JP2002507660A - 導電性が付与された厚い複合多孔質構造及び対応する導電性活性化方法 - Google Patents

導電性が付与された厚い複合多孔質構造及び対応する導電性活性化方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】「順送り」タイプではなくかつ実際的問題点から免れることを可能にする導電性重合体の被着による導電性活性化方法の実施を、工業的規模で経済的に実現性あるものにすること。 【解決手段】 網状フォーム、フエルト又は織地タイプの複合多孔質構造に対し導電性を付与できるようにする導電性重合体の化学的被着方法において、前記構造の厚み全体の中でその繊維又はメッシュの各々の表面で、その多孔性をふさぐことなくこの構造の内部で実施され、この構造に対しその展開した表面全体の上で連続的な導電性を付与すること;可変的な厚み及び形状特に繰り出し作業の無いロール又はブロックの形を呈する可能性のある、さまざまな処理溶液によるその体積を横断した含浸を受けている構造を処理することを可能にすること;そして、a)基本構造の予備酸化処理段階、b)場合によって水切り及び乾燥並により補完される洗い流し段階、c)単量体の被着、d)水切り段階、e)酸化‐ドーピングによる単量体から導電性重合体への重合段階、f)洗い流し及び水切り、g)場合によっては構造を乾燥する段階、を含んで成り、これらのさまざまな段階は、処理構造の体積全体を横断して順次実施される方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、メッキ処理されるか又は金属製の導電性複合多孔質構造の製造分野
に関する。
【0002】 本発明は、特に、廃出液の電解用電極、有機又は生体分子の検出器又はトラッ
プ、蓄電池の電極支持体、触媒支持体、ろ過物質、防音材、電磁及び核保護構造
、帯電防止保護材、熱交換器等としての使用を目的とするメッキ処理されるか又
は金属製の高多孔質の複合構造の製造の分野に関する。
【0003】 本発明によるメッキ処理されるか又は金属製の構造は、互いに及び構造の外部
と連絡状態にある複数の開放空間を構成する3次元の骨格をもつ密度の高い繊維
又はメッシュの格子構造の外観を提供する、高い開放多孔度レベルをもつフォー
ム、フエルト又は織地タイプのものである。
【0004】 フォームというのは、格子のメッシュが互いに全面的に又は少なくとも大部分
で連絡している、発泡により多孔性が開放されている高多孔度(80%を上回り
約98%に達しうる)の網状ハチの巣構造である。
【0005】 フエルトは、互いに連絡し合い、可変的な形状及び寸法の繊維間空間を互いの
間に構成する不織繊維の不確実な錯綜(ただし繊維のうちの主要な部分は、構成
された「プライ」の平面内にほぼ位置づけされている)。それらの繊維は、結合
剤によって接着されていてもいなくてもよい。
【0006】 織地というのは、製織された又は編まれた絡みあった織物原料の糸又は繊維の
集合体で構成された構造である。これは、特に ラッセルタイプの織機によって 作ることができるような、間隔どりされると同時に相互連結された状態に維持す
る糸の編み作業によって連結された2つの外部織上げ面で構成されている場合、
複雑で厚みのある構造を可能にする。
【0007】 本発明により、その厚み全体にわたり、その展開表面全体の上で、その多孔性
をふさぐことなくメッキ対象にすることができるこれらのさまざまな複合多孔質
構造は、さまざまな基本材料に供給することができる。
【0008】 フォームについては、これは、有機、無機又は合成材料であり、特にポリアミ
ド、ポリウレタン(ポリエステル又はポリエーテル)又はポリプロピレンといっ
た重合体である。
【0009】 フエルト及び織地については、これは同様に、前述の重合体、グラス繊維、ロ
ックウール又は炭素繊維といったような合成又は有機、無機材料、又は木綿、羊
毛又はそれに類するものといったような天然繊維である。
【0010】
【従来の技術及びその問題点】
かかる構造にメッキを施すためのさまざまな手順がすでに提案されており、特
に次のものが挙げられる: ・ 金属の化学的被着とそれに続く単数又は複数の電気化学被着 ・ 特に導電性ラッカー又は塗料の形での炭素又はグラファイト粒子の被着と
それに続く単数又は複数の電気化学被着 ・ 特に陰極スパッタリング、ガス拡散又はイオン被着による真空金属被着と
それに続く単数又は複数の電気化学被着 ・ 蒸気相の金属化合物の熱分解による被着 ・ 導電性重合体の化学被着とそれに続く金属の単数又は複数の電気化学被着 引き続き単数又は複数の電気化学被着に行なうことが考えられているあらゆる
ケースにおいて、電気メッキによるメッキが望まれている表面を予め増感するす
なわち導電性のものにすることが望ましい。これが、列挙された手順の大部分(
金属又は重合体の化学被着、炭素粒子被着、真空被着)において見られる「導電
