JP2002342494A - 遠隔教育システム及び遠隔教育方法 - Google Patents

遠隔教育システム及び遠隔教育方法

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JP2002342494A JP2001147097A JP2001147097A JP2002342494A JP 2002342494 A JP2002342494 A JP 2002342494A JP 2001147097 A JP2001147097 A JP 2001147097A JP 2001147097 A JP2001147097 A JP 2001147097A JP 2002342494 A JP2002342494 A JP 2002342494A
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Yasuhito Iijima
康仁 飯島
Takashi Narui
隆 成井
Hidemitsu Umezawa
秀光 梅澤
Osamu Tsunoda
修 角田
Mayumi Kudo
真由美 工藤
Yoshiyuki Shibata
喜幸 柴田
Yoshimasa Koike
義昌 小池
Takahide Hoshiide
高秀 星出
Katsunori Ogawa
克徳 小川
Hana Tsuchiya
華 土屋
Naoko Takahashi
尚子 高橋
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NTT X Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 教育団体の業務管理上の負担軽減。利用団体
に対する利便性の向上した遠隔教育サービスの提供。 【解決手段】 通信教育コースとWBTコース両方の受
講申込みを含む各申込者からの申込みに関連した、通信
教育とWBTとを区別するための受講コース属性データ
と、受講者データと、責任者データとからなる申込デー
タが、前記通信教育システム又は前記WBTシステムの
いずれかに登録されると、登録された受講者データ及び
責任者データと、登録された受講コース属性データに対
応する修了仕様データが、両システム間でデータ同期さ
れる。コース受講過程において受講者が提出する答案/
レポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質問
への回答を講師から受信すると、それに応答して講師に
対する報酬データが講師別に生成される。また、コース
受講過程において蓄積される受講者の得点データ及び生
成された講師報酬データが、両システム間でデータ同期
される。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、遠隔教育システム及び遠隔教育
方法に関し、特に、従来の有形の学習教材を送付して受
講者を教育する通信教育業務を管理する通信教育システ
ムと、インターネット等の通信ネットワークを通信手段
とした双方向の学習環境を提供するWBT(Web Based
Training)業務を管理するWBTシステムとをコンピュ
ータによって統合した、新規な遠隔教育システム及び遠
隔教育方法に関する。
【従来の技術】
【0002】郵便を通信手段として遠隔地の学習者を指
導する通信教育は古くから行われているが、遠隔教育の
新しい形態の一つとして、WWW(World Wide Web)サ
ーバに学習教材をデジタル情報として蓄積し、インター
ネットの検索、蓄積、双方向通信機能を利用して遠隔学
習を実現するWBTが普及してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大学、専門学校その他
の各種学校、及び遠隔教育を業とする企業等の団体(以
下「教育団体」という)が提供する遠隔教育は、一般
に、受講申込の受付及び登録、受講料請求/支払、教材
/マニュアル等送付、課題/レポートの授受、答案/レ
ポートの講師による添削・採点(評価)、講師への質問
及びその回答の授受、採点(評価)結果登録、進捗・成
績管理、修了判定、修了証の発行といった多岐にわたる
業務の管理及び運用を含んでいる。そこで、教育団体
は、通常、これらの業務管理を効率的に処理するための
管理システムを有している。
【0004】従来、一つの教育団体が提供する通信教育
とWBTは、それぞれ独立した互換性のないシステムと
して構築されていた。このため、教育団体は、これら2
種類の遠隔教育を受講する一受講者若しくは一つの受講
団体に関し、二重の業務管理を余儀なくされていた。一
方で、遠隔教育コースを従業員、職員の教育目的に利用
する企業その他の団体の教育責任者若しくは教育担当者
(以下総称して「教育担当者」という)もまた、一つの
教育団体から提供される2種類の遠隔教育について二重
の管理を余儀なくされていた。
【0005】ところで、前述のとおり、ほとんどの遠隔
教育システムは、答案/レポートの講師による添削・採
点(評価)、並びに講師への質問及びその回答の授受の
プロセスを、その特徴の一つとして含んでいる。これに
より、各受講者(個人及び団体に属する各従業員、職員
を含む)と担当講師との間の双方向型の学習を実現して
いる。しかるに、こうした講師の指導に対する対価(報
酬)を講師別に精算する業務もまた、多くの教育コース
及び提携する講師を擁する教育団体にとって、業務管理
上の大きな負担となっていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した課題を
解決し、通信教育システムとWBTシステムとを並行し
て管理、運用する教育団体の業務管理上の負担を大幅に
軽減した遠隔教育システム及び遠隔教育方法を提供する
ことにある。
【0007】本発明のもう一つの目的は、従業員、職員
の教育を目的として通信教育の教育コースとWBTの教
育コースを並行して利用する団体の教育担当者に対し、
利便性の向上した遠隔教育システム及び遠隔教育方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る遠隔教育システムは次の特徴を有す
る。
【0009】請求項1記載の発明によれば、有形の学習
教材を送付して受講者を教育する通信教育業務を管理す
る通信教育システムと、通信ネットワークを通信手段と
した双方向の学習環境を提供するWBT業務を管理する
WBTシステムとをコンピュータによって統合した遠隔
教育システムであって、通信教育のコース受講申込みと
WBTのコース受講申込みとを含む各申込者からの申込
みに関連した、通信教育とWBTとを区別するための受
講コース属性データと、受講者データと、責任者データ
とからなる申込データを、前記通信教育システム又は前
記WBTシステムのいずれかに登録する登録手段と、前
記登録手段によって登録された前記受講者データ及び責
任者データと、登録された前記受講コース属性データに
対応する修了仕様データを、前記通信教育システムと前
記WBTシステムとの間で同期する第1の同期手段と、
コース受講過程において受講者が提出する答案及び/又
はレポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質
問への回答に応答して、講師に対する報酬データを講師
別に生成する講師管理手段と、コース受講過程において
蓄積される受講者の得点データ及び前記講師管理手段が
生成した講師報酬データを、前記通信教育システムと前
記WBTシステムとの間で同期する第2の同期手段とを
備えることを特徴とする。
【0010】ここで、通信教育システムとは、有形の学
習教材を送付して受講者を教育する通信教育業務を管理
するコンピューティングシステムであって、受講者(個
人及び団体の申込みを含む)及び講師の登録、学習教材
(テキスト、問題集、答案用紙、レポート等)の発送管
理、学習進捗管理・成績評価、コース修了判定、受講料
請求を含む公知の基本的機能を実現するシステムである
ことが好ましい。また、「有形の学習教材を送付して」
とは、コース履修に際し、印刷物、学習内容を記録した
記録媒体(ビデオカセット、オーディオカセット、CD
−ROM)等の有形物からなる学習教材を郵便、宅配等
