JP3226896B2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

自動車の前部車体構造

Info

Publication number
JP3226896B2
JP3226896B2 JP09784499A JP9784499A JP3226896B2 JP 3226896 B2 JP3226896 B2 JP 3226896B2 JP 09784499 A JP09784499 A JP 09784499A JP 9784499 A JP9784499 A JP 9784499A JP 3226896 B2 JP3226896 B2 JP 3226896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front side
side member
reinforcing
recess
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09784499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000289651A (ja
Inventor
東彦 藤原
達久 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP09784499A priority Critical patent/JP3226896B2/ja
Publication of JP2000289651A publication Critical patent/JP2000289651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3226896B2 publication Critical patent/JP3226896B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左, 右のフロント
サイドメンバに前輪との干渉を回避する逃げ凹部を形成
してなる自動車の前部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】正面衝突時における自動車のエネルギー
吸収能力を高めるには、フロントサイドメンバの横断面
積をできるだけ大きくするとともに、該サイドメンバを
前後方向に直線状をなす形状とするのが有効である。
【0003】ところで、図7に示すように、フロントサ
イドメンバ50の横断面積を大きくするにはフロントサ
イドメンバ50の断面高さ及び断面幅wを大きくするこ
ととなるが、この断面幅Wは、外側に配置された前輪の
操舵によって形成されるタイヤ包絡域51によって、ま
た内側のエンジンユニット52によって規制されること
から、上記断面幅wを大きくするにも限界がある。
【0004】一方、図8に示すように、フロントサイド
メンバ53の断面幅wを大きく形成し、該フロントサイ
ドメンバ53の外壁にタイヤの包絡域51との干渉を回
避する逃げ凹部53a(深さW1)を形成する場合があ
る。また断面幅を大きくするために、フロントサイドメ
ンバの内壁にエンジンユニットとの干渉を回避するえぐ
り部(逃げ凹部)を形成する場合がある(特開平10−
7024号公報参照)。しかしながら、単に逃げ凹部を
形成しただけでは、正面衝突時に逃げ凹部が断点となっ
てフロントサイドメンバが折れ易くなるという問題があ
る。
【0005】このような逃げ凹部の折れを防止するため
に、上記公報には、フロントサイドメンバの前部に正面
衝突時に車幅方向外側に凸折れさせる脆弱部を形成し、
これによりえぐり部で内側に折れるのを防止するように
した構造のものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来公報のようにフロントサイドメンバの前部を車幅方向
外側に凸折れさせることにより、えぐり部での折れを防
止する構造では、フロントサイドメンバの軸方向の屈曲
モードが複雑となり、安定した衝突性能が得られないと
いう懸念がある。
【0007】ここで、逃げ凹部の剛性を高めるために、
ゲージアップしたり,補強部材を別途追加したりするこ
とが考えられる。しかし、この場合には重量及び部品点
数が増加するという問題が生じる。
【0008】一方、上記フロントサイドメンバのマウン
トブラケットの取付け部の剛性を高める観点から、該サ
イドメンバ内に補強パイプを配設し、該パイプに挿入し
たボルトによりマウントブラケットを補強パイプととも
にフロントサイドメンバに共締め固定することが考えら
れる。この場合、上記補強パイプをフロントサイドメン
バの上壁と下壁とに架け渡してアーク溶接により接合す
ることとなる。
【0009】しかし上記サイドメンバに補強パイプをア
ーク溶接するようにした場合には、この溶接作業を現行
のフロントサイドメンバの製造ラインで成立させるのは
困難であり、マウントブラケット取付け部の剛性を高め
る上での対策が要請されている。
【0010】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、フロントサイドメンバに逃げ凹部を形成する場
合の折れを防止しながら、安定した衝突性能が得られる
自動車の前部車体構造を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
前後方向に延び、閉断面形状をなす左, 右のフロントサ
イドメンバの間にエンジンユニットを配置し、該エンジ
ンユニットを上記フロントサイドメンバによりマウント
ブラケットを介して弾性支持した自動車の前部車体構造
において、上記左,右のフロントサイドメンバの外側壁
に、該フロントサイドメンバの車幅方向外側に配設され
た前輪が操舵時に該フロントサイドメンバと干渉するの
を回避する逃げ凹部を形成し、上記マウントブラケット
