JP2002348593A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
制に優れ、且つ洗浄力に優れた液体洗浄剤組成物を提供
する。 【解決手段】 (a)特定の陽イオン性化合物、(b)
2つ以上の炭素数8〜12のアルキル基を有する、
(a)とは異なる特定の陽イオン性化合物、(c)非イ
オン界面活性剤、及び(d)水を含有する液体洗浄剤組
成物。
Description
に関する。特に好ましくは衣料用液体洗浄剤組成物に関
する。
り、洗濯用洗剤分野においても、洗濯後衣料の生乾き臭
や洗濯後長期貯蔵による異臭の発生を抑制するという、
抗菌による効果を奏した製品が上市されている。また、
漂白剤の多くは抗菌効果を有することから、洗濯用洗剤
に塩素系や酸素系の漂白剤を添加する試みは以前からな
されていた。しかし、抗菌効果の高いことが知られてい
る塩素系漂白剤は色柄物の色落ちの問題が広く知られて
いる。酸素系の漂白剤についても色落ちの問題があり、
金属等の存在下における脱色が知られており、又一般に
弱アルカリ性である衣料用重質液体洗剤に安定配合する
のは困難であることが当業界では明かである。
いるカチオン系の抗菌剤は、抗菌スペクトル帯が広く速
効性に特徴があることから衣料用洗剤に配合する試みが
なされている。しかし、界面活性剤として陰イオン界面
活性剤を使用した場合や、タンパク等の陰イオン電荷を
有する物質の存在下においては、カチオン系抗菌剤の活
性は大幅に低下してしまうという問題があった。特開平
1−197598号公報には、非イオン界面活性剤を主
成分として特定の陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活
性剤タイプの抗菌剤、更に安息香酸塩を配合した抗菌効
果を示す安定な液体洗濯用洗剤が開示されている。しか
し、上記特許公報に開示されている組成物は、抗菌剤の
被洗浄物への残留性が低いという問題があり、洗浄浴中
での菌の減少は認められるものの、乾燥工程における菌
の増殖に対する効果は十分とはいえなかった。このた
め、日陰干し等により被洗浄物からの悪臭(いわゆる生
乾き臭)が発生することがあった。
力と抗菌性に優れ、日陰干し等による被洗浄物からの悪
臭発生を防止する液体洗浄剤組成物を提供することにあ
る。
(I)で表される化合物及び/又は一般式(II)で表さ
れる化合物〔以下、(a)成分という〕、(b)一般式
(III)で表される化合物〔以下、(b)成分とい
う〕、(c)非イオン界面活性剤〔以下、(c)成分と
いう〕、及び(d)水〔以下、(d)成分という〕を含
有する液体洗浄剤組成物に関する。
〜19のアルキル基、又はアルケニル基であり、R2及
びR3は、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒド
ロキシアルキル基である。Xは−COO−、−OCO
−、−CONH−、−NHCO−又は
基であり、R5は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O
−R7)n−である。ここでR7はエチレン基もしくはプロ
ピレン基であり、nは1〜10の数である。またmは0
又は1である。さらにY-は陰イオン基である。〕
数8〜12のアルキル基であり、それ以外は炭素数1〜
3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Y-
は陰イオン基である。〕。
流動性があるものであるが、低液垂れ性、塗布性、とい
った使い易さの点で、25℃の粘度は30〜1000m
Pa・s以下が好ましく、50〜800mPa・s以下
がより好ましく、100〜500mPa・sが更に好ま
しい。なお、粘度は、B型粘度計(TOKIMEC製、
VISCOMETER MODEL BM)を用い、使
用するローターは3或いは4、回転数60r/min、
測定時間60秒の条件で測定する。
物の25℃のpHは8〜11が好ましく、pH8.5〜
11がより好ましく、pH9〜11が更に好ましい。な
お、pHはJIS K 3362:1998にしたがっ
て測定する。測定装置は例えばガラス電極式pHメータ
ー(堀場製作所製、D−14)が使用できる。
剤組成物は、一般式(I)及び/又は(II)の化合物を
