JP2002337726A - メンバ構造 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大幅な重量増加なしに、屈曲部の強度を効果
的に向上する。 【解決手段】 第1屈曲部30Aと第2屈曲部30Bと
が隣接し互いに反対側へ屈曲した2段屈曲となった屈曲
部分30を有するフロントサイドメンバ10の閉断面内
に、リインフォースメント34を設けると共に、リイン
フォースメント34の前部34Aを第1屈曲部30Aの
前方側における屈曲内側部10Aに連結し、後部34E
を第2屈曲部30Bの後方側における屈曲内側部10B
に連結しいる。この結果、フロントサイドメンバ10の
軸線Sに沿って延びる強度中心線Pの第1屈曲部30A
の屈曲角度α1と第2屈曲部30Bの屈曲角度α2が、
軸線Sの第1屈曲部30Aの屈曲角度θ1と第2屈曲部
30Bの屈曲角度θ2より大きくなっている。
的に向上する。 【解決手段】 第1屈曲部30Aと第2屈曲部30Bと
が隣接し互いに反対側へ屈曲した2段屈曲となった屈曲
部分30を有するフロントサイドメンバ10の閉断面内
に、リインフォースメント34を設けると共に、リイン
フォースメント34の前部34Aを第1屈曲部30Aの
前方側における屈曲内側部10Aに連結し、後部34E
を第2屈曲部30Bの後方側における屈曲内側部10B
に連結しいる。この結果、フロントサイドメンバ10の
軸線Sに沿って延びる強度中心線Pの第1屈曲部30A
の屈曲角度α1と第2屈曲部30Bの屈曲角度α2が、
軸線Sの第1屈曲部30Aの屈曲角度θ1と第2屈曲部
30Bの屈曲角度θ2より大きくなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメンバ構造に係り、
特に、自動車等の車両の骨格部材を構成するメンバ構造
に関する。
特に、自動車等の車両の骨格部材を構成するメンバ構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両の骨格部材を構成
するメンバ構造においては、その一例が特開平11−2
35963号公報に示されている。
するメンバ構造においては、その一例が特開平11−2
35963号公報に示されている。
【0003】図8に示される如く、このメンバ構造で
は、フロアパネル100の端面100Aに溶着されるメ
ンバとしてのサイドシル(ロッカともいう)102の中
間部の立ち上がり部102A及びその近傍内に補強部材
104が配設されており、この補強部材104は、サイ
ドシル102を構成するフロアサイドパネル106とロ
ッカパネル108に内接してレーザ溶接により溶着され
ている。また、補強部材104はハイドロフォーミング
成形法により一体成形されており、想定以上の衝突時等
には補強部材104により衝撃力が分散され、サイドシ
ル102の変形が防止されるようになっている。
は、フロアパネル100の端面100Aに溶着されるメ
ンバとしてのサイドシル(ロッカともいう)102の中
間部の立ち上がり部102A及びその近傍内に補強部材
104が配設されており、この補強部材104は、サイ
ドシル102を構成するフロアサイドパネル106とロ
ッカパネル108に内接してレーザ溶接により溶着され
ている。また、補強部材104はハイドロフォーミング
成形法により一体成形されており、想定以上の衝突時等
には補強部材104により衝撃力が分散され、サイドシ
ル102の変形が防止されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このメ
ンバ構造においては、断面矩形状のサイドシル102の
内周部に、上下左右の全ての内周面に略当接する断面矩
形状の補強部材104を配設している。この結果、サイ
ドシル102の中間部の立ち上がり部102A及びその
近傍においては、図9に示される如く、サイドシル10
2の軸線Sと、この軸線Sに沿って延びる強度中心線P
とが一致しており、各屈曲部102B、102Cにおけ
る強度中心線Pの屈曲角度α1、α2は、軸線Sの屈曲
角度θ1、θ2とそれぞれ一致している。このため、各
屈曲部102B、102Cにおける折れ変形に対する強
度は、補強部材104の板厚の増加分により増加するこ
とになり、屈曲部の強度を大幅に向上するためには、大
幅な重量増加となる。
ンバ構造においては、断面矩形状のサイドシル102の
内周部に、上下左右の全ての内周面に略当接する断面矩
形状の補強部材104を配設している。この結果、サイ
ドシル102の中間部の立ち上がり部102A及びその
近傍においては、図9に示される如く、サイドシル10
