に増幅再生して、より迫力のある音声を再生するスピーカ装置を簡素な構造で実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るスピーカ装置について図を参照して説明する。
図1は本実施形態のスピーカ装置の三面図であり、(A)は正面図、(B)は側面断面図、(C)は裏面壁4を外した状態での裏面図である。
図1に示すように、本実施形態のスピーカ装置は、筐体1、低音域および中音域を主として再生するスピーカユニットであるウーハ2、高音域を主として再生するスピーカユニットであるツィータ3を備える。
筐体1は、長さLと幅Wとが厚みD(D≪W,L)よりも十分に長い構成からなる略直方体形状で外形形状が形成されている。なお、図1に示すスピーカ装置では、長さLは幅W(W<L)よりも長い形状で形成されている。また、本実施形態では、スピーカの放音面を有する壁を正面壁として説明する。
筐体1の正面壁11(本発明の「第一壁」に相当)には、高さ方向の上側から順に、ツィータ3、ウーハ2、導音管20の水平管部21(本発明の「第二部分導音管」に相当)の開口部25が配置されている。ツィータ3、ウーハ2は、正面壁11の幅方向の中心にユニットの中心が配置されるように設置されている。この際、ツィータ3は、ウーハ2や後述する振動板10等から独立する閉空間内に配置される。また、図示していないが、ツィータ3およびウーハ2には、これらを振動させるための電気信号を入力する信号ラインが接続されており、外部のオーディオ再生装置やカラオケ装置等から放音信号が入力される。
筐体1の裏面壁4(本発明の「第二壁」に相当)は、筐体1の正面壁11と対向する側へ着脱可能に設置されている。
導音管20の水平管部21の開口部は、正面壁11の幅Wと略同等の幅からなり、その高さは、ウーハ2と正面壁11の底面側端部との間で、機構上取り得る限り長く設定されている。水平管部21は、筐体1の底面壁13と側面壁15と水平中間壁14Aとにより、開口部25と同形状の正面断面を有する形状からなり、正面壁11から裏面壁4に至るまで厚みD方向に沿って直線的に延びる形状で形成されている。
水平中間壁14Aは、底面壁13と平行に延びる平板状に形成されており、正面壁11に接続するとともに、裏面壁4から所定距離だけ正面壁11側の位置まで延びる形状からなる。水平中間壁14Aの高さ方向の位置は、ウーハ2の設置位置の最下端にほぼ接する位置に設定されている。
水平中間壁14Aの裏面壁4側の端部には、垂直中間壁14Bが設置されている。垂直中間壁14Bは、正面壁11、裏面壁4に平行に延びる平板状に形成されており、天面壁12と水平中間壁14Aとに接続する。垂直中間壁14Bの厚み方向の位置は、後述する振動板10が共振して振動した場合にも振動板10がウーハ2に接しない距離だけ、ウーハ2の最奥端から離間された位置に設定されている。
また、垂直中間壁14Bには、天面壁12から所定距離で各側面壁15から所定距離の位置に、天面壁12、側面壁15に沿う略U字形状のスリット5が形成されている。このスリット5により囲まれた、一方端が垂直中間壁14Bと一体化され、他方端が垂直中間壁14Bから離間された部分が振動板10となる。そして、前記垂直中間壁14Bの一方端が本発明の「固定端」に相当する。
振動板10は、前述のように、垂直中間壁14Bの水平中間壁14A側が固定端となる平板状部材からなる。この際、高さ方向の長さは、幅方向の長さと比較して長く形成されており、例えば、幅:高さは、1:1.2〜2.0程度に設定されている。なお、この幅−高さ比は、有効な効果を得られる一例であり、スピーカ装置の仕様により他の比であってもよい。
このように形成された振動板10を含む垂直中間壁14Bと天面壁12と裏面壁4と各側面壁15とにより、導音管20の垂直管部22(本発明の「第一部分導音管」に相当)が形成される。垂直管部22は、水平管部21と同じ幅からなり、長さ(図1における長さL方向の距離)は底面壁13から天面壁12に至る高さを有する。また、垂直管部22の長さ(図1における厚みD方向の距離)は垂直中間壁14Bと裏面壁4との距離により設定される。このような垂直方向を軸とする垂直管部22と前述の水平方向を軸とする水平管部21とにより、中間で直角に屈曲する形状の導音管20が形成される。なお、導音管は、必ずしも直角に屈曲する形状である必要はなく、空気の流れを妨げないような形状、空気抵抗が低くなる形状であればよい。例えば、垂直管部22と水平管部21との両方に対して軸が鈍角で交わる斜め方向管部を設け、当該斜め方向管部にて垂直間壁22と水平管部21を接続しても良い。
エッジ6は、弾性体により形成され、振動板10と垂直中間壁14Bとにスリット5を跨いで設置され、振動板10の振動に追随して変形する。
