JP2002510609A - 高粘性化粧用清浄剤の製法 - Google Patents

高粘性化粧用清浄剤の製法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、界面活性剤含有脂肪アルコール水性分散液を油成分および場合によりポリマー増粘剤と低温で攪拌混合することを含んで成る、化粧用清浄製剤の製法に関する。本発明の製剤は、粘度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、化粧品製剤に関し、とりわけ界面活性剤含有脂肪アルコール分散液
を使用する皮膚および毛髪清浄用の化粧品組成物の低温製法に関する。
【0002】 (背景技術) 毛髪および皮膚の清浄用組成物、例えば水中油型ローションまたはクリームの
製造において、通例、脂肪アルコールを使用して粘度を調節する。このようなエ
マルジョンは、高温法によって、すなわち最も融点の高い成分の融点を超える温
度で成分を混合し、次いで強力にホモジナイズしながらゆっくり冷却することに
よって製造される。しかし、経済的な面からは、そのような組成物を低温法、例
えば既知のPIT法またはマイクロエマルジョン法によって製造することが望ま
しい。しかし、これに関連して、高粘性の調節には非常な困難を伴うという問題
が生じる(特に脂肪アルコールを用いてラメラゲルを形成する場合)。
【0003】 (発明の開示) (発明が解決しようとする技術的課題) 本発明の課題は、貯蔵安定性の特に良好なラメラゲルの形成をも可能にし得る
、化粧用清浄組成物(とりわけo/w型ローションおよびクリーム)の低温製法
を提供することである。
【0004】 (その解決方法) 本発明は、界面活性剤含有脂肪アルコール水性分散液を油成分と低温で攪拌混
合することを含んで成る、高粘性の化粧用清浄組成物の製法に関する。 驚くべきことに、界面活性剤含有脂肪アルコール分散液(好ましくは脂肪アル
コールマイクロディスパージョン)を粘度調節に使用すると、皮膚および毛髪を
清浄および手入れするためのo/wクリームを低温法でも製造できることがわか
った。得られる組成物はラメラゲルとして存在し、高温で貯蔵した場合も安定性
が非常に高い。
【0005】 脂肪アルコール 本発明の方法において使用する分散液は、式(I): R1OH (I) [式中、R1は、炭素数6〜30の、直鎖または分枝状、飽和または不飽和アル キル基である。] で示される脂肪アルコールを含有し得る。
【0006】 その例は、カプロンアルコール、カプリルアルコール、2−エチルヘキシルア
ルコール、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、イソトリデシルアルコー
ル、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミトレイルアルコール、ス
テアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エライ
ジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、リノリルアルコール、リノレニル
アルコール、エレオステアリルアルコール、アラキルアルコール、ガドレイルア
ルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール、ブラシジルアルコールお
よびそれらの工業用混合物(例えば、脂肪および油由来の工業用メチルエステル
または Roelen のオキソ合成由来のアルデヒドを高圧水素化することによって得
られ、また、不飽和脂肪アルコールの二量化においてモノマーフラクションとし
て得られる)である。炭素数12〜18の工業用脂肪アルコール、例えばヤシ、
パーム、パーム核、セテアリルまたは獣脂アルコールが好ましい。分散液の脂肪
アルコール含量は、5〜50重量%であり得、好ましくは25〜40重量%であ
る。
【0007】 界面活性剤 本発明の方法に使用する脂肪アルコール分散液は、アニオン性、ノニオン性、
カチオン性および/または両性もしくは双性イオン性界面活性剤を含有し得る。
アニオン性界面活性剤の例は、石鹸、アルキルベンゼンスルホネート、アルカン
スルホネート、オレフィンスルホネート、アルキルエーテルスルホネート、グリ
セロールエーテルスルホネート、α−メチルエステルスルホネート、スルホ脂肪
酸、アルキルスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルフェート、グリセロー
ルエーテルスルフェート、脂肪酸エステルスルフェート(とりわけ、ラウリン酸
+1EOスルフェート)、ヒドロキシ混合エーテルスルフェート、モノグリセリ
ド(エーテル)スルフェート、脂肪酸アミド(エーテル)スルフェート、モノおよび
ジアルキルスルホスクシネート、モノおよびジアルキルスルホスクシナメート、
スルホトリグリセリド、アミド石鹸、エーテルカルボン酸およびその塩、脂肪酸
イセチオネート、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、N−アシルアミノ酸
、例えばアシルラクチレート、アシルタートレート、アシルグルタメートおよび
アシルアスパルテート、アルキルオリゴグルコシドスルフェート、タンパク質脂
肪酸縮合物(特に、小麦系植物性の生成物)、並びにアルキル(エーテル)ホスフェ
ートである。アニオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を有する場合、
通常の同族体分布を有し得るが、狭い同族体分布を有することが好ましい。
【0008】 ノニオン性界面活性剤の例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アル
キルフェノールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪
酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪アミンポリグリコールエーテル、アルコ
キシル化トリグリセリド、混合エーテルおよび混合ホルマール、部分的に酸化さ
れていてもよいアルキル(アルケニル)オリゴグリコシドまたはグルクロン酸誘
導体、脂肪酸N−アルキルグルカミド、タンパク質加水分解物(特に、小麦系植 物性の生成物)、ポリオール脂肪酸エステル、糖エステル、ソルビタンエステル 、ポリソルベート、並びにアミンオキシドである。ノニオン性界面活性剤がポリ
グリコールエーテル鎖を有する場合、通常の同族体分布を有し得るが、狭い同族
体分布を有することが好ましい。
【0009】 カチオン性界面活性剤の例は、第四級アンモニウム化合物、およびエステルク