2の軸線Sと、この軸線Sに沿って延びる強度中心線P
とが一致しており、各屈曲部102B、102Cにおけ
る強度中心線Pの屈曲角度α1、α2は、軸線Sの屈曲
角度θ1、θ2とそれぞれ一致している。このため、各
屈曲部102B、102Cにおける折れ変形に対する強
度は、補強部材104の板厚の増加分により増加するこ
とになり、屈曲部の強度を大幅に向上するためには、大
幅な重量増加となる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、大幅な重量増
加なしに、屈曲部の強度を効果的に向上できるメンバ構
造を得ることが目的である。
加なしに、屈曲部の強度を効果的に向上できるメンバ構
造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
おけるメンバ構造は、屈曲したメンバにおいて、前記メ
ンバの軸線に沿って延びる強度中心線における屈曲部の
屈曲角度が、前記メンバの軸線における屈曲部の屈曲角
度より大きくなる補強部材を設けたことを特徴とする。
おけるメンバ構造は、屈曲したメンバにおいて、前記メ
ンバの軸線に沿って延びる強度中心線における屈曲部の
屈曲角度が、前記メンバの軸線における屈曲部の屈曲角
度より大きくなる補強部材を設けたことを特徴とする。
【0007】従って、屈曲したメンバに補強部材を設
け、メンバの軸線に沿って延びる強度中心線の屈曲部に
おける屈曲角度を、メンバの軸線における屈曲部の屈曲
角度より大きくすることで、メンバは補強部材による板
厚の増加に加え更に屈曲し難くなる。即ち、メンバの軸
力が大きくなる。この結果、大幅な重量増加なしに、屈
曲部の強度を効果的に向上できる。
け、メンバの軸線に沿って延びる強度中心線の屈曲部に
おける屈曲角度を、メンバの軸線における屈曲部の屈曲
角度より大きくすることで、メンバは補強部材による板
厚の増加に加え更に屈曲し難くなる。即ち、メンバの軸
力が大きくなる。この結果、大幅な重量増加なしに、屈
曲部の強度を効果的に向上できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
のメンバ構造において、前記補強部材は、隣接し互いに
反対側へ屈曲した屈曲部分の前後の部位における屈曲内
側部同士を連結すると共に前記メンバに片側溶接されて
いることを特徴とする。
のメンバ構造において、前記補強部材は、隣接し互いに
反対側へ屈曲した屈曲部分の前後の部位における屈曲内
側部同士を連結すると共に前記メンバに片側溶接されて
いることを特徴とする。
【0009】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
補強部材が、隣接し互いに反対側へ屈曲した屈曲部分の
前後の部位における屈曲内側部同士を連結すると共にメ
ンバに片側溶接されているため、メンバにおける屈曲部
の強度を更に向上できる。
補強部材が、隣接し互いに反対側へ屈曲した屈曲部分の
前後の部位における屈曲内側部同士を連結すると共にメ
ンバに片側溶接されているため、メンバにおける屈曲部
の強度を更に向上できる。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項2に記載
のメンバ構造において、前記メンバがサイドメンバであ
ることを特徴とする。
のメンバ構造において、前記メンバがサイドメンバであ
ることを特徴とする。
【0011】従って、大幅な重量増加なしに、サイドメ
ンバにおける屈曲部の強度を効果的に向上できる。
ンバにおける屈曲部の強度を効果的に向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明におけるメンバ構造の一実
施形態を図1〜図4に従って説明する。
施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0013】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0014】図1に示される如く、本実施形態のメンバ
構造はフロントサイドメンバ10に適用されており、フ
ロントサイドメンバ10は、車両前部の車幅方向両端下
部近傍に車両前後に沿って左右一対(図1は車両右側の
フロントサイドメンバを示している)配設されている。
構造はフロントサイドメンバ10に適用されており、フ
ロントサイドメンバ10は、車両前部の車幅方向両端下
部近傍に車両前後に沿って左右一対(図1は車両右側の
フロントサイドメンバを示している)配設されている。
