JP2002500131A - 集積モジュラ計器板アセンブリ - Google Patents

集積モジュラ計器板アセンブリ

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JP2002500131A
JP2002500131A JP2000527439A JP2000527439A JP2002500131A JP 2002500131 A JP2002500131 A JP 2002500131A JP 2000527439 A JP2000527439 A JP 2000527439A JP 2000527439 A JP2000527439 A JP 2000527439A JP 2002500131 A JP2002500131 A JP 2002500131A
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リンドバーグ、ケネス、エム
チャプマン、デビッド、エル
ギバ、リチャード、ジェイ
ティテレ、ジョアクイン、アール
デュエステルベルグ、マージョリー、エム
ウィルキンソン、ジェームス、ティ
Original Assignee
プリンス テクノロジー コーポレイション
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/14Dashboards as superstructure sub-units
    • B62D25/142Dashboards as superstructure sub-units having ventilation channels incorporated therein
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
    • B62D65/14Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components the sub-units or components being passenger compartment fittings, e.g. seats, linings, trim, instrument panels

Abstract

(57)【要約】 本発明の教示によれば、ビークル用のモジュラ計器板アセンブリが開示され、アセンブリ30は、ビークルの搭乗者コンパートメントと前方コンパートメントの間に位置された横方向垂直壁を有するベース・モジュール32と、壁の上方にあり、構造サポートを提供するために壁と共に作用する横方向水平プレナム34とを含む。アセンブリはさらに、搭乗者コンパートメントに空気を選択的に分配するための空気出口を提供する空気分配プレナムを有する空気分配モジュール42を含み、プレナムは、追加の構造サポートを提供する。2つのモジュールは互いに固定され、ビークル内に設置されたときに、ビークル本体に対する構造サポートを提供し、さらに前方コンパートメントと搭乗者コンパートメントの間の分離バリヤを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (1.技術分野) 本発明は、一般にビークル計器板に関し、より詳細には、構造要素を組み込ん
だ集積モジュラ計器板アセンブリの構成に関する。
【0002】 (2.議論) ビークルの製造はますますコストおよび重量の低減努力の対象になってきた。
時々、この努力は、ビークルのアセンブリ中にユニットとしてビークル中に設置
することができるモジュラ・サブアセンブリを利用することに集中してきた。ビ
ークル製造に使用されるモジュールの一例は、機械式ロック機構ならびに制御機
構、窓の操作用の構成要素、および肘掛けその他の機能を含むドア・トリム・パ
ネルを一体に含むドア・サブアセンブリである。ドア・サブアセンブリは、ビー
クルのアセンブリ中に外部構造ドア部材中に迅速かつ容易に設置することができ
るユニットとして備えられる。そのようなシステムは、1997年12月22日
に出願されたMODULAR DOORという名称の米国特許出願第08/99
5695号に開示されている。モジュラ・サブアセンブリの他の例としては、事
前成形ヘッドライナがサン・バイザ、グラブ・ハンドル、オーバヘッド照明シス
テム、配線ハーネス、およびコンソールを一体に含んでいるヘッドライナ・シス
テムがある。その場合、ヘッドライナ・システムはビークルのアセンブリ中にビ
ークル・ルーフに固定することができる。
【0003】 重要なモジュラ製造努力の対象でなかったビークルの1つの領域は、計器板お
よび関連する構成要素を含んでいる、エンジン・コンパートメントからビークル
の内部の仕上げ表面まで拡がるビークルの前部領域である。この領域は時々ビー
クルの前部コックピット領域と呼ばれる。したがって、ビークルは一般に、HV
AC(暖房、換気、空調)システムやその制御装置など、他のアセンブリが取り
付けられているビークル本体またはフレームワークに構造剛性を与えるために、
クロス・ビークル・ビームや垂直サポート部材など、別々の構造構成要素、なら
びに一般に計器クラスタを中に有している計器板を含んでいる自動車アセンブリ
・プロセスの一部としてシート金属構造材料を含んでいる。記載されているこの
構成技法は、ビークルの製造中のアセンブリ・ラインに関する相当なアセンブリ
努力を必要とする。アセンブリ・ラインに沿ってかなりのライン・スペースおよ
びパート保管スペースが設けられていなければ、この製造技法は一般に、左側運
転型ビークルまたは右側運転型ビークルを製造するための特定のアセンブリ・ラ
インを制限するが、左側運転型または右側運転型のビークルを製造するために必
要なフレキシビリティを与えない。さらに、この製造技法では、アセンブリに時
間がかるだけでなく、構造部材が冗長かつ重複する部分で重くなり、いずれも製
造コストおよびビークルの重量およびビークルの運転および/または修正の後続
コストを増大させる。
【0004】 したがって、費用効果が高く、軽量の材料を使用することができ、かつ集積ユ
ニットとしてビークル中に迅速かつ簡便に設置できるように事前アセンブルする
ことができる集積モジュラ計器板アセンブリが必要である。
【0005】 (発明の概要) 本発明のシステムは、少なくともベース・アセンブリ・パネル・モジュールと
空気分配システム・モジュールとを組み込んだ集積計器板設計を与えることによ
ってこの必要を満足する。好ましい実施形態では、このシステムはさらに、集積
構造HVACモジュール、電子分配モジュール、およびステアリング・カラム・
モジュールを含んでおり、これらのモジュールはすべて集積ユニットとして事前
アセンブルされる。集積ユニットは、開いたウィンドシールド領域またはドア開
口を介してビークルのアセンブリ製造ライン中にビークル中に導入することがで
き、またビークルのアセンブリ・ライン構成中にビークル本体構造またはフレー
ムに固定される。ベース・アセンブリ・モジュールおよび空気分配モジュールは
、ビークルの前部コックピット領域に水平および垂直構造サポートを与えるため
に様々な形で互いに結合することができるいくつかのセクションにポリマー材料
から一体に成形される。ビークルの熱交換器および電子分配モジュールは対照設
計で中央成形されており、それにより世界の異なる地域に向けられるビークル中
に左側運転型または右側運転型ステアリング・カラム・アセンブリを設置するこ
とができる。
【0006】 一体に結合される成形部材を備えることにより、別々の金属構造部材の機械式
取付けにしばしばキーキー、ガタガタその他の雑音が関連するために、以前に計
器板および前部コックピット領域中に必要とされたビークル中のそのような部品
の多くはなくなる。ポリマー材料を利用すれば、アセンブリ・ライン製造中にビ