性活性化」の段階の役目である。
【0011】 単数又は複数の電解被着を実現することを目的とする、同じく以上で記述した
手順に従うと、活性化方法は、単数又は複数の処理槽(化学浴、炭素ラッカー浴
、真空被着のエンクロージャ)を通って搬送され進行しなければならない厚みの
少ないシート(又は帯状物)の形でしか、その後メッキしたいと考えている複合
多孔質構造を導電性にすることができない(これが当該手順の主要な制限条件の
1つを構成している)。
【0012】 かくして、導電性の重合体及び金属の化学的被着及び炭素又はグラファイト粒
子の被着は、工業規模での作業を望む場合、フォーム、フエルト又は織地の帯状
物ロールの繰り出し及び一連の処理浴の中でのこれらの帯状物の進行、次に活性
化ラインの出口での再巻き取りにより順送りで行なわれる。
【0013】 同様にして、陰極スパッタリング技術による真空下での金属被着による活性化
は、入口ロールと出口ロールの間で半連続的にマグネトロンの前を進行すること
により、繰り出された状態で行なわれる。
【0014】 従って、活性化されるのはつねに薄層(シート又は帯状物)の形の製品である
。これらの薄層は、処理製品の多孔度、その孔又は間隙の寸法、及び活性化方法
の浸透能に応じて、1ミリメートルから数ミリメートルの単位の厚みに制限され
ている。
【0015】 いわゆる「100ppI」(線形インチあたり100孔)という品質のフォー
ムすなわち表面線形センチメートルあたり約40個の孔を呈するフォームは、化
学的被着及び真空被着によっては約5ミリメートル未満、炭素又はグラファイト
粉末の被着によると約3ミリメートル未満の厚みでしか工業的に満足のいく形で
活性化され得ない。
【0016】 本発明は、特に、もはや薄い帯状物に制限されることなく数センチメートル又
は数十センチメートルに達しうる厚みで処理される複合多孔質構造の高性能の導
電性活性化を実現することを可能にする、1995年8月4日付のフランス特許
出願第9509547号(以下、文書9509547号)に記述されている導電
性重合体の連続的化学蒸着方法の革新的進展である新しい導電性活性化方法の利
用に関する。
【0017】 この方法は、明らかに、以下で実証するように、先行技術と比べたさまざまな
利点をもたらし、製品の「ブロック」処理の実施を可能にする。
【0018】 文書9509547号に記述された発明によると、導電性活性化は、導電性重
合体の化学的被着によって行なわれる。
【0019】 導電性重合体層は、処理すべき基体の繊維又はメッシュ上に被着(グラフト)
された単量体の重合によって得られる。この重合は、単量体の酸化‐ドーピング
によって実施される。この単量体は特に、ピロール、フラン、アニリン、チオフ
ェン又はそれらの誘電体のいくつかそして特に機能化された単量体でありうる。
【0020】 本発明によると、薄層状の複合多孔質構造は、その電気化学メッキに先立ち、
以下のように組織される導電性活性化処理を受ける: 1.基本構造の予備酸化処理段階、 2.場合によって水切り及び乾燥並により補完される洗い流し段階、 3.その1つの重合形態が導電性をもつ1つの単量体を、構造の繊維又はメッ
シュ表面 に対し被着させる段階、 4.構造の水切り、洗い流し及び任意の乾燥を行なう段階、 5.先に被着された単量体の重合の酸化及びドーピング段階、 6.洗い流し及び任意の水切りを行なう段階、 7.場合によっては構造を乾燥する段階。 以上の段階の各々の役割のあらゆる説明及び裏づけについては、有利には文書
9509547号を参照する。
【0021】 工業用タイプの連続的作動については、構造の処理は順送りに行なわれ、入口
ロールのフォーム、フエルト又は織地の帯状物は、段階1,3及び5の処理用溶
液の入った一連の槽の中に繰り出され、これらの段階の間及びその後に補足的作
業2,4,6及び7が行なわれる。この処理ラインを通って機械的に駆動される
帯状物は出口で再度巻取られ、このとき単数又は複数の電解被着メッキをいつで
も受けることができる状態になる。1つの浴からもう1つの浴へと輸送されるの
は処理製品である。
【0022】 本発明は、文書第9509547号中で記述された導電性重合体の被着による
導電性活性化方法の独創的な利用及び著しい改善に関する。 本発明は、複合多孔質構造の順送りの導電性活性化が提起する実際的な処理問
題及び厚みの大きい同一製品を(さまざまな利用分野のために)実現することに
対するニーズの増大に対し満足のいく新しい回答をもたらすため、そして最終的
に工業的処理のコストを大幅に削減しようとして考案されたものである。
【0023】 本発明によると、導電性活性化は、導電性重合体の化学的被着により実現され
る。 この方法は、主として以下のような理由で選択されている: ・ 適切な作業条件が使用されることを条件として、厚い層状の複合多孔質構
造の内部へ(液体による)処理が浸透する可能性が高い。 ・ 適切な作業条件が使用されることを条件として、活性化処理後の製品が高