【0015】図2に示される如く、フロントサイドメン
バ10の前部12は、フロントサイドメンバ10の車幅
方向外側部を構成するアウタパネル18と、フロントサ
イドメンバ10の車幅方向内側部を構成するインナパネ
ル20とで構成されている。アウタパネル18は車両上
下方向に延びる平板状とされており、インナパネル20
は、開口部を車幅外方へ向けたコ字状とされている。イ
ンナパネル20の開口部の上端縁部と下端縁部には、そ
れぞれフランジ20A、20Bが形成されており、これ
らのフランジ20A、20Bは、アウタパネル18の上
端縁部18Aと下端縁部18Bとにそれぞれ溶着されて
いる。従って、フロントサイドメンバ10の前部12
は、断面ロ字状の閉断面構造となっている。
バ10の前部12は、フロントサイドメンバ10の車幅
方向外側部を構成するアウタパネル18と、フロントサ
イドメンバ10の車幅方向内側部を構成するインナパネ
ル20とで構成されている。アウタパネル18は車両上
下方向に延びる平板状とされており、インナパネル20
は、開口部を車幅外方へ向けたコ字状とされている。イ
ンナパネル20の開口部の上端縁部と下端縁部には、そ
れぞれフランジ20A、20Bが形成されており、これ
らのフランジ20A、20Bは、アウタパネル18の上
端縁部18Aと下端縁部18Bとにそれぞれ溶着されて
いる。従って、フロントサイドメンバ10の前部12
は、断面ロ字状の閉断面構造となっている。
【0016】図3及び図4に示される如く、フロントサ
イドメンバ10の後部14は、フロントサイドメンバ1
0の車両上側部を構成するアッパパネル22と、フロン
トサイドメンバ10の車両下側部を構成するアンダパネ
ル24とで構成されている。アッパパネル22は車幅方
向に延びる平板状とされており、アンダパネル24は、
開口部を車両上方へ向けたコ字状とされている。アンダ
パネル24の開口部の左右両端縁部には、それぞれフラ
ンジ24A、24Bが形成されており、これらのフラン
ジ24A、24Bは、アッパパネル22の左右両端縁部
22A、22Bにそれぞれ溶着されている。従って、フ
ロントサイドメンバ10の後部14は断面ロ字状の閉断
面構造となっている。
イドメンバ10の後部14は、フロントサイドメンバ1
0の車両上側部を構成するアッパパネル22と、フロン
トサイドメンバ10の車両下側部を構成するアンダパネ
ル24とで構成されている。アッパパネル22は車幅方
向に延びる平板状とされており、アンダパネル24は、
開口部を車両上方へ向けたコ字状とされている。アンダ
パネル24の開口部の左右両端縁部には、それぞれフラ
ンジ24A、24Bが形成されており、これらのフラン
ジ24A、24Bは、アッパパネル22の左右両端縁部
22A、22Bにそれぞれ溶着されている。従って、フ
ロントサイドメンバ10の後部14は断面ロ字状の閉断
面構造となっている。
【0017】図1に示される如く、フロントサイドメン
バ10の屈曲部分30は、車両前方側の第1屈曲部30
Aと、車両後方側の第2屈曲部30Bとが隣接し互いに
反対側へ屈曲した2段屈曲となっており、第1屈曲部3
0Aと第2屈曲部30Bにおける軸線Sの屈曲角度はそ
れぞれθ1、θ2となっている。
バ10の屈曲部分30は、車両前方側の第1屈曲部30
Aと、車両後方側の第2屈曲部30Bとが隣接し互いに
反対側へ屈曲した2段屈曲となっており、第1屈曲部3
0Aと第2屈曲部30Bにおける軸線Sの屈曲角度はそ
れぞれθ1、θ2となっている。
【0018】また、フロントサイドメンバ10の閉断面
内には、軸線Sに沿って補強部材としてのリインフォー
スメント34が配設されている。
内には、軸線Sに沿って補強部材としてのリインフォー
スメント34が配設されている。
【0019】図2に示される如く、リインフォースメン
ト34の前部34Aにおいては、基部34Bが、インナ
パネル20の下壁部20Cに当接しており、基部34B
の車幅方向両端部に上方に向けた形成されたフランジ3
4C、34Dが、アウタパネル18とインナパネル20
の縦壁部20Dに当接している。また、フランジ34
C、34Dは、アウタパネル18とインナパネル20の
縦壁部20Dにそれぞれレーザ溶接、アーク溶接、プラ
ズマ溶接等の溶接面に対して一方側、即ち、フロントサ
イドメンバ10の外周側からのみ溶接する片側溶接にて
溶着されている。
ト34の前部34Aにおいては、基部34Bが、インナ
パネル20の下壁部20Cに当接しており、基部34B
の車幅方向両端部に上方に向けた形成されたフランジ3
4C、34Dが、アウタパネル18とインナパネル20
の縦壁部20Dに当接している。また、フランジ34
C、34Dは、アウタパネル18とインナパネル20の
縦壁部20Dにそれぞれレーザ溶接、アーク溶接、プラ
ズマ溶接等の溶接面に対して一方側、即ち、フロントサ
イドメンバ10の外周側からのみ溶接する片側溶接にて
溶着されている。
【0020】図4に示される如く、リインフォースメン
ト34の後部34Eにおいては、基部34Bが、アッパ
パネル22に接近しており、基部34Bの車幅方向両端
部に上方に向けた形成されたフランジ34C、34D
が、アンダパネル24の左右の縦壁部24C、24Dの
上部に当接している。また、フランジ34C、34D
は、左右の縦壁部24C、24Dにそれぞれレーザ溶
接、アーク溶接、プラズマ溶接等の溶接面に対して一方
側、即ち、フロントサイドメンバ10の外周側からのみ
溶接する片側溶接にて溶着されている。
ト34の後部34Eにおいては、基部34Bが、アッパ
パネル22に接近しており、基部34Bの車幅方向両端
部に上方に向けた形成されたフランジ34C、34D
が、アンダパネル24の左右の縦壁部24C、24Dの
上部に当接している。また、フランジ34C、34D
は、左右の縦壁部24C、24Dにそれぞれレーザ溶
接、アーク溶接、プラズマ溶接等の溶接面に対して一方
側、即ち、フロントサイドメンバ10の外周側からのみ
溶接する片側溶接にて溶着されている。
【0021】図3に示される如く、リインフォースメン
ト34の前後方向中央部34Fにおいては、基部34B
が、アンダパネル24の下壁部24Eとアッパパネル2
2との間にあり、基部34Bの車幅方向両端部に上方に
向けた形成されたフランジ34C、34Dが、アンダパ
ネル24の左右の縦壁部24C、24Dに当接してい
る。また、フランジ34C、34Dは、左右の縦壁部2
4C、24Dにそれぞれレーザ溶接、アーク溶接、プラ
ズマ溶接等の溶接面に対して一方側、即ち、フロントサ
イドメンバ10の外周側からのみ溶接する片側溶接にて
溶着されている。
ト34の前後方向中央部34Fにおいては、基部34B
が、アンダパネル24の下壁部24Eとアッパパネル2
2との間にあり、基部34Bの車幅方向両端部に上方に
向けた形成されたフランジ34C、34Dが、アンダパ
ネル24の左右の縦壁部24C、24Dに当接してい
る。また、フランジ34C、34Dは、左右の縦壁部2
4C、24Dにそれぞれレーザ溶接、アーク溶接、プラ
ズマ溶接等の溶接面に対して一方側、即ち、フロントサ
イドメンバ10の外周側からのみ溶接する片側溶接にて
溶着されている。
【0022】従って、図1に示される如く、リインフォ
ースメント34は、前部34Aが第1屈曲部30Aの前
方側における屈曲内側部10Aに連結されており、後部
34Eが第2屈曲部30Bの後方側における屈曲内側部
10Bに連結されている。この結果、フロントサイドメ
ンバ10の軸線Sに沿って延びる強度中心線Pにおける
第1屈曲部30Aの屈曲角度α1と第2屈曲部30Bの
屈曲角度α2は、軸線Sの第1屈曲部30Aの屈曲角度
θ1と第2屈曲部30Bの屈曲角度θ2より大きくなっ
ている。
ースメント34は、前部34Aが第1屈曲部30Aの前
方側における屈曲内側部10Aに連結されており、後部
34Eが第2屈曲部30Bの後方側における屈曲内側部
10Bに連結されている。この結果、フロントサイドメ
ンバ10の軸線Sに沿って延びる強度中心線Pにおける
第1屈曲部30Aの屈曲角度α1と第2屈曲部30Bの
屈曲角度α2は、軸線Sの第1屈曲部30Aの屈曲角度
θ1と第2屈曲部30Bの屈曲角度θ2より大きくなっ
ている。
【0023】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0024】本実施形態では、車両前方側の第1屈曲部
30Aと、車両後方側の第2屈曲部30Bとが隣接し互
いに反対側へ屈曲した2段屈曲となった屈曲部分30を
有するフロントサイドメンバ10の閉断面内に、リイン
フォースメント34を設けると共に、リインフォースメ
ント34の前部34Aを第1屈曲部30Aの前方側にお
ける屈曲内側部10Aに連結し、後部34Eを第2屈曲
部30Bの後方側における屈曲内側部10Bに連結しい
る。
30Aと、車両後方側の第2屈曲部30Bとが隣接し互
いに反対側へ屈曲した2段屈曲となった屈曲部分30を
有するフロントサイドメンバ10の閉断面内に、リイン
フォースメント34を設けると共に、リインフォースメ
ント34の前部34Aを第1屈曲部30Aの前方側にお
ける屈曲内側部10Aに連結し、後部34Eを第2屈曲
部30Bの後方側における屈曲内側部10Bに連結しい
る。
【0025】この結果、本実施形態では、フロントサイ