によって受講者に送付することをいう。以下、有形の学
習教材を送付して受講者を教育する通信教育を単に「通
信教育」と呼ぶことがある。
【0011】また、WBTシステムとは、通信ネットワ
ークを通信手段とした双方向の学習環境を提供するWB
T業務を管理するコンピューティングシステムをいい、
インターネットで標準的に使用されているTCP/I
P、HTTP、Webサーバ等のWeb技術を利用して
遠隔教育を実現するための管理及び運用機能を提供す
る。WBTシステムが有する基本的機能には、コース登
録、ユーザすなわち受講者(個人及び団体の申込みを含
む)及び講師の登録、ユーザ認証、学習(学習開始、レ
ポート提出と採点・評価、講師への質問と回答)管理、
学習進捗管理・成績評価、コース修了判定といった、公
知WBTシステムが有する機能を含む。後述するよう
に、WBTシステムには、インターネット、LAN等の
通信ネットワークを介して、受講者端末、責任者端末
(申込責任者及び/又は所属責任者がユーザとなる端
末)、教育団体端末(教育団体のシステム管理者が主た
るユーザとなる端末)及び講師端末が接続される。
【0012】受講者とは、通信教育の学習コース又はW
BTの学習コースのいずれか又は両者を受講するものを
いう。また、責任者とは、通信教育の教育コースとWB
Tの教育コースを並行して利用する団体の教育担当者を
いい、企業、組織その他の団体の教育担当者であって団
体受講を教育団体に申し込んだ申込責任者、及び/又は
受講者の属する部門又は職場の教育担当者であってその
所属責任者を含む。
【0013】また、講師とは、教育団体と提携し、所定
の報酬を得て、コース受講中に受講者が提出する答案及
び又はレポートを添削し、採点し若しくは評価し、又は
受講者からの質問に回答する者をいう。
【0014】請求項1記載の発明によれば、通信教育の
コース受講申込みとWBTのコース受講申込みとを含む
各申込者からの申込みに関連した、通信教育とWBTと
を区別するための受講コース属性データと、受講者デー
タと、責任者データとからなる申込データが、前記通信
教育システム又は前記WBTシステムのいずれかに登録
されると、当該登録された前記受講者データ及び責任者
データと、登録された前記受講コース属性データに対応
する修了仕様データが、前記通信教育システムと前記W
BTシステムとの間でデータ同期される。そして、コー
ス受講過程において受講者が提出する答案及び/又はレ
ポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質問へ
の回答を講師から受信すると、それに応答して講師に対
する報酬データが講師別に生成される。さらに、コース
受講過程において蓄積される受講者の得点データ及び前
記生成された講師報酬データが、前記通信教育システム
と前記WBTシステムとの間でデータ同期される。
【0015】従って、教育団体は、通信教育のコース受
講申込みとWBTのコース受講申込みとを含む各申込者
からの申込データを、通信教育システム又はWBTシス
テムのいずれか一方に登録すると、両システム間でデー
タ同期されるので、受付処理を一元化することができ
る。また、コース受講過程において受講者と講師との間
で行われる答案及び/又はレポートの授受に伴い、講師
が当該答案及び/又はレポートを添削し、採点し若しく
は評価したこと、又は受講者からの質問へ回答したこと
に対する報酬が、受講コース種別に依存することなく自
動的に計算され、両システム間でデータ同期されるの
で、煩雑な講師報酬管理をも一元化することができる。
【0016】更に、コース受講過程で蓄積される受講者
の得点データもまた、受講コース種別に依存することな
く両システム間でデータ同期されるので、教育団体は、
得点データを基準とした修了判定とそれに続く修了証発
行処理を一元化することができる。また、責任者は、そ
の教育団体が実施する通信教育及びWBTの一方又は両
方の全受講者について一覧性のある成績情報を取得する
ことができる。
【0017】なお、前記講師管理手段は、講師情報と、
コース受講過程において受講者が提出する答案及び/又
はレポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質
問への回答に対する報酬単価情報とを登録する登録手段
と、受講者から提出された答案及び/又はレポート、又
は受講者の質問を、選択された講師宛てに転送する転送
手段と、前記選択された講師から受信する、添削、採点
若しくは評価された答案及び/又はレポート、又は前記
質問に対する回答に応答して、報酬額を講師別に集計す
る集計手段とからなることが好ましい。講師の有する技
量、学習内容の難易度に応じて任意に報酬単価を設定可
能とし、かつ講師が添削、採点、評価若しくは回答処理
した件数をも考慮した合理的な報酬額を保証するためで
ある。
【0018】本発明の遠隔教育システムは、前記第2の
同期手段によって同期された受講者の得点データが前記
修了仕様データによって予め設定された各受講コースの
修了条件を満たしたときに当該受講コースの修了と判定
し、所定の修了証データを生成する修了制御手段を更に
備えることが好ましい。両システムの一元化した修了証
の発行及びWBTシステムによる修了証データの責任者
宛て転送を可能とするためである。
【0019】請求項4記載の発明によれば、有形の学習
教材を送付して受講者を教育する通信教育業務を管理す
る通信教育システムと、通信ネットワークを通信手段と
した双方向の学習環境を提供するWBT業務を管理する
WBTシステムとをコンピュータによって統合した遠隔
教育システムであって、通信教育のコース受講申込みと
WBTのコース受講申込みとを含む各申込者からの申込
みに関連した、通信教育とWBTとを区別するための受
講コース属性データと、受講者データと、責任者データ
とからなる申込データを、前記通信教育システム又は前
記WBTシステムのいずれかに登録する登録手段と、前
記登録手段によって登録された前記受講者データ及び責
任者データと、登録された前記受講コース属性データに
対応する修了仕様データを、前記通信教育システムと前
記WBTシステムとの間で同期する第1の同期手段と、
コース受講過程において受講者が提出する答案及び/又
はレポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質
問への回答に応答して、講師に対する報酬データを講師
別に生成する講師管理手段と、コース受講過程において
蓄積される受講者の得点データ及び前記講師管理手段が
生成した講師報酬データを、前記通信教育システムと前
記WBTシステムとの間で同期する第2の同期手段と、
受講者、責任者又は講師宛てにそれぞれに発送されるべ
き発送物の発送指示データを、所望のタイミングで生成
する発送指示手段を備える。
【0020】これにより、申し込んだ各種受講条件を記
載した受講インフォメーション(受講登録証)、受講マ
ニュアル、請求書、成績報告書等の発送物の発送指示を
受講コース種別によらず一元的に行うことができる。遠
隔教育においては、こうした有形の発送物を郵送により
受領したいという要請は依然として高いからである。
【0021】請求項6記載の発明によれば、有形の学習
教材を送付して受講者を教育する通信教育業務を管理す
る通信教育システムと、通信ネットワークを通信手段と
した双方向の学習環境を提供するWBT業務を管理する
WBTシステムとをコンピュータによって統合した遠隔
教育システムであって、通信教育のコース受講申込みと
WBTのコース受講申込みとを含む各申込者からの申込
みに関連した、通信教育とWBTとを区別するための受
講コース属性データと、受講者データと、責任者データ
とからなる申込データを、前記通信教育システム又は前
記WBTシステムのいずれかに登録する登録手段と、前
記登録手段によって登録された前記受講者データ及び責
任者データと、登録された前記受講コース属性データに
対応する修了仕様データを、前記通信教育システムと前
記WBTシステムとの間で同期する第1の同期手段と、
コース受講過程において蓄積される受講者の得点データ
を、前記通信教育システムと前記WBTシステムとの間
で同期する第2の同期手段と、前記第2の同期手段によ
って同期された受講者の得点データを含む受講者成績情
