JP2002364541A - 真空ポンプ - Google Patents

真空ポンプ

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JP2002364541A JP2001171562A JP2001171562A JP2002364541A JP 2002364541 A JP2002364541 A JP 2002364541A JP 2001171562 A JP2001171562 A JP 2001171562A JP 2001171562 A JP2001171562 A JP 2001171562A JP 2002364541 A JP2002364541 A JP 2002364541A
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータロータの発熱が極めて少なく、高温条
件下でも安全に駆動することのできるモータを使用し
て、ポンプ運転の信頼性を向上させた真空ポンプを提供
する。 【解決手段】 吸気口3と排気口4を備え、対向して配
置された一対のポンプロータ1を同期回転させてガスの
吸入排気を行う真空ポンプにおいて、ポンプロータ1を
駆動するモータは、ステータ13とモータロータ11と
を備え、モータロータ11の鉄心12の内部に永久磁石
17が配置された。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は真空ポンプに係り、特に半導体製
造工程における真空チャンバ内のガスの排気などに好適
に利用できる真空ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、一対のポンプロータが同期回
転してガスの吸入排気を行う容積式と呼ばれる真空ポン
プが知れられている。この容積式真空ポンプにはルーツ
型やスクリュー型などのタイプがあり、半導体製造工程
における真空チャンバ内のプロセスガスの排気などに広
く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6は従来のルーツ型
容積式真空ポンプの一例を示す断面図であり、ケーシン
グ内に3対のルーツ型ロータが収納された多段式ルーツ
型真空ポンプである。ポンプロータ51はロータ51
a,51b,51cと主軸51dとから構成されてお
り、ロータ51a,51b,51cはケーシング52内
に配置され、主軸51dは軸受53により回転自在に支
持されている。最も幅の大きいロータ51aの上方には
吸気口54が設けられ、最も幅の小さいロータ51cの
下方には排気口55が設けられている。ポンプロータ5
1の排気口側の軸端部にはモータMが接続されており、
吸気口側の軸端部には、一対の対向するポンプロータ5
1を連係するタイミングギヤ56が固着されている。
【0004】モータMによって回転駆動された一対のポ
ンプロータ51は、タイミングギヤ56を介して相互に
同期反転し、各段のロータ51a,51b,51cによ
ってガスが移送されてガスの排気が行われる。この多段
式の真空ポンプにおいては、ポンプ運転中、吸気口側に
配置されたロータ51aはあまり高温にならないが、各
ロータ段間でガスの圧縮作用が働き、排気口側のロータ
51cは高温となる。
【0005】また、真空ポンプの駆動用モータとして
は、一般的に誘導電動機が使用されている。モータロー
タ57は、積層された電磁鋼板からなる鉄心58を備
え、この鉄心58に設けられた溝には、二次導体として
ロータバー(図示せず)が収納されている。そして、モ
ータ運転時には、ステータ60に発生する回転磁界によ
りこの二次導体に誘導電流が流れ、回転磁界及び誘導電
流により回転トルクが発生してモータロータ57が回転
する。しかしながら、この二次導体に流れる誘導電流に
よりモータロータ57が発熱し、モータ自体が高温とな
っていた。
【0006】このように、ガス圧縮により高温となる排
気口側にモータを設置した場合に、モータロータ自体が
発熱すると、モータが過度に高温となり、モータ効率が
著しく低下してしまう。このため、排気口側にモータを
設置する場合は、継手などを介して高温となるロータか
らある程度離間させてモータを接続する必要があり、ポ
ンプの機械的損失が生じ、またポンプのコンパクト化を
図ることができなかった。
【0007】一方、他の従来例には、駆動するモータと
