JPH03228669A - 酒類又は食品の製造方法 - Google Patents

酒類又は食品の製造方法

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JPH03228669A
JPH03228669A JP2201193A JP20119390A JPH03228669A JP H03228669 A JPH03228669 A JP H03228669A JP 2201193 A JP2201193 A JP 2201193A JP 20119390 A JP20119390 A JP 20119390A JP H03228669 A JPH03228669 A JP H03228669A
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長友 正弘
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博幸 伊豆
Masahiro Uchida
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Takumi Takayama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は酒類又は食品の製造方法に関し、更に詳細には
香味豊かで、旨味成分の多い酒類、又は食品の製造方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来より、原料は直接に酒類又は食品の原料に供されず
、例えば穀物は表層部を搗精し、胚芽と糠を除いた精白
穀物を用いる。これは、穀物が精白穀物に比べ、表面付
近に脂質や繊維などの成分を含む褐色−の表皮があり、
糊粉層にタンパク質が多く、疎水性で吸水を妨げるため
、吸水能が低くなり、蒸煮又は加熱時にデンプンの酵素
消化性が精白穀物に比べ、著しく悪くなる。
また、穀物をそのまま用いると表層部分に起因する糠臭
様の臭が蒸煮や加熱処理時に穀物全体に移行するので、
酒類、又は食品原料としても利用され難いのが現状であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
原料の一つである穀物は、表皮及び糊粉層を除去した精
白穀物に比べ、タンパク質、繊維、脂質、フィチン、ビ
タミン、及びミネラル等の栄養素に富み、これら成分は
酒類、又は食品の旨味や香味成分の基になる成分である
。しかし、玄米を例にとると、精白米に比べ表層が疎水
性で、米粒中への水の吸水を妨げるため、玄米中のデン
プンの消化性が低下すること、糊粉層にはタンパク質や
脂質、繊維の多いことが知られ、タンパク質はプロティ
ンボディI (全タンパクの20〜30%)とプロティ
ンボディ■ (80〜70%)として存在する。プロテ
ィンボディIはプロラミンを主たるタンパク質としてお
り、難消化性であることが知られている〔田中国介、化
学と生物、第26巻、第543〜550頁(1988)
)。
更に、玄米は糠臭様の臭を有し、脂質も精白米に比べ過
多であり、また表面に褐色成分があることから、吸水能
を改善し、タンパク質消化性が向上し、糠奥様臭の除去
、脂質及び褐色成分を軽減する処理法確立の要望が強ま
っている。
しかるに、従来の原料処理方法では、吸水能が低く、蒸
煮又は加熱処理後のデンプンの消化度が低く、原料中の
タンパク質のプロティンボディ■も難消化性である。ま
た、原料である穀物の外層部には、表層成分の糠臭様の
臭に起因する悪い風味と褐色成分及び脂質が残るという
問題点がある。
本発明の目的は、上記従来技術にかんがみ、原料に特有
な表層付近に起因する物性を改善し、その品質特性を向
上すること、すなわち、吸水能を改善し、また、タンパ
ク質(プロティンボディIのプロラミン等)及びデンプ
ンの消化性を向上し、表層付近の糠臭様の臭除去と、褐
色成分と脂質を軽減する、原料の処理方法及び/又は吸
水能の向上し、糠臭様の臭いのないαアミラーゼ酵素強
化原料を得、これを用いる酒類又は食品の製造方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明は酒類又は食品の製造方法