ークル中に設置できるように軽量、比較的低コスト、構造上堅固なモジュラ・ア
センブリが得られ、それにより製造プロセスの時間、ライン・スペース、および
全体的なコストが大幅に低減される。
【0007】 本発明の様々な利点は、以下の明細書を図面を参照して読むことによって当業
者に明らかになろう。
【0008】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 好ましい実施形態の以下の説明は、その性質上単なる例示にすぎず、本発明も
しくはその適用例または用途を限定するものでは決してない。
【0009】 図1を参照すると、加熱および冷却システムと、前部コックピット領域に露出
される構成要素に対するエンジン・コンパートメント環境とを含めたビークルの
前部コックピット領域の環境に対して十分な構造剛性および温度抵抗を有する材
料から個別に形成された複数の相互接続構成要素を含む、本発明を実施する集積
計器板アセンブリ30が示される。本発明の好ましい実施形態は高分子材料を利
用するが、上で述べた物理的および化学的属性を有する他の材料を使用しても同
じ結果を得ることができる。適切な高分子材料としては、ポリカーボネイト、A
BS、ポリプロピレン、ポリウレタン、シート成形化合物、樹脂、他の同様な材
料または材料の組合せが挙げられるが、それらに限定されない。材料は、天然繊
維または合成繊維、もしくは他の材料によって充填し、被覆し、補強して必要な
物理的および化学的属性を達成することができる。構成要素は、成形、スタンピ
ング、押出加工、もしくは現在知られている、または今後開発される他の方法を
含めた、それらに限定されない様々な方法で形成することができる。適切な形成
方法は通常、構成要素の形状、および構成要素に関して選択された1つまたは複
数の材料によって決められる。
【0010】 アセンブリ30は、細長いプレナム上部34と、中間プレナム底部36と、プ
ラットフォーム38とを有する前方(ビークルに対して)ベース・モジュール3
2を備える。プラットフォーム38は、計器板アセンブリ30がビークル内に設
置されたときに、エンジン・コンパートメントと乗客コンパートメントの間に吸
熱反応バリヤを形成する概して垂直方向に延びる壁40(図2および3)を含む
【0011】 ベース・モジュール32は、以下により詳細に記述するように、ビークルの前
部コックピット領域の前方および上側サポート壁を形成し、乗客コンパートメン
ト内に突出し、エンジン・コンパートメント内に延び、プレナム上部34の上方
にあるウィンドシールドのためのサポートを提供する。ベース・モジュール32
のプレナム上部34、プレナム底部36、およびプラットフォーム38は、厚さ
約3〜5mm、好ましくは4mmの反応射出成形ポリウレタンなどシート成形化
合物からなる個別に一体成形された構成要素であることが好ましい。本実施形態
では、適切な結合接着材料を利用することによって、構成要素が、協働された合
わせ周辺端部に沿って一体に固定されている。各構成要素を形成するために使用
される材料によっては、構成要素を互いに固定するのに他の方法が適切なことも
ある。さらに、周辺端部以外の端部、フランジ、表面、または他の機構および構
成を使用して、本発明の様々な構成要素を互いに、かつアセンブリ30が固定さ
れるビークルに固定することができる。
【0012】 ベース・モジュール32の後方に向く表面には、空気分配モジュール42が装
着されている。モジュール42は、前部ダクト・アセンブリ44、後部ダクト・
アセンブリ46、およびHVACクローズアウト・ダクト・アセンブリ48を含
み、その個々の構成要素が、好ましい実施形態におけるDow Chemica
l Companyから市販されているPulse ABSであってよいABS
樹脂など適切な高分子材料から一体成形されている。好ましい実施形態における
ダクト・アセンブリ44、46、および48の肉厚は、2.5〜4mm、好まし
くは3mmである。ダクト・アセンブリは、好ましくは、好ましい実施形態にお
ける超音波溶接プロセスによって、それらの合わせ周辺端部で一体に接合される
。選択される材料、および様々なアセンブリについて選択される材料間の適合性
によっては、ダクト・アセンブリを接合するのに他のプロセスまたは装置が適切
なこともある。
【0013】 計器板アセンブリ30はさらに、好ましい実施形態ではプラットフォーム38
に装着されたステアリング・カラム・サポート50と、サポート50に固定され
たステアリング・カラム・アセンブリ52(図10に詳細に示される)とを含む
。サポート50とアセンブリ52は、まとめてステアリング・カラム・モジュー
ル54と呼ばれる。以下により詳細に述べるように、計器板アセンブリ30はさ
らに、ブロワ・アセンブリ56(図6)、電気分配アセンブリ58(図11)、
および図6の斜視図に示される他のHVAC構成要素部品を含む。これらの構成
要素は、図7の記述に関連して述べられるように嵌まり合う。図15に示される
ように、モジュラ計器板アセンブリ30は、オフ・サイトで完成されると、開い
たウィンドシールド領域64を介して前部から、または希望するならサイド・ド
ア開口66を介してビークル62のシャーシに挿入するためにアセンブリ・ライ
ン・ロボット挿入アーム60に取り付けられる。計器板アセンブリ30全体の事
前アセンブリにより、ビークル内への計器板アセンブリ30の迅速かつ簡単な設
置が可能になる。設置されると、好ましい実施形態のアセンブリ30は、ベース
・モジュール32の周辺のまわりの従来のファスナを利用してビークルに固定さ
れ、それにより、計器板アセンブリ30をビークル62の構造またはフレームに
結合する。計器板アセンブリ30の構成および用途の全体的な概念を簡単に述べ
てきたが、様々なモジュール、様々なモジュールの相互関係、製造、および各モ
ジュールの機能の記述を、個別に、かつアセンブリ30の一部として以下に続け
る。
【0014】 ベース・モジュール32およびその構成要素は、図2、3、および9に示され
、プレナム上部34は、プレナム上部34の上部表面70を介して延びる外気入
口アパーチャ68を含む、わずかに曲がった実質的に平面の細長い長方形構造で
ある。プレナム上部34の上部表面70はまた、ウィンドシールド・ワイパ・ア
センブリ(図示せず)を受容するための窪んだウェル72、およびウィンドシー
ルド除氷出口アパーチャ74を含む。プレナム上部34の上部表面70はさらに
、ビークルの内部から外部を分離するウィンドシールド(図示せず)をシールし
てサポートするためのウィンドシールド受容ランド76を含む。
【0015】 本実施形態のプレナム上部34は、下方に延びてプレナム底部36の周辺端部
80と合わさる周辺端部78を含む。プレナム底部36はまた、プレナム上部3
4の出口アパーチャ74と位置合わせされた除氷出口アパーチャ82を含む。わ
ずかに曲がった細長い概して長方形のプレナム底部36はまた、プレナム上部3
4、プレナム底部36、およびプラットフォーム38が図3に示されるように互
いに組み立てられたときに、入口アパーチャ68、およびプラットフォーム38
の対応する入口アパーチャ86と位置合わせする外気入口アパーチャ84を含む
。接合されるときにプレナム上部34とプレナム底部36の間に形成されるキャ
ビティは、協働された入口アパーチャ68、84、および86を介してビークル
の外部から外気を引き入れることを可能にし、かつベース・モジュール32の空
気出口88を介してウィンドシールドの内側表面に除氷空気を提供する上側カウ
ルをアセンブリ30の構造内部に提供する。図5、6、および9はさらに、空気
分配モジュール42および熱交換器90のベース・モジュール32への装着方法
を開示する。
【0016】 プラットフォーム38は、熱交換器90(図6、7、および9)を受容するた
めの、分離された概して三角形の下方に延びるサポート脚の対92および94を
