JPS63152638A - 調整雰囲気の包装用フィルム - Google Patents

調整雰囲気の包装用フィルム

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JPS63152638A
JPS63152638A JP62252315A JP25231587A JPS63152638A JP S63152638 A JPS63152638 A JP S63152638A JP 62252315 A JP62252315 A JP 62252315A JP 25231587 A JP25231587 A JP 25231587A JP S63152638 A JPS63152638 A JP S63152638A
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container
permeance
carbon dioxide
oxygen
atmosphere
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JP62252315A
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English (en)
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ハリー・サットン・アンダーソン・ザ・セカンド
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Hercules LLC
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Hercules LLC
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Publication date
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    • A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23B—PRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
    • A23B7/00—Preservation or chemical ripening of fruit or vegetables
    • A23B7/14—Preserving or ripening with chemicals not covered by groups A23B7/08 or A23B7/10
    • A23B7/144—Preserving or ripening with chemicals not covered by groups A23B7/08 or A23B7/10 in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor
    • A23B7/148—Preserving or ripening with chemicals not covered by groups A23B7/08 or A23B7/10 in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor in a controlled atmosphere, e.g. partial vacuum, comprising only CO2, N2, O2 or H2O
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/18—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents providing specific environment for contents, e.g. temperature above or below ambient
    • B65D81/20—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents providing specific environment for contents, e.g. temperature above or below ambient under vacuum or superatmospheric pressure, or in a special atmosphere, e.g. of inert gas