このようにスリット5がエッジ6で覆われることで、水平中間壁14A、振動板10を含む垂直中間壁14B、エッジ6により筐体1内に形成される導音管20の空間は、開口部25のみが外部に開口する閉空間となる。また、スリット5がエッジ6で気密されることにより、正面壁11、ウーハ2、天面壁12、各側面壁15、水平中間壁14A、振動板10を含む垂直中間壁14B、エッジ6により、密閉空間30が形成される。
次に、このような構成のスピーカ装置によって放音される過程を、図2を参照して説明する。
図2は、本実施形態のスピーカ装置の放音過程を説明する図である。
外部のオーディオ再生装置やカラオケ装置等から電気信号からなる放音音声信号がウーハ2とツィータ3に印加される。この際、ウーハ2には、低音域(fL)および中音域(fM)を含む放音音声信号が印加され、ツィータ3には、高音域(fH)のみを有する放音音声信号が印加される。ウーハ2とツィータ3は、それぞれに与えられた放音音声信号を再生し、スピーカ装置(筐体1)の正面方向の外部に放音する。すなわち、ウーハ2およびツィータ3のコーンが振動して、コーンから外部側の空気を振動させて、音波を放射する。
このように、ウーハ2が放音音声信号を再生する際には、音波が筐体1の外部に伝搬されるだけでなく、筐体1の密閉空間30内にも音波に応じた圧力変化が生じる。
振動板10は、一端が垂直中間壁14Bに完全に固定されるか一体成形されており、振動板10の自重を支えられる程度の強度と振動に耐えられるバネ性を有する材質が用いられる。
振動板10は、密閉空間30に圧力変化が生じると、板バネのように全体がしなるように変形されるが、固定端での変形は常に「0」、固定端から離れるほど連続的に変形が大きくなるため、固定端の反対側の端部を振動端と呼ぶ。
エッジ6は弾性体であるが、気密だけが目的のため、そのバネ性は、振動板10のバネ性に対して遙かに小さく設定される。このため、密閉空間30の音波に応じた圧力変化が生じると、密閉空間30の容積によって決まる空気バネと片持ち振動板10の等価質量による共振が生じ、共振周波数付近の帯域を増幅させることができる。
なお、振動板10の等価質量を変更する際の調整は、筐体1に設置された裏面壁4を取り外し、振動板10に必要とする錘を備え付けることなどにより実現される。
振動板10で低音域が増幅された音波(DfL:Dは1より大きい定数)は、垂直管部22の空気を振動させ、垂直管部22内を伝搬し、当該垂直管部22より開口部25に近い水平管部21に伝搬される。水平管部21内に伝搬された音波は、垂直管部22側から開口部25側に向けて伝搬される。開口部25に達した音波は、開口部25から筐体1の正面方向に放射される。これにより、開口部25からは、低音域が増幅された音声(DfL)が放音される。この際、導音管20の垂直管部22および水平管部21は、筐体1の幅と同等の幅を有するので、導音管20を伝搬する際に、導音管の口径が小さいことによる不要なモードの周波数成分が発生しない。したがって、ウーハ2で再生された音声の低音域のみを正確に増幅した音声が開口部25から放音される。
以上のような構成とすることで、筐体の厚みが薄い形状であっても、低音域を増幅して放音するスピーカ装置を実現することができる。さらに、振動板が正面壁でなく、裏面壁側に設置されていることで、ウーハよりも大面積を必要とする振動板を正面壁に配置する必要がない。これにより、スピーカ装置を正面視した形状が小さくなる。この結果、薄型でありながら、さらに小型のスピーカ装置を実現することができる。また、ツィータ3やウーハ2等のスピーカユニットが配置されている正面壁に対向する、スピーカユニットが配置されていない裏面壁側に、振動板を設置することで、振動板を共振させる音波を発生するスピーカユニット(前述の説明ではウーハ2)よりも大きな面積を要する振動板を、スピーカユニットのみからなるスピーカ装置と変わらない大きさの筐体に配置することができる。
このように、本実施形態の構成を用いることで、小型で且つ薄型でありながら、迫力のある重低音を再生し得るスピーカ装置を容易な構成で実現することができる。
また、裏面壁を筐体から取り外し可能に設置することで、筐体内部に設置された振動板の振動特性の調整を容易に行うことができる。
次に、第2の実施形態に係るスピーカ装置について図を参照して説明する。
図3は、本実施形態のスピーカ装置の概略構成を示す正面図および天面断面図であり、(A)が天面断面図、(B)が正面図である。
図3に示すように、本実施形態のスピーカ装置は、厚み方向(図3(A)における縦方向)の長さが、長さ方向(図3(B)における縦方向)の長さよりも大幅に短く、さらに、幅方向(図3(A),(B)における横方向)の長さが、長さ方向の長さよりも大幅に広い形状の筐体100を備える。
本実施形態のスピーカ装置は、筐体100の正面壁111に複数のスピーカユニットを所定間隔で水平方向に一直線上に配置した構成を備える。