報への前記責任者若しくは前記講師からのアクセスを制
御するアクセス制御手段とを備える。
【0022】これにより、責任者は、その教育団体が実
施する通信教育及びWBTの一方又は両方の全受講者に
ついて、講師は、答案及び/又はレポートの添削、採点
若しくは評価、質問への回答を割当てられた受講生につ
いて、一覧性のある成績情報を、迅速に取得することが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】通信教育とWBTについてそれぞ
れ独立した互換性のない業務管理を行う従来システムの
問題点について既に簡潔に触れたが、本発明の好ましい
実施形態を説明する前に、企業等の団体からの受講申込
の場合について、従来システムの主要な運用フローを具
体的に説明しかつその場合の問題点を明らかにする。
【0024】従来システムの運用フローは、例えば次の
(1) から(5) のようであった。 (1) 受講企業等から引き渡された受講者人数分の受講申
込書を、通信教育コース・WBTコースの別に手作業に
て整理分類し、通信教育システム及びWBTシステムそ
れぞれの登録インタフェイスに入力する。このため、申
込書分類作業が不可欠であった。また、登録時に受講者
属性と共に、コースの修了基準(多くは提出期限と課題
レポートの点数)が設定されるが、概して通信教育とW
BT両コースで同一の修了基準が求められる。しかしな
がら、通信教育、WBT両システムそれぞれに個別の設
定が必要であった。
【0025】(2) WBTシステムには、通信教育システ
ムが通常使用する物流管理機能との連動機能がないた
め、WBTコースの受講者に有形発送物がある場合は、
別途手動で発送事務を行い、又は発送のためにあらため
て通信教育システムに受講者を登録する。このため、物
流センターへの発送指示作業が煩雑であった。
【0026】(3) 上記(1) により登録された受講申込に
対する受講料請求は、両システムで連動されておらず、
通信教育コースの請求書、WBTコースの請求書が各々
単独で生成される。多くの受講企業等は一括した請求書
を求めるため、手書き又は再入力により両請求書を統合
する。このため、受講団体宛の一括した請求が困難であ
った。
【0027】(4) 受講開始後、受講者からの課題レポー
トが提出されるが、その提出日、採点結果は通信教育シ
ステム及びWBTシステム各々別個のデータベースに蓄
積される。このため、自ずとそのアウトプット(画面表
示を含む)は別個となり、受講コースにより2種類の帳
票(または画面)が出力される。また、多くの教育担当
者は全受講者について一覧性のある成績報告を求めるた
め、教育団体は、手書き又は再入力により、両成績報告
書を統合する。このため、受講団体の教育担当者は、特
別の要請をしない限り、受講目的・対象・管理指標が同
一にも関わらず通信教育コース及びWBTコースについ
て各々別個の成績報告として受領せざるを得なかった。
また、教育団体がその統合を行わない場合は、教育担当
者はあらためて統合データを作成することを余儀なくさ
れていた。
【0028】(5) コース修了した受講者(修了者)に対
して、企業等が補助金を供出する例が多いが、その確認
のため、修了証を教育団体から教育担当者宛てに送付す
る必要がある。しかしながら、現状のWBTシステムで
はその機能が実現されておらず、受講者へ送付されるの
みである。このため、教育団体は、予め修了証を印刷等
して、手作業にて教育担当者に送付しなければならなか
った。また、教育団体が教育担当者への修了証送付を行
わない場合、受講者は自己のパソコンに表示される修了
証を印刷し、郵送等で教育担当者へ回付しなければなら
なかった。本発明は、上記した従来システムの抱える多
くの問題点を悉く解決するものである。
【0029】次に、本発明の好ましい実施の形態を、図
面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態とし
ての遠隔教育システムの構成例を模式的に示す。図にお
いて、遠隔教育システム1は、通信教育システム用のホ
ストコンピュータ2、WBTシステム用のWebサーバ
3、FTPサーバ4、教育団体端末5、受講者端末6、
申込責任者端末7、所属責任者端末8及び講師端末9を
含んで構成される。通信教育システム用のホストコンピ
ュータ2、FTPサーバ4及び教育団体端末5はそれぞ
れLAN10に接続されており、一方、WBTシステム
用のWebサーバ3、受講者端末6、申込責任者端末
7、所属責任者端末8及び講師端末9は、それぞれイン
ターネット11に接続されている。なお、インターネッ
ト11は、専用線、公衆電話回線、衛星通信回線等の各
種通信回線、図示しない各種サーバその他のネットワー
ク関連装置を含んで構成されているが、その具体的態様
は特に限定されない。また、LAN10は、図示しない
ファイアウォール等の機器を介してインターネット11
に接続されている。
【0030】通信教育システム用のホストコンピュータ
2は、教育団体が行う通信教育業務を管理する。また、
WBTシステム用のWebサーバ3は、双方向の学習環
境を提供するWBT業務を管理する。
【0031】教育団体端末5、受講者端末6、申込責任
者端末7、所属責任者端末8及び講師端末9のそれぞれ
は、ソフトウェア若しくはハードウェア、または両者の
協働により実現されるWebブラウザ機能を有する端末
であって、URL(UniformResource Locator)等によ
り所定のアドレスを指定することにより、インターネッ
ト(及びLAN)を経由して任意のWebサイトにアク
セスし、Webページを閲覧可能なものである。従っ
て、これら端末は、そのWebブラウザ機能によって、
WBTシステム用のWebサーバ3から送信されるWe
bページを表示する。なお、教育団体端末5は、上記W
ebブラウザ機能に加え、ホストコンピュータ2にログ
インし、ホストコンピュータ2への各種データ登録、登
録済みデータの変更及び削除、通信教育業務に関連する
各種作業の指示入力、通常の保守等の操作入力をオンラ
インで行うためのオンライン端末機能を備えている。
【0032】図2は、通信教育システム用のホストコン
ピュータの構成をブロック図により示している。図2に
おいて、ホストコンピュータ2は、内部装置として、バ
ス27にそれぞれ接続された、制御装置と演算装置を有
する処理装置21と、メモリ22及び記憶装置23を備
えている。ホストコンピュータ2はまた、外部装置とし
て、同様にバス27にそれぞれ接続された、通信制御装
置24、入力装置25及び出力装置26を備えている。
【0033】記憶装置23は、コースデータ、受講者デ
ータ、責任者データ、講師データ、修了仕様データ、得
点データ、及び講師報酬データをそれぞれ格納するため
の複数の格納部を有している。
【0034】ここで、コースデータ、受講者データ、責
任者データ、講師データ、修了仕様データ、得点デー
タ、及び講師報酬データは、好ましくは次の情報をそれ
ぞれ含む。 (1) コースデータ 教育団体が用意している学習コースに関する、コースコ
ード(通信教育とWBTとを区別するための受講コース
属性情報を含む)、コース名。 (2) 受講者データ 個人申込みの場合受講者の住所、氏名、電話番号。団体
申込みの場合、所属名、社員番号等の団体内における識
別番号。 (3) 責任者データ 申込責任者、所属責任者の住所、氏名、電話番号、識別
番号。 (4) 講師データ 講師の住所、氏名、電話番号、識別番号。 (5) 修了仕様データ 受講者の修了条件(修了期間、平均点、最低点)。 (6) 得点データ 受講者の各単位の得点、進捗。 (7) 講師報酬データ レポート添削通数、レポート単価、質問回答通数、質問
単価、支払合計額。なお、各データに含まれる情報とし
てここで列挙したものは一例であって、限定的なもので
はなく、システム構成上適宜変更してもよい。
【0035】通信制御装置24は、主として、通信教育
システム用のホストコンピュータ2とWBTシステム用
のWebサーバ3との間(受講)でのデータの送受信を
制御する。
【0036】入力装置25は、コースデータ、受講者デ
ータ、責任者データ、講師データ、修了仕様データ等の
マスター情報を一括処理により投入し、あるいはオンラ
インでマスター情報をリアルタイムで登録し、登録済み
