JP2002347650A - サブフレーム支持構造 - Google Patents

サブフレーム支持構造

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JP2002347650A JP2001158976A JP2001158976A JP2002347650A JP 2002347650 A JP2002347650 A JP 2002347650A JP 2001158976 A JP2001158976 A JP 2001158976A JP 2001158976 A JP2001158976 A JP 2001158976A JP 2002347650 A JP2002347650 A JP 2002347650A
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    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/60Subframe construction
    • B60G2206/604Subframe construction with two parallel beams connected by cross members

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】衝撃荷重が作用したときに周辺部品に対する影
響を実用範囲内に抑えることができるサブフレーム支持
構造を得ることである。 【解決手段】車体下面に設けられるボディフレーム1に
サブフレーム10を弾性ブッシュ30、40を介して支
持するサスペンション用サブフレームの支持構造におい
て、弾性ブッシュ30の内筒下端31aに一端が支持さ
れ、その一端からボディフレーム1に沿って延在して他
端がボディフレーム1に支持されると共に、予め設定さ
れた方向からの入力荷重によって設定された方向に折曲
変形を生ずるステー50、60を設け、衝撃荷重が入力
された場合に、ステー50、60の周辺に配置されてい
る部品や部材等への影響を回避することができる方向に
折曲変形させて、周辺部品等への影響を周辺部品の本来
機能が損なわれない実用範囲内に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体下面
部に設けられるボディフレームに車幅方向に延在して左
右のサスペンション部材を支持するサスペンション用サ
ブフレームを弾性ブッシュを介して支持するサブフレー
ム支持構造に関する。
【0002】
【従来技術】図8〜図10は、従来技術を示す説明図で
ある。図中で矢印Frは車体前方を示し、矢印Lは車体
後方から車体前方に向かって左側を示し、矢印Uは車体
上方を示す。
【0003】ボディフレーム1は、自動車の車体後部を
下方から見た概略図である図8に示すように、車体下面
部で互いに車幅方向に離間して車体前後方向に延在する
一対のメインフレーム2と、これら一対のメインフレー
ム2の間で車幅方向に延在して互いに接続するボディク
ロスメンバ6を有している。そして、ボディフレーム1
の下方位置には、ボディフレーム1の下面部に沿って車
幅方向に延在するように、サブフレーム10が配設され
ている。
【0004】サブフレーム10は、車体前後方向に離間
して互いに平行に車幅方向に延在する前サブフレーム1
1と後サブフレーム12を車体前後方向に延在する一対
の縦サブフレーム13で結合して井桁状に組むことによ
って一体に構成されている。そして、サブフレーム10
の側方位置にはいわゆるマルチリンク式リヤサスペンシ
ョンを介してハウジング20が支持されている。
【0005】ハウジング20は、後車輪26を回転自在
に支持しており、車体前後方向に離間して互いに平行に
車幅方向に延在する複数本のラテラルロッド23、2
4、25と、ハウジング20から車体前方に向かって延
在して先端がメインフレーム2の下面にブラケット80
を介して支持されるラジアスアーム22とによって、上
下方向に移動自在に支持されている。
【0006】サブフレーム10は、弾性ブッシュ210
を間に介在してメインフレーム2に支持されている。
【0007】弾性ブッシュ210は、前サブフレーム1
1の両端部にそれぞれ配置されており、図8のF−F線
断面図である図9に示すように、取付ボルト232が挿
通されて中心軸線が上下方向に延在しかつメインフレー
ム2の下面部3に内筒上端211bが接面した状態で固
定される内筒201と、サブフレーム10のブッシュ装
着穴部14内への圧入によりサブフレーム10に固定さ
れる外筒212と、内筒211と外筒212の間に介在
され両者間の音や振動の伝達を抑制する防振作用を備え
た弾性部材213を有している。そして、弾性ブッシュ
210の内筒下端201aと取付ボルト230のボルト
ヘッド230aとの間に共締め固定されてメインフレー
ム2に対するサブフレーム10の下方への変位を規制す
るワッシャ240を有している。
【0008】一方、弾性ブッシュ210は、後サブフレ
ーム12の両端部にそれぞれ配置されており、図8のG
−G線断面図である図10に示すように、取付ボルト2
32が挿通されて中心軸線が上下方向に延在し、メイン
フレーム2の下面部3に内筒上端211bが接面した状
態で固定される内筒211と、サブフレーム10のブッ
シュ装着穴部14内への圧入によりサブフレーム10に
固定される外筒212と、内筒211と外筒212の間
に介在され両者間の音や振動の伝達を抑制する防振作用
を備えた弾性部材213を有している。そして、車幅方
向に延在するステー220によって、内筒下端211a
とボディクロスメンバ6との間が連結されている。
【0009】ステー220は、平板部材を略クランク状
に折曲することによって構成されており、ボディクロス
メンバ6の下面部6aに接面して支持される上板部22
2と、弾性ブッシュ210の下端に支持される下板部2
21と、上板部222と下板部221との間を連結する
連結部223とを有している。
【0010】ステー220の上板部222は、図8に示
すように、2本の取付ボルト231によって車体前後方
向に離間した2カ所を下面部6aにボルト固定されてお
り、下板部221は、図10に示すように、取付ボルト
232のボルトヘッド231aと内筒下端211aとの
間に共締め固定されている。
【0011】上記構成を有するステー220を用いて、
内筒下端211aとボディクロスメンバ6との間を支持
することにより、弾性ブッシュ210の支持剛性を確保
し、サブフレーム10にサスペンション入力荷重が作用
した場合に、取付ボルト230、231の変形や、取付
ボルト230、231を支持するメインフレーム2の下
面部3の変形を抑制して、サブフレーム10の変位を抑
え、自動車の操縦安定性を確保している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サブフ