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    • B65D81/2076—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents providing specific environment for contents, e.g. temperature above or below ambient under vacuum or superatmospheric pressure, or in a special atmosphere, e.g. of inert gas in a special atmosphere in an at least partially rigid container
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2565/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
    • B65D2565/38—Packaging materials of special type or form
    • B65D2565/381—Details of packaging materials of special type or form
    • B65D2565/388—Materials used for their gas-permeability

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新鮮な果物および野菜の調整雰囲気貯蔵に関す
るものである。具体的には、包装された果物や野菜等の
商品を取り巻いている雰囲気を調整して商品の鮮度維持
を向上させる包装方法、および拳法による包装品に関す
るものである。
新鮮な果物および野菜の風味、舌ざわシ、および食用と
しての品質を維持すること、また草花（以後これらをま
とめて「青果物」と呼ぶ〕を採収した時点からこれを消
費する期間を通して、草花の貯蔵寿命を延ばすことは、
従来より改良の要望されている課題である。通常利用さ
れているのは、冷蔵による方法である。トマト、バナナ
、およびカンキツ類の果物等の品目は、熟していない状
態で摘み取り、売れるまで低温で保−存されるのが普通
である。葡萄やレタス等の他の品目は、熟した状態で摘
み取り冷蔵される。低温は熟成が進むのを遅らせるのに
効果がある（ただし、比較的短期間のみ）が、青果物が
室温にさらされた後その品質を保持するのにはよくない
場合がある。
青果物の成熟過程は、一連の複雑な生化学的変化および
発育上の変化である。このうち最も重要なプロセスは呼
吸作用であり、一般には次の式に従って起こる。
（ＣＨ，Ｏ）ｎ＋ｎｏ、　→ｎｃｏ２＋ｎＨ２Ｏ＋ｈｅ
ａｔここで、（ＣＨ２０）ｎは炭水化物を表し、貯蔵時
の成熟進行中、青果物が呼吸するにつれて酸化される。
青果物の各種類に対し、ＣＯ，および０２の濃度には最
適の範囲があり、この範囲にあれば呼吸作用が遅らされ
１品質がかなり改良される。例えば。
ある青果物（イチゴやキノコ等）では比較的高レベルの
ＣＯ□が適しているが、レタスやトマト等のような青果
物は低レベルのＣＯｌで貯蔵するのが良い。
また、青果物の各種類は固有の呼吸速度を有し。
Ｋ９／ｈｏｕｒ当たりの酸素のｍ３数として表すことが
できる。
Ｏｔ　　の最適範囲およびＣＯ□と０２　の相対濃度が
保持されるように、青果物の周りを取り巻いている雰囲
気を調整することによって、青果物の成熟速度を減少さ
せることができることは公知である。
例えば、米国特許第３．１０２，７７７号では、空気中
のＣＯ２レベルより高いレベルのＣＯ２を保持するため
に、雰囲気中に連続的にＣＯ２が補給される容器の中に
青果物を貯蔵することを開示している。ま九米国特許第
３，４５０，５４２号では、酸素より炭酸ガスに対しよ
り大きな透過性を有するポリエチレンフィルム（３，８
１ｍ（１５０ｍ１ｌ　）ポリエチレン）製のバッグで青
果物（バナナ）を包装することを開示している；比較的
わずかな酸素しか残らないように包装物中の空気の容積
が減少し、青果物に゛よシ生成されるＣＯ２と青果物に
より消費される０２　　との間の適切なバランスおよび
フィルムを通過する二つのガスの相対的な流れが。
適切な貯蔵期間（最高２８日）生み出され維持される。
しかしながら、透過性の比が固定されているため雰囲気
組成の調整が制限されるという点が大きな欠点である。
Ｐ、ピーラシュおよびＭ、カレルによる雑文「新鮮な果
実の包装における雰囲気の調整」（モダン・パッケージ
ング、　Ｖｏｌ、　４０　、　＋２　（１９６６）ペー
ジ１６９−１７２．２５４）によれば、調整された雰囲
気を確実に造り出すために、不透過性のパッケージの壁
画にポリエチレン製のサイズ可変パネルもしくは透過性
の硫酸紙を使用することによって上記制限をある程度解
消し、青果物の異なる呼吸速度に対して適切なパネルサ
イズを定めるための、実験的に導いた計算値を示してい
る。
しかしながら、既知の呼吸速度に基づいて求めたパネル
の予測面積は個々の状況について算出される可変値で置
き換えなければならず、またフィルムの使用（透過性パ
ネルに過大な面積（２５８ｃｒＩｌ（４０ｉｎ）以上）
が必要とされる）あるいはペーパーの使用（湿潤性があ
