JP2002510276A - セメント用の減水剤を製造する方法 - Google Patents

セメント用の減水剤を製造する方法

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Abstract

(57)【要約】 セメント組成物用の減水剤および超可塑剤として有効な物質が、ポリエーテル、たとえばポリプロピレングリコール、またはエチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマーから成る反応媒質中で、一つ以上のエチレン系不飽和酸モノマーたとえばアクリル酸または無水マレイン酸を現場重合させて、カルボン酸ポリマーを生成させ、次にポリエーテルとカルボン酸ポリマーとを反応させることによって、生成される。得られる添加剤の組成と性質は、各種の酸モノマー、ポリエーテル、反応条件、反応物割合、その他を、必要に応じて使用することによって容易に変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 セメント用の減水剤を製造する方法 発明の分野 本発明は、セメントおよびコンクリート組成物用に使用するための減水剤を製 造する方法に関する。この方法においては、不飽和酸モノマーたとえばアクリル 酸の重合のための反応媒質として、ポリエーテルまたはポリエーテル混合物を使 用する。重合によって得られるカルボン酸ポリマーは、該カルボン酸ポリマーに よるポリエーテルのエステル化を実現するのに有効な条件下で、ポリエーテルと 反応する。好ましくは、反応条件は、ポリエーテルの部分開裂とカルボン酸ポリ マーによるポリエーテル開裂生成物のエステル化とを実現するのにも有効である ものとする。 発明の背景 米国特許第5,614,017号明細書には、カルボン酸ポリマーとC2〜C4 エポキシドのポリエーテルとの反応によって生成される、セメント組成物のため の減水剤および超可塑剤(superplasticizer additiv e)として有効な物質が記載されている。同特許が教示している、そのような添 加剤の製造のための方法は、反応すべきポリエーテルと混合した、予備生成カル ボン酸ポリマーの使用を含む。不都合なことに、そのような方法はいくつかの実 用上の欠点を有する。市販のカルボン酸ポリマーは限られた数のものしか入手す ることができない。したがって、カルボン酸ポリマーの組成と分子量を調節する ことによって前記添加剤の性質を最適化するのにはある程度の困難が伴う。もう 一つの問題は、ある種のカルボン酸ポリマーは多くのポリエーテルに不溶または 不混和性であり、したがって必要なエステル化およびポリエーテル開裂反応を簡 単には開始させることができない。これら二つの反応物の溶解に水を溶剤として 使用することができるが、この水は、有意の程度のエステル生成が起こりうるよ うにするために、ストリッピングしなければならない。水を除去すると、ポリエ ーテルとカルボン酸ポリマーとは相分離して、さらなるエステル化が妨げられ る。 そのような困難があるため、いろいろな種類のカルボン酸ポリマーとポリエー テルとをもっと容易に使用することができる、これらの有効なセメント添加剤製 造のための代替合成法を開発することは、非常に望ましいことであろう。 発明の要約 本発明は、ポリエーテルから成る反応媒質中で重合性の酸モノマーを重合させ てカルボン酸ポリマーを生成させることから成る減水剤の製造方法を提供する。 この重合性の酸モノマーは、カルボン酸、無水カルボン酸、およびカルボン酸エ ステル基から成るグループから選択されるカルボキシル基とともに、少なくとも 一つのエチレン系不飽和基を含む。ポリエーテルはC2〜C4エポキシドを重合さ せることによって製造する。 カルボン酸ポリマーとポリエーテルは、カルボン酸ポリマーによるポリエーテ ルのエステル化を実現して減水剤を生成させるのに有効な条件下で反応させる。 好ましい実施態様においては、ポリエーテルの部分開裂とこの開裂による生成物 のエステル化も実現されるようにする。 本発明の方法では、著しく広範な減水剤組成物を製造することができる。従来 公知の方法で遭遇した溶解性の問題が大部分回避されるからである。 発明の詳細な説明 本発明の方法で使用する重合性酸モノマーは、カルボン酸、無水カルボン酸、 またはカルボン酸エステル基とともに、少なくとも一つの重合性エチレン系不飽 和基が存在することを特徴とする。このように、ここで使用する“酸”という言 葉は、遊離酸基と同等のものまたは遊離酸基の前駆物質として作用しうる任意の モノマーが含まれる。ここで、R1とR2はそれぞれ独立に水素またはC1〜C4ア ルキル(たとえば、メチル、エチル、プロピル、ブチル)である。その他の適当 なモノマーの例としては、環状不飽和無水物、ならびに不飽和ジカルボン酸およ びそのC1〜C4アルキルエステルがある。