含有する。悪臭発生防止の点で、(a)成分を0.1〜
10質量%含有することが好ましく、0.5〜8質量%
がより好ましく、0.8〜7質量%が更に好ましく、1
〜5質量%が特に好ましい。
フェニレン基(−C6H4−)でm=1の場合(ケース
1)、R1は好ましくは炭素数5〜16、更に好ましく
は炭素数6〜13、最も好ましくは炭素数7〜10のア
ルキル基であり、R5は好ましくは−(O−R7)n−基で
あり、R7は好ましくはエチレン基であり、nは好まし
くは1〜5の数であり、R2及びR3は好ましくはメチル
基又はヒドロキシエチル基であり、R4は好ましくはメ
チレン基である。
=0の場合(ケース2)又はXが−COO−、−OCO
−、−CONH−、−NHCO−でm=1の場合(ケー
ス3)、R1は好ましくは炭素数7〜18、更に好まし
くは炭素数9〜17、最も好ましくは炭素数11〜16
のアルキル基であり、R5は好ましくはメチレン基であ
り、R2及びR3は好ましくはメチル基又はヒドロキシエ
チル基であり、R4は好ましくはメチレン基である。
ましくは炭素数8〜18、更に好ましくは11〜17の
アルキル基である。
で、一般式(I)の化合物が好ましく、m=0の化合物
が更に好ましい。
は、一般式(III)の化合物を含有する。悪臭発生防止
の点で、(b)成分を組成物中0.1〜10質量%含有
することが好ましく、0.5〜8質量%がより好まし
く、0.8〜7質量%が更に好ましく、1〜5質量%が
特に好ましい。
は、R8〜R11のうち2つが炭素数8〜12のアルキル
基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル基又はヒ
ドロキシアルキル基である。より好ましくはR8〜R11
のうち2つが炭素数8〜10のアルキルであり、残りの
2つがメチル基又はヒドロキシエチル基である。最も好
ましくはR8〜R11のうち2つが炭素数10のアルキル
であり、残りの2つがメチル基である。
は、(a)/(b)=1/10〜10/1が効果の点で
好ましく、1/5〜5/1がより好ましく、1/2〜2
/1が更に好ましい。
は、非イオン界面活性剤を含有する。洗浄性能及び組成
物の水への溶解性の点で、非イオン界面活性剤を組成物
中10〜60質量%を含有することが好ましく、15〜
50質量%がより好ましく、20〜48質量%が更に好
ましく、25〜45質量%が特に好ましい。
の炭素数が8〜20の脂肪族アルコール、アルキル基の
炭素数が9〜21の脂肪酸及び脂肪酸アルキルエステ
ル、アルキル基の炭素数が8〜20の脂肪族アミン等
の、非共有電子対を持つ原子を1つ以上有する化合物に
エチレンオキシド(以下、EOと表記する)、プロピレ
ンオキシド(以下、POと表記する)を常法に従い付加
させたもの、糖由来のポリオールを親水基とするもの、
アミンオキサイドあるいは脂肪酸アミド系のものが挙げ
られる。中でも、洗浄性能や経済性の点でポリアルキレ
ングリコールアルキルエーテルが好ましく、次の一般式
(IV)及び/又は(V)にて示される非イオン界面活性
剤がより好ましく、一般式(IV)の化合物と一般式
(V)の化合物を、一般式(IV)/一般式(V)=1/
10〜10/1、更に1/2〜5/1の質量比で併用す
ることが、組成物の使用性の点から更に好ましい。
18の一級の分岐鎖アルキル基及び/又は二級のアルキ
ル基である。EOはエチレンオキシ基であり、jは平均
付加モル数として5〜20である。〕 R13(EO)k/(PO)lH (V) 〔式中、R13は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜
18の一級のアルキル基である。EOはエチレンオキシ
基、POはプロピレンオキシ基を示す。k及びlは平均
付加モル数であり、kは5〜15、lは1〜5である。
EOとPOはランダム付加、ブロック付加でもよ
い。〕。
で、特に下記一般式(VI)で示される非イオン界面活性
剤を用いることで、エリ・そで口汚れに対する高洗浄力
を得ることができる。
基又はアルケニル基である。EOはエチレンオキシ基、
POはプロピレンオキシ基を示す。p、q及びrは平均
付加モル数を表しp>0、q=1〜4、r>0、p+q
+r=6〜14、p+r=5〜12である。好ましくは
p+q+r=7〜14、p+r=6〜12、q=1〜2