レベルの導電性(及び導電性層の連続性)を持つ可能性が非常に高い。 ・ 適切な作業条件が使用されることを条件として、該方法は経済性、安全性
及び再現性の面で大きな可能性をもっている。 ・ 適切な作業条件が使用されることを条件として、貯蔵中及びその後の電解
に際しての活性化処理の安定性が大きくなる可能性が高い。
【0024】 文書第9509547号の中で記述されている順送り方法の実施により、活性
化の後、数百ひいては数十平方オームの抵抗値を呈する3次元のフォーム、フエ
ルト及び織地といった複合多孔質構造のシートを得ることができる。かくして薄
層で活性化された製品は、例えば、炭素又はグラファイト被着又は真空ニッケル
被着(1984年1月25日付のフランス特許出願第8401110号(以下、
文書8401110号)に従って実施されるもの)によって活性化された製品に
ついて、その他全ての条件が等しいものとして実現することのできるものよりも
低い電圧下でかつ/又は高い被着速度で、ワット浴又はスルファミン酸塩タイプ
の浴中でのニッケル電解被着を受けることができる。この事実は、それらの高い
伝導率レベルならびに導電性被着の安定性の結果もたらされるものである。
【0025】 しかしながら、順送りに実施される導電性活性化方法全てがそうであるように
、導電性重合体での処理は、大規模な工業的開発のためには機械的な面での問題
に遭遇する可能性がある。つまり、変形を加えるひいては破断に導く可能性のあ
る引張り応力を受けざるを得ない薄く幅広の帯状物の形での、可とう性及び変形
性をもつ構造の駆動及び進行に関連する問題点である。このことは、ポリウレタ
ン製であることが最も多く高い脆性という機械的特性を呈するフォームタイプの
構造にとって、特に重大である。
【0026】 今日まで、フォーム又は繊維質構造の導電性活性化の工業的実施はすべて、経
済的な理由から連続又は半連続式に行なわれてきた。 これは又、金属又は重合体の化学的被着方法のみならず、ラッカー又は「塗料
」の形での炭素又はグラファイトの粉末の被着(全て連続で実施される)、さら
には、陰極スパッタリングにより行なわれる真空での物理的被着(半連続)にも
関する。
【0027】 連続的な活性化の設備は、選択された方法の如何に関わらず溶液中に浸漬され
かつ/又は浮上する、駆動及び/又は非駆動コンベアローラによって駆動されて
いる状態で処理構造帯状物がその中を進行しなければならない適切な一連の処理
槽及び洗浄及び乾燥用装置の形をしている。
【0028】 帯状物は、それがこのように追従しなければならない多少の差こそあれ複雑な
回路の間に、通過する連続的場所に応じて可変的な引張り力及び張力を受ける。
例えば、当業者であれば、構造が乾燥しているゾーン内にあるときと処理溶液の
いずれかの中に含浸されるゾーン内にあるとき、又浴の内部を駆動されている場
合又は空気中を進行している場合、さらにそれが垂直であるか水平であるか、又
それが大気温にあるかより高い温度にあるかによって、これらの張力が同じでな
いということは容易に理解できるだろう。
【0029】 可能なかぎりにおいてこれらの張力を均等にしようとして数多くの予防措置が
講じられなくてはならないが、それでも帯状物の変形又は破断は頻繁に見られる
。特に、処理帯状物の幅の減少、そして同じ要領でフォームについては実際上球
形をしていて細長い形状へと推移する孔の変形を導く引き伸し現象が見られる。
従って帯状物の厚みにも処理の影響が及ぼされ、帯状物はその均質性を失う。
【0030】 製品帯状物の幅及び厚みにおけるこれらの変形は、カット及びつや出し加工と
いう補足的な補正作業に制約を加える可能性があり、このときこれは製品の損失
及び/又はコストに対応する。
【0031】 順送りの作動に関連する機械的な面でのもう1つの問題は、帯状物の案内に関
するものである。帯状物は自然に、進行の軸との関係において偏向する傾向をも
つ。帯状物のねじれの現象が見られることがあり、異常な変形及び移動は、ひだ
及びさまざまなしわの出現、そしてここでも又帯状物の破断又は均質でない活性
化を導く可能性がある。
【0032】 帯状物の案内に対する補助は、特に、駆動ローラの正確に円筒形でない形態及
びこのローラの軸の幾分かの可動性を通して追求される。当然のことながらこれ
らの調整は、順送りに機能する設備の複雑性、ひいては相関的にコストの増大の
1つの要因となる。同様に、これらの調整は、処理の均質性、再現性及び信頼性
の低下の一要素をももたらす。このため、人間によるものであれ自動化されたも
のであれ、高コストの監視レベルが求められる。
【0033】 以上で示した問題は当然、処理帯状物の幅の増大及び進行速度の増加に伴って
大きくなり、それでもこれらは全て合理的な工業化が増大させる傾向にあるパラ
メータである。かくしてパイロット段階から工業段階への移行は、20〜30セ
ンチメートルの幅から1〜2メートルの幅へ、時速数メートルの進行速度から数