データを変更及び削除し、通信教育業務に関連する各種
作業の指示を入力し、又は通常の保守等の操作を入力す
るためのOCR装置又はリモート端末である。前記教育
団体端末5は、この入力装置25として機能させてもよ
い。
【0037】出力装置26は、ホストコンピュータ2の
処理結果を出力するプリンタあるいは表示装置である。
前記教育団体端末5の表示装置は、この出力装置25と
して機能させてもよい。
【0038】なお、処理装置21、メモリ22、記憶装
置23、通信制御装置24、入力装置25、出力装置2
6及びバス27それぞれのハードウェアとしての動作
は、コンピュータの通常の動作と同様であるので、詳し
くは説明しない。
【0039】次に、WBTシステム用のWebサーバ3
について説明する。図3は、WBTシステム用のWeb
サーバ3の構成をブロック図により示している。図3に
おいて、Webサーバ3は、バス37にそれぞれ接続さ
れた、CPU31、RAM32、記憶装置33、通信制
御装置34、入力装置35、出力装置36及びコンテン
ツ記憶装置38を備えている。
【0040】記憶装置33は、コースデータ、受講者デ
ータ、責任者データ、講師データ、修了仕様データ、得
点データ、レポート・質問データ、激励文データ、及び
講師報酬データをそれぞれ格納するための複数の格納部
を有している。レポート・質問データは、好ましくは、
コース受講過程において受講者が提出するレポート・質
問内容のテキスト(講師による添削、回答がそれぞれな
された場合、当該講師の添削、回答のテキストを含
む)、提出日、添削・回答日の情報を含む。また、激励
文データは、講師又は教育団体が作成した、受講者を激
励する内容のテキストの情報を含む。なお、コースデー
タ、受講者データ、責任者データ、講師データ、修了仕
様データ、得点データ、及び講師報酬データに含まれる
情報は、前記通信教育システム用のホストコンピュータ
2の記憶装置に格納されるそれぞれのデータと同様の情
報であるので、詳しくは説明しない。
【0041】コンテンツ記憶装置38は、WBTに利用
されるよう作成された学習教材データを格納する。ここ
で、学習教材データは、新入社員教育、管理者教育、自
己啓発、各種資格試験対策その他の目的の学習教材を、
テキスト、音声、動画・CG等のマルチメディアを利用
して構成したデジタルコンテンツである。なお、学習教
材の標準として、AICC(Aviation Industry CBT Co
mmittee)、IMS(Instruction Management System)
及びSCORM(Shareable Courseware Object Refere
nce Model Initiative)等の規格があるが、形式は特に
限定されない。
【0042】次に、図4ないし図8を参照して、団体か
らの受講申込の受け付けから修了証発行までの標準的な
業務フローに沿って、以上のとおり構成された遠隔教育
システム1の動作を説明する。ここで、図4は、遠隔教
育システム1の動作を模式的に示す図、図5は、WBT
システムにアクセスしたときの教育団体端末5の表示装
置に表示される、教育団体管理者トップページ及びそれ
に関連するWebページの変遷フローを模式的に示す
図、図6は、同じくWBTシステムにアクセスしたとき
の受講者端末6の表示装置に表示される、受講者トップ
ページ及びそれに関連するWebページについての、図
5と同様の図、図7は、WBTシステムにアクセスした
ときの講師端末9の表示装置に表示される、講師トップ
ページ及びそれに関連するWebページについての同様
の図、そして、図8は、WBTシステムにアクセスした
ときの申込責任者端末7又は所属責任者端末8の表示装
置に表示される、責任者トップページ及びそれに関連す
るWebページについての同様の図である。なお、WB
Tシステムのサービスを登録ユーザが利用するために
は、図示しないログイン認証画面においてe-mailアドレ
ス及びパスワードを入力することにより、ログインする
必要がある。
【0043】[標準業務フロー] 1.受講申込 教育団体の営業担当者が、団体顧客からの通信教育のコ
ース受講申込とWBTのコース受講申込を取りまとめ
て、受講申込書(この場合、販売促進を目的とした体験
受講申込を含んでもよい)の作成を行う。受講申込書に
は、(a) 通信教育のコースとWBTのコースを識別する
ためのコースコード(受講コース属性データ)、開講月
日、及び連続番号で構成されるコース番号、(b) 受講者
データ及び(c)申込責任者、所属責任者に関する責任者
データに対応する情報を少なくとも含んでいる。
【0044】2.申込データの登録 教育団体において、通信教育システムすなわちホストコ
ンピュータ2に、受講申込書に含まれる申込データ(コ
ース番号、受講者データ、責任者データ)を登録する
(ステップS1)。この登録は、ホストコンピュータ2
の入力装置25(図2参照)又は教育団体端末5により
行う。これにより、受講申込に関する情報を一旦通信教
育システムに集中させる。
【0045】なお、上記の申込データの登録は、通信教
育システムに対してではなく、WBTシステム(Web
サーバ3)に対して行うように、システムを構成しても
よい(ステップS1’)。すなわち、図5に示すよう
に、教育団体管理者が教育団体端末5を操作してWBT
システムにアクセスすると、教育団体管理者トップペー
ジ50が表示される。表示された教育団体管理者トップ
ページ50のメニューに表示されている「ユーザ作成」
ボタン510を押下すると、ユーザ作成ページ51が表
示される。そのページで用意されているユーザ作成機能
によって、申込データの登録を行うことができる。但
し、このように登録したときは、後述する(4.データ
の送信)のステップにおいて、通信教育システムからW
BTシステムへ所定のデータを送信することにより、デ
ータ同期する必要がある。
【0046】3.受講インフォメーションと操作マニュ
アル発送 上記2.において登録された申込データに基づいて、通
信教育システムは、発送指示リスト(受講者又は責任者
宛てに発送されるべき教材等に関連する、単品コード、
単品名称、発送番号、総重量、梱包数等を記載したも
の)及び教材集計表(1日に発送されるべき教材等の部
数を、教材等の単品別かつ送付先別に集計した表)を出
力する(ステップS2)。ここでは、これら発送指示リ
スト及び教材集計表が物流センターにデリバリーされ、
それらの指示に従い、受講インフォメーションと操作マ
ニュアルが、初回の発送物として物流センターから受講
者B宛てに送付される。
【0047】4.データの送信(通信教育システムから
WBTシステムへ) 新規に通信教育システムに登録された受講者データ、責
任者データ、及び登録された受講コース属性データに対
応する修了仕様データを、通信教育システムからWBT
システムへ、夜間に1回FTP転送する。具体的には、
まず、通信教育システムは、WBTシステム(Webサ
ーバ3)とのデータ同期に必要な所定のデータファイル
(受講者データ、責任者データ、修了仕様データ、得点
データを含む)を作成し、FTPサーバ4に自動的にア
ップロードする。当該データファイルは、FTPサーバ
4が備えるファイル転送機能により、WBTシステムへ
転送される(ステップS3)。これにより両システム間
のデータ同期が実現される。
【0048】なお、転送するデータは差分(新規登録
分、変更分、削除分のみ)とする。具体的には、登録済
みデータの変更があったときは、変更分のみを、FTP
サーバ4を介して通信教育システムからWBTシステム
へ送信し、受信側の登録済みデータに上書きする。さら
に、登録済みデータの削除があったときは、削除分のみ
を同様に転送することによって受信側のデータを削除す
る。
【0049】5.学習の開始 受講者Bが受講者端末6を操作して、WBTシステム
(Webサーバ3)にアクセスする。そして、図示しな
いログイン認証画面においてe-mailアドレス及びパスワ
ードを入力することにより、ログインする。すると、図
6に示すように、その受講者端末6の表示装置に受講者
トップページ60が表示される。メニューに表示された
「学習開始」ボタン610を押下すると学習開始ページ
61が表示されるので、「最初から学習」ボタン611
あるいは「続きから学習」ボタン612のいずれかを押