に関する発明であって、糖化及び/又は発酵工程を含有
する酒類又は食品の製造方法において、原料の少なくと
も一部を、アルカリ処理及び/又はα−アミラーゼ活性
0.IDU/g乾量以上の酵素活性を有するように酵素
強化処理することを特徴とする。
本発明における原料は、例えば穀類としては米(糠米、
種木)、小麦、大麦、ライ麦、ヒエ、アワ、コーリャン
、モロコシ、トウモロコシ等、芋類としてはサツマイモ
、ジャガイモ、タロイモ、キャラサバ等がある。
アルカリ処理原料の製造方法においては、アルカリ処理
に用いるアルカリとして、カセイソーダ、カセイカリ、
水酸化カルシウム、並びにそれらの炭酸塩及びリン酸塩
等が使用できる。
場合によっては、これらを併用しても使用できる。
アルカリ処理は、アルカリ溶液中へ原料を浸漬し、表層
付近に吸収させること、アルカリ溶液を原料表面に噴霧
すること等により行うことができる。このときのアルカ
リ処理温度は特に限定はなく、0℃以上であればよいが
、必要に応じては加熱及び加圧下で行ってもよい。また
、必要に応じては、アルカリ処理後、アルカリ成分を中
和又は除去してもよい。
本発明の酵素強化処理方法としては、(1)原料にα−
アミラーゼ製剤(耐熱性α−アミラーゼを含む)を付着
・吸収させる方法(この時、場合によってはグルコアミ
ラーゼ、プロテアーゼ及びセルラーゼ等の製剤を加えて
もよい、また、耐熱性α−アミラーゼ製剤については、
精白原料への使用にも著しい効果を示すので好ましい)
(2)原料を水浸漬し、原料中のα−アミラーゼ活性を
強める方法、(3)原料表層を傷つけたのち同様にして
原料中のα−アミラーゼを強める方法等がある。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明者らは、前記の従来技術の課題を解決するため鋭
意検討を重ねた結果、アルカリ処理については、原料の
うちの一つ、例えば玄米を例にとると、アルカリ浸漬す
ることにより、玄米の糠臭様の臭が除去され、褐色成分
及び脂質が軽減されること、玄米表層の疎水性表皮がア
ルカリ変性を受は吸水能が向上すること、また玄米の表
層付近に多いプロティンボディIがアルカリ変性を受は
酵素消化性が向上することを見出した。
このアルカリ処理条件を加減することで、生きた種子で
もある玄米の呼吸能及び発芽能を失活させることなく、
これらの生命による生化学的な玄米の品質向上の効果が
得られる。すなわち、胚芽の生命現象を利用し、玄米を
アルカリ処理した後、アルカリを除き水浸漬又は湿潤状
態で培養することにより、玄米自体にα−アミラーゼ、
プロテアーゼ等の酵素を生成させ、この作用を利用する
ことで、デンプン及びタンパク質の酵素消化性の向上に
有効であることも見出した。更に、このアルカリ処理を
用いると、通常処理した玄米に比べ、(1)褐色成分の
軽減による脱色効果、(2)アルカリけん化による脱脂
、(3)吸水能向上に伴うデンプンの酵素消化性向上、
及び、(4)タンパク質のプロティンボディ■のアルカ
リ変性に伴う酵素消化性の向上等の各種の利点がある処
理玄米が得られる。
また、アルカリ濃度を高めて、玄米の呼吸能及び発芽能
を失活させた場合には、上記の(2)及び(4)の効果
が更に強化される。
より具体的には、発芽及び呼吸能を有する原料(穀類や
芋類等)の生物としての立場、及び含有タンパク質の消
化性向上の立場から、原料の呼吸能及び発芽能失活の有
無と含有タンパク質の消化度から区分すると、アルカリ
浸漬(カセイソーダ溶液、25℃、2時間)では、アル
カリ濃度0超〜0.INで、原料は発芽及び呼吸能を有
しており、また、アルカリ濃度0.01N以上では、タ
ンパク質消化度は、77%以上、また浸漬を24時間に
すると80%以上になる。
いずれにしても、脱臭、脱脂、難消化性タンパク質の消
化性及び吸水能が向上し、通常の原料の処理に比べ、顕
著に酒類や食品原料及び素材としての特性が改善できる
処理方法である。
更に、酵素強化処理についても、まず原料の一つである
玄米を例にとると、玄米の糠臭様の臭除去には、水浸漬
し、吸水後もそのまま浸漬するか、水切りして湿度を保