レーム10の周辺には、燃料タンク15、フィラーパイ
プ16a、フューエルパイプ16bなどの燃料系部品1
6や、ハウジング20に連通するブレーキホース17
a、ハンドブレーキケーブル17b、ABSセンサハー
ネス17cなどの制動系部品17が配置されている。
【0013】従って、ステー220を設ける場合には、
常態時においてこれらの周辺部品との必要間隔を備える
一方、車体後方や車体側方から車体に衝撃荷重が加えら
れた場合にこれらの周辺部品や車体部材に対する影響を
本来の機能が損なわれない実用範囲内に抑える必要があ
る。このため、燃料タンク15とサブフレーム10の位
置関係を変更したり、燃料タンク15の容量を小さくし
たり、車体のホイールベースを長くするなどの車体全体
の大幅な設計変更が必要であった。
【0014】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、衝撃荷重が作用したときには周辺
部品に対する影響を実用範囲内に抑えることができるサ
ブフレーム支持構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の発明によるサブフレーム支持構造は、車体
下面部に設けられるボディフレームに、ボディフレーム
の下方位置で車幅方向に延在して左右のサスペンション
部材を支持するサブフレームを、中心軸線が上下方向に
延在しボディフレームの下面部に上端が固定される内筒
とその内筒に同軸上に配置されサブフレームに固定され
る外筒とその内筒及び前記外筒の間に介在される弾性体
とを有する弾性ブッシュを介して支持するサブフレーム
支持構造において、弾性ブッシュの内筒下端に一端が支
持され、その一端からボディフレームの下面部に沿って
延在して他端がボディフレームに支持されると共に、予
め設定された方向からの入力荷重によって設定された方
向に折曲変形を生ずるステーを設けたことを特徴とす
る。
【0016】請求項1の発明によると、ステーに対して
予め設定された方向から予め設定された以上の荷重が入
力された場合に、ステーは設定された方向に折曲変形す
る。従って、ステーが折曲変形する方向を、ステーの周
辺に配置されている部品や部材等への影響を回避するこ
とができる方向に設定しておくことによって、実際に折
曲変形した場合に、ステーの周辺に配置されている部品
や部材等への影響を回避することができる。
【0017】従って、例えば衝撃荷重が入力された場合
に、ステーによる周辺部品への影響を本来の機能が損な
われない実用範囲内に抑えることができる。また、この
ようなステーを設けたことに起因して、周辺部品等への
影響を考慮した大幅な設計変更を行う等の対策を施す必
要がなく、容易に実施することができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のサブフレーム支持構造において、ステーが、弾性ブッ
シュの内筒下端に支持されるブッシュ側固定金具と、ボ
ディフレームに支持されるボディフレーム側固定金具
と、ブッシュ側固定金具に一端部が結合され他端部がボ
ディフレーム側固定金具に結合されたパイプ部材と、を
有することを特徴とする。
【0019】請求項2の発明は、請求項1に記載のステ
ーの構成を具体的に示したものであり、弾性ブッシュの
内筒下端とボディフレームとの間を連結する部材にパイ
プ部材を用いたことにより、高い剛性を容易に得ること
ができ、ステーの軽量化も図ることができる。また、ス
テーを容易に製造することができ、ステーの製造コスト
を低減することができる。また、折曲変形した際に、鋭
角部分の発生を防止して周辺部品や車体部材への影響を
低くすることができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のサブフレーム支持構造において、パイプ部材が、ブッ
シュ側固定金具とボディフレーム側固定金具との間の中
央部分がブッシュ側固定金具とボディフレーム側固定金
具との間を一直線状に結ぶ線よりも折曲変形する方向に
偏在した位置を通過する湾曲形状を有することを特徴と
する。
【0021】請求項3の発明によれば、ブッシュ側固定
金具とボディフレーム側固定金具との間を接近させる方
向に予め設定された以上の荷重が入力された場合に、中
央部分でパイプ部材を設定された方向に折曲変形させる
ことができ、周辺部品や部材等への影響を回避すること
ができる。従って、例えば車体後方や車体側方から車体
に衝撃荷重が加えられた場合に、周辺部品や部材等に対
する影響を本来の機能が損なわれない実用範囲内に抑え
ることができる。
【0022】また、湾曲形状に形成することにより、常
態時において周辺部品とのクリアランスを確保すること
ができ、また、整備スペースを確保することができる。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
のサブフレーム支持構造において、パイプ部材が、中央
部分に前記折曲変形を生じさせる脆弱部を有することを
特徴とする。
【0024】請求項4の発明によれば、ブッシュ側固定
金具とボディフレーム側固定金具との間を接近させる方
向に予め設定された以上の荷重が入力された場合に、脆
弱部でパイプ部材を設定された方向に折曲変形させるこ
とができ、周辺部品や部材等への影響を回避することが
できる。従って、例えば車体後方や車体側方から車体に
衝撃荷重が加えられた場合に、周辺部品や部材等に対す
る影響を本来の機能が損なわれない実用範囲内に抑える
ことができる。
【0025】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれかに記載のサブフレーム支持構造において、ブッ
シュ側固定金具が、弾性ブッシュの内筒下端に固定され
る固定部と、ブッシュ側固定部の端縁に連続して設けら
れパイプ部材の中心軸線に対して傾斜して交差する方向
に延在する支持面部と、支持面部に開口形成されパイプ
部材の一端部を挿入した状態で溶接可能なパイプ装着穴
部と、を有することを特徴とする。
【0026】請求項5の発明によれば、支持面部をパイ
プ部材の中心軸線に対して傾斜して交差する方向に延在
させ、かかる支持面部にパイプ部材の一端部を挿入し溶
接するためのパイプ装着穴部を形成したので、ブッシュ
側固定金具にパイプ部材の一端部を位置決めした状態で
保持させることができ、パイプ部材のブッシュ側固定金
具への溶接を容易ならしめ、ステーの生産性を向上する
ことができる。
【0027】請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の
いずれかに記載のサブフレーム支持構造において、ボデ
ィフレーム側固定金具が、ボディフレームに固定される
固定部と、固定部の端縁に連続して設けられパイプ部材
の中心軸線に対して傾斜して交差する方向に延在する支
持面部と、支持面部に開口形成されパイプ部材の他端部
に挿入した状態で溶接可能なパイプ装着穴部と、を有す
