JP2002510587A - 肉区画内の酸素レベルを大幅に低減した改良型大気パッケージ - Google Patents

肉区画内の酸素レベルを大幅に低減した改良型大気パッケージ

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JP2002510587A
JP2002510587A JP2000542236A JP2000542236A JP2002510587A JP 2002510587 A JP2002510587 A JP 2002510587A JP 2000542236 A JP2000542236 A JP 2000542236A JP 2000542236 A JP2000542236 A JP 2000542236A JP 2002510587 A JP2002510587 A JP 2002510587A
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ディメイ,ロリー・エイチ
デヨ,アラン・イー
グーレット,スティーヴン・エル
ハンセン,ダリル・ピー
ルスラ,ヴィノド・ケイ
ノービー,アレン・ジェイ
スローン,ロバート・エイ
トンプソン,ジル・エフ
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パクティヴ・コーポレーション
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    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
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    • B65D81/266Adaptations for preventing deterioration or decay of contents; Applications to the container or packaging material of food preservatives, fungicides, pesticides or animal repellants with provision for draining away, or absorbing, or removing by ventilation, fluids, e.g. exuded by contents; Applications of corrosion inhibitors or desiccators for absorbing gases, e.g. oxygen absorbers or desiccants
    • B65D81/268Adaptations for preventing deterioration or decay of contents; Applications to the container or packaging material of food preservatives, fungicides, pesticides or animal repellants with provision for draining away, or absorbing, or removing by ventilation, fluids, e.g. exuded by contents; Applications of corrosion inhibitors or desiccators for absorbing gases, e.g. oxygen absorbers or desiccants the absorber being enclosed in a small pack, e.g. bag, included in the package

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Abstract

(57)【要約】 改良型大気パッケージ(10)は、実質的に酸素透過性の区画部材により隔てられた第1及び第2区画を含んでいる。第1区画には、酸素除去剤促進剤で活性化された酸素除去剤(28)が入っている。第2区画には、生肉の小売用切り身(26)が入っている。第2区画内の酸素レベルを色素感応レベル以下に迅速に低減して、メトミオグロビンの増大を阻止するために、様々な技法が採用されている。これらの技法には、第2区画から第1区画へと区画部材を通過させる酸素の流れを増大させるものがある一方、第2区画内で直接的に酸素を吸収する技法も含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の属する技術分野) 本発明は一般的には、生肉のような食品を貯蔵するための改良型大気パッケー
ジに関する。より限定すれば、本発明は、実質的に透過可能な区画部材で隔てら
れた2つの区画を有し、その1つには肉が入れられていているような改良型大気
パッケージに関し、又、メトミオグロビンの増大が阻止されるように、肉を収納
する区画内の酸素レベルを色素感応レベル以下に迅速に低減するための技法に関
する。
【0001】 (従来の技術) 生鮮食品を、消費者が購入する市場で展示するまでの間、貯蔵し搬送するため
に、長い間コンテナが利用されてきた。肉、果物、野菜等の生鮮食品は、処理或
いは収穫された後、できるだけ長い期間保存できるように、コンテナの中に入れ
られる。コンテナの中で食品が保存された状態に維持できる期間を最大化するこ
とができれば、損傷量を最小化することにより、配布チェーン内にある全ての物
の収益を増すことができる。
【0002】 食品の保存される環境は、保存過程における重大な要素である。適切な温度に
維持することは勿論重要なことであるが、食品を取り巻くガスの分子的及び化学
的含有物もこれに劣らず重要である。食品を取り巻く環境に適切なガス成分を供
給すれば、適切な温度に保存される場合、或いは温度の変動に曝される場合にで
も、食品は良好に保持できる。これは食品生産者に、食品が生産者の手元を離れ
て後消費者に届いたとき、受容可能な状態にあることを幾らか保証することにな
る。
【0003】 ある型式の食品、生肉用の改良型大気パッケージングシステムでは、この生肉
を極端に高いレベル又は極端に低いレベルの酸素(O2)に曝露する。極端に低 いレベルの酸素を供給するパッケージングシステムは、肉の鮮度品質が有酸素状
態下よりも酸素欠乏状態下でより長期間保持できることが知られているので、一