って放置することで糠臭様の臭が消失し、吸水能も改善
され、玄米中のα−アミラーゼ活性も強化されて、玄米
中のデンプン糊化度は、蒸煮時に通常の玄米に比べ向上
すること、また、処理時間の短縮も可能であることを見
出した。なお、玄米の表層をわずかに削り、傷つけるこ
とにより、浸漬時の糠臭様臭の消失と酵素生成能を妨げ
ることなく吸水能が向上することも見出した。
この酵素強化処理玄米を用いると、通常の玄米を用いる
従来の浸漬条件による浸漬玄米に比べ、製品の収率が向
上し、香味、旨味及び酸味が豊かで、糠臭様の臭のない
酒類、調味料及び飲料が得られた。また、圧搾後の粕除
去作業が通常の精白米を用いた場合に比べて、極めて容
易であり、作業性も向上するという効果が得られた。
より具体的には、水浸漬を常法より長時間続けるか、又
は常法の精白米の浸漬条件(20℃前後、12〜24時
間)で浸漬後、水切り、湿潤状態で放置して、原料中の
酵素活性を強化し、糠臭様の臭を除去する。また、表面
に傷をつけるために、その表面を対原料重当り0.01
〜3゜0%好ましくは0.1〜0.5%削ることにより
、更に効率よく、糠臭様の臭のない酵素強化処理原料が
得られる。
芋類や発芽能を有しない穀物や精白穀物の場合には、酵
素剤例えば、α−アミラーゼ(耐熱性α−アミラーゼ)
等を溶解した溶液中へ浸漬し、付着・吸着し、酵素強化
処理原料や穀物が得られる。これらを原料として、酒類
、調味料、飲料又は加工食品が製造できる。
本発明の酒類又は食品については、アルカリ処理及び/
又は酵素強化処理原料を蒸煮して、掛は原料として用い
製造を行う方法、また、酵素強化処理原料の蒸煮物に麹
菌の胞子を接種して、常法に従い製麹し、その麹を用い
て製造を行う方法、更には掛は原料及び麹共にこの前記
処理原料を使用する方法もある。次いで、麹の酵素によ
る糖化・熟成する工程又は麹及び酵母を用いて、糖化・
発酵する工程及び糖化・発酵・蒸留する工程が挙げられ
る。また、常法により酒精を使用する場合には、その使
用す゛る酒精は、この糖化・発酵して得られる醪を常法
に従って蒸留したものも使用可能である。本発明の酒類
又は食品の例としては、みりん、清酒、焼酎、発酵調味
料、乳酸菌発酵調味料等がある。
以下、玄米のアルカリ処理条件の検討結果を示す。
■、 アルカリ濃度と処理時間の玄米の呼吸能及び発芽
能に及ぼす影響 一般の梗玄米(20g)を、25℃で、0.01.0,
05.0.1.0.5.1.0及び2Nのアルカリ溶液
(カセイソーダ)中へ2.6.12及び24時間浸漬し
た後、充分水洗い後、2時間浸漬の場合22時間水浸漬
、6及び12時間浸漬の場合にはそれぞれ18時間及び
12時間水浸漬し、水切りし、水切りした梗玄米を50
0−容フラスコへ入れ、ゴム栓で密栓し、15℃で静置
培養し、酸素消費の有無を酸素濃度計、及び発芽の有無
を肉眼で観察した。その結果を第1表に示す。
第1表に示すごとく、アルカリ処理によっても低濃度ア
ルカリ超〜0.INでは、2時間接触で呼吸能、発芽能
を有したが、24時間接触では、アルカリ濃度O超〜0
.02 Nで呼吸能、発芽能を有した。したがって、こ
の条件範囲内においては、玄米を呼吸能及び発芽能を有
した種子として取扱えることが明らかとなった。
2、 アルカリ濃度と処理時間の玄米中タンパク質消化
性への影響 検討1と同様の条件でアルカリ処理して、水浸漬後、水
切りした各々梗玄米(50g)を1(1(1℃で20分
間蒸煮し、それら蒸し米に対し、それぞれ固形分15%
(iv/w)になるように水を加え、麹起源の酵素剤0
.1%h/w)〔コクラーゼS81三共■製〕を添加し
、更に防腐用にトルエンを0.5%(W/W)添加し、
30℃で15日間反応させこ後、液と残渣に分けて残渣
中のタンパク質を測定して、タンパク消化度を求めた。
結果を第2表に示す。
第2表 アルカリ濃度と処理時間の玄米 タンパク質消化度への影響 第2表に示すごとく、アルカリ処理によってアルカリ濃
度0.18以上では、24時間接触で、玄米中のタンパ
ク質消化度が86%以上を示し、対照の72%に比べ顕
著に向上した。
3、 アルカリ処理と酵素活性 一般の梗玄米を、0.01.0.02.0.05.0.
