JP2002345450A - 焼酎及びその製造法 - Google Patents
焼酎及びその製造法Info
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- JP2002345450A JP2002345450A JP2001161530A JP2001161530A JP2002345450A JP 2002345450 A JP2002345450 A JP 2002345450A JP 2001161530 A JP2001161530 A JP 2001161530A JP 2001161530 A JP2001161530 A JP 2001161530A JP 2002345450 A JP2002345450 A JP 2002345450A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼酎製造工程において、アルカリイオン水を
用いて発酵にかかる微生物の作用を阻害することなく、
優良な酒質の焼酎を得ること。 【解決手段】 原料殻類の洗浄、浸漬水、一次仕込み
水、二次仕込み水及び原酒の割り水として、pH8.0
以上でpH9.5以下、好ましくはpH8.6以下のア
ルカリイオン水を使用する。
用いて発酵にかかる微生物の作用を阻害することなく、
優良な酒質の焼酎を得ること。 【解決手段】 原料殻類の洗浄、浸漬水、一次仕込み
水、二次仕込み水及び原酒の割り水として、pH8.0
以上でpH9.5以下、好ましくはpH8.6以下のア
ルカリイオン水を使用する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルカリイオン水を
用いる焼酎及びその製造法に関するものである。
用いる焼酎及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】焼酎製造において、水は多くの工程で使
用され、例えば原料の洗浄や浸漬水、仕込み水、原酒の
割り水、ボイラー用水、蒸留工程での冷却水、瓶の洗浄
やタンク、ろ過機の洗浄などがあげられる。これらのう
ち、原料の洗浄と浸漬水、仕込み水、原酒の割り水など
は特に焼酎の品質に与える影響が大きいといわれてい
る。
用され、例えば原料の洗浄や浸漬水、仕込み水、原酒の
割り水、ボイラー用水、蒸留工程での冷却水、瓶の洗浄
やタンク、ろ過機の洗浄などがあげられる。これらのう
ち、原料の洗浄と浸漬水、仕込み水、原酒の割り水など
は特に焼酎の品質に与える影響が大きいといわれてい
る。
【0003】麹原料として使用する米や麦などを洗浄、
浸漬する工程で、水の中に含まれる一部の成分は原料で
ある米や麦に吸収され、原料処理に使用する水は麹の品
質を左右し、その後モロミに移行して酵母の発酵を促進
又は阻害し、製品の品質に影響を及ぼすことになる。ま
た仕込み水についても同様であり、日本醸造協会は醸造
用水の水質基準を発表している。そこで表1に醸造用水
基準を、表2には厚生省令で示されたわが国水道におけ
る飲料水基準(昭和53.8.31厚令56号)を示し
た。
浸漬する工程で、水の中に含まれる一部の成分は原料で
ある米や麦に吸収され、原料処理に使用する水は麹の品
質を左右し、その後モロミに移行して酵母の発酵を促進
又は阻害し、製品の品質に影響を及ぼすことになる。ま
た仕込み水についても同様であり、日本醸造協会は醸造
用水の水質基準を発表している。そこで表1に醸造用水
基準を、表2には厚生省令で示されたわが国水道におけ
る飲料水基準(昭和53.8.31厚令56号)を示し
た。
【0004】
【表1】醸造用水の水質基準(「最新酒造講本」日本醸
造協会)(抜粋)
造協会)(抜粋)
【0005】
【表2】わが国水道における飲料水基準(抜粋)
【0006】さらに割り水は製品に対する影響は非常に
大であり、醸造用水の水質基準を満たすほか、鉄、マン
ガンを含まないことが要求されている。
大であり、醸造用水の水質基準を満たすほか、鉄、マン
ガンを含まないことが要求されている。
【0007】一方、電解水生成器で造られるアルカリイ
オン水は飲料水や調理用水として優れているとして注目
されているが、微生物に対してはpH10〜pH13の
アルカリイオン水からなる殺菌、除菌用アルカリイオン
剤が提案されている(特開2000−10726)。し
かし、アルカリイオン水を醸造用水として使用した場
合、発酵に関与する微生物に対しどのような影響を及ぼ
すかについての解明は十分になされていなかった。
オン水は飲料水や調理用水として優れているとして注目
されているが、微生物に対してはpH10〜pH13の
アルカリイオン水からなる殺菌、除菌用アルカリイオン
剤が提案されている(特開2000−10726)。し
かし、アルカリイオン水を醸造用水として使用した場
合、発酵に関与する微生物に対しどのような影響を及ぼ
すかについての解明は十分になされていなかった。
【0008】本発明は焼酎製造工程のうち、原料殻類の
洗浄、浸漬水、仕込み水、及び原酒の割り水にアルカリ
イオン水を使用するとき、微生物の発酵作用が阻害され
ることがなく優れた酒質の焼酎を得ることを目的とす
る。
洗浄、浸漬水、仕込み水、及び原酒の割り水にアルカリ
イオン水を使用するとき、微生物の発酵作用が阻害され
ることがなく優れた酒質の焼酎を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下に記載する手段を提供しようとするも
のである。すなわち、 (1)焼酎製造工程において、アルカリイオン水を使用
することを特徴とする焼酎製造方法である。 (2)アルカリイオン水がpH8.0以上で、pH9.
