JP2002526255A - 可逆性水素貯蔵組成物 - Google Patents

可逆性水素貯蔵組成物

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JP2002526255A
JP2002526255A JP2000574455A JP2000574455A JP2002526255A JP 2002526255 A JP2002526255 A JP 2002526255A JP 2000574455 A JP2000574455 A JP 2000574455A JP 2000574455 A JP2000574455 A JP 2000574455A JP 2002526255 A JP2002526255 A JP 2002526255A
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alh
hydride
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metal
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ザルスカ アリクヤ
ザルスキ レスゼク
オラフ ストローム−オルセン ジョン
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マクギル・ユニヴァーシティ
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    • C01B3/0005Reversible uptake of hydrogen by an appropriate medium, i.e. based on physical or chemical sorption phenomena or on reversible chemical reactions, e.g. for hydrogen storage purposes ; Reversible gettering of hydrogen; Reversible uptake of hydrogen by electrodes
    • C01B3/001Reversible uptake of hydrogen by an appropriate medium, i.e. based on physical or chemical sorption phenomena or on reversible chemical reactions, e.g. for hydrogen storage purposes ; Reversible gettering of hydrogen; Reversible uptake of hydrogen by electrodes characterised by the uptaking medium; Treatment thereof
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Abstract

(57)【要約】 容易に水素を放出し、かつ水素の放出により形成された脱水素状態から容易に再び水素化される水素貯蔵組成物を、次の群から選択したメンバーを含むAlH系錯水素化物から誘導する。選択される群としては、B、C、Si、PおよびS等の非金属、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Mo、Zn、Ga、InおよびSn等の金属、Be、Mg、Ca、Ti、V、Y、ZrおよびLa等の安定な水素化物を形成する金属、ならびに第2のAlH系錯水素化物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水素貯蔵組成物および水素を供給する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
既知の金属水素化物の中で、可逆的水素貯蔵に好適な特性を示すものは、ごく
わずかである。金属水素化物による水素吸着の可逆性とは、実用的な水素圧およ
び温度条件の下で、水素を吸蔵および放出できる能力を意味する。ほとんどの水
