JP4059259B2 - スピーカシステムおよびスピーカエンクロージャー - Google Patents

スピーカシステムおよびスピーカエンクロージャー Download PDF

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Description

本発明は、スピーカシステムおよびスピーカエンクロージャーの技術に関する。
スピーカシステムには、種々のタイプのものが開発されており、例えば、バスレフやドローンコーンを用いたものがその代表である。
バスレフは、ヘルムホルツ共鳴を利用して低音を増強するものであり、ドローンコーンは駆動回路のないスピーカユニットを取り付け、エンクロージャーの容積内の空気との共振を利用して低音を増強するものである。
バスレフにおいては、エンクロージャーの容積が小さい場合、共振周波数を低くするには、共鳴管を小型で細長くしなければならず、空気抵抗が大きくなって低音増強機能が著しく低下し、また、共鳴管を通過する空気の速度が非常に速くなるために笛のような風切り音が発生するという問題がある。
また、ドローンコーンの場合は、共振周波数を低くするには、その質量を大きくしなければならない。そして、共振周波数を下げるためには、振動板を支持するエッジのコンプライアンスが大きくなければならないが、質量の大きな振動板を支持するためにはエッジのバネ性や強度は大きくなければならず、コンプライアンスと相反することになる。また、重い振動板が完全に平行に振動することは難しく、ローリングやロッキングと呼ばれる異常振動を伴い易い。この異常振動は、歪みを増加させ無駄なエネルギーを消費して、効率を低下させる。
上述したドローンコーンの欠点を補うために、例えば、特表2002−531036号公報などが提案されている。この方式によれば、ローリングやロッキングは防止することができるが、振動板(フラップ)の重量をその周囲に設けられたエッジで支える構造であるため、エッジに強度が必要になり、その制動効果により振動のQが小さくなるという問題がある。
特表2002−531036号公報
上記課題を解決するため、本発明は、小型であっても充分な低音成分を出力することができ、ローリングやロッキングを防止するとともに振動板の振動のQも大きくすることができるスピーカシステムおよびスピーカエンクロージャーを提供することを目的とする。
本願発明によるスピーカシステムは、内部が密閉されたスピーカエンクロージャーと、前記スピーカエンクロージャーに取り付けられたスピーカと、前記スピーカエンクロージャーの一面において一端が固定された状態で弾性により振動可能な振動板と、前記振動板が設けられた一面において、前記振動板の振動部位に対応する位置に設けられた開口部と、前記振動板と前記開口部の縁部との間に形成される空隙を、前記振動板の振動を可能にした状態で塞ぎ、前記スピーカエンクロージャーの気密性を保持する密閉部材とを具備することを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記振動板および前記開口部が設けられる一面は、前記スピーカが取り付けられた面と同一の面としてもよい。
また、他の好ましい態様としては、前記開口部は、前記一面において、線で囲まれる平面図形の輪郭の一部を残して切り欠くように形成され、前記平面図形に対応する部分が前記振動板として機能するようにしてもよい。
本発明によるスピーカエンクロージャーは、スピーカが取り付けられるスピーカ取り付け穴を有した密閉型のスピーカエンクロージャーにおいて、前記スピーカエンクロージャーの一面に一端が固定された状態で弾性により振動可能な振動板と、前記振動板が設けられた一面において、前記振動板の振動部位に対応する位置に設けられた開口部と、前記振動板と前記開口部の縁部との間に形成される空隙を、前記振動板の振動を可能にした状態で塞ぎ、前記スピーカエンクロージャーの気密性を保持する密閉部材とを具備することを特徴とする。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は、この発明の第1実施形態であるスピーカシステムの外観を示す斜視図であり、図2(a)および(b)は、各々同実施形態の構成を示す側断面図および側面図である。
図1において、10は、ボイスコイル、マグネット等を備えたスピーカであり、スピーカエンクロージャー20の前面に取り付けられている。スピーカエンクロージャー20は、直方体状の密閉型のエンクロージャーであり、6面とも板状の部材(例えば、木材、合成樹脂、金属もしくはそれらを張り合わせた合成材等)により形成されている。