複数のスピーカユニットは、それぞれが高音域を再生する複数の高音用スピーカユニット102と、それぞれが中音域を再生する複数の中音用スピーカユニット103と、それぞれが低音域を再生する複数の低音用スピーカユニット104とを備える。
これら複数のスピーカユニットは、一直線状の配列軸(図3の一点鎖線)に沿って配置され、配列方向の中心に4つの高音用スピーカユニット102が配置されている。中音用スピーカユニット103は、高音用スピーカユニット102群を挟むように、配列軸上にそれぞれ2つずつ配置されている。さらに、低音用スピーカユニット104は、これら中音用スピーカユニット103と高音用スピーカユニット102とからなるスピーカユニット群とを挟むように、配列軸上にそれぞれ1つずつ配置されている。
筐体100における配列軸の延びる方向の両端には、正面視して縦長形状の開口部250を有する導音管200がそれぞれ形成されている。導音管200は、天面側および底面側から見て、途中で屈曲する形状であり、開口部250(正面壁111側)から裏面壁112側に向かって、厚み方向に延びる形状の部分と、当該部分に接続し、筐体100の幅方向の両端から幅方向の中心方向に向けて所定長さで延びる部分とからなる。なお、本実施形態においても、導音管200の形状は、必ずしも図3に示すような直角に屈曲する形状である必要はなく、管内の空気の流れを妨げない形状や、空気抵抗が低くなる形状であればよい。この導音管200の延びる方向に垂直な断面は、導音管200内のどの部分であっても、開口部250と同様な縦長形状となるように、導音管200は形成されている。このような導音管200は、第1垂直中間壁115、第2垂直中間壁116、第3垂直中間壁117、天面壁、底面壁、側面壁114、および、裏面壁112により形成されている。第1垂直中間壁115は、筐体100内の低音用スピーカ104とこれに隣接する中音用スピーカユニット105との間に設置された厚み方向に延びる形状からなる。第2垂直中間壁116は、筐体100の低音用スピーカユニット104の近傍で且つ筐体100の幅方向で側面壁114側に形成されている。第3垂直中間壁117は、低音用スピーカユニット104の近傍で且つ筐体100の厚み方向における裏面壁112側に形成されている。
第3垂直中間壁117は、第1の実施形態の垂直中間壁14Bと同様の構造からなり、略U字形状のスリット107による振動板110を備える。この際、振動板110の固定端が側面壁114側となるように、スリット107が形成されている。そして、弾性体からなるエッジ106は、スリット107を覆うように設置されている。
これにより、低音用スピーカ104の後方には、天面壁、底面壁、第1垂直中間壁115、第2垂直中間壁116、振動板110を有する第3垂直中間壁117による密閉空間300が形成される。また、筐体1における高音用スピーカユニット102と中音用スピーカユニット103との後方領域には、天面壁、底面壁、正面壁111、裏面壁112、第1垂直中間壁115により密閉空間310が形成される。
このような構造では、低音用スピーカユニット104が放音すると、密閉空間300の空気が振動して音波が振動板100に伝搬される。振動板100は、この音波により共振状態となり、増幅された音波が導音管200内の空気を振動させる。この振動により、音波は、導音管200に伝搬され、導音管200内を伝搬して、開口部からスピーカ装置の正面方向に低音が増幅された音声が放音される。
このようなアレイ型のスピーカ装置であっても、前述の第1の実施形態と同様に、薄型且つ小型でありながら、迫力のある重低音を再生し得るスピーカ装置を容易な構成で実現することができる。
なお、本実施形態の場合も、図3に示すように、振動板110に対面する裏面壁112の一部を着脱可能な平板材140とすることで、振動板110に錘をつける等の振動板110の特性調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、振動板110に対応するスピーカユニットを低音用スピーカユニットとしたが、低音域のみでなく、中音域を再生可能なスピーカユニットや、低音域を含む全音域を再生可能なスピーカユニットとしてもよい。このような場合、低音域のみでなく他の音域も含むスピーカユニットであっても、振動板が共振する音域は主として低音域であり、前述の実施形態に示した場合と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態では、高音用スピーカユニットが4つ、中音用スピーカユニットが4つ、低音用スピーカユニットが2つの場合を示したが、各音域を再生するスピーカユニットは、装置の仕様に応じて適宜設定すればよい。
次に、第3の実施形態に係るスピーカ装置について図を参照して説明する。