好ましい酸モノマーの非限定例として は、アクリル酸、メタクリル酸、メチルメタクリレート、メチルアクリレ ート、フマル酸、マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、イタコン酸 、シトラコン酸、無水マレイン酸、およびこれらの混合物がある。重合性酸モノ マーは、塩の形とすることができる。すなわち、R2がアンモニウム(たとえば 、NH4またはアルキルアンモニウム種)、アルカリ金属(たとえば、Na、K )、またはアルカリ土類金属である。重合性酸モノマーまたはモノマー混合物は 、反応条件下でポリエーテル成分と混和して、ポリエーテルが重合およびエステ ル化ステップのための溶剤として作用するように、選択すべきである。 本発明の一つの実施態様において、カルボン酸ポリマーは、実質的に、重合し た形の酸モノマーのみから成る(すなわち、ポリマーの100%までを酸モノマ ーが占めることができる)。しかし、酸モノマーが別の種類の重合性モノマーた とえばエチレンまたは他のエチレン系不飽和化合物と共重合している場合でも、 やはり十分な結果を得ることができる。しかし、好ましくは、ポリマーの反復単 位の少なくとも25%が酸モノマーから成る反復単位である。 本発明の一つの好ましい実施態様の場合、アクリル酸がホモ重合させられる。 別の実施態様においては、アクリル酸と無水マレイン酸が共重合させられる。本 発明での使用に適した共重合性モノマーの例としては、(a)エチレンとアクリ ル酸、(b)エチレンとメタクリル酸、(c)エチレンと無水マレイン酸、(d )メチルメタクリレートとメタクリル酸、がある。 本発明の一つの実施態様において、使用される他の物質は、重合した形の、一 つ以上のC2〜C4エポキシドから成るポリエーテルである。このポリエーテルは 、たとえば、エーテル結合によって結合され、二つの炭素原子が各エーテル結合 を分離している反復単位を有する任意のホモポリマーまたはコポリマーとするこ とができる。ポリエーテルは、本方法の重合ステップのための溶剤または反応媒 質として作用するが、またこのステップで生成されるカルボン酸ポリマーと反応 する。好ましくは、ポリエーテルは実質的に飽和している(すなわち、ポリエー テルは、重合時に起る副反応、たとえばプロピレンオキシドのアリルアルコール への塩基触媒転位およびアリルアルコールのアルコキシル化、から生じる不純物 として存在しうる少量のものを除き、炭素−炭素二重結合たとえばビニルまたは アリル基を含まない)。たとえば、ポリエーテルは、一般に、0.10meq /gよりも小さな不飽和値を有することができる。 好ましいポリエーテルは、一つ以上の末端ヒドロキシル基を含むポリエーテル である。しかし好ましくは、ポリエーテルは2よりも大きな官能価を有しない。 すなわち、一つまたは二つの末端ヒドロキシル基を有するポリエーテルの使用が 好ましい。好ましくは、ポリエーテルの少なくとも一つの主要成分として一官能 価のポリエーテルを使用する。それによって、反応生成物の望ましくないゲル化 に伴う問題が最小限に抑えられるからである。ポリエーテル反応物の正確な分子 量は、臨界的であるとは考えられないが、一般に200〜20,000(数平均 )の範囲とすることができる。適当なポリエーテルの非限定例としては、たとえ ば−および二官能価のポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、お よびエチレンオキシド−プロピレンオキシドコポリマーがある。ポリエーテルの 組成と分子量は、好ましくは、該ポリエーテルから得られるセメント添加剤が水 溶性となるように選択する。 本発明の第二の実施態様においては、ポリエーテルの混合物が使用され、該ポ リオールのそれぞれが、重合した形の、一つ以上のC2〜C4エポキシドから成る 。一つのポリエーテルは一官能価であり(すなわち、一分子あたり一つのヒドロ キシル基を含む)、他のポリエーテルは二官能価である(すなわち、一分子あた り二つのヒドロキシル基を含む)。これらのポリエーテルは同一のC2〜C4エポ キシドまたはC2〜C4エポキシド混合物から誘導することができるが、あるいは 一官能価および二官能価のポリエーテルの製造に異なるC2〜C4エポキシドを使 用することができる。前記混合物におけるポリエーテル反応物の正確な分子量は 臨界的であるとは考えられないが、一般に200〜20,000(数平均)の範 囲とすることができる。混合物ポリエーテルの組成と分子量は、好ましくは、該 ポリエーテルから得られるセメント添加剤が水溶性となるように選択する。好ま しくは、過剰な橋かけを避けるために一官能価ポリエーテルに対する二官能価ポ リエーテルの量を制御する。この橋かけはポリエーテルから誘導される生成物の 水への溶解度を低下させる傾向を有する。