を、上記逃げ凹部の補強部材として機能するよう配置し
固定したことを特徴としている。
【0012】請求項2の発明は、請求項1において、補
強パイプを板金製リインホースメントに溶接接合してな
る補強部材を上記フロントサイドメンバ内の上記逃げ凹
部の前後に上記補強パイプが該フロントサイドメンバの
上,下側壁の内面に当接するように配置するとともに、
上記リインホースメントを上記フロントサイドメンバの
内面に溶接固定し、上記マウントブラケットを上記フロ
ントサイドメンバの上側壁上面又は下側壁下面に載置
し、上記補強パイプに挿通したボルトでフロントサイド
メンバに締め付け固定したことを特徴としている。
【0013】
【発明の作用効果】本発明に係る自動車の前部車体構造
によれば、エンジンユニットを弾性支持するマウントブ
ラケットをフロントサイドメンバの逃げ凹部の補強部材
として機能するように、例えば、上記マウントブラケッ
トを逃げ凹部の前,後に架け渡して配置し、ボルト締め
固定した場合は、該逃げ凹部の前,後部同士が剛性の高
いマウントブラケットにより結合されることとなり、正
面衝突時の荷重により、フロントサイドメンバが逃げ凹
部で折れるのを防止できる。その結果、上記フロントサ
イドメンバに逃げ凹部を形成した場合の断点をなくすこ
とができ、フロントサイドメンバの断面幅を大きくして
耐力を高めることができ、衝突時のエネルギー吸収性能
を向上できる効果がある。
【0014】また上記逃げ凹部をマウントブラケットで
補強する構造であるので、従来公報のようにえぐり部の
折れをフロントサイドメンバの前部に形成した脆弱部で
キャンセルする構造に比べて安定した屈曲モードが得ら
れ、この点からも衝突時の衝撃吸収性能を向上できる。
さらに剛性を高めるためのゲージアップやリインホース
の追加を不要にでき、重量及び部品点数の増加を回避で
きる。
【0015】請求項2の発明では、補強パイプをリイン
ホースメントに予め溶接により接合した補強部材を、リ
インホースメントをサイドメンバの内壁に溶接すること
でフロントサイドメンバ内に組み付けたので、フロント
サイドメンバの組立て工程で上記リインホースメントを
同時に組み付けることができ、現行の製造ラインでの成
立を可能にできる。その結果、上記フロントサイドメン
バのマウントブラケットの取付け部の剛性を向上でき、
逃げ凹部の折れをさらに確実に防止できる。また上記リ
インホースメントをバルクヘッドとして機能させること
ができ、この点からも上記逃げ凹部の剛性を高めること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図6は、本発明の
一実施形態による自動車の前部車体構造を説明するため
の図であり、図1〜図3はそれぞれ自動車の前部車体の
平面図,正面図,側面図、図4,図5はフロントサイド
メンバの平面図,一部断面正面図、図6は補強パイプ,
リインホースメントの組み付け状態の斜視図である。本
実施形態の左右,前後とは、車両の後方から見た左右,
前後をいう。
【0017】図において、1は自動車の前部車体であ
り、該前部車体1は車両前後方向に延びる左, 右のフロ
ントサイドメンバ2,2間に車幅方向に延びるクロスメ
ンバ3を結合した概略構造のものである。上記各フロン
トサイドメンバ2は、開口を車幅方向外側に向けた断面
ハット状のサイドメンバ本体4に帯板状のアウタメンバ
5を配置し、両メンバ4,5の上フランジ4a,5a同
士及び下フランジ4b,5b同士をスポット溶接により
接合した構造のものであり、これにより矩形状の閉断面
が形成されている。
【0018】上記フロントサイドメンバ2は、直線状の
前半部2aと該前半部2aに対して車幅方向内側にオフ
セットさせて結合された後半部2bとからなり、この後
半部2bは前半部2aから斜め下方に傾斜している。上
記左, 右の前半部2aの後部にはサスペンションタワー
6が接合されており、該サスペンションタワー6の外端
部には車両前後方向に延びるエプロンメンバ7が接合さ
れている。
【0019】上記サイドメンバ2の前半部2aには軸方
向に所定間隔をあけて複数のビード2cが形成されてい
る。このビード2cにより前面衝突時に上記サイドメン
バ2に軸方向の圧縮変形を誘発させるようになってい
る。
【0020】各フロントサイドメンバ2の車幅方向外側
には不図示の前輪が左, 右に操舵可能に配設されてお
り、該前輪はストラットを介して上記サスペンションタ
ワー6により支持されている。上記フロントサイドメン
バ2の前半部2aの断面幅wは大きく設定されており、
該各前半部2aの外壁には前輪の左右操舵によるタイヤ
包絡線aとの干渉を回避するための逃げ凹部2d(深さ
W1)が凹設されている。この逃げ凹部2dはアウタメ
ンバ5及びサイドメンバ本体4の上壁4c,下壁4dを
内側に屈曲させて形成されたものである。
【0021】上記左, 右のサイドメンバ2間にはエンジ
ンユニット10が搭載されている。このエンジンユニッ
ト10はクランク軸11aを車幅方向に水平に向けて配
置された横置きエンジン11の車幅方向側壁にミッショ
ンケース12を一体に接続した構造のものである。
【0022】上記エンジンユニット10は、ミッション
ケース12の左側壁12a、エンジン11の右側壁11
c及び該エンジン11の後壁11bの車幅方向中央部に
それぞれ配設された第1,第2,第3マウント部材1
5,16,17を介して前部車体1に弾性支持されてい
る。この第1〜第3マウント部材15〜17は同一の構
造のものであり、外筒18の軸心に弾性部材20を介在
させて内筒19を挿入して焼き付け固定したものであ
る。
【0023】上記第3マウント部材17は軸芯を車幅方
向に向けて配置され、該マウント部材17の内筒19は
エンジン11の後壁11bにボルト締め固定された平面
視コ字状のエンジンブラケット23にボルト24により
締め付け固定されている。また上記第3マウント部材1