含む。端部ブラケット96および98は、図3に示されるように組み立てられた
ときに、部材34、36、および38の対向する端部を囲むように装着される。
端部ブラケット96および98は、プレナム上部34とプレナム底部36の間に
形成されたキャビティを閉じ、それにより空気分配プレナムを作成する。端部ブ
ラケット96および98はまた、プレナム上部34、プレナム底部36、および
プラットフォーム38を各部材の対向する端部に沿って接合することにより、ベ
ース・モジュール32を構造的に補強する。
【0017】 前述したように、プラットフォーム38は、ビークルのエンジン・コンパート
メントをビークルの乗客コンパートメントから分離するように作用する壁40を
含む。壁40は、ステアリング・カラム102、またはそこを介するステアリン
グ・シャフト104を受容するためのアパーチャ100を含む。好ましい実施形
態は、壁40の左側にアパーチャ100を提供し、左側運転型ビークルの構成に
使用することができる。右側運転型ビークルでは、壁40は、壁40の右側にア
パーチャ100を含む。あるいは、アパーチャを壁40の左側と右側の両方に含
むこともできる。そのような場合、使用されないアパーチャを、ステアリング・
カラム102またはステアリング・シャフト104が反対側のアパーチャ内に設
置された後、カバーする、またはシールすることができる。ステアリング・カラ
ム102またはステアリング・シャフト104を左側または右側に設置できるよ
うにする他の代替方法は、壁40の両側に「ノックアウト」を提供することであ
る。この方法では、ステアリング・カラム102またはステアリング・シャフト
104を設置する直前に、適切な側に関するノックアウトを除去し、それによっ
てステアリング・カラム102またはステアリング・シャフト104を設置する
ことが可能になるようにすることができ、反対側のノックアウトは定位置に残さ
れる。
【0018】 計器板アセンブリ30内部のプラットフォーム38の中心領域106内に、電
気分配アセンブリ58および熱交換器90を一意に装着することが、ステアリン
グ・カラム・アセンブリ52の左側または右側装着を可能にする。同一の計器板
アセンブリ30を組み込む右側運転型または左側運転型ビークルを製造するため
のフレキシビリティは、製造業者が、アセンブリ・ラインに沿ってスペースを確
保し、ビークルを製造するプラントの能力をより十分に利用できる機会を提供す
る。能力効率は、国内向けと海外向けのビークルを別々のラインまたは別々のプ
ラントで製造する必要がなく、右側運転型ビークルと左側運転型ビークルの特定
の割合に制約する必要がないことから生じる。
【0019】 図8を参照すると、プラットフォーム38は、ビークル内で後方に向かって乗
客コンパートメントに面する、上方向に延在するリップ108(図2に最もよく
示される)を含み、そこに空気分配モジュール42が固定される。好ましい実施
形態では、モジュール42は、従来のファスナを利用して、かつ/または溶接ま
たは結合接着剤によってプラットフォーム38に固定されるが、前に述べたよう
に、各構成要素について選択される材料に応じて他の方法または装置を使用する
ことができる。防音パネル110(図6)は、接着剤で装着され、あるいはその
他の方法で壁40の乗客コンパートメントに固定される。防音パネル110は、
壁40のアパーチャ100に協働されたアパーチャを含み、ステアリング・カラ
ム102またはステアリング・シャフト104の設置を可能にする。単にパネル
110を回転させて、パネル110の反対側を壁40に固定することによって、
アパーチャが(図示するように)左側または右側にある状態でパネル110を設
置することができるように、パネル110の垂直中心線に関して対称にパネル1
10を形成することができることに留意されたい。この構成は、右側および左側
アパーチャが壁40に提供され、使用されないアパーチャを塞ぐためにカバーま
たはシールが使用される上に提案された代替例を補完する。以下により詳細に述
べるように、他の構成要素もベース・モジュール32に取り付けられる。
【0020】 図6を参照して、ブロワ・アセンブリ56を説明し、その後、空気分配モジュ
ール42を詳細に説明する。ブロワ・アセンブリ56は、ベース・モジュール3
2に装着され、上方向に向いた概して長方形の空気入口開口112が、ビークル
の外部から外気を受け入れるためにプラットフォーム38の右側にあるアパーチ
ャ86と位置合わせされる。ブロワ・アセンブリ56は、入口アパーチャ68、
84、および86を介して外気を引き入れるため、および出口118を介して空
気分配モジュール42内に空気を排出するためのブロワ・モータ114およびハ
ウジング116を含む。アセンブリ56はまた、ビークルのエンジン・コンパー
トメント内部に装着された空調コンプレッサ(図示せず)に延びる入力および戻
りライン122を有する空調装置蒸発器を受容するプレナム・チャンバ120を
含む。アセンブリ56はさらに、空気分配モジュール42に、外気を提供するた
めに開口112を介して外気を引き込むため、または再循環された空気を提供す
るためにビークル内部から空気を引き込むための選択可能なダンパ・バルブを有
する、開口112と出口118の中間に位置されたチャンバ124を含む。
【0021】 次に図4および5を参照すると、ビークルの前方セクションに向く前部ダクト
・アセンブリ44と、ビークルの内部乗客コンパートメントに向く後部ダクト・
アセンブリ46を含むように空気分配モジュール42が示されている。上に述べ
たように、空気分配モジュール42のダクト・アセンブリ44、46、および4
8は、ベース・モジュール32の材料と構造剛性が同じ材料からなる必要はなく
、より薄い肉厚で作成することができる。本実施形態のダクト・アセンブリ44
、46、および48は、空気分配プレナム126を画定するように構成された概
して長方形形状の個別に一体成形された3次元部材である。分配プレナム126
は、ビークルの内部に向かって後方に延びる空気出口128、130、132、
および134と、クローズアウト・ダクト・アセンブリ48(図6、7、および
8)を取り外し可能に固定するための装着フランジ136を備える下方に突出す
る空気出口135とを提供する。この構成は、プレナム上部34とプレナム底部
36の間の上側カウルを介して、中間空気出口128〜134を介して、または
クローズアウト・ダクト・アセンブリ48の左フロア出口137および右フロア
出口138を介して、加熱されたまたは冷却された空気を選択的に提供すること
を可能にする。したがって、ダクト・アセンブリ44および46が3次元で成形
されて、ビークルをわたって横方向に、出口アパーチャ74を介して上方向に、
空気出口128〜134を介して外方向に、かつクローズアウト・ダクト・アセ
ンブリ48と連絡する出口135を有する分配ダクト140を介して下方向に空
気を分配するためのチャネルを提供する。その結果達成することができる空気流
れ分配パターンは、図21の空気流れ図によって図示される。シールされたチャ
ンバを提供するために、ダクト・アセンブリ44の周辺端部142と、ダクト・
アセンブリ46の周辺端部144とが互いに協働して合わさるように形成され、
それにより、端部142および144を超音波溶接する、あるいはその他の方法
で空気分配プレナム126の各端部を閉じる端部ブラケット146および148
によって一体に接合することができる。分配ダクト140の出口135は、(図
6および7に示される)クローズアウト・ダクト・アセンブリ48の長方形プレ
ナム150と連絡する。
【0022】 図6および7に見られるように、空気流れを制御するためのHVAC制御パネ
ルまたはバルブは、除氷出口アパーチャ74に向けて空気を選択的に送るために