して、永久磁石がポンプロータに直接固着された二次電
流の発生しないモータロータを使用して、比較的温度の
低い吸気口側にモータを設置した真空ポンプがある。し
かしながら、半導体製造工程に使用される腐食性ガスを
吸入した場合には、このガスによって永久磁石が腐食さ
れ、磁力の低下や磁石の破損につながり、モータ故障の
原因となっていた。また、モータ組立工程等で永久磁石
が損傷を受けた場合、回転中に永久磁石が割れて磁石が
飛散し、ポンプを停止させる場合があった。更に、突発
的要因によりモータロータが高温となった場合に、磁石
の機械的強度の低下や永久磁石を取り付けている接着剤
の接着力が低下し、回転中の永久磁石が剥れてモータの
故障につながるおそれもあった。
【0008】更に、吸気口側にモータを配置する構造の
真空ポンプにおいては、吸気口側に軸受を設置すること
が必要となる。このように軸受を吸気口側に設置する
と、軸受の潤滑に使用されるグリースの油分子が真空状
態となる吸気口上流に逆拡散してしまうといった問題が
生じていた。そして、このような逆拡散を防止するため
に軸封機構を設けることが必要となり、その結果、ポン
プ構造の簡素化やコンパクト化を図ることが困難であっ
た。このような問題は、スクリュー型等の他のタイプの
容積式真空ポンプにおいても同様に生じている。
【0009】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、モータロータの発熱が極めて少なく、高温条件下で
も安全に駆動することのできるモータを使用して、ポン
プ運転の信頼性を向上させた真空ポンプを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の1態様は、吸気口と排気口を備え、対向し
て配置された一対のポンプロータを同期回転させてガス
の吸入排気を行う真空ポンプにおいて、前記ポンプロー
タを駆動するモータは、ステータとモータロータとを備
え、前記モータロータの鉄心の内部に永久磁石が配置さ
れた永久磁石型モータであることを特徴とする。
【0011】このように構成された本発明によれば、永
久磁石の周囲は鉄心により囲まれているので、高温条件
下で運転しても永久磁石の機械的強度を保持することが
できる。また、高温となって接着剤の接着力が低下した
ような場合でも、永久磁石の飛散を防止することも可能
となる。更に、腐食性のガスを吸入した場合に、ガスが
モータ内部に侵入しても、永久磁石は鉄心内部に埋設さ
れているため、腐食性ガスとの接触面積が小さく、永久
磁石の腐食を防止することができ、永久磁石の性能を維
持させることが可能となる。
【0012】本発明の他の1態様は、前記鉄心の内部に
は、複数の前記永久磁石が、それぞれの磁極面が前記モ
ータロータの半径方向を向くように前記モータロータの
回転軸を中心に配置され、前記鉄心は、複数の電磁鋼板
が積層されて形成されるとともに、前記鉄心の外周上で
あって、かつ前記永久磁石の磁極中心から前記半径方向
にある位置において溶接されたことを特徴とする。
【0013】このように構成された本発明によれば、こ
の溶接箇所においては通過する磁束が少ないため、モー
タ運転時にステータから受ける磁束の変動によって生じ
る鉄心での渦電流の発生を低く抑えることができる。即
ち、鉄心での発熱が微少になるとともに、渦電流損失を
低減させてモータ効率を向上させることが可能となる。
【0014】本発明の他の1態様は、前記電磁鋼板に
は、前記電磁鋼板の外周縁であって、かつ前記永久磁石
の磁極の中心から前記半径方向にある位置において切欠
き部が設けられたことを特徴とする。
【0015】このように構成された本発明によれば、前
記切欠き部によって前記鉄心の外周面には溝状の陥入部
が形成される。そして、この陥入部において溶接すれ
ば、前記鉄心の外周面の陥入した位置に溶接部が形成さ
れる。この溶接部においては、他のロータ外周面に比べ
てステータとの磁気ギャップが大きいため、この溶接部
を通過する磁束は極めて少ない。その結果、鉄心での渦
電流の発生を更に減少させ、鉄心での発熱を極めて低く
抑えることができるとともに、渦電流損失を低減させる
ことが可能となる。
【0016】本発明の他の1態様は、前記モータロータ
の外周面が保護膜で被覆されたことを特徴とする。
【0017】このように構成された本発明によれば、永
久磁石や電磁鋼板が雰囲気中の湿気や腐食性ガスなどに
接触することがなくなり、永久磁石等の錆びや腐食を防