たとえば、一官能価ポリエーテルと二 官能価ポリエーテルの重量比は、一般に3:1〜25:1の範囲に保たれる。 本発明の前記実施例のどちらにおいても、好ましいC2〜C4エポキシドには、 プロピレンオキシド、エチレンオキシド、およびこれらの混合物が含まれる。た とえば、ポリエーテル内のオキシエチレン反復単位とオキシプロピレン反復単位 とのモル比は、1:99〜99:1の範囲で変えることができる。大ざっぱに言 えば、ポリエーテル混合物内に大きな割合のオキシエチレン反復単位を導入する と、生成されるセメント添加剤の水溶解度が増大する傾向がある。しかし、置換 エポキシドたとえばプロピレンオキシドおよび1−ブテンオキシドから誘導され るオキシアルキレン反復単位の使用により、ポリエーテルが、カルボン酸ポリマ ーとの反応時に望ましい部分開裂を起しやすくなる傾向がある。また、ポリエー テルはC2〜C4エポキシドから誘導される反復単位以外の反復単位を含むことも できる。たとえば、C2〜C4エポキシドと他の環状エーテルたとえばオキセタン 、オキソラン(たとえば、テトラヒドロフラン)、その他とのコポリマーを、有 効に使用することができる。ポリエーテル混合物を使用する、本発明の実施態様 の一つの好ましい側面においては、二官能価ポリエーテルがプロピレンオキシド のホモポリマー(すなわち、ポリプロピレングリコール)である。 前記説明に適合するポリエーテルは、当業者に周知であり、いくつかの商業的 供給元から容易に入手することができる。これらのポリエーテルの製造方法の例 としては、C2〜C4エポキシドと、一つまたは二つの活性水素原子を有する適当 な開始剤との、塩基触媒または二金属シアン化物錯体触媒による反応がある。前 記の本発明の第二の実施態様の場合、一官能価のポリエーテルは、C2〜C4エポ キシドを、一官能価開始剤(すなわち、単一の活性水素原子を有する化合物たと えばモノアルコール)たとえばC1〜C10脂肪族アルコール(たとえば、メタノ ール、エタノール、n−プロパノール)、グリコールエーテル(たとえば、プロ ピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチル エーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル)、その他に、重合さ せることによって得ることができる。二官能価のポリエーテルは、C2〜C4エポ キシドを、二官能価の開始剤(すなわち、二つの活性水素原子を有する化合物た とえばジアルコール)たとえばグリコール(たとえば、プロピレングリコール、 エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、その他)およびこれらの オリゴマー(たとえば、トリプロピレングリコール、ジエチレングリコール)に 重合させることによって製造することができる。ポリエーテルはポリウレタンフ ォームその他から解糖または加水分解によって回収される再利用物質とすること もできる。ポリエーテルと重合性酸モノマーとの正確な相対比率は臨界的ではな い。ただし、反応するポリエーテルまたはポリエーテル混合物の当量数は、重合 性酸モノマーから誘導されるカルボキシル基の当量数よりも小さくすべきである 。重合性酸モノマー成分のカルボキシル基とポリエーテルまたはポリエーテル混 合物成分のヒドロキシル基との当量比は、1:1以上、好ましくは2:1〜20 :1となるように選択する。 ポリエーテル含有反応媒質中での酸モノマーの重合によって得られるカルボン 酸ポリマーの正確な分子量は、特に臨界的というわけではなく、生成されるセメ ント添加剤の性質を制御するために、必要に応じて変えることができる。しかし 、一般に、生成されるカルボン酸ポリマーは数平均分子量500〜2,000, 000を有する。本発明の一つの好ましい実施態様の場合、この数平均分子量は 500〜10,000の範囲にある。 重合は、ポリエーテルのほかに一つ以上の溶剤を用いて実施することができる が、好ましくは他の溶剤は使用しない。好ましくは、ポリエーテルと不飽和酸モ ノマーとの混合物に重合を促進するための遊離基開始剤を導入する。遊離基機構 で進行する重合を開始させうることが当業者に知られている任意の開始剤(“触 媒”と呼はれることもある)が使用できる。適当な開始剤の例としては、過酸化 物(たとえば、ベンゾイルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、ま たはラウロイルペルオキシド)、ヒドロペルオキシド(たとえば、クメンヒドロ ペルオキシド、またはt−ブチルヒドロペルオキシド)、過酸エステル(たとえ ば、ジイソプロピルペルオキシジカーボネート)、脂肪族アゾ化合物(たとえば 、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN))、または無機ペルオキシ化合物( たとえば、過硫酸ナトリウム)(これはレドックスタイプの開始剤系において還 元剤とともに使用することができる)、がある。