般的には好ましい。酸素を低レベルに維持しておけば、好気性バクテリアの成長
及び繁殖を最小化することができる。
【0004】 低レベル酸素システムの一例が、デルダカ他に発行された米国特許第5,69
8,250号(以後デルダカと称す)に開示されており、その全文をここに参考
文献として援用する。デルダカの図1及び図2をここに図1及び図2として複写
している。図1及び図2に示すように、デルダカは、酸素不透過性材料から成る
外側コンテナ12と実質的に酸素透過性の材料から成る内側コンテナ14を含む
改良型大気パッケージ10を開示している。内側コンテナ14は、ポリスチレン
発泡トレイ16と伸張性フィルムラッピング18とを備えている。トレイ16に
は生肉の小売用切り身26が入れてある。酸素除去剤28が内側コンテナ14と
外側コンテナ12との間に配置されている。
【0005】 パッケージ10内に改良された大気を創成するために、デルダカは以下の方法
を採用している。第1に、肉26は内側コンテナ14内に置かれ、内側コンテナ
14が密封される。第2に、内側コンテナ14は外側コンテナ12内に挿入され
る。第3に、何らの排気を行うことなく外側コンテナ12は、30%炭酸ガスと
70%窒素ガスのような適切な混合ガスで掃気され、酸素の大部分が外側コンテ
ナ12から除かれる。第4に、外側コンテナ12が密封される。第5に、酸素除
去材28が活性化されて、パッケージ10内の残りの酸素全てを吸収するのに使
われる。デルダカの方法は、酸素除去剤28を活性化することにより残存酸素を
迅速に吸収するようになっている。
【0006】 図2は、パッケージ10内にある4つの酸素源又はゾーンを表示している。ゾ
ーンIは外側コンテナ12と内側コンテナ14との間の酸素量を指し、ゾーンI
Iは内部コンテナ14内の酸素量を指し、ゾーンIIIは発泡トレイ16の気泡
内の酸素量を指し、ゾーンIVは肉26内の酸素量を指し、この肉内の酸素は挽
肉を除いてわずかの量であると思われる。酸素除去材28はゾーンI内に配置さ
れる。
【0007】 上記のデルダカの方法では、外側コンテナ14の掃気によりパッケージ10内
の酸素レベルが約0.05ないし5%に低下する。このような酸素レベルでは、
特にこの範囲の下端(0.05から2%)では、メトミオグロビンが非常に早く
生じることになる。メトミオグロビンは肉の色を好ましくない褐色に変化させる
物質である。メトミオグロビンは、酸素レベルが約2%以上及び0.05%以下
の場合には非常にゆっくりと生じるが、酸素レベルがこれらの値の間にある場合
は非常に早く生じる。従って、ゾーンII内に配置されている肉は、色素感応酸
素範囲(0.05から2%)を素早く、例えば約2時間以内で通過させるのが大
切である。デルダカは内部コンテナ14を掃気することを考えてはいるが、既存
の技術では一般的にゾーンIIを色素感応酸素範囲以下にまで掃気できない。従
って内部コンテナ14が掃気されたとしても、ゾーンII内の酸素レベルはなお
色素感応酸素範囲を素早く通過させねばならないレベルにある。
【0008】 デルダカでは、外側コンテナ12が密封された後に、ゾーンII内(内部コン
テナ14内)に残っている酸素が、内部コンテナ14の実質的に透過可能ではあ
るが完全に透過可能なわけではない材料を通過して、ゾーンI内の活性化された
酸素除去剤28に迅速に吸収される。ゾーンIIからゾーンI内に出て行く酸素
の速度が速いほど、ゾーンII内の酸素レベルは、色素感応酸素範囲を素早く通
過することができる。本発明は、ゾーンIIからゾーンI内に出て行く酸素の速
度を改良する技法に向けられている。更に、本発明は、酸素がゾーンIへ通過す
る前にゾーンII内で酸素を直接吸収する技法にも向けられている。
【0009】 (発明の概要) 本発明のある実施例では、改良型大気パッケージは実質的に酸素透過性の区画
部材で隔てられた第1区画及び第2区画を含む構造となっている。第1区画には
酸素除去剤促進剤で活性化された酸素除去剤が入れられている。第2区画には生
肉の小売用切り身が入れられている。
【0010】 第2区画内のあらゆる酸素の第2区画から第1区画への流れを改善するため、
区画部材にはその透過性を改良するための幾つかの特徴が備えられている。例え
ば、区画部材が部分的に、ポリ塩化ビニール(PCV)のような伸張性フィルム
ラッピングで構成されている場合は、伸張性フィルムラッピングに、比較的大き
な孔、針孔、微小穿孔等の形をした複数の孔を設けることもできる。孔が、例え
ば約0.125インチから約0.75インチの範囲の直径を有する比較的大きな
孔の場合、肉汁が孔を通って第2区画から漏れるのを防ぎ、肉の乾燥と汚染を防
ぐために、TYVEKスパンボンドされたオレフィン又は紙から成るラベルで孔
を覆っておくことになる。ラベルは孔の周りの区域で伸張性フィルムラッピング
に接着される。TYVEKスパンボンドされたオレフィンは完全に酸素透過性な
ので、TYVEKラベルに追加の孔を設けることはない。しかし、ラベルが紙又
はプラスチック製の場合、ある程度酸素不透過製なので、ラベルに針孔、微小穿
孔を設ける。
【0011】 この他にも、透過性を改善するために区画部材には様々な特徴が備えられてお
り、これにはシュノーケル又はストロー、エンボス加工、区画部材に一時的な孔
を成形できるようにする自己シール性フィルム又はコーティング、それに、熱、
光又はある種の他のエネルギー源により透過性を制御することのできるランデッ
ク型フィルムや、穿孔をあけた伸張性フィルムラッピングを2層にしたもの等が
含まれる。区画部材が、発泡トレイを包む伸張性フィルムラッピングを含んでい
る場合には、トレイ壁のある部分を連続気泡や穿孔発泡材で構成することもでき
る。トレイ壁のこの部分は伸張性フィルムラッピングで覆わず、酸素が、第2区
画から伸張性フィルムラッピングとトレイ壁の露出部分の両方を容易に通過して
外に出られるようになっている。
【0012】 第2区画内の酸素レベルを迅速に低減するための他の技法は、区画部材の構造
をあまり変えないものである。例えば、第2の酸素除去剤を肉から離して第2区
画内に置くこともできるし、酸素除去材をトレイ壁内に分散配置してもよい。代
わりに、二酸化炭素ペレットを肉から離して第2区画内に置くこともできる。ペ
レットは酸素を第二区画から強制的に追い出す掃気材として機能する。又、完成
したパッケージに照射してパッケージ内にオゾン(O3)を創成してもよい。オ ゾンは酸素除去材でもっと簡単に除去できる。
【0013】 上記の本発明の概要は、本発明の各実施例或いは全ての態様を表すものではな