ることを特徴とする。
【0028】請求項6の発明によれば、支持面部をパイ
プ部材の中心軸線に対して傾斜して交差する方向に延在
させ、かかる支持面部にパイプ部材の他端部を挿入し溶
接するためのパイプ装着穴部を形成したので、ブッシュ
側固定金具にパイプ部材の一端部を位置決めした状態で
保持させることができ、パイプ部材のブッシュ側固定金
具への溶接を容易ならしめ、ステーの生産性を向上する
ことができる。
【0029】請求項7に記載の発明は、請求項2〜6の
いずれかに記載のサブフレーム支持構造において、ステ
ーが、パイプ部材の一端部と他端部の少なくとも一方が
中央部分よりも下方に配置される姿勢状態で弾性ブッシ
ュの内筒下端とボディフレームとの間を連結することを
特徴とする。
【0030】請求項7の発明によると、パイプ部材の一
端部と他端部の少なくとも一方が中央部分よりも下方に
配置されるので、パイプ部材の内部に入り込んだ土砂の
排出が自然に行われる。また、パイプ部材の内部の洗浄
も容易で、水の排出も自然に行うことができる。従っ
て、ステーの防錆寿命を長く維持することができる。
【0031】請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の
いずれかに記載のサブフレーム支持構造において、ステ
ーが、弾性ブッシュの内筒下端にブッシュ側固定金具が
支持され、ブッシュ側固定金具からボディフレームに沿
って延在してボディフレーム側固定金具がボディフレー
ムに支持される第1ステーと、弾性ブッシュの内筒下端
にブッシュ側固定金具が支持され、ブッシュ側固定金具
からボディフレームに沿ってかつ第1ステーと異なる方
向に延在してボディフレーム側固定金具がボディフレー
ムに支持される第2ステーと、を有することを特徴とす
る。
【0032】請求項8の発明によると、ボディフレーム
に沿って延在する第1ステーと、ボディフレームに沿っ
て延在しかつ第1ステーと異なる方向に延在する第2ス
テーを用いて弾性ブッシュの内筒下端とボディフレーム
との間を連結することにより、第1ステーの延在する方
向への入力及び第2ステーの延在する方向への入力に対
する弾性ブッシュの支持剛性を向上することができる。
【0033】従って、防振性を損なうことなく、サブフ
レームのボディーフレームに対する第1ステー及び第2
ステーの延在する方向への変位を抑制することができ
る。従って、第1ステー及び第2ステーの延在する方向
を予め設定された方向に設定することによって、優れた
操縦安定性を確保できる。
【0034】また、第1ステーの延在する方向、或いは
第2ステーの延在する方向に予め設定された以上の荷重
が入力された場合には、当該ステーを設定された方向に
積極的に折曲変形させることができるので、複数のステ
ーを設けた場合でも、ステーの周辺に配置されている周
辺部品や車体部材への影響を回避することができる。
【0035】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のサブフレーム支持構造において、ボディフレームが車
体下面部で互いに車幅方向に離間して車体前後方向に延
在する一対のメインフレームと、これらのメインフレー
ムの間を車幅方向に延在して互いに接続するボディクロ
スメンバを有し、第1ステーがメインフレームに沿って
車体前後方向に延在して弾性ブッシュの内筒下端とメイ
ンフレームとの間を連結し、第2ステーがボディクロス
メンバに沿って車幅方向に延在して弾性ブッシュの内筒
下端とボディクロスメンバとの間を連結することを特徴
とする。
【0036】請求項9の発明は、請求項8に記載の発明
を具体的に示したものであり、第1ステーは、メインフ
レームに沿って車体前後方向に延在してメインフレーム
と弾性ブッシュの内筒下端との間を連結し、第2ステー
は、ボディクロスメンバに沿って車幅方向に延在してボ
ディクロスメンバと弾性ブッシュの内筒下端との間を連
結することにより、車体前後方向及び車幅方向への入力
に対する弾性ブッシュの支持剛性を向上することができ
る。
【0037】従って、防振性を損なうことなく、サブフ
レームの車体前後方向及び車幅方向への移動を抑制する
ことができ、サブフレームに支持された車輪のトー変化
を抑え、操縦安定性を向上することができる。
【0038】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のサブフレーム支持構造において、弾性ブッシュがサ
ブフレームの前部と後部にそれぞれ設けられており、第
1ステーがサブフレーム前部とメインフレームとの間に
介在される弾性ブッシュの内筒下端とメインフレームと
の間を車体前後方向に延在して連結し、第2ステーがサ
ブフレーム後部とメインフレームとの間に介在される弾
性ブッシュの内筒下端とボディクロスメンバとの間を車
幅方向に延在して連結することを特徴とする。
【0039】請求項10の発明は、サブフレームの前部
と後部を左右のメインフレームに弾性ブッシュを介して
支持する場合について示したものであり、サブフレーム
の前部に設けられる弾性ブッシュの内筒下端とメインフ
レームとの間を車体前後方向に延在する第1ステーによ
って連結し、サブフレームの後部に設けられる弾性ブッ
シュの内筒下端とボディクロスメンバとの間を車幅方向
に延在する第2ステーによって連結して、サブフレーム
の後部の車幅方向への剛性を向上させ、サブフレームの
前部の車体前後方向への剛性を向上させる。
【0040】これにより、例えばサブフレームの車体左
右のいずれか一方に車体前方から後方に向かってサスペ
ンション入力荷重が働いた場合には、第1ステーが車体
前後方向の入力荷重に抗することによって、サブフレー
ム後部を支持する部分の車体前後方向への変位を抑制で
きる。
【0041】従って、サブフレーム後部を支持する部分
の車体前後方向への変位に起因した、サブフレーム前部
を支持する部分の車幅方向への変位を抑えることがで
き、サブフレーム全体が平面視で回転する方向に移動す
るのを防止し、トー角の変化を抑えることができる。従
って、防振性を損なうことなく、操縦安定性を飛躍的に
向上させることができる。
【0042】請求項11に記載の発明は、請求項9又は
10に記載のサスペンション用サブフレームの支持構造
において、一方のメインフレームに設けられた弾性ブッ
シュの内筒下端にブッシュ側固定金具が支持された第2
ステーと、他方のメインフレームに設けられた弾性ブッ
シュの内筒下端にブッシュ側固定金具が支持された第2
ステーを車幅方向に延在するように一体化したことを特
徴とする。
【0043】請求項11の発明によれば、第2ステーの
車幅方向への剛性を向上することができ、弾性ブッシュ
の車幅方向への支持剛性を向上することができる。従っ
て、サブフレームの車幅方向への移動を更に抑制するこ
とができ、操縦安定性をより一層向上させることができ
る。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図に基づ