、プレナム底部36と連絡する中心開口156に、空気分配モジュール42に対
して軸154を中心に枢支的に装着された枢支パネル除氷ドア152を含む。パ
ネル除氷ドア152は、後部ダクト・アセンブリ46の側壁に装着され、従来の
様式で中心開口156に隣接し、従来の様式で、ビークルの除氷制御によって制
御される電気ソレノイドまたは他の適切な電気機械的装置によって作動される。
空気分配モジュール42に関するHVAC制御構成要素はまた、空気出口128
〜134に、またはクローズアウト・ダクト・アセンブリ48の長方形プレナム
150に空気を送るためのクローズアウト・バッフル158を含む。バッフル1
58は、ピン160によって分配ダクト140の側壁に装着される。モジュール
42に関するHVAC制御構成要素はさらに、概して平面であり、前部ダクト・
アセンブリ44の後部開口164に枢支的に取り付けられた温度制御ドア162
を含み、プレナム・チャンバ120内部の空調装置蒸発器からの冷却空気の量、
またはビークルの内部に分配するための分配プレナム126内への熱交換器90
を介した加熱空気の量を選択的に制御する。フロア・モード・ドア166は、電
気機械的に操作され、後部ダクト・アセンブリ46の開口168に枢支的に装着
され、分配プレナム126を、クローズアウト・ダクト・アセンブリ48の長方
形プレナム150内へ下方に向かうダクト170に選択的に結合する。したがっ
て、フロア・モード・ドア166が(図7に示されるのとは反対の)開いた位置
にあるとき、空気は、ビークルの内側のフロアおよびフット領域に流れることが
できる。共に実質的にビークルの幅に延びる主要構造要素を含み、それぞれ個別
に一体成形され、その後、接着剤または超音波溶接によって一体に結合されたベ
ース・モジュール32および空気分配モジュール42を提供することによって、
垂直および水平サポートを提供する剛性クロス・ビークル構造が計器板アセンブ
リ30に関して提供され、同時にビークルのHVACシステムに関する分配シス
テムを提供する。本発明の好ましい実施形態では、計器板アセンブリ30は、次
に図10から14に関連して記述する追加のモジュールを含む。
【0023】 ここで図10を参照すると、ステアリング・カラム・サポート50は、プラッ
トフォーム38(図2に最もよく示される)の水平方向に延びる壁172の下側
に装着される概して長方形のU字形部材であり、そのために装着フランジ174
および176を含む。サポート50はまた、サポート50の側部で対向する面に
、プラットフォーム38の垂直方向に延びる壁40に取り付けるための外方向に
延びるフランジ178を含む。ステアリング・カラム・アセンブリ52は、ステ
アリング・カラム102と、ステアリング・ホイール180と、方向指示表示レ
バー182を含めた、それに限定されない他の制御装置とを含む。ステアリング
・カラム・アセンブリ52の制御装置は、ワイヤ・ハーネス184およびエンド
・プラグ186によってビークル電気システムに結合されて、制御する構成要素
と連絡する。ステアリング・ホイール180は、従来のエア・バッグ拘束188
およびそのためのカバー190を含む。さらに、ステアリング・カラム・サポー
ト50の下にあるプラットフォーム38の壁40には、ブレーキ・ペダル、アク
セル・ペダル、およびマニュアル伝達ビークルではクラッチ・ペダルが装着され
ている(本明細書では、まとめてペダル・アセンブリ192と呼ぶ)。図11お
よび12に示された電気分配アセンブリ58を含めた残りのモジュールの説明を
した後、計器板アセンブリ30のアセンブリ全体を以下により詳細に説明する。
【0024】 アセンブリ58は、後部ダクト・アセンブリ46の中心壁196(図4)に固
定された装着ハウジング194(図12)に一体的に装着されることが好ましい
。本発明の好ましい実施形態では、後部ダクト・アセンブリ46の中心壁196
は、一体的に形成されて、図12に示される電気分配アセンブリ58に関する装
着ハウジング194を画定する。装着ハウジング194は、一対の垂直方向に延
びる脚198および200を含み、電気分配アセンブリ58の一部を形成するた
めに使用される様々な電子的および電気的構成要素を受容するために、垂直方向
に分離された装着レール202および204が互いに内側方向に向いている。電
気分配アセンブリ58は、ハウジング194に装着された接合ボックス206を
含むことが好ましい。好ましい実施形態では、接合ボックス206は、クルーズ
制御モジュール208、アンチロック・ブレーキング・システム・モジュール2
10、方向指示および緊急フラッシャ・モジュール212、1つまたは複数のリ
レー214、ECMモジュール216、他の同様の電子的および電気的モジュー
ルまたは要素など、1つまたは複数のプラグイン・モジュールを含む。各モジュ
ールまたは要素は、接合ボックス206上の適切に分離された位置で、接合ボッ
クス206内に形成された様々な電気コネクタまたはソケット218にプラグイ
ンすることができる。接合ボックス206はまた、内部ワイヤリング、電気回路
板、および/または様々なモジュールを相互接続し、モジュールに電力を供給し
、またはモジュールから電力を供給し、かつ/または必要に応じてモジュールか
ら情報を受信する、またはモジュールに情報を送信する構成要素を含む。ワイヤ
・ハーネス220、222、および224は、接合ボックス206内のコネクタ
226に、かつ関連する様々な電気的装置に従来の様式でつながっている。好ま
しい実施形態では、ワイヤ・ハーネス220は、接合ボックス206からエンジ
ン制御およびライト・システムに延び、HVACワイヤ・ハーネス222は、上
に述べた制御バルブを制御する電気機械的装置から、ビークルのHVACシステ
ムを制御するためのハウジング194に装着された電気制御スイッチ(図示せず
)へ延びる。ワイヤ・ハーネス224は、インストルメント・クラスタ228(
以下に記述する)に、かつエア・バッグ拘束188を制御し、表示レバー182
から情報を受信するためのステアリング・カラム・アセンブリ52に延びる。計
器板アセンブリ30に装着される接合ボックス206を提供することによって、
アセンブリ30は、アセンブリ30のオフ・ライン構成中に、ワイヤリング・ハ
ーネスおよび様々な電気制御モジュールと共に事前アセンブルすることができる
。これにより、その後、ビークルの組立て中に、すでに接合ボックス206に接
続されているハーネスの端部にあるコネクタを介して計器板アセンブリ30を関
連するビークル構成要素に装着し、電気的に「プラグイン」することが可能にな
る。
【0025】 さらに、計器板アセンブリ30の構成要素として装着される接合ボックス20
6を提供することによって、ビークルの組立て中にビークル電気システムの残部
に作成しなければならない接続の数を減少することができる。例えば、図示され
る好ましい実施形態では、2つのコネクタ230および232のみを、ビークル
電気システムに接続すればよい。これらの接続がなされると、接合ボックス20
6は、計器板アセンブリ30内部に位置された全ての装置または制御装置からの
、およびそこへの連絡および情報を提供する。図示されていないが、コレクタ2
30および232は、プラットフォーム38の壁40の下側部に固定することが
できる。アセンブリ30が設置されたとき、ビークルのフロア上、およびコネク
タ230および232の位置付近にビークル電気システムの残部への相補コネク
タを提供することによって、接続を簡便に作成することができる。さらに、コネ
クタ230および232、ならびにビークル・フロア上の相補コネクタは、その
位置を協働し、自己整合機構を備えることができ、それによりアセンブリ30が
ビークル内に設置されたときに接続が自動的に作成される。
【0026】 特に図12を参照すると、垂直方向に分離された装着レール202および20