代表的な開始剤濃度は、重合さ せられるモノマーの重量に対して、0.1〜10wt%の範囲にある。連鎖移動 剤たとえばメルカプタンその他を、カルボン酸ポリマーの分子量その他の特性を 改変するために使用することもできる。 不飽和酸モノマーまたはモノマー混合物をポリエーテルに加える方法は、臨界 的であるとは考えられない。たとえば、モノマーを全部一度にポリエーテルに加 え、そのあとで重合を開始させることができる。あるいは、モノマーの一部の存 在下で重合を開始させ、モノマーの残りを増分的に加えることができる。同様に 、遊離基開始剤および連鎖移動剤を全部一度に加えることができ、または必要で あれば分割して加えることができる。ポリエーテルの追加部分を、最初のポリエ ーテル部分の重合の開始のあとに加えることもできる。開始剤および不飽和酸モ ノマーを、両方とも増分的にポリエーテルに加えることができる。 重合は、割合に反応性の高い遊離基開始剤を使用する場合、周囲温度またはそ れよりも低い温度で実施することができるが、一般に好ましくは、35〜150 ℃、より好ましくは50〜130℃の範囲の温度を使用することができる。重合 は大気圧で簡便に実施することができるが、反応する一つまたは複数のモノマー が割合に揮発性である場合には、高圧が望ましい。やはり好ましくは、重合は実 質的に酸素を含まない雰囲気で実施する。一般に、約0.5〜24時間の重合時 間が、必要な程度のモノマー転化の実現に十分である。 重合時に起る主要な変化は、不飽和酸モノマーのカルボン酸ポリマーへの転化 であるが、ある種の条件下では、ポリエーテルも反応に関与すると考えられる。 たとえば、水素ラジカルがポリエーテル主鎖に沿って炭素原子から取り去られ、 生成するラジカル部位が酸モノマーまたは成長しつつあるカルボン酸ポリマー鎖 と反応することができる。しかし、本発明の一つの実施態様においては、重合条 件を、そのようなグラフト反応が最小限に抑えられるかまたは実質的に避けられ るように、選択する。 不飽和酸モノマーの重合によって生じるポリエーテルとカルボン酸ポリマーと の混合物は、少なくとも、後者の反応物によるポリエーテルのエステル化を実現 するのに有効な条件下で、反応させられる。別の実施態様の場合、反応条件は、 単なるエステル化だけでなく、ポリエーテルの部分開裂が起るように制御される 。ポリエーテルから誘導される開裂生成物も、本方法の現場重合ステップで生成 されるカルボン酸ポリマーによってエステル化される。ポリエーテルの活性水素 基はカルボン酸ポリマーのカルボン酸基と反応して、カルボン酸エステル結合を 形成すると考えられる。たとえば、酸基は、カルボン酸ポリマーから誘導される ポリマー主鎖成分をポリエーテルから誘導されるポリマー側鎖成分と結合するグ ラフト部位として作用する。前記反応の正確な機構と生成物の化学構造とは不明 であるが、ポリエーテルのエーテル結合の全部ではなく一部の開裂が起り、最終 的には開裂生成物がカルボン酸ポリマーにもとから存在する酸基の必要なエステ ル化に関与すると考えられる。開裂生成物は、もとのポリエーテルの断片である 低分子量のポリエーテルの形をとると考えられ、たとえば、C2〜C4エポキシド たとえばジ、トリ、テトラ、およびより高級なポリオキシアルキレングリコール 、ならびにこれらの誘導体たとえばモノアルキルエーテルのオリゴマーでありう ると考えられる。あるいは、重合した酸モノマーがアルキルエステルの形で存在 する場合、このエステル化過程は、C1〜C4アルキル基がポリエーテルまたはそ の開裂生成物によって置換されるエステル交換であると記述しうると考えられる 。出発ポリエーテルのエーテル結合の大部分が開裂されないまま残るのが好まし い。本発明の一つの実施態様の場合、エーテル結合の約1〜25%のみが開裂さ れる。 反応物の単純エステル化は添加触媒の非存在下で実現することができる(ある 種の実施態様の場合、カルボン酸ポリマーがその酸性特性により自己触媒として 作用しうる)が、ポリエーテルとカルボン酸ポリマーとの開裂/エステル化複合 反応は好ましくは強プロトン酸(protic acid)によって触媒する。 好ましくは、この酸は、酸モノマーの重合の完了後に導入する。適当なプロトン 酸は0よりも小さなpKaを有する物質である。一般に、この酸はカルボン酸よ りも強い酸である。好ましい強プロトン酸の例としては、アリールスルホン酸、 アルキルスルホン酸、およびスルホン酸イオン交換樹脂がある。無機および有機 酸が使用できる。この酸は反応混合物に可溶または不溶とすることができる。他 の適当な酸の例としては、ハロゲン化水素、ハロスルホン酸、テトラフルオロホ ウ酸、ヘテロポリ酸、および硫酸がある。異なる酸の混合物も使用することがで きる。