って好ましくない）に対しても問題点が生じた。
上記したように、最も進んだ公知の調整雰囲気貯蔵法で
も十分満足できるものであるとはいえない。従って、熟
成の進行を遅らせるのに必要なポイントで雰囲気を予測
しつつ調整することができ。
またその雰囲気により青果物の鮮度が保持されるような
青果物包装用容器が必要となる。なおこのとき、積み重
ねあるいは取り扱い時に他の容器によってブロックされ
ることのないよう容易に据え付けることのできる１面積
が２５．８ｆｆｌ（４ｉｎ　　）以下のパネルを使用す
る。必要とされるパネルの面積および透過性は、それぞ
れ独立してまｍ直接的に、収納する青果物の重量により
変わる。
以下の説明およびクレームにおいては、フィルムを通過
する特定のガスの流量に関する項に適用される単位は、
「フラックスＪ　（ＣＣ／　ｄａｙで表示）および「パ
ーミアンスＪ（ＣＣ／ぜ−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒ
ｅで表示）である。特定のフィルムの「透過係数」はＣ
Ｃ−ｒｍ／　ｍ”　−ａａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅで
表示される。（これらの値は米国での使用法を変換した
ものであり、ｍｉｌと１０　［１ｉｎを閣とばて置き換
えて上記単位とした。圧力単位においては、１気圧は１
０１，３２５Ｐａ　である。これらの圧力単位により、
　ＣＯ，ま几は０２ガスを含んだフィルムの両側に対し
て１分圧差あるいは透過の「駆動力」が規定される。） ６．８９５〜２０６．９ｋＰａ　（１〜３０ｐｓｉ）の
範囲のガス圧を駆動力として使用する装置、およびメン
ブレンを通過するガス泥倉またはフラックスを測定する
ためのマスフロー・メータを用いてパーミアンスを測定
する。
本発明によれば、呼吸しつつある新鮮な果物。
野菜または草花が存在している状態で、予め定め友炭酸
ガス濃度および酸素濃度を生み出すことのできる容器（
壁を通過するＣＯｌおよびＯ８に対し調整された流儀ま
たはフラックスにするために。
一つ以上の壁にガス透過性のパネルを有する実質的にガ
ス不透過性の材料から造られている）が与えられ、この
容器は、パネルが約７７．５００〜４６５．０００，０
００ｃｃ／　ｍ　−ｄａｙ−ａｔ、ｍｏｓｐｈｅｒｅ（
５，０００〜３０，０００，０ＯＯＣＣ／　１００　ｉ
ｎ２−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　）の酸素パーミ
アンスを有する微孔質のプラスチックメンブレンであり
、当該メンブレンのパーミアンスおよび面積は、収納さ
れた果物、野菜または草花の実際の０２　　呼吸速度に
ほぼ等しい０２　　フラックスを与えるようなものであ
り。
また当該メンブレンの炭酸ガスパーミアンスは。
炭酸ガスおよび酸素の望ましい最適範囲を保持するよう
なものであることを特徴とする。
本発明の容器においては、小売り包装（１に９未關）の
通常の範囲での青果物重量に対し、ガス透過性パネルは
約３１０，０００〜１３，９５０，０００ｃｃ／−ａａ
ｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　（２０，０００〜９００，
０００ｃｃ／１００　ｉｎ　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈ
ｅｒｅ　）　　のフラックスを有する微孔質のフロピレ
ンポリマーフィルムであることが好ましい。より大きな
重量の青果物を収納し次規格包装または食品用包装の場
合、パネルの面積およびパーミアンスは必要に応じて増
大させることができる。
さらに本発明の容器においては、包装された果物または
野菜の周りを取り巻いている雰囲気を予測できる形で調
整するために、メンブレンのパーミアンスと面積は、収
納した１、　５　ＫＬｉ以下の果物。
野菜または草花の予測０２　　呼吸速度にほぼ等しい０
２　　フラックスを与えるようなものであって、またメ
ンブレンの炭酸ガスパーミアンスは、収納し几当該１．
５に９以下の青果物に対し、望ましい最適範囲の炭酸ガ
スと酸素を保持するようなものであることが好ましい。
さらに本発明の容器においては、微孔質のメンブレンは
プロピレンホモポリマーとプロピレン−エチレンコポリ
マー（エチレン部分濃ｇ；　２〜５重量係）の配合物か
らなる延伸フィルムであって。
当該フィルムには、フィルムのトータル重量を基準とし
て、４０〜６０係の炭酸カルシウムを充填するのが好ま
しい。
次の表は、いくつかの一般的な種類の青果物に対する公
知の呼吸速度と最適貯蔵条件を示す。
レタス、頭部　　　　　　　８．５　　２８　１−５　
　　　０トマト、成熟〜未成熟Ｏ中間　　　３．４　　
１８　３−５　　０−３バナナ、成熟　　　　　　　　
４４　２−５　　２−５アボカド　　　　　　　１３　
１０７　２−５　　３−１０モモ　　　　　　　　　３
．９　４１　１−２　　　５サクランボ、スウィート　