ォート(esterquats)、とりわけ第四級化脂肪酸トリアルカノールアミンエステ
ル塩である。両性または双性イオン性界面活性剤の例は、アルキルベタイン、ア
ルキルアミドベタイン、アミノプロピオネート、アミノグリシネート、イミダゾ
リニウムベタイン、およびスルホベタインである。
【0010】 上記界面活性剤はいずれも、既知の化合物である。それらの構造および製法に
関しては、関連文献、例えば、J.Falbe編、“Surfactants in Consumer Produc
ts”、Supringer Verlag、ベルリン、1987、第54〜124頁、または J .Falbe編、“Katalysatoren,Tenside und Mineraloeladditive”、Thieme Verl
ag、シュトゥットガルト、1978、第123〜217頁に記載されている。脂
肪アルコール分散液中の界面活性剤含量は、0.1〜10重量%であり得、好ま しくは0.5〜5重量%である。
【0011】 脂肪アルコール分散液 脂肪アルコール分散液は、文献により知られている。コンシステンシー改良剤
としてのその使用は、SOEFW−Journal、121、216(1995)に記載
されている。脂肪アルコール分散液は、例えばマイクロディスパージョン法によ
って調製し得る。マイクロディスパージョンは、水不溶性成分(この場合、脂肪
アルコール)、分散剤(好ましくはアルキルグルコシド)および水を含有する、
光学的に等方性で、熱力学的に安定な系である。エマルジョンの分散滴のサイズ
が小さいので、マイクロディスパージョンは明澄または透明に見える。これに関
連して、脂肪アルコールマイクロディスパージョンは、得られる染色製剤の製造
および貯蔵安定性に対し、特に有利な影響を与えることがわかった。粒子サイズ
が50μm未満、とりわけ20μm未満、より好ましくは10μm未満の分散液
を使用することが好ましい。マイクロディスパージョンの製造および使用に関す
る概要は、H.Eicke、SOEFW−Journal、118、311(1992)お
よびTh.Foersterら、SOEFW−Journal、122、746(1996) に記載されている。DE−A14411557(Henkel)も引用する。
【0012】 油成分 適当な油成分は、例えば、炭素数6〜18(好ましくは8〜10)の脂肪アル
コールから誘導するゲルベアルコール、直鎖C6-22脂肪酸と直鎖C6-22脂肪アル
コールとのエステル、分枝状C6-13カルボン酸と直鎖C6-22脂肪アルコールとの
エステル、例えばミリスチルミリステート、ミリスチルパルミテート、ミリスチ
ルステアレート、ミリスチルイソステアレート、ミリスチルオレエート、ミリス
チルベヘネート、ミリスチルエルケート、セチルミリステート、セチルパルミテ
ート、セチルステアレート、セチルイソステアレート、セチルオレエート、セチ
ルベヘネート、セチルエルケート、ステアリルミリステート、ステアリルパルミ
テート、ステアリルステアレート、ステアリルイソステアレート、ステアリルオ
レエート、ステアリルベヘネート、ステアリルエルケート、イソステアリルミリ
ステート、イソステアリルパルミテート、イソステアリルステアレート、イソス
テアリルイソステアレート、イソステアリルオレエート、イソステアリルベヘネ
ート、イソステアリルオレエート、オレイルミリステート、オレイルパルミテー
ト、オレイルステアレート、オレイルイソステアレート、オレイルオレエート、
オレイルベヘネート、オレイルエルケート、ベヘニルミリステート、ベヘニルパ
ルミテート、ベヘニルステアレート、ベヘニルイソステアレート、ベヘニルオレ
エート、ベヘニルベヘネート、ベヘニルエルケート、エルシルミリステート、エ
ルシルパルミテート、エルシルステアレート、エルシルイソステアレート、エル
シルオレエート、エルシルベヘネートおよびエルシルエルケートである。
【0013】 他の適当な油成分は、直鎖C6-22脂肪酸と分枝状アルコール(とりわけ2−エ
チルヘキサノール)とのエステル、ヒドロキシカルボン酸と直鎖もしくは分枝状
6-22脂肪アルコールとのエステル(とりわけジオクチルマレート)、直鎖およ
び/または分枝状脂肪酸と多価アルコール(例えば、プロピレングリコール、二
量体ジオールまたは三量体トリオール)および/またはゲルベアルコールとのエ
ステル、C6-10脂肪酸トリグリセリド、C6-18脂肪酸の液体モノ−/ジ−/トリ
グリセリド混合物、C6-22脂肪アルコールおよび/またはゲルベアルコールと芳
香族カルボン酸(とりわけ安息香酸)とのエステル、C2-12ジカルボン酸と直鎖
もしくは分枝状C1-22アルコールまたはヒドロキシル基数2〜6のC2-10ポリオ
ールとのエステル、植物油、分枝状第一級アルコール、置換シクロヘキサン、直
鎖および分枝状C6-22脂肪アルコールカーボネート、ゲルベカーボネート、安息
香酸と直鎖および/または分枝状C6-22アルコールとのエステル[例えばFinsol
v(商標)TN]、直鎖もしくは分枝状の対称もしくは非対称ジアルキルエーテル
(各アルキル基の炭素数6〜22)、エポキシ化脂肪酸エステルのポリオールに
よる開環生成物、シリコーン油、および/または脂肪族もしくはナフテン族炭化
水素(例えばスクアラン、スクアレンまたはジアルキルシクロヘキサン)である
【0014】 ポリマー増粘剤 本発明の他の好ましい態様においては、清浄組成物は、界面活性剤含有脂肪ア
ルコール分散液のほかに、ポリマー増粘剤を含有する。適当なポリマー増粘剤の
例は、多糖、とりわけキサンタンガム、グアー、寒天、アルギネート、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース、比
較的高分子量の脂肪酸ポリエチレングリコールモノ−およびジエステル、ポリア
クリレート(例えばCarbopols(商標)[Goodrich]またはSynthalens(商標)[
Sigma])、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリ
ドンを包含する。このようなポリマーは、清浄組成物に対して0.1〜5重量% の量で使用し得、好ましくは0.5〜2重量%の量で使用する。
【0015】 工業的適用 界面活性剤含有脂肪アルコール分散液を用いて、ラメラゲルの形態の化粧用清
浄組成物を、低温法(すなわち18〜25℃の温度)でも製造することが可能で
ある。化粧用清浄組成物(好ましくはo/wローションおよびクリーム)の製造
において特に適当なコンシステンシー調節剤は、脂肪アルコールマイクロディス
パージョン(製剤中、10〜70重量%、好ましくは25〜35重量%の量で存
在し得る)である。
【0016】 他の助剤および添加剤 本発明の清浄組成物は、クリームまたはローション(好ましくはo/w型)、