止することが可能となる。
【0018】本発明の他の1態様は、前記永久磁石型モ
ータが前記排気口側に配置されたことを特徴とする。
【0019】また、本発明の他の1態様は、前記ポンプ
ロータは、前記ポンプロータの主軸部において軸受によ
って支持されており、前記軸受は、前記排気口側の端部
から前記ポンプロータのロータ部までの所定の位置に配
置され、前記軸受によって前記ロータ部が片持ち支持さ
れていることを特徴とする。
【0020】このように構成された本発明によれば、ポ
ンプロータを構成するロータ部を片持ち構造として吸気
口側の軸受の配置を不要とすることができ、その結果、
特段の軸封機構を設けることなく、軸受の潤滑に使用さ
れるグリース等の油分子の逆拡散を解消することが可能
となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る真空ポンプの
第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1
は本発明をスクリュー型容積式真空ポンプに適用した第
1の実施形態を示す断面図である。
【0022】図1において、ポンプロータ1はロータ1
aと主軸1bとにより構成されており、ケーシング2内
には対向する一対のロータ1aが配置されている。ケー
シング2の上方には吸気口3が設けられ、ケーシング2
の下方には排気口4が設けられている。ポンプロータ1
は、ロータ1a相互間及びケーシング2との間にわずか
な隙間を保持しつつ回転するように軸受5によって支持
されている。軸受5はポンプロータ1の吸気口側端部に
は配置されず、排気口側の主軸1bの端部付近と、ロー
タ1a付近とに配置されている。そして、ポンプロータ
1はこれらの軸受5に支持されてロータ1aが取り付け
られているロータ部が片持ち構造となっている。
【0023】図1に示すように、モータMは排気口側に
配置され、モータロータ11はポンプロータ1の主軸1
bに直接固着されている。また、ポンプロータ1の主軸
1bの排気口側端部にはタイミングギヤ6が取り付けら
れており、モータMによって回転駆動された一対のポン
プロータ1は、タイミングギヤ6によって相互に反転方
向に同期回転するようになっている。
【0024】上述したように、モータMを排気口側に配
置したことにより、ポンプロータ1の吸気口側の軸受を
不要とし、軸受の潤滑に用いられるグリース等の油分が
吸気口上流側に逆拡散するといった問題を解消すること
ができる。
【0025】次に、本実施形態に使用されるモータにつ
いて図2及び図3を参照して説明する。図2は本実施形
態におけるモータの横断面図であり、図3(a)は本実
施形態における電磁鋼板の正面図であり、図3(b)は
本実施形態における鉄心の斜視図であり、図3(c)は
本実施形態における鉄心の溶接箇所を示す拡大断面図で
あり、図3(d)は本実施形態におけるモータロータを
構成する各部を示す分解斜視図である。
【0026】図2及び図3に示すように、本実施形態に
使用されるモータMは、鉄心12に永久磁石17が内設
された永久磁石型モータである。図2において、主軸1
bにモータロータ11が直接固着されており、モータロ
ータ11の外周近傍にはステータ13が周設されてい
る。ステータ13にはモータロータ11を取り囲むよう
に磁極歯14が一体形成され、それぞれの磁極歯14に
は巻線15が巻回されている。
【0027】鉄心12は、複数の薄板状の電磁鋼板16
が積層固着されて形成され、永久磁石17を挿入するた
めの磁石挿入穴18が4箇所に設けられている。それぞ
れの磁石挿入穴18は、永久磁石17が挿入されたとき
に磁極面がモータロータ11の半径方向と垂直になるよ
うに、主軸1bを中心に円周等配に形成されている。板
状の永久磁石17は、隣接する永久磁石17の表裏面が
交互に異磁極となるように、それぞれの磁石挿入穴18
に挿入され、接着剤(図示せず)によって固着されてい
る。本実施形態においては4つの永久磁石17が配置さ
れており、内部に埋め込まれた永久磁石17の磁束は、
磁性体である電磁鋼板16を介して、鉄心12の外周に
4磁極の磁束分布を形成している。そして、この永久磁
石17の磁束とステータ13の作る回転磁界により駆動
力を得てモータロータ11が回転する。
【0028】このように、本実施形態で使用されるモー
タMは、永久磁石17が鉄心12に内設された構造を持
つため、モータロータ11が高温となって永久磁石17
