JP4250858B2 - 車両用コクピットモジュール構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両計器盤の内側部に空調装置等の機器を一体に組み付ける車両用コクピットモジュール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用空調装置において、送風機ユニット部および空調ユニット部を車両計器盤の内側部に配置する場合に、送風機ユニット部および空調ユニット部は通常、車室とエンジンルームとの間の隔壁(ファイヤウォール)にねじ止め等の手段で固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、送風機ユニット部および空調ユニット部を車体側の隔壁に固定する構造であるため、送風機ユニット部および空調ユニット部は、車両計器盤と別々に、車体側への固定作業を行う必要がある。
【0004】
一方、近年では、車両計器盤とその周辺機器とを予めコクピットモジュールとして一体化しておき、その後に、このコクピットモジュール全体を一度に車体側へ固定するというモジュール化への要請が車両組み付け工程の簡素化のために強まっている。しかし、上記従来技術であると、このモジュール化への要請に対応できない。
【0005】
そこで、上記モジュール化に対応するために、計器盤内側において、車両左右方向に延びる棒状強度部材(リーンフォースバー)の存在に着目し、この棒状強度部材に送風機ユニット部および空調ユニット部を固定することにより、計器盤内側に送風機ユニット部および空調ユニット部を棒状強度部材を介して一体化(モジュール化)することが知られている。
【0006】
しかし、上記棒状強度部材には車両のステアリング装置がステアリングステーを介して支持されているので、送風機ユニット部を棒状強度部材に直接固定すると、送風機ユニットの作動時に発生する振動が棒状強度部材を介してステアリング装置に伝達されるという不具合を生じる。
【0007】
本発明は上記点に鑑みて、車両計器盤への送風機ユニットのモジュール化の実現と、ステアリング装置への振動伝達の低減とを両立させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ステアリング装置を支持する支持部(42)を有する強度部材(40)と、空調装置(30)とを少なくとも計器盤(20)の内側に配置する車両において、
強度部材(40)と空調装置(30)はそれぞれ独立した別の部品で構成されており、
強度部材(40)は車両左右方向に延びるように計器盤(20)内側に配置され、
強度部材(40)の車両左右方向の両端部に車体側への固定部位(43、44)を配置し、
強度部材(40)の車両左右方向の一端部に、空調装置(30)の送風機ユニット(31)の少なくとも一部を固定し、
この送風機ユニット(31)の固定部位(47、48)から強度部材(40)を経て支持部(42)に至る振動伝達経路の途中に、強度部材(40)の車体側への固定部位(43)を配置し、
送風機ユニット(31)を強度部材(40)を介して計器盤(20)内側に一体に組み付けることを特徴とする。
【0009】
これにより、車両計器盤への送風機ユニットのモジュール化を実現でき、車両組み付け工程を簡素化できる。
しかも、請求項1に記載の発明によると、送風機ユニット(31)の固定部位(47、48)から強度部材(40)を経て支持部(42)に至る振動伝達経路の途中に、強度部材(40)の車体側への固定部位(43)を配置しているので、送風機ユニット(31)からの振動が強度部材(40)を経てステアリング支持部(42)に伝達されることを固定部位(43)において確実に遮断できる。従って、ステアリング支持部(42)への振動伝達の低減効果をより有効に発揮できる。
【0010】
そのため、ステアリング支持部(42)への振動伝達低減のために、強度部材(40)の剛性アップとか、送風機回転部分の重量バランス改善のための組み付け精度向上等の特別の対策を施す必要がなく、コクピットモジュールを低コストで実施できる。
【0014】
請求項2に記載の発明では、ステアリング装置を支持する支持部(42)を有する強度部材(40)と、空調装置(30)とを少なくとも計器盤(20)の内側に配置する車両において、
強度部材(40)と空調装置(30)はそれぞれ独立した別の部品で構成されており、
強度部材(40)を車両左右方向に延びるように計器盤(20)内側に配置し、
強度部材(40)の車両左右方向の両端部に車体側への固定部位(43、44)を配置するとともに、強度部材(40)の車両左右方向の一端部に近接してステアリング支持部(42)を配置し、
強度部材(40)の両端部の固定部位(43、44)のうち車両左右方向の他端部の固定部位(43)に空調装置(30)の送風機ユニット(31)の少なくとも一部を固定し、
強度部材(40)のうち、ステアリング支持部(42)と送風機ユニット(31)との間に、送風機ユニット(31)からの送風空気を温度調整して車室内へ吹き出す空調ユニット(32)を固定し、
送風機ユニット(31)および空調ユニット(32)を強度部材(40)を介して計器盤(20)内側に一体に組み付けることを特徴とする。
【0015】
これにより、車両計器盤(20)に、送風機ユニット(31)および空調ユニット(32)をモジュール化でき、車両組み付け工程を簡素化できる。
また、請求項2に記載の発明によると、強度部材(40)の車体側への固定部位(43)は車体に対して強固に固定される部分であるから、この固定部位(43)に空調装置(30)の送風機ユニット(31)を固定すると、送風機ユニット(31)で振動が発生しても、この振動が強度部材(40)を経てステアリング支持部(42)に伝達されることを固定部位(43)にて良好に低減できる。