い。それらは、以下の実施例の説明と添付図面によって明らかとなるであろう。 (好適な実施例の説明) 本発明のこの他の目的及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面を参照すれば
明らかとなるであろう。
【0014】 本発明は様々な変更及び代替形態の余地を残すものであるが、図及び詳細な説
明では例として特定の実施例を示す。しかし、その意図は本発明をその説明する
特定の形態に限定することではない。そうではなく、その意図は、先に述べた請
求の範囲に定義する本発明の精神と範囲の内にある全ての変更物、等価物、代替
物をカバーすることにある。
【0015】 図1から3に、外側パッケージ12及び内側パッケージ14を含む改良型大気
パッケージ10を示す。ここで使う「パッケージ」という用語は、コンテナ、カ
ートン、ケーシング、パーセル、ホルダー、トレイ、フラット、バッグ、フィル
ム包装材等を含む、生肉を保持するためのあらゆる手段として定義される。少な
くとも内側パッケージ14の一部は酸素透過性である。内側パッケージ14は、
実質的に酸素透過性のあるポリマー材のシートから熱成形された従来型の半剛体
プラスチックトレイ16を含んでいる。非封止トレイ16を形成するのに使用さ
れる代表的ポリマーには、ポリスチレン発泡材、セルロースパルプ、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等が含まれる。ある好適な実施例では、トレイ16を成形す
るのに使用されるポリマーシートは、実質的にポリスチレン発泡材から成り、約
100ミルから約300ミルの範囲の厚さを有している。普通のポリスチレン発
泡材トレイ16は広く消費者に受け入れられており、これを使用するのが望まし
い。内側パッケージ14は、更に、実質的に酸素透過性である塩化ポリビニール
(PVC)のようなポリマー材から実質的に構成されている伸張性フィルムラッ
ピング即ちカバー18を含んでいる。発泡材トレイ同様に、PVC伸張性フィル
ムラッピングは広く消費者に受け入れられている。ある好適な実施例では、カバ
ー18を形成するのに使われる伸張性フィルムは、フィルムが自身に密着できる
ようにする添加剤を含み、約0.5ミルから約1.5ミルの範囲の厚さを有し、
24時間で100平方インチ当たり約1,000立方センチを越える酸素透過率
を有する。フィルムの24時間での酸素透過率は100平方インチ当たり約7,
000立方センチ以上であるのが好ましく、100平方インチ当たり約10,0
00立方センチ以上であるのが最も好ましい。好適な伸張性フィルムの1つは、
マサチューセッツ州ノースアンドバーのボーデンパッケージング・アンド・イン
ダストリアルプロダクツ社から市販されているレジナイト肉用フィルムである。
【0016】 トレイ16は概ね長方形で、底面20、連続側壁22、連続リム即ちフランジ
24を有している。連続側壁22は底面20を取り囲み、底面20から上向き且
つ外向きに伸びている。連続リム24は連続側壁22の上端を取り囲み、側方外
向きに突出している。生肉の小売用切り身26のような食品は、底面20と連続
側壁22とで形成される長方形の区画内に配置される。生肉は、牛、豚、子牛、
羊、鶏、七面鳥、鹿、魚等を含む何れの動物性蛋白質であってもよい。トレイ1
6をカバー18で完全にラッピングする前に、通常は約30%の二酸化炭素と約
70%の窒素から成る適切な混合気で、部分的に形成済みの内側パッケージ14
を掃気し、内側パッケージ14内の酸素レベルを約1.5ないし5.0%に下げ
る。この混合気が、掃気操作の間に内側パッケージ14内の酸素に置き換わる。
内側パッケージ14を掃気後、トレイ16は手動又は自動でカバー18によりラ
ッピングされる。カバー18は、生肉の小売用切り身26を覆って、トレイ16
の側壁22と底面20の周りに巻き付けられる。カバー18の両自由端は、トレ
イ16の底面20の下側に沿って折り重ねられ、折り重ねられた自由端はカバー
18に本来備わっている密着特性によって互いに密着し、カバー18を適所に保
持することになる。必要であれば、カバーの折り重ねられたトレイ16即ち内側
パッケージ14に加熱板上を通過させて、カバー18の両自由端を互いに熱溶着
し、自由端が解けるのを防止するようにしてもよい。
【0017】 外側パッケージ12は、実質的に酸素不透過性の単層又は複層のプラスチック
材から成る柔軟性のあるポリマーバッグであるのが好ましい。ポリマーバッグ1
2は、例えば、塩化エチレンビニール(EVOH)を含有する複層同時押し出し
フィルムを含んでいてもよいし、配向ポリプロピレン(OPP)の心材にポリ塩
化ビニリデンのような酸素封止コーティングをコートし、更に加熱密封し易くす
るためにポリエチレンのようなシーラント材の薄層を重ねたものを含んでいても
よい。ある好適な実施例では、ポリマーバッグ12は、ジョージア州アトランタ
のプリントパック社が製品番号325C44−EX861Bとして市販している
同時押し出し封止フィルムで作られている。この同時押し出し封止フィルムは約
2ミルから約6ミルの範囲の厚さを有し、酸素透過率は、24時間で100平方
インチ当たり約0.1立方センチより少ない。ポリマーバッグ12の周端を密封
する前に、内側パッケージ14をその中に入れる。バッグ12も、通常は約30
%の二酸化炭素と約70%の窒素から成る適切な混合気で掃気し、バッグ12内
の酸素レベルを約0.05ないし5.0%に下げる。バッグ12を掃気した後で
、密封する前に、酸素除去/吸収剤28をバッグ12内の密封された内側パッケ
ージ14の外に入れる。次にバッグ12を密封する。
【0018】 酸素除去剤28は、生肉26の変色(例えば褐色化)を防ぐに十分な早さでバ
ッグ12内の酸素レベルを低減するように設計されている。生肉の色の安定性に
は多くの要素が影響を及ぼすが、酸素レベルを上記の約0.05ないし5.0%
レベルから約0.05%未満に90分以内で低減するのが全ての生肉に有効であ
ることが解っている。この時間経過後に酸素がまだバッグ12内に残っているよ
うであれば、酸素除去材28はバッグ12内に残っているあらゆる酸素及びコン
テナ14内になお捕捉されているあらゆる酸素を吸収し、24時間以内にバッグ
12内の酸素レベルをほぼゼロにまで低下させる。酸素除去材28は周囲の環境
からバッグ12内に透過してくるあらゆる酸素をも吸収する。酸素吸収速度を上
げるために、酸素除去剤は、所定量の活性化剤の形態をした酸素吸収促進剤又は
他の手段により、バッグ12内に入れられる直前に活性化される。酸素吸収促進