素化物は、水素化サイクルに対して安定過ぎて、水素の吸蔵は容易であるが水素
の放出に非常に高い温度を必要とするか、または不安定過ぎて、放出は容易に起
きるが、吸着に非常に高い水素圧を必要とするか、のいずれかである。
【0003】 安定な金属水素化物には、680℃の温度で溶融するが720℃という更に高
い温度で分解するLiH、水素を放出するためにそれぞれ650℃、600℃お
よび880℃に加熱しなければならないTiH、CaHおよびZrH等の
化合物がある。しかし、これらの水素化物を再び水素化することは容易であり、
かつ、これらの水素化物は水素圧が低くても容易に水素を吸蔵する。
【0004】 不安定な金属水素化物の群のうち、AlHおよびLiAlHが最も特徴的
な例であり、これらの金属水素化物は水素の平衡圧が高いので、ガス状態で水素
化することは実用上不可能である。これらの不安定な水素化物の形成には、化学
反応のみが効率的である。一方、AlHおよびLiAlHは共に、100℃
乃至130℃の間の温度で容易に水素を放出し、かつ優れた反応速度を有する。
【0005】 従来、実用的、可逆的な特性、すなわち環境条件での水素化/脱水素化を示す
わずかな物質、例えばLaNi、FeTiまたはTi−Vは、水素吸蔵量が2
重量%未満であり、これは実際の用途には低すぎる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、80乃至180℃、典型的には100乃至150℃という中程度の
加熱温度で可逆的に作用することができ、かつ水素吸蔵量が2重量%より大きい
水素貯蔵組成物を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの視点では、i)次のメンバーを含むAlH系錯水素化物、i
i)a)固体状の水素化物を容易に形成しない元素、b)安定な金属水素化物を
形成する金属、c)b)の金属の水素化物、d)前記錯体1)とは異なるAlH 系錯水素化物、からなる群より選択した少なくとも一つのメンバー、を含む水
素貯蔵組成物を提供するものである。
【0008】 本発明の別の視点では、脱水素状態の本発明の組成物を提供するものである。
【0009】 本発明の更に別の視点では、少なくとも80℃の温度で、本発明の組成物の脱
水素形態を形成しながら該組成物から水素を放出し、放出された水素を取り出し
、かつ脱水素形態内に水素を吸蔵して、後の水素源としてAlH系錯水素化物
を再生すること、を含む方法を提供するものである。
【0010】 本明細書において「脱水素形態」または「脱水素状態」に言及した場合には、
本発明の水素貯蔵組成物から水素を放出した結果生じた、水素貯蔵組成物の形態
または状態を表す。これは、完全な脱水素化が必ず起きていることを示すことを
意図するものではなく、組成物の水素含有量の少なくとも一部の放出の結果生じ
た、完全脱水素化および部分脱水素化の両方を考慮するものである。
【0011】 AlH系錯水素化物に言及した場合には、100乃至150℃程度の中程度
の温度で容易に水素を放出して、脱水素形態または状態を形成するNaAlH またはLiAlH等の錯金属水素化物を表すが、該形態または状態から水素ガ
スを用いて水素化物形態を再生できず、または可逆性水素貯蔵組成物では非実用
的な、極度の条件下でのみ再生することができる錯金属水素化物をいう。これら
のAlH系錯水素化物は、容易に水素を放出する点、および脱水素形態からの
再生が困難である点から「不安定」と呼ばれる場合がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、容易に分解するが再び水素化することが非常に困難な、これらの、
いわゆる不安定な金属水素化物の特性を、必要な再水素化条件が非常に有利で、
かつ実用的な操作で水素ガスを用いて金属水素化物を再生できるよう変性するこ
とができるという発見に基づいている。
【0013】 水素化物の化学組成を変え、機械粉砕を行うことによって、不安定な金属水素
化物の変性を行うことができる。
【0014】 特には、本発明は、AlH錯体を基にした水素化物に関する。AlHは非
常に不安定であり、100℃より高い温度で自然に分解する。通常、水素を放出