7の外筒18はマウントブラケット22を介して上記ク
ロスメンバ3にボルト締め固定されている。
【0024】上記第1マウント部材15は軸芯を車体前
後方向に向けて配置され、該マウント部材15の内筒1
9はミッションケース12の左側壁12aにボルト締め
固定された平面視コ字状のエンジンブラケット25にボ
ルト26により締め付け固定されている。
【0025】上記第1マウント部材15の外筒18には
マウントブラケット27が溶接により接合されている。
このマウントブラケット27は上記左フロントサイドメ
ンバ2の下壁4dの下面に前後一対のボルト28,28
により締め付け固定されている。
【0026】上記フロントサイドメンバ2内には補強部
材30が配設されており、この補強部材30は鋼管製の
補強パイプ31に板金製のリインホースメント32を一
体に結合したものである。このリインホースメント32
は、サイドメンバ本体4の縦壁4eの内面に当接する横
片32aと、該横片32aに続いて車幅方向に屈曲して
延びる縦片32bと、該縦片32bの上,下両端に続い
て屈曲して延びサイドメンバ本体4の上壁4c,下壁4
dに当接する上片32c,下片32dとから構成されて
おり、上記横片32aはサイドメンバ本体4の縦壁4e
にスポット溶接により接合されている。なお、32f,
32fは肉抜き孔である。
【0027】上記上片32c,下片32dの間に上記補
強パイプ31が架け渡して配置されており、該補強パイ
プ31の両端周縁部は上,下片32c,32dにアーク
溶接により接合されている。ここで、上記補強部材30
は、補強パイプ31をリインホースメント32に予めア
ーク溶接により接合し、上記サイドメンバ2の製造工程
でサイドメンバ本体4にアウタメンバ5をスポット溶接
する際に上記リインホースメント32の横片32aをサ
イドメンバ本体4の縦壁4eにスポット溶接して組み付
けられたものである。
【0028】上記補強部材30はそれぞれフロントサイ
ドメンバ2内のマウントブラケット27の各ボルト28
に臨む部分に配置されており、該補強パイプ31に挿入
された上記ボルト28によりマウントブラケット27は
補強パイプ31とともにサイドメンバ2に共締め固定さ
れている。
【0029】そして、平面視で、上記第1マウント部材
15のマウントブラケット27は右フロントサイドメン
バ2の下面に、上記逃げ凹部2dを車体前後方向に跨ぐ
ように架け渡して配置されており、該逃げ凹部2dの前
部及び後部に上記各ボルト28及び補強部材30が位置
している。これにより上記マウントブラケット27は上
記逃げ凹部2dの補強部材として機能している。
【0030】上記第2マウント部材16は、軸芯を上下
方向に向けて配置され、かつ平面から見て、第1マウン
ト部材15に対して車両前方に若干オフセットさせて配
置されている。このマウント部材16の内筒19の上端
にはエンジン11の右側壁11cにボルト締め固定され
た鉤形状のエンジンブラケット35がボルト36により
締め付け固定されている。
【0031】また上記第2マウント部材16の外筒18
には前後一対のマウントブラケット37,37が溶接に
より接合されている。この各マウントブラケット37は
右フロントサイドメンバ2の上壁4cの上面に前後一対
のボルト38,38により締め付け固定されている。上
記フロントサイドメンバ2内には上記同様の構造からな
る補強部材30が配設されており、上記マウントブラケ
ット37は各ボルト38により補強パイプ31とともに
フロントサイドメンバ2に共締め固定されている。
【0032】そして、平面視で、上記第2マウント部材
16の各マウントブラケット37,37は左フロントサ
イドメンバ2の逃げ凹部2dを車体前後方向に跨ぐよう
に架け渡して配置されており、該逃げ凹部2dの前部及
び後部に上記各ボルト38及び補強部材30が位置して
いる。これにより上記マウントブラケット37は上記逃
げ凹部2dの補強部材として機能している。
【0033】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態によれば、左, 右のフロントサイドメン
バ2,2の逃げ凹部2dにそれぞれマウントブラケット
27,37を車両前後方向に架け渡して配置するととも
に、各ボルト28,38により締め付け固定したので、
各逃げ凹部2dは剛性の高いマウントブラケット27,
37により車両前後方向に橋渡して結合されることとな
り、車両の正面衝突により逃げ凹部2dが折れたりする
のを確実に防止できる。その結果、フロントサイドメン
バ2に逃げ凹部2dを形成した場合の断点をなくすこと
ができ、フロントサイドメンバ2の断面幅wをw1だけ
大きくすることができ、それだけ耐力を高めることがで
き、衝突時のエネルギー吸収性能を向上できる。
【0034】また上記左,右の逃げ凹部2dにマウント
ブラケット27,37を架け渡して固定する構造である
ので、従来のえぐり部の折れをフロントサイドメンバの
脆弱部でキャンセルする構造に比べて安定した屈曲モー
ドが得られ、この点からも衝突性能を向上できる。さら
に剛性を高めるためのゲージアップやリインホースの追
加を不要にでき、重量及び部品点数の増加を回避でき
る。
【0035】本実施形態では、補強パイプ31をリイン
ホースメント32に予めアーク溶接し、フロントサイド
メンバ2の組み付け工程で上記リインホースメント32
をサイドメンバ2にスポット溶接したので、フロントサ
イドメンバ2の組立て工程で上記リインホースメント3
2を同時に組み付けることができ、現行の製造ラインで
の成立を可能にできる。その結果、上記フロントサイド
メンバ2のマウントブラケット27,37の取付け部の
剛性を向上でき、逃げ凹部2dの折れをより確実に防止
でき、衝突性能をさらに向上できる。また上記リインホ
ースメント32がバルクヘッドとして機能することか
ら、上記逃げ凹部2dの剛性を高めることができる。
【0036】なお、上記実施形態では、フロントサイド