ドメンバ10の軸線Sに沿って延びる強度中心線Pの第
1屈曲部30Aの屈曲角度α1と第2屈曲部30Bの屈
曲角度α2が、軸線Sの第1屈曲部30Aの屈曲角度θ
1と第2屈曲部30Bの屈曲角度θ2より大きくなって
いる。
ドメンバ10の軸線Sに沿って延びる強度中心線Pの第
1屈曲部30Aの屈曲角度α1と第2屈曲部30Bの屈
曲角度α2が、軸線Sの第1屈曲部30Aの屈曲角度θ
1と第2屈曲部30Bの屈曲角度θ2より大きくなって
いる。
【0026】このため、フロントサイドメンバ10は、
リインフォースメント34による板厚の増加に加え、強
度中心線Pの屈曲角度α1、α2が軸線Sの屈曲角度θ
1、θ2より大きくなったことにより、分屈曲部分30
が屈曲し難くなる。即ち、フロントサイドメンバ10の
軸力が大きくなる。この結果、図9に示されるような従
来構造に比べ、大幅な重量増加なしに、屈曲部の強度を
効果的に向上できる。
リインフォースメント34による板厚の増加に加え、強
度中心線Pの屈曲角度α1、α2が軸線Sの屈曲角度θ
1、θ2より大きくなったことにより、分屈曲部分30
が屈曲し難くなる。即ち、フロントサイドメンバ10の
軸力が大きくなる。この結果、図9に示されるような従
来構造に比べ、大幅な重量増加なしに、屈曲部の強度を
効果的に向上できる。
【0027】また、本実施形態では、リインフォースメ
ント34の前部34Aにおいては、フランジ34C、3
4Dが、アウタパネル18とインナパネル20の縦壁部
20Dにそれぞれレーザ溶接等によって片側溶接にて溶
着されており、リインフォースメント34の後部34E
と中央部34Fにおいては、フランジ34C、34D
が、アンダパネル24における左右の縦壁部24C、2
4Dにそれぞれレーザ溶接等によって片側溶接にて溶着
されているため、屈曲部の強度を更に向上できる。
ント34の前部34Aにおいては、フランジ34C、3
4Dが、アウタパネル18とインナパネル20の縦壁部
20Dにそれぞれレーザ溶接等によって片側溶接にて溶
着されており、リインフォースメント34の後部34E
と中央部34Fにおいては、フランジ34C、34D
が、アンダパネル24における左右の縦壁部24C、2
4Dにそれぞれレーザ溶接等によって片側溶接にて溶着
されているため、屈曲部の強度を更に向上できる。
【0028】なお、本実施形態では、断面コ字状のリイ
ンフォースメント34を、フロントサイドメンバ10の
閉断面内に開口部を上方に向けて配設したが、これに代
えて、図5に示される如く、断面コ字状のリインフォー
スメント34を、フロントサイドメンバ10の閉断面内
に開口部34Gを下方に向けて配設しても良い。また、
図6に示される如く、リインフォースメント34の閉断
面構造としても良い。
ンフォースメント34を、フロントサイドメンバ10の
閉断面内に開口部を上方に向けて配設したが、これに代
えて、図5に示される如く、断面コ字状のリインフォー
スメント34を、フロントサイドメンバ10の閉断面内
に開口部34Gを下方に向けて配設しても良い。また、
図6に示される如く、リインフォースメント34の閉断
面構造としても良い。
【0029】また、本実施形態では、フロントサイドメ
ンバ10の屈曲部分30が第1屈曲部30Aと第2屈曲
部30Bとを有する構成となっているが、リインフォー
スメント34を配設する屈曲部30はこれに限定され
ず、例えば、図7に示される如く、補強する屈曲部分3
0が第1屈曲部30Aのみの場合には、リインフォース
メント34の前部34Aを第1屈曲部30Aの前方側に
おける屈曲外側部10Cに連結し、後部34Eを第1屈
曲部30Aの後方側における屈曲外側部10Dに連結す
ることで、フロントサイドメンバ10の軸線Sに沿って
延びる強度中心線Pの第1屈曲部30Aの屈曲角度α3
が、軸線Sの第1屈曲部30Aの屈曲角度θ3より大き
くなる構成とすることで、大幅な重量増加なしに、屈曲
部30の強度を向上しても良い。
ンバ10の屈曲部分30が第1屈曲部30Aと第2屈曲
部30Bとを有する構成となっているが、リインフォー
スメント34を配設する屈曲部30はこれに限定され
ず、例えば、図7に示される如く、補強する屈曲部分3
0が第1屈曲部30Aのみの場合には、リインフォース
メント34の前部34Aを第1屈曲部30Aの前方側に
おける屈曲外側部10Cに連結し、後部34Eを第1屈
曲部30Aの後方側における屈曲外側部10Dに連結す
ることで、フロントサイドメンバ10の軸線Sに沿って
延びる強度中心線Pの第1屈曲部30Aの屈曲角度α3
が、軸線Sの第1屈曲部30Aの屈曲角度θ3より大き
