JP2002347368A - 頁めくり装置及びそれを備える現金自動預け払い機 - Google Patents

頁めくり装置及びそれを備える現金自動預け払い機

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JP2002347368A
JP2002347368A JP2001152555A JP2001152555A JP2002347368A JP 2002347368 A JP2002347368 A JP 2002347368A JP 2001152555 A JP2001152555 A JP 2001152555A JP 2001152555 A JP2001152555 A JP 2001152555A JP 2002347368 A JP2002347368 A JP 2002347368A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1頁だけがめくれるような頁めくり装置を提
供する。 【解決手段】 フィードローラ6a,6bを回転させ
て、通帳12を頁めくり位置まで搬送させる(a)。フ
リクションローラ1aをA方向に回転させて少なくとも
フリクションローラ1aに接する通帳中紙12a,12
bを浮離させる(b)。カム3とスイングアーム5との
接触が断たれ通帳中紙12a,12bがフリクションロ
ーラ1a,2aによって保持される(c)。フリクショ
ンローラ1aをB方向に回転させ通帳中紙12aを保持
したままで通帳中紙12bだけをフリクションモータ1
aによって通帳12本体側に戻す(d)。その後、カム
3が回転してスイングアーム5が押し上げられるととも
に通帳中紙12aだけがフリクションローラ1a上に残
る(e)。フィードローラ6a,6bを回転させて通帳
12を搬送して1頁だけをめくる(f)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頁めくり装置に関
し、特に、銀行、郵便局、コンビニエンスストアなどに
設置されている現金自動預け払い機(Automatic Teller
Machine:ATM)などに搭載されている預金通帳等の
頁めくり装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATMに搭載されている頁めくり
装置は、預金通帳などに記帳する際に、開いている通帳
中紙の印字スペースがなくなると、頁をめくり、次頁の
通帳中紙に、記帳を行っていた。
【0003】図5(a)〜図5(d)は、従来の頁めく
り装置の頁めくり動作を示す図である。
【0004】従来の頁めくり装置は、まず、モータ7b
を駆動することによって、フィードローラ6を回転させ
て、通帳12を頁めくり位置まで搬送させる。(図5
(a))。
【0005】次に、モータ7aを駆動することによっ
て、フリクションローラ1aをA方向に回転させる。す
ると、通帳12の通帳中紙の表面にフリクションローラ
1aが圧接し、表面の通帳中紙12aが他の通帳中紙か
ら浮離する(図5(b))。
【0006】その後、フリクションローラ1aが所要の
回転をしてから、モータ7aの駆動を停止する。(図5
(c))。
【0007】そして、搬送用シャフト16,17によっ
て通帳12を搬送させると、頁がめくられる(図5
(d))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術
は、通帳中紙を浮離する際に、通帳中紙の摩擦係数のバ
ラツキや、静電気による通帳中紙の張り付き等の影響に
よって、複数の通帳中紙が浮離されることがあり、複数
頁がめくられることがあり、改善が望まれていた。
【0009】そこで、本発明は、1頁だけがめくれるよ
うな頁めくり装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、通帳中紙の表面に圧接したローラを回転
させることによって少なくとも当該ローラに接している
通帳中紙を他の通帳中紙から浮離することによって頁を
めくる頁めくり装置において、前記ローラの近傍に当該
ローラ表面と接離可能な保持部材を設け、前記保持部材
をローラ表面から離した状態で前記ローラを回転させて
通帳中紙を他の通帳中紙から浮離させた後に、前記保持
部材をローラ表面側に移動させて当該通帳中紙を保持部
材とローラとの間に挟むことで保持し、前記ローラを反
対方向に回転させて当該保持部材に接する通帳中紙以外
の通帳中紙を前記他の通帳中紙側へ戻すことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】[構成の説明]図1は、本発明の実施形態
の頁めくり装置の模式的な構成を示す平面図である。図
2(a),図2(b)は、図1のX,Y方向の側面図で
ある。
【0013】図1,図2に示すように、本実施形態の頁
めくり装置は、通帳12を搬送するフィードローラ6
a,6bを有する搬送用シャフト16,17と、通帳1
2の頁をめくるためのフリクションローラ1a,2aを
有する頁めくり用シャフト1,2とを備えている。
【0014】頁めくり用シャフト1,2は、モータ7a
及びベルト8〜10によって双方が同方向に回転するよ
うにしている。搬送用シャフト16,17は、モータ7
b及びベルト15によって双方が同方向に回転するよう
にしている。なお、モータ7bを駆動しても、頁めくり
用シャフト1,2側が回転しないように、アイドラプー
リ11はベアリング等を備えている。
【0015】また、頁めくり用シャフト2と搬送用シャ
フト16とをは、スイングアーム5を介して接続されて
おり、頁めくり用シャフト2は、搬送用シャフト16を
軸に回転する。スイングアーム5には、一端が頁めくり
装置本体に取り付けられたスプリング4が取り付けられ
ている。
【0016】頁めくり用シャフト1にはピン13が設け
られており、さらにピン13を差し込むラジアル方向に
長い長穴3aが形成されたカム3が取り付けられてい
る。カム3は、フリクションモータ1a,2a間の距離
を制御するものである。
【0017】なお、長穴3aはカム3の回転を制御する
ものであり、長穴3a内をピン13が動いても、その間
はカム3が回転しない、一方、長穴3aの側壁にピン1
3が当たるとカム3は押されながら回転する。
【0018】フリクションローラ1a,2a及びフィー
ドローラ6a,7aは、通帳12の通帳中紙を傷めない
ように、ゴム材などを使用している。但し、フリクショ
ンローラ2aは、フリクションローラ1aよりも、摩擦
抵抗の大きいゴム材などを使用している。
【0019】また、フィードローラ6a,7aの通帳1
2を挟んで反対側に、通帳12の搬送を補助する補助ロ
ーラ18,19を備えている。
【0020】また、図3に示すように、フリクションロ
ーラ2aに代えて、回転しないフリクションプレート1