【0016】
しかも、請求項2に記載の発明では、強度部材(40)の車両左右方向の一端部に近接してステアリング支持部(42)を配置し、強度部材(40)の両端部の固定部位(43、44)のうち車両左右方向の他端部の固定部位(43)に送風機ユニット(31)を固定するから、車両左右方向において、送風機ユニット(31)と空調ユニット(32)との間隔を最大限に拡大できる。
このため、送風機ユニット(31)の吹出通路長さ(ダクト31c部の通路長さ)を長くして、送風機ユニット(31)の吹出通路の急拡大を抑制できるので、送風騒音を低減できる。また、送風機ユニット(31)と空調ユニット(32)との間のスペースに、CDチェンジャー、電子制御装置(ECU)等の車載機器を搭載することが容易となる。
【0017】
請求項3に記載の発明では、強度部材(40)に、強度部材(40)を車体側に固定する別体のブラケット(43)を備え、この別体のブラケット(43)に送風機ユニット(31)の固定部位(47、48)を配置したことを特徴とする。
【0018】
このように強度部材(40)と別体のブラケット(43)を備えることにより、送風機ユニット(31)の固定部位の設定が容易となる。
【0019】
請求項4に記載の発明のように、強度部材(40)は具体的には車両左右方向に延びる棒形状で構成できる。
【0020】
請求項5に記載の発明のように、強度部材(40)は具体的には車両左右方向に延びる板形状で構成することができる。
そして、この板形状の強度部材(40)に、この強度部材(40)を車体側に固定する部位(45)および送風機ユニット(31)を固定する部位(48)を持つブラケット(43)を一体成形する構成とすることができる。
【0021】
請求項6に記載の発明では、ステアリング装置を支持する支持部(42)を有する強度部材(40)と、空調装置(30)とを少なくとも計器盤(20)の内側に配置する車両において、
強度部材(40)と空調装置(30)はそれぞれ独立した別の部品で構成されており、
強度部材(40)を車両左右方向に延びるように計器盤(20)内側に配置し、
強度部材(40)の車両左右方向の両端部に車体側への固定部位(43、44、45)を配置するとともに、
強度部材(40)の車両左右方向の一端部近傍に、空調装置(30)の送風機ユニット(31)を配置し、且つ、送風機ユニット(31)に隣接して剛性のある部品(60)を配置し、
剛性のある部品(60)は、回路基板(60f)を内蔵して送風機ユニット(31)の送風機能とは別機能を果たす電気機能部品であり、
強度部材(40)の両端部の固定部位(43、44、45)のうち車両左右方向の一端部の固定部位(43、45)に、送風機ユニット(31)を剛性のある電気機能部品(60)を介して固定し、
前記送風機ユニット(31)を剛性のある電気機能部品(60)および強度部材(40)を介して計器盤(20)内側に一体に組み付けることを特徴とする。
【0022】
これにより、請求項1、2と同様に車両計器盤に送風機ユニットをモジュール化でき、車両組み付け工程を簡素化できる。
そして、強度部材(40)の車両左右方向の一端部の固定部位(43、45)に、送風機ユニット(31)を固定することで、ステアリング支持部(42)への送風機振動の伝達を低減できる効果を発揮できる。
【0023】
しかも、送風機ユニット(31)を剛性のある電気機能部品(60)を介して強度部材(40)の車両左右方向の一端部に固定しているから、後述の図9、10に例示するようにタイヤハウス65の車室内側への突き出し等の理由から強度部材(40)の車両左右方向の一端部に送風機ユニット(31)を近接配置できない場合にも剛性のある電気機能部品(60)の介在により送風機ユニット(31)を強度部材(40)の一端部(車体側への固定部位)に固定できる。
【0024】
よって、送風機ユニット(31)の配置レイアウトの自由度が増加し、車両搭載性を向上できる。
【0025】
請求項7に記載の発明では、強度部材(40)の車体側への固定部位(43、44、45)に計器盤(20)の固定部位(47a、68)を配置したことを特徴とする。
【0026】
これにより、強度部材(40)の車体側への固定部を利用して強度部材(40)に計器盤(20)を一体化できる。
【0027】
請求項8に記載の発明では、強度部材(40)の車両左右方向の一端部にブラケット(43)を備え、このブラケット(43)に、車体側への固定部位(45)と剛性のある電気機能部品(60)の固定部位(47、66)と計器盤(20)の固定部位(47a、68)とを配置し、ブラケット(43)において剛性のある電気機能部品(60)の固定部位(47、66)と計器盤(20)の固定部位(47a、68)との間、および剛性のある電気機能部品(60)の固定部位(47、66)と強度部材(40)との間に、車体側への固定部位(45)を配置することを特徴とする。
【0028】
これにより、送風機ユニット(31)からの送風機振動が部品(60)を経由して強度部材(40)に伝達すること、および送風機振動が部品(60)を経由して計器盤(20)に伝達することをいずれも車体側への固定部位(45)により遮断できる。
【0029】
請求項9に記載の発明のように、剛性のある電気機能部品として具体的には、車両電気配線の中継点となる電気分配箱(60)を用いることができる。
【0030】
請求項10に記載の発明のように、電気分配箱(60)のケース(60d、60e)を送風機ユニット(31)のケース(77、78)に一体成形すれば、部品点数の削減によるコスト低減を図ることができる。