十メートルの進行速度へと移行させることになる。
【0034】
【発明の目的】
本発明は主として、「順送り」タイプではなくかつ上述の実際的問題点から免
れることを可能にする導電性重合体の被着による導電性活性化方法の実施を、工
業的規模で経済的に実現性あるものにすることを目的とする。
【0035】 同様に本発明の目的は、フォームタイプの構造にとって特に有利な性質である
、もはや薄層だけではなく初めて厚物でも複合多孔質構造の処理を実施すること
を可能にする、導電性重合体の被着による導電性活性化方法の実施を可能とし、
かつ工業規模で経済的に実現性あるものにすることを目的とする。
【0036】
【発明の概要】
本発明は、繰出しを必要とせずに、フォーム、フエルト又は織地のロールの処
理を可能にする。さらに、本発明はフォームブロックの処理をも可能にする。
【0037】 本発明によると、構造を横断して注がれるのは処理溶液であってもはやこの構
造が各々の槽又は付随装置(例えば洗い流し用シャワー又は乾燥用送風機)を通
って連続的に進行する必要はない。 かくして導電性活性化処理は、本発明に従うと、多孔質構造質量の内部で射出
されかつ ・ 酸化前処理 ・ 単量体の被着又はグラフト ・ 単量体の重合の酸化‐ドーピング を実施するために利用される異なる溶液による、処理すべき多孔質構造ブロック
又はロールの含浸によって実施される。
【0038】 水切り、洗流し、乾燥という中間段階は、同様にロール(繰出し無し)又はブ
ロック全体を通しても実現される。
【0039】 高多孔質の大きな体積の複合構造の帯状物、シート又は薄いリボン形状で進行
することのない処理には、本発明の枠内で、文書第9509547号において記
述された方法のさまざまな適合化が必要とされた。
【0040】 かくして、短かい通過時間(約4分間)を得るため約70℃の温度で20g/
リットルの濃度のKMnO水溶液を用いてピロールを上に被着させるべきポリ
ウレタンフォームのために有利にも実施されていた基本構造の酸化前処理という
第1の段階は、本発明に従って、製品の体積全体を横切る溶液の通過に適合され
た均質な処理に有利に作用するべく、再整備される。この目的は好ましくは、約
7〜15分間(構造の充てん及び水切り時間を含む)でありうる溶液中の製品の
浸漬時間及び、構造の劣化無くその構造の繊維又は撚り糸の表面に求められる攻
撃が匹敵するものとなるように約20〜35℃まで下げられた浴の温度によって
達成される。
【0041】 単量体の被着(グラフト)のためには、ピロールの場合、文書9509547
号の中で記述されている処理の温度及び持続時間条件及び処方を保持することが
可能である。しかしながら、本発明の枠内では、方法の経済性を理由として、異
なる処方を採択できることが示された。
【0042】 文書9509547号は、安全性の問題から、ピロールの従来の溶剤であるべ
ンゼンの利用を回避し、 ピロール80cc/リットル イソプロパノール120cc/リットル 水800cc/リットル といったタイプの溶液を利用することを提案していた。
【0043】
【発明実施の形態】
本発明によると、イソプロパノールを倹約するべく、10より高い、特に約1
3.5といったpHを示し好ましくは12〜25℃の間にある温度で利用される ピロール‐水‐カリウムタイプの被着用アルカリ溶液を実現することが有利であ
る。
【0044】 ピロールの溶解を可能にするこのような溶液は、処理構造の大部分にとって、
そして特にポリウレタンフォームを攻撃する。フォーム帯状物上で行なわれる順
送りによる活性化プロセスの枠内でのその利用は、構造を脆性化し、構造は一時
的にその機械的「耐性」を失ない、そのとき特に変形及び破断を受けやすくなる
。一方この溶液は、処理構造が繰り出されないロール又はブロックの状態にとど
まっている場合に使用することができる。
【0045】 本発明によると、かかる溶液中のピロールの被着段階は、有利には5〜15分
の間に含まれる時間で実施可能である。ポリウレタンフォームに適用された場合
、浸漬が5分を超えると、反応時間は活性化の最終的結果にほとんど影響しない
ということがわかる
【0046】 単量体の重合の酸化‐ドーピング段階は、一例としてピロールの重合について
文書9509547によって記述された条件下で行なうことができる。
【0047】 水切り、洗い流し及び乾燥といった中間段階については、本発明の枠内でこれ
らを多孔質構造のブロック又はロールを横断して直接(繰出し無し)行なうこと
ができるということを示した。これらの段階は、処理溶液の損失及び同伴を制限
する目的で行なわれる。
【0048】 本発明の制限的意味のない一例として、以下では、導電性重合体被着による導
電性活性化処理そしてその後の複合多孔質構造の電気化学メッキの、本発明の好
ましい実施形態に従った完全な実施について記述する。
【0049】 活性化しようとする構造は、約30kg/mの密度をもち、「ppI100」