の機械的強度が低下し、または接着剤の接着力が低下し
た場合でも、回転中のモータロータ11から永久磁石1
7が外れて飛散することがなく、ポンプ運転の安全性を
確保することが可能となる。
【0029】次に、本実施形態におけるモータを構成す
る各部について更に詳細に説明する。図3(a)に示す
ように、それぞれの電磁鋼板16には、磁石挿入穴18
を形成する4つの穴19と凹状の切欠き部20が設けら
れている。電磁鋼板16は磁性体の素材から成形されて
おり、打ち抜き加工により、磁石挿入穴18を形成する
4つの穴19及び切欠き部20が同時に形成される。こ
の凹状の切欠き部20の位置は、電磁鋼板16を積層し
て鉄心12を形成したときに、内部に配置される永久磁
石17の磁極面の中心からモータロータ11の半径方向
に延長した位置である。
【0030】図3(b)に示すように、電磁鋼板16に
設けられた凹状の切欠き部20によって鉄心12の外周
面には断面凹状の溶接溝21が形成され、その位置は、
上述したように、内設される永久磁石17の磁極中心の
半径方向延長線上である。そして、この溶接溝21にお
いて溶接されて溶接部22が形成され、積層された各電
磁鋼板16が固着される。
【0031】この溶接箇所においては、モータ運転時に
おける磁束の変動が極めて少ないので、鉄心12での渦
電流の発生は微少であり、その結果、モータロータ11
での発熱が少なくなり、モータ効率を向上させることが
可能となる。なお、本実施形態では溶接により各電磁鋼
板16を固着しているが、例えば、電磁鋼板として接着
剤付電磁鋼板を用い、これらを積層した後に加熱して固
着する方法などを用いてもよく、あるいは、積層後、鉄
心に積層方向に貫通する穴をいくつか設け、この穴にか
しめピンを挿入し、ピンをかしめて固着してもよい。
【0032】また、本実施形態においては、図3(d)
に示すように、鉄心12の両端に、電磁鋼板16と同形
状の切欠き部が設けられた非磁性ステンレス製の側板2
3が取り付けられている。この側板23は、鉄心12の
内部に永久磁石17が挿入された後、溶接により固着さ
れている。また、本実施形態では、図示はしないが、上
述のように構成されたモータロータ11の外面全体に、
エポキシの電着コーティングがなされている。
【0033】このように、永久磁石17が挿入された鉄
心12の両端は側板23によって保護されており、更に
モータロータ11の外面全体が保護膜によりコーティン
グされているので、永久磁石17等が直接吸入ガスに晒
されることがなく、錆や腐食を防止することが可能とな
る。なお、電着コーティングの他に通常の塗装により被
膜する方法も可能であり、更にこれらの方法以外にも、
保護膜として、めっきや熱収縮チューブ、樹脂などをモ
ータロータ11の外面全体に被覆することで耐腐食性を
強化することも可能である。
【0034】図1及び図2に示すように、モータロータ
11とステータ13との間には、モータロータ11を取
り囲むようにキャン24が設けられている。モータMの
内部には、このキャン24によってモータMの内部空間
が仕切られてステータ室とモータロータ室とが形成され
ている。これは、腐食性ガスなどを吸入した場合に、こ
のガスがモータMの内部に侵入して、巻線などのステー
タ部材が腐食してしまうことを防止するために設けられ
ている。なお、キャン24は樹脂により成形されてお
り、キャン24での渦電流損失による発熱を防止してい
る。
【0035】ステータ13の外周には、モータフレーム
25が設けられており、モータフレーム25の内部に
は、ステータ13の外周を囲む位置に渦巻き状の冷却水
用パイプ26が埋設されている。モータフレーム25は
アルミ材により成形されており、冷却用パイプ26はア
ルミより融点の高いステンレスパイプを渦巻き状にして
成形されている。そして、モータフレーム25と冷却水
用パイプ26とは、モータフレーム25の成形時に冷却
水用パイプ26を同時に鋳込んで一体的に成形されてい
る。モータフレーム25の内周面とステータ13の外周
面とは密着して嵌め合わされている。冷却水用パイプ2
6の内部には、ポンプ外部に設けられた冷却水供給装置
(図示せず)によって冷却水(図示せず)が供給されて
循環している。
【0036】キャン24とモータフレーム25との間に
形成されるステータ室には、熱伝導性材料27が充填さ
れ、キャン24とステータ13及びモータフレーム25