【0031】
請求項11に記載の発明では、送風機ユニット(31)に、車室(57)とエンジンルール(56)との隔壁(55)もしくは車体側面部(52)への固定部位(31e、58)を備えることを特徴とする。
【0032】
これにより、送風機ユニット(31)を強度部材(40)だけでなく、車体側に直接、支持固定することができ、そのため、送風機ユニット(31)の重量バランスが良好となり、送風機ユニット(31)の振動発生を低減できる。
【0033】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0034】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図3は第1実施形態であり、図1はコクピットモジュール10の組み付け後の状態を示しており、コクピットモジュール10は車両計器盤20の内側に車両用空調装置30等の種々な機器を一体に組み付けたものである。図2は計器盤20の内側に収納される車両用空調装置30の送風機ユニット31と空調ユニット32を示している。図3は分解状態の斜視図である。図1、3の矢印は車両搭載状態での前後左右方向を示す。
【0035】
本例では右ハンドル車の場合を例示しているので、送風機ユニット31は車両左側の助手席側に配置され、空調ユニット32は車両左右方向の略中央部に配置される。ここで、送風機ユニット31および空調ユニット32は周知の構成であるので、その概要を簡単に説明すると、送風機ユニット31はその上部に内気と外気を切替導入する内外気切替箱31aを配置し、この内外気切替箱31aから吸入した空気を送風する遠心式送風機31bを下部に配置した構成になっている。この送風機31bは遠心式送風ファンとファン駆動用モータから構成されている。31cは送風機31bの吹出ダクト部である。
【0036】
空調ユニット32は送風機ユニット31からの送風空気を温度調整して車室内へ吹き出すもので、上記吹出ダクト部31cに接続される樹脂製ケース32aを有している。この樹脂製ケース32a内に、送風空気を冷却する冷房用熱交換器としての蒸発器、送風空気を加熱する暖房用熱交換器としての温水式ヒータコア、温度制御手段としてのエアミックスドア、吹出モード切替機構を構成する吹出モードドア等を内蔵している。
【0037】
計器盤20の内側には車両左右方向に延びる強度部材40が配置されている。ここで、強度部材40の本体部41は棒状(リーンフォースバー)であり、この棒状とは中空部を持つパイプ形状を包含する意味の用語である。また、パイプ形状も断面円形状に限らず、断面矩形状等でもよい。棒状本体部41は金属(鉄系金属等)により形成されている。
【0038】
この強度部材40は車両のステアリング装置を支持固定することを主目的とする部材であり、本例は右ハンドル車であるので、棒状本体部41の中央部より右寄り部位、すなわち、棒状本体部41の右端部に近接した部位にステアリング装置の支持ステー(支持部)42が溶接等の手段で固定されている。このステー42は金属(鉄系金属等)により形成され、ステアリング装置のハウジング部(図示せず)を支持固定するようになっている。
【0039】
強度部材40の棒状本体部41の車両左右方向の両端部には、それぞれ別体のサイドブラケット43、44が溶接等の手段で固定されている。このサイドブラケット43、44は金属(鉄系金属等)により板形状に形成され、サイドブラケット43、44の板面は強度部材40の軸方向と垂直方向(車両前後方向)に向くように配置されている。
【0040】
サイドブラケット43、44には、車体側面部15への取付穴45、46が2箇所ずつ開けてあるとともに、この取付穴45、46の裏面部にナットが溶接等で固定されている。また、本例では、送風機ユニット31が車両左側の助手席側に配置されるので、左側のサイドブラケット43に送風機ユニット31の固定のための補助ブラケット部47が一体成形されている。
【0041】
すなわち、左側のサイドブラケット43において、棒状本体部41との固定部位より下側の部位から車両内側方向(右方向)に補助ブラケット部47が一体に曲げ成形されている。この補助ブラケット部47にも送風機ユニット31の固定のための取付穴48が2箇所開けてある。
【0042】
また、強度部材40の棒状本体部41の車両左右方向の中央部には空調ユニット32の固定のための金属(鉄系金属等)製の中央ブラケット49が溶接等の手段で2箇所固定されている。この2個の中央ブラケット49にも取付穴50がそれぞれ開けてある。なお、図1において、55は車体側の隔壁(ファイヤウォール)であり、車両前方のエンジンルーム56と車両後方の車室57との間を仕切るものである。
【0043】
次に、コクピットモジュール10の車両への搭載手順について説明すると、まず最初に、送風機ユニット31および空調ユニット32を強度部材40に組み付る。具体的には、図3に示す2本の送風機固定用スクリュー(締結手段)51を補助ブラケット部47の取付穴48を通して送風機ユニット31の送風機31b部の樹脂製ケース(スクロールケース)の穴部31dにねじ込むことにより、送風機ユニット31を強度部材40に組み付ける。
【0044】
同様に、空調ユニット32も中央ブラケット49の取付穴50に挿入されるねじ(締結手段、図示せず)によって強度部材40に組み付ける。図2は送風機ユニット31および空調ユニット32を強度部材40に組み付けた後の状態を示す。
【0045】