である。〕。
たもの以外に次の一般式(VII)で表されるアルキル多糖
界面活性剤、また、次の一般式(VIII)で表されるアミン
オキサイド、更に脂肪酸アルカノールアミド、ポリヒド
ロキシ脂肪酸アミド等が使用できる。
アルキル基もしくはアルケニル基、又はアルキルフェニ
ル基、R15は炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭素数
5又は6の還元糖に由来する残基、xは平均値0〜6の
数、yは平均値1〜10の数を示す。〕
しくは12〜18のアルキル基もしくはアルケニル基、
又はR19C(=O)NH(CH2)y、R19は平均炭素数8〜
20、好ましくは12〜18のアルキル基又はアルケニ
ル基であり、yは1〜5である。またR17、R18は、そ
れぞれCH3、C2H5又はC2H4OHである。〕。
する。安定性や洗浄力の点で、組成物中の比率は1〜8
0質量%が好ましく、1〜70質量%がより好ましく、
1〜60質量%が更に好ましく、3〜50質量%が特に
好ましい。なお、本発明において、水の含有量とは、結
合水以外の自由水含有量のことである。
(1)ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミ
ン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエ
ーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢
酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエンコル酸等
のアミノポリ酢酸又はその塩、ジグリコール酸、オキシ
ジコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン
酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハ
ク酸、グルコン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボ
キシメチル酒石酸等の有機酸又はその塩、更にポリアク
リル酸、ポリマレイン酸塩、カルボキシメチルセルロー
ス、アクリル酸−マレイン酸共重合体若しくはその塩、
無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合体若しくはその
塩、無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体若
しくはその塩、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体
若しくはその塩、無水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体
若しくはその塩、及び特開昭59−62614号公報の
請求項1〜21(1頁3欄5行〜3頁4欄14行)記載
のポリマー等といった有機多価カルボン酸及び/又はそ
の塩0.01〜10質量%、(2)エタノール等のアル
コール類、エチレングリコール及びプロピレングリコー
ル等のグリコール類、パラトルエンスルホン酸、安息香
酸塩(防腐剤としての効果もある)並びに尿素等の減粘
剤及び可溶化剤0.01〜30質量%、(3)ポリオキ
シアルキレンベンジルエーテル、ポリオキシアルキレン
フェニルエーテル等の相調整剤及び洗浄力向上剤0.0
1〜30質量%、(4)平均分子量5000以上のポリ
エチレングリコール、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリ
ン縮合物等の再汚染防止剤及び分散剤0.01〜10質
量%、(5)ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤
0.01〜10質量%、(6)過炭酸ナトリウム又は過
硼酸ナトリウム等の漂白剤0.01〜10質量%、
(7)テトラアセチルエチレンジアミン、特開平6−3
16700号の一般式(I−2)〜(I−7)で示され
る漂白活性化剤等の漂白活性化剤0.01〜10質量
%、(8)チノパールCBS(チバスペシャルティケミ
カルス(株)製)やホワイテックスSA(住友化学社