した後は、極度に高い水素圧においてさえも、AlHを再び水素化することは
できない。AlH系の他の水素化物、例えばLiAlH、NaAlH、M
g(AlHおよびCa(AlHにも同じことが当てはまる。これら
の水素化物は、水素吸蔵量が非常に高く、典型的には最大で7重量%にまで達し
、かつ100℃乃至180℃の間の温度で容易に水素を放出するが、通常100
気圧未満の水素圧において再び水素化することはできない。
【0015】 本発明において、このような不安定な水素化物の特性を、他の元素または水素
化物をそれらの中に含ませることにより変える。典型的には、例えば機械粉砕ま
たはボールミル粉砕により複数の成分を一緒に合金化することにより含有させる
ことができる。
【0016】 非常に多様な不安定AlH系水素化物が異なる合金成分と共に研究されてお
り、かつ、このような合金化によってAlH系水素化物の水素化特性に劇的な
変化が起きるということが分かった。その結果、水素化物は実際の用途に対して
可逆性になる。なぜなら、非常に低い水素圧において再び水素化することができ
るからである。
【0017】 本発明において使用する典型的なAlH系錯水素化物は、式(I)で表すこ
とができる。 M(AlH (I) ここで、Mは金属、xは1乃至3の整数、yは1または2の整数、およびzはx
または2xに等しい。Mの好適な例としては、Li、Na、Be、MgおよびC
aであり、xは1または3が好ましい。
【0018】 本発明に用いる好適なAlH系錯水素化物には、LiAlH、NaAlH 、Mg(AlH、Be(AlH、Zr(AlH、Ca(A
lH、LiAlHおよびNaAlHが含まれ、これらの全てが、
次の群から選択された少なくとも一つのメンバーの存在下で機械的粉砕またはボ
ールミル粉砕した場合に、水素吸着特性を変化させる。 1.標準状態下で固体状の水素化物を形成しない元素、例えば、B、C、Si、
PおよびS等の非金属、およびCr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Mo、Z
n、Ga、InおよびSn等の金属。 2.比較的安定な金属水素化物を形成する元素、例えば、Be、Mg、Ca、T
i、V、Y、ZrおよびLa等。 3.前記第2群の元素からなる水素化物、例えば、BeH、MgH、CaH 、TiH、VH、YH、ZrHおよびLaH等。 4.AlH錯体系の他の水素化物。
【0019】 これらの添加物は、単独または混合物で、AlH系錯水素化物の吸着特性を
変更することができる。変更のメカニズムは完全には分かっていないが、恐らく
異なる添加物の類に関しては、異なるメカニズムが関与しているのであろう。
【0020】 AlH系錯水素化物の水素化特性を変えると推定されるメカニズムは次の通
りである。 i)AlH系水素化物の侵入型合金化。 このメカニズムは、非金属、例えば、ホウ素および炭素等の場合に最も可能性
が高い。 ii)触媒作用による置換型合金化。 このメカニズムは、第2群元素の金属添加物のほとんどに当てはまると思われ
る。 iii)水素化物の混合物における水素吸着の相乗効果。 このメカニズムは、AlH系水素化物と前記第3群および第4群の水素化物
との混合物中ならびに前記第2群の元素とのボールミル粉砕の結果としての混合
物中に発見されている。しかし、後者の場合、主たるAlH系水素化物の水素
化/脱水素化サイクル中に、第3群に記載したそれぞれの水素化物の形成が起こ
り得る。添加物によって、本質的に2種類の水素化物混合物の挙動がある。基本
水素化物が添加物と反応しない場合、一つは反応速度特性である。この場合、添
加物は水素担体または触媒として働き、反応速度を向上させる。2つ目のメカニ
ズムは、新しい錯水素化物またはより複雑なヒドリド錯体の形成を基にしている
。この場合、主たるAlH系水素化物の熱力学特性が顕著に変わり、水素化物
形成の平衡圧の変化を招く。
【0021】 添加物との機械的な合金化により化学組成が変化する結果として、AlH
錯水素化物の水素吸着特性を向上する前記メカニズムを、前記物質群中の多数の
添加物と共に種々のAlH系錯水素化物において調べた。添加物の一系統内で
、添加物の量を変えた。