は、この熱伝導性材料27を介して一体的構造となって
いる。このようにステータ室に熱伝導性材料27が充填
されているため、モータロータ11で発熱した熱は、キ
ャン24→熱伝導性材料27→モータフレーム25の順
にそれぞれを伝熱媒体として伝熱され、外部に放熱され
るとともに、モータフレーム25において冷却される。
なお、熱伝導性材料27としては、例えば熱伝導性の良
い樹脂であるシリコン系の樹脂が好適である。なお、キ
ャンを設けずに、樹脂などの熱伝導性材料を、ステータ
の内周よりモータフレームの内壁まで充填し、巻線など
のステータ部材を密閉してしまうことでステータとモー
タロータとを隔壁することもできる。
【0037】本実施形態のようなスクリュー型容積ポン
プにおいては、吸気口3から吸入されたガスは、同期反
転する一対のロータ1aによって圧縮されながら排気口
4に移送されるため、ポンプの排気口付近は高温とな
る。本実施形態においては、永久磁石17が鉄心12に
内設されたタイプの永久磁石型モータを用いているた
め、高温となる排気口側にモータMを設置することが可
能となり、上述したように、吸気口側への軸受の設置を
不要とすることが可能となる。
【0038】また、上述したように構成されたモータロ
ータ11においては、モータロータ11自体の発熱が極
めて少なく、仮に突発的要因によってモータロータ11
が高温となった場合でも、モータフレーム25が冷却手
段を備えているので過度な温度上昇を防ぐことができ、
運転上の安全性が確保される。なお、本実施形態におい
ては、モータフレーム25の冷却水用パイプ26に冷却
水を循環させることによって冷却しているが、冷却用の
気体を循環させて冷却してもよい。また、本実施形態で
は、本発明をスクリュー型のポンプロータに適用した場
合を説明したが、ルーツ型やクロー型等の2軸型真空ポ
ンプに適用することも可能である。
【0039】次に、本発明の第2の実施形態について図
4及び図5を参照して説明する。図4は本発明を多段ル
ーツ型容積式ポンプに適用した場合を示す断面図であ
り、図5は図4のVI−VI線断面図である。なお、特
に説明しない部分については第1の実施形態と同様に構
成されているので説明を省略する。
【0040】図4に示すように、ポンプロータ31は、
ロータ31a,31b,31c及び主軸31dから構成
され、幅の異なる3つのロータ31a,31b,31c
がほぼ等間隔に離間して主軸31dに固着されている。
対向する一対のポンプロータ31は軸受33によって支
持され、それぞれのロータ31a,31b,31cはケ
ーシング32内に収納されている。最も幅の大きいロー
タ31aの上方には吸気口34が設けられており、最も
幅の小さいロータ31cの下方には排気口35が設けら
れている。
【0041】図5において、対向するロータ31b相互
間及びロータ31bとケーシング32との間には、わず
かな隙間が形成されており、ロータ31bは非接触で回
転するように構成されている。対向する一対のロータ3
1bは互いに反対方向に同期回転し、ロータ31bとケ
ーシング32との間に形成される空間にガスが閉じ込め
られて排気側に移送される。そして、このようなガスの
移送が連続して行われて、吸気口上流に接続される真空
チャンバ内のガスの排気が達成される。なお、ロータ3
1a及びロータ31cにおいても同様に構成されてい
る。
【0042】図4に示すように、モータロータ41は、
ポンプロータ31の主軸31dの吸気口側端部に取り付
けられており、他方の端部にはタイミングギヤ36が固
着されている。ここで、軸受33は排気口側の軸端部付
近と、吸気口側のロータ31aの近傍に配置されてお
り、モータロータ41が取り付けられている主軸部は片
持ち構造となっている。
【0043】本実施形態においては、モータMは、高温
になる排気口側には設置されず、比較的温度の低い吸気
口側に設置されている。これに加えて、本実施形態で使
用されるモータロータ41は第1の実施形態と同じ構成
であって発熱が極めて少ないモータロータであるため、
真空ポンプとして熱的安定が図れ、効率の良い真空ポン
プを得ることができる。
【0044】図4及び図5に示すように、本実施形態に
おいても、モータロータ41とステータ42との間に
は、ステータ42の内周を包囲するようにキャン43が
設けられている。これは、真空状態となる吸気口側にモ
ータMが配置されているため、キャン43を設けること