例えばスキンクリーム、ヘアクリーム、ヘアコンディショナー、シャワーゲルま
たはシャンプー、およびスティック状製剤、例えばリップステッィクまたはデオ
ドラントスティックである。そのような製剤は、更なる助剤および添加剤として
、穏やかな界面活性剤、乳化剤、過脂肪剤、真珠光沢ワックス、コンシステンシ
ー調節剤、ポリマー、シリコーン化合物、脂肪、ワックス、安定剤、生体由来物
質、脱臭剤、フケ防止剤、フィルム形成剤、膨潤剤、UV保護剤、抗酸化剤、ヒ
ドロトロープ、防腐剤、防虫剤、日焼け剤、可溶化剤、香油、色素、抗菌剤等を
含有し得る。
【0017】 適当な穏やかな(すなわち特に皮膚科学的に適合性の)界面活性剤の例は、脂
肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェー
ト、モノ−および/またはジアルキルスルホスクシネート、脂肪酸イセチオネー
ト、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、脂肪酸グルタメート、α−オレフ
ィンスルホネート、エーテルカルボン酸、アルキルオリゴグルコシド、脂肪酸グ
ルカミド、アルキルアミドベタイン、および/またはタンパク質脂肪酸縮合物(
好ましくは小麦タンパク質由来のもの)である。
【0018】 適当な乳化剤の例は、下記群の少なくとも一つから選択するノニオン性界面活
性剤である: (1)炭素数8〜22の直鎖脂肪アルコール、炭素数12〜22の脂肪酸、およ
びアルキル基の炭素数8〜15のアルキルフェノールの、エチレンオキシド2〜
30モルおよび/またはプロピレンオキシド0〜5モル付加物; (2)グリセロールのエチレンオキシド1〜30モル付加物の、C12/18脂肪酸 モノエステルおよびジエステル; (3)飽和および不飽和C6-22脂肪酸の、グリセロールモノエステルおよびジエ
ステル、およびソルビタンモノエステルおよびジエステル、並びにそれらのエチ
レンオキシド付加物; (4)アルキル基の炭素数8〜22のアルキルモノ−およびオリゴグリコシド、
並びにそれらのエトキシル化類似体; (5)ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油のエチレンオキシド15〜60モ
ル付加物; (6)ポリオールエステルおよびとりわけポリグリセロールエステル、例えばポ
リグリセロールポリリシノレート、ポリグリセロールポリ−12−ヒドロキシス
テアレート、およびポリグリセロールダイメレートイソステアレート。複数の上
記群の化合物の混合物も適当である;
【0019】 (7)ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油のエチレンオキシド2〜15モル
付加物; (8)直鎖、分枝状、不飽和または飽和C6/22脂肪酸、リシノール酸および12
−ヒドロキシステアリン酸と、グリセロール、ポリグリセロール、ペンタエリス
リトール、ジペンタエリスリトール、糖アルコール(例えばソルビトール)、アル
キルグルコシド(例えばメチルグルコシド、ブチルグルコシド、ラウリルグルコ
シド)およびポリグルコシド(例えばセルロース)との、部分エステル; (9) モノ−、ジ−およびトリアルキルホスフェート、およびモノ−、ジ−お よび/またはトリ−PEG−アルキルホスフェート、並びにそれらの塩; (10)羊毛ワックスアルコール; (11)ポリシロキサン/ポリアルキルポリエーテルコポリマーおよび対応する
誘導体; (12)DE−PS1165574による、ペンタエリスリトール、脂肪酸、ク
エン酸および脂肪アルコールの混合エステル、および/または炭素数6〜22の
脂肪酸、メチルグルコースおよびポリオール(好ましくはグリセロールまたはポ
リグリセロール)の混合エステル; (13)ポリアルキレングリコール;並びに (14)グリセロールカーボネート。
【0020】 脂肪アルコール、脂肪酸、アルキルフェノール、グリセロール脂肪酸モノエス
テルおよびジエステル、ソルビタン脂肪酸モノエステルおよびジエステル、また
はヒマシ油の、エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド付加物は、
既知の市販生成物である。それらは同族体混合物であって、その平均アルコキシ
ル化度は、付加反応を行う基質化合物とエチレンオキシドおよび/またはプロピ
レンオキシドとの量比に対応する。グリセロールのエチレンオキシド付加物のC 12/18 脂肪酸モノエステルおよびジエステルは、DE−PS2024051によ り、化粧品製剤用の再脂肪化剤として知られている。
【0021】 C8/18アルキルモノ−およびオリゴグリコシド、その製法並びに界面活性剤と
してのその使用は、従来知られている。そのようなグリコシドは、とりわけ、グ
ルコースまたはオリゴ糖と、第一級C8/18アルコールとの反応によって製造する
。グリコシド単位に関しては、環状糖単位1個が脂肪アルコールにグリコシド結
合によって結合したモノグリコシド、およびオリゴマー化度が好ましくは約8ま
でのオリゴグリコシドのいずれも適当である。オリゴマー化度は、そのような工
業用生成物の同族体分布の統計学的平均値である。
【0022】 乳化剤として、双性イオン性界面活性剤を使用してもよい。双性イオン性界面
活性剤は、分子中に少なくとも1個の第四級アンモニウム基および少なくとも1
個のカルボキシレートおよびスルホネート基を有する界面活性化合物である。特
に適当な双性イオン性界面活性剤は、いわゆるベタイン、例えば、アルキルまた
はアシル基の炭素数8〜18の、N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウム グリシネート(例えばヤシ油アルキルジメチルアンモニウムグリシネート)、N−
アシルアミノプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシネート(例えばヤシ
油アシルアミノプロピルジメチルアンモニウムグリシネート)、および2−アル キル−3−カルボキシメチル−3−ヒドロキシエチルイミダゾリン、並びにヤシ
油アシルアミノエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルグリシネートである。
CTFA名コカミドプロピル・ベタイン(Cocamidopropyl Betaine)として既知
の脂肪酸アミド誘導体が、特に好ましい。
【0023】 両性界面活性剤も、適当な乳化剤である。両性界面活性剤は、分子中に、C8/ 18 アルキルまたはアシル基に加えて、少なくとも1個の遊離アミノ基および少な
くとも1個の−COOHまたは−SO3H基を有する界面活性化合物で、分子内 塩を形成し得る。適当な両性界面活性剤の例は、アルキル基の炭素数約8〜18
