JP6135404B2 - 車両前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両前部構造に関する。
下記特許文献1には、車両が前突した際にパワープラントを車両後方側かつ車両下方側に移動させることによって、当該パワープラントがダッシュパネル等の部材を直接押圧することを抑制した車両前部構造(パワープラントのマウント構造)が開示されている。この文献に記載された技術について簡単に説明すると、車両の前部に配置されたパワープラントの車両後方側の部位は、ブラケット及びマウントサポート部を介して車体フレームに支持されており、またブラケットには、脆弱部及び傾斜面が設けられている。前突による衝突荷重がパワープラントに加わり、当該パワープラントに加わる荷重が所定値を超えるとブラケットの脆弱部が破断する。これにより、パワープラントのマウントサポート部への固定が解除され、当該パワープラントが車両後方側に移動することが可能となる。また、パワープラントが車両後方側へ向けて移動すると、マウントサポート部に支持された軸体がブラケットの傾斜面に当接する。これにより、パワープラントが車両後方側へ移動しながら車両下方側へ移動するようになっている。
特開平11−91620号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された構成は、パワープラントが前突時にダッシュパネル等に直接当接することを抑制するという観点では有用な技術ではあるが、ブラケットの脆弱部が破断した後において前突による衝突エネルギーの吸収性能を確保するという観点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、前突による衝突エネルギーを効果的に吸収することができる車両前部構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両前部構造は、車両前部に設けられたパワープラントルーム内に設けられ、車両後方側にマウントブラケットを有するパワープラントと、
前記マウントブラケットを支持することによって前記パワープラントの後部を支持すると共に前記マウントブラケットよりも車両前後方向の強度が低く設定されたマウントと、
前記マウントブラケットの車両後方側に設けられ、前記マウントブラケットよりも車両前後方向の強度が低く設定されたエネルギー吸収部と、
前記マウントブラケットには、車両前後方向に対して車両下方側に傾斜する傾斜面が設けられており、この傾斜面が前記エネルギー吸収部と車両前後方向に対向している
請求項1記載の車両前部構造が適用された車両前部に前突による衝突荷重が加わると、当該衝突荷重はパワープラントに伝達される。パワープラントに伝達された衝突荷重が所定値を超えると、マウントが破損して、パワープラントが車両後方側に移動する。また、パワープラントが車両後方側に移動すると、当該パワープラントに設けられたマウントブラケットがエネルギー吸収部に当接する。そして、マウントブラケットがエネルギー吸収部を押圧することによって、当該エネルギー吸収部が変形する(破損する)。これにより、前突による衝突エネルギーが吸収される。
また、パワープラントが車両後方側に移動して、パワープラントに設けられたマウントブラケットがエネルギー吸収部に当接する、すなわち、マウントブラケットの傾斜面がエネルギー吸収部に当接すると、パワープラントが車両後方側へ移動しながら車両下方側へ移動する。すなわち、本構造によれば、前突による衝突エネルギーを吸収しながらパワープラントを車両下方側に移動させることができる。
請求項2記載の本発明に係る車両前部構造は、請求項1記載の車両前部構造において、前記エネルギー吸収部は、ステアリングギアボックスである。
請求項3記載の本発明に係る車両前部構造は、請求項1又は2記載の車両前部構造において、前記車両前部には、車幅方向に間隔を空けて配置された一対のフロントサイドメンバ間に架け渡されたサブフレームが設けられており、前記エネルギー吸収部が前記サブフレームの上部に固定され、前記マウントブラケットが、前記サブフレームの上方側に配置されている。
請求項3記載の車両前部構造によれば、パワープラントが車両後方側に移動すると、パワープラントに設けられたマウントブラケットがエネルギー吸収部にサブフレームの上方側で当接する。すると、パワープラントがサブフレームの下方側に向けて移動する。これにより、パワープラントがサブフレームに当接することを抑制することができる。
請求項4記載の本発明に係る車両前部構造は、請求項3記載の車両前部構造において、前記マウントブラケット及び前記エネルギー吸収部の車両後方側には、前記サブフレームに支持されたスタビライザの一部が配置されている。