4を、その内部に挿入される構成要素用のサポートおよびガイド部材として利用
することができる。構成要素の負荷方向に相補的な電気接続を提供することによ
って、構成要素を接合ボックス206に、続いてコネクタ230および232に
よってビークル電気システムの残部に自動的に接続することができる。この簡便
さによって、ビークルの製造業者および所有者は、誤動作構成要素を取り換える
、または設置されている構成要素のタイプをアップグレードするために構成要素
を迅速に交換することが可能になる。今述べた実施形態の接合ボックスは、提供
される各スペース内に挿入された構成要素を接合ボックスが認識することを可能
にするプラグ・アンド・プレイ機構を含むことができ、それにより接合ボックス
は、特定の構成要素への、およびそこからの情報の流れを適切に制御できるよう
になる。このフレキシビリティによって、ビークル所有者が、計器板アセンブリ
30の中心スタック領域内部の構成要素の位置をある程度カスタマイズすること
が可能になる。
【0027】 図14を参照すると、計器板アセンブリ30が、さらにグローブ・ボックス・
アセンブリ234を含むように示される。好ましい実施形態のグローブ・ボック
ス・アセンブリ234は、凹形内部記憶領域238と、ラッチ242を有する完
成ドア240とを有するグローブ・ボックス236を含む。グローブ・ボックス
・アセンブリ234は、空気出口132と134の間に一般に位置される後部ダ
クト・アセンブリ46のグローブ・ボックス受容領域246(図4)にグローブ
・ボックス・アセンブリ234を枢支的に取り付けるための一対の装着ボス24
4を含む。
【0028】 図13に示されるように、ビークルの搭乗者コンパートメントに面する計器板
アセンブリ30の表面が、上部パッド・アセンブリ248によって美観的に完成
されている。上部パッド・アセンブリ248は、ビークルの内側で、ならびに前
部ダクト・アセンブリ44と、後部ダクト・アセンブリ46の一部との上で、プ
レナム上部34をカバーする発泡剤/ビニルの柔らかい触感のシェルであってよ
い。上部パッド・アセンブリ248は、計器板アセンブリ30に関する平滑な、
概して曲線仕上げの表面をその上側部分に提供するように構成されている。上部
パッド・アセンブリ248はまた、空気出口128〜134に関して、およびイ
ンストルメント・クラスタ228に関して分離された位置に適切なカットアウト
250および252を含む。クラスタ228は、接合ボックス206によって制
御される他の構成要素からの情報、またはビークル電気システムの残部に接続さ
れ、かつハーネス220、ならびにコネクタ230および232によって接合ボ
ックス206に接続された構成要素からの情報に関して、接合ボックス206に
ワイヤ・ハーネス224によって結合された従来のインストルメント・ゲージお
よび警告灯を提供する。インストルメント・クラスタ228は、従来の任意の様
式で、または上に述べたサポートおよびガイド・システムによってハウジング1
94(図12)の上側端部254に装着される。ハウジング194の前部に取り
付けられたベゼル256は、インストルメント・クラスタ228、ならびに下方
に装着されたHVAC制御装置およびラジオ、ハウジング194内部に装着され
た全てのためのデコレイティブ・トリムを提供する。後部ダクト・アセンブリ4
6に取り付けられたニー・ボルスタ258が、左側にあるステアリング・カラム
・アセンブリ52の下方の計器板アセンブリ30の下側セクションを仕上げ、必
要に応じて同様のパネルをグローブ・ボックス・アセンブリ234の下方の計器
板に結合することができる。
【0029】 オフ・ライン構成中、計器板アセンブリ30は、まず、前述したように全てが
接着剤によって結合されたプレナム上部34と、プレナム底部36と、プラット
フォーム38と、端部ブラケット96および98を含むベース・モジュール32
とを組み立てることによって組み立てられる。次いで、ベース・モジュール32
がアセンブリ・フィクスチュア260(図16)に取り付けられ、防音パネル1
10(図6)がプラットフォーム38の垂直方向に延びる壁40の乗客コンパー
トメント側に固定される。ペダル・アセンブリ192と、ウィンドシールド・ワ
イパ・モータおよびリンケージ(図示せず)と、熱交換器90(図9)を一体と
して備えるブロワ・アセンブリ56(図6および10)とが、ベース・モジュー
ル32に取り付けられる。熱交換器90は、適切な装着ブラケット262(図9
)によってプラットフォーム38のサポート脚92および94に装着される。
【0030】 次に、ステアリング・カラム・アセンブリ52とサポート50が互いに固定さ
れ、適宜、壁172および壁40に取り付けられ、少なくともステアリング・シ
ャフト104が、壁40のアパーチャ100を介して延びる。前以って設置され
ていない場合、エア・バッグ拘束188およびカバー190がステアリング・ホ
イール180内に設置される。カラム・ワイヤ・ハーネス184は、好ましい実
施形態のようにワイヤ・ハーネス224に接続される、または接続用の壁40の
アパーチャ100を介して延在する。ベース・モジュール32は、図4および5
に見られるように、壁40の後部側にブレーキ・ブースタ・ポンプ(図示せず)
を取り付け、その後、空気分配モジュール42が組み立てられることによって完
成される。
【0031】 空気分配モジュール42は、前部ダクト・アセンブリ44および後部ダクト・
アセンブリ46を端部ブラケット146および148によって一体に接合し、前
述したように隣接する周辺端部を超音波溶接することによって組み立てられる。
次に、図18に示されるように、除氷ドア152が空気分配モジュール42に取
り付けられ、フロア・モード・ドア166が取り付けられ、可動ドア用のバッフ
ル158および制御装置になるように温度制御ドア162が取り付けられる。こ
れらの要素およびアセンブリは、従来のプッシュナット・ファスナを使用して取
り付けられ、最後に、保守容易性を改善するために、取り外し可能ファスナを利
用してクローズアウト・ダクト・アセンブリ48が取り付けられる。したがって
、空気分配モジュール42は、計器板アセンブリ30の中心領域106(図2)
内に主要な空調構成要素を含み、それにより、上に詳細に述べたように左側運転
型または右側運転型ステアリング・システムを利用することが可能になる。空気
分配モジュール42は、合わせ周辺フランジのまわりにある適切にスレッドされ
たファスナによって、あるいは、好ましくは単一のユニットとして高分子材料と
結合するための結合接着剤または溶接によってベース・モジュール32に取り付
けられる。
【0032】 次に、インストルメント・クラスタ228、電気分配アセンブリ58、および
グローブ・ボックス・アセンブリ234を含めた残りの構成要素が、図13およ
び20に示されるように計器板アセンブリ30に取り付けられ、アセンブリ30
は、上部パッド・アセンブリ248、ニー・ボルスタ258、およびベゼル25
6を備えて仕上げられる。次いで、完成したアセンブリ30が、出荷用のアセン
ブリ・フィクスチュア内で、計器板アセンブリ30をビークル構造に接合するた
めにロボット挿入アーム60(図15)が使用される最終的なアセンブリ位置に
固定される。アセンブリ30は、接着剤、機械的ファスナ、端部から延びるワイ
ヤ・ハーネスおよびプラグを含めたビークル電気システムの残部からの電気接続
を使用することによって、ビークル構造に接合される。アセンブリ30をビーク
ル構成に接続する際に利用される接着剤は、アセンブリ30がビークルの集積構
造部材になることを可能にする構造接着剤であることが好ましい。この構造集積
は、アセンブリ30の周辺端部と協働し、それと係合するビークル構造のまわり
に、内側方向に延びるフランジを提供することによって高めることができる。使