メンバ2の外壁に前輪のタイヤ包絡線aとの干渉を回避
する逃げ凹部2dを形成した場合を例に説明したが、本
発明は、サイドメンバの内壁にエンジンユニットとの干
渉を回避する逃げ凹部を形成した場合にも応用でき、こ
の場合にも逃げ凹部にマウントブラケットを架け渡して
結合することにより上記実施形態と同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動車の前部車体構
造を説明するための平面図である。
【図2】上記前部車体の正面図である。
【図3】上記前部車体の側面図である。
【図4】上記前部車体の右フロントサイドメンバの平面
図である。
【図5】上記右フロントサイドメンバのマウント部分の
断面図である。
【図6】上記マウント部分に配設された補強部材の斜視
図である。
【図7】従来の前部車体の概略平面図である。
【図8】従来の前部車体の概略平面図である。
【符号の説明】
1 前部車体 2 フロントサイドメンバ 2d 逃げ凹部 10 エンジンユニット 27,37 マウントブラケット 28,38 ボルト 30 補強部材 31 補強パイプ 32 リインホースメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−7024(JP,A) 特開 平5−319308(JP,A) 特開 平4−43172(JP,A) 実開 平2−147385(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20 B62D 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前後方向に延び、閉断面形状をなす
    左, 右のフロントサイドメンバの間にエンジンユニット
    を配置し、該エンジンユニットを上記フロントサイドメ
    ンバによりマウントブラケットを介して弾性支持した自
    動車の前部車体構造において、上記左,右のフロントサ
    イドメンバの外側壁に、該フロントサイドメンバの車幅
    方向外側に配設された前輪が操舵時に該フロントサイド
    メンバと干渉するのを回避する逃げ凹部を形成し、上記
    マウントブラケットを、上記逃げ凹部の補強部材として
    機能するよう配置し固定したことを特徴とする自動車の
    前部車体構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、補強パイプを板金製
    リインホースメントに溶接接合してなる補強部材を上記
    フロントサイドメンバ内の上記逃げ凹部の前後に上記補
    強パイプが該フロントサイドメンバの上,下側壁の内面
    に当接するように配置するとともに、上記リインホース
    メントを上記フロントサイドメンバの内面に溶接固定
    し、上記マウントブラケットを上記フロントサイドメン
    バの上側壁上面又は下側壁下面に載置し、上記補強パイ
    プに挿通したボルトでフロントサイドメンバに締め付け
    固定したことを特徴とする自動車の前部車体構造。
JP09784499A 1999-04-05 1999-04-05 自動車の前部車体構造 Expired - Fee Related JP3226896B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09784499A JP3226896B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 自動車の前部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09784499A JP3226896B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 自動車の前部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000289651A JP2000289651A (ja) 2000-10-17
JP3226896B2 true JP3226896B2 (ja) 2001-11-05

Family

ID=14203043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09784499A Expired - Fee Related JP3226896B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 自動車の前部車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3226896B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7393016B2 (en) 2005-01-26 2008-07-01 Honda Motor Co., Ltd. Front vehicle body structure

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002120752A (ja) * 2000-10-19 2002-04-23 Mazda Motor Corp 自動車の前部車体構造
DE10300783B4 (de) * 2003-01-11 2014-02-20 Volkswagen Ag Lagerung für ein quer eingebautes Antriebsaggregat
JP4853914B2 (ja) * 2006-10-03 2012-01-11 ダイハツ工業株式会社 自動車の車体前部構造
JP5238750B2 (ja) * 2010-05-10 2013-07-17 本田技研工業株式会社 車体前部構造