5以下、好ましくはpH8.6以下であることを特徴と
する前項(1)記載の焼酎製造方法である。 (3)焼酎製造工程において、原料殻類の洗浄及び浸漬
にアルカリイオン水を使用することを特徴とする前項
(1)又は前項(2)記載の焼酎製造方法である。 (4)焼酎製造工程において、一次仕込み水及び二次仕
込み水にアルカリイオン水を使用することを特徴とする
前項(1)乃至前項(3)のいずれか1項記載の焼酎製
造方法である。 (5)焼酎製造工程において、原酒の割り水としてアル
カリイオン水を使用することを特徴とする前項(1)乃
至前項(4)のいずれか1項記載の焼酎製造方法であ
る。 (6)アルカリイオン水が使用されていることを特徴と
する焼酎である。 (7)アルカリイオン水がpH8.0以上で、pH9.
5以下、好ましくはpH8.6以下であることを特徴と
する前項(6)記載の焼酎である。 (8)原酒の割り水としてアルカリイオン水が使用され
ていることを特徴とする前項(6)又は前項(7)記載
の焼酎である。
め、本発明は以下に記載する手段を提供しようとするも
のである。すなわち、 (1)焼酎製造工程において、アルカリイオン水を使用
することを特徴とする焼酎製造方法である。 (2)アルカリイオン水がpH8.0以上で、pH9.
5以下、好ましくはpH8.6以下であることを特徴と
する前項(1)記載の焼酎製造方法である。 (3)焼酎製造工程において、原料殻類の洗浄及び浸漬
にアルカリイオン水を使用することを特徴とする前項
(1)又は前項(2)記載の焼酎製造方法である。 (4)焼酎製造工程において、一次仕込み水及び二次仕
込み水にアルカリイオン水を使用することを特徴とする
前項(1)乃至前項(3)のいずれか1項記載の焼酎製
造方法である。 (5)焼酎製造工程において、原酒の割り水としてアル
カリイオン水を使用することを特徴とする前項(1)乃
至前項(4)のいずれか1項記載の焼酎製造方法であ
る。 (6)アルカリイオン水が使用されていることを特徴と
する焼酎である。 (7)アルカリイオン水がpH8.0以上で、pH9.
5以下、好ましくはpH8.6以下であることを特徴と
する前項(6)記載の焼酎である。 (8)原酒の割り水としてアルカリイオン水が使用され
ていることを特徴とする前項(6)又は前項(7)記載
の焼酎である。
【0010】本発明においてアルカリイオン水とは、ア
ルカリイオン水生成器内の陽極室と陰極室とが隔膜で仕
切られており、両極室に給水し、陽極室の陽極と、陰極
室の陰極に直流電圧を印加したとき、陰極室に生成する
水であり、陽極室には酸性イオン水が生成する。一般に
このアルカリイオン水生成器の通電方式として定電流方
式と定電圧方式とがあるが、本発明はこの両者いずれに
も適用できるものである。また、通常のアルカリイオン
水生成器は所定のpHのアルカリイオン水が得られるよ
う設計されている。
ルカリイオン水生成器内の陽極室と陰極室とが隔膜で仕
切られており、両極室に給水し、陽極室の陽極と、陰極
室の陰極に直流電圧を印加したとき、陰極室に生成する
水であり、陽極室には酸性イオン水が生成する。一般に
このアルカリイオン水生成器の通電方式として定電流方
式と定電圧方式とがあるが、本発明はこの両者いずれに
も適用できるものである。また、通常のアルカリイオン
水生成器は所定のpHのアルカリイオン水が得られるよ
う設計されている。
【0011】本発明はアルカリイオン水としてpH8.
0以上でpH9.5以下、好ましくはpH8.6以下の
ものを焼酎製造用に用いることにした。ここでpH8.
0以下ではアルカリイオン水を用いる効果が不明瞭であ
り、pH9.5以上となると麹菌及び酵母の活動を阻害
するおそれがあるからである。好ましくはpH8.6以
下としたのは飲料水の水質基準に適合させるようにした
ためである。
0以上でpH9.5以下、好ましくはpH8.6以下の
ものを焼酎製造用に用いることにした。ここでpH8.
0以下ではアルカリイオン水を用いる効果が不明瞭であ
り、pH9.5以上となると麹菌及び酵母の活動を阻害
するおそれがあるからである。好ましくはpH8.6以
下としたのは飲料水の水質基準に適合させるようにした
ためである。
【0012】
【実施例】次に実施例をあげて本発明を詳しく説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
図1は従来から行われている甘藷焼酎の製造工程の一例
を示すフローシートである。本発明はこの図1におい
て、麹原料である米の洗米水、浸漬水と、一次仕込み
水、二次仕込み水及び蒸留工程で得られた原酒の割り水
にアルカリイオン水を使用することを特徴とする。この
ときのアルカリイオン水はpH8.0以上でpH9.5
以下、好ましくはpH8.6以下とする。一次仕込みと
二次仕込みに使用する水の量をあげると、例えば次のと
おりである。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
図1は従来から行われている甘藷焼酎の製造工程の一例
を示すフローシートである。本発明はこの図1におい
て、麹原料である米の洗米水、浸漬水と、一次仕込み
水、二次仕込み水及び蒸留工程で得られた原酒の割り水
にアルカリイオン水を使用することを特徴とする。この
ときのアルカリイオン水はpH8.0以上でpH9.5
以下、好ましくはpH8.6以下とする。一次仕込みと
二次仕込みに使用する水の量をあげると、例えば次のと
おりである。
【0013】
【表3】甘藷焼酎における汲み水の使用量(「鹿児島の
本格焼酎」鹿児島県本格焼酎技術研究会)による
本格焼酎」鹿児島県本格焼酎技術研究会)による
【0014】
【表4】麦焼酎における汲み水の使用量(「鹿児島の本
格焼酎」鹿児島県本格焼酎技術研究会)による
格焼酎」鹿児島県本格焼酎技術研究会)による
【0015】なお割り水の使用量は、製品のアルコール
度数が20度、25度、35度、37度、40度等があ
り、原料が甘藷、麦、米等により原酒のアルコール度数
が違うため、原酒のアルコール度数と製品のアルコール
度数によって変動する。アルコール25度の甘藷焼酎の
場合、割り水は通常35%乃至40%である。
度数が20度、25度、35度、37度、40度等があ
り、原料が甘藷、麦、米等により原酒のアルコール度数
が違うため、原酒のアルコール度数と製品のアルコール
度数によって変動する。アルコール25度の甘藷焼酎の
場合、割り水は通常35%乃至40%である。
【0016】図1において芋洗い工程で多量の水を使用
するが、この水は特にアルカリイオン水を使用する効果
がないため、通常の水を使用する。
するが、この水は特にアルカリイオン水を使用する効果
がないため、通常の水を使用する。
【0017】麹原料としての米の洗米水、浸漬水として
アルカリイオン水を使用するが、このとき使用する米は
多くはタイ米が使用され、通常の水を使用するとタイ米
特有の臭いが残り、味や触感にも難点があったが、アル
カリイオン水を使用した場合、蒸し米の香り、味、触感
が優良となった。醸造用水を使用した場合との比較試験
の結果を表5に示した。官能検査は発明者の属する工場
の熟練技術者6名の検査結果をとりまとめたものであ
る。
アルカリイオン水を使用するが、このとき使用する米は
多くはタイ米が使用され、通常の水を使用するとタイ米