次に、送風機ユニット31と空調ユニット32を一体化した強度部材40、およびその他の機器を計器盤20の内側に収納し、これら機器を計器盤20と一体に組み付け、モジュール化する。図1はこのモジュール化のための組み付けを終えた状態のコクピットモジュール10を示す。
【0046】
なお、強度部材40と計器盤20との一体化は種々の手段で可能であるが、例えば、サイドブラケット43、44の部分に計器盤20への取付部を設けておき、この取付部を用いて強度部材40を計器盤20に組み付けることができる。
【0047】
また、図1には図示していないが、強度部材40のステアリング装置用支持ステー42に車両ステアリング装置のハウジング部(図示せず)を支持固定することにより、車両ステアリング装置もコクピットモジュール10の一部として一体化できる。
【0048】
次に、コクピットモジュール10を車両に搭載するための作業を行う。すなわち、左右両側の車体側面部52に設けた取付穴53にサイドブラケット43、44の取付穴45、46が合致するように強度部材40を位置決めし、そして、左右両側の車体側面部52の取付穴53とサイドブラケット43、44の取付穴45、46に、それぞれ、強度部材固定用ボルト(締結手段)54を通して、このボルト54を取付穴45、46裏面のナット部に締め付けることにより、サイドブラケット43、44を左右両側の車体側面部52に締め付け固定する。また、計器盤20についても、その必要箇所を車体側にねじ等により固定する。
【0049】
以上によると、計器盤20およびその周辺機器(送風機ユニット31、空調ユニット32等)をコクピットモジュール10として予め一体化しているので、計器盤20およびその周辺機器の車両搭載作業を一度に容易に行うことができる。
【0050】
しかも、強度部材40を車体側に固定するためのサイドブラケット43に、送風機ユニット31の固定部位をなす補助ブラケット部47を設けているから、送風機ユニット31の作動に伴う振動がステアリング装置に伝達することを効果的に低減できる。
【0051】
すなわち、送風機ユニット31の作動に伴って発生した振動は、補助ブラケット部47→サイドブラケット43→棒状本体部41→ステー42からなる振動伝達経路を経てステアリング装置に伝達される。この際に、サイドブラケット43の部位が車体側に強固に固定されるため、この車体側固定部位にて振動伝達が遮断される。そのため、ステアリング装置への振動伝達を効果的に低減できる。
【0052】
なお、第1実施形態では、車両ステアリング装置もコクピットモジュール10の一部として車両搭載前の状態で一体化する例について説明したが、コクピットモジュール10の車両搭載後に支持ステー42に車両ステアリング装置のハウジング部(図示せず)を支持固定するようにしてもよい。
【0053】
(第2実施形態)
第1実施形態では強度部材40を棒状の形態で構成しているが。第2実施形態では強度部材40を車両左右方向に延びる板形状で構成している。図4〜図7は第2実施形態であり、強度部材40を図7に示すように、車両左右方向に直線的に延びる前面板40aと、車両左右方向に直線的に延びる底面板40bと、空調装置30の後面部の凹凸に対応した凹凸形状で車両左右方向に延びる後面板40cと、車両左右方向の両端部に位置する板形状のサイドブラケット43、44とを有している。
【0054】
ここで、左側のサイドブラケット43の下方寄りの部位に、車体側への固定用取付穴45を2個上下方向に開けるとともに、この取付穴45より上方部位に送風機ユニット31の固定用取付穴48を2個前後方向に開けてある。左側のサイドブラケット43において、固定用取付穴48を設けた上方部分の前後の縁部43a、43bおよび上端面43cは強度部材40の他の部位から切り離されている。また、後面板40cのうち、右端部に近接した部位にステアリング装置固定用ステー42が設けてある。
【0055】
空調ユニット32の固定部位は具体的に図示していないが、空調ユニット32を強度部材40の底面板40b上に載せた状態で、前面板40aと後面板40cに空調ユニット32を固定することができ、空調ユニット32の固定作業が容易となる。
【0056】
一方、送風機ユニット31は取付穴48の部位のみでサイドブラケット43に固定する。すなわち、送風機ユニット31の送風機31b部の樹脂製ケース(スクロールケース)の左側の側面部に穴部31dを設けておき、図5に示す2本の送風機固定用スクリュー(締結手段)51をサイドブラケット43の取付穴48を通して送風機ユニット31の穴部31dにねじ込むことにより、送風機ユニット31を強度部材40に組み付ける。ここで、送風機ユニット31は、強度部材40に対して穴部31d部分でサイドブラケット43に接触するだけで、強度部材40の前面板40a、底面板40bおよび後面板40cのいずれにも接触しない。
【0057】
強度部材40の車体側への固定は第1実施形態と同様であり、左右両側の車体側面部52の取付穴53とサイドブラケット43、44の取付穴45、46に、ボルト54を通して、このボルト54を取付穴45、46裏面のナット部に締め付けることにより、サイドブラケット43、44を車体側面部52に締め付け固定できる。
【0058】
ところで、サイドブラケット43において、送風機ユニット31を固定する取付穴48の部位は、車体側への固定部位(取付穴45の部位)のみを経て強度部材40の他の部位に連結されており、送風機ユニット31を取付穴48の部位のみで強度部材40に固定する構成にしてある。そのため、第2実施形態においても、送風機ユニット31の作動に伴って発生した振動は、サイドブラケット43のうち取付穴48の部位→サイドブラケット43のうち車体側への固定部位(取付穴45の部位)→前面板40a、底面板40bおよび後面板40c→ステー42からなる振動伝達経路を経てステアリング装置に伝達される。