用される接着剤はまた、水、蒸気、および他の粒子、ならびに音波が、ビークル
の外部から本発明を利用するビークルの内部搭乗者コンパートメントに通過する
のを防止するシールを提供すべきである。
【0033】 本発明の計器板アセンブリ30は、左側運転型または右側運転型ビークルに同
じように適用できる比較的軽量の集積構造を提供し、最終的なアセンブリ位置か
ら離れたオフ・サイト設備で組み立てることができ、それによって品質制御を改
良し、コストを低減させることができる。本発明はまた、最終的なアセンブリ・
ラインに沿って必要とされる空間の量を減少させ、最終的なアセンブリ位置で必
要とされる労働時間を減少させる。モジュラ構成要素を迅速に除去し、再設置す
ることができ、それによってアクセスを改良し、交換可能性を容易にすることが
できるため、本発明を利用することによって従来のように構成された計器板より
も保守容易性が改善される。
【0034】 前述の考察は、本発明の好ましい実施形態を開示し、記述する。そのような考
察、ならびに添付図面および特許請求の範囲から、頭記の特許請求の範囲に定義
された本発明の真の精神および公正な範囲を逸脱することなく様々な変更、修正
、および変形を行うことができることを当業者は容易に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の教示によって作成された集積モジュール計器板アセンブリの分解斜視
図である。
【図2】 図1に示されるベース・モジュールの拡大分解斜視図である。
【図3】 組み立て時のベース・モジュールの斜視図である。
【図4】 図1に示された空気分配モジュールの拡大分解斜視図である。
【図5】 組み立て時の空気分配モジュールの斜視図である。
【図6】 本発明のベース・モジュールおよび空気分配モジュールに取り付けられたシス
テム構成要素の斜視図である。
【図7】 本発明の教示によって作成された計器板アセンブリの中心領域の垂直断面図で
ある。
【図8】 組立て時のベース・モジュールおよび空気分配モジュールの斜視図である。
【図9】 ベース・モジュールに取り付けられた熱コアを示すベース・モジュールの斜視
図である。
【図10】 より詳細な、ステアリング・カラム・サポート、ステアリング・カラム・アセ
ンブリ、およびペダル・アセンブリの拡大斜視図である。
【図11】 電気分配モジュールの拡大斜視図である。
【図12】 図11に示される電気分配モジュールを受容する空気分配モジュールの中心領
域の拡大断片斜視図である。
【図13】 本発明のモジュラ計器板アセンブリ用の仕上がりトリム部材の拡大斜視図であ
る。
【図14】 グローブ・ボックス・アセンブリの拡大斜視図である。
【図15】 本発明のモジュール計器板アセンブリのビークル本体へのアセンブリ・ライン
設置の断片斜視図である。
【図16】 本発明の計器板アセンブリを構成する際に使用されるアセンブリ・フィクスチ
ュアの斜視図である。
【図17】 図5に示される空気分配モジュールの後部斜視図である。
【図18】 図6にも示される空気分配モジュールおよびHVAC制御要素の分解斜視図で
ある。
【図19】 図11および12に示される電気分配アセンブリと、分配モジュールのハウジ
ングの斜視図である。
【図20】 アセンブリ・フィクスチュアに取り付けられた本発明の組立て集積モジュラ計
器板アセンブリの斜視図である。
【図21】 空気流路を図示する、ベース・モジュール、空気分配モジュール、およびクロ
ーズアウト・ダクト・アセンブリの斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月13日(2000.1.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 重要なモジュラ製造努力の対象でなかったビークルの1つの領域は、計器板お
よび関連する構成要素を含んでいる、エンジン・コンパートメントからビークル
の内部の仕上げ表面まで拡がるビークルの前部領域である。この領域は時々ビー
クルの前部コックピット領域と呼ばれる。したがって、ビークルは一般に、HV
AC(暖房、換気、空調)システムやその制御装置など、他のアセンブリが取り
付けられているビークル本体またはフレームワークに構造剛性を与えるために、
クロス・ビークル・ビームや垂直サポート部材など、別々の構造構成要素、なら
びに一般に計器クラスタを中に有している計器板を含んでいる自動車アセンブリ
・プロセスの一部としてシート金属構造材料を含んでいる。このタイプのシステ
ムの一例は、US−A−4391465(D1)の開示中で見つけることができ
る。この文献は、ビークル本体および計器板に構造サポートを与えるために垂直
ステーション・サポート部材およびクロスビークル・ビームを利用する計器板ア
センブリを開示している。記載されているこの構成技法は、ビークルの製造中の
アセンブリ・ラインに関する相当なアセンブリ努力を必要とする。かなりのライ
ン・スペースおよびパート保管スペースが設けられていなければ、記載されてい
るこの構成技法は、ビークルの製造中のアセンブリ・ラインに関する相当なアセ
ンブリ努力を必要とする。アセンブリ・ラインに沿ってかなりのライン・スペー
スおよびパート保管スペースが設けられていなければ、この製造技法は一般に、
左側運転型ビークルまたは右側運転型ビークルを製造するための特定のアセンブ
リ・ラインを制限するが、左側運転型または右側運転型のビークルを製造するた
めに必要なフレキシビリティを与えない。さらに、この製造技法では、アセンブ
リに時間がかるだけでなく、構造部材が冗長かつ重複する部分で重くなり、いず
れも製造コストおよびビークルの重量およびビークルの運転および/または修正
の後続コストを増大させる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギバ、リチャード、ジェイ アメリカ合衆国 ミシガン、アン アーバ ー、 ベイベリー サークル 4666 (72)発明者 ティテレ、ジョアクイン、アール アメリカ合衆国 ミシガン、イプシランテ ィ、 グラント ストリート 1212 (72)発明者 デュエステルベルグ、マージョリー、エム アメリカ合衆国 ミシガン、ホランド、 ゴールデンアイ ドライブ 1872 (72)発明者 ウィルキンソン、ジェームス、ティ アメリカ合衆国 ミシガン、グランド ヘ ブン、 リンカーン ストリート 16064 Fターム(参考) 3D044 BA03 BA11 BB01 BC02 BC07 BC13 BC15 BC28 BD11 BD13

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビークルの前部に向かって配置された前方コンパートメント
    と、前方コンパートメントの後方に配置された搭乗者コンパートメントとを有す
    るタイプのビークル本体用の集積モジュラ計器板アセンブリであって、 ビークルの搭乗者コンパートメントと前方コンパートメントの間に配置された
    横方向の概して垂直方向に延びる第1の壁と、前記第1の壁の上方の配置され、
    前記ベース・モジュールへの構造サポートを与える1つまたは複数の横方向の概
    して水平なプレナムとを有するベース・モジュールと、 空気分配プレナムが中に画定されている空気分配モジュールであって、ビーク
    ルの前記空気分配プレナムから空気分配モジュールに空気を選択的に分配するた
    めの1つまたは複数の空気出口を有し、前記空気分配プレナムがさらに前記空気
    分配モジュールへの構造サポートを与える空気分配モジュールとを含んでおり、 前記ベース・モジュールと前記空気分配モジュールが互いに一体に固定されて
    おり、それによりビークル本体用の構造サポートを与え、さらに前記第1の壁が