　　　　６．０　　１５　３−１０　　１０−１２イチ
ゴ　　　　　　　１３　　７６　　１０　１５−２０ア
スパラガス　　　　　４２　１１３　　２１　　５−１
４キノコ　　　　　　　　３６　１４８６−１０　１０
−１５ブロツコリ（主茎＋小筒化）　　　５０　　１５
８　　１−２　　５−１０＊　参考文献：ＵＳＤＡハン
トブンク６６；通常の雰囲気における速度。
速度はにり／ｈｒ当ｔりの０２の工数である。
包装される青果物の呼吸特性およびその成熟を遅らせる
のに必要な最適ＣＯ２１０２比を考慮に入れて検討する
ことによシ、実質的にいかなる量のいかなる青果物であ
っても、本発明による。これを包装するための容器を設
計することができる。
容器内の雰囲気を調整することのできる能力は。
容器の外側と内側の間を連通化できる透過性プラスチッ
クメンブレンの面積を調節する能力だけでなく、比較的
高いパーミアンス値を有し、従って種々の青果物に適応
するための必要なフレキシビリティを有するプラスチッ
クメンブレンができるかどうかの能力から導かれる。実
質止金ての合成樹脂簿膜には、酸素または炭酸ガスに対
しある程度の透過性があり（公知の雰囲気制限包装シス
テムにより示されている）、これらのＣＯ２／Ｏ２パー
＋ミアンス比は１／１以上である。しかしながら、本質
的にモノリシックで連続的なフィルムシートは通常透過
性が十分でなく、少なくとも過大なパネル面積／青果物
重量比（この比が大きくなると。
包装物が取り扱いにくくなる）を使用しなければ。
フレキシビリティを付与させることもできず、また成熟
の進行を最適な状態で遅らせるのに必要な雰囲気中のｃ
ｏ、　１０．比を正確に調整することもできない。従っ
て、フィルムは、妥当な時間内で必要とされるタイプの
調整ができるだけの十分な透過性を有するよう、また包
装される青果物の量に適した面積を有するよう選定しな
ければならない。
必要とされるパネルサイズはメンブレンの透過性が大き
くなるにつれて小さくなるので、パーミアンスのかなり
大きなパネル（すなわち、約４６５．０００，０００　
ＣＣ／　ｔｒｊ　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ（３
０，０００，００００Ｃ／　１００　ｉｎ　−ｄａｙ−
ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ）以上）はそのサイズが極めて小
さくなって、包装品に取り付けるのが困難になる場合が
ある。パーミアンスが約７７．５００　ｃｃ、”　ｍ　
−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ（５，０００ＣＣ／　
１００　ｉｎ　−ｄａ７−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　）以
下であれば、パネルのサイズは容器の実用サイズより大
きめとなる。
微孔質フィルムおよびその作成法は、当業者にとっでは
公知である。例えば、ポリマー中にフィラーを高度に充
填した混合物からシートをキャストシ、ポリマーの配向
を起こさせるための延伸条件下で、縦軸および横軸方向
に得られ之シートを延伸することによって作成すること
ができる。延伸温度において、ポリマーが引っ張られて
フィラー材料から離れると、フィルムマトリックス中に
ボイドや細孔が形成される。これにより得られる透過度
は、ポリマー中のフィラーの債、ポリマーに加えた延伸
量、および延伸を行ったときの温度の関数となる。
ボイドおよび細孔を形成させるためのフィラーとして、
多数の無機材料が有効であることが判っている。これら
の無機材料には１例えば種々のタイプのクレー、硫酸バ
リウム、炭酸カル７ウム、ンリカ、ケイソウ土、および
チタニアなどがある。
マトリックスポリマーより高い温度で溶融するある種の
粒状有９ポリマー、例えばポリエステル。
ポリアミド、およびポリスチレン等もフィラーとして有
用である。
本発明による容器用として適切な多孔特性を有する特に
有用なメンブレンは、約４０〜６０係のプロピレンポリ
マーと６０〜４０憾の炭酸カルシウムの混合物からなる
ポリプロピレンを基にした微孔質ポリマーで、約１３０
〜１５０℃の温度で二軸延伸した微孔質ポリマーである
。プロピレンポリマー混合物は、約４５〜５５憾のプロ
ピレンホモポリマーと約５５〜４５係のプロピレン／エ
チレンコポリマー（約２〜５重＠係のエチレン部分を含
む）からなる。
本発明のパーミアンス調整メンブレン用として。
他のフィルム形成能のある合成樹脂も使用することがで
きる。実際、　ＣＯ２／Ｏ２１０□　パーミアンス比が
犬きく異なる二つの別々のパネル（例えば、ＣＯ２／Ｏ
、１０２ハーミアンス比が１：１の微孔質フィルムと固
止が４：１もしくは８：１のような高い比を有するメン
ブレン〕を取り付けることによって、容器内の雰囲気の
最適調整が達成される。
図１〜乙に示した調整雰囲気容器Ａは、実質的に不透過
性の本体部１と蓋２からなり、蓋２は実質的に不透過性
