JP2002336311A - 施術用椅子 - Google Patents

施術用椅子

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JP2002336311A
JP2002336311A JP2001145077A JP2001145077A JP2002336311A JP 2002336311 A JP2002336311 A JP 2002336311A JP 2001145077 A JP2001145077 A JP 2001145077A JP 2001145077 A JP2001145077 A JP 2001145077A JP 2002336311 A JP2002336311 A JP 2002336311A
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Yoshiaki Takeuchi
佳章 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被施術者の背面部の施術及び足の施術を安価
に行うことを可能とする。 【解決手段】 施術用椅子1は、身体を施術される被施
術者が座るためのものであり、着座部4と、上半身当て
部6と、第1アームレスト30と、第2アームレスト5
1とを備えている。上半身当て部6は、被施術者の上半
身前面を支持することで被施術者の背中を施術するため
の前傾姿勢を可能とし、さらに被施術者の上半身後面を
支持することで被施術者の足を施術するための背もたれ
姿勢を可能としている。第1アームレスト30は、被施
術者が前傾姿勢で着座部4に座った状態で、被施術者の
腕を支持している。第2アームレスト51は、被施術者
が背もたれ姿勢で着座部4に座った状態で、被施術者の
腕を支持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は施術用椅子、特に、
身体を施術する際に用いられるものに関する。
【0002】
【従来の技術】肩や背中や腰等の背面部にマッサージ,
鍼灸,整体等の施術を行う際に使用される施術用椅子
は、一般に、着座部と、着座部に着座した被施術者の胸
部を支持するための胸当て部と、着座した人の顔を支持
するための顔当て部とを備えている。胸当て部は着座部
の前方に胸当て部と一体に配置されており、着座部と胸
当て部は、施術される人の体格に合わせて上下位置が調
整可能になっている。胸当て部の前方には、着座した人
の肘を支持する肘置き部が設けられている。
【0003】このような施術用椅子では、施術される被
施術者の体格に合わせて着座部及び胸当て部の上下位置
が調整されると、被施術者はやや前傾した姿勢で着座部
に腰掛け、胸部を胸当て部にあてて肘を肘置き部に置
く。この前傾姿勢でマッサージ師等の施術を行う人が被
施術者の背面部に施術を施す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】被施術者は背面部のみ
ならず足のマッサージその他の施術を望む場合がある。
しかし、足を施術するためには、背もたれ姿勢で座り足
を前方に投げ出すために、被施術者は足施術専用の椅子
座ることが必要である。
【0005】このように、被施術者が背面部及び足の両
方の施術を望む場合は、2種類の椅子が必要となりコス
トが高くなる問題が生じる。本発明の課題は、被施術者
の背面部の施術及び足の施術を安価に行うことを可能と
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の施術用
椅子は、身体を施術される被施術者が座るためのもので
あり、着座部と、上半身当て部と、第1腕支持部と、第
2腕支持部とを備えている。上半身当て部は、被施術者
の上半身前面を支持することで被施術者の背中を施術す
るための前傾姿勢を可能とし、さらに被施術者の上半身
後面を支持することで被施術者の足を施術するための背
もたれ姿勢を可能としている。第1腕支持部は、被施術
者が前傾姿勢で着座部に座った状態で、被施術者の腕を
支持している。第2腕支持部は、被施術者が背もたれ姿
勢で着座部に座った状態で、被施術者の腕を支持してい
る。
【0007】この施術用椅子では、背面部を施術しても
らう場合には、被施術者は前傾姿勢で施術用椅子に座