本発明で有効な酸の非限定例としては、p−トルエンスルホン酸、トリフ ルオロメタンスルホン酸、メタンスルホン酸、塩酸、ホスホタングステン酸、“ Nafion”樹脂、“Amberlyst15”樹脂、その他がある。プロト ン酸は塩(たとえば、亜鉛トリフレート(triflate))の形で添加して 、酸がカルボン酸ポリマーとの相互作用により現場生成されるようにすることが できる。 プロトン酸は前記の開裂およびエステル化反応を促進するのに有効な量だけ使 用ずる。使用するのに好ましい量は、多くの要因、たとえば所望の反応速度、反 応物と使用触媒との種類、反応温度、および他の考慮事項に依存する。一般に、 プロトン酸の適当な量は、反応すべきポリエーテルまたはポリエーテル混合物の 量に対して約0.01〜1wt%の範囲内にある。 本発明のエステル化/開裂ステップは、必要な開裂とエステル化とを十分大き な速度で進行させるのに十分な温度で、ポリエーテル、カルボン酸ポリマー、お よび強プロトン酸の混合物を加熱することにより、簡便に実施することができる 。エステル化反応の進行は、通常の湿式化学分析法による酸価の測定により追跡 することができる。酸価はエステル化の進行につれて減少する。一般に、前記反 応は、カルボン酸ポリマーに最初に存在するカルボキシル基の1〜90%(より 普通には、20〜75%)がエステル化されるまで、実施するのが有利である。 最適な程度のエステル化は、一定ではなく、各種要因のうちカルボン酸ポリマー の分子量およびポリエーテル開裂の程度に特に強く依存する。 ポリエーテルがプロピレンオキシドから誘導されるオキシプロピレン反復単位 から成る場合、ポリエーテル開裂の程度はNMRによりポリエーテルの頭−頭エ ーテル結合の量をモニターすることによって確認することができる。反応(すな わち、エステル化と開裂)の程度は、酸価の測定によっても評価することができ る。必要な程度のエステル化と開裂が実現されたとき、一般に、酸価は、最初の ポリエーテルのエステル化が完了し、最初のポリエーテルの開裂生成物のエステ ル化は起こらなかった場合に実現されると考えられる理論酸価(出発原料の相対 比率と官能価とから計算)よりも小さい。 選択する温度は、必要な開裂とエステル化との両方を促進するのに十分な高さ でなければならない。この目的のために必要な最低温度は、いくつかの要因によ って変わるが、ここで見出されたところによれば、ポリエーテルが全部または一 部プロピレンオキシドから誘導され、カルボン酸ポリマーが全部または一部アク リル酸から誘導され、強プロトン酸がスルホン酸である場合、120℃を越える 温度(より好ましくは、150〜200℃)が必要である。本発明の一つの実施 態様の場合、反応混合物を、初期装入ポリエーテルの実質的単純エステル化が実 現される(しかし、有意の量の開裂は起こらない)のに十分な時間にわたって、 やや低い温度(たとえば、75〜120℃)で加熱し、そのあと、ポリエーテル 開裂とポリエーテル開裂生成物のエステル化とが起こるのに十分な温度で加熱す る。 エステル化の結果生成される水その他の副生物(および、最初から反応物中に 存在する水)を、適当な手段たとえば蒸留その他によって除去することが、エス テル化に有利でありうる。減圧または不活性ガススパージの使用が有効でありう る。 適当な程度のエステル化、また必要であれば、開裂が実現されたならば(一般 に、約0.5〜18時間)、セメント添加剤としての使用に先立って、反応生成 物の精製またはさらなる改質を行うことができる。たとえば、強プロトン酸を、 任意の適当な方法たとえばろ過、中和、その他により除去することができる。こ の添加剤中の残留カルボン酸基は、酸の形のまま残すことができるが、あるいは 必要であれば、全部または一部を、適当な、アルカリ金属の供給源(たとえば、 水酸化ナトリウム、水酸化カリウム)、アルカリ土類金属の供給源(たとえば、 水酸化カルシウム)、アンモニウムの供給源(たとえば、アンモニア、アルキル アミンたとえばトリエタノールアミンおよびトリイソプロパノールアミン)、そ の他との反応によって、塩の形に転化させることができる。生成される塩の陽イ オンは、たとえはアルカリ金属陽イオンであることができる。アンモニウムおよ びアルカリ土類金属陽イオンも、前記目的のための陽イオンとして作用しうる。 カルボン酸ポリマーの製造に使用された酸モノマーが無水物の形である場合、ポ リエーテルとの反応後にポリマー中に残留しうる無水物基の一部または全部を、 加水分解、またはこの分野で普通の方法を用いる他の手段により、遊離酸または 塩の形に転化させることができる。しかし、ポリエーテルとカルボン酸ポリマー との間のエステル結合の開裂または加水分解は、使用する転化条件の慎重な選択 により、最小限に抑えるようにしなければならない。 