JP2002339579A - 離れのある住宅 - Google Patents

離れのある住宅

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JP2002339579A
JP2002339579A JP2001150992A JP2001150992A JP2002339579A JP 2002339579 A JP2002339579 A JP 2002339579A JP 2001150992 A JP2001150992 A JP 2001150992A JP 2001150992 A JP2001150992 A JP 2001150992A JP 2002339579 A JP2002339579 A JP 2002339579A
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JP
Japan
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room
main building
floor
terrace
house
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001150992A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Sato
隆一 佐藤
Sadaichi Yukinari
貞一 行成
Takeshi Takagi
毅 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅全体としての空間的なつながりや一体
感を損なうことなく、趣味や行事用の部屋、来客宿泊用
の部屋等に利用する独立性の高い部屋を確保する。 【解決手段】 本棟(1)の上層階の部屋(20)と離れ(2)
の上層階の部屋(21)との間に跨って、屋根付きのテラス
(22)を配置するとともに、離れ側の部屋(21)に、本棟側
の部屋(20)に面する出入口(26)を設けて、本棟(1)側の
様子を伺い知ることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、離れのある住宅
に関する。
【0002】
【従来の技術】一戸建住宅において、趣味や季節の行事
を行う場或いは来客の宿泊の場等に使用する部屋として
は、家族の生活の場からは隔離した部屋を利用すること
が多い。また、住宅の本棟とは別に離れを設けて、この
離れを上記の部屋として利用することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生活の
場からは隔離した部屋を利用するとはいっても、その部
屋と生活の場が同じ棟内にあるため、独立性を十分に確
保するには自ずと限界があり、落ち着いて趣味や行事等
を行うことができなかったり、来客に気を使わせてしま
うといった問題があった。
【0004】一方、離れを利用する場合には、独立性を
十分に確保することができるので、趣味や行事等に集中
することができ、また来客に気兼ねなく宿泊してもらう
ことができるが、一般に本棟と離れは完全に隔絶されて
いるので、住宅全体としての空間的なつながりや一体感
に欠けるといった問題があった。
【0005】そこで、この発明は、上記の不具合を解消
して、住宅全体としての空間的なつながりや一体感を損
なうことなく、独立性の高い部屋を確保することができ
る離れのある住宅の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の離れのある住宅は、本棟上層階の部屋と
離れ上層階の部屋との間に跨って、屋根付きのテラスを
配置するとともに、前記離れ側の部屋に、前記本棟側の
部屋に面する出入口或いは窓を設けたことを特徴とす
る。
【0007】そして、前記本棟側の部屋には、前記離れ
側の部屋に面する出入口或いは窓が設けられている。ま
た、テラスには、地上に続く階段が設けられ、屋根に
は、採光用の開口部が設けられている。さらに、前記離
れ側の部屋には、便所等の衛生設備が設けられている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態に係る住宅1階の間取図、図2は、同じくその1階
テラス部分の拡大図、図3は、住宅2階の間取図、図4
は、同じくその2階テラス部分の拡大図、図5は、住宅
の概略縦断面図、図6は、住宅の屋根の概略平面図であ
る。
【0009】この住宅は、2階建ての本棟(1)と、同じ
く2階建ての離れ(2)とを備えている。そして、住宅1
階においては、図1及び図2に示すように、本棟(1)の
1階部分のリビング(3)と、離れ(2)の1階部分の仕事
部屋(4)とが対向して、これらリビング(3)と仕事部屋
(4)との間に跨って、1階テラス(5)が配置されてい
る。すなわち、本棟(1)の1階部分と離れ(2)の1階部
分が、1階テラス(5)を介して一体的に繋がっている。
【0010】この1階テラス(5)は、アプローチ(6)を
介して道路(7)と繋がっており、車の駐車スペースとし
ても利用されるようになっている。なお、図中、(8)
は、1階テラス(5)の出入口に設けられた開閉式の門扉
である。
【0011】仕事部屋(4)には、本棟(1)内を通らなく
ても、道路(7)からアプローチ(6)及び1階テラス(5)
を通って直接出入り可能となっている。このため、仕事
部屋(4)に来客がある場合でも、本棟(1)にいる家族の
プライバシーを守ることができ、来客に気を使わせるこ
ともない。
【0012】また、仕事部屋(4)には、本棟(1)のリビ
ング(3)に面して出入口(10)及び窓(11)が設けられてお
り、リビング(3)には、仕事部屋(4)に面して窓(12)が
設けられている。このため、離れ(2)で仕事をしていて
も、出入口(10)或いは窓(11)を介して本棟(1)のリビン
グ(3)の様子を伺い知ることができ、また逆に、本棟
(1)のリビング(3)から離れ(2)の仕事部屋(4)の様子
を伺い知ることができる。
【0013】さらに、仕事部屋(4)には、例えば便所(1
5)等の衛生設備が備え付けられていて、わざわざ本棟
(1)に戻らなくても用を足すことができるようになって
いる。
【0014】一方、住宅2階においては、図3及び図4
に示すように、本棟(1)の2階部分のダイニングキッチ
ン(20)と、離れ(2)の例えば茶室等の趣味の部屋(21)と
が対向して、これらダイニングキッチン(20)と趣味の部
屋(21)との間に跨って、2階テラス(22)が配置されてい