    ビークル本体に固定されたときにビークル本体の前方コンパートメントと搭乗者
    コンパートメントの間に分離バリヤを与えるアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記ベース・モジュールに固定されたステアリング・カラム
    ・モジュールをさらに含んでいる請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記ステアリング・カラム・モジュールがさらに、 ステアリング・シャフトが中に配置されているステアリング・カラムを与える
    ステアリング・カラム・アセンブリであって、前記ステアリング・シャフトが、
    前記ステアリング・シャフトの第1の端部に固定されたステアリング・ホイール
    を有するステアリング・カラム・モジュールと、 前記ステアリング・カラム・アセンブリがそれに取り付けられているステアリ
    ング・カラム・サポートであって、前記ベース・モジュールに固定され、それに
    より前記ステアリング・カラム・アセンブリを前記ベース・モジュールに対して
    サポートするステアリング・カラム・サポートとから構成される請求項2に記載
    のアセンブリ。
  4. 【請求項4】 電気分配アセンブリをさらに含んでいる請求項1に記載のア
    センブリ。
  5. 【請求項5】 前記電気分配アセンブリがさらに、 リレー、ヒューズ、コネクタ、および電子制御モジュールのグループから選択
    された1つまたは複数の電気構成要素を受容し、かつ電気的に接続するためのソ
    ケットとコネクタとを中に有する接合ボックスであって、前記構成要素のうちの
    1つまたは複数の構成要素間に電気的および電子的連絡を選択的に与える接合ボ
    ックスと、 1つまたは複数のワイヤと、ワイヤ・ハーネスの端部に取り付けられたコネク
    タであって、1つまたは複数のソケットおよびコネクタと協働し、それらと係合
    可能なコネクタとを中に有するワイヤ・ハーネスとから構成される請求項4に記
    載のアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記ベース・モジュールに装着され、かつ前記横方向の概し
    て水平なプレナムのうちの1つの入口アパーチャと協働するブロア・アセンブリ
    をさらに含んでいる請求項1に記載のアセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記ブロア・アセンブリがさらに、 空気入口と、空気出口と、前記入口と前記出口の中間に配置されたチャンバと
    を有するハウジングであって、前記空気入口が前記入口アパーチャと協働し、か
    つそれと連絡するハウジングと、 前記空気分配モジュール中に空気を引き入れ、かつそこから空気を押し出すブ
    ロア・モータであって、前記ハウジングに固定されたブロア・モータとから構成
    される請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記ベース・モジュールがさらに、 第1の縁部を有する概して平面の細長い概して長方形のプレナム上部と、 第2の縁部を有する概して長方形のプレナム底部であって、前記第1の縁部と
    前記第2の縁部が協働して、前記プレナム上部と前記プレナム底部の間に合わせ
    表面を与え、それにより前記プレナム上部と前記プレナム底部が前記合わせ表面
    に沿って連結されたときにそれらの間にキャビティが形成されるプレナム底部と
    、 前記垂直方向に延びる第1の壁と、前記第1の壁の上部部分から後方に延びる
    概して水平な第1の壁とを有するプラットフォームと、 前記プレナム上部、前記プレナム底部、および前記プラットフォームが互いに
    固定されたときに前記プレナム上部、前記プレナム底部、および前記プラットフ
    ォームの対向する横方向の端部を閉じ込めるように協働する概して向かい合った
    一対の端部ブラケットであって、前記キャビティと前記端部ブラケットが前記概
    して水平なプレナムのうちの1つを画定する一対の端部ブラケットとを含んでい
    る請求項1に記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記空気分配モジュールがさらに、 前部ダクト・アセンブリと、 後部ダクト・アセンブリと、 クローズアウト・ダクト・アセンブリと、 前記前部ダクト、前記後部ダクト、および一対の端部ブラケットが互いに不動
    に固定されたときに前記前部ダクトと前記後部ダクトの対向する横方向端部を閉
    じ込めるように協働し、それにより表面空気出口を有する分配プレナムを形成す
    る概して向かい合った一対の端部ブラケットであって、前記空気出口のうちの少
    なくとも1つがその上にフランジを有し、前記クローズアウト・ダクトが前記空
    気出口のうちの前記1つの前記フランジに取外し可能に固定される一対の端部ブ
    ラケットとを含んでいる請求項1に記載のアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前方コンパートメントと、前方コンパートメントの後方に
    配置された搭乗者コンパートメントとを有するタイプのビークル本体用の集積モ
    ジュラ計器板アセンブリであって、ビークル本体が前方コンパートメントと搭乗
    者コンパートメントの間に邪魔にならない通路を与え、 ビークル本体と協働し、かつそれに取付け可能な横方向の概して垂直な壁を有
    するプラットフォームを含んでおり、搭乗者コンパートメントと前方コンパート
    メントの間にバリヤを与え、前記プラットフォームがさらに、前記概して垂直な
    壁の上方に配置されかつそれと一体に形成された横方向の概して水平な壁を含ん
    でおり、前記ベース・モジュールがさらに、プレナム上部と、別個に形成されか
    つ前記プラットフォームの前記水平な壁に一体に固定されたプレナム底部とを含
    んでおり、前記プレナム上部と前記プレナム底部がそれらの間にキャビティを形
    成するベース・モジュールと、 概して長方形の横方向前部ダクト・アセンブリと、概して長方形の横方向後部
    ダクト・アセンブリとを含んでいる空気分配モジュールであって、前記前部ダク
    ト・アセンブリと前記前部ダクト・アセンブリが別々に形成され、かつ互いに一
    体に固定され、前記前部ダクト・アセンブリと前記前部ダクト・アセンブリが前
    記プレナム上部と前記プレナム底部の間に形成された前記キャビティと連絡する
    横方向分配プレナムを与え、前記概して垂直な壁をビークル本体に取り付ける前
    に前記ベース・モジュールに一体に固定される空気分配モジュールと、 前記ベース・モジュールと前記空気分配モジュールは、前記垂直な壁がビーク
    ル本体に取り付けられたときにビークル本体に構造剛性を与えるアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記ベース・モジュールに固定されたステアリング・カラ
    ム・モジュールをさらに含んでいる請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記ステアリング・カラム・モジュールがさらに、 ステアリング・シャフトが中に配置されているステアリング・カラムを与える
    ステアリング・カラム・アセンブリであって、前記ステアリング・シャフトが、
    前記ステアリング・シャフトの第1の端部に固定されたステアリング・ホイール
    を有するステアリング・カラム・モジュールと、 前記ステアリング・カラム・アセンブリがそれに取り付けられているステアリ