本発明の方法の使用により製造される物質は、米国特許第5,614,017 号明細書に記載されている添加剤の場合と同じやり方で、セメントまたはコンク リート組成物に減水剤および超可塑剤として使用することができる(同明細書を 参照されたい)。 例例1 約2000の数平均分子量を有する一官能価のポリエーテル(“MP1”)7 5gと、水7.5gとを含む混合物を、機械的攪拌機、還流冷却器、60mlの 供給漏斗、および温度制御器のためのサーモウェルを備えた、250mlの四つ 口の丸底フラスコ内で、60℃に加熱した。14.6gのアクリル酸、14.6 gのMP1、2.3gのドデシルメルカプタン、および1.6gの2,2’-ア ゾビス(イソブチロニトリル)の混合物を、供給漏斗に装入し、次に60℃で3 0分かけて反応フラスコに供給した。得られる混合物を、60℃でさらに45分 間加熱した。次に、供給漏斗を窒素送り込み管に置き換え、冷却器をDean Stark管と冷却器で置き換えた。反応混合物上に窒素を送って反応器から水 をストリッピングしつつ、ポットの温度を120℃に上昇させた。50分後、1 .1gのp−トルエンスルホン酸を反応混合物に添加し、ポット温度を165℃ に上昇させた。165℃で1時間経過したあと、生成物のサンプルを採取した。 使用した一官能価のポリエーテル(MP1)は、アルカリ金属水酸化物触媒の存 在下で、メタノールとエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド(70:30 モル比)とを反応させることによって製造した。例2 75gの一官能価のポリエーテルMP1と、水7.5gとを含む混合物を、例 1に述べた、250mlの四つ口の丸底フラスコ内で、60℃に加熱した。14 .6gのアクリル酸、8.8gのMP1、約4200の数平均分子量を有する8 .7gのポリ(プロピレングリコール)、2.4gのドデシルメルカプタン、お よび1.7gの2,2’-アゾビス(イソブチロニトリル)の混合物を、供給漏 斗に装入し、次に60℃で30分かけて反応フラスコに供給した。供給が完了し たあと、装置を例1で述べたように再構成し、反応混合物を2時間にわたって1 20℃で加熱した。p−トルエンスルホン酸(1.1g)を反応器に供給し、混 合物を165℃で2時間加熱した。生成物は酸価74を有し、一方計算値は84 (すべてのヒドロキシル基がアクリル酸と反応してエステルを生成したと仮定) である。ポリ(プロピレングリコール)は、二金属シアン化物触媒を用いて製造 した。例3 例2の手順を、75gのMP1と15.8gの水とを用いて繰り返した。15 .2gのアクリル酸、8.8gのMP1、約2200の数平均分子量を有する、 7.3gのポリ(プロピレングリコール)、1.8gのAIBN、および2.5 gのドデシルメルカプタンの混合物を、供給漏斗に装入し、次に、60℃で30 分かけて反応フラスコに供給した。120℃で、2時間かけて、反応混合物から 、水をストリッピングした。p−トルエンスルホン酸(1.1g)を反応混合物 に添加し、次に反応混合物を165℃で2時間加熱した。例4 例2の手順を繰り返した。ただし、反応混合物に、水は加えなかった。MP1 (94g)を反応器に加え、60℃に加熱した。18.6gのアクリル酸、10 .4gのMP1、9.00gの、2200分子量のポリ(プロピレングリコール )、2.3gのAIBN、および3.0gのドデシルメルカプタンの混合物を、 供給漏斗に装入し、次に60℃で30分かけて反応器に供給した。反応混合物を 120℃で1時間加熱し、次に165℃で2時間加熱した。生成物は酸価75を 有し、一方単純エステルの場合に予想される値は83であった。例5 例1〜4の反応生成物を、モルタル配合物で試験した。ハーフサイズのスラン プコーンを用いて、スランプを測定した。空気量を、ASTMmethodC1 85によって決定した。代表的配合物においては、2700gの砂(ASTMC 778等級)を、混和材料を含む必要量の水に加え、次に1200gのセメント を加えた。混合のために、ASTMC305の手順を使用した。必要な場合、脱 泡剤(トリブチルホスフェート)を配合物に加え、混和材料がない場合と同程度 の空気量が与えられるようにした。市販の超可塑剤WRDA−19(W.R.G race&Co.製)を、比較のために使用した。得られた結果を表1にまとめ て示す。例1〜4の添加剤においては、市販の超可塑剤の場合に必要な使用量の 約1/4の使用量において、16%よりも大きな減水が実現された。 表1 モルタル配合物 TBPは、トリ−n−ブチルホスフェート。WRDA−19は、W.R.Gr& Co.が販売している市販の強力(high range)減水剤。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年10月18日(1999.10.18) 【補正内容】 請求の範囲 1.