製)等の蛍光染料0.001〜1質量%、(9)特開平
10−60480号公報の請求項1記載のシリコーン等
の柔軟基剤0.1〜2質量%、(10)シリカ等の消泡
剤0.01〜2質量%、(11)ブチルヒドロキシトル
エン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム及び
亜硫酸水素ナトリウム等の酸化防止剤0.01〜2質量
%、(12)青味付け剤、(13)セルラーゼ、アミラ
ーゼ、ペクチナーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ等の酵
素、(14)塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、
ホウ酸(ホウ素化合物)等の酵素安定化剤、(15)香
料、(16)その他の抗菌防腐剤、(17)着色剤等を
配合することができる。
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、メチルモノエタノールアミン、ジメチルエタノール
アミン、3−アミノプロパノール等のアミン類、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化
物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭
酸塩、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム等のアルカリ金属
珪酸塩、等のアルカリ剤を配合することが好ましく、中
でも炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭
酸塩が洗浄性能の点で好ましい。これらのアルカリ剤は
組成物中に0.5〜30質量%含有されることが好まし
く、1〜25質量%がより好ましく、3〜20質量%が
更に好ましい。
外の界面活性剤、例えば陰イオン界面活性剤を配合する
ことができる。この時、組成物中の、全界面活性剤中の
(a)、(b)、及び(c)成分の合計量が80質量%
以上であることが洗浄力や悪臭発生防止の点で好まし
く、90質量%以上がより好ましい。
を用いて下記のように抗菌性、生乾き臭抑制効果、洗浄
力の評価を行った。その結果を表1に示す。なお、得ら
れた組成物の25℃の粘度は何れも100〜500mP
a・sであり、25℃のpHは何れも9〜11であっ
た。
した菌(Staphylococcus aureus
IFO12732)を滅菌蒸留水に懸濁し、約107
〜108Cells/mLを0.1mL採取し、滅菌蒸
留水で所定の濃度(抗菌剤濃度1、5、10、25、5
0、75、100、200、300、500ppm:質
量基準)に希釈した液10mLに接種し、室温にて作用
させた。一定時間(5、10、15、30分)毎に菌接
触液を一白金耳量採取し、後培養用のSCDLP培地
0.3mLの入ったミクロシャーレ(CORNING社
製、96−Cells Wells)へ接種した〔各洗
浄剤組成物について希釈率10種(濃度)×菌接触時間
4種(時間)=40カ所〕。37℃で2日間培養し、菌
の発育を肉眼で観察し、効果の強度を殺菌エリア数で判
定した。すなわち、ミクロプランター上で菌の生育して
いない箇所を測定することで判定した(最大40)。
(綿100%)3枚と、24時間着用した靴下3足(綿
/アクリル/ポリエステル/ポリウレタン)を、表1の
液体洗浄剤組成物を用いて洗濯機で洗浄した(東芝製2
槽式洗濯機VH−360S1、洗浄剤濃度0.0667
質量%、水道水30L使用、水温20℃、10分間洗濯
(強反転))。その後、20℃の水道水30Lで2回た
めすすぎ(各5分間)を行い、1分間脱水を行った。そ
の後、湿度70%、25℃の恒温恒湿室で1時間乾燥し
た。
乾燥させた衣料(肌着・靴下)の臭いを、それぞれ10
人のパネラー(30代男性10人)により下記の基準で
判定し、平均点を求めた。平均点が0.7未満を◎、
0.7以上1.2未満を○、1.2以上1.7未満を
△、1.7以上を×として判定した。 ほとんど生乾き臭を感じない。……0点 かすかに生乾き臭を感じるが気にならない程度である。
……1点 生乾き臭がする。……2点 顕著に生乾き臭がする。……3点。
ン40g、固形パラフィン5g、カーボンブラック0.