くなる構成とすることで、大幅な重量増加なしに、屈曲
部30の強度を向上しても良い。
【0030】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記実施形態では、本発明のメンバ構造
をフロントサイドメンバ10に適用したが、本発明のメ
ンバ構造はフロントサイドメンバ以外にも他のサイドメ
ンバ、クロスメンバ、アンダリインフォースメント等の
他の車体骨格部材を構成するメンバに適用可能であり、
上下左右の位置関係は上記実施形態に限定されない。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記実施形態では、本発明のメンバ構造
をフロントサイドメンバ10に適用したが、本発明のメ
ンバ構造はフロントサイドメンバ以外にも他のサイドメ
ンバ、クロスメンバ、アンダリインフォースメント等の
他の車体骨格部材を構成するメンバに適用可能であり、
上下左右の位置関係は上記実施形態に限定されない。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の本発明におけるメンバ構
造は、屈曲したメンバにおいて、メンバの軸線に沿って
延びる強度中心線における屈曲部の屈曲角度が、メンバ
の軸線における屈曲部の屈曲角度より大きくなる補強部
材を設けたため、大幅な重量増加なしに、屈曲部の強度
を効果的に向上できるという優れた効果を有する。
造は、屈曲したメンバにおいて、メンバの軸線に沿って
延びる強度中心線における屈曲部の屈曲角度が、メンバ
の軸線における屈曲部の屈曲角度より大きくなる補強部
材を設けたため、大幅な重量増加なしに、屈曲部の強度
を効果的に向上できるという優れた効果を有する。
【0032】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
のメンバ構造において、補強部材は、隣接し互いに反対
側へ屈曲した屈曲部分の前後の部位における屈曲内側部
同士を連結すると共にメンバに片側溶接されているた
め、請求項1に記載の効果に加えて屈曲部の強度を更に
向上できるという優れた効果を有する。
のメンバ構造において、補強部材は、隣接し互いに反対
側へ屈曲した屈曲部分の前後の部位における屈曲内側部
同士を連結すると共にメンバに片側溶接されているた
め、請求項1に記載の効果に加えて屈曲部の強度を更に
向上できるという優れた効果を有する。
【0033】請求項3記載の本発明は、請求項2に記載
のメンバ構造において、メンバがサイドメンバであるた
め、大幅な重量増加なしに、サイドメンバにおける屈曲
部の強度を効果的に向上できるという優れた効果を有す
る。
のメンバ構造において、メンバがサイドメンバであるた
め、大幅な重量増加なしに、サイドメンバにおける屈曲
部の強度を効果的に向上できるという優れた効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施形態に係るメンバ構造を示す側
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の2−2線の沿った拡大断面図である。
【図3】図1の3−3線の沿った拡大断面図である。
【図4】図1の4−4線の沿った拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るメンバ構造を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るメンバ構造を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係るメンバ構造を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図8】従来技術のメンバ構造を示す斜視図である。
【図9】従来技術のメンバ構造を示す側断面図である。
10 フロントサイドメンバ 10A フロントサイドメンバの屈曲内側部 10B フロントサイドメンバの屈曲内側部 10C フロントサイドメンバの屈曲外側部 10D フロントサイドメンバの屈曲外側部 18 フロントサイドメンバのアウタパネル 20 フロントサイドメンバのインナパネル 22 フロントサイドメンバのアッパパネル 24 フロントサイドメンバのアンダパネル 30 フロントサイドメンバの屈曲部分 30A 第1屈曲部 30B 第2屈曲部 34 リインフォースメント(補強部材)
Claims (3)
- 【請求項1】 屈曲したメンバにおいて、前記メンバの
軸線に沿って延びる強度中心線における屈曲部の屈曲角
