JP2008106272A - ヒドロキシ官能性共重合性ポリアルキレングリコールマクロモノマー、それの製造法及び使用 - Google Patents

ヒドロキシ官能性共重合性ポリアルキレングリコールマクロモノマー、それの製造法及び使用 Download PDF

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Abstract

【課題】 共役不飽和カルボン酸エステルの構造単位をα位に有する純粋なΩ−ヒドロキシル官能性ポリアルキレングリコールマクロモノマー、特にΩ−ヒドロキシ−α−メタクリロイル−またはΩ−ヒドロキシ−α−アクリロイル−ポリアルキレングリコールを製造するにあたって、副反応としての共役不飽和基の単独重合や、式3に従う加水分解及びエステル交換が起こらず、それによって純粋な線状Ω−ヒドロキシ−α−(メタ)アクリロイル−ポリアルキレングリコールが生成する方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体を、C2〜C4アルキレンオキシドまたはこのようなアルキレンオキシドの混合物と反応させることによって、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸とポリアルキレングリコールとのエステルを製造する方法であって、使用するα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の重量を基準にして10〜10,000ppmの量の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1−オキシルのいずれかの存在下に反応を行うことを特徴とする上記方法に関する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、α位に不飽和共役エステル基を有する純粋なΩ−ヒドロキシ−ポリアルキレングリコール、特にΩ−ヒドロキシ−メタクリロイル−またはΩ−ヒドロキシ−α−アクリロイル−ポリアルキレングリコールを製造する方法、並びにそれを、水性系中でのポリマーの乳化、分散及び立体的(steric)安定化のために共重合性マクロモノマーとして使用する方法に関する。
ポリアルキレングリコールは、通常は、高圧及び高温下にエポキシド類(エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド)を、アルカリ触媒作用下に開環アニオン重合することによって工業的な規模で製造されている(Ullmann Encyclopedia of Industrial Chemistry 5. VCH, ISBN 3-527-20100-9参照)。式R'−OHのアルコール、例えばメタノールを開始剤として使用することによって、以下の式1に従い、α−メトキシ−Ω−ヒドロキシ−ポリアルキレングリコールが非常に特定的に生成する。
Figure 2008106272
開始剤としてカルボン酸を使用すると、以下の式2に従う類似の反応が起こる。
Figure 2008106272
しかし、こうして生成したエステルは、アルカリ性反応媒体中で、上記開環重合と平行して進行する以下の式3に従う恒久的な加水分解及びエステル交換反応に付され、それにより、α,Ω−ジヒドロキシ−ポリアルキレングリコール、α,Ω−ジエステル及び目的の生成物(化合物1)の生成物混合物を生じさせる。
Figure 2008106272
ポリアルキレングリコールマクロモノマーは、ポリエステル鎖の他に、反応性の共重合性末端二重結合を有するポリアルキレングリコールである。これらは、ポリアルキレングリコール側基を有する所謂櫛状ポリマーの製造(独国特許出願公開第100 17 667号明細書)や、乳化重合における反応性乳化剤(欧州特許出願公開第1 531 933号明細書)として使用される。しかし、これらの文献に記載のΩ−ヒドロキシ−α−アリルオキシ−もしくはΩ−ヒドロキシ−α−ビニルオキシ−官能性ポリアルキレングリコールマクロモノマーは、不利な共重合傾向の故に、慣用のコモノマーの多くと共にヒドロキシ官能性マクロモノマーとして使用することができないという欠点を有する。より一般的に使用でき、それゆえ実質的により有利なものは、α位に共役不飽和酸のエステル基を有するΩ−ヒドロキシ官能性ポリアルキレングリコールマクロモノマー、特にΩ−ヒドロキシ−官能性α−メタクリロイル−もしくはα−アクリロイル−ポリアルキレングリコール−マクロモノマーである。
共役不飽和カルボン酸及びエステルとは、カルボニル基の炭素原子に対してα,β−位置にC=C二重結合を有する化合物と理解される。すなわち、これは以下の構造要素を含む。
Figure 2008106272
しかし、共役性不飽和酸のエステルをα,β−位に有する純粋な形のこのようなΩ−ヒドロキシ官能性ポリアルキレングリコールマクロモノマーの製造は、二つの理由から困難である。