いて以下に説明する。
【0045】(第1の実施例)図1は、第1の実施例を
説明する概略図であり、上述の従来技術の説明で用いた
図8に対応するものである。尚、従来と同様の符号に
は、同一の符号を付することでその詳細な説明を省略す
る。
【0046】メインフレーム2及びボディクロスメンバ
6は、それぞれ上方が開放された略コ字型の断面形状を
有しており、その上方を閉塞するように図示していない
車体下面に固定されている。そして、メインフレーム2
にボディクロスメンバ6が接続される箇所のメインフレ
ーム2の下面部3には、後サブフレーム12の両端部を
メインフレーム2に支持するための弾性ブッシュ40が
設けられており、その車体前方位置には、前サブフレー
ム11の両端部をメインフレーム2に支持するための弾
性ブッシュ30が設けられている。
【0047】弾性ブッシュ30は、図1のH−H線断面
図である図2に示すように、取付ボルト71を挿通可能
な内径を有する内筒31と、サブフレーム10のブッシ
ュ装着穴部14内に圧入固定される外径を有する外筒3
2と、内筒31と外筒32の間を結合して音や振動の伝
達を抑制する防振作用を備えた弾性部材33を備えてお
り、内筒31は、外筒32よりも軸方向に長く、その両
端部は外筒32の両端部よりも軸方向にそれぞれ突出す
るように配設されている。また、弾性部材33は、外筒
32の両端部と同一面を形成する端面を有しており、こ
れらの両端面には、外筒33の端部よりも軸方向に突出
しかつ内筒31の端部よりも低い高さを有するリング状
の突起部34がそれぞれ設けられている。
【0048】上記構成を有する弾性ブッシュ30は、メ
インフレーム2の下面部3に形成された開口穴5の付近
に固設されたウェルドナット4に、下方から内筒31の
中を挿通させた取付ボルト71の先端を螺合することに
よってメインフレーム2に支持されている。
【0049】メインフレーム2の下面部3は、略水平方
向に延在して弾性ブッシュ30の内筒上端31bが接面
した状態で固定されるブッシュ固定面部3Aと、ブッシ
ュ固定面部3Aの前端で車体下方に向かって折曲されて
車体前方に移行するに従って漸次車体下方に移行するよ
うに延在する傾斜面部3Bと、傾斜面部3Bの前端で再
び車体前方に向かって折曲されて略水平方向に延在する
水平面部3Cを有しており、傾斜面部3Bと水平面部3
Cとの間には、ハウジング20のラジアスアーム22を
メインフレーム2に支持するブラケット8が固設されて
いる。
【0050】そして、ブラケット8と弾性ブッシュ30
の内筒下端31aとの間には、メインフレーム2の下面
部3に沿って車体前後方向に延在して両者を連結する第
1ステー50が設けられている。
【0051】第1ステー50は、弾性ブッシュ30の内
筒下端31aに結合されるブッシュ側固定金具51と、
ブラケット8に結合されるボディフレーム側固定金具5
2と、ブッシュ側固定金具51とボディフレーム側固定
金具52との間を連結するパイプ部材53とを有してい
る。
【0052】ブッシュ側固定金具51は、平板部材を絞
り成形することによって形成されており、弾性ブッシュ
30の内筒下端31aの下面に対向配置され固定される
ブッシュ側固定部54と、ブッシュ側固定部54の端縁
に連続して折り曲げ形成されてパイプ部材53の一端部
53Aが溶接されるブッシュ側支持部55を有してい
る。ブッシュ側固定部54は、取付ボルト71を挿通す
るための貫通孔54aを有しており、ブッシュ側支持部
55は、パイプ部材53の一端部53Aに沿って延在す
ると共にその外周面に接面する断面が略円弧形状を有し
ている。
【0053】ボディフレーム側固定金具52は、ブッシ
ュ側固定金具51と同様に、平板部材を絞り成形するこ
とによって形成されており、ブラケット8の下面に対向
配置され固定されるブラケット側固定部56と、ブラケ
ット側固定部56の端縁に連続して折り曲げ形成されて
パイプ部材53の他端部53Bが溶接されるブラケット
側支持部57を有している。ブラケット側固定部56
は、ブラケット8の下面に突設された固定ボルト72を
挿通するための貫通孔56aを有しており、ブラケット
側支持部57は、パイプ部材53の一端部53Bに沿っ
て延在すると共にその外周面に接面する断面が略円弧形
状を有している。
【0054】パイプ部材53は、予め設定された剛性で
選定された直径及び厚さを有する円筒パイプ部材を湾曲
させることによって形成されており、一端部53Aがブ
ッシュ側固定金具51のブッシュ側支持部55に溶接固
定され、他端部53Bがボディフレーム側固定金具52
のブラケット側支持部57に溶接固定されている。そし
て、弾性ブッシュ30の下端にブッシュ側固定金具51
を支持し、ブラケット8にボディフレーム側固定金具5
2を支持した場合に、一端部53Aと他端部53Bとの
間を一直線状に結ぶ線よりも中央部53Cが車体上方で
かつ車体前方位置に偏在しかつ一端部53Aと他端部5
3Bが中央部53Cよりも低い高さ位置に位置する姿勢
状態に配置される。
【0055】第1ステー50のブッシュ側固定金具51
は、ブッシュ側固定部54を弾性ブッシュ30の下面に
対向させて取付ボルト71の先端を貫通孔54aを介し
て内筒31の中に挿通してウェルドナット4に螺合する
ことによって、弾性ブッシュ30の下端に支持される。
また、第1ステー50のボディフレーム側固定金具52
は、ブラケット側固定部56をブラケット8の下面に対
向させて固定ボルト72に貫通孔56aを挿通させてナ
ット73を螺合することによって、ブラケット8に支持
される。
【0056】従って、弾性ブッシュ30の内筒31及び
取付ボルト71は、両端が支持された形となり、防振性
を損なうことなく、車体前後方向の入力に対する支持剛
性を向上することができる。これにより、例えば急発進
・急加速時のサスペンション入力荷重によってサブフレ
ーム10に車体前後方向に向かう荷重が作用した場合
に、取付ボルト71の変形や、取付ボルト71の先端を
支持するブッシュ固定面部3Aの変形を抑え、サブフレ
ーム10の前部が車体前後方向に変位するのを抑制する
ことができる。
【0057】また、第1ステー50は、パイプ部材53
の一端部53Aと他端部53Bが中央部53Cよりも低
い高さ位置に位置する姿勢状態で配置されるので、所定
の排泄勾配を有し、例えばパイプ部材53の端部からそ
の内部に土砂や水が入り込んだ場合に、自然に排出させ
ることができる。従って、パイプ部材53の内部を洗い
易く、第1ステー50の防錆寿命を増大させることがで
きる。更に、パイプ部材53の湾曲形状により、パイプ
部材53の下方位置にブレーキホース17a、ハンドブ
レーキケーブル17b、ABSセンサ用ハーネス17c
等の制動系部品17を配置するための空間部を形成する
ことができ、常態時における制動系部品17とのクリア
ランス及びこれらの整備スペースを確保することができ
る。
【0058】一方、後サブフレーム12の両端部をメイ