1.0.5、及び1.ONのアルカリ土類金属セイソー
ダ)中に、20℃で2時間浸漬した後、十分に水洗浄し
、引続き20℃で、アルカリ浸漬2時間の場合には70
時間、アルカリ浸漬24時間の場合には48時間水浸漬
しそれぞれ合計72時間の浸漬時間とした。これら浸漬
玄米の酵素活性をα−アミラーゼを指標として測定し、
及び100℃、20分蒸煮米の麹酵素による米タンパク
消化性の程度を測定した。その結果を第3表に示す。
a) 20℃、72時間井水浸漬 b)  0.2 M  NaC1中で玄米をホモゲナイ
ズし、その抽出液を粗酵素とした。IDU:pH5,3
,40℃、10分間反応で10m12の1%アルカリ糊
化バレイショデンブン溶液のヨウ素による青色呈色値を
1Ω%減少させる活性 C)玄米表面の褐色度:++顕著、丑有り、十やや有り
、−無し d)蒸し玄米(100℃、20分間)に、20gの米麹
を100rdの井水で酵素抽出した抽出液50−を添加
し、0.5%(v/v>を更に添加して、30℃で15
日間反応させた後、残渣中のタンパク質及びデンプン量
から、玄米中タンパク質及びデンプンの消化度を求めた
第3表に示すごとく、アルカリ2時間処理では、0.0
1〜0.5Nでもα−アミラーゼ活性IDU/g乾重以
上を有するアルカリ処理玄米が得られ、アルカリ24時
間処理では、0.01〜0.05 Nで同様の効果が得
られる。一方、玄米中タンパク質の消化度は、アルカリ
濃度が高い程、また処理時間が長い程向上することを見
出した。例えば24時間処理の場合、対照のタンパク質
消化度が70%程度(プロティンボディ■含量とほぼ一
致)、アルカリ処理玄米の場合には80%以上に向上し
ていることから、プロティンボディ■も麹酵素によって
消化されていることがわかる。デンプン消化度もタンパ
クの場合と同様で、アルカリ処理の効果が著しい。また
玄米の吸水能は向上し、糠臭様の臭も除去され、玄米表
面の褐色程度も軽減されることがわかる。また、玄米中
の粗脂肪含量は対照玄米3.1g/100g乾重に対し
て、0.5Nアルカリで24時間処理した玄米では2.
0g/100g乾重と減少した。
次に酵素強化処理原料の調製を玄米を例にとって示す。
4、 浸漬時間と玄米の変化 一般の椙及び梗玄米を20℃、6時間から168時間浸
漬し、玄米の変化を追跡した。
その結果を第4表に示す。
a)水道水使用、48時間目に浸漬水入替。
b)  0.2 M  NaC1で玄米をホモゲナイズ
し、その抽出液を粗酵素とした。
IDU:pH5,3,40℃、10分間反応で10−の
1%アルカリ糊糊化バレイシアデンプン溶液ヨウ素によ
る青色呈色値を10%減少させる活性。
C)発芽−: 0.1 mm未満、±:0.1〜0.5
 mm+ : 0.5 mm超 d)蒸煮条件=100℃で20分間。
e)−:無、±:やや有り、+:有り、++:顕著にあ
り、+++:過剰にあり。
第4表より、浸漬培養(20℃)の玄米中のα−アミラ
ーゼ活性は48時間以上で0.IDO/g乾重以上とな
り、蒸し玄米の品質特性の糊化度、糠臭及び香味の点で
玄米に比較し優れていた。
5、 浸漬温度とα−アミラーゼ活性 一般の椙及び梗玄米を、5.10.15.20.25.