の固体部６と透過性の調整パネル４からなる。（実施例
においては、蓋の上にパネルを設置しているが、出荷用
として積み重ねたり詰め込んだりする際に、他の容器に
よって覆われることのないような、包装物上のいかなる
箇所においても設置することができる。） 本発明の容器は１例えば１００の程度の小さな物から最
大数リットル以上の物まで、いかなる適切なサイズにも
することができる。容器全体が湿気に対して不透過性で
あり、また調整パネル部を除いて空気に対し実質的に不
透過性である限り。
容器の構成材料はあまり重要な問題ではない。ここで言
う「実質的に不透過性」とは、透過性が極めて低いため
、容器に青果物を入れてシールした場合（透過性のメン
ブレンを使用せずに）、容器内の酸素が完全に使い果た
されるか、または酸素レベルがかなり低いレベルで平衡
状態となり、このとき嫌気性の劣化が起こるようになる
ことを意味する。従って、ガラス、金属、あるいはプラ
スチック等を材料として使用することができる。厚肉の
ポリオレフィン、ポリ（ビニルクロライド）。
またはポリスチレンのようなプラスチック材料が好まし
い。プラスチック材料はその厚みにより実質上不透過性
でなければならないが、パネルをサイジングする際には
多少の透過性を考慮してもよい。
容器内の雰囲気の調整は、青果物塊、青果物を詰めた容
器内のフリーのガススペース、青果物の呼吸速度、およ
び透過特性（すなわち、メンブレンのフラックス速度お
よびＣＯ２１０□比）に関して、透過性の調整パネルを
適切にサイジングすることによって達成される。これら
の変数の間に適切な関係が得られれば、１日以内にＣＯ
２およびｏ２　　の望ましい相対濃度比において定常状
態に達する。
図４の理論曲線は、　５５．６１ｎ　、　０．２５４　
ｒｕｎ（１０ｍｉｌ）　　のポリスチレンで造られた容
器中にて、４°Ｃで貯蔵した１ポンドのイチゴに対して
定常状態が確立されたことを示している（６９０ＣＣ−
ｒａｎ／　ｍ　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　（１
７５３ＣＣｍｉｌ／１００　ｌｎ　−ｄａｙ−ａｔｍｏ
ｓｐｈｅｒｅ　）というＣＯ２／Ｏ、透過係数値、およ
び１７２．８　ＣＣ−ｍｍ／　ｍ　−ｄａｙ−ａｔｍｏ
ｓｐｈｅｒｅ（４３９ＣＣｍｉｌ／　１００　ｉｎ　−
ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　）という０２　　透過
係数値は、使用する有効値に影響を与えるほど犬きくは
ない）。容器には、０．０２５４ｒａｎ　（１ｍｉｌ　
）のポリエチレンテレフタレートＣＰＥＴ）（通常ＣＯ
２および０□の透過度はそれぞれ１１．２および２．３
　ＣＣ−ｒｒａｎ／　ｍ　−ｄａｙ−ａｔｏｍｏｓｐｈ
ｅｒｅ（２８，４および５．８ＣＣｍｉｌ／　１００　
ｉｎ　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　）で造られた
１７ス４ｃ＋＋ｆ（２７，５１ｎ２）の蓋が付いており
、その蓋に設けられた９６８ｄ（１，５ｉｎ２）の開口
が０．０２５４間の微孔質ポリプロピレンフィルムで覆
われている。
０２とＣＯ２のパーミアンスはどちらも２，３２５，０
００であり、従って当該微孔質メンブレンのＣ○２１０
２透過度比は１／１となる。容器は時間ゼロの時点　　
　　−で室内空気を含み、４２５ｃｃの一フリー・ガス
スペースを有する。イチゴの呼吸速度は室内空気中で１
２、８　ＣＣ０２／ＫＳＩ−ｈ　ｒであり、容器の酸素
含量の変化とともに直線的に変わって最終的にはゼロに
なると推定される。以下のバラグラフにおいて説明する
ように、定常状態の条件が達成される。
容器中の酸素は、青果物が呼吸するにつれて青果物によ
り消費される。このときほぼ等量の炭酸ガスが発生する
。酸素濃度の減少および炭酸ガス濃度の増大により１次
の式に示すように、酸素が容器中に入り込み、かつ炭酸
ガスが容器から出ていくための駆動力が生み出される。
透過度×面積 フィルム間のフラックス＝□（駆動力）厚さ ここで、駆動力は容器内および室内空気におけるガス濃
度差である。
最初、駆動力は小さくて、フィルム間の７ラツクスは、
消費される酸素を置き換えるほどには、また発生する炭
酸ガスの殆どを追い出すほどには十分大きくはない。従
って容器ａ部では、酸素含量が減少し、炭酸ガス含量が
増大する。さらに、容器内の酸素が減少すると、イチゴ
の呼吸速度が低下する。イチゴが呼吸をし続けると、酸
素が消費され、炭酸ガスが発生し、呼吸速度が低下して
。
酸素を置き換えて炭酸ガスを追い出すための駆動力が増
大する。従ってフィルムを通過する酸素と炭酸ガスのフ
ラックスが増大する。これらのプロセスの組み合わせは
、酸素の消費量がフィルムの透過による容器内の酸素置
換量に等しくなる点まで進行し、この点において定常状
態に達する。定常状態へと近づく様子は表２および表６
のデータによって示されている。
上記のように、定常状態に達する時間は４０〜５０時間