ンフレーム2に支持するための弾性ブッシュ40は、図
1のJ−J線断面図である図3に示すように、取付ボル
ト74を挿通可能な内径を有する内筒41と、サブフレ
ーム10のブッシュ装着穴部18内に圧入固定される外
径を有する外筒42と、内筒41と外筒42の間を結合
して音や振動の伝達を抑制する防振作用を備えた弾性部
材43を備えており、内筒41は、外筒42よりも軸方
向に長く、その両端部は外筒42の両端部よりも軸方向
にそれぞれ突出するように配設されている。また、弾性
部材43の両端面には、弾性ブッシュ30と同様にリン
グ状の突起部44がそれぞれ設けられている。
【0059】上記構成を有する弾性ブッシュ40は、メ
インフレーム2の下面部3に形成された開口穴5の付近
に固設されたウェルドナット4に、下方から内筒41の
中を挿通させた取付ボルト74の先端を螺合することに
よってメインフレーム2に支持されている。
【0060】そして、弾性ブッシュ40の内筒下端41
aには、ボディクロスメンバ6の下面部6aに沿って車
幅方向に延在してボディクロスメンバ6との間を連結す
る第2ステー60が設けられている。
【0061】第2ステー60は、弾性ブッシュ40の内
筒下端41aに結合されるブッシュ側固定金具61と、
ボディクロスメンバ6に結合されるボディフレーム側固
定金具62と、ブッシュ側固定金具61とボディフレー
ム側固定金具62との間を連結するパイプ部材63とを
有している。
【0062】ブッシュ側固定金具61は、平板部材を絞
り成形することによって形成されており、弾性ブッシュ
40の内筒下端41aの下面に対向配置され固定される
ブッシュ側固定部64と、ブッシュ側固定部64の端縁
に連続して折り曲げ形成されてパイプ部材63の一端部
63Aが溶接されるブッシュ側支持部65を有してい
る。ブッシュ側固定部64は、取付ボルト74を挿通す
るための貫通孔64aを有しており、ブッシュ側支持部
65は、パイプ部材63の一端部63Aに沿って延在し
かつその外周面に接面するように断面が略円弧状に形成
されている。
【0063】ボディフレーム側固定金具62は、ブッシ
ュ側固定金具61と同様に、平板部材を絞り成形するこ
とによって形成されており、ボディクロスメンバ6の下
面部6aに対向配置され固定されるメンバ側固定部66
と、メンバ側固定部66の端縁に連続して折り曲げ形成
されてパイプ部材63の他端部63Bが溶接されるメン
バ側支持部67を有している。メンバ側固定部66は、
取付ボルト75を挿通するための貫通孔66aを有して
おり、メンバ側支持部67は、パイプ部材63の他端部
63Bに沿って延在しかつその外周面に接面するように
断面が略円弧形状に形成されている。
【0064】パイプ部材63は、予め設定された剛性で
選定された直径及び厚さを有する円筒パイプ部材を長手
方向に湾曲成形することによって形成されており、一端
部63Aがブッシュ側固定金具61のブッシュ側支持部
65に溶接固定され、他端部63Bがボディフレーム側
固定金具62のメンバ側支持部67に溶接固定されてい
る。
【0065】そして、弾性ブッシュ40の下端にブッシ
ュ側固定金具61を支持し、ボディクロスメンバ6の下
面部6aにボディフレーム側固定金具62を支持した場
合に、一端部63Aと他端部63Bとの間を一直線状に
結ぶ線よりも一端部63Aと他端部63Bとの間の中央
部63Cが車体上方でかつ車体後方位置に偏在しかつ一
端部63Aが他端部63B及び中央部63Cよりも低い
高さ位置に位置する姿勢状態に配置される。
【0066】第2ステー60のブッシュ側固定金具61
は、取付ボルト74の先端を貫通孔64aを介して内筒
41に挿通してウェルドナット4に螺合することによ
り、弾性ブッシュ40の下端に支持される。また、第2
ステー60のボディフレーム側固定金具62は、固定ボ
ルト75を貫通孔66aを挿通させてウェルドナット4
に螺合することによって、ボディクロスメンバ6の下面
部6aに支持される。
【0067】従って、弾性ブッシュ40の内筒41及び
取付ボルト74は、両端が支持された形となり、防振性
を損なうことなく、車幅方向の入力に対する支持剛性を
向上することができる。これにより、例えば旋回時のサ
スペンション入力荷重によってサブフレーム10に車幅
方向に向かう力が作用した場合に、取付ボルト74の変
形や、取付ボルト74の先端を支持するメインフレーム
2の下面部3の変形を抑え、サブフレーム10の車体後
部が車幅方向に変位するのを抑制することができる。
【0068】また、第2ステー60は、パイプ部材73
の一端部73Aが他端部73B及び中央部73Cよりも
低い高さ位置に位置する姿勢状態で配置されるので、所
定の排泄勾配を有し、例えばパイプ部材63の端部から
その内部に土砂や水が入り込んだ場合に、これらを自然
に排出することができる。従って、パイプ部材63の内
部を洗い易く、防錆寿命を増大させることができる。更
に、パイプ部材63の湾曲形状により、パイプ部材63
の下方位置に所定の空間部を形成することができ、制動
系部品17等の周辺部品の整備スペースを確保すること
ができる。
【0069】上記構成を有するサブフレーム支持構造に
よれば、例えば急発進、急加速時のサスペンション入力
荷重により、サブフレーム10に車体後方に向かう力が
作用すると、弾性ブッシュ30の外筒32と弾性ブッシ
ュ40の外筒42には、車体後方に向かう力が作用す
る。
【0070】これに伴い、弾性ブッシュ30の内筒31
及び弾性ブッシュ40の内筒41には、それぞれ弾性部
材33及び弾性部材43を介して車体後方に向かう力が
作用するが、弾性ブッシュ30の内筒31をメインフレ
ーム2に支持する取付ボルト71の先端側がメインフレ
ーム2のブッシュ固定面部3Aに支持され、取付ボルト
71のボルトヘッド側が車体前後方向に延在する第1ス
テー50を介してメインフレーム2に支持されて、車体
前後方向に向かう力に対する支持剛性が向上されている
ので、かかる方向への取付ボルト71自身の変形や、取
付ボルト71の先端側を支持するブッシュ固定面部3A
の変形を抑制し、これらの変形に起因した内筒31の車
体後方への変位を抑えることができる。
【0071】また、例えば旋回走行時のサスペンション
入力荷重により、サブフレーム10に車幅方向の力が作
用すると、弾性ブッシュ30の外筒32と弾性ブッシュ
40の外筒42には、車幅方向に向かう力が作用する。
【0072】これに伴い、弾性ブッシュ30の内筒31
及び弾性ブッシュ40の内筒41には、それぞれ弾性部
材33及び弾性部材43を介して車幅方向に向かう力が
作用するが、弾性ブッシュ40の内筒41をメインフレ
ーム2に支持する取付ボルト74の先端側がメインフレ
ーム2の下面部3に支持され、取付ボルト74のボルト
ヘッド側が車幅方向に延在する第2ステー60を介して
ボディクロスメンバ6に支持されて、車幅方向に向かう
力に対する支持剛性が向上されているので、かかる方向