の、N−アルキルグリシン、N−アルキルプロピオン酸、N−アルキルアミノ酪
酸、N−アルキルイミノジプロピオン酸、N−ヒドロキシエチル−N−アルキル
アミドプロピルグリシン、N−アルキルタウリン、N−アルキルサルコシン、2
−アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸である。特に好ましい
両性界面活性剤は、N−ヤシ油アルキルアミノプロピオネート、ヤシ油アシルア
ミノエチルアミノプロピオネート、およびC12/18アシルサルコシンである。両 性乳化剤のほか、第四級乳化剤を使用してもよく、エステルクォート型のもの(
好ましくはメチル第四級化ジ脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩)が特に好
ましい。
【0024】 過脂肪剤は、例えば、ラノリン、レシチン、ポリエトキシル化またはアシル化
ラノリン−およびレシチン−誘導体、ポリオール脂肪酸エステル、モノグリセリ
ド、および脂肪酸アルカノールアミドのような物質から選択し得る。脂肪酸アル
カノールアミドは、泡安定剤としても機能する。
【0025】 適当な真珠光沢ワックスの例は、アルキレングリコールエステル、とりわけエ
チレングリコールジステアレート;脂肪酸アルカノールアミド、とりわけヤシ油
脂肪酸ジエタノールアミド;部分グリセリド、とりわけステアリン酸モノグリセ
リド;多塩基性の(場合によりヒドロキシ置換した)カルボン酸と、炭素数6〜
22の脂肪アルコールとのエステル、とりわけ酒石酸の長鎖エステル;脂肪化合
物、例えば脂肪アルコール、脂肪ケトン、脂肪アルデヒド、脂肪エーテルおよび
脂肪カーボネート(総炭素数少なくとも24のもの)、とりわけラウロンおよび
ジステアリルエーテル;脂肪酸、例えばステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸
またはベヘン酸;炭素数12〜22のオレフィンエポキシドの、炭素数12〜2
2の脂肪アルコールおよび/または炭素数2〜15/ヒドロキシル基数2〜10
のポリオールによる開環生成物;並びにそれらの混合物である。
【0026】 主要なコンシステンシー調節剤は、炭素数12〜22(好ましくは16〜18
)の脂肪アルコールもしくはヒドロキシ脂肪アルコール、および部分グリセリド
、脂肪酸もしくはヒドロキシ脂肪酸である。このような物質は、同鎖長のアルキ
ルオリゴグルコシドおよび/または脂肪酸N−メチルグルカミド、および/また
はポリグリセロールポリ−12−ヒドロキシステアレートと組み合せて使用する
ことが好ましい。適当な増粘剤は、先に述べたポリマー化合物のほか、Aerosil 種(親水性シリカ)、界面活性剤、例えばエトキシル化脂肪酸グリセリド、脂肪
酸とポリオール(例えばペンタエリスリトールまたはトリメチロールプロパン)
とのエステル、狭範囲脂肪アルコールエトキシレートまたはアルキルオリゴグル
コシド、並びに電解質、例えば塩化ナトリウムおよび塩化アンモニウムである。
【0027】 適当なカチオン性ポリマーの例は、カチオン性セルロース誘導体、例えば第四
級化ヒドロキシエチルセルロース[Polymer JR 400(商標);Amerchol]、カチ
オン性デンプン、ジアリルアンモニウム塩およびアクリルアミドのコポリマー、
第四級化ビニルピロリドン/ビニルイミダゾールポリマー、例えば Luviquat( 商標)(BASF)、ポリグリコールおよびアミンの縮合生成物、第四級化コラーゲ ンポリペプチド、例えばラウリルジモニウム・ヒドロキシプロピル加水分解コラ
ーゲン(Lauryldimonium Hydroxypropyl Hydrolyzed Collagen)[Lamequat(商
標)L;Gruenau]、第四級化小麦ポリペプチド、ポリエチレンイミン、カチオン
性シリコーンポリマー、例えばアモジメチコン(Amodimethicone)、アジピン酸
およびジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンのコポリマー[
Cartaretine(商標); Sandoz]、アクリル酸とジメチルジアリルアンモニウム
クロリドとのコポリマー[Merquat(商標)550; Chemviron]、ポリアミノポリ アミド、例えばFR−A2252840に記載のもの、およびその架橋水溶性ポ
リマー、カチオン性キチン誘導体、例えば第四級化キトサン(場合により、微結
晶分布したもの)、ジハロアルキル(例えばジブロモブタン)とビス−ジアルキ ルアミン(例えばビス−ジメチルアミノ−1,3−プロパン)との縮合生成物、カ
チオン性グアーガム、例えば Jaguar(商標)CBS、Jaguar(商標)C−17 、Jaguar(商標)C−16(Celanese)、並びに第四級化アンモニウム塩ポリマ
ー、例えば Mirapol(商標)A−15、Mirapol(商標)AD−1、Mirapol(商
標)AZ−1(Miranol)である。
【0028】 適当なアニオン性、双性イオン性、両性およびノニオン性ポリマーは、例えば
酢酸ビニル/クロトン酸コポリマー、ビニルピロリドン/アクリル酸ビニルコポ
リマー、酢酸ビニル/マレイン酸ブチル/アクリル酸イソボルニルコポリマー、
メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマーおよびそのエステル、未架橋
およびポリオール架橋ポリアクリル酸、アクリルアミドプロピルトリメチルアン
モニウムクロリド/アクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/メタク
リル酸メチル/メタクリル酸t−ブチルアミノエチル/メタクリル酸2−ヒドロ
キシプロピルコポリマー、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニ
ルコポリマー、ビニルピロリドン/メタクリル酸ジメチルアミノエチル/ビニル
カプロラクタムターポリマー、並びに場合により誘導体化したセルロースエーテ
ル、およびシリコーンである。
【0029】 適当なシリコーン化合物は、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、環状シリコーン、並びにアミノ−、脂肪酸−、アルコール−
、ポリエーテル−、エポキシ−、フッ素−、グリコシド−および/またはアルキ
ル−修飾シリコーン化合物(室温で液状および樹脂様であり得るもの)である。
ジメチルシロキサン単位数200〜300の平均鎖長を有するジメチコンと水素
化シリケートとの混合物であるシメチコンも適当である。適当な揮発性シリコー
ンに関しては、Toddら、Cosm.Toil.91、27(1976)に詳細に記載さ れている。
