JP2002371467A - 弾性繊維用処理剤及び弾性繊維 - Google Patents

弾性繊維用処理剤及び弾性繊維

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JP2002371467A
JP2002371467A JP2001217343A JP2001217343A JP2002371467A JP 2002371467 A JP2002371467 A JP 2002371467A JP 2001217343 A JP2001217343 A JP 2001217343A JP 2001217343 A JP2001217343 A JP 2001217343A JP 2002371467 A JP2002371467 A JP 2002371467A
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elastic fiber
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oil
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Satoru Kodama
悟 兒玉
Michihiro Shibano
道宏 柴野
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Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
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Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、弾性繊維の処理剤として用
いられる解舒性に優れる処理剤を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、カルボキシル基を含有する化
合物0.01〜10重量部、1級または2級アミノ基を
有するアルキルアミン、又は、アルカノールアミン、又
は、これらアミンの混合物の0.01〜10重量部、及
び、ベース成分としてシリコーン油、鉱物油、エステル
油からなり、かつ30℃における粘度が5〜30mm
/sである弾性繊維用処理剤、及び、この処理剤が付与
された弾性繊維である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制電性および膠着防止性
に優れる弾性繊維用処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭46−16312号公報には、1
級または2級アミンを鉱物油に配合した弾性繊維用処理
剤が記載されている。特開昭61−97471号広報に
はアミノ変性シリコーンをジメチルシリコーンまたは鉱
物油に配合した溶融紡糸ポリウレタン弾性繊維用の処理
剤が記載されている。特開平10−53961号広報に
はカルボキシ変性ポリシロキサン含有の油剤が記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1級または2級アミノ
基を有するアルキルアミンを含有した弾性繊維用処理剤
は弾性繊維を構成するポリウレタン等に使用されている
イソシアネートとの反応性があるため、糸表面のイソシ
アネートと反応し、糸同士が反応するのを防ぐと考えら
れる。しかし、アミンが皮膚障害を起こすので使用にあ
たって注意が必要であり、ほとんど使用されていないの
が実情である。カルボキシ変性シリコーンはそれ自身で
は、膠着防止、又は、制電性の効果はほとんど認められ
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、カルボキシル
基を含有する化合物0.01〜10重量部、1級または
2級アミノ基を有するアルキルアミン、又は、アルカノ
ールアミン、又は、これらアミンの混合物の0.01〜
10重量部、及び、ベース成分としてシリコーン油、鉱
物油、エステル油からなり、かつ30℃における粘度が
5〜30mm/sである弾性繊維用処理剤である。
【0005】カルボキシ基を含有する化合物としては、
脂肪酸、マレイン酸等のアルキルカルボン酸誘導体、ベ
ンゼンカルボン酸、ナフタレンカルボン酸等のアリール
カルボン酸誘導体、アクリル酸、メタクリル酸等のカル
ボキシ基を側鎖に有する重合物、ポリオキシエチレン、
ポリオキシプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリオ
ルガノシロキサン等の重合物の側鎖、又は、末端をカル
ボキシ基化したもの等があげられる。これらのカルボキ
シ基を含有する化合物は本発明の処理剤中に0.01〜
10重量部含有される。0.01重量部より少ないと膠
着防止の効果が不十分である。10重量部より多いと処
理剤が高価となる。好ましくは0.05〜5重量部であ