セメント用の減水剤を製造する方法であって、 (a)カルボン酸、無水カルボン酸、およびカルボン酸エステル基から成るグル ープから選択されるカルボキシル基とともに少な<とも一つのエチレン系不飽和 基を含む重合性酸モノマーを、C2〜C4エポキシドの重合によって製造されるポ リエーテルから成る反応媒質中で重合させて、カルボン酸ポリマーを生成させ、 (b)カルボン酸ポリマーとポリエーテルとを、カルボン酸ポリマーによるポリ エーテルのエステル化を実現して減水剤を生成させるのに有効な条件下で反応さ せること、 から成ることを特徴とする方法。 2.重合性酸モノマーが、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、アクリ ル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、シトラコン酸、 無水シトラコン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、およびこれらの混合物から成 るグループから選択される請求項1の方法。 3.カルボン酸ポリマーが500〜2.000,000の分子量を有する請求項 1の方法。 4.C2〜C4エポキシドが、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、およびこ れらの混合物から成るグループから選択される請求項1の方法。 5.ポリエーテルが、一官能価のポリエーテル、二官能価のポリエーテル、およ びこれらの混合物から成るグループから選択される請求項1の方法。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年11月3日(1999.11.3) 【補正内容】 請求の範囲 6.ステップ(b)の条件が、ポリエーテルの部分開裂と、この開裂による生成 物のカルボン酸ポリマーによるエステル化との実現にも有効である請求項1の方 法。 7.ポリエーテルが200〜20.000の数平均分子量を有する請求項1の方 法。 8.重合性酸モノマーが、構造 を有し、R1が水素またはC1〜C4アルキルである請求項1の方法。 9.重合性酸モノマーがカルボン酸ポリマーの少なくとも25mol%を占める 請求項1の方法。 10.ステップ(a)が遊離基開始剤によって触媒される請求項1の方法。 11.ステップ(b)が0よりも小さなpkaを有するプロトン酸によって触媒 される請求項1の方法。 12.ステップ(a)が連鎖移動剤の存在下で実施される請求項1の方法。 13.減水剤のカルボン酸基の少なくとも一部分を塩の形に転化させる追加ステ ップを含む請求頂1の方法。 14.セメント用の減水剤を製造する方法であって、 (a)メチルアクリレート、メチルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル 酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、ントラコン酸、無水シトラコン酸 、イタコン酸、無水イタコン酸、およびこれらの混合物から成るグループから選 択される重合性酸モノマーを、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、および これらの混合物から成るグループから選択されるエポキシドを一官能価開始剤、 二官能価開始剤、およびこれらの混合物から選択される開始剤に重合させること によって製造されるポリエーテルから成る反応混合物中において、遊離基開始剤 および連鎖移動剤の存在下で重合させて、カルボン酸ポリマーを生成させ、 (b)カルボン酸ポリマーとポリエーテルとを、プロトン酸触媒の存在下、1 20℃よりも高い潟度で、ポリエーテルの部分開裂とポリエーテルおよびその開 裂生成物のカルボン酸ポリマーによるエステル化とを実現して減水剤を生成させ るのに有効な時間にわたって、反応させる、 ことから成ることを特徴とする方法。 15.減水剤のカルボン酸基の少なくとも一部分を塩の形に転化させる追加ステ ップを含む請求項14の方法。 16.プロトン酸触媒が、アリールスルホン酸、アルキルスルホン酸、スルホン 酸イオン交換樹脂、およびこれらの塩から成るグループから選択される請求項1 4の方法。 17.ポリエーテルが一官能価のポリエーテルと二官能価のポリエーテルとの混 合物である請求項14の方法。 18.一宜能価のポリエーテルと二宜能価のポリエーテルとの重量比が3:1〜 25:1である請求項17の方法。 19.重合性酸モノマーがカルボン酸ポリマーの25〜100mol%を占める 請求項14の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C04B 103:32 C04B 103:32 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 ゾウ キシンハウ アメリカ合衆国 19380 ペンシルベニア 州 ウエスト チェスター ゲイル ロー ド 1231