への取付ボルト74自身の変形や、取付ボルト74の先
端側を支持するメインフレーム2の下面部3の変形を抑
制し、これらの変形に起因した内筒41の車幅方向への
変位を抑えることができる。
【0073】従って、サブフレーム10の車体前後方向
及び車幅方向への変位を抑制することができる。
【0074】また、例えば悪路走行時のサスペンション
入力荷重により、サブフレーム10の車幅方向いずれか
一方側に車体後方に向かう力が作用した場合には、その
車幅方向一方側の弾性ブッシュ40には車体後方に向か
う力が作用し、車幅方向他方側の弾性ブッシュ40には
車体前方に向かう力が作用し、車幅方向一方側の弾性ブ
ッシュ30には車幅方向外方に向かう力が作用し、車幅
方向他方側の弾性ブッシュ30には車幅方向内方に向か
う力が作用する。
【0075】しかし、第1ステー50により、弾性ブッ
シュ30の車体前後方向に向かう力に対する支持剛性が
向上されて、内筒31の車体後方への変位が抑えられて
いるので、車幅方向一方側の弾性ブッシュ40の車体後
方への変位と、車幅方向他方側の弾性ブッシュ40の車
体前方への変位を抑えることができる。
【0076】また、第2ステー60により、弾性ブッシ
ュ40の車幅方向に向かう力に対する支持剛性が向上さ
れて、内筒41の車幅方向への変位が抑えられているの
で、車幅方向一方側の内筒41の車幅方向外方への変位
と、車幅方向他方側の内筒41の車幅方向内方への変位
を抑えることができる。
【0077】従って、サブフレーム10がボディフレー
ム1の下面に沿って平面視で回転する方向に変位するの
を防止することができる。これにより、サブフレーム1
0に支持されているハウジング20のトー角変化を抑制
することができる。従って、サスペンション支持剛性を
増大させることが可能となり、操縦安定性を飛躍的に向
上させることができる。
【0078】また、サブフレーム10がボディフレーム
1の下面に沿って平面視で回転方向に移動されるのを防
止することができることから、第2ステー60のボディ
クロスメンバ6側を固定する取付ボルト75への弛み入
力を低減することができ、取付ボルト75の本数を従来
よりも削減することができる。
【0079】そして、例えばメインフレーム2に対して
サブフレーム10の前サブフレーム11側や後サブフレ
ーム12側が上下方向に変位した場合は、弾性部材3
3、43の上下の端面にそれぞれ突設された突起部3
4、44がメインフレーム2の下面部3や第1ステー5
0の一端部51或いは第2ステー60の一端部61に当
接することにより、外筒32、42やブッシュ装着穴部
14の直接当接を防止して、音や振動の伝達を防止する
ことができる。
【0080】そして、例えば第1ステー50に車体前後
方向の衝撃荷重が作用した場合には、第1ステー50の
パイプ部材53が所定の湾曲形状を有していることか
ら、パイプ部材53の中央部53Cを車体上方に向かっ
て折曲変形させ、パイプ部材53の下方位置に存在する
制動系部品17との干渉を回避することができる。ま
た、折曲変形により他の周辺部品や車体部材に干渉した
場合でも、第1ステー50は、外形が円筒形状を有する
パイプ部材53を採用しているので、周辺部品等への影
響を本来の機能を損なわない実用範囲内に抑えることが
でき、本来のステー剛性を維持して操縦安定性を維持す
ることができる。
【0081】また、例えば第2ステー60に車幅方向の
衝撃荷重が作用した場合には、第2ステー60のパイプ
部材63が所定の湾曲形状を有していることから、パイ
プ部材63の中央部63Cを車体上方でかつ後方に向か
って折曲変形させ、パイプ部材63の周辺に存在する周
辺部品や車体部材等への干渉を回避することができる。
そしてまた、折曲変形によりこれらの周辺部品等に干渉
した場合でも、第2ステー60は、外形が円筒形状を有
するパイプ部材63を採用しているので、周辺部品等へ
の影響を本来の機能を損なわない実用範囲内に抑えるこ
とができ、本来のステー剛性を維持して操縦安定性を維
持することができる。
【0082】(第2の実施例)図4及び図5は、第2の
実施例を説明する概略図であり、それぞれ第1の実施例
における図2及び図3に対応するものである。尚、第1
の実施例と同様の符号には、同一の符号を付することで
その詳細な説明を省略する。
【0083】本実施例において、第1ステー80のブッ
シュ側固定金具81は、図4に示すように、平板部材を
折り曲げることによって形成されており、弾性ブッシュ
30の内筒下端31aの下面に対向配置され固定される
ブッシュ側固定部84と、ブッシュ側固定部84の端縁
で下方に向かって折曲されてパイプ部材83の一端部8
3Aの中心軸線に対して直交せず傾斜して交差する方向
に延在するブッシュ側支持面部85と、ブッシュ側支持
面部85に楕円形状を有して開口形成されパイプ部材8
3の一端部83Aを斜めに挿入した状態で溶接可能なブ
ッシュ側パイプ装着穴部86と、を有している。
【0084】ボディフレーム側固定金具82は、ブッシ
ュ側固定金具81と同様に、平板部材を折り曲げること
によって形成されており、ブラケット8の下面に対向配
置され固定されるブラケット側固定部86と、ブラケッ
ト側固定部86の端縁で下方に向かって折曲されてパイ
プ部材83の他端部83Bの中心軸線に対して直交せず
傾斜して交差する方向に延在するブラケット側支持面部
87と、ブラケット側支持面部87に楕円形状を有して
開口形成されパイプ部材83の他端部83Bを斜めに挿
入した状態で溶接可能なブラケット側パイプ装着穴部8
8と、を有している。
【0085】パイプ部材83は、第1の実施例と同様の
構成を有しており、予め設定された剛性で選定された直
径及び厚さを有する円筒パイプを湾曲成形することによ
って形成されており、一端部83Aがブッシュ側パイプ
装着穴部86に挿入された状態で溶接固定されており、
他端部83Bは、ブラケット側パイプ装着穴部88に挿
入された状態で溶接固定されている。
【0086】また、第2ステー90のブッシュ側固定金
具91は、図5に示すように、平板部材を折り曲げるこ
とによって形成されており、弾性ブッシュ40の内筒下
端41aの下面に対向配置され固定されるブッシュ側固
定部94と、ブッシュ側固定部94の端縁で下方に向か
って折曲されてパイプ部材93の一端部93Aの中心軸
線に対して直交せず傾斜して交差する方向に延在するブ
ッシュ側支持面部95と、ブッシュ側支持面部95に楕
円形状を有して開口形成されパイプ部材93の一端部9
3Aを斜めに挿入した状態で溶接可能なブッシュ側パイ
プ装着穴部96と、を有している。
【0087】ボディフレーム側固定金具92は、ブッシ
ュ側固定金具91と同様に、平板部材を折り曲げること
によって形成されており、ボディクロスメンバ6の下面
部6aに接面状態で固定されるメンバ側固定部96と、
メンバ側固定部96の端縁で下方に向かって折曲されて
パイプ部材93の他端部93Bの中心軸線に対して直交
せず傾斜して交差する方向に延在するメンバ側支持面部