【0059】
従って、サイドブラケット43のうち車体側に強固に固定される取付穴45の部位にて振動伝達を遮断することができ、ステアリング装置への振動伝達を効果的に低減できる。
【0060】
なお、第2実施形態においてサイドブラケット43部分の剛性を増大させるために、サイドブラケット43の板厚を他の部位より大きくしたり、あるいはサイドブラケット43の断面形状を剛性の増大する形状(屈曲形状等)にしてもよい。
【0061】
(第3実施形態)
上記第1、第2実施形態では、いずれも、送風機ユニット31を強度部材40のサイドブラケット43のみに固定しているが、第3実施形態では送風機ユニット31を強度部材40の他に車体側にも固定するようにしている。
【0062】
図8は第3実施形態であり、上記第1実施形態を変形した例を示している。車両前方のエンジンルーム56と車両後方の車室57との間を仕切る隔壁55のうち、車両左右方向の左端部に近接した部位にスタッドボルト58が固定してある。このスタッドボルト58はその軸部が車室57側(車両後方側)へ突出するように配置してある。
【0063】
一方、送風機ユニット31においては、送風機31b部の樹脂製ケースの前方左側の側面部から下方へ突出するように取付足部31eが一体成形または別体にて設けてある。この取付足部31eにはスタッドボルト58の軸部が嵌合する取付穴31fが開けてある。
【0064】
第3実施形態によると、第1実施形態と同様に、送風機ユニット31の車両後方側の部位をスクリュー51により強度部材40のサイドブラケット43の補助ブラケット47に固定するとともに、送風機31b部の左側の側面部の取付足部31eにスタッドボルト58の軸部を嵌合し、スタッドボルト58の軸部に図示しないナットを締め付けることにより、送風機ユニット31の前方左側の側面部を車体側の隔壁55に固定することができる。そのため、送風機ユニット31を複数箇所にて車体側に安定的に支持固定することができ、送風機ユニット31の重量バランスが上記第1、第2実施形態よりも良好となり、送風機ユニット31の振動を低減できる。
【0065】
(第3実施形態の変形例)
なお、第3実施形態では、車両前方のエンジンルーム56と車両後方の車室57との間を仕切る隔壁55に、送風機ユニット31の車体側への固定部位(スタッドボルト58)を設けているが、送風機ユニット31の車体側への固定部位を、隔壁55でなく車体側面部52に設けるようにしてもよい。
【0066】
また、第3実施形態において、車両搭載前の、コクピットモジュール10単体の状態で、送風機ユニット31の組み付け状態が不安定となる場合は、強度部材40の補助ブラケット47部以外に、送風機ユニット31を一時的に強度部材40に支持固定する仮固定部を設け、コクピットモジュール10の車両搭載完了後に、この仮固定部を解除して、送風機ユニット31を補助ブラケット47部および取付足部31eのみで支持固定するようにしてもよい。
【0067】
また、第3実施形態では、棒状の強度部材40を用いる場合について説明したが、第2実施形態のように板状の強度部材40を用いる場合に、送風機ユニット31の固定部位として、サイドブラケット43への固定部位と車体側への固定部位の両方を設けるようにしてもよい。
【0068】
(第4実施形態)
上記第1〜第3実施形態では、送風機ユニット31を強度部材40のサイドブラケット43に固定するようにしているので、送風機ユニット31を極力、強度部材40の端部近傍に配置する必要がある。しかし、実際の車両搭載に際しては、強度部材40の端部近傍に車両タイヤハウスが突き出していたり、車両電気配線の中継点をなす電気分配箱(ジャンクションボックス)が位置している場合がある。これらの場合には、タイヤハウスや電気分配箱が妨げとなって、送風機ユニット31を強度部材40の端部近傍に配置できない場合が生じる。
【0069】
そこで、第4実施形態では、強度部材40の端部近傍に車両タイヤハウスが突き出していたり、電気分配箱が位置している場合でも、送風機ユニット31からステアリング装置への振動伝達を防止できるようにしたものである。
【0070】
図9は第4実施形態による全体配置を示し、図10は図9のA部の詳細を示す拡大図である。図9、10は計器盤20を取り外した状態でのコクピットモジュール10を示す。
【0071】
電気分配箱60は車両電気配線61、62、63相互間の電気接続の中継点をなすものであり、電気配線61はエンジンルーム56側の配線であり、電気配線62は、計器盤20内側にて強度部材40の長手方向に沿って車両左右方向に延びる計器盤20内の配線であり、電気配線63は車室内ドア部・後席側の配線である。
【0072】
エンジンルーム56側の電気配線61および車室内ドア部・後席側の電気配線63は左右の車体側面部52に沿って配線されるため、電気分配箱60は図9、10に示すように左右の車体側面部52近傍に配置することが好ましい。一方、第4実施形態が適用される車両においては、エンジンルーム56と車室57との間を仕切る隔壁55に前輪64が比較的近接して配置されているので、前輪64のタイヤハウス65が車室57内側へ突き出している。
【0073】
しかし、電気分配箱60の体格(容積)は送風機ユニット31に比較して大幅に小さいので、タイヤハウス65が車室57内側へ突き出していても電気分配箱60を強度部材40の左右の端部近傍に配置することが可能である。
【0074】
また、電気分配箱60のケース部材60aは一般に剛性のある樹脂部品で構成されている。そこで、第4実施形態ではこのような電気分配箱60の存在に着目して、電気分配箱60自身を有効利用して、送風機ユニット31を強度部材40の端部に支持固定しようとするものである。