下することにより、受講者Bは、コースの最初から又は
続きから学習を開始する(ステップS4)。
【0050】6.コンテンツによる学習、レポート回
答、質問、掲示板閲覧 WBTにおいて公知のように、受講者Bは、Webサー
バ3に蓄積されたコンテンツに基づいて学習を行う。通
常、各コースは1以上の単位で構成されるので、その学
習過程において受講者Bは1回又はそれ以上のレポート
提出が要求される。また、受講者Bは、講師Cへの質問
を行うことができる。レポート提出と講師への質問のた
めに必要な機能は、受講者端末6の表示装置に表示され
るWebページ上で全て利用可能となっている。なお、
図4及び図6には図示していないが、受講者Bは、掲示
板の情報を閲覧することもできる(以上、ステップS
5)。
【0051】7.レポートの添削、質問回答 受講者Bから送信されてきたレポートや質問に対して、
講師Cが添削(採点、評価コメントの作成)、質問への
回答等を行って返信する。但し、マークシート形式のレ
ポートは、講師CによらずにWBTシステムによって即
時に自動採点される。(ステップS6)。なお、講師端
末9の表示装置に表示されるトップページ及びそれに関
連するWebページにおいて用意された各種機能その他
の詳しい動作については、後述する。
【0052】8.データの送信(WBTシステムから通
信教育システムへ) 受講者Bの提出したレポートの単位ごとの得点結果、進
捗情報からなる得点データ、及びレポート添削や質問回
答に対する講師報酬データを、WBTシステムから通信
教育システムへFTP転送する。この転送は、1日1回
のバッチ処理にて行う(以上、ステップS7)。
【0053】9.受講者成績情報の閲覧 責任者(申込責任者A−1又は所属責任者A−2)は、
受講者の得点、進捗に関する成績情報を閲覧することが
できる。具体的には、申込責任者端末7あるいは所属責
任者端末8を操作してWBTシステムにアクセスし、端
末の表示装置に、図8に示す責任者トップページ80を
表示させる。責任者トップページ80上の「成績報告」
ボタン810を押下すると、成績表示用ページ81が表
示される。具体的には、図9に示す成績報告(検索)ペ
ージ90がまず表示される。図示のとおり、当該ページ
上には複数の検索キーとソートキーの入力ボックスない
しチェックボックスが用意されており、「検索」ボタン
910を押下することにより、所望の条件で検索が実行
され、成績報告(検索結果)が表示される(以上、ステ
ップS8)。
【0054】図10に、成績報告(検索結果)ページ1
00の例を示す。図示のとおり、所望の受講者の得点、
進捗が一覧性をもって表示されている。なお、この例で
は、便宜上申込責任者端末7と所属責任者端末8に表示
される情報を同じとしたが、アクセス制御により表示さ
れる情報(データ)の範囲を異ならせてもよい。また、
本実施形態においては、同様の成績報告の検索及び出力
機能は、教育団体端末5及び講師端末9においても利用
可能である(図5の教育団体管理者トップページ50上
の「成績報告」ボタン540、図7の講師トップページ
70上の「成績報告」ボタン730及び成績表示用ペー
ジ73を参照されたい)。ここで、受講者には、成績報
告へのアクセスは通常許容されないよう、アクセス制御
がされていることに留意すべきである。
【0055】10.激励文データと修了証データの送信 受講者Bのレポート提出が遅れている場合は、激励文デ
ータが送信される。更に、受講者Bの得点データが、予
め定められた修了判定条件を満たすときは、図6に示す
ように、学習開始ページ61上に「修了証発行」ボタン
613が表示される。この修了証発行ボタン613を押
下すると、修了証データが表示される(以上、ステップ
S9)。
【0056】図6は、受講者端末6の表示装置に表示さ
れる修了証ページ62の例を示している。修了証ページ
62は、受講修了報告書(受講者の氏名、受講番号、コ
ース名、受講期間、得点及び平均点の表示を含む)部分
を含んでいる。
【0057】ここで、修了証ページ62は、受講者端末
6にダウンロードすることが可能である(「ダウンロー
ド」ボタン621)。また、本実施形態では、次に説明
するように、修了証ページ62のデータを責任者(申込
責任者A−1及び/又は所属責任者A−2)宛てに転送
することができる。
【0058】上記に関し、各コースの修了証にかかる判
定処理は、WBTシステム又は通信教育システムのいず
れかで行うことができる。
【0059】11.修了証データの転送 修了証ページ62上で、図示しない入力ボックスに送信
先のe-mailアドレスを入力し、「メール送信」ボタン6
22を押下することによって、修了証ページ62のデー
タ(修了証データ)がe-mailに添付され、責任者(申込
責任者A−1及び/又は所属責任者A−2)宛てに転送
される(ステップS10)。図6に、転送される修了証
ページ63の例を示す。ここでは、改ざんを防止するた
めのチェックサム631が含まれている。
【0060】[講師登録、質問・レポートの講師への割
当て、講師報酬集計]次に、上記「7.レポートの添
削、質問回答」に関連する、講師登録、レポート・質問
の講師への割当て、講師報酬集計の業務フローを、詳細
に説明する。
【0061】I.レポート添削の場合 1.講師の登録 まず、レポートを添削する講師に関する講師データを登
録する。この登録は、通信教育システムの入力装置25
によって、かつ図5に示すユーザ作成ページ51に用意
されたユーザ作成機能を利用することにより行うことが
できる。
【0062】2.レポート添削単価登録 (1) 全コース共通単価設定 全コース共通で添削単価が同じ場合に全コース共通の単
価を登録する。なお、下記2(2) 、(3) に設定されてい
ない単価は、すべて全コース共通単価と見なされる。 (2) レポート単価設定 レポート毎に添削単価が違う場合にレポートコード毎に
単価を登録する。 (3) 講師毎単価設定 講師毎に各レポートの添削単価が違う場合に講師毎にレ
ポート添削単価を登録する。
【0063】以上の登録は、図5に示す教育団体管理者
トップページ50を表示装置に表示し、トップページ上
に表示されたメニュー中の「講師管理」ボタン520を
押下することにより、講師管理ページ52を表示し、当
該講師管理ページ52に用意された講師報酬単価設定機
能及びコースの単価設定機能を利用することにより行う
ことができる。図11は、上記登録を行うための講師報
酬登録ページ54の例を示す。図において、講師名を入
力して検索ボタン541を押下すると、単価設定表54
2が表示されるので、単価を設定しようとするレポート
をチェックボックス欄543により選択し、更に単価欄
544に単価を入力し設定する。
【0064】3.レポートの割当て (1) 受講者から提出されたレポートの状況を一覧画面か
ら検索して、どのレポートを添削するか選ぶ。 (2) 講師一覧画面より添削講師を選んで転送ボタンを押
下すると自動的に講師へデータを転送する。 以上は、図5に示す教育団体管理者トップページ50上
の「質問・レポート」ボタン530を押下し、表示され
た質問・レポートページ53に用意された機能を利用し
て行う。
【0065】4.レポートの添削 (1) 添削しなけれならないレポート件数を把握する。こ
れは、図7に示す講師トップページ70上で「レポート
添削」ボタン710を押下してレポート添削ページ71
を表示させることにより行う。 (2) レポート添削ページ71上で添削するレポートを選
択し、各レポートの添削を行う。図示しない「添削完
了」ボタンを押下すると、自動的にWBTシステムにデ
ータを転送する(図4に示すステップS6参照)。 なお、図7に示すレポート添削ページ71上に用意され
た、レポート提出者の成績表示とは、この受講者が以前
に提出したレポートの提出日や添削結果(得点)を表示
するためのものである。
【0066】5.レポート添削内容確認 (1) レポート一覧検索とレポート添削内容表示機能によ
って講師の添削品質を確認できる。このための機能は、
図5に示す質問・レポートページ53上に用意されてい
る。
【0067】6.講師報酬集計 (1) 講師のレポート添削実績とそれに対応する報酬額等
を集計する。上記4.(2) により、講師からの添削・回
答がWBTシステム(Webサーバ3)に送信される