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. セメント用の減水剤を製造する方法であって、 (a)カルボン酸、無水カルボン酸、およびカルボン酸エステル基から成るグ ループから選択されるカルボキシル基とともに少なくとも一つのエチレン系不飽 和基を含む重合性酸モノマーを、C2〜C4エポキシドの重合によって製造される ポリエーテルから成る反応媒質中で重合させて、カルボン酸ポリマーを生成させ 、 (b)カルボン酸ポリマーとポリエーテルとを、カルボン酸ポリマーによるポ リエーテルのエステル化を実現して減水剤を生成させるのに有効な条件下で反応 させること、 から成ることを特徴とする方法。 2. 重合性酸モノマーが、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、アク リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、シトラコン酸 、無水シトラコン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、およびこれらの混合物から 成るグループから選択される請求項1の方法。 3. カルボン酸ポリマーが500〜2,000,000の分子量を有する請求 項1の方法。 4. C2〜C4エポキシドが、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、および これらの混合物から成るグループから選択される請求項1の方法。 5. ポリエーテルが、一官能価のポリエーテル、二官能価のポリエーテル、お よびこれらの混合物から成るグループから選択される請求項1の方法。 6. ステップ(b)の条件が、ポリエーテルの部分開裂と、この開裂による生 成物のカルボン酸ポリマーによるエステル化との実現にも有効である請求項1の 方法。 7. ポリエーテルが200〜20,000の数平均分子量を有する請求項1の 方法。 8. 重合性酸モノマーが、構造を有し、R1が水素またはC1〜C4アルキルである請求項1の方法。 9. 重合性酸モノマーがカルボン酸ポリマーの少なくとも25mol%を占め る請求項1の方法。 10.ステップ(a)が遊離基開始剤によって触媒される請求項1の方法。 11.ステップ(b)が0よりも小さなpKaを有するプロトン酸によって触媒 される請求項1の方法。 12.ステップ(a)が連鎖移動剤の存在下で実施される請求項1の方法。 13.減水剤のカルボン酸基の少なくとも一部分を塩の形に転化させる追加ステ ップを含む請求項1の方法。 14.セメント用の減水剤を製造する方法であって、 (a)メチルアクリレート、メチルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル 酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸 、イタコン酸、無水イタコン酸、およびこれらの混合物から成るグループから選 択される重合性酸モノマーを、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、および これらの混合物から成るグループから選択されるエポキシドを一官能価開始剤、 二官能価開始剤、およびこれらの混合物から選択される開始剤に重合させること によって製造されるポリエーテルから成る反応混合物中において、遊離基開始剤 および連鎖移動剤の存在下で重合させて、カルボン酸ポリマーを生成させ、 (b)カルボン酸ポリマーとポリエーテルとを、プロトン酸触媒の存在下、1 20℃よりも高い温度で、ポリエーテルの部分開裂とポリエーテルおよびその開 裂生成物のカルボン酸ポリマーによるエステル化とを実現して減水剤を生成させ るのに有効な時間にわたって、反応させる、 ことから成ることを特徴とする方法。 15.減水剤のカルボン酸基の少なくとも一部分を塩の形に転化させる追加ステ ップを含む請求項14の方法。 16.プロトン酸触媒が、アリールスルホン酸、アルキルスルホン酸、スルホン 酸イオン交換樹脂、およびこれらの塩から成るグループから選択される請求項1 4の方法。 17.ポリエーテルが一官能価のポリエーテルと二官能価のポリエーテルとの混 合物である請求項14の方法。 18.一官能価のポリエーテルと二官能価のポリエーテルとの重量比が3:1〜 25:1である請求項17の方法。 19.重合性酸モノマーがカルボン酸ポリマーの25〜100mol%を占める 請求項14の方法。
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