【0075】
次に、第4実施形態による送風機ユニット31の支持構造の具体例を図10により説明すると、車両左側の電気分配箱60は、車両前後方向ではタイヤハウス65と強度部材40との間の位置し、且つ、車両左右方向では送風機ユニット31と左側の車体側面部52との間に位置している。
【0076】
電気分配箱60の樹脂製ケース部材60aは概略直方体状のもので、その内部に電気接続のための回路基板等を内蔵している。電気分配箱60の樹脂製ケース部材60aは補強リブの追加等により送風機ユニット31の支持のための必要強度を確保できる。
【0077】
そして、電気分配箱60のケース部材60aには樹脂成形により第1、第2取付足部60b、60cが一体成形されている。第1取付足部60bは強度部材40のサイドブラケット43側へ向かって突き出しており、また、第2取付足部60cは送風機ユニット31側へ向かって突き出している。
【0078】
サイドブラケット43の本体部分は車体側面部52と平行に車両前後方向に延びるようになっており、そして、サイドブラケット43の本体部分において強度部材40より車両前方側の部位に第1補助ブラケット47が設けてある。この第1補助ブラケット47は電気分配箱60側へ向かって曲げ形成され第1取付足部60bの面と重合するようになっている。
【0079】
この第1補助ブラケット47と電気分配箱60の第1取付足部60bとを重合して、この両者47、60bをボルト(締結手段)66により締結することにより、電気分配箱60をサイドブラケット43に固定できる。また、送風機ユニット31の送風機部31bの樹脂製ケースには電気分配箱60側へ向かって突き出す取付足部31gが一体成形してある。
【0080】
従って、この取付足部31gと電気分配箱60の第2取付足部60cとを重合して、この両者31g、60cをねじ(締結手段)67により締結することにより、送風機ユニット31を電気分配箱60に支持固定できる。これにより、送風機ユニット31は電気分配箱60を介して間接的にサイドブラケット43(強度部材40)に支持される。
【0081】
また、サイドブラケット43において、強度部材40より車両後方側の部位に第2補助ブラケット47aが設けてある。この第2補助ブラケット47aも第1補助ブラケット47と同一方向(車両左右方向の内側)へ曲げ形成され、この第2補助ブラケット47aに計器盤20の取付部(図示せず)を重合してねじ(締結手段)68により締結することにより、計器盤20を強度部材40のサイドブラケット43に固定できる。
【0082】
なお、サイドブラケット43は強度部材40の左端側に設けられるものであるが、強度部材40の右端側のサイドブラケット44にも上記と同様の構成にて計器盤20と電気分配箱60が固定される。
【0083】
また、サイドブラケット43において、第1補助ブラケット47と第2補助ブラケット47aとの中間部位に、複数(図10では3個)の取付穴45が設けてある。この取付穴45に車体側面部52の取付穴53を通してボルト(締結手段)54を締め付けることにより、サイドブラケット43を車体側面部52に締め付け固定できる。強度部材40の右端側のサイドブラケット44も同様にして右側の車体側面部52に締め付け固定できる。
【0084】
ここで、複数の取付穴45のうち、少なくとも1つは必ず、第1補助ブラケット47と強度部材40の棒状本体部41との間に位置させてある。サイドブラケット43上における各固定部相互の位置関係は、図10の例では、次のようになっている。電気分配箱60の固定部(符号47、60b部)と強度部材40の棒状本体部41との間に車両への固定部(取付穴45部)を配置し、また、強度部材40の棒状本体部41と計器盤20の固定部(符号47a部)との間にも車両への固定部(取付穴45部)を配置している。
【0085】
また、第4実施形態では、第3実施形態と同様に、送風機ユニット31をサイドブラケット43に固定する他に、送風機31b部の取付足部31eにスタッドボルト58の軸部を嵌合し、この嵌合部を締め付け固定することにより、送風機ユニット31を車体側の隔壁55にも固定することができる。
【0086】
なお、図9において、70はステアリング装置で、強度部材40の棒状本体部41の支持ステー42に支持されている。71は送風機ユニット31の内外気切替箱31aの外気吸入口、72は内外気切替箱31aの内気吸入口である。
【0087】
次に、第4実施形態の作用効果を説明すると、送風機31bの作動時に発生した振動は電気分配箱60を介してサイドブラケット43に伝達されるが、サイドブラケット43上において電気分配箱60の固定部(符号47、60b部)と強度部材40の棒状本体部41との間に車両への固定部(取付穴45部)を配置しているので、サイドブラケット43から強度部材40の棒状本体部41への送風機振動の伝達を車両への固定部(取付穴45部)にて遮断できる。
【0088】
従って、送風機ユニット31を強度部材40のサイドブラケット43に組み付ける構成であっても、強度部材40を経由してステアリング装置70に送風機振動が伝達されることはない。
【0089】
なお、送風機振動は送風機31b部の取付足部31eとスタッドボルト58との締め付け固定部を経由して車体側の隔壁55にも伝達されるが、隔壁55は非常に剛性の高い部材であるため、隔壁55で送風機振動は減衰、吸収されてしまう。従って、隔壁55経由でステアリング装置70に送風機振動が伝達されることもない。
【0090】