と呼ばれる品質の発泡ポリウレタンフォームである。 酸化前処理は、ほぼ8に等しいpHもち濃度20g/リットルの過マンガン酸
カリウム(KMnO)水溶液中で15分間100×50×50センチメートル
の寸法のフォームブロックを浸漬することによって実施される。溶液の温度は2
5〜35℃の間にある。
【0050】 この前処理溶液の利用はフォームメッシュ表面での二酸化マンガン(MnO )層の形成を導くという利点を提供する。後に単量体のグラフトが実現された時
点で、MnOはそれとの接触時に少なくとも部分的により低い酸化状態に移行
し、まさにこのことによって単量体のその下部面による酸化ひいては重合を誘発
することになる。
【0051】 その後、最初の水切りの後、まずは水道水の静止浴中へのフォームブロックの
浸漬によって、又次に同じく水道水でのブロックのシャワーによって、洗い流し
段階で実施される。
【0052】 フォームは、再度しばらく水切りされ、好ましくは、高温空気下で乾燥される
。 単量体のグラフト段階は、水酸化カリウム‐水‐混合物内のピロール(C N)溶液中へのフォームブロックの浸漬によって行なわれる。 例中で利用された組成は以下の通りである。 ピロール 50cc/リットル 水酸化カリウム 28g/リットル 水 950cc/リットル 水酸化カリウム濃度0.5Nのこのアルカリ性溶液は、約13.5のpHを呈す
る。 溶液のために選択される温度は、例に従った実施について好ましくは15〜2
0℃の間にある。 フォームの浸漬持続時間は5〜10分である。 この段階の終わりで被着されたピロールの量は、立方メートルあたり数キログ
ラム、この例では3kg/mである。
【0053】 その後、約1〜2分間の時間中、溶液損失、より特定的にはピロール損失を制
限するためにこの段階で非常に重要であるフォームの水切りに着手する。この水
切りは有利には、フォームブロックの振動及び/又はブロックを横断しての送風
によって促進される。 ピロールからポリピロールへの重合段階は、以下の組成の酸化‐ドーピング水
溶液中にフォームブロックを浸漬することにより実施される: ‐ 塩化第二鉄 50g/リットル ‐ 34%のフルオロほう酸50cc/リットル。 溶液の温度は有利には約20℃であり、重合処理持続時間は15〜20分である
【0054】 その後、水道水の静止浴への浸漬によるフォームブロックの洗い流し、そして
その後のイオン交換水の静止浴での第2の洗い流しが着手され、それから高温空
気の送風により実施可能な乾燥が行なわれる。 導電性活性化の後、フォームの抵抗を測定すると、ブロックの表面上でもその
内部に設けられたあらゆる切断面上でも10〜50平方Ωの間に含まれる値が得
られる。
【0055】 このとき、あらゆるタイプのもの、すなわち特に意図される用途に適合された
さまざまな角柱又はは円筒形状、スリーブなどの形状、ブロックの剥ぎ取りによ
るシート、帯状物又はリボンであり得る望ましい形状を獲得するためフォームブ
ロックのカットに着手することが可能である。
【0056】 ここで、これまでつねにそうであったようにフォームタイプの処理構造の導電
性活性化の前ではなくその導電性活性化の後に初めて、その整形に着手するとい
う、本発明によって提供されている可能性が、重要なさまざまな利点を提供する
ということがわかるだろう。
【0057】 活性化のさまざまな段階に際して、処理構造は、すでに言及した制約条件、特
に単量体の被着に際してのその機械的強度の著しい損失を受ける。
【0058】 繰り出されていないロール従ってコンパクトなロール上、さらには多孔質構造
ブロック上に本発明に従って活性化を行なう場合、この強度損失効果は、薄いリ
ボン状で走行しなければならないのではなく密度及び質量の高い形状にとどまる
製品が不動であることから大幅に減衰される。
【0059】 コンパクトなロール又はブロック状態で処理される構造は、それでも体積的に
制限された変形を受ける可能性がある。これらの変形は一般に、ポリウレタンフ
ォームについて最も顕著である。ブロック形状での処理は、この点からみて、変
形の問題に対し特に有利な答えをもたらしてくれる。
【0060】 実際、ブロック状の場合は、フォームの強度がシートや薄い切片状の場合より
も高いばかりでなく(このことはハチの巣構造については容易に理解できること
である)、その後に見られる可能性のある変形も、最終製品レベルでさほど大き
なものではなくなる。
【0061】 フォームが薄い帯状物の形に(例えば蓄電池のための電極支持体に対する応用
については約1〜3mm)しかも活性化の前にカットされる場合、誘発される変形
及び不規則性は、活性化された製品上そして次に最終製品上でもつまりメッキの
後でも測定可能な形で再度見い出される。
【0062】 導電性活性化がフォームブロック上で実現され、構造が導電性にされた後にし
かブロックが厚み1〜3mmの帯状物ロールにカットされない場合、この活性化後
のカットは、完全に規則的な厚み及び幅の帯状部を容易に得ることができるよう
にすることになる。かくしてこれらの変形効果を「帳消しにすること」が可能と
なる。
【0063】 なお、構造がロール状又はブロック状のいずれに処理されるかに関わらず、本
発明は、電解メッキを活性化の後に行なうことが望まれる場合、さまざまな利用
分野に特に求められている最終製品の均質性の著しい改善を実現することを可能
にするものもある。
【0064】 本発明による活性化は、コーティングすべき構造の表面における金属被着の「
盛り上り」つまり「突起化」の現象に関連する電気メッキの周知の問題を回避又
は制限することを可能にする。
【0065】 実際、当業者にとっては、電気メッキ槽の陰極として配置された平坦でかつ平
滑でない表面の電解に際して、金属被着が好ましくは、単数又は複数の陽極から
最も近いところにある処理表面のゾーン上で行なわれることは既知のことである
。フォームといったような非常に複雑な構造の場合、この電気化学的特性は、表
面に突出するメッシュの突起部上に金属被着の「盛り上り」を導く。これらの突
出した突起部は、専門家のいう「電流を喰うもの」として作用する。これらの突
起部は、陽極から最も離れたところにある構造のゾーンを犠牲にして、すなわち
構造が2つの陽極の間に位置づけされている場合には構造の中央部分を犠牲にし
て、被着を集中させる。かくして、電気メッキによってメッキされた3次元の複
合構造の外部部分と内部ゾーンの間に実現された金属被着の厚みの差がつねに存
在する。これに対して、利用分野の大部分のケースにおいて、中心部と面の間の
被着厚み比が可能なかぎり1に近くなるように、この現象を最小限にする条件下
で電解を実施することが重要である。金属製又はメッキされたフォームに関して
は、この比率は一般にメーカー及びユーザーが「D.T.R.」(「Differential
Thickness Ratio」示差厚み比)と呼んでいるものである。
【0066】 従って、この比の低い値を得るためには、電解の前に構造が、表面で突出する
メッシュの突起部上でその他のあらゆる点よりも低い導電率を呈し得ることが有
利かつ適切である。こうして「電流を喰うもの」の形成及び現象を制限すること
が可能となる。
【0067】 本発明は、フォーム、フエルト又は織地のロールを横断してか又はフォームブ
ロックを横断して直接行なわれる処理により、この問題の解決に対する適切かつ
経済的な答えをもたらす。
【0068】 活性化が、1本の帯状物(フォーム、フエルト又は織地)の自動巻取りから成
るロール上で行なわれる場合、帯状物の表面に突出する糸繊維又はメッシュの部
分は、隣接する帯状物断片の表面に突出する糸、繊維又はメッシュの対応する部
分に対して張りつけられる。活性化された状態で、電解段階で電流を喰うものの
基本的部分を構成しうるのは、これらの点である。ところで、これらの点が互い
に張り合わされているという事実により、これらの点は少なくとも部分的に単量
体の被着及びこの単量体の導電性重合体への酸化‐ドーピングから保護される。
この有利な状況は、活性化後に処理済みロールを構成する帯状物を繰り出すとき
に明らかになる。このとき、帯状物の巻きの間にはわずかな接着が見られ、この
接着は帯状物の劣化無く破断するか、これは、導電性被着が積層された巻きの接
触ゾーンに対し張りつけられた撚り糸又はメッシュの接触ゾーンを互いに結びつ
けていたことの証拠である。この接触の破断は、帯状物の表面の突出する突起部
を構成することになるものを、最も往々にして裸にする、すなわち活性化無しに
するか又は低減した導電率をもつようにする。
【0069】 活性化がフォームブロックを横断して行なわれる場合には、電流を喰う突起部
の削除に関する結果は、さらに一層明らかである。選択された厚みの帯状物を得
るためにブロックが「剥ぎ取られる」(又は他のあらゆる形状に切断される)の
は、ブロックをその体積全体を横断して活性化させた後でしかない。剥ぎ取り作
業のカットは、メッシュの断片を裸にし、これらの切片はカットされた構造の表
面に露出し、いずれにせよ導電性重合体がコーティングされていないポリウレタ
ン(又はもとの基体を構成するその他の材料)の面を提示することになる。
【0070】 比較を目的として電解メッキテストが、電解用に望ましい厚みのシートの形で
直接活性化されたもの及びブロックで活性化され活性化後にシートの形にカット
されたものを含む、ポリピロールで活性化されたフォームシートについて、同一
の電解条件下で行なわれた。 これらの試験は、次のように実施された: ・ ppI100及びppI80型(それぞれ線形センチメートルあたり40及
び30孔)という2つのタイプのポリウレタンフォームについて、 ・ 2つの異なる厚みすなわち1.7mm及び5.0mmのシートについて、 ・ そして最後に一方は銅電解そして他方はニッケル電解による。 あらゆるケースにおいて、その形で活性化されたシートの表面の突出するメッ