請求項4記載の車両前部構造によれば、パワープラントに設けられたマウントブラケットがエネルギー吸収部を破損して、パワープラントが車両後方側へ更に移動すると、パワープラントに設けられたマウントブラケットがスタビライザに当接し、パワープラントがサブフレームの下方側に向けて移動する。すなわち、本構造によれば、エネルギー吸収部の破損後においても、パワープラントがサブフレームに当接することを抑制することができる。
請求項1〜請求項4記載の本発明に係る車両前部構造は、前突による衝突エネルギーを効果的に吸収することができる、という優れた効果を有する。
図2に示された1−1線に沿って切断した車両の前部の断面を示す側断面図である。 本実施形態の車両前部構造が適用された車両の前部を示す斜視図である。
図1及び図2を用いて本発明の実施形態に係る車両前部構造について説明する。なお、車両前後方向前方側を矢印FRで示し、車幅方向外側を矢印OUTで示し、車両上下方向上側を矢印UPで示す。また、以下の説明で、単に前後、上下の方向を示す場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
図2に示されるように、本実施形態の車両前部構造が適用された車両の前部10には、パワープラント12が収容されるパワープラントルーム14が設けられており、また車両の前部10には、キャビン16の前方側に向けて延びると共に車幅方向に間隔を空けて配置された一対のフロントサイドメンバ18が設けられている。さらに、車両の前部10には、フロントサイドメンバ18の車幅方向外側かつ車両上方側に配置されていると共に後端部が図示しないフロントピラーに接合された一対のエプロンアッパメンバ20が設けられている。車両進行方向右側に配置されたエプロンアッパメンバ20とフロントサイドメンバ18との間には、図示しないサスペンションの上端部を支持するサスペンションタワー22が架け渡されており、このサスペンションタワー22はフロントサイドメンバ18及びエプロンアッパメンバ20に接合されている。また、車両進行方向左側に配置されたフロントサイドメンバ18及びエプロンアッパメンバ20には、上記のサスペンションタワー22と車幅方向に略対象に形成されたサスペンションタワー22が接合されている。
また、フロントサイドメンバ18の下方側には、当該一対のフロントサイドメンバ18間に架け渡されたサブフレーム24が設けられており、このサブフレーム24は、車両平面視で略梯子状に形成されている。詳述すると、サブフレーム24は、車両前後方向に延びると共に図示しないサスペンションアーム等を支持する一対のアーム支持部26と、一対のアーム支持部26の前端部を車幅方向に繋ぐ前フレーム部28と、一対のアーム支持部26の後端側を車幅方向に繋ぐ後フレーム部30と、を備えている。また、アーム支持部26の前端側は支持部32を介してフロントサイドメンバ18の前端側に固定されており、アーム支持部26の後端側はフロントサイドメンバ18の後端側に固定されている。
前フレーム部28の車幅方向の略中央部には、Frマウント34が固定されており、また後フレーム部30の車幅方向の略中央部には、後に詳述するRrマウント36が固定されている。さらに、車両進行方向右側に配置されたフロントサイドメンバ18には、Rhマウント38が固定されており、車両進行方向左側に配置されたフロントサイドメンバ18には、Lhマウント40が固定されている。そして、パワープラント12が上記のFrマウント34、Rrマウント36、Rhマウント38及びLhマウント40を介してフロントサイドメンバ18及びサブフレーム24に支持されている。
次に、本実施形態の要部であるパワープラント12の後部及びパワープラント12の後方側の構成について説明する。
図1に示されるように、パワープラント12の後部には、Rrマウント36に支持される被支持部としてのRrマウントブラケット42が固定されており、このRrマウントブラケット42は、鋼板材をプレス加工する或いは鉄系の材料を鋳造等することによって形成されている。詳述すると、Rrマウントブラケット42は、パワープラント12のトランスミッションケース13の後部に図示しないボルトを介して固定されると共に車両背面視で略矩形状に形成された固定部44を備えている。また、Rrマウントブラケット42は、固定部44の車幅方向の両端から車両後方側に向けて延びると共に車両側面視で略直角三角形状に形成された一対の側壁部46を備えている。また、側壁部46には、車両前後方向に対して車両下方側に傾斜する傾斜面、即ち、車両側面視で前上がりとされた傾斜面48が設けられており、この傾斜面48は、後述のステアリングギヤボックス60と車両前後方向に対向している。さらに、側壁部46の後端部には、図示しないボルトが挿通される挿通孔50が形成されている。