剤は、酢酸、クエン酸、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、
及び銅の各水溶液から成るグループから適宜選択される。
【0019】 酸素除去剤28、酸素吸収促進剤、及び酸素吸収促進剤を酸素除去剤28に導
入するための手段に関する更なる情報は「酸素除去剤促進剤」と題する1997
年5月14日出願の出願番号第08/856,448号に述べられており、当出
願を参考文献としてここに援用する。図1−3では、酸素除去剤28は、バッグ
12を密封する前にバッグ12内に挿入されるパケット又はラベルとして描かれ
ている。代わりに、酸素除去材を外側パッケージ12を形成するのに使われる単
一又は複数のポリマーに添加し、酸素除去材が外側パッケージ12自体内に一体
化されるようにすることもできる。
【0020】 改良型大気パッケージ10内の生肉の小売用切り身26は、パッケージ10内
から酸素が除去されたときには赤紫色をしている。肉の入った改良型大気パッケ
ージ10は、今日では、食料品店で販売に供されるまで冷蔵庫内に数週間貯蔵さ
れることもある。食料品店で店先に並べられる直前(例えば1時間以内)に、内
側パッケージ14はポリマーバッグ12から取り出され、周囲の環境から酸素が
非封止トレイ16及び非封止カバー18を透過して入ってくるようになる。生肉
26は、空気に曝され酸素が添加されると、その赤紫色が直ぐに、一般的に受容
される輝く赤色に変化し、「輝く」。
【0021】 図4は、図1−3に示す改良型大気パッケージ10を作るのに使用される改良
型大気パッケージングシステムを示す。このパッケージングシステムは、生肉の
小売用切り身のための改良された大気を提供するために、幾つかの本質的に異な
り商業ベースで入手可能な技法を統合したものである。パッケージングシステム
で行われる基本的な操作を図4と関連づけて以下説明する。
【0022】 パッケージングプロセスは熱成形ステーション30で始まり、ここで従来型の
熱成形装置を使って従来のやり方で、ポリスチレン又は他の非封止ポリマーのシ
ートからトレイ16が熱成形される。熱成形装置は通常、雄型ダイ部材30aと
雌型ダイキャビティ30bを含んでいる。熱成形の技術分野ではよく知られてい
るように、トレイ16は、ポリマーシートを間に挟んで雄型ダイ部材30aを雌
型ダイキャビティ30bに挿入することにより熱成形される。
【0023】 熱成形されたトレイ16は商品載置ステーション32に進み、ここでトレイ1
6には生肉の小売用切り身26のような食品が載せられる。肉が載せられたトレ
イ16は次に手動で又はコンベア34上で従来型の伸張性フィルム巻き付けステ
ーション36に運ばれ、そこで伸張性フィルム18がトレイ16周りに巻き付け
られ、その中に肉の小売用切り身26が封入される。包み込まれたトレイは内側
パッケージ14となる。肉が載せられたトレイ16を伸張性フィルム巻き付けス
テーション36で密封する直前に、トレイ16内は二酸化炭素と窒素の混合気で
掃気され、トレイ16内の酸素レベルは約1.5から5.0パーセントにまで低
減される。二酸化炭素と窒素の混合気は、気体タンク(図示せず)から従来型の
給気中空管又はロッド40を通して噴射される。伸張性フィルム巻き付けステー
ション36には、オハイオ州トロイのホバート社から市販されているコンパクト
な伸張性半自動式巻き付け器を備え付けてもよい。
【0024】 次に、掃気され密封された内側パッケージ14は高速成形充填密封ステーショ
ン42に進むが、本ステーションにはワシントン州ウッディンビルのフォーモス
トパッケイジングマシーンズ社から型番FW−3700として市販されているフ
ジフォーモスト高速水平成形充填密封機を備え付けてもよい。内側パッケージ1
4はコンベア44により成形充填密封ステーション42へと移送される。成形充
填密封ステーション42では、ロール47から酸素封止フィルムのウェブ46が
内側パッケージ14の移動方向に沿って流れるように配置されている。フィルム
のウェブ46は、ウェブ46の区間48を内側パッケージ14を取り巻く管形状
へと成形する従来型成形ボックスに送り込まれる。ウェブ46の管形状区間48
は、下ひれ50に沿って加熱密封され、一方の端52は1対の垂直振動式加熱密
封棒54等により加熱密封される。
【0025】 管状のウェブ区間48のもう一方の端56を密封してポリマーバッグ12を完
全な形に作り上げる直前に、ウェブ区間48は、通常は約30%の二酸化炭素と
約70%の窒素から成る適切な混合気で掃気され、バッグ12内の酸素レベルが
約0.05ないし5.0%に下げられる。二酸化炭素と窒素の混合気は気体タン
ク(図示せず)から従来型の給気中空管又はロッド58を通して噴射される。ウ
ェブ区間48を掃気した後で且つ端部56を密封する前に、酸素除去/吸収剤2
8が、ウェブ区間48内の密封された内側コンテナ14の外側に配置され、この
酸素除去剤28は酸素吸収促進剤により活性化される。端部56は次に加熱密封
棒の間に運ばれ密封され、バッグ12が完全に仕上がる。ウェブ区間48を端部
56で熱溶着することに加え、加熱密封棒54はウェブ区間48を端部56で切
り離し、バッグ12を、別のバッグに作り上げられる次の上流ウェブ区間から分
離する。密封されたバッグ12は、中に内側パッケージ14をゆるく包含し、密
封された、内側パッケージ14を取り巻く改良型大気を提供する密封気泡又は包
の形態をしている。
【0026】 酸素除去剤28はパッケージ10中の酸素レベルを、90分以内に、先に述べ
た0.05ないし5.0%から約0.05%未満にまで下げる。酸素除去剤28
は、図4にはポリマーバッグ12に挿入されるパケット又はラベルとして示され
ているが、代わりにバッグ12を形成するのに使用されるポリマーに一体的に組
み込んでもよい。好適な酸素除去剤の一例としては、ニューヨーク州バッファロ
ーのマルチソーブテクノロジー社(前身はマルチソーブ乾燥剤社)から市販され
ているフレッシュパック酸素吸収パケットが挙げられる。
【0027】 図4の改良型大気パッケージングシステムは、毎分約1ないし60パッケージ
の範囲のサイクル速度で改良型大気パッケージ10を生産することができる。図
4のシステムにより達成できる最大サイクル速度は、先行技術により達成され得
るサイクル速度よりもはるかに速い。サイクル速度が速いのは、主として、図4
のパッケージングシステムが、先行技術により採用されている低速な排気装置と
は反対に、市販されている簡素で高速な成形充填密封装置を使用している点にあ
る。先ずパッケージ10を掃気し、次に活性化した酸素除去剤をパッケージ10