図4は、本実施形態のスピーカ装置の概略構成を示す正面図および天面断面図であり、(A)が正面図、(B)が(A)で示すA−A面で切った天面断面図であり、(C)が(A)で示すB−B面で切った天面断面図である。
図4に示すように、本実施形態のスピーカ装置は、図3(第2実施形態)に示したスピーカ装置にように、厚み方向(図4(B)における縦方向)の長さが、高さ方向(図4(A)における縦方向)の長さよりも大幅に短く、さらに、幅方向(図4(A),(B),(C)における横方向)の長さが、高さ方向の長さよりも大幅に広い形状の筐体100’を備える。
本実施形態のスピーカ装置は、筐体100の正面壁111に複数のスピーカユニットを所定間隔で水平方向に一直線上に配置した構成を備える。
複数のスピーカユニットは、それぞれが高音域を再生する複数の高音用スピーカユニット102と、それぞれが中音域を再生する複数の中音用スピーカユニット103と、それぞれが低音域を再生する複数の低音用スピーカユニット104と、これら所定音域を再生する各スピーカユニットで再生する全音域を再生する複数の全音域スピーカユニット105と、を備える。
これら複数のスピーカユニットは、一直線状の配列軸(図4のA−Aを結ぶ一点鎖線)に沿って配置され、配列方向の中心に4つの高音用スピーカユニット102が配置されている。中音用スピーカユニット103は、高音用スピーカユニット102群を挟むように、配列軸上にそれぞれ1つずつ配置されている。さらに、低音用スピーカユニット104は、中音用スピーカユニット103と高音用スピーカユニット102とからなるスピーカユニット群とを挟むように、配列軸上にそれぞれ1つずつ配置されている。さらに、全音域スピーカユニット105は、低音用スピーカユニット104、中音用スピーカユニット103、高音用スピーカユニット102からなるスピーカユニット群を挟むように、配列軸上にそれぞれ1つずつ配置されている。
また、両端の低音用スピーカ104と全音域スピーカユニット105との間で、正面視して天面111側の位置には、高音用スピーカであるツィータ106がそれぞれ配置されている。この際、ツィータ106の後方空間は、筐体100’内の他の空間とは独立した空間が形成される構造からなる。
筐体100’における配列軸の延びる方向の両端には、正面視して縦長形状の開口部250を有する導音管200’がそれぞれ形成されている。導音管200’は、天面側および底面側から見て、途中で屈曲する形状であり、開口部250’(正面壁111側)から裏面壁112側に向かって、厚み方向に延びる部分と、当該部分に接続して筐体100’の幅方向の両端から幅方向の中心方向に向けて所定長さで延びる部分とからなる。なお、本実施形態においても、導音管200’の形状は、必ずしも図4に示すような直角に屈曲する形状である必要はなく、管内の空気の流れを妨げない形状や、空気抵抗が低くなる形状であればよい。この導音管200’の延びる方向に垂直な断面は、導音管200’内のどの部分であっても、開口部250と同様な縦長形状となるように、導音管200’は形成されている。このような導音管200’は、第1垂直中間壁115、第2垂直中間壁116、第3垂直中間壁117、天面壁、底面壁、側面壁114、および、裏面壁112により形成されている。
第1垂直中間壁115は、筐体100内の低音用スピーカ104とこれに隣接するツィータ106との間に設置された厚み方向に延びる形状からなる。第2垂直中間壁116は、筐体100’の全音域スピーカユニット105の近傍で且つ筐体100’の幅方向で側面壁114側に形成されている。第3垂直中間壁117は、ツィータ106の近傍で且つ筐体100’の厚み方向における裏面壁112側に形成されている。第3垂直中間壁117は、筐体100’の幅方向に対して、全音域スピーカユニット105とツィータ106との配置位置を含む長さで形成されている。
第3垂直中間壁117は、第2の実施形態の第3垂直中間壁117と同様の構造からなり、略U字形状のスリット107による振動板110を備える。この際、振動板110の固定端が側面壁114側となるように、スリット107が形成されている。そして、弾性体からなるエッジ120は、スリット107を覆うように設置されている。この際、振動端側のスリット107の位置がツィータ106の配置位置に対応するように、振動板110が形成されている。これにより、振動板110の固定端−振動端間の長さが、全音域スピーカユニット105の直径の1.2倍〜1.5倍程度となるように設定することができる。
このように、筐体100’の両端に3つの垂直中間壁を形成することで、全音域スピーカユニット105の後方に密閉空間300が形成され、高音用スピーカユニット102、中音用スピーカユニット103、低音用スピーカ104の後方に密閉空間310が形成される。