また、計器盤20を強度部材40のサイドブラケット43に組み付ける構成であるが、計器盤20の固定部(符号47a部)と電気分配箱60の固定部(符号47、60b部)との間にも車両への固定部(取付穴45部)を配置しているから、送風機振動が計器盤20に伝達されることもない。
【0091】
更に、前輪64のタイヤハウス65が車室57内へ突出する形態であっても、電気分配箱60を有効活用して送風機ユニット31を強度部材40のサイドブラケット43に組み付けることにより、送風機ユニット31のコクピットモジュール化を達成しつつ、ステアリング装置70への送風機振動の伝達を遮断できる。
【0092】
なお、第3、第4実施形態において、スタッドボルト58をピン状部材に変更して、このピン状部材を送風機31b部の取付足部31eの取付穴31fや係止溝部に嵌合係止するようにしてもよい。
【0093】
(第5実施形態)
上記第4実施形態では、送風機ユニット31と電気分配箱60とをそれぞれ別体で構成しているが、第5実施形態では送風機ユニット31のケース部材に電気分配箱60のケース部材を一体化している。
【0094】
図11は第5実施形態の要部の分解斜視図であり、本例では送風機ユニット31のケース部材を、送風機下ケース77と、送風機上ケース78と、内外気切替箱左ケース73と、内外気切替箱右ケース74の4つの部分に分割して樹脂成形している。
【0095】
そして、送風機下ケース77の側面部に電気分配箱60の下側ケース60dを、また、送風機上ケース78の側面部に電気分配箱60の上側ケース60eをそれぞれ一体成形している。送風機下ケース77と送風機上ケース78とを1つのケースに締結すると、これに連動して電気分配箱60の下側ケース60dと上側ケース60eとを1つのケースに締結できるようにしてある。電気分配箱60の内部には回路基板60f等が内蔵される。
【0096】
また、電気分配箱60の下側ケース60dと上側ケース60eにそれぞれ第4実施形態の第1取付足部60bに対応する取付足部60g、60hが一体成形されている。図11の例では、この取付足部60g、60hをコ字状に成形して、後述のスタッドボルト75、76を取付足部60g、60hに挿入可能にしている。また、電気分配箱60の上側ケース60eには計器盤内電気配線62との電気接続のためのコネクタ部60iが備えられている。
【0097】
なお、送風機下ケース77と送風機上ケース78の内部には送風機31bの遠心式送風ファン31hが挿入され、送風機31bの駆動用モータ31iは送風機下ケース77の外部に突出する。
【0098】
一方、サイドブラケット43において強度部材40の棒状本体部41の上下両側に車両への固定部である取付穴(雌ねじ部)45を配置している。そして、サイドブラケット43には補助ブラケット47が下側の取付穴45より更に下方へ延びるように一体に形成している。この補助ブラケット47の上下2箇所の折り曲げ片に車両前後方向に延びるスタッドボルト(締結手段)75、76を設けている。
【0099】
従って、第5実施形態によると、送風機ユニット31の各分割ケース77、78、73、74および電気分配箱60の分割ケース60d、60eを一体に締結した後に、電気分配箱60のケース60d、ケース60eに一体成形したコ字状の取付足部60g、60hにスタッドボルト75、76を挿入し、図示しないナットをスタッドボルト75、76に締め付けることにより、送風機ユニット31を強度部材40のサイドブラケット43に締結できる。
【0100】
この場合も、送風機ユニット31を固定する補助ブラケット47部分と、強度部材40の棒状本体部41との間に、車両への固定部である取付穴45部が位置しているので、送風機振動を取付穴45部を配置しているので、強度部材40を経由してステアリング装置70に送風機振動が伝達されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるコクピットモジュールの車両搭載前の斜視図である。
【図2】図1のコクピットモジュールの内側構成を示す斜視図である。
【図3】図2に示す内側構成部材の分解斜視図である。
【図4】第2実施形態によるコクピットモジュールの車両搭載前の斜視図である。
【図5】図4のコクピットモジュールの内側構成を示す斜視図である。
【図6】図5の空調装置の斜視図である。
【図7】板状強度部材の斜視図である。
【図8】第3実施形態によるコクピットモジュールの内側構成を示す斜視図である。
【図9】第4実施形態によるコクピットモジュールおよびその周辺部の配置レイアウトを示す一部断面平面図で、計器盤を取り外した状態を示す。
【図10】図9のA部の詳細を示す拡大図である。
【図11】第5実施形態によるコクピットモジュールの要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
20…計器盤、30…空調装置、31…送風機ユニット、
32…空調ユニット、40…強度部材、42…ステアリング支持ステー、
43、44…サイドブラケット、47…補助ブラケット、60…電気分配箱。
Claims (11)
- ステアリング装置を支持する支持部(42)を有する強度部材(40)と、空調装置(30)とを少なくとも計器盤(20)の内側に配置する車両において、
前記強度部材(40)と前記空調装置(30)はそれぞれ独立した別の部品で構成されており、
前記強度部材(40)は車両左右方向に延びるように前記計器盤(20)内側に配置され、
前記強度部材(40)の車両左右方向の両端部に車体側への固定部位(43、44)を配置し、
前記強度部材(40)の車両左右方向の一端部に、前記空調装置(30)の送風機ユニット(31)の少なくとも一部を固定し、