る。アミノ基当量とカルボキシ基当量の比は0.5〜
1.5での混合が好ましい。0.5より少ないと本来の
目的であるアミノ基の中和に対し必要以上にカルボシキ
基が過剰となり経済的でない。1.5より多いと過剰な
アミンが皮膚障害を引き起こす可能性がある。更に好ま
しくは0.8〜1.2である。
【0006】本発明の該アミンとしては、オクチルアミ
ン、ラウリルアミン、ステアリルアミン、ジオクチルア
ミン、ジステアリルアミン、メチルステアリルアミン、
ポリオキシエチレン付加ラウリルアミン、ポリオキシプ
ロピレン付加エチレンジアミン、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、アミノ基変性ポリエチレング
リコールポリプロピレングリコール等の、1級、又は、
2級のアルキル、又は、アルカノールアミンがあげられ
る。該アミンは本発明の処理剤中に0.01〜10重量
部含有される。0.01重量部より少ないと膠着防止の
効果が不十分である。10重量部より多いと処理剤が高
価となる。好ましくは0.05〜5重量部である。
【0007】本発明ではアミンを中和してあるために処
理剤自身の皮膚障害がないので安全であり、弱酸基によ
り中和してあるためアミン自身のイソシアネートへの反
応が阻害されないため、糸表面のイソシアネートとアミ
ンが反応して、糸同士が反応して膠着することを防ぐこ
とができる。このために弾性繊維をチーズとしたときの
解舒性を格段に向上することができる。
【0008】また、アミノ基とカルボキシル基を有する
化合物を併用することによりこの弾性繊維処理剤を付与
した弾性繊維の制電性を向上させることができる。
【0009】さらに本発明の処理剤には、制電性の効果
を高めるために、更にポリエーテル変性シリコーンが
0.01〜5重量部添加されていても良い。ポリエーテ
ル変性シリコーンとしては分岐型、両末端型、末端封鎖
型、末端未封鎖型等公知のものが用いられる。
【0010】また本発明の処理剤には、解舒性、及び、
制電性の効果を高めるために、更に高級脂肪酸の金属石
鹸が0.01〜5重量部添加されていても良い。高級脂
肪酸の金属石鹸としては、従来弾性繊維に用いられてい
る公知のものを用いることができ、ステアリン酸Ca、
ステアリン酸Mg、ステアリン酸Al、ステアリン酸B
aが好ましい。
【0011】本発明の処理剤は、通常、弾性繊維に対し
て0.1〜15重量%付与される。また、本発明の処理
剤には従来の公知の変性シリコーン(カルビノール変性
シリコーン、メルカプト変性シリコーン、リン酸変性シ
リコーン、エポキシ変性シリコーン、MQシリコーンレ
ジン、MQTシリコーンレジン、Tシリコーンレジン
等)やつなぎ剤、制電剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤
等、通常弾性繊維の処理剤に用いられる成分を配合する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお具体例における、各特性の評価は次の方法に従
って行った。
【0013】
【油剤の作用効果の評価法】解舒速度比:図1におい
て、解舒速度比測定機の解舒側に処理剤を付与した繊維
のチーズ(1)をセットし、巻き取り側紙管(2)をセ
ットする。巻き取り速度を一定速度にセットした後、ロ
ーラー(3)及び(4)を同時に起動させる。この状態
では糸(5)に張力はほとんどかからないため、糸はチ
ーズ上で膠着して離れないため解舒点(6)は図1に示
す状態にある。解舒速度を変えることによって、チーズ
からの糸(5)の解舒点(6)が変わるので、この点が
チーズとローラーとの接点(7)と一致するように解舒
速度を設定する。解舒速度比は式1によって求める。こ
の値が小さいほど、解舒性が良いことを示す。
【0014】
【式1】解舒速度比(%)=(巻取速度−解舒速度)÷
解舒速度X100
【0015】編成張力:図2において、チーズ(8)か
ら縦取りした弾性糸(9)をコンペンセーター(10)
を経てローラー(11)、編み針(12)を介して、U
ゲージ(13)に付したローラー(14)を経て速度計
(15)、巻き取りローラー(16)に連結する。速度
計(15)での走行速度が定速(例えば、10m/分、
100m/分)になるように巻き取りローラーの回転速
度を調整して、巻き取りローラーに巻き取り、そのとき
の編成張力をUゲージ(13)で測定し、繊維/編み針
間の摩擦(g)を計測する。走行糸条より1cmのとこ
ろで春日式電位差測定装置(17)で発生静電気を測定
する。
【0016】ローラー静電気:解舒速度比測定機の解舒
側にチーズをセットし、50m/分の周速で回転させ、
チーズ上2cmのところにおいて、春日式電位差測定装
置で、回転を始めて1時間後の発生静電気を測定する
【0017】皮膚障害試験:各処理剤をアセトンに2重
量%溶解させ、日本薬局方ガーゼを浸す。同ガーゼを3
0分間放置して乾燥させた後、一辺1.5cmに切り分
けて、上腕裏側に貼布し、48時間保つ。48時間後に