第一の理由としては、上記式3に記載のエステル交換反応を原因として、エポキシドのアルカリ触媒作用下での開環アニオン重合を用いることではこのようなマクロモノマーは純粋な形では直接得ることができない。それゆえ、ポリアルキレングリコールエステルマクロモノマー(化合物1)を製造するために、非アルカリ性の触媒を用いた様々な試みが行われてきた。就中、ポリアルキレングリコールマクロモノマーを、不飽和カルボン酸、例えばメタクリル酸、アクリル酸もしくはマレイン酸から製造するために(特開2006-070147号公報)、特に、クロム塩及びスズ塩(特開2006-070147号公報、特開2003-073331号公報、CAS AN 103: 215878)、三フッ化ホウ素錯体(米国特許第3 689 532号)及びZn錯体(米国特許第6 034 208号)が触媒として提案されている。しかし、この際、低い分子量しか達成できないか、または式3に従うエステル交換反応が起こることによって、生成物が、架橋作用のあるジエステルを高割合で含んでしまう(Ali, Stover, Macromolecules, 5219頁以降, Vol 37, 2004)。
二つ目の理由としては、共役不飽和酸の誘導体、特にアクリル−及びメタクリル酸誘導体は単独重合する傾向が強いために、アルキレンオキシドとの反応は、もし起こり得るとしても、高濃度の重合抑制剤の存在下でしか行うことができない(特開昭63-284146号公報、特開2005-281274号公報)。そのために、従来技術では、フェノール系もしくはアミン系の重合抑制剤、例えばヒドロキノン、メチルヒドロキノン、tert−ブチルヒドロキノン、ベンゾキノン、BHA、p−フェニレンジアミンまたはフェノチアジンがこの目的で使用されている。これらの防止剤は、それらの活性OHもしくはNH末端基を介してそれら自体がエポキシドと反応して、他の不所望な副生成物を生じさせる。また、しばしば、共役不飽和酸/エステル基の重合を完全に防止するためには、それらの抑制作用はしばしば十分ではない。それゆえ、アルキレンオキシドとの反応の際に、共役不飽和酸基での重合によって生じた高分子量ポリマーで汚染されたマクロモノマーが得られる。このような高ポリマー性不純物は、ゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)を用いて、20000g/モルを超える分子量を有する成分として確認され得る。
欧州特許出願公開第1 012 203号明細書は、共役不飽和カルボン酸及びヒドロキシエステルを、所謂DMC触媒[DMC(ダブル(Double)−メタル(Metal)−シアニド(Cyanid)触媒)]及び特定のビニル重合抑制剤、例えば1,4−ベンゾキノン、ナフトキノンもしくはトリニトロベンゼンの存在下にアルキレンオキシドと反応させる方法を記載している。しかし、前記ビニル重合抑制剤の作用は、工業的に実現可能なアルキレンオキシド重合の条件下において、共役不飽和酸もしくはエステル基の重合を完全に防止するのには十分ではない。
それゆえ、α−メタクリロイル−もしくはα−アクリロイル−ポリアルキレングリコールマクロモノマーを製造する目的で、しばしば、煩雑な二段階プロセスにおいて、先ずα−メトキシ−Ω−ヒドロキシ−ポリアルキレングリコール(M−PEG)を製造し、そしてこれらを、アクリル酸もしくはメタクリル酸でのエステル化によって、それらのα−メトキシ−Ω−メタクリロイル−ポリアルキレングリコールエステルに転化する(国際公開第00/012 577号パンフレット、欧州特許出願公開第0 965 605号明細書)(式4)。
Figure 2008106272
しかし、これらのα−メトキシ−Ω−メタクリロイル−ポリアルキレングリコール−マクロモノマーは遊離のヒドロキシ基をもはや含まず、それゆえ、より不利な乳化特性を示し、そしてまた末端の非反応性Ω−メトキシ基が原因で、更に別の反応にはもはや利用できない。
それゆえ、本発明の課題の一つは、共役不飽和カルボン酸エステルの構造単位をα位に有する純粋なΩ−ヒドロキシル官能性ポリアルキレングリコールマクロモノマー、特にΩ−ヒドロキシ−α−メタクリロイル−またはΩ−ヒドロキシ−α−アクリロイル−ポリアルキレングリコールを製造する方法であって、副反応としての共役不飽和基の単独重合や、式3に従う加水分解及びエステル交換が起こらず、それによって純粋な線状Ω−ヒドロキシ−α−(メタ)アクリロイル−ポリアルキレングリコールが生成する前記方法を見出すことであった。特に、このような方法で線状Ω−ヒドロキシ−α−(メタ)アクリロイルポリアルキレングリコールブロックコポリマーを製造することが本発明の課題の一つであった。
驚くべきことに、重合抑制剤としての10〜10000ppmの量の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルの存在下でのこのようなコポリマーの製造によって上記の課題が解決できることが見出された。
それゆえ、本発明の対象は、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体を、C2〜C4アルキレンオキシドもしくはこのようなアルキレンオキシドの混合物と反応させることによって、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸とポリアルキレングリコールとのモノエステルを製造する方法であって、