によって、ステータ側からの脱ガスが吸入側に侵入する
ことを防止して、良好な真空状態の維持を可能としてい
る。また、吸入された腐食性ガスとステータ42の巻線
48とが反応することを防止している。
【0045】また、本実施形態においても第1の実施形
態と同様に冷却水用パイプ45を備えるモータフレーム
44が設けられており、モータ駆動用のドライバ47は
モータフレーム44の外側に密着固定されている。上述
した第1の実施形態と同様に、モータロータ41で生じ
た熱は、キャン43→熱伝導性材料46→モータフレー
ム44の順にそれぞれを伝熱媒体として外部に放熱され
るため、モータロータ41の冷却効果を一層高めること
が可能となる。特に本実施形態では、モータロータ41
が取り付けられている部分は片持ち構造となっているの
で、キャン43での受熱面積が拡大し、冷却効率が高め
られている。また同時に、発熱したドライバ47もモー
タフレーム44により冷却される。
【0046】また、ステータ室へ樹脂などの熱伝導性材
料46が充填されることにより、真空容器としてのキャ
ン43が補強され、仮にキャン43が破損した場合にお
いてもモータロータ室の真空状態の保持が可能である。
更には、この熱伝導性材料46がポンプ内部から伝播さ
れる騒音の緩衝材としても機能し、騒音を低減する効果
をも奏する。
【0047】なお、本実施形態では、本発明をルーツ型
のポンプロータに適用した場合を説明したが、スクリュ
ー型やクロー型等の2軸型真空ポンプに適用することも
可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次に列挙する効果を得ることができる。 (1)永久磁石は鉄心の内部に配設されているため、温
度が上昇して永久磁石の強度低下や永久磁石を固着する
接着剤の接着力の低下が生じた場合でも、永久磁石が膨
張したり、永久磁石がモータロータから外れて飛散した
りすることがなくなり、ポンプ運転の信頼性を向上させ
ることが可能となる。 (2)永久磁石は鉄心によって保護されているので、ポ
ンプ組立工程において永久磁石が損傷を受けることがな
くなり、運転中の永久磁石の破損を防ぐことが可能とな
る。更には、ポンプ運転中に何らかの原因で永久磁石が
破損した場合にも、永久磁石がモータロータ外部に飛散
することがないので、良好なモータの回転駆動を維持す
ることが可能となり、安全にポンプを運転することが可
能となる。 (3)半導体製造工程で使用される腐食性のガスを排気
する場合においても、モータロータの永久磁石は腐食性
ガスと接触することがないため、永久磁石の腐食を防ぐ
ことができ、また磁力の低下や破損なども防止すること
が可能となる。 (4)ポンプ排気口側にモータを設置することで、ポン
プロータの吸気口側端部に軸受を持たない構造が可能と
なり、軸受に使用されるグリース等のオイルミストや蒸
気が吸気口側に逆拡散するといった問題を解消すること
が可能となる。特にポンプに逆拡散防止のための複雑な
軸封機構を設置する必要がなくなり、ポンプ構造を簡素
かつコンパクトにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるスクリュー型容
積式真空ポンプの断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるモータの横断
面図である。
【図3】図3(a)は第1の実施形態における電磁鋼板
の正面図であり、図3(b)は第1の実施形態における
鉄心の斜視図であり、図3(c)は第1の実施形態にお
ける鉄心の溶接箇所を示す拡大断面図であり、図3
(d)は第1の実施形態におけるモータロータを構成す
る各部を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態である多段ルーツ型容
積式真空ポンプの断面図である。
【図5】図4のVI−VI線断面図である。
【図6】従来の実施例である多段ルーツ型容積式真空ポ
ンプの断面図である。
【符号の説明】