97と、メンバ側支持面部97に楕円形状を有して開口
形成されたパイプ部材93の他端部93Bを斜めに挿入
した状態で溶接可能なメンバ側パイプ装着穴部98と、
を有している。
【0088】パイプ部材93は、第1の実施例と同様の
構成を有しており、予め設定された剛性で選定された直
径及び厚さを有する円筒パイプを長手方向に湾曲成形す
ることによって形成されており、一端部93Aがブッシ
ュ側パイプ装着穴部96に挿入された状態で溶接固定さ
れており、他端部93Bは、メンバ側パイプ装着穴部9
8に挿入された状態で溶接固定されている。
【0089】従って、絞り成形よりも容易に製造でき、
材料費、成形費、型費を低減し、溶接時間を短くするこ
とができる。従って、生産性をより向上させることがで
きる。また、ブッシュ側固定金具81をパイプ部材83
の一端部83Aの中心軸線に対して直交せず斜めに交差
する方向に延在させ、パイプ部材83の一端部83Aを
挿入するためのパイプ装着穴部86をブッシュ側固定金
具81に楕円形に開口形成したので、第1ステー80を
製造する際に、パイプ部材83の一端部83Aにボディ
フレーム側固定金具84を位置決めした状態で保持さ
せ、パイプ部材83の他端部83Bにボディフレーム側
固定金具82を位置決めした状態で保持させることがで
きる。従って、ブッシュ側固定金具81及びボディフレ
ーム側固定金具82のパイプ部材83への溶接作業を容
易なものにすることができ、ステーの生産性を飛躍的に
向上させることができる。尚、第2ステー90について
も同様であるのでその詳細な説明は省略する。
【0090】(第3の実施例)図6は、第3の実施例を
説明する概略図であり、図7は、図6のK方向矢視図で
ある。尚、第1の実施例及び第2の実施例と同様の符号
には、同一の符号を付することでその詳細な説明を省略
する。本実施例で特徴的なことは、第2の実施例におい
て車体左右に設けられる一対の第2ステー90をメイン
フレーム2の間に亘って車幅方向に延在するように一体
化し、車幅方向中央部分をボディクロスメンバ6の下面
部6aに固定したことである。
【0091】本実施例における第2ステー100は、ブ
ッシュ側固定金具101と、ボディフレーム側固定金具
102と、パイプ部材103を有しており、ブッシュ側
固定金具101は、第2の実施例と同様に、平板部材を
折り曲げることによって形成されており、弾性ブッシュ
30の内筒下端31aの下面に対向配置され固定される
ブッシュ側固定部104と、ブッシュ側固定部104の
端縁で上方に向かって折曲されてパイプ部材103の一
端部103Aの中心軸線に対して直交せず傾斜して交差
する方向に延在するブッシュ側支持面部105と、ブッ
シュ側支持面部105に楕円形状を有して開口形成され
パイプ部材103の一端部103Aを斜めに挿入した状
態で溶接可能なブッシュ側パイプ装着穴部106と、を
有している。
【0092】そして、ボディフレーム側固定金具102
は、ブッシュ側固定金具101と同様に、平板部材を折
り曲げることによって形成されており、ボディクロスメ
ンバ6の下面部6aに接面状態で固定されるメンバ側固
定部106と、メンバ側固定部106の端縁で下方に向
かって折曲されてパイプ部材103の車幅方向中央部分
の外周面に溶接固定されるメンバ側支持面部107とを
有しており、メンバ側固定部106には、ボディクロス
メンバ6への固定を行う取付ボルト108が挿入される
貫通孔が開口形成されている。
【0093】また、パイプ部材103は、予め設定され
た剛性で選定された直径及び厚さを有する円筒パイプを
湾曲成形することによって一体に形成されており、一端
部103Aと中央部103Bとの間の中間部分が車体後
方側に偏在して緩やかに湾曲する形状を有している。
【0094】上記構成を有する第2ステー100は、そ
の一端部101が、メインフレーム2に設けられた弾性
ブッシュ40の下端にブッシュ側固定金具101を介し
て支持され、車幅方向中央部分が、ボディクロスメンバ
6の下面部6aの車幅方向中央部分にボディフレーム側
固定金具102を介して支持される。
【0095】従って、第2ステー100の車幅方向の剛
性を増大させることができ、弾性ブッシュ40の車幅方
向への支持剛性をより向上させることができる。これに
より、サブフレーム10の車体後部の車幅方向への変位
を抑制でき、より高い操縦安定性を得ることができる。
また、第2ステー100のボディクロスメンバ6への取
り付けを、1本の取付ボルト108で行うことができ、
部品点数の削減、組立容易化、組立工数の削減等によ
り、生産性の向上を図ることができる。
【0096】尚、本発明は上述の各実施例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。例えば、上述の実施例ではいずれも
第1ステー50、80及び第2ステー60、90に湾曲
させたパイプ部材を用いた場合について説明したが、こ
れらのステーに対して予め設定された方向から入力荷重
が加えられた場合に設定された方向に折曲変形を生ずる
構成を有していればよい。
【0097】例えば、一直線状のパイプ部材において、
その中央部分の側面に少なくとも1以上の凹陥部を設け
て延在方向に圧縮する力に対する脆弱部とし、かかる方
向に予め設定された以上の荷重が入力された場合にその
脆弱部で設定された方向に折曲変形させてもよく、ま
た、パイプ部材の代わりに丸棒部材を用いてもよい。
【0098】また、上述の各実施例では、前サブフレー
ム11の両端を弾性ブッシュ30でメインフレーム2に
支持し、後サブフレーム10の両端を弾性ブッシュ40
でメインフレーム2に支持する例を用いて説明したが、
メインフレーム2に支持する弾性ブッシュの数を適宜増
減させてもよい。また、一つのブッシュに対して第1ス
テー50と第2ステー60を設けてもよく、更には、複
数の弾性ブッシュのうちで選択されたもののみをステー
を用いて支持してもよく、ステーを設ける箇所や延在す
る方向は、左右対称である必要はなく、前後対称であっ
てもよい。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサブ
フレーム支持構造によれば、予め設定された方向から予
め設定された以上の力が加えられた場合に、サブフレー
ムを支持する弾性ブッシュの内筒下端とボディフレーム
との間を連結するステーを予め設定された方向に折曲変
形させることができる。従って、衝撃荷重の作用により
ステーが折曲変形した場合に、周辺部品等への影響を周
辺部品の本来機能が損なわれない実用範囲内に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を説明する概略図である。
【図2】図1のH−H線断面図である。
【図3】図1のJ−J線断面図である。
【図4】第2の実施例を説明する概略図である。
【図5】第2の実施例を説明する概略図である。
【図6】第3の実施例を説明する概略図である。