シュの突起部レベルでひじょうに顕著である盛り上りは、フォームブロックの活
性化後にカットされたシートについては、大幅に低減されひいては削除されるよ
うに思われた。
【0071】 これらの突起部(盛り上り)上で金属被着が表面に局所的に蓄積していないこ
とから、電気被着は、より優れた均質性条件下で構造を横断して行なわれその結
果、1に近づく中心部と表面間の金属被着の厚み比に向かう傾向をもつことがで
きる。
【0072】 電解試験の終りで、フォームシートの見かけの表面積1平方メートルあたり数
百グラムの銅又はニッケルの被着のためには、それでも、活性化されていないメ
ッシュの断片は漸進的に金属でコーティングされ、被着は近接効果によってこれ
らの表面上に達していたことを確認することができた。従って、メッシュは完全
に金属でコーティングされ得る。
【0073】 本発明に従った複合多孔質構造は、本発明を制限する意味をもたずに、銅、ニ
ッケル、鉄、クロム、亜鉛、アルミニウム、鉛、すず又は白金或いは白金と共に
産するその他のあらゆる貴金属の被着又はこれらの金属のうちの少なくとも任意
の2つの金属の合金、混合物又は積層被着によってメッキされうる。
【0074】 本発明に従ってメッキされた複合多孔質構造は、メッキの後、活性化の間に添
加されたもとの有機材料のベーキング熱処理、及び制御された雰囲気下での金属
被着(単複)の熱処理の対象としても又はしなくともよい。 本発明に従って活性化された構造は、そのままの状態で、その後のメッキを受
けることなく利用することができる。導電性重合体の被着によって導電性にされ
たこれらの構造は、特に、電磁保護、帯電防止保護、熱交換又は有機又は生体分
子の検出及びトラップなどの分野においてさまざまな形で応用可能である。
【0075】 これらの利用は、本発明がさまざまな形でこれらの構造を調製することができ
るということによって有利になっている。これらの利用は同様に、本発明に従っ
て、実現された導電性被着の品質の高さそして特に乾燥した又は湿気のある環境
内、中性又は酸性の環境内でのその安定性によっても有利になる。
【0076】 当然のことながら、以上の説明から少なくともわかるように、本発明は一例と
して記述された特殊な実施形態に制限されるものではない。 本発明は、以上で示した例を制限されず、その全ての変形形態を内含するもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08L 101:00 C08L 101:00 (72)発明者 ベルナール ブネ フランス国 プレシートレビス バネル シーアッシュ アベニュ 13 (72)発明者 デニ ドニヤ フランス国 パリ フォシュ アベニュ 44 Fターム(参考) 4F074 CD15 CE14 CE19 CE43 CE94 DA13 DA24 DA47 4K022 AA11 AA15 AA16 AA17 AA19 AA36 AA37 CA22 CA29 4K024 AA03 AA09 BA12 BA14 BB09 BC07 DA02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網状フォーム、フエルト又は織地タイプの複合多孔質構造に
    対し導電性を付与できるようにする導電性重合体の化学的被着方法において、前
    記構造の厚み全体の中でその繊維又はメッシュの各々の表面で、その多孔性をふ
    さぐことなくこの構造の内部で実施され、この構造に対しその展開した表面全体
    の上で連続的な導電性を付与すること;可変的な厚み及び形状特に繰り出し作業
    の無いロール又はブロックの形を呈する可能性のある、さまざまな処理溶液によ
    るその体積を横断した含浸を受けている構造を処理することを可能にすること;
    そして a)基本構造の予備酸化処理段階、 b)場合によって水切り及び乾燥並により補完される洗い流し段階、 c) 単量体の被着、 d) 水切り段階、 e) 酸化‐ドーピングによる単量体から導電性重合体への重合段階、 f) 洗い流し及び水切り、 g) 場合によっては構造を乾燥する段階、 を含んで成り、これらのさまざまな段階は、処理構造の体積全体を横断して順次
    実施されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 予備酸化段階が、20℃〜35℃の間に含まれる温度の過マ
    ンガン酸カリウム溶液を用いて行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 被着された単量体がピロール、フラン、アニリン、チオペン
    又はそれらの誘電体のいくつか、特に機能化された単量体であることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 被着された単量体がピロール、及びピロールの酸化によって