程度である。最終的なガス組成のガスを用いてあらかじ
め容器をパージするか、適切な包装デザインによシフリ
ー・ガススペースを減少させることによって、この時間
を短くすることができる。この点について以下に説明す
る。
ｃｏ、１０．　　透過度比が１７１のフィルム（微孔質
フィルムの場合１通常１／１である）のパネルを使用す
れば、ＣＯ，と０□の濃度（容積係）の総和は常に２１
係となる。従って、１モルの酸素が消費されるごとに、
１モルの炭酸ガスが発生する。
酸素の置き換えおよび炭酸ガスの吐き出しのための駆動
力は常に等しくなるため、当該フィルムにより、各等量
のガスが透過することができる。
ＣＯ２／Ｏ２　透過度比が１７１より大きい場合、ＣＯ
，と０．の濃度（容積係）の総和は常に２１憾より小さ
くなるため、酸素より炭酸ガスの方が多く透過する。濃
度の総和は、フィルムのパーミアンス、面積、Ｃ０ｔ１
０ｘ比、および青果物の１當等の変数が規定゛されれば
求めることができる。
以下の実施例は、予め選定したサイズの開口を設けた密
封可能な蓋を有するガラス製容器からなるＣＡＰ試作装
置を使用して行っ几ものである。
この開口をテストすべき材料のパネルで覆った。
本装置には、装置内の雰囲気のサンプルを採取する几め
の栓も取り付けた。
実施例１ 約５５０２のイチビを４℃で貯蔵した状態で。
本発明による容器について一連のテストを行った。
イチビ（前記表１に記載）は比較的ゆっくりと呼吸し、
約１０４の酸素および１０〜２０係の炭酸ガスの雰囲気
中で保持されるのが最適である。４つの実験において、
６．４５ｃｄｔ（１ｉｎ　）　　の面積を有する蓋に設
けた開口を以下に示すフィルムで覆った。
Ａ）　　４６５，０００，０００　ＣＣ／　ｍ”　−ｄ
ａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ（３０，０００，０００Ｃ
Ｃ／　１００　ｉｎ　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ
）以上のパーミアンスを有する微孔質°ポリプロピレン
フィルム； Ｂ）約１８６，０００ＣＣ／　ｍ　−ｄａｙ−ａｔｍｏ
ｓｐｈｅｒｅ（１２，００ｏｃｃ／　１００　ｉｎ　−
ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ）の酸素パーミアンスを
有する多孔質ポリプロピレンフィルム： Ｃ〕約２，１７０，０００　ＣＣ／ｍ”　−ｄａｙ−ａ
ｔｍｏｓｐｈｅｒｅ（４０，０００ＣＣ／１００　　ｉ
ｎ　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ）の酸素パーミア
ンスを有する多孔質ポリプロピレンフィルム； Ｄ）約４６５０　ＣＣ／　ｍ−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈ
ｅｒｅ（３０００Ｃ／　１００　ｉｎ−ｄａｙ−ａｔｍ
ｏｓｐｈｅｒｅ）のパーミアンスを有し、約２０憾のＣ
−Ｃ０１を充填した不透明ホモポリプロピレンフィルム
。
ガスクロマトグラフィー用シリンジを用いて一定時間ご
とに容器内の雰囲気をサンプリングし、ガスクロマトグ
ラフィーにより炭酸ガスと酸素の含有量を測定した。図
４では、試験体Ｃの炭酸ガスおよび酸素含有量を時間に
対してプロットした。
なお、上述したイチビに対する理論曲線も併記し几。理
論曲線との一致は良好である。他の３つのケースに対す
る曲線は図５にプロットしである。
テスト終了時にイチビの視覚的な魅力および食用適格性
について検査し、以下のような結果を得た。
試験体Ａ−イチビは褐色を呈し、かなりの異臭を放った
。食用としては不適格。この場合、フィルムの透過性が
極めて大きいのでＣＯ，／　Ｏ□比の十分な調整ができ
なかつ次ためである。
試験体Ｂ−イチビの外観は良好であり、イチビの赤みも
良いが、かなりの異臭を放った。食用としては不適格と
思われる。この場合、フィルムの酸素透過性が十分でな
く、嫌気性の条件が造り出されたためである。
試験体Ｃ−イチビの外観は良好で、赤みも良く、また新
鮮なイチビの香りを放った。食用として適格である。こ
のケースから、調整が可能であり、調整によって良好な
結果が得られることが判る。
試験体Ｄ−イチビの外観は良好であるが、異臭のため食
用としては不適格であっ念。本容器のエレメントが不透
過性であるために嫌気性の条件が造り出され念からであ
る。
実施例２ 約４６０２のキノコを４℃で貯蔵し次状態で。
一連のテストを行っ友。キノコは約６係の酸素と１５％
の炭酸ガスの雰囲気中で保持するのが最適である。これ
らの実験においては、２５．８ｆｆｌ（４ｉｎ　）　　
の開口を以下のフィルムで覆った。
Ａ）　　４６５，０００．ＯＱ　ＯＣＣ／　ｍ　−ｄａ
ｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ（３０，０００，０ＯＯＣＣ