US8485591B2 (en) 2010-05-10 2013-07-16 Honda Motor Co., Ltd. Front vehicle body structure
DE102011050986A1 (de) 2011-06-09 2012-12-13 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit quer angeordneter Brennkraftmaschine aufweisendem Antriebsstrang
US8585066B2 (en) 2012-04-12 2013-11-19 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Electric vehicle construction methods for frontal impact
US8613461B2 (en) 2012-04-12 2013-12-24 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Tether approach to control underbody energy absorption interaction with subframe
US8646791B2 (en) 2012-04-12 2014-02-11 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Electric vehicle construction methods for frontal impact utilizing deformation shape control
US8646792B2 (en) 2012-04-12 2014-02-11 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Subframe intrusion control by steering gear catcher
US8646790B2 (en) 2012-04-12 2014-02-11 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Sub-frame intrusion control by ramping during frontal impact for electric vehicle battery protection
US8540259B1 (en) 2012-04-12 2013-09-24 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Construction method to control front engine compartment deformation
JP5949541B2 (ja) * 2012-12-28 2016-07-06 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
JP6135404B2 (ja) * 2013-08-27 2017-05-31 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7393016B2 (en) 2005-01-26 2008-07-01 Honda Motor Co., Ltd. Front vehicle body structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000289651A (ja) 2000-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3226896B2 (ja) 自動車の前部車体構造
EP1439109B1 (en) Front structure for vehicle
RU2543474C2 (ru) Подрамник подвески
JP4265640B2 (ja) 車両用バンパ構造
US8491049B2 (en) Frontal structure of vehicle
US6830289B2 (en) Front structure of vehicle
JP2010105585A (ja) 自動車のステアリング支持構造
JP4794985B2 (ja) 車両用フレーム構造
JP4509533B2 (ja) 車両用サスペンションメンバの補強構造
JP3713703B2 (ja) 自動車のサブフレーム
JP2000264256A (ja) 車両のフロア構造
JP2000072029A (ja) 車両用サブフレーム
JPH0597059A (ja) 自動車の前部車体構造
JP4133723B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2002154459A (ja) 自動車の下部車体構造
KR20120045894A (ko) 차량용 서브 프레임
JP3403969B2 (ja) 車両用エンジンのマウント構造
JP2893611B2 (ja) 自動車のサスペンション取付部構造
KR100280940B1 (ko) 자동차의 차체 하부 보강구조
JP2014117986A (ja) 自動車のサスペンションメンバ補強構造
JP2005035316A (ja) 運転室補強構造
JP2000072032A (ja) 車両用フロントメンバ
JP3361028B2 (ja) エンジンユニットのマウント構造
JP3598931B2 (ja) 衝撃吸収連結構造
JP7161514B2 (ja) 車体下部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010821

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees