JP2002339580A - 離れのある住宅 - Google Patents

離れのある住宅

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JP2002339580A
JP2002339580A JP2001150993A JP2001150993A JP2002339580A JP 2002339580 A JP2002339580 A JP 2002339580A JP 2001150993 A JP2001150993 A JP 2001150993A JP 2001150993 A JP2001150993 A JP 2001150993A JP 2002339580 A JP2002339580 A JP 2002339580A
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JP
Japan
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room
floor
main building
terrace
house
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001150993A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Fujimori
洋一郎 藤森
Sadaichi Yukinari
貞一 行成
Takeshi Takagi
毅 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅全体としての空間的なつながりや一体
感を損なうことなく、仕事場や趣味の教室等に利用する
独立性の高い部屋を確保する。 【解決手段】 本棟(1)の1階の部屋(3)と離れ(2)の
1階の部屋(4)との間に跨って、屋根付きのテラス(5)
を配置するとともに、本棟(1)内を通ることなく離れ側
の部屋(4)に直接出入り可能とし、離れ側の部屋(4)
に、本棟側の部屋(3)に面する出入口(10)や窓(11)を設
けて、本棟(1)側の様子を伺い知ることができるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、離れのある住宅
に関する。
【0002】
【従来の技術】一戸建住宅において、仕事場や趣味の教
室等に使用する部屋としては、家族の生活の場からは隔
離した部屋を利用することが多い。また、住宅の本棟と
は別に離れを設けて、この離れを仕事場や趣味の教室等
に利用することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生活の
場からは隔離した部屋を利用するとはいっても、その部
屋と生活の場が同じ棟内にあるため、独立性を十分に確
保するには自ずと限界があり、仕事や趣味等に集中でき
なかったり、その部屋への来客の機会が多いときには、
家族のプライバシーを守ることができないといった問題
があった。
【0004】一方、離れを利用する場合には、独立性を
十分に確保することができるので、仕事や趣味等に集中
することができ、また来客があっても家族のプライバシ
ーを守ることができるが、一般に本棟と離れは完全に隔
絶されているので、住宅全体としての空間的なつながり
や一体感に欠けるといった問題があった。
【0005】そこで、この発明は、上記の不具合を解消
して、住宅全体としての空間的なつながりや一体感を損
なうことなく、仕事場や趣味の教室等に利用する独立性
の高い部屋を確保することができる離れのある住宅の提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の離れのある住宅は、本棟1階の部屋と離
れ1階の部屋との間に跨って、屋根付きのテラスを配置
するとともに、本棟内を通ることなく前記離れ側の部屋
に直接出入り可能とし、前記離れ側の部屋に、前記本棟
側の部屋に面する出入口或いは窓を設けたことを特徴と
する。
【0007】そして、前記本棟側の部屋には、前記離れ
側の部屋に面する出入口或いは窓が設けられている。ま
た、前記離れ側の部屋には、便所等の衛生設備が設けら
れている。さらにまた、テラスを、車の駐車スペースと
して利用可能としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態に係る住宅1階の間取図、図2は、同じくその1階
テラス部分の拡大図、図3は、住宅2階の間取図、図4
は、同じくその2階テラス部分の拡大図、図5は、住宅
の概略縦断面図、図6は、住宅の屋根の概略平面図であ
る。
【0009】この住宅は、2階建ての本棟(1)と、同じ
く2階建ての離れ(2)とを備えている。そして、住宅1
階においては、図1及び図2に示すように、本棟(1)の
1階部分のリビング(3)と、離れ(2)の1階部分の仕事
部屋(4)とが対向して、これらリビング(3)と仕事部屋
(4)との間に跨って、1階テラス(5)が配置されてい
る。すなわち、本棟(1)の1階部分と離れ(2)の1階部
分が、1階テラス(5)を介して一体的に繋がっている。
【0010】この1階テラス(5)は、アプローチ(6)を
介して道路(7)と繋がっており、車の駐車スペースとし
ても利用されるようになっている。なお、図中、(8)
は、1階テラス(5)の出入口に設けられた開閉式の門扉
である。
【0011】仕事部屋(4)には、本棟(1)内を通らなく
ても、道路(7)からアプローチ(6)及び1階テラス(5)
を通って直接出入り可能となっている。このため、仕事
部屋(4)に来客がある場合でも、本棟(1)にいる家族の
プライバシーを守ることができ、来客に気を使わせるこ
ともない。
【0012】また、仕事部屋(4)には、本棟(1)のリビ
ング(3)に面して出入口(10)及び窓(11)が設けられてお
り、リビング(3)には、仕事部屋(4)に面して窓(12)が
設けられている。このため、離れ(2)で仕事をしていて
も、出入口(10)或いは窓(11)を介して本棟(1)のリビン
グ(3)の様子を伺い知ることができ、また逆に、本棟
(1)のリビング(3)から離れ(2)の仕事部屋(4)の様子
を伺い知ることができる。
【0013】さらに、仕事部屋(4)には、例えば便所(1
5)等の衛生設備が備え付けられていて、わざわざ本棟
(1)に戻らなくても用を足すことができるようになって
いる。
【0014】一方、住宅2階においては、図3及び図4
に示すように、本棟(1)の2階部分のダイニングキッチ
ン(20)と、離れ(2)の例えば茶室等の趣味の部屋(21)と
が対向して、これらダイニングキッチン(20)と趣味の部
屋(21)との間に跨って、2階テラス(22)が配置されてい
る。すなわち、本棟(1)の2階部分と離れ(2)の2階部
分が、2階テラス(22)を介して一体的に繋がっている。
【0015】2階テラス(22)は、1階テラス(5)の直上
に位置しており、1階テラス(5)の屋根としても機能し
ている。また、2階テラス(22)の上方には、図5及び図
6に示すように、本棟(1)及び離れ(2)を覆う住宅の屋
根(23)が被さっている。そして、この屋根(23)には、2
階テラス(22)に対応して、採光用の開口部(24)が形成さ
れている。
【0016】さらに、2階テラス(22)には、地上に続く
階段(25)が設けられている。この階段(25)及び2階テラ
ス(22)を通ることで、本棟(1)内を通らなくても、趣味
の部屋(21)に直接出入りすることができる。このため、
趣味の部屋(21)に来客がある場合でも、本棟(1)にいる
家族のプライバシーを守ることができ、来客に気を使わ
せることもない。
【0017】また、趣味の部屋(21)には、本棟(1)のダ
イニングキッチン(20)に面して出入口(26)が設けられて
おり、ダイニングキッチン(20)には、趣味の部屋(21)に
面して窓(27)が設けられている。このため、離れ(2)で
趣味に興じてしても、出入口(26)を介して本棟(1)のダ
イニングキッチン(20)の様子を伺い知ることができ、ま
た逆に、本棟(1)のダイニングキッチン(20)から離れ
(2)の趣味の部屋(21)の様子を伺い知ることができる。
【0018】さらに、趣味の部屋(21)には、例えば便所
(30)等の衛生設備が備え付けられており、わざわざ本棟
(1)に戻らなくても用を足すことができるようになって
いる。
【0019】このように、上記構成の住宅では、本棟
(1)とは別に離れ(2)を設けたにもかかわらず、これら
本棟(1)と離れ(2)とが、その1階部分及び2階部分で
テラス(5)(22)を介して一体的に繋がっているので、住
宅全体としての空間的なつながり、一体感を損なうこと
なく、独立性の高い仕事部屋(4)及び趣味の部屋(21)を
確保することができる。
【0020】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に
多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、離れの1階部分の部屋は、仕事部屋に限らず、趣味
の教室等に利用しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によると、本棟とは別に離れを設けることで、独立性
の高い部屋を確保することができ、その離れ側の部屋を
仕事部屋や趣味の教室等に利用することで、家族の生活
とは比較的無関係に仕事や趣味に集中することができ
る。また、本棟内を通ることなく離れ側の部屋に直接出
入りできることから、その部屋への来客の機会が多い場
合でも、家族のプライバシーを守ることができ、来客も
気兼ねなく訪れることができる。
【0022】しかも、本棟と離れとの間に跨ってテラス
が配置されて、これら本棟と離れが一体的につながり、
さらに離れ側の部屋から出入口或いは窓を介して本棟の
様子を伺い知ることができるので、住宅全体としての空
間的なつながり、一体感を損なうこともない。その上、
このようにテラスを介して本棟と離れを連続させること
で、例えばこれらを一体で利用することで大人数のパー
ティーにも対応することができるといったように、テラ
スを含めた本棟及び離れの活用の幅を広げることができ
る。さらに、テラスには屋根がかかっているので、雨の
ときにでも本棟と離れの間を移動することができる。
【0023】また、本棟側の部屋に、離れ側の部屋に面
する出入口或いは窓を設けることで、本棟側の部屋から
離れ側の部屋の様子を伺い知ることができ、これによっ
て住宅全体として一体感をさらに高めることができる。
【0024】さらに、離れ側の部屋に、便所等の衛生設
備を設けることで、仕事や趣味の途中にわざわざ本棟に
戻らなくても用を足すことができ、利便性を向上して、
部屋としての独立性をさらに高めることができる。
【0025】さらにまた、テラスを、車の駐車スペース
としても利用できるようになっているので、テラスを有
効活用して、省スペース化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る住宅1階の間取図
である。
【図2】同じくその1階テラス部分の拡大図である。
【図3】住宅2階の間取図である。
【図4】同じくその2階テラス部分の拡大図である。
【図5】住宅の概略縦断面図である。
【図6】住宅の屋根の概略平面図である。
【符号の説明】
(1) 本棟 (2) 離れ (3) 本棟側の部屋(リビング) (4) 離れ側の部屋(仕事部屋) (5) 1階テラス (10) 離れ側の部屋の出入口 (11) 離れ側の部屋の窓 (12) 本棟側の部屋の窓 (15) 便所 (22) 屋根(2階テラス)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 毅 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA01 AA25 AA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本棟1階の部屋と離れ1階の部屋との間
    に跨って、屋根付きのテラスを配置するとともに、本棟
    内を通ることなく前記離れ側の部屋に直接出入り可能と
    し、前記離れ側の部屋に、前記本棟側の部屋に面する出
    入口或いは窓を設けたことを特徴とする離れのある住
    宅。
  2. 【請求項2】 前記本棟側の部屋に、前記離れ側の部屋
    に面する出入口或いは窓を設けた請求項1記載の離れの
    ある住宅。
  3. 【請求項3】 前記離れ側の部屋に、便所等の衛生設備
    を設けた請求項1又は2記載の離れのある住宅。
  4. 【請求項4】 テラスを、車の駐車スペースとして利用
    可能とした請求項1乃至3のいずれかに記載の離れのあ
    る住宅。
JP2001150993A 2001-05-21 2001-05-21 離れのある住宅 Pending JP2002339580A (ja)

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