／　１００　ｉｎ−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ）以
上のパーミアンスを有する多孔質ポリプロピレンフィル
ム； Ｂ）約１．８６０，００００Ｃ／ｍ”　−ｄａｙ−ａｔ
ｍｏｓｐｈｅｒｅ（１２０，０００ＣＣ／１００　ｉｎ
　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ）のパーミアンスを
有する多孔質ポリプロピレンフィルム。
本キノコの１／６　（試験体Ｃ）を、調整パネルを取り
付けずに実質的に不透過性の容器中に包装した。
容器中の雰囲気（４℃に保持されている）を一定時間ご
とにサンプリングし、実施例１の場合と同様に、炭酸ガ
スおよび酸素の含有量を時間に対してプロットした。こ
れにより得られた曲線を図６に示す。包装物Ａの場合、
雰囲気に対する調整は果たされなかったが、包装物Ｂの
場合、約６０時間後に、約５係の酸素および約１５％の
炭酸ガスにおいて、雰囲気が定常状態に達したことがこ
れらの曲線から判る。包装物Ｃでは、酸素の入り込みや
炭酸ガスの吐き出しが行われず、約６０時間後に本質的
にＣＯ２１０２比が逆転しそのまま維持される。
テスト終了時に、キノコの視覚的な魅力および食用適格
性について検査し、以下のような結果を得た。
試験体Ａのキノコは完全に腐敗した。
試験体Ｂのキノコは最初のクリーム白色を保持し、異臭
もなく１食用として適格であった。
試験体Ｃのキノコは外観が良好で、異臭もなかつ次が、
容器中に本質的に嫌気性の条件が存在している几め、食
用としては不適格であった。
実施例３ ５０７のブロッコリを４°Ｃで貯蔵し次状態で。
一連のテストを行つ友。ブロッコリを貯蔵するための最
適雰囲気条件は、１〜２憾の酸素および５〜１０係の炭
酸ガスという条件であることが報告されている〔表１参
照〕。（文献には、ブロッコリの貯蔵寿命を延ばす友め
の最適ガス組成については明記されていない。）これら
の実験においては、蓋に設けた２　５．８ｃ＋＋ｔ　（
４ｉｎ　）　の開口を以下のフィルムで覆った。
Ａ）　　３８，７５０ＣＣ／ｍ−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐ
ｈｅｒｅ（２５００ｃｃ／　１００　ｉｎ　−ｄａｙ−
ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　）の酸素バー　ミ７７　スと１
８６，０００ＣＣ／ｍ’　−ｄａＹ−ａｔｍＯ３ｐｈｅ
ｒｅ　（１２０，０００ＣＣ／　１００　ｉｎ’−ｄａ
ｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　）の炭酸ガスパーミアンス
を有するｐＶＣフィルム。
Ｂ）７，３６２．５００ＣＣ／ｆｆｌ−ｄａｙ−ａｔｍ
ｏｓｐｈｅｒｅ（４７５，０００ｃｃ／１００　ｉｎ２
−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ）の＝ｚ”ｉパーミア
ンスと８，２１５，０００ＣＣ／ｍ　−ｄａｙ−ａｔｍ
ｏｓｐｈｅｒｅ　（５ろ０，０００ＣＣ／　１００　ｉ
ｎ　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　”ｌの炭酸ガス
／：−ミアンスを有する多孔質ポリプロピレンフィルム
。
Ｃ）不透過性のバリヤー ブロッコリの１／４　（試験体Ｄ〕を、空気中４℃でカ
バーをせずに貯蔵した。
ガスクロマトグラフィー用シリンジを用いて。
８〜１６日間にわ念っで一定時間ごとに容器内の雰囲気
をサンプリングし、ガスクロマトグラフィーにより炭酸
ガスと酸素の含有量を測定した。試験体Ａの炭酸ガスと
酸素の含有量が定常状態（それぞれ、９％および２．５
％）に達するのには。
１２日間必要であった。試験体Ｂのガス組成は、２日後
に炭酸ガス４％および酸素１７係で定常状態に達した。
試験体Ｃの場合、６日間の貯蔵後。
炭酸ガスの含有量は２０係以上、酸素含有量は１循であ
った。
８日間の終わりに、ブロッコリの視覚的な魅力および食
用としての適格性について検査し、以下のような結果を
得た。
試験体Ａ−色が薄くなって手ざわりが軟らかくなり、か
なり不快なイオウ臭を呈した。従って感覚刺激上好まし
くないものとなった。
試験体Ｂ−暗緑色となったが異臭はなかった。
ブロッコリは新鮮な香りを発すると共にバリンとした手
ざわりを示した。ブロッコリに通常つきものの臭気以外
、何ら不快な臭気は認められなかった。
試験体Ｃ−色が薄くなり、不快なイオウ臭がした。食用
としては不適格である。
試験体り一　乾燥し、茎はその本来の堅さを失った。食
用としては不適格である。
５００　？ノブｏ　ッ：７１Ｊと４６５，０００，００
　ｋ／ｍニーｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　（３０，
０００，０００ｃｃ／１　ｏ。
１ｎ２−　ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　）のパーミ