と、講師報酬データが自動生成され、WBTシステム
(Webサーバ3)により講師別に積算され、記憶装置
に格納される。ここでは講師管理ページ52上に用意さ
れた講師報酬集計機能を利用する。図12は、講師報酬
集計ページ55の例であり、講師名「山田太郎」につい
て、レポート添削通数、報酬合計額(551)等の情報
が一覧性よく集計されていることがわかる。 (2) 講師のレポート添削実績とそれに対応する報酬額等
のデータ(講師報酬データ)は、報酬支払業務を通常管
理している通信教育システム(ホストコンピュータ2)
にFTP転送される。通信教育システムには通信教育コ
ースの講師報酬データが積算され、記憶されているの
で、このデータ同期によって、講師指定をして、同一講
師について通信教育とWBTと全ての講師報酬データを
並存させることができる。
【0068】II.質問の場合 質問の場合の講師登録、質問の講師への割当て、講師報
酬集計の業務フローは、基本的にレポートの場合と同様
であるので、詳細な説明は省略する。但し、質問へ回答
すべき講師は、原則として、レポート添削で登録した講
師を割当てるものとし、また、質問単価は一律とするこ
とが管理上好ましい。
【0069】以上の実施形態に係る遠隔教育システムに
よれば、次に列挙する具体的な利点がある。 (1) 通信教育コースとWBTコースの申込受付処理(受
講者、申込者、修了条件の登録を含む)を一元化するこ
とにより、 申込書の分類の省略、 通信教育・WBTの登録フロー2ラインの1ライン
化、 データ修正対象の1本化 が実現できる。
【0070】(2) また、上記処理により、受講申込企業
等に対する、通信教育コースとWBTコースの受講料請
求が自動一元化される結果、 請求書発行・入金確認業務の半減、 2種を1本にまとめた請求書の作成業務の省略(受講
団体にあっては、支払業務の軽減)、 が可能となる。
【0071】(3) 更に、通信教育コースとWBTコース
の受講者宛て発送物の物流センターへの指示の自動一元
化により、 WBTコースの、物流指示事務の自動化、 発送までのリードタイムの短縮、 物流事故時の原因究明の簡略化、 の効果がそれぞれ得られる。
【0072】(4) 更にまた、受講者から提出されたレポ
ート採点結果情報(成績報告)を通信教育コースとWB
Tコースとで一元化し、申込責任者又は所属責任者(教
育担当者)に対し、一覧性を持たせて供出することがで
きるので、 教育担当者からの成績情報の問い合わせへの対応の一
元化、 教育担当者からの両種の成績情報の統合依頼への対応
事務の消滅、 の効果がそれぞれ得られる。
【0073】(5) 加えて、通信教育コースとWBTコー
スについて、修了基準の設定とそれに基づく修了判定を
一元化し、かつ、受講者から申込責任者又は所属責任者
(教育担当者)への転送機能により、下記の効果を得ら
れる。 重複したWBTコースの修了基準設定事務の消滅、 WBTコースの修了証送付事務の消滅(受講者にとっ
ては、教育担当者への修了証回付の簡便化(e-mail添付
機能))、 官公庁等の受講料補助受給資格証明入手の簡便化。
【0074】(6) 更に、レポートの添削、質問回答に対
する講師報酬を自動集計し、そのデータを通信教育シス
テムとWBTシステム間でデータ同期するので、通信教
育及びWBTの講師報酬のデータベースが同一となる。
これにより、通信教育かWBTかを問わず、レポート添
削、質問回答を担当する講師に対する報酬額集計事務の
簡便化が図れる。
【0075】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術思
想の範囲内において種々の変更が可能なのはいうまでも
ない。例えば、上記した実施の形態においては、ホスト
コンピュータを使用して通信教育システムを構成した
が、同様の機能を実現する、インターネットに接続され
たWebサーバを使用してもよい。また、通信教育シス
テムとWBTシステムとの間のデータ同期のためにFT
Pサーバを利用したが、FTPサーバを使用しないデー
タ同期の方法を適宜選択することも勿論可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遠隔
教育システム及び遠隔教育方法によれば、次のような有
利な効果がある。
【0077】本発明によれば、通信教育のコース受講申
込みとWBTのコース受講申込みとを含む各申込者から
の申込みに関連した、通信教育とWBTとを区別するた
めの受講コース属性データと、受講者データと、責任者
データとからなる申込データが、前記通信教育システム
又は前記WBTシステムのいずれかに登録されると、当
該登録された前記受講者データ及び責任者データと、登
録された前記受講コース属性データに対応する修了仕様
データが、前記通信教育システムと前記WBTシステム
との間でデータ同期される。そして、コース受講過程に
おいて受講者が提出する答案及び/又はレポートの添
削、採点若しくは評価、又は受講者の質問への回答を講
師から受信すると、それに応答して講師に対する報酬デ
ータが講師別に生成される。さらに、コース受講過程に
おいて蓄積される受講者の得点データ及び前記生成され
た講師報酬データが、前記通信教育システムと前記WB
Tシステムとの間でデータ同期される。
【0078】従って、教育団体は、通信教育のコース受
講申込みとWBTのコース受講申込みとを含む各申込者
からの申込データを、通信教育システム又はWBTシス
テムのいずれか一方に登録すると、両システム間でデー
タ同期されるので、受付処理を一元化することができ
る。また、コース受講過程において受講者と講師との間
で行われる答案及び/又はレポートの授受に伴い、講師
が当該答案及び又はレポートを添削し、採点し若しくは
評価したこと、又は受講者からの質問へ回答したことに
対する報酬が、受講コース種別に依存することなく自動
的に計算され、両システム間でデータ同期されるので、
煩雑な講師報酬管理をも一元化することができる。
【0079】更に、コース受講過程で蓄積される受講者
の得点データもまた、受講コース種別に依存することな
く両システム間でデータ同期されるので、教育団体は、
得点データを基準とした修了判定とそれに続く修了証発
行処理を一元化することができる。また、責任者は、そ
の教育団体が実施する通信教育及びWBTの一方又は両
方の全受講者について一覧性のある成績情報を取得する
ことができる。
【0080】本発明によれば、前記同期された受講者の
得点データが前記修了仕様データによって予め設定され
た各受講コースの修了条件を満たしたときに当該受講コ
ースの修了と判定し、所定の修了証データを生成するこ
とによって、両システムの一元化した修了証の発行及び
WBTシステムによる修了証データの責任者宛て転送が
可能となる。
【0081】本発明によれば、受講者、責任者又は講師
宛てにそれぞれに発送されるべき発送物の発送指示デー
タを、所望のタイミングで生成することにより、申し込
んだ各種受講条件を記載した受講インフォメーション
(受講登録証)、受講マニュアル、請求書、成績報告書
等の発送物の発送指示を受講コース種別によらず一元的
に行うことができる。
【0082】また、本発明によれば、同期された受講者
の得点データを含む受講者成績情報への前記責任者若し
くは前記講師からのアクセスを制御することにより、責
任者は、その教育団体が実施する通信教育及びWBTの
一方又は両方の全受講者について、講師は、答案及び/
又はレポートの添削、採点若しくは評価、質問への回答
を割当てられた受講生について、一覧性のある成績情報
を、迅速に取得することができる。
【0083】以上列挙した効果から明らかなように、本
発明によれば、通信教育システムとWBTシステムとを
並行して管理、運用する教育団体の業務管理上の負担を
大幅に軽減することができる。また、従業員、職員の教
育を目的として通信教育の教育コースとWBTの教育コ
ースを並行して利用する団体の教育担当者に対し、利便
性の向上した遠隔教育サービスを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての遠隔教育システム
1の構成例を模式的に示す図である。
【図2】通信教育システム用のホストコンピュータ2の
構成を示すブロック図である。
【図3】WBTシステム用のWebサーバ3の構成を示