特有の臭いが残り、味や触感にも難点があったが、アル
カリイオン水を使用した場合、蒸し米の香り、味、触感
が優良となった。醸造用水を使用した場合との比較試験
の結果を表5に示した。官能検査は発明者の属する工場
の熟練技術者6名の検査結果をとりまとめたものであ
る。
【0018】
【表5】
【0019】次に仕込み水にアルカリイオン水を使用し
たときと醸造用水を使用したとき一次もろみの分析結果
を表6に示した。
たときと醸造用水を使用したとき一次もろみの分析結果
を表6に示した。
【0020】
【表6】
【0021】アルカリイオン水を用いた場合、アルコー
ル濃度、酸度、揮発酸度、総菌数、生菌数、熟成歩合が
普通の醸造用水を用いた場合より高くなっており、一方
では残糖が減少していることから、発酵が促進されてい
ることがわかる。
ル濃度、酸度、揮発酸度、総菌数、生菌数、熟成歩合が
普通の醸造用水を用いた場合より高くなっており、一方
では残糖が減少していることから、発酵が促進されてい
ることがわかる。
【0022】図2にアルカリイオン水を用いた一次もろ
みの発酵経過(米麹)を示した。すなわち、もろみの日
数と炭酸ガスの発生量をアルカリイオン水を用いた場合
と醸造用水を用いた場合とを比較した。アルカリイオン
水の場合、初めは発酵がやや遅れる傾向があるものの、
6日目にはかえって発酵が促進される傾向がみられる。
みの発酵経過(米麹)を示した。すなわち、もろみの日
数と炭酸ガスの発生量をアルカリイオン水を用いた場合
と醸造用水を用いた場合とを比較した。アルカリイオン
水の場合、初めは発酵がやや遅れる傾向があるものの、
6日目にはかえって発酵が促進される傾向がみられる。
【0023】次に麦焼酎において、原料の大麦の浸漬水
とアルカリイオン水を用いた場合の吸水率の変化を水道
水と比較した結果を図3に示したが、アルカリイオン水
を用いた方が吸水率が高くなる結果が得られた。
とアルカリイオン水を用いた場合の吸水率の変化を水道
水と比較した結果を図3に示したが、アルカリイオン水
を用いた方が吸水率が高くなる結果が得られた。
【0024】麦焼酎モロミの発酵経過を図4に示した
が、醸造用水を用いた場合とアルカリイオン水を用いた
場合と比較すると、アルカリイオン水を用いた方が炭酸
ガスの発生量が大きくなり、発酵が促進されていること
が分かる。
が、醸造用水を用いた場合とアルカリイオン水を用いた
場合と比較すると、アルカリイオン水を用いた方が炭酸
ガスの発生量が大きくなり、発酵が促進されていること
が分かる。
【0025】次に割り水としてアルカリイオン水を用い
た場合の結果を示すこととする。表7はアルカリイオン
水を割り水に使用した焼酎の分析結果である。米焼酎と
麦焼酎の両者とも、割り水にアルカリイオン水を用いた
場合、醸造用水を用いた場合よりpHがやや高くなり、
酸度がやや低下している。
た場合の結果を示すこととする。表7はアルカリイオン
水を割り水に使用した焼酎の分析結果である。米焼酎と
麦焼酎の両者とも、割り水にアルカリイオン水を用いた
場合、醸造用水を用いた場合よりpHがやや高くなり、
酸度がやや低下している。
【0026】
【表7】
【0027】次に表8と表9はアルカリイオン水を割り
水に使用した焼酎の官能検査結果である。官能検査は発
明者の属する工場の熟練技術者6名の検査結果をまとめ
たものである。香りについてはアルカリイオン水を用い
ると「軽快」又は「すっきりした」という傾向が認めら
れ、味については「きれい」とか「甘味あり」という傾
向が認められた。
水に使用した焼酎の官能検査結果である。官能検査は発
明者の属する工場の熟練技術者6名の検査結果をまとめ
たものである。香りについてはアルカリイオン水を用い
ると「軽快」又は「すっきりした」という傾向が認めら
れ、味については「きれい」とか「甘味あり」という傾
向が認められた。
【0028】
【表8】
【表9】
【0029】
【発明の効果】本発明により次の効果が得られることが
わかった。すなわち、 (1)官能検査の結果、焼酎の味がきれいになった。 (2)原料として麦を使用する場合、麦の吸水速度が速
くなった。 (3)原料の溶解が促進され、アルコールが生成されや
すくなった。 (4)タイ米を原料として使用した場合、特有の臭いが
消滅した。
わかった。すなわち、 (1)官能検査の結果、焼酎の味がきれいになった。 (2)原料として麦を使用する場合、麦の吸水速度が速
くなった。 (3)原料の溶解が促進され、アルコールが生成されや
すくなった。 (4)タイ米を原料として使用した場合、特有の臭いが
消滅した。
【図1】甘藷焼酎の製造工程を示す図面である。
【図2】アルカリイオン水を用いた一次もろみの発酵経
過(米麹)を示す図面である。
過(米麹)を示す図面である。
【図3】浸漬水を代えた大麦の吸水試験の結果を示す図
面である。
面である。
【図4】発酵経過(アルカリイオン水を用いた麦焼酎も
ろみ)を示す図面である。
ろみ)を示す図面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B015 NB01 NG10 NP01 NP02 NP07 NP08
Claims (8)
- 【請求項1】 焼酎製造工程において、アルカリイオン