使用したα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の重量を基準にして10〜10,000ppmの量の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルのいずれかの存在下において上記反応を行うことを特徴とする、前記方法である。
本発明の更に別の対象は、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルを1〜10,000ppmの量で含む、本発明の方法に従い得ることができる組成物である。本発明の方法に従い製造できるものは、特に、以下の式(1)及び(2)の化合物である。
使用されるアルキレンオキシドは、エチレンオキシド、プロピレンオキシドまたはブチレンオキシドである。
得られる反応生成物は、形としてはカルボン酸とポリアルキレングリコールからなるエステルである。本発明においては、モノエステルとは、ポリアルキレン基の両末端ヒドロキシル基の片方のみがエステル化されているエステルを意味する。モノエステルという用語はカルボン酸に関するものではない。カルボン酸が少なくともジカルボン酸である場合は、これはジエステル化されることができる。
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸がモノカルボン酸である場合には、本発明の方法の生成物は、好ましくは次式1に相当するものである。
Figure 2008106272
[式中、
Rは水素またはメチルであり、
AはC2〜C4アルキレンであり、そして
nは1〜500である]
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸がジカルボン酸の場合には、本発明の方法の生成物は好ましくは次の式(2)に相当するものである。
Figure 2008106272
[式中、
R、R1は、互いに独立して、Hまたはメチルであり、
A、Bは、互いに独立して、C2〜C4アルキレンであり、
n、mは、互いに独立して、1〜500である]

(A−O)n及び(B−O)mは、ランダムもしくはブロック状に配列した混成アルキレンオキシド基を表すか、または単一のアルキレンオキシド基を表すことができる。好ましい態様の一つでは、(A−O)n及び/または(B−O)mは、エチレンオキシド単位及びプロピレンオキシド単位を含む混成アルコキシ基を表し、この際、エチレンオキシド単位のモル割合は50%またはそれ以上である。
n及びmは、好ましくは、それぞれ3〜250、特に5〜200である。
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の反応性誘導体は、特に、それらのエステル、就中それらのヒドロキシアルキルエステルである。
好適な共役α,β−不飽和酸は、特に、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸である。好適な共役不飽和ヒドロキシアルキルエステルまたはヒドロキシアルキルエトキシ−及びヒドロキシアルキルプロポキシエステルは、特に、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ジエチレングリコールモノメタクリル酸エステル、ジエチレングリコールモノアクリル酸エステル、ジプロピレングリコールモノメタクリル酸エステル、ジプロピレングリコールモノアクリル酸エステル、トリエチレングリコールモノメタクリル酸エステル、トリエチレングリコールモノアクリル酸エステル、トリプロピレングリコール-モノメタクリル酸エステル、トリプロピレングリコールモノアクリル酸エステルである。
本発明の重合抑制剤である2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルは、80〜130℃の工業的に重要な反応温度でのアルキレンオキシドの付加による製造工程の間、原料及び共重合性マクロモノマー中の共役不飽和酸/エステル基の重合による高分子ポリマーの形成を効果的に抑制する。
本発明の重合抑制剤としての2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルの他、追加的に公知の重合抑制剤、特にフェノール系またはアミン系の重合抑制剤も存在することができる。
共役不飽和酸または反応性誘導体、例えば共役不飽和ヒドロキシアルキルエステルとアルキレンオキシドとの本発明による反応は、所謂DMC触媒(ダブル−メタル−シアニド触媒)の存在下に行わなければならない。これらの触媒は、例えば、欧州特許第0 555 053号明細書に開示されるように、一般式Zn3[Co(CN)6]2・xZnCl2・yH2O・z.グライムを有し、前記式中、xは0.2〜3であり、yは1〜10であり、そしてzは0.5〜10である。好適なDMC触媒は、他の錯体配位子との組み合わせでも文献から知られている。それらの製造及び組成は、中でも、欧州特許出願公開第1 244 519号明細書、欧州特許出願公開第0 761 708号明細書、欧州特許出願公開第654 302号明細書及び欧州特許出願公開第1 276 563号明細書に記載されている。特に、欧州特許出願公開第1 276 563号明細書の例2に記載のDMC触媒が適している。