すブロック図である。
【図4】遠隔教育システム1の動作を模式的に示す図で
ある。
【図5】WBTシステムにアクセスしたときの教育団体
端末5の表示装置に表示される、教育団体管理者トップ
ページ及びそれに関連するWebページの変遷フローを
模式的に示す図である。
【図6】WBTシステムにアクセスしたときの受講者端
末6の表示装置に表示される同様のページについての、
図5と同様の図である。
【図7】WBTシステムにアクセスしたときの講師端末
9の表示装置に表示される同様のページについての、図
5と同様の図である。
【図8】WBTシステムにアクセスしたときの申込責任
者端末7又は所属責任者端末8の表示装置に表示される
同様のページについての、図5と同様の図である。
【図9】成績報告(検索)ページ90の例を示す図であ
る。
【図10】成績報告(検索結果)ページ100の例を示
す図である。
【図11】講師報酬登録ページ54の例を示す図であ
る。
【図12】講師報酬集計ページ55の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 遠隔教育システム 2 通信教育システム(ホストコンピュータ) 3 WBTシステム(Webサーバ) 4 FTPサーバ 5 教育団体端末 6 受講者端末 7 申込責任者端末 8 所属責任者端末 9 講師端末 10 LAN 11 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成井 隆 東京都港区芝公園3丁目1番38号 株式会 社日本能率協会マネジメントセンター内 (72)発明者 梅澤 秀光 東京都港区芝公園3丁目1番38号 株式会 社日本能率協会マネジメントセンター内 (72)発明者 角田 修 東京都港区芝公園3丁目1番38号 株式会 社日本能率協会マネジメントセンター内 (72)発明者 工藤 真由美 東京都港区芝公園3丁目1番38号 株式会 社日本能率協会マネジメントセンター内 (72)発明者 柴田 喜幸 東京都港区芝公園3丁目1番38号 株式会 社日本能率協会マネジメントセンター内 (72)発明者 小池 義昌 東京都千代田区大手町1−6−1 株式会 社エヌ・ティ・ティエックス内 (72)発明者 星出 高秀 東京都千代田区大手町1−6−1 株式会 社エヌ・ティ・ティエックス内 (72)発明者 小川 克徳 東京都千代田区大手町1−6−1 株式会 社エヌ・ティ・ティエックス内 (72)発明者 土屋 華 東京都千代田区大手町1−6−1 株式会 社エヌ・ティ・ティエックス内 (72)発明者 高橋 尚子 東京都千代田区大手町1−6−1 株式会 社エヌ・ティ・ティエックス内 Fターム(参考) 2C028 BA01 BA02 BA05 BB04 BB05 BC01 BC02 BD02 BD03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有形の学習教材を送付して受講者を教育
    する通信教育業務を管理する通信教育システムと、通信
    ネットワークを通信手段とした双方向の学習環境を提供
    するWBT(Web Based Training)業務を管理するWB
    Tシステムとをコンピュータによって統合した遠隔教育
    システムであって、 通信教育のコース受講申込みとWBTのコース受講申込
    みとを含む各申込者からの申込みに関連した、通信教育
    とWBTとを区別するための受講コース属性データと、
    受講者データと、責任者データとからなる申込データ
    を、前記通信教育システム又は前記WBTシステムのい
    ずれかに登録する登録手段と、 前記登録手段によって登録された前記受講者データ及び
    責任者データと、登録された前記受講コース属性データ
    に対応する修了仕様データを、前記通信教育システムと
    前記WBTシステムとの間で同期する第1の同期手段
    と、 コース受講過程において受講者が提出する答案及び/又
    はレポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質
    問への回答に応答して、講師に対する報酬データを講師
    別に生成する講師管理手段と、 コース受講過程において蓄積される受講者の得点データ
    及び前記講師管理手段が生成した講師報酬データを、前
    記通信教育システムと前記WBTシステムとの間で同期
    する第2の同期手段と、 を備えることを特徴とする遠隔教育システム。
  2. 【請求項2】 前記講師管理手段は、講師情報と、コー
    ス受講過程において受講者が提出する答案及び/又はレ
    ポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質問へ
    の回答に対する報酬単価情報とを登録する登録手段と、 受講者から提出された答案及び/又はレポート、又は受
    講者の質問を、選択された講師宛てに転送する転送手段
    と、 前記選択された講師から受信する、添削、採点若しくは
    評価された答案及び/又はレポート、又は前記質問に対
    する回答に応答して、報酬額を講師別に集計する集計手
    段と、 からなることを特徴とする請求項1に記載の遠隔教育シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記第2の同期手段によって同期された
    受講者の得点データが前記修了仕様データによって予め
    設定された各受講コースの修了条件を満たしたときに当
    該受講コースの修了と判定し、所定の修了証データを生
    成する修了制御手段を更に備えることを特徴とする請求
    項1又は2のいずれかに記載の遠隔教育システム。
  4. 【請求項4】 有形の学習教材を送付して受講者を教育
    する通信教育業務を管理する通信教育システムと、通信
    ネットワークを通信手段とした双方向の学習環境を提供
    するWBT(Web Based Training)業務を管理するWB
    Tシステムとをコンピュータによって統合した遠隔教育
    システムであって、 通信教育のコース受講申込みとWBTのコース受講申込
    みとを含む各申込者からの申込みに関連した、通信教育
    とWBTとを区別するための受講コース属性データと、
    受講者データと、責任者データとからなる申込データ
    を、前記通信教育システム又は前記WBTシステムのい
    ずれかに登録する登録手段と、 前記登録手段によって登録された前記受講者データ及び
    責任者データと、登録された前記受講コース属性データ
    に対応する修了仕様データを、前記通信教育システムと
    前記WBTシステムとの間で同期する第1の同期手段
    と、 コース受講過程において受講者が提出する答案及び/又
    はレポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質
    問への回答に応答して、講師に対する報酬データを講師
    別に生成する講師管理手段と、 コース受講過程において蓄積される受講者の得点データ
    及び前記講師管理手段が生成した講師報酬データを、前
    記通信教育システムと前記WBTシステムとの間で同期
    する第2の同期手段と、 前記受講者、責任者又は講師宛てにそれぞれに発送され
    るべき発送物の発送指示データを、所望のタイミングで
    生成する発送指示手段と、 を備えることを特徴とする遠隔教育システム。
  5. 【請求項5】 前記講師管理手段は、講師情報と、コー
    ス受講過程において受講者が提出する答案及び/又はレ
    ポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質問へ
    の回答に対する報酬単価情報とを登録する登録手段と、 受講者から提出された答案及び/又はレポート、又は受
    講者の質問を、選択された講師宛てに転送する転送手段
    と、 前記選択された講師から受信する、添削、採点若しくは
    評価された答案及び/又はレポート、又は前記質問に対
    する回答に応答して、報酬額を講師別に集計する集計手