30.35.40℃の井水に浸漬し、浸漬玄米中のα−
アミラーゼ活性が0.1DU/g乾重に達するまでの時
間を調べた。第5表にその結果を示す。
6、 第5表より、玄米中のα−アミラーゼ活性は、浸漬水の
温度が高くなる程、速く増加するが、浸漬水の雑菌汚染
も進行する。
したがって、10〜40℃の浸漬温度で酵素強化玄米が
得られるが、実用的には20〜25℃が好ましい。なお
、梗玄米もほぼ同様の結果であった。
酵素強化処理玄米を用いた玄米部 梗玄米の96時間浸漬(20℃)を用い、常法に従い1
00℃で20分蒸煮後、市販の黄麹菌の種もやしを蒸し
米当り0.1%接種し、30℃で48時間製麹した。対
照には、85%精白米及び玄米の20℃で24時間浸漬
のものを用い、同様にして麹を調製した。これら麹の米
原料の溶解に関与するα−アミラーゼ及びプロテアーゼ
活性を測定した。第6表にその結果を示す。
第6表から、酵素強化処理玄米を用いた麹は、麹菌の菌
糸が米粒中へよく浸入し、香りも良好で、α−アミラー
ゼ及びプロテアーゼ活性は玄米の麹に比べても強く、精
白米の麹に比べて、α−アミラーゼ及びプロテアーゼ共
1,3倍以上の活性値を示し、酵素強化処理玄米が麹の
原料としても優れていることが判明した。
7、 アルカリ処理とα−アミラーゼ活性一般の精玄米
を0.01.0.02.0.05.0.1,0.2及び
0.5 Nのアルカリ溶液(カセイソーダ)中に、20
℃で2時間又は24時間浸漬した後、十分に洗浄し、引
続き20℃でアルカリ浸漬2時間の場合は70時間、同
24時間の場合は48時間水浸漬し、それぞれ合計72
時間浸漬した。
これら浸漬玄米のα−アミラーゼ活性、及び100℃、
20分蒸煮米の麹酵素による米中タンパク消化性の程度
を測定した。その結果を第7表に示す。
第7表から、2時間処理では、0.01〜0.5Nでも
α−アミラーゼ活性、IDU/g乾重以上を有する酵素
強化処理玄米が得られ、24時間処理では0.01〜0
.05Nで同様の効果が得られる。一方、玄米中タンパ
ク質の分解塵はアルカリ濃度が高い程、また処理時間が
長い程向上することを見出した。したがって、アルカリ
濃度O超〜0.5Nで適用できる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により、更に具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されない。
実施例1 梗玄米1 kgを0.05Nアルカリ溶液(カセイソー
ダ)2f中へ常温(25℃前後)で4時間浸漬し、アル
カリ溶液を除去後、水洗いを充分した後、更に44時間
水浸漬し、1.3kgのアルカリ処理/水浸清米を得た
。対照として水浸漬を48時間行った。それぞれ、10
0℃で30分間蒸煮し、蒸し玄米を得た。それらの蒸し
玄米の品質特性を評価し、その結果を第8表に示した。
第8表 アルカ リ処理玄米の品質特性 第8表に示すごとく、アルカリ処理した蒸し玄米は、対
照に比ベタンパク質の酵素による消化度、デンプンの消
化度が向上し、糠臭様の臭が除去され、玄米表面の褐色
程度は明らかに軽減されていた。
これら得られた蒸し米を、5人のパネラ−により、5点
法(5魚臭−1点悪)で官能検査を行った。その結果を
第9表に示す。
第9表 アルカリ処理蒸し玄米の官能評価第9表より明
らかなように、アルカリ処理した蒸し玄米は、味、香り
、旨味、テクスチャー外観共通常処理の玄米に比べ高い
評価を受けた1実施例2 精玄米450gを21の0.05Nアルカリ溶液(炭酸
すFllラムに6時間浸漬し、水切り後洗浄し、540
−の水を加え市販の電気炊飯器で炊飯した。対照として
、450gの精玄米を洗米し、洗米した玄米に600−
の水を加え同様にして炊飯した。得られた炊飯米につい
て、官能検査した結果、アルカリ処理の飯米は、対照に
比べ、香りが良好、旨味があり、やや粘りがあり、テク
スチャーも精白米の場合に近く、玄米特有のパサパサし
た感じも少なく、食味が著しく向上した。
実施例3 梗及び精玄米、それぞれ500gを0.02 Nアルカ
リ溶液(カセイソーダ)■、5βに24時間、20℃で
浸漬した。それぞれのアルカリ処理玄米を水洗浄後、1
00℃で30分間蒸し、梗蒸し玄米725g及び糟蒸し
玄米765gを得た。一方、常法により調製した米麹3
 kgを井水15Ilへ入り、5℃で24時間酵素抽出
した上澄を、梗蒸し玄米725gに対し、2175g並
びに椙蒸し玄米765gに対し、2135gを加え、固
形分15%とし、乳酸でpH6,0に調節した後、55
℃で24時間消化させた。
対照として、梗及び精玄米、それぞれ500gを井水1
.51で20℃、24時間浸漬後、これら浸漬米を10
0℃で30分間蒸し、梗蒸し玄米660g及び椙蒸し玄
米715gを得た。米麹抽出液を梗蒸し玄米660gに
対し2240 g並びに襦蒸し玄米715gに対し21
85gを加え、固形分15%として、消化させた。反応
後、反応液と残渣をろ別し、残渣中のデンプン及びタン
パク質量から玄米中デンプン及びタンパク質の消化塵を
求め、反応液を分析した。その結果を第10表に示す。
第10表に示すごとく、アルカリ処理した梗玄米の麹酵
素による55℃、24時間消化では、玄米中タンパク質
の消化度は対照に比べ8%向上し、また玄米中デンプン
消化度も3%向上した。籾玄米の場合にもタンパク質に
関して、アルカリ処理により対照に比べ消化度が7%向
上した。梗及び籾玄米を問わず得られた液は、糠臭様の
臭が対照に比べ顕著に減少していた。
実施例4 籾玄米4 kgを用い、水道水による浸漬を20℃で9
6時間行い、水切り後糠臭様臭のしない酵素強化処理玄
米(α−アミラーゼ0.4DU/g乾重、水分36.7
%)を得、これを120℃で10分間蒸煮して5.8 
kg (水分40.9%)の蒸玄米を得た。一方、籾玄
米及び85%精白繻米、それぞれ4kgを20℃で24
時間浸漬後、水切りして120℃で10分間蒸煮して、
それぞれ5.6kg(水分39.2%)及び5.8 k
g (水分41.0%)の蒸し米を調製した。米麹は8
5%精白の種木2kgを用い常法に従い処理し、100
℃で20分間蒸煮し、市販黄麹種もやしを蒸し米当り0
.1%接種して、30℃で48時間製麹して、米麹2.
4 kgを得た。
第11表   仕  込  配  舎 弟11表に示す配合で醪を調製し、30℃で30日間糖
化・熟成し、その後搾汁と粕に分離した。その搾汁につ
いて一般的な分析と官能評価を行った。その結果を第1
2表及び第13表に示す。
第12表 みりんの分析値 第12表から、酵素強化処理玄米の掛は米を用いた場合
には、対照の精白米の場合に比べて、全窒素及びアミノ
態窒素成分は、1.5倍以上に増加し、旨味が増強され
、酸素も同様に1.5倍以上増加した。この酸度の増加
は主にクエン酸、リンゴ酸の増加によることも確認した
。また調味料の搾汁収率もほぼ同等となり、粕の分離性
が良好で粕除去作業も効率よく行えた。一方、玄米の掛
は米は、搾汁収率も低いのみならず、旨味成分も少なか
った。これは、原料米成分が酸中で酵素消化されていな
いことに起因している。
これらのみりんの官能検査を5人のパネラ−により5点
法で行った。(1:極めて悪い、2:悪い、3:普通、
4:良い、5:極めて良い)。
その結果の合計値を第13表に示す。
第 13表 みりんの官能評価 第13表より、酵素強化処理玄米の掛は米を用いたみり
んは、対照のものに比べ、甘味に加え、味の点で、濃厚