【0030】 脂肪の例はグリセリドである。適当なワックスはとりわけ、天然ワックス、例
えばカンデリラ蝋、カルナウバ蝋、木蝋、アフリカハネガヤ蝋、コルク蝋、グア
ルマ蝋(Guarumawachs)、米糠蝋、サトウキビ蝋、オーリキュリ蝋(Ouricurywa
chs)、モンタン蝋、蜜蝋、シェラック蝋、鯨蝋、ラノリン(羊毛蝋)、尾脂(B
uerzelfett)、セレシン、オゾケライト(地蝋)、ワセリン、パラフィン蝋およ
びマイクロワックス;化学修飾ワックス(硬蝋)、例えばモンタンエステル蝋、
サソール蝋、水素化ホホバ蝋、並びに合成ワックス、例えばポリアルキレンワッ
クスおよびポリエチレングリコールワックスである。
【0031】 安定剤としては、脂肪酸の金属塩、例えばステアリン酸またはリシノール酸の
マグネシウム、アルミニウムおよび/または亜鉛塩を使用し得る。 本発明において、生体由来物質は、例えばトコフェロール、トコフェロールア
セテート、トコフェロールパルミテート、アスコルビン酸、デオキシリボ核酸、
レチノール、ビサボロール、アラントイン、フィタントリオール、パンテノール
、AHA酸、アミノ酸、セラミド、プソイドセラミド、精油、植物抽出物、およ
びビタミン複合体である。
【0032】 適当な脱臭剤の例は、制汗剤、例えばアルミニウムクロロヒドレートである。
このような制汗剤は吸湿性の無色結晶で、空気中で潮解し易く、蒸発により塩化
アルミニウム水溶液を濃縮すると生成する。アルミニウムクロロヒドレートは、
制汗および脱臭製剤の製造に用いられ、タンパク質および/または多糖の沈殿に
より汗腺を部分的に閉塞することにより作用すると考えられている[J. Soc. Cos
m. Chem. 24, 281 (1973)参照]。例えば、式[Al2(OH)5Cl]・2.5H2Oで示され、本
発明の目的に特に好ましいアルミニウムクロロヒドレートは、Hoechst AG(ドイ
ツ、フランクフルト)からLocron(商標)の名称で市販されている [J. Pharm.
Pharmacol. 26, 531 (1975)参照]。クロロヒドレートのほか、アルミニウムヒド
ロキシラクテートおよび酸性アルミニウム/ジルコニウム塩を使用することもで
きる。
【0033】 他の適当な脱臭剤は、エステラーゼ阻害剤である。好ましいエステラーゼ阻害
剤は、クエン酸トリアルキル、例えばクエン酸トリメチル、クエン酸トリプロピ
ル、クエン酸トリイソプロピル、クエン酸トリブチル、およびとりわけクエン酸
トリエチル[Hydagen(商標)CAT, Henkel KGaA, デュッセルドルフ/ドイツ)で ある。エステラーゼ阻害剤は、酵素活性を阻害することにより、臭気の生成を抑
制する。クエン酸エステルが分解して遊離酸が生成し、これが酵素阻害に充分に
皮膚pHを低下すると考えられる。他のエステラーゼ阻害剤は、ジカルボン酸お
よびそのエステル、例えばグルタル酸、グルタル酸モノエチルエステル、グルタ
ル酸ジエチルエステル、アジピン酸、アジピン酸モノエチルエステル、アジピン
酸ジエチルエステル、マロン酸およびマロン酸ジエチルエステル、ヒドロキシカ
ルボン酸およびそのエステル、例えばクエン酸、リンゴ酸、酒石酸または酒石酸
ジエチルエステルである。
【0034】 細菌叢に対し作用し、汗を分解する細菌を殺菌または増殖抑制する抗菌剤も、
スティック状製剤中に存在し得る。その例は、キトサン、フェノキシエタノール
およびグルコン酸クロルヘキシジンである。Ciba-Geigy(スイス、バーゼル)か
らIrgasan(商標)の名称で市販されている5−クロロ−2−(2,4−ジクロロ フェノキシ)フェノールも特に有効であることがわかった。
【0035】 適当なフケ防止剤は、Climbazol、Octopiroxおよびジンクピリチオンである。
フィルム形成剤は、例えばキトサン、微結晶キトサン、第四級化キトサン、ポリ
ビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、アクリル酸系ポ
リマー、第四級セルロース誘導体、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩、並
びに同様の化合物である。水相用の適当な膨潤剤は、モンモリナイト、粘土鉱物
、Pemulen、およびアルキル修飾Carbopol種(Goodrich)である。他の適当な
ポリマーおよび膨潤剤は、R.Lochhead、Cosm.Toil.108、95(199
3)に記載されている。
【0036】 UV保護剤の例は、室温で液状または結晶であり、紫外線を吸収して、その吸
収したエネルギーをより長波長の放射線(例えば熱)として放出することのでき
る有機物質(光フィルター)を包含する。UV−Bフィルターは、油溶性または
水溶性であり得る。油溶性物質を以下例示する:
【0037】 ・3−ベンジリデンカンファーまたは3−ベンジリデンノルカンファーおよびそ
れらの誘導体、例えば3−(4−メチルベンジリデン)−カンファー(EP06
93471B1に記載されている); ・4−アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4−(ジメチルアミノ)−安息香酸−
2−エチルヘキシルエステル、4−(ジメチルアミノ)−安息香酸−2−オクチ
ルエステル、および4−(ジメチルアミノ)−安息香酸アミルエステル; ・桂皮酸エステル、好ましくは4−メトキシ桂皮酸−2−エチルヘキシルエステ
ル、4−メトキシ桂皮酸プロピルエステル、4−メトキシ桂皮酸イソアミルエス
テル、2−シアノ−3,3−フェニル桂皮酸−2−エチルヘキシルエステル[オ クトクリレン(Octocrylene)]; ・サリチル酸エステル、好ましくはサリチル酸−2−エチルヘキシルエステル、
サリチル酸−4−イソプロピルベンジルエステル、サリチル酸ホモメンチルエス
テル; ・ベンゾフェノン誘導体、好ましくは2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4'−メチルベンゾフェノン、2,2'− ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン; ・ベンザルマロン酸エステル、好ましくは4−メトキシベンザルマロン酸ジ−2
−エチルヘキシルエステル; ・トリアジン誘導体、例えば2,4,6−トリアニリノ−(p−カルボ−2'−エ チル−1'−ヘキシルオキシ)−1,3,5−トリアジン、およびオクチル・トリ アゾン(Octyl Triazone)(EP0818450A1に記載されている); ・プロパン−1,3−ジオン、例えば1−(4−t−ブチルフェニル)−3−( 4'−メトキシフェニル)−プロパン−1,3−ジオン; ・ケトトリシクロ(5.2.1.0)デカン誘導体(EP0694521B1に記 載されている)。