    段と、 からなることを特徴とする請求項4に記載の遠隔教育シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 有形の学習教材を送付して受講者を教育
    する通信教育業務を管理する通信教育システムと、通信
    ネットワークを通信手段とした双方向の学習環境を提供
    するWBT(Web Based Training)業務を管理するWB
    Tシステムとをコンピュータによって統合した遠隔教育
    システムであって、 通信教育のコース受講申込みとWBTのコース受講申込
    みとを含む各申込者からの申込みに関連した、通信教育
    とWBTとを区別するための受講コース属性データと、
    受講者データと、責任者データとからなる申込データ
    を、前記通信教育システム又は前記WBTシステムのい
    ずれかに登録する登録手段と、 前記登録手段によって登録された前記受講者データ及び
    責任者データと、登録された前記受講コース属性データ
    に対応する修了仕様データを、前記通信教育システムと
    前記WBTシステムとの間で同期する第1の同期手段
    と、 コース受講過程において蓄積される受講者の得点データ
    を、前記通信教育システムと前記WBTシステムとの間
    で同期する第2の同期手段と、 前記第2の同期手段によって同期された受講者の得点デ
    ータを含む受講者成績情報への前記責任者若しくは前記
    講師からのアクセスを制御するアクセス制御手段と、 を備えることを特徴とする遠隔教育システム。
  7. 【請求項7】 有形の学習教材を送付して受講者を教育
    する通信教育業務を管理する通信教育システムと、通信
    ネットワークを通信手段とした双方向の学習環境を提供
    するWBT(Web Based Training)業務を管理するWB
    Tシステムとをコンピュータによって統合した遠隔教育
    システムを利用する、遠隔教育方法であって、 通信教育のコース受講申込みとWBTのコース受講申込
    みとを含む各申込者からの申込みに関連した、通信教育
    とWBTとを区別するための受講コース属性データと、
    受講者データと、責任者データとからなる申込データ
    を、前記通信教育システム又は前記WBTシステムのい
    ずれかに登録するステップと、 登録された前記受講者データ及び責任者データと、登録
    された前記受講コース属性データに対応する修了仕様デ
    ータを、前記通信教育システムと前記WBTシステムと
    の間で同期するステップと、 コース受講過程において受講者が提出する答案及び/又
    はレポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質
    問への回答に応答して、講師に対する報酬データを講師
    別に生成するステップと、 コース受講過程において蓄積される受講者の得点データ
    及び前記生成された講師報酬データを、前記通信教育シ
    ステムと前記WBTシステムとの間で同期するステップ
    と、 からなることを特徴とする遠隔教育方法。
  8. 【請求項8】 前記報酬データを生成するステップが、 講師情報と、コース受講過程において受講者が提出する
    答案及び/又はレポートの添削、採点若しくは評価、又
    は受講者の質問への回答に対する報酬単価情報とを登録
    するステップと、 受講者から提出された答案及び/又はレポート、又は受
    講者の質問を、選択された講師宛てに転送するステップ
    と、 前記選択された講師から受信する、添削、採点若しくは
    評価された答案及び/又はレポート、又は前記質問に対
    する回答に応答して、報酬額を講師別に集計するステッ
    プと、 からなることを特徴とする請求項7に記載の遠隔教育方
    法。
  9. 【請求項9】 前記コース受講過程において蓄積、同期
    された受講者の得点データが、前記修了仕様データによ
    って予め設定された各受講コースの修了条件を満たした
    ときに、当該受講コースの修了と判定し、所定の修了証
    データを生成することを特徴とする請求項7又は8のい
    ずれかに記載の遠隔教育方法。
  10. 【請求項10】 有形の学習教材を送付して受講者を教
    育する通信教育業務を管理する通信教育システムと、通
    信ネットワークを通信手段とした双方向の学習環境を提
    供するWBT(Web Based Training)業務を管理するW
    BTシステムとをコンピュータによって統合した遠隔教
    育システムを利用する遠隔教育方法であって、 通信教育のコース受講申込みとWBTのコース受講申込
    みとを含む各申込者からの申込みに関連した、通信教育
    とWBTとを区別するための受講コース属性データと、
    受講者データと、責任者データとからなる申込データ
    を、前記通信教育システム又は前記WBTシステムのい
    ずれかに登録するステップと、 登録された前記受講者データ及び責任者データと、登録
    された前記受講コース属性データに対応する修了仕様デ
    ータを、前記通信教育システムと前記WBTシステムと
    の間で同期するステップと、 コース受講過程において受講者が提出する答案及び/又
    はレポートの添削、採点若しくは評価、又は受講者の質
    問への回答に応答して、講師に対する報酬データを講師
    別に生成するステップと、 コース受講過程において蓄積される受講者の得点データ
    及び前記生成された講師報酬データを、前記通信教育シ
    ステムと前記WBTシステムとの間で同期するステップ
    と、 前記受講者、責任者又は講師宛てにそれぞれに発送され
    るべき発送物の発送指示データを、所望のタイミングで
    生成するステップと、 からなることを特徴とする遠隔教育方法。
  11. 【請求項11】 前記報酬データを生成するステップ
    が、 講師情報と、コース受講過程において受講者が提出する
    答案及び/又はレポートの添削、採点若しくは評価、又
    は受講者の質問への回答に対する報酬単価情報とを登録
    するステップと、 受講者から提出された答案及び/又はレポート、又は受
    講者の質問を、選択された講師宛てに転送するステップ
    と、 前記選択された講師から受信する、添削、採点若しくは
    評価された答案及び/又はレポート、又は前記質問に対
    する回答に応答して、報酬額を講師別に集計するステッ
    プと、 からなることを特徴とする請求項10に記載の遠隔教育
    方法。
  12. 【請求項12】 有形の学習教材を送付して受講者を教
    育する通信教育業務を管理する通信教育システムと、通
    信ネットワークを通信手段とした双方向の学習環境を提
    供するWBT(Web Based Training)業務を管理するW
    BTシステムとをコンピュータによって統合した遠隔教
    育システムを利用する遠隔教育方法であって、 通信教育のコース受講申込みとWBTのコース受講申込
    みとを含む各申込者からの申込みに関連した、通信教育
    とWBTとを区別するための受講コース属性データと、
    受講者データと、責任者データとからなる申込データ
    を、前記通信教育システム又は前記WBTシステムのい
    ずれかに登録するステップと、 登録された前記受講者データ及び責任者データと、登録
    された前記受講コース属性データに対応する修了仕様デ
    ータを、前記通信教育システムと前記WBTシステムと
    の間で同期するステップと、 コース受講過程において蓄積される受講者の得点データ
    を、前記通信教育システムと前記WBTシステムとの間
    で同期するステップと、 前記コース受講過程において蓄積、同期された受講者の
    得点データを含む受講者成績情報への前記責任者若しく
    は前記講師からのアクセスを制御するステップと、 からなることを特徴とする遠隔教育方法。
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