図2(a)に示すようにスピーカエンクロージャー20の前面のバッフル板20aには薄い板状の振動板30が取り付けられている。振動板30はスピーカエンクロージャー20の前面と同じ大きさに形成され、スピーカエンクロージャー20の前面全体を覆っている。振動板30とバッフル板20aを貫通してスピーカ取付穴が設けられ、このスピーカ取付穴に前述したスピーカ10が挿入されている。この場合、スピーカ10の前面のフレームがネジにより振動板30およびバッフル板20aに固定されている。
図2(a)に示すように、バッフル板20aは、スピーカエンクロージャー20の前面の上半分だけに形成されている。また、スピーカエンクロージャー20の底面20cは、上面20dよりやや短く形成され、同図に示すように前面側が前方にせり出すようにして上方に延びる前端部20eとなっている。
また、図2(a),(b)に示すように、スピーカエンクロージャー20の側面20fの前面側の下部は、バッフル板20aの下端から底面20cの前端部20eにかけて傾斜し、傾斜部20gとなっている。
上述したバッフル板20aの下端、傾斜部20gおよび前端部20eの上縁によって囲まれた空間は、開口部20bとなっている。上記構成においては、振動板30の上部は、バッフル板20aに固定されているが、振動板30の下部は開口部20bに対向しているため片持ち梁のように自由端になっており、振動板30の弾性によって自由に振動できるようになっている。なお、以下においては、振動板30の下部を振動部位30aという。
この場合、振動板30は、音響的に十分な強度と弾性とを併せ持つ部材で形成されている。ここで、「音響的に十分な強度」とは、空気を通さず、空気よりも十分大きな密度をもち、振動したときに音波を発生する強度と弾性を持つことを意味する。また、振動板30は、それ自体で音波をある程度遮断できる性質を有する。
また、「弾性」の度合いは、この振動板30の一辺を固定して水平に置いたときに自重を支えてほぼ水平に保つことができる程度である。このような特性を満足させるために、振動板30は、例えば薄い木の板、薄い合成樹脂、金属の板もしくはそれらを張り合わせた合成材等からなる。
次に、40は、振動板30の振動部位30aの外周縁と開口部20bの縁部との間に設けられ、スピーカエンクロージャー20の気密性を保持するエッジである。この場合、エッジ40は振動部位30aの側縁と傾斜部20gとの間では、スピーカエンクロージャー20の内部空間側に突出して折れ曲がる部分が縦方向に延びている(以下、折れ部40aという)。また、エッジ40は、振動部位30aの下端縁と前端部20eとの間では、スピーカエンクロージャー20の内部空間側に突出して折れ曲がる部分が水平方向に延びている(以下、折れ部40bという)。
ここで、図3は、振動板30を取り外した状態のスピーカエンクロージャー20の正面図である。図3でハッチングを示した部分がエッジ40であり、このエッジ40においてスピーカエンクロージャー20の内部空間側に突出している部分が折れ部40aおよび40bである。また、図4はスピーカエンクロージャー20の底面図であり、図5は図3に示すA−A線断面図である。
図3に示すエッジ40の外周縁部は、振動板30の振動部位30aの外周縁部に接着され、これにより、スピーカエンクロージャー20の気密性が保持される。また、エッジ40の折れ部40a、40bが自由に折れ曲がることにより、振動部位30aの振動は妨げられることなく、自由振動となる。なお、スピーカエンクロージャー20の背面にはスピーカ10のボイスコイルに接続されたスピーカ端子が設けられているが、図2(a),(b)では省略してある。
上述した構成において、スピーカ10が駆動されると、スピーカ10のコーン紙の振動がスピーカエンクロージャー20内の空気に伝搬され、この空気の振動によって振動板30の振動部位30aが振動する。このとき、エッジ40で気密性を保持された状態で振動する振動板30は、振動したときにスピーカエンクロージャー20内の空気容積を圧縮または伸張させる。したがって、振動板30の弾性に加えてスピーカエンクロージャー20の空気バネも加わったコンプライアンス(機械的可とう性)と振動板30の等価質量との間で新たな共振周波数を持つようになる。この結果、振動板30の共振周波数を中心に再生される音が生じる。
ここで空気バネと振動板30の弾性(バネ性)は、等価的に2つのバネが並列に接続されているように機能するが、空気バネの方が振動板30のバネよりもコンプライアンスが小さいので、スピーカシステムとしての振動板30の共振周波数はほぼ空気のコンプライアンスと振動板30の等価質量で決まる。
以上のようにして決定される共振周波数は、容易に低音領域の所望値にすることができる。例えば、スピーカ10に有効直径8cm、最低共振周波数70z、Q=0.35のスピーカを用い、スピーカエンクロージャー20の内容量を3.5リッターとした場合に、振動板30の質量を135グラムとすると振動板の共振周波数を50Hzとすることができる。