【0038】 適当な水溶性物質は、次のような物質である: ・2−フェニルベンゾイミダゾール−5−スルホン酸並びにそのアルカリ金属塩
、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩、アルカノー
ルアンモニウム塩およびグルカンモニウム塩; ・ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好ましくは2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン−5−スルホン酸およびその塩; ・3−ベンジリデンカンファーのスルホン酸誘導体、例えば4−(2−オキソ−
3−ボルニリデンメチル)−ベンゼンスルホン酸および2−メチル−5−(2−
オキソ−3−ボルニリデン)−スルホン酸並びにそれらの塩。
【0039】 通常のUV−Aフィルターはとりわけ、ベンゾイルメタン誘導体、例えば1−
(4'−t−ブチルフェニル)−3−(4'−メトキシフェニル)−プロパン−1
,3−ジオン、4−t−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン(Parsol 1789)または1−フェニル−3−(4'−イソプロピルフェニル)−プロパ ン−1,3−ジオンである。UV−AフィルターとUV−Bフィルターを混合物 として使用しても当然よい。上記可溶性物質のほかに、不溶性UVフィルター顔
料、すなわち、微分散金属酸化物または塩を、この目的のために使用してもよい
。適当な金属酸化物/塩の例は、とりわけ、酸化亜鉛、二酸化チタン、および鉄
、ジルコニウム、ケイ素、マンガン、アルミニウムおよびセリウムの酸化物、並
びにそれらの混合物である。塩としては、ケイ酸塩(タルク)、硫酸バリウムお
よびステアリン酸亜鉛を使用し得る。このような酸化物および塩は、皮膚の手入
れおよび保護用エマルジョンおよび装飾的化粧品に、顔料として使用される。
【0040】 このような粒子の平均直径は、100nm未満、好ましくは5〜50nm、より好
ましくは15〜30nmとすべきである。粒子は球形であり得るが、楕円形粒子ま
たは他の非球形粒子を使用してもよい。顔料は、表面処理(すなわち、親水化ま
たは疎水化)してもよい。その例は、コーティングした二酸化チタン、例えばT
itandioxid T805(Degussa)またはEusolex(商標)T2000(Merck)
である。適当な疎水性コーティング材料はとりわけ、シリコーンおよび特にトリ
アルコキシオクチルシランまたはシメチコンである。日焼け止め製剤中には、い
わゆるマイクロピグメントまたはナノピグメントを使用することが好ましい。微
粉化した酸化亜鉛を使用することが好ましい。他の適当なUVフィルターは、P
.Finkel、SOEFW−Jounal、122、543(1996)に記載されてい
る。
【0041】 上記二群の主な日焼け止め剤のほかに、抗酸化剤タイプの副次的日焼け止め剤
(UV線が皮膚に侵入すると開始される光化学反応鎖を断つ)をも使用し得る。
適当な抗酸化剤の例を次に挙げる:アミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チ
ロシン、トリプトファン)およびその誘導体、イミダゾール(例えばウロカニン
酸)およびその誘導体、ペプチド、例えばD,L−カルノシン、D−カルノシン 、L−カルノシンおよびそれらの誘導体(例えばアンセリン)、カロチノイド、
カロテン(例えばα−カロテン、β−カロテン、リコペン)およびその誘導体、
クロロゲン酸およびその誘導体、リポン酸およびその誘導体(例えばジヒドロリ
ポン酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(
例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン、そ
れらのグリコシル、N−アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチル
、ラウリル、パルミトイル、オレイル、γ−リノレイル、コレステリルおよびグ
リセリルエステル)およびそれらの塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジス
テアリルチオジプロピオネート、チオジプロピオン酸およびその誘導体(エステ
ル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよび塩)、スル
ホキシミン化合物(例えばブチオニンスルホキシミン、ホモシステインスルホキ
シミン、ブチオニンスルホン、ペンタ−、ヘキサ−およびヘプタ−チオニンスル
ホキシミン)(例えばピコモルないしマイクロモル/kg程度の極く少ない適合量
で)、
【0042】 (金属)キレート剤(例えばα−ヒドロシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、
ラクトフェリン)、α−ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フ
ミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA
およびそれらの誘導体、不飽和脂肪酸およびその誘導体(例えばγ−リノレン酸
、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノン、ユビキノー
ルおよびそれらの誘導体、ビタミンCおよびその誘導体(例えばアスコルビルパ
ルミテート、Mgアスコルビルホスフェート、アスコルビルアセテート)、トコ フェロールおよび誘導体(例えばビタミンEアセテート)、ビタミンAおよび誘
導体(ビタミンAパルミテート)、ベンゾイン樹脂のコニフェリルベンゾエート
、ルチン酸およびその誘導体、α−グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリ
デングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシ
アニソール、ノルジヒドログアヤク樹脂酸、ノルジヒドログアヤレト酸、トリヒ
ドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体
、スーパーオキシド−ジスムターゼ、亜鉛およびその誘導体(例えばZnO、Zn
SO4)、セレンおよびその誘導体(例えばメチオニンセレン)、スチルベンお よびその誘導体(例えば酸化スチルベン、酸化トランススチルベン)、並びに本
発明の目的に適当な上記活性物質の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌク
レオチド、ヌクレオシド、ペプチドおよび脂質)。
【0043】 流動性を改善するために、更にヒドロトロープ、例えばエタノール、イソプロ
ピルアルコール、またはポリオールを使用し得る。適当なポリオールは、好まし
くは炭素数2〜15で、少なくとも2個のヒドロキシル基を有する。ポリオール
は、他の官能基(とりわけ、アミノ基)を有してもよく、窒素で修飾されていて
もよい。その例は、 ・グリセロール; ・アルキレングリコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール
、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、および
平均分子量100〜1000ダルトンのポリエチレングリコール; ・自己縮合度1.5〜10の工業用オリゴグリセロール混合物、例えばジグリ
セロール含量40〜50重量%の工業用ジグリセロール混合物; ・メチロール化合物、例えばとりわけ、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリスリトールおよびジペンタエリ
スリトール; ・低級アルキルグルコシド(特に、アルキル基の炭素数1〜8のもの)、例えば
メチルおよびブチルグルコシド; ・炭素数5〜12の糖アルコール、例えばソルビトールまたはマンニトール; ・炭素数5〜12の糖、例えばグルコースまたはスクロース; ・アミノ糖、例えばグルカミド である。
【0044】 適当な保存剤は、例えば、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒド溶液、パ
ラベン、ペンタンジオールおよび/またはソルビン酸、並びにKosmetikverordn
ung の補遺6、パートAおよびBに挙げられた種類の化合物である。適当な防虫
剤は、N,N−ジエチル−m−トルアミド、ペンタン−1,2−ジオールまたは I
nsect Repellent 3535である。適当な日焼け剤はジヒドロキシアセトンであ
る。
【0045】 適当な香油は、天然および合成香料の混合物である。天然香料は、下記植物の
抽出物を包含する:花(ユリ、ラベンダー、バラ、ジャスミン、ネロリ、イラン
−イラン)、茎および葉(ゼラニウム、パチョリ、プチグレン)、果実(アニス
、コリアンダー、キャラウェー、ビャクシン)、果皮(ベルガモット、レモン、
オレンジ)、根(ナツメグ、アンゼリカ、セロリ、カルダモン、コスタス、アヤ
メ、ショウブ)、木(マツ、ビャクダン、グアヤク、シーダー、シタン)、草(
タラゴン、レモングラス、セージ、タイム)、針葉および枝(トウヒ、モミ、マ
ツ、低木マツ)、樹脂およびバルサム(ガルバヌム、エレミ、ベンゾイン、ミル
ラ、乳香、オポパナクス)。動物性原料、例えばシベットおよびビーバーを使用
してもよい。
【0046】 合成香料化合物は通例、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコー
ルおよび炭化水素型の生成物である。エステル型香料化合物の例は、ベンジルア
セテート、フェノキシエチルイソブチレート、p−t−ブチルシクロヘキシルア
セテート、リナリルアセテート、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、フェ
ニルエチルアセテート、リナリルベンゾエート、ベンジルホルメート、エチルメ
チルフェニルグリシネート、アリルシクロヘキシルプロピオネート、スチラリル
プロピオネート、ベンジルサリチレートである。エーテルは例えば、ベンジルエ
チルエーテルを包含し、アルデヒドは例えば、炭素数8〜18の直鎖アルカナー
ル、シトラール、シトロネラル、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラ
メンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラル、リリアールおよびブルゲオナールを
包含する。適当なケトンは例えば、イオノン類、α−イソメチルイオノンおよび
メチルセドリルケトンである。適当なアルコールは、アネトール、シトロネロー
ル、オイゲノール、イソオルゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエ
チルアルコールおよびテルピネオールである。炭化水素は主として、テルペン類
、バルサム類を包含する。しかし、共同で快い香を発する種々の香料化合物の混
合物を使用することが好ましい。
【0047】 他の適当な香油は、芳香成分として用いられることの多い比較的揮発性の低い
精油である。その例は、セージ油、カモミール油、丁子油、メリッサ油、ミント
油、シナモン葉油、ライム花油、ジュニパーベリー油、ベチベル油、乳香油、ガ
ルバヌム油、ラブダヌム油およびラバンジン油である。下記のものを単独で、ま
たは混合物として使用することが好ましい:ベルガモット油、ジヒドロミルセノ
ール、リリアール、リラール、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α
−ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメン
アルデヒド、リナロール、Boisambrene Forte、Ambroxan、インドール、ヘ ジオン(Hedione)、サンデリス(Sandelice)、シトラス油、マンダリン油、オ
レンジ油、アリルアミルグリコレート、シクロベルタル(Cyclovertal)、ラバ ンジン油、クラリー油、β−ダマスコン、ゼラニウム油バーボン、シクロヘキシ
ルサリチレート、Vertofix Coeur、Iso−E−Super、Fixolide NP、エ
ベルニル、イラルデイン(Iraldein)ガンマ、フェニル酢酸、ゲラニルアセテー
ト、ベンジルアセテート、ローズオキシド、ロミレート(Romilat)、イロチル (Irotyl)およびフロラメート(Floramat)。
【0048】 適当な色素は、例えば“Kosmetische Faerbemittel”、Farbstoffkommission
der Deutschen Forschungsgemeinschaft、Verlag Chemie、Weinheim、1984 、第81〜106頁に挙げられているような、化粧品に適当で承認された物質で
ある。そのような色素は通例、混合物全体に対して0.001〜0.1重量%の濃
度で使用する。
【0049】 微生物抑制剤の例は、特にグラム陽性菌に対して作用する防腐剤であり、例え
ば、2,4,4'−トリクロロ−2'−ヒドロキシジフェニルエーテル、クロルヘ
キシジン(1,6−ジ−(4−クロロフェニルビグアニド)−ヘキサン)、TCC