1,31,51 ポンプロータ 2,32,52 ケーシング 3,34,54 吸気口 4,35,55 排気口 5,33,53 軸受 6,36,56 タイミングギヤ 11,41,57 モータロータ 12,58 鉄心 13,42,60 ステータ 14 磁極歯 15,48 巻線 16 電磁鋼板 17 永久磁石 18 磁石挿入穴 19 磁石挿入穴形成穴 20 凹状切欠き部 21 溶接溝 22 溶接部 23 側板 24,43 キャン 25,44 モータフレーム 26,45 冷却水用パイプ 27,46 熱伝導性材料 47 ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04C 25/02 F04C 25/02 K 5H621 29/00 29/00 T 5H622 H02K 1/14 H02K 1/14 Z 1/22 1/22 A 1/27 501 1/27 501G 501K 7/14 7/14 B 15/03 15/03 Z 21/16 21/16 M // H02K 1/16 1/16 C (72)発明者 真武 幸三 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目1番1号 株 式会社荏原電産内 (72)発明者 稲田 高典 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目1番1号 株 式会社荏原電産内 (72)発明者 柳澤 清司 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB06 AC02 CE03 CF05 CF06 3H029 AA03 AA06 AA16 AB06 BB11 BB32 CC07 CC27 CC46 3H076 AA16 AA21 BB03 CC07 5H002 AA00 AA10 AC02 AC03 AC04 5H607 AA00 AA02 BB01 BB14 CC01 CC05 DD01 DD02 DD03 DD16 DD17 FF06 GG01 GG08 5H621 AA00 GA01 GA04 HH01 JK17 JK19 5H622 AA00 CA02 CA07 CB03 PP10 PP18 PP19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口と排気口を備え、対向して配置さ
    れた一対のポンプロータを同期回転させてガスの吸入排
    気を行う真空ポンプにおいて、前記ポンプロータを駆動
    するモータは、ステータとモータロータとを備え、前記
    モータロータの鉄心の内部に永久磁石が配置された永久
    磁石型モータであることを特徴とする真空ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記鉄心の内部には、複数の前記永久磁
    石が、それぞれの磁極面が前記モータロータの半径方向
    を向くように前記モータロータの回転軸を中心に配置さ
    れ、前記鉄心は、複数の電磁鋼板が積層されて形成され
    るとともに、前記鉄心の外周上であって、かつ前記永久
    磁石の磁極中心から前記半径方向にある位置において溶
    接されたことを特徴とする請求項1に記載の真空ポン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記電磁鋼板には、前記電磁鋼板の外周
    縁であって、かつ前記永久磁石の磁極の中心から前記半
    径方向にある位置において切欠き部が設けられたことを
    特徴とする請求項2に記載の真空ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記モータロータの外周面が保護膜で被
    覆されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の真空ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記永久磁石型モータが前記排気口側に
    配置されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の真空ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記ポンプロータは、前記ポンプロータ
    の主軸部において軸受によって支持されており、前記軸
    受は、前記排気口側の端部から前記ポンプロータのロー
    タ部までの所定の位置に配置され、前記軸受によって前
    記ロータ部が片持ち支持されていることを特徴とする請
    求項5に記載の真空ポンプ。
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