このような構造では、全音域スピーカユニット105が放音すると、密閉空間300の空気が振動して音波が振動板110に伝搬される。振動板110は、この音波により共振状態となり、増幅された音波が導音管200’内の空気を振動させる。この振動により、音波は、導音管200’に伝搬され、導音管200’内を伝搬して、開口部250からスピーカ装置の正面方向に低音が増幅された音声が放音される。
このような全音域スピーカユニットを含むアレイ型のスピーカ装置であっても、前述の第2の実施形態と同様に、薄型且つ小型でありながら、迫力のある重低音を再生し得るスピーカ装置を容易な構成で実現することができる。
なお、本実施形態の場合も、図4に示すように、振動板110に対面する裏面壁112の一部を着脱可能な平板材140とすることで、振動板110に錘をつける等の振動板110の特性調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、高音用スピーカユニットが4つ、中音用スピーカユニットが2つ、低音用スピーカユニットが2つ、全音域スピーカユニットが2つの場合を示したが、各音域を再生するスピーカユニットは、装置の仕様に応じて適宜設定すればよい。
第1の実施形態に係るスピーカ装置の三面図である。 第1の実施形態のスピーカ装置の放音過程を説明する図である。 第2の実施形態のスピーカ装置の概略構成を示す正面図および天面断面図である。 第3の実施形態のスピーカ装置の概略構成を示す正面図および天面断面図である。
符号の説明
1−筐体、2−ウーハ、3−ツィータ、4−裏面壁、5−スリット、6−エッジ、10−振動板、11−正面壁、12−天面壁、13−底面壁、14A−水平中間壁、14B−垂直中間壁、15−側面壁、20−導音管、21−水平管部、22−垂直管部、30−密閉空間
100、100’−筐体、102−高音用スピーカユニット、103−中音用スピーカユニット、104−低音用スピーカユニット、120−エッジ、110−振動板111−正面壁、112−裏面壁、114−側面壁、115,116,117−垂直中間壁、140−平板材、200−導音管、300,310−密閉空間

Claims (7)

  1. 互いに対向する第一壁と第二壁とを有し、該第一壁にスピーカユニットが配置された略直方体形状の筐体で、
    該筐体の前記第一壁と第二壁との設置間隔である厚みが、前記第一壁および前記第二壁の長さおよび幅よりも短いスピーカ装置であって、
    前記第二壁と前記スピーカユニットとの間に前記第二壁に沿って配置され、前記筐体に対して固定される固定端を有し前記スピーカユニットからの放音音声により前記第一壁と前記第二壁とを結ぶ方向を主たる振動方向として共振して振動する振動部材と、
    前記第一壁に開口部が形成され、前記振動部材で発生した音波を前記開口部に導く導音管と、
    を備えたスピーカ装置。
  2. 前記導音管は、前記第二壁に沿って延びる形状の第一部分導音管と、該第一部分導音管と前記開口部とを繋ぐ第二導音管とを備え、
    前記振動部材は、前記第一部分導音管と前記第二部分導音管との接続する側に前記固定端が設置される請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記導音管は、前記第一壁の幅に略一致する幅を有し、延びる方向に垂直な断面が長方形状の管状体からなる請求項1または請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記導音管は、前記第一部分導音管と前記第二部分導音管との接続部が、低い空気抵抗を有する形状で形成されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスピーカ装置。
  5. 前記正面壁は、前記筐体に対して着脱可能に形成されている請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスピーカ装置。
  6. 前記スピーカユニットは、それぞれに再生する周波数帯域が異なる複数の単体スピーカユニットからなり、
    前記振動部材および導音管は、低域を再生する単体スピーカに対してのみ設置される請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスピーカ装置。
  7. 前記スピーカユニットは、それぞれに再生する周波数帯域が異なる複数の単体スピーカユニットと、該複数のスピーカユニットで再生される全周波数帯域を再生する全音域スピーカユニットとからなり、
    前記振動部材および導音管は、前記全音域スピーカユニットに対してのみ設置される請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスピーカ装置。
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