ここで、図6(a)は上述した具体例の場合のスピーカ10の周波数特性であり、図6(b)は振動板30の周波数特性である。この図で明らかなように、本実施形態において上述の数値を設定した場合は、50Hz付近が強調された低音を強く出力することができる。このように、本実施形態においては、振動板30の曲げ振動を利用することによって、ドローンコーンのようなパッシブラジエターとしての作用が得られる。
また、振動部位30aは、「うちわ」のように全体がしなりながら振動する1次振動モードで低音再生を行う。なぜなら、振動板30には2次や3次またはそれ以上の振動モードも存在しているが、空気で振動板30全体が駆動されるため1次振動モードが最も強く発生し、それ以外の振動モードの発生レベルは小さくなるからである。また、高次モードをさらに抑えたい場合は、振動板30の材質や厚さまたは複数の材料の張り合わせなどで調整が可能である。
なお、本実施形態においては、振動板30は、自重を十分支えられる程度の弾性を持っているので、振動板30を水平に置いてもそれ自身で水平を保持できる。また、振動板30自身の弾性が自由共振のコンプライアンスになるが、弾性を持った振動板30の内部損失は同じ弾性を持たせたエッジ40の内部損失より遥かに小さいため振動時の損失は十分小さい。
また、本実施形態におけるエッジ40は、従来のドローンコーン等に用いられるエッジに較べ柔らかな材質とすることができ、また、機械的な強度も必要ない。従来のドローンコーン等のパッシブラジエターにおいては、剛体の振動板をエッジで支えるという構造が必要であるため、エッジは振動板の支持と気密性の確保という2つの機能を持っていた。しかし、本実施形態においては、振動板30の支持機能を振動板30自体に持たせているので、エッジ40に支持機能は必要でない。そのため、エッジ40は、スピーカエンクロージャー20内の気密性を保持できれば足りるから、従来にない柔らかな材料を用いることができ、振動板30の振動を阻害しない状況を作ることができ、振動のQを大きくすることができる。
また、振動板30の共振周波数は、振動板30の質量を大きくすることで下げることができる。すなわち、振動板30の大きさや材質などによっても調整が可能であり、振動板30に何らかの部材を貼り付けることによっても容易に調整が可能である。
ここで、等価回路を用いて本件発明と従来技術との差異について説明する。図7はスピーカの電気等価回路である。ボイスコイルインピーダンスを介してCmes、Res、Lcesで構成される低域共振回路(共振周波数=F0)が電圧駆動される構成を持っている。
ここで、
Re=ボイスコイル直流抵抗
Le,L2,R2=高域インピーダンス上昇要素
Cmes=スピーカ振動系の等価質量容量
Lces=スピーカ振動系の等価コンプライアンスインダクタンス
Res=スピーカ振動系のメカニカル制動抵抗
である。
図8はスピーカエンクロージャーの等価回路であり、Lve=等価容積インダクタンスである。
図9は、従来のドローンコーンやヒンジ固定フラップなどのパッシブラジエターの等価回路である。図示のように、スピーカからボイスコイルのファクターを無くした回路構成を持つ。質量Cmepは、エッジの持つコンプライアンスLcepと制動抵抗Repで支えられている。
ここで、
Cmep=パッシブラジエターの等価質量容量
Lcep=パッシブラジエターの等価コンプライアンスインダクタンス
Rep=パッシブラジエターのメカニカル制動抵抗
である。図10は従来のパッシブラジエターシステムの等価回路である。信号電圧がスピーカを駆動し、スピーカの音響出力がスピーカエンクロージャー容積を介してパッシブラジエターを駆動する。
システムとしての低域共振周波数は、ほぼCmepとLveの共振周波数になる。少ない容積で共振周波数を下げるには、Cmepを大きくする必要があり、これはパッシブラジエターが重くなることを意味する。重いパッシブラジエターを支えるには、丈夫で強度のあるエッジが必要になる。一方、エッジには柔軟性が要求されるため、ゴムやウレタンなどの柔らかい材料が使われるが、強度を上げるには厚くする必要がある。しかし、エッジを厚くするということは、等価コンプライアンスLcepを下げると同時に制動力も大きくするということになる(電気等価回路において表現すれば抵抗値Repが下がるということになる)。このため、パッシブラジエターのロスが大きくなり、低音の再生能力が下がってしまう。
図11は本願発明にかかる振動板の等価回路である。振動板は一辺が完全に固定されているため振動板自身がコンプライアンスLcebを持ち自重を支えている。振動板は弾性体で作られているので、エッジ材料のような抵抗成分は無視できる。エッジは振動板の自重を支える必要がないため薄い材料で良く、コンプライアンスLcexを非常に大きくすることができ、これにより必然的にロスも非常に小さくなる(電気等価回路において表現すれば制動抵抗Rexが大きくなる)。