水を使用することを特徴とする焼酎製造方法。 - 【請求項2】 アルカリイオン水がpH8.0以上で、
pH9.5以下であることを特徴とする請求項1記載の
焼酎製造方法。 - 【請求項3】 焼酎製造工程において、原料殻類の洗浄
及び浸漬にアルカリイオン水を使用することを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の焼酎製造方法。 - 【請求項4】 焼酎製造工程において、一次仕込み水、
及び二次仕込み水にアルカリイオン水を使用することを
特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の
焼酎製造方法。 - 【請求項5】 焼酎製造工程において、原酒の割り水と
してアルカリイオン水を使用することを特徴とする請求
項1乃至請求項4のいずれか1項記載の焼酎製造方法。 - 【請求項6】 アルカリイオン水が使用されていること
を特徴とする焼酎。 - 【請求項7】 アルカリイオン水がpH8.0以上で、
pH9.5以下であることを特徴とする請求項6記載の
焼酎。 - 【請求項8】 原酒の割り水としてアルカリイオン水が
使用されていることを特徴とする請求項6又は請求項7
記載の焼酎。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001161530A JP2002345450A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 焼酎及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001161530A JP2002345450A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 焼酎及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002345450A true JP2002345450A (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=19004789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001161530A Pending JP2002345450A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 焼酎及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002345450A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007282576A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Kesayoshi Ito | 焼酎及びその製造方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5417191A (en) * | 1977-07-08 | 1979-02-08 | Furuichi Takinosuke | Improved producing method of sake |
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JPH03228669A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-10-09 | Takara Shuzo Co Ltd | 酒類又は食品の製造方法 |
JPH07163329A (ja) * | 1993-10-15 | 1995-06-27 | Yoshihide Hagiwara | アルカリ焼酎 |
JPH119254A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-19 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 醸造用α化米の製造方法 |
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JPH11155553A (ja) * | 1997-11-21 | 1999-06-15 | Togo Kuroiwa | 焼酎蒸留法 |
JP2000069952A (ja) * | 1998-09-02 | 2000-03-07 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 日本酒の醸造方法 |
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-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001161530A patent/JP2002345450A/ja active Pending
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