【図7】図6のK方向矢視図である。
【図8】従来技術を示す説明図である。
【図9】図8のF−F線断面図である。
【図10】図8のG−G線断面図である。
【符号の説明】
1 ボディフレーム 2 メインフレーム 6 ボディクロスメンバ 10 サブフレーム 11 前サブフレーム 12 後サブフレーム 30 弾性ブッシュ 31 内筒 31a 内筒下端 40 弾性ブッシュ 41 内筒 41a 内筒下端 50 第1ステー 60 第2ステー
フロントページの続き (72)発明者 松木 敏行 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA04 AA05 AA10 AA12 AA15 AA19 BB01 CA14 CA18 CA48 DA29

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体下面部に設けられるボディフレーム
    に、該ボディフレームの下方位置で車幅方向に延在して
    左右のサスペンション部材を支持するサブフレームを、
    中心軸線が上下方向に延在し前記ボディフレームの下面
    部に上端が固定される内筒と該内筒に同軸上に配置され
    サブフレームに固定される外筒と前記内筒及び前記外筒
    の間に介在される弾性体とを有する弾性ブッシュを介し
    て支持するサブフレーム支持構造において、 前記弾性ブッシュの内筒下端に一端が支持され、該一端
    から前記ボディフレームの下面部に沿って延在して他端
    が前記ボディフレームに支持されると共に、予め設定さ
    れた方向からの入力荷重によって設定された方向に折曲
    変形を生ずるステーを設けたことを特徴とするサブフレ
    ーム支持構造。
  2. 【請求項2】 前記ステーは、 前記弾性ブッシュの内筒下端に支持されるブッシュ側固
    定金具と、 前記ボディフレームに支持されるボディフレーム側固定
    金具と、 前記ブッシュ側固定金具に一端部が結合され他端部が前
    記ボディフレーム側固定金具に結合されたパイプ部材
    と、を有することを特徴とする請求項1に記載のサブフ
    レーム支持構造。
  3. 【請求項3】 前記パイプ部材は、 前記ブッシュ側固定金具と前記ボディフレーム側固定金
    具との間の中央部分が前記ブッシュ側固定金具と前記ボ
    ディフレーム側固定金具との間を一直線状に結ぶ線より
    も折曲変形する方向に偏在した位置を通過する湾曲形状
    を有することを特徴とする請求項2に記載のサブフレー
    ム支持構造。
  4. 【請求項4】 前記パイプ部材は、 前記中央部分に前記折曲変形を生じさせる脆弱部を有す
    ることを特徴とする請求項2に記載のサブフレーム支持
    構造。
  5. 【請求項5】 前記ブッシュ側固定金具は、 前記弾性ブッシュの内筒下端に固定される固定部と、 該ブッシュ側固定部の端縁に連続して設けられ前記パイ
    プ部材の中心軸線に対して傾斜して交差する方向に延在
    する支持面部と、 該支持面部に開口形成され前記パイプ部材の一端部を挿
    入した状態で溶接可能なパイプ装着穴部と、を有するこ
    とを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のサブフ
    レーム支持構造。
  6. 【請求項6】 前記ボディフレーム側固定金具は、 前記ボディフレームに固定される固定部と、 該固定部の端縁に連続して設けられ前記パイプ部材の中
    心軸線に対して傾斜して交差する方向に延在する支持面
    部と、 該支持面部に開口形成され前記パイプ部材の他端部に挿
    入した状態で溶接可能なパイプ装着穴部と、を有するこ
    とを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のサブフ
    レーム支持構造。
  7. 【請求項7】 前記ステーは、 前記パイプ部材の一端部と他端部の少なくとも一方が前
    記中央部分よりも下方に配置される姿勢状態で前記弾性
    ブッシュの内筒下端と前記ボディフレームとの間を連結
    することを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の
    サブフレーム支持構造。
  8. 【請求項8】 前記ステーは、 前記弾性ブッシュの内筒下端にブッシュ側固定金具が支
    持され、該ブッシュ側固定金具から前記ボディフレーム
    に沿って延在してボディフレーム側固定金具が前記ボデ
    ィフレームに支持される第1ステーと、 前記弾性ブッシュの内筒下端にブッシュ側固定金具が支
    持され、該ブッシュ側固定金具から前記ボディフレーム
    に沿ってかつ前記第1ステーと異なる方向に延在してボ
    ディフレーム側固定金具が前記ボディフレームに支持さ
    れる第2ステーと、を有することを特徴とする請求項1
    〜7のいずれかに記載のサブフレーム支持構造。
  9. 【請求項9】 前記ボディフレームが前記車体下面部で
    互いに車幅方向に離間して車体前後方向に延在する一対
    のメインフレームと該メインフレームの間を車幅方向に
    延在して互いに接続するボディクロスメンバを有し、 前記第1ステーが前記メインフレームに沿って車体前後
    方向に延在して前記弾性ブッシュの内筒下端と前記メイ
    ンフレームとの間を連結し、 前記第2ステーが前記ボディクロスメンバに沿って車幅
    方向に延在して前記弾性ブッシュの内筒下端と前記ボデ
    ィクロスメンバとの間を連結することを特徴とする請求
    項8に記載のサブフレーム支持構造。
  10. 【請求項10】 前記弾性ブッシュが前記サブフレーム
    の前部と後部にそれぞれ設けられており、 前記第1ステーが前記サブフレーム前部と前記メインフ
    レームとの間に介在される弾性ブッシュの内筒下端と前
    記メインフレームとの間を車体前後方向に延在して連結
    し、 前記第2ステーが前記サブフレーム後部と前記メインフ
    レームとの間に介在される弾性ブッシュの内筒下端と前
    記ボディクロスメンバとの間を車幅方向に延在して連結
    することを特徴とする請求項9に記載のサブフレーム支
    持構造。
  11. 【請求項11】 一方のメインフレームに設けられた弾
    性ブッシュの内筒下端に前記ブッシュ側固定金具が支持
    された第2ステーと、他方のメインフレームに設けられ
    た弾性ブッシュの内筒下端に前記ブッシュ側固定金具が
    支持された第2ステーを車幅方向に延在するように一体
    化したことを特徴とする請求項9又は10に記載のサス
    ペンション用サブフレームの支持構造。
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