    ング・カラム・サポートであって、前記ベース・モジュールに固定され、それに
    より前記ステアリング・カラム・アセンブリを前記ベース・モジュールに対して
    サポートするステアリング・カラム・サポートとから構成される請求項11に記
    載のアセンブリ。
  13. 【請求項13】 電気分配アセンブリをさらに含んでいる請求項10に記載
    のアセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記電気分配アセンブリがさらに、 リレー、ヒューズ、コネクタ、および電子制御モジュールのグループから選択
    された1つまたは複数の電気構成要素を受容し、かつ電気的に接続するためのソ
    ケットとコネクタとを中に有する接合ボックスであって、前記構成要素のうちの
    1つまたは複数の構成要素間に電気的および電子的連絡を選択的に与える接合ボ
    ックスと、 1つまたは複数のワイヤと、ワイヤ・ハーネスの端部に取り付けられたコネク
    タであって、1つまたは複数のソケットおよびコネクタと協働し、それらと係合
    可能なコネクタとを中に有するワイヤ・ハーネスとから構成される請求項13に
    記載のアセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記ベース・モジュールに装着され、かつ前記横方向の概
    して水平なプレナムのうちの1つの入口アパーチャと協働するブロア・アセンブ
    リをさらに含んでいる請求項10に記載のアセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記ブロア・アセンブリがさらに、 空気入口と、空気出口と、前記入口と前記出口の中間に配置されたチャンバと
    を有するハウジングであって、前記空気入口が前記入口アパーチャと協働し、か
    つそれと連絡するハウジングと、 前記空気分配モジュール中に空気を引き入れ、かつそこから空気を押し出すブ
    ロア・モータであって、前記ハウジングに固定されたブロア・モータとから構成
    される請求項15に記載のアセンブリ。
  17. 【請求項17】 前方コンパートメントと、前方コンパートメントの後方に
    配置された搭乗者コンパートメントとを有するタイプのビークル本体用の集積モ
    ジュラ計器板アセンブリであって、ビークル本体が前方コンパートメントと搭乗
    者コンパートメントの間に邪魔にならない通路を与え、 周辺縁部を有するポリマー材料から製造された概して平面の細長い横方向プレ
    ナム上部と、 前記プレナム上部の前記周辺縁部の一部分と協働する周縁縁部を有するポリマ
    ー材料から製造された細長い概して長方形の横方向プレナム底部と、 概して垂直な横方向の第1の壁と、前記第1の壁の後方に突出する概して水平
    な横方向の第2の壁とを有するポリマー材料から製造されたプラットフォームで
    あって、前記プレナム上部と前記プレナム底部の一方の前記周辺縁部と協働する
    前記第2の壁のまわりに周辺縁部を有し、前記第2の壁がさらに、前記協働する
    周辺縁部の後方に延びるリップを与えるプラットフォームと、 前記プレナム上部、前記プレナム底部、および前記プラットフォームの前記第
    2の壁の対向する横方向端部と協働するポリマー材料から製造された一対のベー
    ス・モジュール端部ブラケットであって、前記プレナム上部、前記プレナム底部
    、および前記プラットフォームが前記協働する周辺縁部のまわりに一緒に固定さ
    れ、さらに前記端部に固定され、それによりベース・モジュールを形成する一対
    のベース・モジュール端部ブラケットと、 横方向分配ダクトの第1の部分が中に形成されており、かつ周縁縁部を有する
    ポリマー材料から製造された概して長方形の横方向前部ダクト・アセンブリと、 横方向分配ダクトの第2の部分を中に有し、かつ前記前部ダクト・アセンブリ
    の前記周辺縁部と協働する周辺縁部を有するポリマー材料から製造された概して
    長方形の横方向後部ダクト・アセンブリと、 前記前部ダクト・アセンブリおよび前記後部ダクト・アセンブリの対向する横
    方向端部と協働するポリマー材料から製造された一対の空気分配モジュール端部
    ブラケットであって、前記前部ダクト・アセンブリおよび前記後部ダクト・アセ
    ンブリが前記協働する周辺縁部のまわりに一緒に固定され、さらに前記端部に固
    定され、それにより空気分配モジュールを形成する一対の空気分配モジュール端
    部ブラケットとを含んでおり、 前記空気分配モジュールは、集積アセンブリが形成されるように前記プラット
    フォームの前記第2の壁から延びる前記リップに沿って前記ベース・モジュール
    に固定されるアセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記ベース・モジュールに固定されたステアリング・カラ
    ム・モジュールをさらに含んでいる請求項17に記載のアセンブリ。
  19. 【請求項19】 前記ステアリング・カラム・モジュールがさらに、 ステアリング・シャフトが中に配置されているステアリング・カラムを与える
    ステアリング・カラム・アセンブリであって、前記ステアリング・シャフトが、
    前記ステアリング・シャフトの第1の端部に固定されたステアリング・ホイール
    を有するステアリング・カラム・モジュールと、 前記ステアリング・カラム・アセンブリがそれに取り付けられているステアリ
    ング・カラム・サポートであって、前記ベース・モジュールに固定され、それに
    より前記ステアリング・カラム・アセンブリを前記ベース・モジュールに対して
    サポートするステアリング・カラム・サポートとから構成される請求項18に記
    載のアセンブリ。
  20. 【請求項20】 電気分配アセンブリをさらに含んでいる請求項17に記載
    のアセンブリ。
  21. 【請求項21】 前記電気分配アセンブリがさらに、 リレー、ヒューズ、コネクタ、および電子制御モジュールのグループから選択
    された1つまたは複数の電気構成要素を受容し、かつ電気的に接続するためのソ
    ケットとコネクタとを中に有する接合ボックスであって、前記構成要素のうちの
    1つまたは複数の構成要素間に電気的および電子的連絡を選択的に与える接合ボ
    ックスと、 1つまたは複数のワイヤと、ワイヤ・ハーネスの端部に取り付けられたコネク
    タであって、1つまたは複数のソケットおよびコネクタと協働し、それらと係合
    可能なコネクタとを中に有するワイヤ・ハーネスとから構成される請求項20に
    記載のアセンブリ。
  22. 【請求項22】 前記ベース・モジュールに装着され、かつ前記横方向の概
    して水平なプレナムのうちの1つの入口アパーチャと協働するブロア・アセンブ
    リをさらに含んでいる請求項17に記載のアセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記ブロア・アセンブリがさらに、 空気入口と、空気出口と、前記入口と前記出口の中間に配置されたチャンバと
    を有するハウジングであって、前記空気入口が前記入口アパーチャと協働し、か
    つそれと連絡するハウジングと、 前記空気分配モジュール中に空気を引き入れ、かつそこから空気を押し出すブ
    ロア・モータであって、前記ハウジングに固定されたブロア・モータであって、
    前記ハウジングに固定されたブロア・モータとから構成される請求項22に記載
    のアセンブリ。
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