アンスを有する多孔質ポリプロピレンフィルムからなる
６６４５ｄの調整メンブレンを用いて同様の実験を行っ
たところ、ブロッコリは良好な状態で保存された。
さらに、５００ｒのブロッコリと６２０，０００，００
０Ｃｃｉｍ　−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ　（４０
，０００，０００ＣＣ／１００　ｉｎ　−ｄａｙ−ａｔ
ｍｏｓｐｈｅｒｅ　）のパーミアンスを有する多孔質ポ
リプロピレンフィルムからなる６、４５ｆｆｌの調整メ
ンブレンを用いて実験を行ったところ、容器内の雰囲気
は調整されず１食用としての適格性を１４日間まで保持
させることができなかった。
【図面の簡単な説明】
添付図面に対し、参照記号が同じであれば、それぞれの
図において同じ要素を示す。 図１は１本発明によるパネルを有する容器の透視図であ
る。 図２は、当該容器の平面図である。 図６は、ライン３−６に沿った断面図である。 図４は、新鮮なイチゴが存在している状態での。 本発明による容器中における、炭酸ガスおよび酸素雰囲
気の理論的および実験的平衡を示す一連の曲線を示す。 図５は１本発明によらない容器中にイチゴを貯蔵した場
合の、一連の同様な曲線を示す。 図６は１本発明による容器および本発明によらない容器
中にキノコを貯蔵した場合の、一連の曲線を示す。 図面の浄Ｗｉ（内容に変更なし） 葬ア１図 尾２図 本３凹 尾４　凹 イチ丁 鴫間（ｈ四 手続補正書（扶 昭和６３年　１月７日 特許庁長官　　小　川　邦夫　殿 ２、発明の名称 調整雰囲気の包装用フィルム ３、補正をする者 事件との関係　　　出　願　人 住所 名　称　　（７４２）ハーキュルス・インコーホレーテ
ッド新大手町ビル　２０６号室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １）呼吸しつつある新鮮な果物、野菜、もしくは草花の
    存在下で、炭酸ガスおよび酸素の予め選定した濃度を内
    部につくり出すことのできる容器で、ＣＯ＿２およびＯ
    ＿２の調整された流量またはフラックスを与えるために
    、一つ以上の容器の壁画においてガス透過性のパネルを
    有する実質的にガス不透過性の材料から造られる容器で
    あって、当該パネルが約７７，５００〜４６５，０００
    ，０００ＣＣ／ｍ＾２−ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅｒｅ
    の酸素パーミアンスを有する微孔質プラスチックメンブ
    レンで、当該メンブレンのパーミアンスと面積が、収納
    された果物、野菜、または草花の推定Ｏ＿２呼吸速度に
    ほぼ等しいＯ＿２フラックスを与えるようなものであっ
    て、当該メンブレンの炭酸ガスパーミアンスが、ＣＯ＿
    ２／Ｏ＿２の望ましい最適比を保持するようなものであ
    ることを特徴とする容器。 ２）当該微孔質メンブレンが約３１０，０００〜１３，
    ９５０，０００ＣＣ／ｍ＾２ｄａｙ−ａｔｍｏｓｐｈｅ
    ｒｅのパーミアンスを有することを特徴とする、特許請
    求の範囲第１項に記載の容器。 ３）当該微孔質メンブレンがプロピレンホモポリマーと
    プロピレン−エチレンコポリマー（エチレン部分の濃度
    は２〜５重量％）の配合物からなる延伸フィルムである
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項または２項に
    記載の容器。 ４）当該微孔質メンブレンが約１／１のＣＯ＿２／Ｏ＿
    ２パーミアンス比を有することを特徴とする、特許請求
    の範囲第１項、２項または３項に記載の容器。 ５）当該微孔質メンブレンにフィルムの総重量を基準に
    して４０〜６０％の炭酸カルシウムが充填されることを
    特徴とする、特許請求の範囲第１〜４項のいずれかに記
    載の容器。 ６）当該容器が、ＣＯ＿２／Ｏ＿２パーミアンス比の異
    なる二つの透過性の調整メンブレンを有することを特徴
    とする、特許請求の範囲第１〜５項のいずれかに記載の
    容器。 ７）ＣＯ＿２／Ｏ＿２パーミアンス比が１：１〜８：１
    （１：１および８：１を含む）の範囲にあることを特徴
    とする、特許請求の範囲第１〜６項のいずれかに記載の
    容器。 ８）当該メンブレンのパーミアンスと面積が、１．５Ｋ
    ｇ以下の収納された果物、野菜、もしくは草花の推定Ｏ
    ＿２呼吸速度にほぼ等しいＯ＿２フラックスを与えるよ
    うなものであって、当該メンブレンの炭酸ガスパーミア
    ンスが、当該１．５Ｋｇ以下の収納された青果物に対し
    、炭酸ガスと酸素の望ましい最適範囲を保持するような
    ものであることを特徴とする、特許請求の範囲第１〜７
    項のいずれかに記載の容器。
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