この送風機ユニット(31)の固定部位(47、48)から前記強度部材(40)を経て前記支持部(42)に至る振動伝達経路の途中に、前記強度部材(40)の車体側への固定部位(43)を配置し、
前記送風機ユニット(31)を前記強度部材(40)を介して前記計器盤(20)内側に一体に組み付けることを特徴とする車両用コクピットモジュール構造。 - ステアリング装置を支持する支持部(42)を有する強度部材(40)と、空調装置(30)とを少なくとも計器盤(20)の内側に配置する車両において、
前記強度部材(40)と前記空調装置(30)はそれぞれ独立した別の部品で構成されており、
前記強度部材(40)を車両左右方向に延びるように前記計器盤(20)内側に配置し、 前記強度部材(40)の車両左右方向の両端部に車体側への固定部位(43、44)を配置するとともに、前記強度部材(40)の車両左右方向の一端部に近接して前記支持部(42)を配置し、
前記強度部材(40)の両端部の固定部位(43、44)のうち車両左右方向の他端部の固定部位(43)に前記空調装置(30)の送風機ユニット(31)の少なくとも一部を固定し、
前記強度部材(40)のうち、前記支持部(42)と前記送風機ユニット(31)との間に、前記送風機ユニット(31)からの送風空気を温度調整して車室内へ吹き出す空調ユニット(32)を固定し、
前記送風機ユニット(31)および前記空調ユニット(32)を前記強度部材(40)を介して前記計器盤(20)内側に一体に組み付けることを特徴とする車両用コクピットモジュール構造。 - 前記強度部材(40)に、前記強度部材(40)を車体側に固定する別体のブラケット(43)を備え、
この別体のブラケット(43)に前記送風機ユニット(31)の固定部位(47、48)を配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用コクピットモジュール構造。 - 前記強度部材(40)は車両左右方向に延びる棒形状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用コクピットモジュール構造。
- 前記強度部材(40)は車両左右方向に延びる板形状であり、この板形状の強度部材(40)に、この強度部材(40)を車体側に固定する部位(45)および前記送風機ユニット(31)を固定する部位(48)を持つブラケット(43)を一体成形したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用コクピットモジュール構造。
- ステアリング装置を支持する支持部(42)を有する強度部材(40)と、空調装置(30)とを少なくとも計器盤(20)の内側に配置する車両において、
前記強度部材(40)と前記空調装置(30)はそれぞれ独立した別の部品で構成されており、
前記強度部材(40)を車両左右方向に延びるように前記計器盤(20)内側に配置し、 前記強度部材(40)の車両左右方向の両端部に車体側への固定部位(43、44、45)を配置するとともに、
前記強度部材(40)の車両左右方向の一端部近傍に、前記空調装置(30)の送風機ユニット(31)を配置し、且つ、前記送風機ユニット(31)に隣接して剛性のある部品(60)を配置し、
前記剛性のある部品(60)は、回路基板(60f)を内蔵して前記送風機ユニット(31)の送風機能とは別機能を果たす電気機能部品であり、
前記強度部材(40)の両端部の固定部位(43、44、45)のうち車両左右方向の一端部の固定部位(43、45)に、前記送風機ユニット(31)を前記剛性のある電気機能部品(60)を介して固定し、
前記送風機ユニット(31)を前記剛性のある電気機能部品(60)および前記強度部材(40)を介して前記計器盤(20)内側に一体に組み付けることを特徴とする車両用コクピットモジュール構造。 - 前記強度部材(40)の前記車体側への固定部位(43、44、45)に前記計器盤(20)の固定部位(47a、68)を配置したことを特徴とする請求項6に記載の車両用コクピットモジュール構造。
- 前記強度部材(40)の車両左右方向の一端部にブラケット(43)を備え、このブラケット(43)に、前記車体側への固定部位(45)と前記剛性のある電気機能部品(60)の固定部位(47、66)と前記計器盤(20)の固定部位(47a、68)とを配置し、
前記ブラケット(43)において前記剛性のある電気機能部品(60)の固定部位(47、66)と前記計器盤(20)の固定部位(47a、68)との間、および前記剛性のある電気機能部品(60)の固定部位(47、66)と前記強度部材(40)との間に、前記車体側への固定部位(45)を配置することを特徴とする請求項7に記載の車両用コクピットモジュール構造。 - 前記剛性のある電気機能部品は、車両電気配線の中継点となる電気分配箱(60)であることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の車両用コクピットモジュール構造。
- 前記電気分配箱(60)のケース(60d、60e)を前記送風機ユニット(31)のケース(77、78)に一体成形したことを特徴とする請求項9に記載の車両用コクピットモジュール構造。
- 前記送風機ユニット(31)に、車室(57)とエンジンルール(56)との隔壁(55)もしくは車体側面部(52)への固定部位(31e、58)を備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の車両用コクピットモジュール構造。
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