マウントとしてのRrマウント36は、車両側面視で車幅方向を軸方向とする環状に形成された環状部52と、環状部52と一体に設けられたフランジ部54と、環状部52の軸心部に設けられた図示しないカラーと、環状部52とカラーとの間に設けられた図示しない弾性部材(一例としてゴム系の材料を用いて形成された弾性部材)と、を有して構成されている。また、環状部52の車両後方側の部位は、当該環状部52の他の部位に比して薄肉とされた脆弱部56とされている。これにより、Rrマウント36の車両前後方向の強度がRrマウントブラケット42よりも低く設定されている。以上説明したRrマウント36は、フランジ部54に挿通されたボルト58を介して後フレーム部30の車両上方側の面に固定されている。そして、Rrマウントブラケット42の側壁部46に形成された挿通孔50及び環状部52の軸心部に設けられたカラーに挿通されたボルト等を介してRrマウントブラケット42がRrマウント36に固定されている。
また、Rrマウントブラケット42の車両後方側には、エネルギー吸収部としてのステアリングギヤボックス60が設けられている。このステアリングギヤボックス60は、当該ステアリングギヤボックス60の外郭を形成すると共にアルミニウム合金を鋳造等することによって形成されたステアリングギヤボックスケース62及びステアリングギヤボックス60内に配置された図示しないギヤ並びにシャフト64等を含んで構成されている。また、ステアリングギヤボックスケース62は、後フレーム部30の車両上方側の面に固定されるベース部66と、ベース部66の車幅方向の端部から車幅方向外側に向けて延びる筒状部68と、を有して構成されている。さらに、筒状部68は、Rrマウントブラケット42と車両前後方向に対向していると共に車両側面視でRrマウント36の上方側に配置されている。
また、本実施形態では、ステアリングギヤボックス60の車両前後方向の強度がRrマウントブラケット42よりも低く設定されている。すなわち、Rrマウントブラケット42がステアリングギヤボックス60を押圧した際に、ステアリングギヤボックスケース62の筒状部68がRrマウントブラケット42が破損する前に破損するように設定されている。
また、Rrマウントブラケット42及びステアリングギヤボックス60の車両後方側には、車両進行方向右側のアーム支持部26(図2参照)に支持されたアームと車両進行方向左側のアーム支持部26に支持されたアームとを繋ぐスタビライザ70の一部72が配置されている。このスタビライザ70は、鋼鉄製の中実の棒材に曲げ加工及び熱処理等が施されることによって形成されており、またスタビライザ70は、支持部74を介して後フレーム部30に支持されている。さらに、スタビライザ70の一部72は、車両側面視でステアリングギヤボックスケース62の筒状部68の中心よりも車両下方側かつRrマウント36の環状部52の中心(カラーの中心)よりも車両上方側に配置されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図2に示されるように、本実施形態の車両前部構造が適用された車両の前部10に前突による衝突荷重が加わると、図1に示されるように、当該衝突荷重Fはパワープラント12に伝達される。パワープラント12に伝達された衝突荷重Fが所定値を超えると、Rrマウント36の環状部52の車両後方側の部位、つまり、環状部52の脆弱部56が破損して、パワープラント12が車両後方側に移動する。また、パワープラント12が車両後方側に移動すると、当該パワープラント12に設けられたRrマウントブラケット42がステアリングギヤボックス60に当接する。そして、Rrマウントブラケット42がステアリングギヤボックス60を押圧することによって、当該ステアリングギヤボックス60が変形する。詳述すると、ステアリングギヤボックス60の一部を構成するステアリングギヤボックスケース62の筒状部68が破損する。これにより、前突による衝突エネルギーを効果的に吸収することができる。