に投入することにより改良型大気パッケージ10中の酸素レベルを下げるのは、
低速排気技法に依るよりも速度と費用の面ではるかに有効である。
【0028】 図2に示すように、内側パッケージ14の外側で且つ外側パッケージ12の内
側の領域は第1区画即ちゾーンIを形成し、一方内側パッケージ14の内側領域
は第2区画即ちゾーンIIを形成している。内側パッケージ14自体が第1区画
と第2区画の間の区画部材となっている。上記のように、外側パッケージ12が
製造工程中に密封された後は、第2区画内の酸素が第1区画内の活性化した酸素
除去剤28により迅速に吸収されるように、第2区画から第1区画への酸素の流
れを速くすることが望ましい。酸素の流れが改善されると、第2区画内の肉が色
素感応範囲の酸素レベル(0.05から2%)に曝される時間を最小化できる。
肉が色素感応範囲の酸素レベルに曝されるのを最小化すれば、肉を望ましくない
褐色に変色させる原因となるメトミオグロビンができるのを阻止できる。
【0029】 本発明は内側パッケージ14に組み込むことができる様々な機構を提供して、
内側パッケージ14自体の酸素透過性を、24時間で100立方インチ当たり約
7,000立方センチを超す速度まで、最も望ましくは、24時間で100立方
インチ当たり約10,000立方センチを超える速度まで高める。酸素透過性が
このように高ければ、第1区画内の活性化された酸素除去剤28が第2区画(内
側パッケージ14)内の酸素レベルを、パッケージ10が密封された後約2時間
未満、典型的には約90分未満という時間内に約0.05パーセント未満にまで
下げることが可能になる。透過性向上機構は個別に採用することもできるし組み
合わせて採用することもできる。内側パッケージ14の透過性を高めることに加
えて、本発明は、肉汁(パージ)が内側パッケージ14から漏れ出ることを防止
し、肉の乾燥を防止し、肉の細菌汚染を防止する等の、他の課題にも取り組んで
いる。内側パッケージからの肉汁の漏れは、ブリーン他に発行された米国特許第
5,667,827号により提示されたシステムの重大な欠点である。
【0030】 図5a−b、図6a−b、及び図7a−bに示すように、内側パッケージ14
が部分的にポリ塩化ビニール(PVC)のような伸張性フィルムラッピング18
から構成されている場合には、伸張性フィルムラッピング18には1個又はそれ
以上の比較的大きな孔60(図5a−b、図7a−b)或いは複数の針孔又は微
小穿孔(図6a−b)を設けることができる。図6aの孔62は針孔又は微小穿
孔の何れであってもよい。孔が有効に働くためには、孔はパッケージ14の内部
と連通していなければならない。従って、孔は、伸張性フィルムラッピング18
の概ねトレイの底面20の上方且つ連続トレイの側壁22の内側の部分に沿って
配置するべきである。孔は、伸張性フィルムラッピング18の製造工程中又はト
レイ16にラッピング18をかぶせる直前に開けるのがよい。
【0031】 図5a−bや図7a−bのように孔60が比較的大きく、例えば直径が約0.
125インチから0.75インチの範囲にある場合には、肉汁が第2区画から孔
を通って漏れるのを防ぎ、肉の乾燥や汚染を防ぐために、孔はTYVEKスパン
ボンドオレフィン、紙又はプラスチックから成るパッチ或いはラベル66で覆う
のが望ましい。TYVEKスパンボンドオレフィンは、デラウェア州ウィルミン
トンのデュポント社から市販されている。孔は、ラベル66が貼り付けられる前
に伸張性フィルムラッピング18に開けられる。ラベル66は、化粧ラベルあっ
てもよいし、価格情報を掲載していてもよい。食品用接着剤を使用して、ラベル
66は伸張性フィルムラッピング18の孔の周りに接着される。図5bに最も明
解に示す1つの実施例では、ラベル66は円形で、外径が0.75インチあり、
0.75インチの外径と約0.375ないし0.5インチの内径により境界が定
められた区域に接着剤が塗付されている。内径内の区域には接着剤が塗付されて
いない。TYVEKラベル(図5a−b)に関しては、TYVEKスパンボンド
オレフィンが完全に酸素透過性であるため、TYVEKラベルには追加の孔は設
けられていない。TYVEKラベルを伸張性フィルムラッピングに付ける際、ラ
ベルの酸素透過性細孔が接着剤により塞がれてしまわないように、食品用接着剤
はラベルの孔を覆っている部分には塗布されない。紙又はプラスチック製のラベ
ル(図7a−b)に関しては、幾分酸素不透過性であるので、ラベルに追加的な
針孔または微小穿孔70(図7b)が形成される。ラベル66が伸張性フィルム
ラッピング18内の比較的大きな孔を覆っているのが望ましいが、肉汁が内側パ
ッケージ14から漏れる程にまでパッケージ10を傾けないように十分に注意が
払われるのであれば、ラベルが絶対に必要なわけではない。
【0032】 一方、孔が約0.004インチから約0.030インチの範囲にある直径を有
する針孔又は微小穿孔62(図6a)である場合は、孔の直径は、表面張力によ
って肉汁が孔を通過するのを妨げられるほどに十分に小さいので、ラベルは好ま
しくない。図示の実施例では、小孔62は、ラッピング18のトレイ側壁22の
内側にある部分の大部分に開けられており、長方形方眼状に配列されている。隣
接する孔は互いからほぼ1インチの間隔が空けられている。代わりに、図6cに
示すように、針孔64は、トレイ16の側壁22のラップされていない区間に形
成してもよい。図8に示すように、大型の穿孔が必要な場合には、伸張性フィル
ムラッピング18bを2枚の有孔層から構成し、1層の穿孔62aがもう一方の
層の穿孔62bからオフセットした(整列していない)状態にしてもよい。穿孔
がオフセットしていれば、経路が曲がりくねったものとなり内側パッケージ14
から肉汁が漏れるのを防止できる。
【0033】 実験により、伸張性フィルムラッピング18に対して孔とラベルを適用するこ
とに関する上記オプションは全て、内側パッケージ14の酸素透過性を、第1区
画内の活性化された酸素除去剤28が第2区画(内側パッケージ14)内の酸素
レベルを、パッケージ10が密封された後約2時間未満という時間内に約0.0
5パーセント未満まで下げることが可能な速度にまで首尾よく上げることが分か
った。具体的には、実験により以下のオプション、即ち直径0.125インチの
孔1個、0.25インチの孔1個、0.375インチの孔1個、TYVEKラベ
ル付0.125インチの孔4個、TYVEKラベル付0.25インチの孔1個、
TYVEKラベル付0.375インチの孔1個、TYVEKラベル付0.75イ