図11において、
Cmeb=振動板の等価質量容量
Lceb=振動板の等価コンプライアンスインダクタンス
Lcex=振動板エッジの等価コンプライアンスインダクタンス
Rex=振動板エッジのメカニカル制動抵抗
である。図12は本件発明におけるスピーカシステムの等価回路である。図10と比較した場合、スピーカとスピーカエンクロージャー容積を同じとすると、
Cmep=Cmeb
とすれば、低域の共振周波数も同じになる。この重量を支えるコンプライアンスも同等のものが必要になるが、図10ではLcepであり、図12ではLcex>>Lcebであるから、ほとんどLcebとなり、適切な設計をすればほぼ
Lcep=Lceb
となる。ここまでのファクターに大きな差異はない。しかし、ここまでの説明で明らかなように、
Rex>>Rep
となることが、本願発明の重要な特徴であり、これにより従来方式に較べてロスが大幅に少なくなり、低音再生が有利になることが分かる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図13は、この発明の第2実施形態の外観を示す斜視図である。図13に示す50は、直方体状のスピーカエンクロージャーであり、前面のバッフル板50aの上部にスピーカ10が取り付けられている。バッフル板50aの中央部から下部にかけてU字状に細長く切り欠かれた開口部60が設けられている。
この場合、U字状の内側の部分が振動板51として機能する。すなわち、振動板51の上部はバッフル板50aと一体であり、それ以外の部分はU字形状の開口部60によってバッフル板50aから切り離されているから、振動板51はその上端が固定された状態で自由に振動可能である。
また、図14の(a)および(b)は、各々同実施形態の側断面図および横断面図である。これらの図に示すように、開口部60は断面がアーチ状のエッジ70によって、スピーカエンクロージャー50の内側から覆われ、これによりスピーカエンクロージャーの気密性が保持されている。図15はバッフル板50aの背面を示す図であり、エッジ70は図示のように、U字状の開口部60をその形状に沿って覆っている。
本実施形態の振動板51は、その一辺がバッフル板50aと連通して固定端となっているから、振動板51はそれ自体が支持機能を有している。そのため、エッジ70は振動板51の重量を支える必要がなく、気密性を保つ機能のみを持てばよい。したがって、柔らかい材料を使うことができ、振動板51の振動を抑制しない動き易い状況を作ることができる。本実施形態の動作は、前述した第1実施形態と同様であり、振動板51の共振周波数付近の帯域(低音帯域)が増強される。
なお、本実施形態においては、開口部60をスピーカエンクロージャー50の内側からエッジ70によって覆ったが、図16に示すようにスピーカエンクロージャー50の表側から覆うようにしてもよい。なお、図16は図14(b)に対応する横断面図である。
また、第2実施形態では、スピーカエンクロージャーのスピーカが設けられている面に開口部を設けて振動板を形成するようにしたが、振動板を形成する(開口部を設ける)位置はこれに限定されるものではなく、スピーカエンクロージャーの壁面であればどのような位置であってもよい。
図17は、振動板の形成位置の一例を示す図であり、図17の(a)は、スピーカシステムの外観を示す斜視図である。図17の(b)は、同変形例を背面から見た斜視図であり、図17の(c)は、側断面図である。これらの図に示すように、この例においては、開口部60がバッフル板50aと対向する面、すなわちスピーカエンクロージャー50の背面に設けられている。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)第2実施形態のように細長い開口部を作る場合は、U字状に限らない。要するにスピーカエンクロージャーの任意の面において、線で囲まれる平面図形を想定し、その輪郭の一部を残して切り欠くように形成すればよい。このように形成することで、前記平面図形に対応する部分が振動板として機能する。例えば、図18の(b)にスピーカシステムの外観を示すが、図示のようにバッフル板50aの下部全体を振動板51として構成するように開口部60を形成してもよい。なお、同図(a)はこの場合の側断面図である。
(2)図19に示す例は、縦長のスピーカエンクロージャー80のバッフル板80aにツイータとウーファーと取り付け、その下部に振動板81を形成した例である。図19の(a)は正面図、(b)は側断面図、(c)は背面図である。図示の場合において、有効直径8cm、最低共振周波数70Hzのスピーカを内容積3.5リッターのスピーカエンクロージャーに収め、共振版の共振周波数を50Hzに調整することで40Hz(−10dB)からの低音再生が可能である。