る。すなわち、本棟(1)の2階部分と離れ(2)の2階部
分が、2階テラス(22)を介して一体的に繋がっている。
【0015】2階テラス(22)は、1階テラス(5)の直上
に位置しており、1階テラス(5)の屋根としても機能し
ている。また、2階テラス(22)の上方には、図5及び図
6に示すように、本棟(1)及び離れ(2)を覆う住宅の屋
根(23)が被さっている。そして、この屋根(23)には、2
階テラス(22)に対応して、採光用の開口部(24)が形成さ
れている。
【0016】さらに、2階テラス(22)には、地上に続く
階段(25)が設けられている。この階段(25)及び2階テラ
ス(22)を通ることで、本棟(1)内を通らなくても、趣味
の部屋(21)に直接出入りすることができる。このため、
趣味の部屋(21)に来客がある場合でも、本棟(1)にいる
家族のプライバシーを守ることができ、来客に気を使わ
せることもない。
【0017】また、趣味の部屋(21)には、本棟(1)のダ
イニングキッチン(20)に面して出入口(26)が設けられて
おり、ダイニングキッチン(20)には、趣味の部屋(21)に
面して窓(27)が設けられている。このため、離れ(2)で
趣味に興じてしても、出入口(26)を介して本棟(1)のダ
イニングキッチン(20)の様子を伺い知ることができ、ま
た逆に、本棟(1)のダイニングキッチン(20)から離れ
(2)の趣味の部屋(21)の様子を伺い知ることができる。
【0018】さらに、趣味の部屋(21)には、例えば便所
(30)等の衛生設備が備え付けられており、わざわざ本棟
(1)に戻らなくても用を足すことができるようになって
いる。
【0019】このように、上記構成の住宅では、本棟
(1)とは別に離れ(2)を設けたにもかかわらず、これら
本棟(1)と離れ(2)とが、その1階部分及び2階部分で
テラス(5)(22)を介して一体的に繋がっているので、住
宅全体としての空間的なつながり、一体感を損なうこと
なく、独立性の高い仕事部屋(4)及び趣味の部屋(21)を
確保することができる。
【0020】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に
多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、離れの2階部分の部屋は、趣味の部屋に限らず、季
節の行事等を行う多目的の部屋、或いは来客が宿泊する
ための部屋等に利用しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によると、本棟とは別に離れを設けることで、独立性
の高い部屋を確保することができ、その離れ側の部屋を
趣味や行事等のための部屋や来客宿泊用の部屋として利
用することで、家族の生活とは比較的無関係に趣味や行
事に集中することができ、また来客に気兼ねなく宿泊し
てもらうことができる。
【0022】しかも、本棟と離れとの間に跨ってテラス
が配置されて、これら本棟と離れが一体的につながり、
さらに離れ側の部屋から出入口或いは窓を介して本棟の
様子を伺い知ることができるので、住宅全体としての空
間的なつながり、一体感を損なうこともない。その上、
このようにテラスを介して本棟と離れを連続させること
で、例えばこれらを一体で利用することで大人数のパー
ティーにも対応することができるといったように、テラ
スを含めた本棟及び離れの活用の幅を広げることができ
る。さらに、テラスには屋根がかかっているので、雨の
ときにでも本棟と離れの間を移動することができ、部屋
的な使い方もできる。
【0023】また、本棟側の部屋に、離れ側の部屋に面
する出入口或いは窓を設けることで、本棟側の部屋から
離れ側の部屋の様子を伺い知ることができ、これによっ
て住宅全体として一体感をさらに高めることができる。
【0024】さらに、テラスに、地上に続く階段を設け
ることで、本棟内を通ることなく離れ側の部屋に直接出
入りすることができ、その部屋への来客の機会が多い場
合でも、家族のプライバシーを守ることができ、来客も
気兼ねなく訪れることができる。
【0025】また、テラスを覆う屋根に、採光用の開口
部を設けることで、光に満ちた明るく開放的なテラスと
することができる。
【0026】さらにまた、離れ側の部屋に、便所等の衛
生設備を設けることで、わざわざ本棟に戻らなくても用
を足すことができ、利便性を向上して、部屋としての独
立性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る住宅1階の間取図
である。
【図2】同じくその1階テラス部分の拡大図である。
【図3】住宅2階の間取図である。
【図4】同じくその2階テラス部分の拡大図である。
【図5】住宅の概略縦断面図である。
【図6】住宅の屋根の概略平面図である。
【符号の説明】
(1) 本棟 (2) 離れ (20) 本棟側の部屋(ダイニングキッチン) (21) 離れ側の部屋(趣味の部屋) (22) 2階テラス (23) 屋根 (24) 開口部 (25) 階段 (26) 離れ側の部屋の出入口 (27) 本棟側の部屋の窓 (30) 便所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 毅 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA01 AA25 AA26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本棟上層階の部屋と離れ上層階の部屋と
    の間に跨って、屋根付きのテラスを配置するとともに、
    前記離れ側の部屋に、前記本棟側の部屋に面する出入口
    或いは窓を設けたことを特徴とする離れのある住宅。
  2. 【請求項2】 前記本棟側の部屋に、前記離れ側の部屋
    に面する出入口或いは窓を設けた請求項1記載の離れの
    ある住宅。
  3. 【請求項3】 テラスに、地上に続く階段を設けた請求
    項1又は2記載の離れのある住宅。
  4. 【請求項4】 屋根に、採光用の開口部を設けた請求項
    1乃至3記載のいずれかに記載の離れのある住宅。
  5. 【請求項5】 前記離れ側の部屋に、便所等の衛生設備
    を設けた請求項1乃至4のいずれかに記載の離れのある
    住宅。
JP2001150992A 2001-05-21 2001-05-21 離れのある住宅 Pending JP2002339579A (ja)

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