ンチの孔1個、針孔15個を有する紙ラベル付0.75インチの孔1個、針孔1
2個を有する紙ラベル付0.75インチの孔1個、針孔6個、針孔12個、及び
微小穿孔、をそれぞれ伸張性フィルムラッピングに開けた場合をテストした。上
記オプションはそれぞれ、伸張性フィルムラッピングが、許容できる高い酸素透
過速度を実現するのに有効であった。
【0034】 他にも様々な機構を区画部材に組み込んで透過性を高めることができる。図9
は、伸張性フィルムラッピング18とトレイ16の側壁22を貫通してトレイの
内部に挿入されたシュノーケル又はストロー72を描いている。図10は伸張性
フィルムラッピング18に形成されたエンボス74を描いている。伸張性フィル
ムラッピングのエンボス加工区域は伸張性フィルムラッピングの他の区域よりも
薄くなっているので、酸素透過速度が高くなる。図11aと図11bは、PVC
層67と食品用ワックス又は低分子量ポリマーの自己シール層68とを含む伸張
性フィルムラッピング18aを描いている。自己シール層68は、従来の吹付手
法又は従来の印刷機の塗布計量ローラーにより、PVC層67に塗付することが
できる。層68には自己シール性があるので、ラッピング18aに形成された孔
76は一時的なものに過ぎず、時間が経過すると自己シール層68により塞がれ
(図11b)る。孔76は、パッケージ10を密封する前の製造工程中にラッピ
ング18a中に形成され、酸素除去剤28が内側パッケージ14内の酸素レベル
を、パッケージ10が密封された後約2時間以内に約0.05パーセント未満に
下げるのに十分な時間の間開放状態にある。図11bに示すように、孔76は、
肉汁が内側パッケージ14から漏れる可能性を排除するために、肉が入れられた
パッケージ10が出荷される前に塞がれるのが望ましい。
【0035】 別の実施例では、図1−3の伸張性フィルムラッピング18は、いわゆるイン
テリマー加工により生産され、その透過性が、熱、光、又は他のエネルギー源に
より制御できるランデック型フィルムで構成されている。このフィルムは実質的
には不透過性非晶質状態にあるが、エネルギー源を適用することにより一時的に
高透過性結晶状態に切り替えることができる。エネルギー源は、ランデック型フ
ィルムにその製造工程中及びパッケージ10が密封された後十分に長い時間適用
され、酸素除去剤28が第2区画(内側パッケージ14)内の酸素レベルを約2
時間以内に約0.05%未満にまで下げることができるようになっている。代わ
りに、図15に示すように、伸張性フィルムラッピング18を従来のポリ塩化ビ
ニールで構成し、ランデック型フィルムから成るラベル75に覆われた孔73を
設けるようにしてもよい。
【0036】 図12に示す更に別の実施例では、内側パッケージ14は、連続気泡又は穿孔
のあるポリスチレンフォームから成る区間77を部分的に露出した(ラップしな
い)状態にして発泡トレイ16aの周囲に巻かれた伸張性フィルムラッピング1
8を含んでいる。トレイ16aの連続気泡又は穿孔のあるポリスチレンフォーム
の区間77は酸素に対する透過性が高く、内側パッケージ14が、全体が閉鎖気
泡フォームでできている内側パッケージよりも高い酸素透過速度を達成する助け
となる。トレイ16aの透過性の高い連続気泡又は穿孔のあるフォーム区間77
を利用するためには、トレイの底を伸張性フィルムラッピング18で覆うのは一
部分にして、酸素が内側パッケージ14から連続気泡又は穿孔のあるフォーム区
間を通過できるようにする。
【0037】 第2区画(内側パッケージ14)内の酸素レベルを迅速に下げることのできる
他の技法は、トレイ16又は伸張性フィルムラッピング18の構造を変えること
にはさほど関係がないものである。例えば、図13に示すように、第2酸素除去
剤78を内側パッケージ14の内側に肉26から離して置いてもよい。代わりに
又は追加的に、酸素除去材79をトレイ16の壁内に分散配置してもよい。酸素
除去剤28のように、酸素除去剤78も、製造工程中に、内側パッケージ14が
密封される直前に酸素除去剤促進剤で活性化されるのが望ましい。酸素除去剤7
8を肉26から離しておくために、酸素除去剤78は食品用接着剤によりトレイ
16の片側に貼り付けてもよいし、又はトレイ16の片側に沿って透過性の高い
封入容器に収容していてもよい。酸素除去剤78は、第2区画(内側パッケージ
14)内に存在する酸素を直接吸収するので、酸素を第2区画から第1区画に送
って吸収させる必要はない。
【0038】 代わりに図14に示すように、二酸化炭素ペレット80(ドライアイス)を内
側パッケージ14内に肉26から離して置くこともできる。ペレット80は、パ
ッケージ10が密封された後も内側パッケージ14から酸素を追い出す掃気剤の
役目を果たす。更に別の実施例では、密封されたパッケージ10が照射されパッ
ケージ10内にオゾン(O3)が生成される。オゾンは、酸素除去剤により酸素 (O2)よりも容易に掃気されるので、肉26を保持している第2区画(内側パ ッケージ14)内の酸素レベルはより迅速に減少する。実際に、二酸化炭素ペレ
ット80とオゾンの生成はそれぞれ、第2区画(内側パッケージ14)から第1
区画への酸素排気の速度を増す。
【0039】 本発明を1つ又はそれ以上の特定の実施例に関連させて説明してきたが、当業
者には、本発明の精神と範囲を逸脱することなく、これらに対して多くの変更を
加え得ることが自明であろう。これら実施例のそれぞれ、及びその明らかな変型
は、上記請求項目に記す請求される発明の精神と範囲内にあるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 改良型大気パッケージの等測投影図である。
【図2】 図1の線2−2に沿う断面図である。
【図3】 図2の丸3で示す部分の拡大図である。
【図4】 改良型大気パッケージを製造するシステムの図解側面図である。
【図5】 図5aは、TYVEKパッチで覆われた孔を備えた伸張性フィルムラッピング
を有する内側パッケージを表すため外側パッケージを部分的に破断して示した、
改良型大気パッケージの一部の上面図である。図5bは、概ね図5aの線5b−
5bに沿う拡大断面図である。
【図6】 図6aは、穿孔のあけられた伸張性フィルムラッピングを有する内側パッケー
ジを表すため、外側パッケージを部分的に破断して示した、改良型大気パッケー
ジの上面図である。図6bは、概ね図6aの線6b−6bに沿う拡大断面図であ
る。図6cは、図3と同様な拡大図であり、トレイ壁に針孔が設けられていると
ころを示す。
【図7】 図7aは、穿孔付きの紙又はプラスチックのパッチで覆われた孔を備えた伸張
性フィルムラッピングを有する内側パッケージを表すため、外側パッケージを部
分的に破断して示した、改良型大気パッケージの一部の上面図である。図7bは
、概ね図7aの線7b−7bに沿う拡大断面図である。
【図8】 図3と同様な拡大図であり、穿孔をあけた2層のフィルムから成る伸張性フィ
ルムラッピングを有する内側パッケージを示す。
【図9】 図3と同様な拡大図であり、改良型大気パッケージの内側パッケージに取り付
けられたストローを示す。
【図10】 図3と同様な拡大図であり、エンボス加工された伸張性フィルムラッピングを
有する内側パッケージを示す。
【図11】 図11aは、図3と同様な拡大側面図であり、低分子量ワックス又はポリマー
の自己シール層がコートされた標準伸張性フィルムから成る内側パッケージラッ
ピングを貫通して孔が開けられているところを示す。図11bは、図3と同様な
拡大側面図であり、孔が自己シール性層で塞がれたところを示す。
【図12】 図3と同様な拡大側面図であり、連続気泡又は穿孔付き発泡材で形成されたト
レイ壁のラッピングで包まれていない部分を示す。
【図13】 図3と同様な拡大側面図であり、酸素除去剤パケットがトレイ壁に取り付けら
れ、酸素除去材がトレイ壁内に分散配置されているところを示す。
【図14】 図3と同様な拡大側面図であり、二酸化炭素ペレットがトレイ壁に沿って置か
れているところを示す。
【図15】 ランデック型フィルムのパッチで覆われた孔を備えた伸張性フィルムラッピン
グを有する内側パッケージを表すため、外側パッケージを部分的に破断して示し
た、改良型大気パッケージの一部の上面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月6日(2000.3.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項16
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項18
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項20
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項21
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項22
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項23
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項24
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項25
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項25】 前記区画部材が、トレイ壁を有するトレイを含んでおり、
前記追加的酸素除去手段が、前記トレイ壁内に分散配置された酸素除去材を含ん
でいることを特徴とする請求項22に記載のパッケージ。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月31日(2000.5.31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項8】 前記孔が、約0.125インチから0.75インチの範囲に
ある直径を有することを特徴とする請求項3に記載のパッケージ。
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月3日(2001.4.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デルデュカ,ゲイリー・アール アメリカ合衆国ニューヨーク州14424,キ ャナンダイグア,ホーウェル・ストリート 82 (72)発明者 ディメイ,ロリー・エイチ アメリカ合衆国ニューヨーク州14513,ニ ューアーク,スネーク・ロード 6563 (72)発明者 デヨ,アラン・イー アメリカ合衆国ニューヨーク州14544,ラ ッシュヴィル,サウス・メイン・ストリー ト 66 (72)発明者 グーレット,スティーヴン・エル アメリカ合衆国ニューヨーク州14513,ニ ューアーク,ベイリー・ロード 5131 (72)発明者 ハンセン,ダリル・ピー アメリカ合衆国ニューヨーク州14548,シ ョーツヴィル,マザー・ストリート 20 (72)発明者 ルスラ,ヴィノド・ケイ アメリカ合衆国ニューヨーク州14534,ピ ッツフォード,バーリントン・ヒルズ 2 (72)発明者 ノービー,アレン・ジェイ アメリカ合衆国ニューヨーク州14450,フ ェアポート,インヴァーネス・サークル 6 (72)発明者 スローン,ロバート・エイ アメリカ合衆国ニューヨーク州14522,パ ルミラ,ジョンストン・ストリート 211 (72)発明者 トンプソン,ジル・エフ アメリカ合衆国ニューヨーク州14450,フ ェアポート,フォース・アベニュー 37 Fターム(参考) 3E035 AA04 BA02 BB01 BB02 BC02 BD01 BD02 3E067 AA11 AB04 BA10B BA17C BB14B BB14C BC02C CA03 CA04 EB23 EC01 ED08 EE04 EE25 EE29 FA04 FC01 GA19 GB02 GB03 GB04 GD01 GD02

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に酸素透過性の区画部材により隔てられた、酸素除去
    剤促進剤により活性化された酸素除去剤が中に入っている第1区画及び生肉の小
    売用切り身が中に入っている第2区画と、 前記生肉内でのメトミオグロビンの生成を防止するために、前記区画部材の透
    過速度を、24時間で100立方インチ当たり約7,000立方センチを超える
    速度にまで上げるための透過性強化手段とを備えていることを特徴とする改良型
    大気パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記区画部材が、前記透過性強化手段を含んでいることを特
    徴とする請求項1に記載のパッケージ。
  3. 【請求項3】 前記透過性強化手段が、前記区画部材に形成され且つラベル
    により覆われた孔を含み、前記ラベルは前記孔に隣接して前記区画部材に貼り付