また、本実施形態では、前述の傾斜面48がRrマウントブラケット42に設けられている。そのため、パワープラント12が車両後方側に移動して、Rrマウントブラケット42の傾斜面48がステアリングギヤボックスケース62の筒状部68に当接すると、パワープラント12が車両後方側へ移動しながら、すなわち、Rrマウントブラケット42がステアリングギヤボックスケース62の筒状部68を変形(破損)させながら車両下方側へ移動する。これにより、前突による衝突エネルギーを吸収しながらパワープラント12を車両下方側に移動させることができると共にパワープラント12が後フレーム部30の前端側に当接することを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、パワープラント12に設けられたRrマウントブラケット42がステアリングギヤボックスケース62の筒状部68を破損して、パワープラント12が車両後方側へ更に移動すると、Rrマウントブラケット42の傾斜面48がスタビライザ70に当接し、パワープラント12が後フレーム部30の下方側に向けて移動する。すなわち、本構造によれば、ステアリングギヤボックスケース62の筒状部68の破損後においても、パワープラント12が後フレーム部30の前端側に当接することを抑制することができる。
なお、本実施形態では、スタビライザ70の一部72をRrマウントブラケット42及びステアリングギヤボックス60の車両後方側に配置した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、スタビライザを設けない、或いは、スタビライザの一部をRrマウントブラケット42が当接しない位置に配置することもできる。このように、スタビライザを設けるか否か、或いは、スタビライザの一部を何処に配置するかについては車両の操安性能や他の車体構成部品とのクリアランス等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、サブフレーム24に固定されたステアリングギヤボックス60を変形させることによって前突による衝突荷重を吸収した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ハニカム構造等とされたエネルギー吸収部を他の車体骨格部材に固定して、当該エネルギー吸収部をRrマウントブラケット42によって変形させることによって前突による衝突荷重を吸収するように構成することもできる。
さらに、本実施形態では、Rrマウントブラケット42に傾斜面48を設けた例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、例えば傾斜面48を有しないRrマウントブラケットを用いることもできる。このように傾斜面48をRrマウントブラケット42に設けるか否かについては、Rrマウントブラケット42とサブフレーム24との位置関係等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、Rrマウント36に支持されるRrマウントブラケット42をパワープラント12の後部に固定した例について説明してきたが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、Rrマウントブラケット42に相当する部位をパワープラントに一体に形成した構成とすることもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両の前部
12 パワープラント
14 パワープラントルーム
18 フロントサイドメンバ
24 サブフレーム
36 Rrマウント(マウント)
42 Rrマウントブラケット(被支持部)
60 ステアリングギヤボックス(エネルギー吸収部)
70 スタビライザ
72 スタビライザの一部

Claims (4)

  1. 車両前部に設けられたパワープラントルーム内に設けられ、車両後方側にマウントブラケットを有するパワープラントと、
    前記マウントブラケットを支持することによって前記パワープラントの後部を支持すると共に前記マウントブラケットよりも車両前後方向の強度が低く設定されたマウントと、
    前記マウントブラケットの車両後方側に設けられ、前記マウントブラケットよりも車両前後方向の強度が低く設定されたエネルギー吸収部と、
    前記マウントブラケットには、車両前後方向に対して車両下方側に傾斜する傾斜面が設けられており、この傾斜面が前記エネルギー吸収部と車両前後方向に対向している車両前部構造。
  2. 前記エネルギー吸収部は、ステアリングギアボックスである請求項1記載の車両前部構造。
  3. 前記車両前部には、車幅方向に間隔を空けて配置された一対のフロントサイドメンバ間に架け渡されたサブフレームが設けられており、
    前記エネルギー吸収部が前記サブフレームの上部に固定され、
    前記マウントブラケットが、前記サブフレームの上方側に配置されている請求項1又は2記載の車両前部構造。
  4. 前記マウントブラケット及び前記エネルギー吸収部の車両後方側には、前記サブフレームに支持されたスタビライザの一部が配置されている請求項3記載の車両前部構造。
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