【0022】 典型的には、AlH系錯水素化物対添加物のモル比を、10:1乃至1:3
の間の範囲で変えた。添加物を全く加えないが、添加物を加えたサンプルと同条
件でボールミル粉砕したAlH系錯水素化物のサンプルも調べた。一般的な結
論として、いずれの場合にも、ボールミル粉砕だけがAlH系錯水素化物の反
応速度特性を向上させたが、添加物とのボールミル粉砕が、非常に顕著に反応速
度特性を向上させ、かつ主たる水素化物の熱力学特性を明白に変更できることが
分かった。
【0023】 これらの変化の詳細な本質は、完全には決定されていないが、いくつかの一般
的な結論を、前記して提案したメカニズムと関連して、次のように説明すること
ができる。
【0024】 非金属との合金化の侵入特性をX線回折分析により確認する。例えば、CをN
aAlHに1:1のモル比で添加しても、NaAlHのX線回折パターンは
変わらず、かつその他の相の形成を示し得る他の反射は観察されない。また、結
晶性または非晶質の炭素からの反射またはハローを、X線回折パターンに見るこ
とはできない。しかし、同時に、この物質は従来のNaAlHとは劇的に異な
る水素化特性を示す。これまでに報告されているように[1、2]、NaAlH の平衡水素化圧は高く、分解後に再び水素化することは通常不可能であった。
ようやく最近になって、BogdanovicがNaAlHを再び水素化することのでき
る触媒を発見した[3、4]。しかし、170℃で吸蔵を行う為には、150気
圧という非常に高い水素圧が依然として必要であった。
【0025】 本発明による物質は、ボールミル粉砕したNaAlHとCとの混合物であり
、非常に低い圧力で、非常に早い反応速度で、可逆性水素吸着特性を示す。この
物質の平衡圧は、従来のNaAlHで報告されている値[1、2]よりも、例
えば140℃で2倍低い。これは、水素吸蔵を効率的に行うのに非常に低い水素
圧しか必要としない、ということを意味する。さらに、水素化/脱水素化サイク
ルの反応速度は、従来のNaAlHだけでなく、従来技術[3、4]の触媒化
NaAlHに見られる反応速度を顕著に超えている。例えば、触媒化NaAl
は、2重量%の水素を160℃で約6時間以内に放出するが[3、4]、一
方、本発明のNaAlHとCの混合物は、同量の水素をわずか30分以内で放
出することができる。比較のため、触媒の無い従来のNaAlHは、2重量%
の水素を放出するのに、160℃で50時間より多くを必要とする。
【0026】 別の例において、異なったAlH系錯水素化物の水素吸着特性を変えるのに
、ホウ素が非常に有効であることが分かっている。錯水素化物内で、ホウ素によ
り、平衡水素圧がより低い圧力に移る、すなわちAlH系錯水素化物を安定化
する。このことは非常に有利である。なぜならば、結果としてこれらの水素化物
がより低い水素圧で効率的に作用できるからである。
【0027】 ケイ素の添加によっても、AlH系錯水素化物の水素化サイクルの反応速度
を顕著に高めることになる。
【0028】 金属、例えば、Cu、Ni、FeおよびZnの添加によっても、AlH系錯
水素化物の吸着特性が向上する。Cu、FeまたはMnの存在をX線回折パター
ンに見ることができるが、金属粒子の大きさは明らかに減っており、これは、添
加物の触媒作用の可能性という観点からは、非常に有利である。
【0029】 前記第2群の、容易に水素化物を形成する元素と共にボールミル粉砕したAl
系錯水素化物は、水素化物混合物の可能な組み合わせが多様であるので、最
も興味深い物質の一つである。添加物を、前記第2群および第3群の元素または
水素化物の形態で混合物に導入することができる。これらの添加物とのボールミ
ル粉砕により、熱力学的特性を変えたヒドリド錯体が形成される。例えば、Na
AlHをジルコニウムまたはその水素化物と共にボールミル粉砕することによ
り、触媒化NaAlHに対して以前に報告された[3、4]150気圧の代わ
りに、60乃至80気圧で水素を効率的に吸蔵できるような、平衡圧の変化が生
じる。水素化サイクルの反応速度も、同じ温度で触媒化NaAlHよりも何倍
も早い。混合物がナノ結晶形状で、成分を非常に微細に混合した場合に、優れた
水素吸蔵特性がさらに増強されると思われる。
【0030】 好適には、AlH系錯水素化物ならびに前記第1群、第2群、第3群および
第4群の1つまたはそれ以上からの添加物は、粒子の大きさが100μm未満、
好ましくは50μm未満である。
【0031】 本発明の水素貯蔵組成物は、少なくとも80℃、一般的には80乃至180℃
、および典型的には100乃至180℃の温度において水素を放出する。
【0032】 本発明の水素貯蔵組成物の脱水素形態への水素の吸蔵は、80乃至150℃、
典型的には100乃至150℃の温度で、かつ20乃至100、好ましくは30
乃至80気圧の水素圧で、0.25乃至5時間、好ましくは0.5乃至3時間の
間、好適に行われる。
【0033】 本発明の水素貯蔵組成物は、水素吸蔵量が2乃至7、より通常には3乃至7重
量%である。
【0034】
【実施例】実施例1 Cを添加して、NaAlHを高エネルギーボールミルSPEX8000(登
録商標)内でボールミル粉砕した。水素化物対Cのモル比は3:1であった。ボ
ールミル粉砕した後、混合物を自動ガス滴定システム内に置き、水素化/脱水素
化サイクルに供した。該物質は、90℃乃至150℃もの低温で約3重量%を放
出し(図1)、約160℃でさらに1.5重量%を放出することができた。約8
0気圧、130℃の温度で再び水素化を行い、2乃至3時間以内で完了した(図
2)。
【0035】実施例2 通常金属水素化物を形成しない金属、すなわちCuおよびZnを添加して、N
aAlHを高エネルギーボールミルでボールミル粉砕した。どちらの場合も、
水素化物対金属のモル比は4:1であった。その後の水素化/脱水素化サイクル
は、従来のNaAlHが作用することのできない温度および水素圧で、効率的
に放出および吸蔵することを示した(図3および4)。
【0036】実施例3 ジルコニウムをモル比4:1で添加して、NaAlHをボールミル粉砕した
。ボールミル粉砕した後、該物質は、X線回折パターンに見られる非常に微細な
ミクロ構造を示し、ブラッグ反射の全てがほとんど消滅した(図5)。比較のた
め、NaAlHとZrとの別の混合物(3:1、粉砕時間がより短い)のX線
回折パターンも図5に示す。従来のNaAlHに比べて、この物質は、110
乃至150℃の間の温度で素早く水素を放出し(図6)、かつ50乃至80気圧
の水素圧で再び水素化するという、際立った水素化特性を示す。Zrの代わりに
ジルコニウムをジルコニウム水素化物の形態、ZrHで導入する場合、同様の
水素化特性が得られる。
【0037】実施例4 Mgと共にボールミル粉砕したLiAlHを、示差走査熱量計(DSC、P
erkin−Elmer製)により調査した。水素放出時のDSCトレースの比
較により、マグネシウムを含むサンプルは、添加物を含まないサンプルよりも高
い温度で水素を放出することが示された。これは、マグネシウムを含む水素化物
の安定性が増し、再び水素化するのに必要な水素圧が低くなったということを意
味する。同じ結果が、ガス滴定システムでの放出の測定により確認された。また
、マグネシウムの代わりにマグネシウム水素化物と共にボールミル粉砕した後に
も、同様にLiAlHの安定性を増加することができる。
【0038】実施例5 2つの水素化物、NaAlHおよびLiAlHの混合物(モル比1:1)
を、高エネルギーボールミル(SPEX 8000)でボールミル粉砕した。そ
の結果、従来のNaAlHおよびLiAlHによる放出と比較して、該混合
物は、放出速度が大幅に向上した(図7)。
【0039】
【参考文献】
[1] T. N. Dymova, N. G. Eliseeva, S. Bakum and Y. M. Dergachy Dolk, A
kad. Nauk SSSR, Vol. 215, p.1369, 1974. [2] T. N. Dymova, Y. M. Dergachev, V. A. Sokolov and N. A. Grechanaya
Dolk, Akad. Nauk SSSR, Vol. 224, No.3, p.591, 1975 [3] B. Bogdanovic and M. Schwickardi, J. Alloys and Camp, Vol.253, p.