    形成された対応する導電性重合体、ポリピロールであることを特徴とする請求項
    1及び3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ピロールが、10を超えるpHをもつ水酸化カリウム添加水
    の中で溶解させられることを特徴とする請求項1及び4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 網状フォームブロックの処理の場合、それが処理後に所望の
    形状特にシート又は帯状物の形にカットされることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 処理構造に対して、その展開された表面全体上で電解によっ
    てそれらをメッキできるようにするための連続的導電性を付与することを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ロールを構成する帯状物の巻きの剥離が、帯状物の表面と同
    じ水準にない糸、繊維又はメッシュの表面よりもコーティングレベルの低い及び
    /又は導電性重合体によるコーティングを受けていない糸繊維又はメッシュの部
    分を、帯状部の表面で透かしにし、そのため、後の電解メッキの際の突起化効果
    が制限され、かくして構造内部でその中心部に至るまでの面の金属被着のより優
    れた修復を得ることが可能になることを特徴とする請求項1及び7に記載の方法
  9. 【請求項9】 フォームの処理済みブロックを帯状物の形にカットすること
    により、帯状物の表面で導電性重合体の未コーティングメッシュ断面が透かしに
    なり、このため後の電解メッキの際の突起化効果を制限しかくして構造の内部で
    その中心部に至るまでの面の金属被着のより優れた修復を得ることができるよう
    になることを特徴とする請求項1及び7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 その多孔性をふさぐことなくその展開した表面全体にわた
    りその繊維又はメッシュの各々の表面でその厚み全体を横断して導電性重合体を
    連続的に化学被着することによって導電性にされた、網状フォーム、フエルト又
    は織地タイプの複合多孔質構造において、可変的厚み及び形状のブロックの形で
    又は繰り出し無しのロール毎に処理され、さまざまな処理溶液が、かかる構造を
    横断させられ、処理には ・基本構造の予備酸化処理段階、 ・場合によって水切り及び乾燥並により補完される洗い流し段階、 ・単量体の被着、 ・水切り段階、 ・酸化‐ドーピングによる単量体から導電性重合体への重合段階、 ・洗い流し及び水切り、 ・場合によっては構造を乾燥する段階、 といった連続する段階が含まれることを特徴とする構造。
  11. 【請求項11】 被着された導電性重合体がポリピロールであることを特徴
    とする請求項10に記載の、網状フォーム、フエルト又は織地タイプの複合多孔
    質構造。
  12. 【請求項12】 ロールの形で導電性にされた状態で、繰り出し後の帯状物
    の表面で、帯状物の表面と同じ水準にない糸、繊維又はメッシュの表面の部分よ
    りもコーティングレベルが低くかつ/又は導電性重合体でのコーティングを受け
    ていない糸、繊維又はメッシュの突出した表面の部分を呈することを特徴とする
    請求項10に記載の網状フォーム、フエルト又は織地タイプの複合多孔質構造。
  13. 【請求項13】 導電性重合体の被着によるブロック形状の導電性活性化の
    後、選択された利用分野のための所望の形状特にシート又は帯状物の形にカット
    され、カットされた体積の表面に、導電性重合体がコーティングされていないメ
    ッシュが突出した切断断面を呈することを特徴とする請求項10に記載の、網状
    フォームタイプの複合多孔質構造。
  14. 【請求項14】 銅、ニッケル、鉄、クロム、亜鉛、アルミニウム、鉛、ス
    ズ又は白金又は白金と共に産するその他全ての貴金属の被着によってか又はこれ
    らの金属のうちの任意の少なくとも2つの合金、混合物又は積層によってメッキ
    されていることを特徴とする請求項10に記載の網状フォーム、フエルト又は織
    地タイプの複合多孔質構造。
  15. 【請求項15】 蓄電池の電極支持体、触媒支持体、廃出液の電解用電極、
    有機又は生体分子の検出器及びトラップ、熱交換器、ろ過物質、防音材、電磁及
    び核保護構造、帯電防止保護材の製造のために利用されることを特徴とする請求
    項10に記載の網状フォーム、フエルト又は織地タイプの複合多孔質構造。
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