1gを80Lのパークレンに溶解し、ポリエステル布
(ジョーゼット)を浸漬して付着させた後、パークレン
を乾燥除去し人工汚染布とした。
m×5cmに裁断し、5枚1組をターゴトメーターにて
100rpmで、次の条件で洗浄した。
mにおける反射率を自記色彩計(日本電色(株)製Z−
300A)にて測定し、次式によって洗浄率(%)を求
めた。(表には5枚の平均洗浄率を示す。)
14の直鎖第1級アルコールにEOを平均7モル、PO
を平均2モル、EOを平均3モルの順にブロック付加さ
せたもの ・非イオン界面活性剤C2:炭素数12〜14の直鎖第
2級アルコールにEOを平均7モル付加させたもの(ソ
フタノール70、(株)日本触媒製) ・非イオン界面活性剤C3:一般式(VII)において、
R14が炭素数9〜11の分岐鎖1級アルキル基、x=
0、y=1.3、Gがグルコース残基の化合物 ・非イオン界面活性剤C4:炭素数10〜14の直鎖第
1級アルコールにEOを平均20モル付加させたもの ・高分子化合物:特開平10−60476号公報の11
頁6行〜13行記載の方法で合成したフェノキシポリエ
チレングリコール、アクリル酸、マレイン酸共重合体
(重量平均分子量10000、固形分51.2質量%) ・陰イオン界面活性剤1:アルキル炭素数10〜14の
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(平均分子
量345) ・陰イオン界面活性剤2:平均炭素数12.2の分岐鎖
第1級アルコールにEOを1分子当たり平均3モル付加
させたアルキルエーテル硫酸ナトリウム塩 ・脂肪酸:炭素数12〜16のヤシ油系脂肪酸(ルナッ
クL−55、花王(株)製) ・フェノールEO3モル付加物:ポリオキシエチレンモ
ノフェニルエーテル(EO平均3モル付加) ・ペンチルグリセリルエーテル:n−ペンチルモノグリ
セリルエーテル ・酵素:エバラーゼ16.0L タイプEX(プロテア
ーゼ、ノボザイム社製) ・蛍光染料:チノパールCBS−X(チバスペシャリテ
ィケミカルス社製) ・着色剤:青色404号
び室内干し時等の洗濯物の生乾き臭抑制に優れ、且つ洗
浄力に優れる。
Claims (5)
- 【請求項1】 (a)一般式(I)で表される化合物及
び/又は一般式(II)で表される化合物、(b)一般式
(III)で表される化合物、(c)非イオン界面活性
剤、及び(d)水を含有する液体洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中、R1及びR6は、それぞれ炭素数5〜19のアル
キル基又はアルケニル基であり、R2及びR3は、それぞ
れ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基
である。Xは−COO−、−OCO−、−CONH−、
−NHCO−又は 【化2】 である。R4は炭素数1〜3のアルキレン基であり、R5
は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R7)n−であ
る。ここでR7はエチレン基もしくはプロピレン基であ
り、nは1〜10の数である。またmは0又は1であ
る。さらにY-は陰イオン基である。〕 【化3】 〔式中、R8〜R11の中で2つ以上は炭素数8〜12の
アルキル基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基である。Y-は陰イオン基
である。〕 - 【請求項2】 (a)と(b)の質量比が、(a)/
(b)=1/10〜10/1である請求項1記載の液体
洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 (c)が、一般式(IV)で表される化合
物及び/又は一般式(V)で表される化合物である請求
項1又は2何れか記載の液体洗浄剤組成物。 R12O(EO)jH (IV) 〔式中、R12は平均炭素数8〜20の一級の分岐鎖アル
キル基及び/又は二級のアルキル基である。EOはエチ
レンオキシ基であり、jは平均付加モル数として5〜2
0である。〕 R13(EO)k/(PO)lH (V) 〔式中、R13は平均炭素数8〜20の一級のアルキル基
である。EOはエチレンオキシ基、POはプロピレンオ
キシ基を示す。k及びlは平均付加モル数であり、kは
5〜15、lは1〜5である。EOとPOはランダム付
加、ブロック付加でもよい。〕 - 【請求項4】 (c)が、一般式(IV)の化合物と一般
式(V)の化合物であり、両者の質量比が、一般式(I
V)の化合物/一般式(V)の化合物=1/10〜10
/1である請求項3記載の液体洗浄剤組成物。 - 【請求項5】 (a)成分、(b)成分、及び(c)成
分の合計量が、全界面活性剤中の80質量%以上である
請求項1〜4何れか記載の液体洗浄剤組成物。
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