好ましい態様の一つでは、ジ−もしくはトリブロックコポリマー、または各ブロック中のアルキレンオキシド単位の様々なランダムな分布を有するブロックコポリマーを得るために、アルキレンオキシドは、単独で、順番にまたは混合物として計量添加される。共役不飽和酸もしくはそれの反応性誘導体と重合抑制剤及びアルキレンオキシドとの混合物の反応は、工業的なアルコキシル化の通常の反応条件下、すなわち80〜150℃、好ましくは100〜130℃の温度範囲及び2〜20barの圧力下において窒素雰囲気下に、場合によっては不活性非極性溶剤、例えばトルエン、キシレンまたはTHFの存在下に行われる。
本発明による反応生成物、例えばΩ−ヒドロキシ−α−メタクリロイル−もしくはΩ−ヒドロキシ−α−アクリロイル−ポリアルキレングリコール−マクロモノマーの分子量または重合抑制剤との対応する混合物の分子量は、OH価の測定(DIN 53240に従う数平均分子量Mnの測定)及びPEGキャリブレーションを用いたGPC分析(分子量分布の測定)によって求めることができる。分子量は、一般的に500〜10000g/モル、好ましくは750〜7000g/モルである。マクロモノマー中における共役不飽和カルボン酸とプロピレンオキシド単位、エチレンオキシド単位及びヒドロキシ末端基との比率は、NMR分光分析によって測定することができる。重合抑制剤としての2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルと、アルキレンオキシド重合の開始剤としての対応する共役不飽和酸またはヒドロキシアルキルエステルとの本発明による混合物の使用によって、共役不飽和酸またはヒドロキシアルキルエステルの重合物は生成せず、かつα,Ω−ジエステル−ポリアルキレングリコールは生じないという事実が重要である。これらの望ましくない重合物は、GPC分析においては、分子量が10000g/モルを超える非常に高分子量の画分によって、そしてNMR分光分析では、末端ヒドロキシ基に対する共役二重結合の明らかな不足や、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの化学量論的な使用量に対する共役二重結合の明らかな不足によって示される(比較例1参照)。
本発明の反応生成物、特に重合抑制剤としての10〜10,000ppmの量の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルと式1及び2の化合物との混合物は、遊離基重合の通常の開始剤の使用によって、そのままの形のまたは水溶液としての多数の遊離基重合性モノマー、例えばスチレン、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらのアルキルエステルと共重合することができる。ポリアルキレン側鎖を有する得られる櫛状ポリマーは、ポリアルキレングリコール側鎖によって立体的に安定化されており、そうして安定した水性ポリマー分散液を形成する。
本発明及びそれの応用を、実施例に基づいて更に詳しく説明する。
例1:
先ず、1L圧力反応器中に、ヒドロキシプロピルメタクリレート0.625モル(90g)及び2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル0.045g及び欧州特許出願公開第1 276 563号明細書に記載のDMC触媒0.045gを仕込む。この混合物を窒素雰囲気下に110℃の温度に加熱し、そして生じた反応熱を除去し得るような量で72.5gのプロピレンオキシドを約3barの圧力下に計量添加する。プロピレンオキシドが反応し尽くしたら(これは圧力低下から確認できる)、新たにエチレンオキシド560gを、生ずる反応熱が除去され得るように計量添加する。初期の圧力への圧力低下から反応し尽くしたことが確認されたら、得られた生成物を、OH価滴定、NMR分光分析及びGPC分子量測定によって分析する。
Figure 2008106272
こうして、メタクリル酸エステル−(PO)3(EO)20−OHブロックコポリマーが生成した。
例2
先ず、1L圧力反応器中に、メタクリル酸ヒドロキシプロピル0.625モル(90g)及び2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル0.045g及び欧州特許出願公開第1 276 563号明細書に記載のDMC触媒0.045gを仕込む。この混合物を、窒素雰囲気下に120℃の温度に加熱し、そして生じる反応熱を除去し得るような量で72.5gのプロピレンオキシドを約3barの圧力下に計量添加する。プロピレンオキシドが反応し尽くしたことが圧力の低下により確認されたら、生じる反応熱を除去し得るように新たに560gのエチレンオキシドを計量添加する。初期の圧力への圧力低下から反応し尽くしたことが確認されたら、生成物を、OH価の滴定、NMR分光分析及びGPC分子量測定によって分析する。
Figure 2008106272