1, 1997 [4]B. Bogdanovic, German Pat. Appln No. 195 26 434.7, 1995
【図面の簡単な説明】
【図1】 NaAlHおよびCを基にした、本発明の水素貯蔵組成物からの水
素放出を示すグラフである。
【図2】 図1の組成物の脱水素形態から再生する間の、水素吸蔵を示すグラフ
である。
【図3】 NaAlHおよびCuを基にした、本発明の水素貯蔵組成物からの
水素放出を示すグラフである。
【図4】 NaAlHおよびZnを基にした、本発明の水素貯蔵組成物からの
水素吸蔵を示すグラフである。
【図5】 NaAlHおよびZrから長(18時間)および短(1時間)粉砕
時間後に得た、本発明の水素貯蔵組成物の回折パターンを示す図である。
【図6】 図5の水素貯蔵組成物からの水素放出を示すグラフである。
【図7】 NaAlHおよびLiAlH系の、本発明の水素貯蔵組成物から
の水素放出を示すグラフである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月30日(2000.10.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明のある視点では、i)次のメンバーとボールミル粉砕により合金化され
た不安定なAlH系錯水素化物、ii)a)固体状の水素化物を容易に形成し
ない元素、b)安定な金属水素化物を形成する金属、c)b)の金属の水素化物
、d)前記錯体1)とは異なる不安定なAlHヒドリド錯体、からなる群より
選択した少なくとも一つのメンバー、を含み、前記不安定なAlH系錯水素化
物i)およびii)d)が100乃至150℃の温度で容易に水素を放出する、
可逆性水素貯蔵組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ジョン オラフ ストローム−オルセン カナダ国 ケベック エイチ3ワイ 2ヴ ィ4 モントリオール ランスドウン ア ヴェニュー 443 Fターム(参考) 4G040 AA42 4G066 AA03B AA03D AA11B CA38 DA05 FA37 FA40 GA01 GA32 GA33 4G140 AA42 4K017 AA04 BA03 BA04 BA05 BA06 BA08 BA10 DA09 EA04

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素貯蔵組成物であって、該組成物が、 i)次のメンバーを含むAlH系錯水素化物、 ii)a)固体状の水素化物を容易に形成しない元素、 b)安定な金属水素化物を形成する金属、 c)b)の金属の水素化物、および d)前記錯体i)とは異なるAlHヒドリド錯体、 からなる群より選択した少なくとも一つのメンバー、 を含む水素貯蔵組成物。
  2. 【請求項2】 前記メンバーが前記元素a)であって、該元素a)がB、C、S
    i、PおよびSから選択された非金属である、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記メンバーが前記元素a)であって、該元素a)がCr、Mn
    、Fe、Co、Ni、Cu、Mo、Zn、Ga、InおよびSnから選択された
    金属である、請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記メンバーがBe、Mg、Ca、Ti、V、Y、ZrおよびL
    aから選択された前記金属b)である、請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記メンバーがBeH、MgH、CaH、TiH、VH 、YH、ZrHおよびLaHから選択された水素化物c)である、請求
    項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記メンバーが前記ヒドリド錯体d)である、請求項1に記載の
    組成物。
  7. 【請求項7】 AlH系錯水素化物i)が式(I) M(AlH (I) であって、 Mが金属、 xは1乃至3の整数、 yは1または2の整数、および zはxまたは2xに等しい、 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 MがLi、Na、Be、MgおよびCaから選択され、かつxが
    1または3である、請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記AlH系錯水素化物がLiAlH、NaAlH、Mg
    (AlH、Be(AlH、Zr(AlH、Ca(AlH 、LiAlHおよびNaAlHから選択された、請求項1乃至8のい
    ずれか一つに記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記水素化物対前記メンバーのモル比が10:1乃至1:3で
    ある、請求項1乃至9のいずれか一つに記載の組成物。
  11. 【請求項11】 前記メンバーがボールミル粉砕により前記水素化物と合金した
    、請求項1乃至10のいずれか一つに記載の組成物。
  12. 【請求項12】 80℃以上の温度で水素を放出して、前記組成物の脱水素状態
    である物質を生成し、該物質が水素を吸蔵して前記水素貯蔵組成物を再生するよ
    う適合された、請求項1乃至11のいずれか一つに記載の組成物。
  13. 【請求項13】 前記脱水素状態にある、請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 水素を供給する方法であって、該方法が、少なくとも80℃の
    温度で、脱水素形態の前記組成物を形成しながら、請求項1乃至12のいずれか
    一つで定義された組成物から水素を放出し、 放出された水素を取り出し、および 該脱水素形態内に水素を吸蔵して、後の水素源として前記組成物を再生するこ
    と、を含む方法。
  15. 【請求項15】 前記温度が80乃至180℃である、請求項14に記載の方法
  16. 【請求項16】 80乃至150℃の温度で、かつ20乃至100気圧の水素圧
    で前記水素吸蔵を行う、請求項14または15に記載の方法。
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