感があり、旨味も全体的に多く、官能評価でも良い結果
となった。
実施例5 掛は米及び精白米麹は実施例1のものを用いた。また、
玄米麹として、梗玄米2 kgを用い、20℃で24時
間浸漬して水切り後、浸漬玄米を得、100℃、20分
間蒸煮し、蒸し玄米当り、市販黄麹種もやしを0.1%
接種し、30tで48時間製麹して、2.4 kgの玄
米麹を得た。
酵素強化処理玄米麹は、梗玄米2 kgを用い、2゜℃
で96時間浸漬し、水切り後、糠臭様臭のしない酵素強
化処理玄米(α−アミラーゼ、0.4D U / g乾
重)を得て、玄米麹と同様にして、酵素強化処理玄米の
麹2.4kgを得た。
第14表   仕  込  配  舎 弟14表に示す配合で醪を調製し、実施例1と同様にし
て糖化・熟成し、熟成後搾汁と粕に分離した。その搾汁
、すなわち、みりんについて−船釣な分析と官能評価を
行った。
第 15表 みりんの分析値 第15表から、酵素強化処理玄米の掛は米を用いたみり
んは対照精白米麹の場合に比べ、全窒素及びアミノ態窒
素含量が1.4倍以上増加し搾汁液収量も5%以上増加
した。
実施例4と同様にして5名のパネラ−による官能検査を
行った。
第16表 みりんの官能評価 第16表から、酵素強化処理玄米の麹を用いたみりんは
対照に比べ味において、甘味に加え濃厚感、旨味が更に
強化され、香味も良好で官能評価値でも高い値を示して
いる。
実施例6 実施例4と同様にして梗玄米を用い、酵素強化処理蒸し
玄米及び蒸し玄米を得た。一方、麹は、実施例5で調製
した酵素強化処理玄米の麹を用いた。
第17表 仕 込 配 (酵母 協会701号) 第17表に示す二段仕込みの仕込配合に従い、掛は米と
麹の組合せを酵素強化処理蒸し玄米と酵素強化処理玄米
麹並びに蒸し玄米と酵素強化処理玄米麹で、協会701
号酵母を用い糖化・発酵による清酒を醸造した。すなわ
ち、初添醪を15℃で5日間糖化・発酵後、留添の掛は
米及び米麹を添加し、15℃で引続き12日間糖化・発
酵後、固液分離し、搾汁液(清酒)の−般分析と官能評
価を行った。
第18表 清 酒 分 析 第18表から、酵素強化処理蒸し玄米とその麹を用いた
清酒は蒸し玄米と酵素強化処理玄米麹の場合に比べ、旨
味成分である全窒素及びアミノ態窒素含量並びに酸度が
1.4倍以上と濃厚な清酒となった。また玄米の特有の
臭もなく搾汁収率も5%以上向上した。
これら清酒の官能検査を実施例4と同様にして行った。
第 19表 清酒の官能評価 第19表より、酵素強化処理蒸し玄米とその麹を用いた
清酒は、香りが、良好で玄米の糠臭様の悪い臭もなく、
蒸し玄米と酵素強化処理玄米麹の場合に比べて、旨味と
香味に濃厚感があり、総合して高い評価を受けた。
実施例7 0、02 Nのアルカリ液(カセイソーダ)中に、20
℃で2時間浸漬した後、更に水洗後70時間20℃で水
浸漬し、酵素強化処理蒸し玄米を得た。これら、それぞ
れ300gに対し、井水を300g混合し、ミキサーで
均質化したのち、麹菌起源の酵素剤〔コクラーゼ、三共
■製〕混合物重量に対して、0.1%及びヨーグルト用
乳酸菌を接種して、25℃24時間糖化・乳酸発酵を行
い、幾分ペースト状の調味料を得た。
酵素強化処理蒸し玄米使用区は、やや粘稠性があり、爽
快な酸味とやや甘味を有して、甘ずっばいヨーグルト様
の香りを有した調味料となった。一方、蒸し玄米使用区
は、香りの点において糠臭様の臭があり、この点で品質
が劣る。
また、酵素強化処理蒸し玄米の調味料は、香味がされや
かな点から飲用にも適する。
実施例8 実施例5と同様に酵素強化処理玄米の掛は米、及び酵素
強化処理玄米麹を用いた焼酎の試醸を行った。対照には
、85%精白米の掛は米及び麹を使用した。仕込配合を
第20表に示す。