剥離し、30分間隔を空けて表1に基づき判定した。判
定に対して表中のように採点を行い、これらの数値にそ
れを示した被研者数を乗じ、全被研者数で除して、各処
理剤の平均の反応強度を算出した。各処理剤の平均の反
応強度が、0点から1点未満を○、1点以上2点未満を
△、2点以上を×として評価した。
【0018】
【表1】
【0019】紡糸原液の調整(1) 数平均分子量2000のポリテトラメチレンエーテルグ
リコールと4,4‘−ジフェニルメタンジイソシアネー
トをモル比率1:2で反応させ、次いで1,2−ジアミ
ノプロパンのジメチルホルムアミド溶液を用いて鎖延長
し、ポリマー濃度18%のジメチルホルムアミド溶液を
得た。30℃での濃度は1500mPaSであった。
【0020】実施例1〜5及び比較例1〜3 ポリウレタン紡糸原液を190℃のN気流中に吐出し
て乾式紡糸した。紡糸中走行糸に表2に記載の処理剤
(表中の配合量は重量部)をオイリングローラーにより
繊維に対して8重量%付与した後、毎分500mの速度
でボビンに巻き取り77dtexモノフィラメントチー
ズ(巻き量400g)を得た。得られたチーズを35
℃、50%RHの雰囲気中に48時間放置して評価に供
した。
【0021】
【表2】
【0022】評価結果を表3に示す。
【表3】
【0023】実施例6〜10及び比較例4〜6 紡糸原液の調整(2) 数平均分子量2000のポリテトラメチレングリコール
100重量部と4,4‘−ジフェニルメタンジイソシア
ネート25重量部を70℃で反応させ、N,N’−ジメ
チルアセトアミド250重量部を加え冷却しながら反応
混合物を溶解させた。1,2−ジアミノプロパン5重量
部をN,N’−ジメチルアセトアミド184重量部に溶
解させたものを添加し、ジメチルシリコーン10000
mm/sを0.2重量%添加した。この様にして得ら
れたポリウレタン紡糸原液を4つの細孔を有する紡糸口
金より180℃のN気流中に吐出して乾式紡糸した。
紡糸中走行糸に表4に記載の処理剤をオイリングローラ
ーにより繊維に対して8重量%付与した後、毎分500
mの速度でボビンに巻き取り、44dtexマルチフィ
ラメントのチーズ(巻き量400g)を得た。得られた
チーズを35℃、50%RHの雰囲気中に48時間放置
して評価に供した。
【0024】
【表4】
【0025】評価結果を表5に示す。
【表5】
【0026】
【発明の効果】本発明の処理剤を用いることにより安定
した解舒性、及び、制電性を弾性繊維に与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】解舒速度比の測定方法を説明する模式図。
【図2】編成張力の測定方法を説明する模式図。
【符号の説明】
1 チーズ 2 巻き取り用紙管 3 ローラー 4 ローラー 5 走行糸条 6 解舒点 7 チーズとローラーの接点 8 チーズ 9 走行糸条 10 コンペンセーター 11 ローラー 12 編み針 13 Uゲージ 14 ローラー 15 速度計 16 巻き取りローラー 17 春日式電位差測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // D06M 101:38 D06M 101:38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル基を含有する化合物0.0
    1〜10重量部、1級または2級アミノ基を有するアル
    キルアミン、又は、アルカノールアミン、又は、これら
    アミンの混合物の0.01〜10重量部、及び、ベース
    成分としてシリコーン油、鉱物油、エステル油からな
    り、かつ30℃における粘度が5〜30mm/sであ
    る弾性繊維用処理剤。
  2. 【請求項2】 ポリエーテル変性シリコーンが0.01
    〜5重量部更に添加されている請求項1に記載の弾性繊
    維用処理剤。
  3. 【請求項3】 高級脂肪酸の金属石鹸が0.01〜5重
    量部更に添加されている請求項1に記載の弾性繊維用処
    理剤。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の処理剤が0.1〜15
    重量%付与されていることを特徴とする弾性繊維。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009041121A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd 弾性繊維用処理剤および弾性繊維
WO2014148368A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 松本油脂製薬株式会社 弾性繊維用処理剤及び弾性繊維
JP7271035B1 (ja) 2022-11-30 2023-05-11 竹本油脂株式会社 弾性繊維用処理剤及び弾性繊維

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