こうして、メタクリル酸エステル−(PO)3(EO)20−OHブロックコポリマーが生成した。メタクリル酸基の共役二重結合の重合によって生成するような10000g/モルを超える分子量を有する高分子量ポリマー画分は存在しない。
例3
先ず、3L圧力反応器中に、メタクリル酸ヒドロキシプロピル1モル(144g)及び2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル0.05g及び欧州特許出願公開第1 276 563号明細書に記載のDMC触媒0.15gを仕込む。この混合物を、窒素雰囲気下に100℃の温度に加熱し、そして生じる反応熱を除去し得るような量で58gのプロピレンオキシドを約3barの圧力下に計量添加する。圧力の低下によりプロピレンオキシドが反応し尽くしたことが確認されたら、生じた反応熱を除去し得るように1994gのエチレンオキシドを新たに計量添加する。初期の圧力への圧力低下から反応し尽くしたことが確認されたら、生成物をOH価滴定、NMR分光分析及びGPC分子量測定によって分析する。
Figure 2008106272
こうして、メタクリル酸エステル−(PO)2(EO)37−OHブロックコポリマーが生成した。メタクリル酸基の共役二重結合の重合によって生成するような10000g/モルを超える分子量を有する高分子量ポリマー画分は存在しない。
例4
先ず、1L圧力反応器中に、メタクリル酸ヒドロキシエチル1モル(130g)及び2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル0.1g及び欧州特許出願公開第1 276 563号明細書に記載のDMC触媒0.2gを仕込む。この混合物を窒素雰囲気下に120℃の温度に加熱し、そして生じる反応熱を除去し得るような量で232gのプロピレンオキシドを約2barの圧力下に計量添加する。圧力低下によりプロピレンオキシドが反応し尽くしたことが確認されたら、生じた反応熱を除去し得るように1:1のモル比のエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの混合物510gを新たに計量添加する。初期圧力に圧力が低下したことから反応し尽くしたことが確認されたら、生成物をOH価滴定、NMR分光分析及びGPC分子量測定によって分析する。
Figure 2008106272
こうして、メタクリル酸エステル−(EO)(PO)4(EO−POランダム)5−OHブロックコポリマーが生成した。メタクリル酸基の共役二重結合の重合によって生成するような10000g/モルを超える分子量を有する高分子量ポリマー画分は存在しない。
例5
例1のマクロモノマーを、水性液中でのアクリル酸n−ブチル、メタクリル酸メチル及びメタクリル酸の乳化重合において共乳化剤として使用する。アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸及び例1の生成物からなるその場で生じたコポリマーは、良好なエマルション安定化特性を有する。
先ず、脱イオン水500mlをガラスフラスコ中に入れ、そしてアルキル硫酸ナトリウム15g、3.75%濃度アンモニウムパーオキソ二硫酸塩溶液15g、アクリル酸n−ブチル11.5g、メタクリル酸メチル11.8g及びメタクリル酸0.48gを加え、この混合物を攪拌しそして窒素雰囲気下に80℃に加熱する。水470ml、アルキルスルホン酸ナトリウム16g、例1の生成物8g、アクリル酸n−ブチル440g、メタクリル酸メチル440g、メタクリル酸8.8g及びアンモニウムパーオキソ二硫酸塩2.85gからなるモノマーエマルションを窒素雰囲気下に4時間かけて計量添加する。上記モノマーエマルションの計量添加の完了及び80℃で1時間の後重合の完了後に、得られたポリマー分散液を冷却しそして中性pH値に調節する。
アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸及び例1の生成物からなるその場で生成したコポリマーは、安定した水性ポリマー分散液である。
例6
例2からのマクロモノマーを、スチレン/アクリレート分散液の乳化重合において共乳化剤として使用する。このために、脱イオン水332ml、アルキル硫酸ナトリウム4.8g、例2の生成物15g、炭酸水素ナトリウム3.6g、スチレン216g、アクリル酸n−ブチル300g、アクリル酸メチル144g及びメタクリル酸6.6gからなるモノマー溶液(1)を調製する。同様に、アンモニウムパーオキソ二硫酸塩3.33g及び脱イオン水85.5mlからなる開始剤溶液(2)を調製する。
先ず、脱イオン水204gを2Lの反応容器中に仕込み、そして例2の生成物6.6gを加える。窒素雰囲気及び攪拌下に、この混合物を80℃に加熱し、次いで上記開始剤溶液(2) 22ml及び上記モノマー溶液25mlを加えて乳化重合を開始させる。80℃の反応温度下に、残りのモノマー溶液(1)及び開始剤溶液(2)を冷却しながら3時間内に計量添加する。次いで、この混合物を更に1時間加熱し、そして生成物を6〜8のpH値に中和する。
固形物含有率が50%の安定したポリマー分散液が得られる。

比較例1