第20表 焼酎仕込配合 麹菌は焼酎麹菌使用 3日間、 ℃で発酵を行った。
30目 の醪の分析値を第2 1表に示す。
第21 表 焼耐醪の熟成及び蒸留液の特性 第21表に示すごとく、アミノ酸及び酸度は、酵素強化
処理玄米の麹と掛は米を用いた醪では、対照に比べ2倍
以上に増加している。次いで、これら、2点の熟成醪を
減圧ポットスチルで蒸留し中間区分を分取し、官能検査
を行った。ノくネタ−5名(5魚臭→1点悪)で行った
結果を第21表に併記した。
第21表に示すごとく、官能評価においても、酵素強化
処理玄米の麹と掛は米を用いた焼酎は、香りが豊富で味
にも優れているという評価を得た。
実施例9 ライ麦、及びコーンを0.2Nのアルカリ液(カセイソ
ーダ)中に20℃で2時間浸漬した後、更に水洗後22
時間20℃で、水浸漬し、酵素強化処理穀物を得て、こ
れを水切り後、60℃で24時間乾燥し水分10%以下
の乾燥したアルカリ処理穀物を得た。
それぞれ、アルカリ処理穀物を使用し、酵素剤を用いて
糖化し、その糖化液を発酵、蒸留して焼酎を調製した。
焼酎の糖化液の仕込配合を第22表に示す。
第22表 ライ麦及びコーン焼酎 糖化液の仕込配合 0酵素剤はターマミル(ノボ・インダストリー)10g
及びサンスーパー(ノボ・インダストリー)3gを添加
した。
O糖化は60℃で18時間行った。
酒母の調製として、得られた糖化液0.71に井水0.
351を加え、焼酎酵母を接種し、30℃で36時間振
とう培養した。得られた酒母0.71を糖化液6.31
へ添加し、25℃で5日間発酵して、熟成醪を調製した
。これら酵素強化処理、アルカリ処理ライ麦及びコーン
の熟成醪は、対照の処理しないそれぞれの穀物の熟成醪
に比べ、エステル香が豊富で、穀物に由来するライ変臭
やコーン臭等の悪い臭が著しく軽減されていた。
熟成醪を単式蒸留機で蒸留し、得られた粗留液のアルコ
ール濃度を25%(V/V)に調節して25%焼酎を得
た。
第23表に焼酎の成分分析値を示す。
第23表に示すごとく、酵素強化処理、アルカリ処理ラ
イ麦又はコーンを用いた焼酎には、エステル及び高級ア
ルコール類が多く含有され、更に穀物に由来するライ変
臭やコーン臭等の悪い臭がない製品が得られた。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明に従い原料をアルカリ処
理させることにより、原料中のタンパク質及びデンプン
の消化性が向上し、原料特有の糠臭様の臭の除去、表面
の褐色成分と脂質含量を軽減することができ、原料のも
つ本来の栄養価を損うことなく、原料の加工特性を向上
することができる。また、香味及び旨味成分を必要とす
る食品や酒類での有効利用が可能となる。したがって、
アルカリ処理は原料の加工特性を著しく向上させる優れ
た処理方法である。
また、本発明の酵素強化処理原料を用いることにより、
通常使用される原料の場合に比べて、収率は同等以上で
、更に原料に由来する穀物や芋の特有の悪臭のない旨味
成分と酸成分の多い、濃厚で香味豊かな酒類、調味料、
飲料又は加工食品を経済的に製造できる。また、粕処理
の作業性も改善できる。したがって、この酒類又は食品
の製造方法は極めて有用な製造方法である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、糖化及び/又は発酵工程を含有する酒類又は食品の
    製造方法において、原料の少なくとも一部を、アルカリ
    処理及び/又はα−アミラーゼ活性0.1DU/g乾量
    以上の酵素活性を有するように酵素強化処理することを
    特徴とする酒類又は食品の製造方法。
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