    けられていることを特徴とする請求項2に記載のパッケージ。
  4. 【請求項4】 前記ラベルが、TYVEKスパンボンドオレフィンから構成
    されていることを特徴とする請求項3に記載のパッケージ。
  5. 【請求項5】 前記ラベルが、紙又はプラスチックから構成され、穿孔され
    ていることを特徴とする請求項3に記載のパッケージ。
  6. 【請求項6】 前記ラベルが、その透過性がエネルギー源により制御される
    ランデック型フィルムから構成されていることを特徴とする請求項3に記載のパ
    ッケージ。
  7. 【請求項7】 前記区画部材が伸張性フィルムラッピングを含んでおり、前
    記孔が前記ラッピングに形成されていることを特徴とする請求項3に記載のパッ
    ケージ。
  8. 【請求項8】 前記孔が、約0.125インチから0.75インチの範囲に
    ある直径を有することを特徴とする請求項3に記載のパッケージ。
  9. 【請求項9】 前記透過性強化手段が、前記区画部材の非エンボス加工区域
    よりも高い透過速度を有する前記区画部材上のエンボス加工区域を含んでいるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のパッケージ。
  10. 【請求項10】 前記区画部材が、伸張性フィルムラッピングにより覆われ
    たトレイを含んでおり、前記トレイと前記伸張性フィルムラッピングとは前記第
    2区画を取り囲んでおり、前記トレイは底面と前記底面から上方に伸びる連続側
    壁とを有しており、前記伸張性フィルムラッピングは前記透過性強化手段を含ん
    でおり、前記透過性強化手段は前記伸張性フィルムラッピングの前記トレイ側壁
    の内側にある部分に形成された穿孔を含んでいることを特徴とする請求項1に記
    載のパッケージ。
  11. 【請求項11】 前記穿孔が、前記肉からの肉汁が前記穿孔を通り抜けて漏
    れるのを表面張力により防止できるように、約0.004インチから約0.03
    0インチの範囲にある直径を有することを特徴とする請求項10に記載のパッケ
    ージ。
  12. 【請求項12】 前記伸張性フィルムラッピングが、それぞれに前記穿孔が
    設けられた第1層及び第2層を含んでおり、前記第1層の前記穿孔は前記第2層
    の前記穿孔からオフセットしていて曲がりくねった経路を作り出し、これにより
    前記肉からの肉汁が前記伸張性フィルムラッピングを通過して漏れることを防止
    していることを特徴とする請求項11に記載のパッケージ。
  13. 【請求項13】 前記伸張性フィルムラッピングが、それぞれが実質的に酸
    素透過性である伸張性フィルム層と自己シール層を含んでおり、前記穿孔は初期
    には前記伸張性フィルム層と前記自己シール層を貫通しているが、その後に前記
    自己シール層により塞がれることを特徴とする請求項10に記載のパッケージ。
  14. 【請求項14】 前記伸張性フィルム層がポリ塩化ビニールから構成されて
    おり、前記自己シール層が低分子量ワックス又はポリマーから構成されているこ
    とを特徴とする請求項13に記載のパッケージ。
  15. 【請求項15】 前記区画部材が壁を有する肉トレイを含んでおり、前記ト
    レイは前記透過性強化手段を含んでおり、前記透過性強化手段は前記トレイの前
    記壁に取り付けられ前記第2区画から前記第1区画まで伸びているストローを含
    んでいることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
  16. 【請求項16】 前記区画部材が、前記トレイを覆う伸張性フィルムラッピ
    ングを含んでいることを特徴とする請求項15に記載のパッケージ。
  17. 【請求項17】 前記区画部材が、前記第2区画を取り囲む、壁を有する肉
    トレイとそのトレイを覆いながらもその一部区間を露出させたままにしているカ
    バーとを含んでおり、前記トレイが、前記トレイ壁の前記露出区間に設けられた
    針孔、穿孔、及び連続気泡から構成されるグループから選択される前記透過性強
    化手段を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
  18. 【請求項18】 前記トレイがポリスチレン発泡材から構成されていること
    を特徴とする請求項17に記載のパッケージ。
  19. 【請求項19】 前記カバーが伸張性フィルムラッピングを含んでいること
    を特徴とする請求項18に記載のパッケージ。
  20. 【請求項20】 前記透過性強化手段が、前記酸素除去剤により吸収される
    ように前記第2区画内の酸素を前記第2区画から前記区画部材を通して掃気する
    ための、前記第2区画内に入れられた二酸化炭素ペレットを含んでいることを特
    徴とする請求項1に記載のパッケージ。
  21. 【請求項21】 前記区画部材がトレイ壁を有するトレイを含んでおり、前
    記二酸化炭素ペレットが前記トレイ壁内に配置され、前記生肉から隔離されてい
    ることを特徴とする請求項20に記載のパッケージ。
  22. 【請求項22】 実質的に酸素透過性の区画部材により隔てられた、酸素除
    去剤促進剤により活性化された第1酸素除去剤が中に入っている第1区画と、生
    肉の小売用切り身が中に入っている第2区画とを備え、更に、前記第2区画内の
    酸素を吸収するための、前記第1区画の外側に配置された追加的な酸素除去手段
    を含んでいることを特徴とする改良型大気パッケージ。
  23. 【請求項23】 前記追加的な酸素除去手段が、前記区画内に入れられ前記
    生肉から隔離された第2酸素除去剤を含んでいることを特徴とする請求項22に
    記載のパッケージ。
  24. 【請求項24】 前記区画部材が、トレイ壁を有するトレイを含んでおり、
    前記第2酸素除去剤が前記トレイ壁に貼り付けられていることを特徴とする請求
    項23に記載のパッケージ。
  25. 【請求項25】 前記区画部材が、トレイ壁を有するトレイを含んでおり、
    前記追加的酸素除去手段が、前記トレイ壁内に分散配置された酸素除去材を含ん
    でいることを特徴とする請求項22に記載のパッケージ。
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