先ず、3Lの圧力反応器中に、メタクリル酸ヒドロキシプロピル1モル(144g)及びヒドロキノンモノメチルエーテル0.03g並びにベンゾキノン1.2g及び欧州特許出願公開第1 276 563号明細書に記載のDMC触媒0.2gを仕込む。この混合物を窒素雰囲気下に110℃の温度に加熱し、そして生じた反応熱を除去し得るような量で58gのプロピレンオキシドを約2barの圧力下に計量添加する。圧力の低下からプロピレンオキシドが反応し尽くしたことが確認されたら、生じた反応熱を除去し得るように1994gのエチレンオキシドを新たに計量添加する。初期圧力への圧力低下から反応し尽くしたことが確認されたら、生成物をOH価滴定、NMR分光分析及びGPC分子量測定によって分析する。
Figure 2008106272
それ故、目的の生成物は、小割合(68%)でしか生じなかった。その上、分子量が4000もしくは10000g/molを超える不所望な高分子量不純物が存在する。

Claims (13)

  1. α,β−エチレン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体と、C2〜C4アルキレンオキシドまたはこのようなアルキレンオキシドの混合物とを反応させることによって、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸とポリアルキレングリコールとのモノエステルを製造する方法であって、使用するα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の重量を基準にして10〜10,000ppmの量の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルの存在下に反応を行うことを特徴とする前記方法。
  2. 反応生成物が、次式1
    Figure 2008106272
    [式中、
    Rは水素またはメチルであり、
    AはC2〜C4アルキレンであり、そして
    nは1〜500である]
    に相当する、請求項1の方法。
  3. 反応生成物が次式2
    Figure 2008106272
    [式中、
    R、R1は、互いに独立して、Hまたはメチルであり、
    A、Bは、互いに独立して、C2〜C4アルキレンであり、
    n、mは、互いに独立して、1〜500の数である]
    に相当する、請求項1の方法。
  4. n及びmが、互いに独立して、それぞれ3〜250、特に5〜200である、請求項2または3の方法。
  5. 反応生成物が、エチレンオキシド基を少なくとも50モル%の割合で含むランダムもしくはブロック状に配列した混成アルキレンオキシド基を含むように、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとの混合物、または任意の順番でエチレンオキシド及びプロピレンオキシドを用いてアルコキシル化を行う、請求項1〜4のいずれか一つの方法。
  6. 共役不飽和カルボン酸またはそれの誘導体として、アクリル酸、メタクリル酸、あるいはこれらとモノ−、ジ−、トリエチレングリコールまたはモノ−、ジ−、トリプロピレングリコールまたはブチレングリコールとのモノエステルを使用する、請求項1〜5のいずれか一つの方法。
  7. 共役不飽和カルボン酸またはそれの誘導体として、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、あるいはこれらとモノ−、ジ−、トリエチレングリコールまたはモノ−、ジ−、トリプロピレングリコールまたはブチレングリコールとのジエステルを使用する、請求項1〜5のいずれか一つの方法。
  8. DMC触媒の存在下に行われる、請求項1〜7のいずれか一つの方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか一つの方法に従い製造することができ、そして更に2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルを10〜10,000ppmの量で含む、組成物。
  10. DMC触媒の存在下でのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体とアルキレンオキシドとの反応における重合開始剤としての、10〜10,000ppmの量の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルまたは4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルの使用。
  11. 更に別のオレフィン性不飽和化合物とのコポリマーの製造のための、請求項9の組成物の使用。
  12. 水溶液またはエマルション中でのポリオレフィン性不飽和化合物との遊離基共重合における共重合性乳化剤としての、請求項9の組成物の使用。
  13. 乳化重合または懸濁重合におけるエマルション安定化のための添加剤、乳化剤または共乳化剤としての、請求項9の組成物の使用。
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