4を装着してもよいし、カム3及びスプリング4を設け
ずにフリクションローラ2a又はフリクションプレート
14をフリクションローラ1aとをモータなどによって
接離するようにしてもよい。
【0021】[動作の説明]図4(a)〜図4(f)
は、図1のZ−Z’間の断面図であって通帳12の頁め
くりを行う動作を示す図である。
【0022】まず、モータ7bを駆動することによっ
て、フィードローラ6a,6bを回転させて、通帳12
を頁めくり位置まで搬送させる。(図4(a))。
【0023】このとき、フリクションモータ1a,2a
は、カム3とスイングアーム5とが接触することで互い
に離れている。
【0024】次に、モータ7aを駆動することによっ
て、フリクションローラ1aをA方向に回転させる。す
ると、通帳12の通帳中紙の表面にフリクションローラ
1aが圧接し、少なくとも表面の通帳中紙12aが他の
通帳中紙12cから浮離する(図4(b))。
【0025】ここでは、たとえば2枚の通帳中紙12
a,12bが浮離した様子を図示している。また、頁め
くり用シャフト1の回転に伴ってカム3も回転するが、
フリクションモータ1a,2aは、まだ互いに離れてお
り接触していない。
【0026】その後、頁めくり用シャフト1が所要の回
転をしてから、モータ7aの駆動を停止する。このと
き、カム3にとスイングアーム5との接触が断たれ、通
帳中紙12a,12bは、フリクションローラ1a,2
aによって挟まれることによって保持される(図4
(c))。
【0027】次に、モータ7aを駆動してフリクション
ローラ1aをB方向に回転させる。すると、フリクショ
ンモータ2aと通帳中紙12a,12b間との摩擦抵抗
の差によって、フリクションモータ2aに接している通
帳中紙12aはそのままフリクションモータ2aに保持
され、フリクションモータ1aに接している通帳中紙1
2bはフリクションモータ1aによって通帳12本体側
に戻される(図4(d))。
【0028】この間、カム3は長穴13a分回転しない
ので、スイングアーム5に接触しない。
【0029】その後、カム3が回転するようになると、
スイングアーム5が押し上げられるとともに、通帳中紙
12aだけがフリクションローラ1a上に残る(図4
(e))。
【0030】そして、搬送用ローラ6a,6bによって
通帳12を搬送させると、1頁だけがめくられるように
なる(図4(f))。
【0031】以上本実施形態で説明した頁めくり装置
を、ATMなどに備えると、預金通帳の頁が1頁だけめ
くれるようになる。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明による
と、通帳中紙が複数頁浮離されたときに、1頁だけ残し
て、他を残りの通帳中紙側へ戻すので、1頁だけがめく
れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の頁めくり装置の模式的な構
成を示す平面図である。
【図2】図1のX,Y方向の側面図である。
【図3】フリクションプレートを有する頁めくり装置の
側面図である。
【図4】図1のZ−Z’間の断面図であって通帳12の
頁めくりを行う動作を示す図である。
【図5】従来の頁めくり装置の頁めくり動作を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,2 頁めくり用シャフト 1a,2a フリクションローラ 3 カム 3a 長穴 4 スプリング 5 スイングアーム 6a,6b フィードローラ 7 モータ 8〜10,14 ベルト 11 アイドラプーリ 12 通帳 12a〜12c 通帳中紙 13 ピン 14 フリクションプレート 16,17 フィードローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通帳中紙の表面に圧接したローラを回転
    させることによって少なくとも当該ローラに接している
    通帳中紙を他の通帳中紙から浮離することによって頁を
    めくる頁めくり装置において、 前記ローラの近傍に当該ローラ表面と接離可能な保持部
    材を設け、 前記保持部材をローラ表面から離した状態で前記ローラ
    を回転させて通帳中紙を他の通帳中紙から浮離させた後
    に、前記保持部材をローラ表面側に移動させて当該通帳
    中紙を保持部材とローラとの間に挟むことで保持し、前
    記ローラを反対方向に回転させて当該保持部材に接する
    通帳中紙以外の通帳中紙を前記他の通帳中紙側へ戻すこ
    とを特徴とする頁めくり装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部材の摩擦抵抗を前記ローラの
    摩擦抵抗よりも大きくしていることを特徴とする請求項
    1記載の頁めくり装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、前記ローラ側に移動さ
    せる方向に力が働く弾性体によってローラ表面側に移動
    させられ、前記ローラに取り付けられたカムによってロ
    ーラ表面と逆側に移動させられることを特徴とする請求
    項1又は2記載の頁めくり装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部材は、前記ローラと同方向に
    回転するローラであることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項記載の頁めくり装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部材は、通帳を搬送する搬送用
    ローラが取り付けられているシャフトを軸に回同可能に
    構成されていることを特徴とする請求項1から4のいず
    れか1項記載の頁めくり装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項記載の頁
    めくり装置が搭載されることを特徴とする現金自動預け
    払い機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100427322C (zh) * 2004-01-30 2008-10-22 富士通先端科技株式会社 翻页装置
KR102433647B1 (ko) * 2021-04-09 2022-08-18 주식회사 신기그룹 통장두께에 따른 압력 조절이 가능한 통장 넘김장치

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CN100427322C (zh) * 2004-01-30 2008-10-22 富士通先端科技株式会社 翻页装置
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