(3)図20に示す例は、スピーカエンクロージャー85のバッフル板85aに水平方向に2つのスピーカを取り付け、バッフル板85aの下部を振動板86として構成したものである。図20の(a)は正面図、(b)はA−A線断面図である。図示の場合において、有効直径3cm、最低共振周波数190Hzのスピーカ2個を400ccのスピーカエンクロージャーに収め、共振版の共振周波数を120Hzに調整することで100Hz(−10dB)からの低音再生が可能である。
(4)図21に示す例は、角度を持たせて接合した2つのバッフル板90a、90bに各々一つのスピーカを取り付け、スピーカエンクロージャー90の背面に振動板91を形成した例である。なお、図21の(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は(a)に示すA−A線断面図、(d)は(c)に示すB−B線断面図である。図示の場合において、有効直径3cm、最低共振周波数190Hzのスピーカ2個を400ccのスピーカエンクロージャーに収め、振動板の共振周波数を120Hzに調整することで100Hz(−10dB)からの低音再生が可能である。
(5)図22に示す例は、スピーカエンクロージャー100の左右の側面に各々スピーカを取り付け、その前面に振動板101を形成した例である。なお、図22の(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。図示の場合において、有効直径3cm、最低共振周波数190Hzのスピーカ2個を300ccのスピーカエンクロージャーに収め、振動板の共振周波数を120Hzに調整することで100Hz(−10dB)からの低音再生が可能である。
(6)また、上述した各実施形態で示したように、開口部の位置は、振動板の振動部位に対応する位置に設けられる。すなわち、振動板の背後や周囲などに設けられ、振動を可能にするように形成すればよい。
本発明の第1実施形態であるスピーカシステムの外観を示す図である。 同実施形態の内部構成を示す図である。 同実施形態において振動板を外した状態を示す正面図である。 同実施形態の底面図である。 図3に示すA−A線断面図である。 同実施形態の周波数特性を示すグラフである。 スピーカの電気等価回路である。 スピーカエンクロージャーの電気等価回路である。 従来のパッシブラジエターの等価回路である。 従来のパッシブラジエターシステムの等価回路である。 本願発明にかかる振動板の等価回路である。 本願発明にかかるスピーカシステムの等価回路である。 第2実施形態の外観を示す斜視図である。 同実施形態の内部構造を示す図である。 同実施形態のバッフル板50aの背面を示す図である。 同実施形態の変形例を示す図である。 同実施形態の他の変形例を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。
符号の説明
1…スピーカシステム、10…スピーカ、20、50、80、85、90、100…スピーカエンクロージャー、30、51、81、86、91、101…振動板、40、70…エッジ、60…開口部。

Claims (4)

  1. 内部が密閉されたスピーカエンクロージャーと、
    前記スピーカエンクロージャーに取り付けられたスピーカと、
    前記スピーカエンクロージャーの一面において一端が固定された状態で弾性により振動可能な振動板と、
    前記振動板が設けられた一面において、前記振動板の振動部位に対応する位置に設けられた開口部と、
    前記振動板と前記開口部の縁部との間に形成される空隙を、前記振動板の振動を可能にした状態で塞ぎ、前記スピーカエンクロージャーの気密性を保持する密閉部材と
    を具備することを特徴とするスピーカシステム。
  2. 前記振動板および前記開口部が設けられる一面は、前記スピーカが取り付けられた面と同一の面であることを特徴とする請求項1記載のスピーカシステム。
  3. 前記開口部は、前記一面において、線で囲まれる平面図形の輪郭の一部を残して切り欠くように形成され、前記平面図形に対応する部分が前記振動板として機能することを特徴とする請求項1または2記載のスピーカシステム。
  4. スピーカが取り付けられるスピーカ取り付け穴を有した密閉型のスピーカエンクロージャーにおいて、
    前記スピーカエンクロージャーの一面に一端が固定された状態で弾性により振動可能な振動板と、
    前記振動板が設けられた一面において、前記振動板の振動部位に対応する位置に設けられた開口部と、
    前記振動板と前記開口部の縁部との間に形成される空隙を、前記振動板の振動を可能にした状態で塞ぎ、前記スピーカエンクロージャーの気密性を保持する密閉部材と
    を具備することを特徴とするスピーカエンクロージャー。
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