(3,4,4'−トリクロロカルバニリド)である。また多くの香料や精油も抗 微生物性を有する。その例は、イラクサ、ミントおよびタイム油中の活性物質オ
イゲノール、メントールおよびチモールである。興味深い天然脱臭剤は、テルペ
ンアルコールのファルネソール(3,7,11−トリメチル−2,6,10−ド
デカトリエン−1−オール)であり、これはシナノキ花油に含まれるもので、ズ
ズランの香りがする。またグリセロールモノラウレートも、静菌剤としてよく使
用されている。このような更なる微生物抑制剤の含量は、製剤の固形成分に対し
て通常約0.1〜2重量%である。
【0050】 助剤および添加剤の総量は、製剤に対して1〜50重量%であり得、好ましく
は5〜40重量%である。本発明の組成物は、通常の低温法または高温法で調製
し得、好ましくは転相温度法によって調製する。
【0051】 実施例 実施例1〜4、比較例C1 本発明のヘアリンス1〜4を製造するために、水中のセチルステアリルアルコ
ール約30重量%分散液を使用した。分散液は、安定剤として、ナトリウムラウ
リルスルフェート(D1)、ナトリウム・ラウレス・スルフェート(Sodium Lau
reth Sulfate)(D2)、およびココ・グルコシド(Coco Glucosides)(D3 、D4)を、分散液に対して1重量%含有した。分散液は、マイクロディスパー
ジョン法によって調製した。平均粒子サイズは、分散液D1は55μm、分散液
D2およびD3は40μm、分散液D4は10μmであった。比較リンスC1の
場合、セチルステアリルアルコールを直接(すなわち、界面活性剤含有水性分散
液としてではなく)混ぜ込んだ。成分を20℃でホモジナイズすることにより、
5種のリンスを製造した。直後、および40℃で4週間貯蔵後に、ブルックフィ
ールド法(10rpm、スピンドル1)により粘度を測定した。結果を表1に示
す。
【0052】
【表1】 ヘアリンスの粘度および安定性(量は、活性物質の重量%)
【0053】 製剤例(量は重量%で、水を加えて100重量%とする)
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】
【表6】
【0058】
【表7】
【0059】
【表8】
【0060】
【表9】
【0061】
【表10】
【0062】
【表11】
【0063】
【表12】
【0064】
【表13】
【0065】
【表14】
【0066】
【表15】
【0067】
【表16】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルミン・ヴァドレ ドイツ連邦共和国デー−40699エルクラー ト、ヴィルベッカー・シュトラーセ105番 (72)発明者 マルクス・ズムザー ドイツ連邦共和国デー−44625ヘルネ、ア ム・デュンゲルブルッフ50番 Fターム(参考) 4C083 AB332 AB362 AC071 AC072 AC092 AC102 AC122 AC171 AC172 AC212 AC241 AC242 AC292 AC302 AC342 AC351 AC421 AC422 AC432 AC692 AC712 AC782 AD011 AD042 AD092 AD132 AD151 AD412 AD432 AD662 BB01 BB04 BB05 BB06 BB07 BB11 CC04 CC05 CC19 CC23 CC32 CC33 CC38 CC39 DD23 DD32 DD33 DD44 EE01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界面活性剤含有脂肪アルコール水性分散液を油成分と低温で
    攪拌混合することを含んで成る、高粘性化粧用清浄組成物の製法。
  2. 【請求項2】 式(I): R1OH (I) [式中、R1は、炭素数6〜30の、直鎖または分枝状、飽和または不飽和アル キル基である。] で示される脂肪アルコールを含有する分散液を使用する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 脂肪アルコールを分散液に対して5〜50重量%の量で含有
    する分散液を使用する請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 アニオン性、ノニオン性、カチオン性および/または両性も
    しくは双性イオン性界面活性剤を含有する分散液を使用する請求項1〜3のいず
    れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 界面活性剤を分散液に対して0.1〜10重量%の量で含有
    する分散液を使用する請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 粒子サイズが50μm未満である分散液を使用する請求項1
    〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 炭素数6〜18の脂肪アルコールから誘導するゲルベアルコ
    ール、直鎖C6-22脂肪酸と直鎖C6-22脂肪アルコールとのエステル、分枝状C6- 13 カルボン酸と直鎖C6-22脂肪アルコールとのエステル、直鎖C6-22脂肪酸と分
    枝状アルコールとのエステル、直鎖および/または分枝状脂肪酸と多価アルコー
    ルおよび/またはゲルベアルコールとのエステル、C6-10脂肪酸トリグリセリド
    、C6-18脂肪酸の液体モノ−/ジ−/トリグリセリド混合物、C6-22脂肪アルコ
    ールおよび/またはゲルベアルコールと芳香族カルボン酸とのエステル、C2-12 ジカルボン酸と直鎖もしくは分枝状C1-22アルコールまたはヒドロキシル基数2
    〜6のC2-10ポリオールとのエステル、植物油、分枝状第一級アルコール、置換
    シクロヘキサン、直鎖C6-22脂肪アルコールカーボネート、ゲルベカーボネート
    、安息香酸と直鎖および/または分枝状C6-22アルコールとのエステル、ジアル
    キルエーテル、エポキシ化脂肪酸エステルのポリオールによる開環生成物、シリ
    コーン油、および/または脂肪族もしくはナフテン族炭化水素から成る群から選
    択する油成分を使用する請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 ポリマー増粘剤を使用する請求項1〜7のいずれかに記載の
    方法。
JP2000541971A 1998-04-01 1999-03-23 高粘性化粧用清浄剤の製法 Expired - Fee Related JP4988987B2 (ja)

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