度が、前記メンバの軸線における屈曲部の屈曲角度より
大きくなる補強部材を設けたことを特徴とするメンバ構
造。 - 【請求項2】 前記補強部材は、隣接し互いに反対側へ
屈曲した屈曲部分の前後の部位における屈曲内側部同士
を連結すると共に前記メンバに片側溶接されていること
を特徴とする請求項1に記載のメンバ構造。 - 【請求項3】 前記メンバがサイドメンバであることを
特徴とする請求項2に記載のメンバ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001144634A JP2002337726A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | メンバ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001144634A JP2002337726A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | メンバ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002337726A true JP2002337726A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18990552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001144634A Pending JP2002337726A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | メンバ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002337726A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2857932A1 (fr) * | 2003-07-24 | 2005-01-28 | Renault Sa | Longeron deformable pour vehicule automobile |
| KR100482783B1 (ko) * | 2002-05-02 | 2005-04-14 | 기아자동차주식회사 | 차량의 리어 플로어 보강부재 |
| JP2006125715A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
| JP2015077610A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | トヨタ自動車株式会社 | レーザ接合構造及びレーザ接合方法 |
| JP2017081352A (ja) * | 2015-10-27 | 2017-05-18 | トヨタ自動車株式会社 | サイドメンバ構造 |
| CN112141214A (zh) * | 2019-06-27 | 2020-12-29 | 丰田自动车株式会社 | 悬架梁 |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144634A patent/JP2002337726A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2005019014A1 (fr) * | 2003-07-24 | 2005-03-03 | Renault S.A.S. | Longeron deformable pour vehicule automobile |
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| CN112141214A (zh) * | 2019-06-27 | 2020-12-29 | 丰田自动车株式会社 | 悬架梁 |
| JP2021004006A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | トヨタ自動車株式会社 | サスペンションメンバ |
| JP7183976B2 (ja) | 2019-06-27 | 2022-12-06 | トヨタ自動車株式会社 | サスペンションメンバ |
| CN112141214B (zh) * | 2019-06-27 | 2023-01-24 | 丰田自动车株式会社 | 悬架梁 |
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