る。具体的には、被施術者は、着座部に座って上半身前
面を上半身当て部に当て、腕を第1腕支持部に支持させ
る。
【0008】被施術者は、足を施術してもらう場合に
は、被施術者は背もたれ姿勢で施術用椅子に座る。具体
的には、被施術者は、着座部に座って上半身後面を上半
身当て部に当て、腕を第2腕支持部に支持させる。この
ように、第2腕支持部を設けることで、被施術者は背も
たれ姿勢であっても快適に座り、足の施術を受けること
ができる。
【0009】以上に述べたように、この施術用椅子は背
面の施術及び足の施術の両方に用いることができる。し
たがって椅子の数が増えることなく、コストも高くなら
ない。
【0010】請求項2に記載の施術用椅子では、請求項
1において、第2腕支持部は、被施術者が背もたれ姿勢
で着座部に座った状態で被施術者の腕を支持するために
着座部の側方にある腕支持位置と、被施術者が前傾姿勢
で着剤部に座る際に着座を容易にするように待避した待
避位置とを取り得る。
【0011】この施術用椅子では、第2腕支持部は待避
位置を取り得るため、被施術者が前傾姿勢で着座部に座
る際に着座が容易になる。請求項3に記載の施術用椅子
では、請求項2において、第2腕支持部は、回動するこ
とによって腕支持位置と待避位置との間で移行する。
【0012】この施術用椅子では、第1腕支持部は回動
による簡単な構造で腕支持位置と待避位置との間で移行
できる。請求項4に記載の施術用椅子では、請求項1に
おいて、第2腕支持部は他の部分に着脱可能に装着され
ている。
【0013】この施術用椅子では、第1腕支持部を取り
外しておくことで、被施術者が前傾姿勢で着座部に座る
動作が容易になる。請求項5に記載の施術用椅子では、
請求項1〜4のいずれかにおいて、被施術者が背もたれ
姿勢で着座部に座ったときに、被施術者の足を床面より
高い位置で支持するための足支持部をさらに備えてい
る。
【0014】この施術用椅子では、被施術者が背もたれ
姿勢で着座部に座ったときに足支持部によって足が支持
されているため、足の施術が容易になる。請求項6に記
載の施術用椅子では、請求項5において、足支持部は着
座部に着脱自在である。
【0015】この施術用椅子では、被施術者が前傾姿勢
で着座部に座る際には足支持部を取り外しておくことで
着座が容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】(1)第1実施形態 図1及び図2において、本発明の一実施形態によるマッ
サージ用椅子1は、ベース2と、ベース2の一端に斜め
前方に傾斜して配置された着座支持部3と、着座支持部
3に支持された着座部4と、ベース2の他端に斜め後方
に傾斜して配置された上半身当て部支持部5と、上半身
当て部支持部5に支持された上半身当て部6とを備えて
いる。なお、図1の左右方向(図5の左右方向)をマッ
サージ用椅子1の前後方向とし、図1の紙面直交方向
(図5の上下方向)をマッサージ用椅子1左右方向とす
る。特に、図1の右側を前方とし、左側を後方とする。
【0017】ベース2は、図5及び図6に示すように、
角パイプ溶接構造であり、平面視H字状である。すなわ
ち、ベース2は、前後方向に長く延びる第1シャフト
と、その両端に設けられ左右方向に延びる第2シャフト
とから構成されている。
【0018】着座支持部3は、着座部4を支持するため
のガイドフレーム10と、ガイドフレーム10内に設け
られ、着座部4を昇降駆動するための伸縮する電気式シ
リンダ11とを有している。ガイドフレーム10は、そ
の内部に着座部4を斜め前方に昇降自在に支持するため
に斜めに形成されたガイド孔10aを有している。電気
式シリンダ11はそのロッド11aが斜め前方に向くよ
うにガイド孔10aと平行に配置されている。
【0019】着座部4は、ガイドフレーム10内のガイ
ド孔10aに案内されるガイド軸15と、ガイド軸15
の上端に垂直軸回りに回動自在に支持されたクッション
性を有するシート16とを有している。このガイド軸1
5の上側部に電気式シリンダ11のロッド11aの先端
が取付金具17を介して取り付けられている。
【0020】さらに詳細には、シート16は、平坦面1
6aと、滑り防止部16bとを有している。平坦面16
aは床面と概ね平行であり、一端が半円形の凸状縁部1
6cを有している。滑り防止部16bは平坦面16aの
凸状縁部16cと反対側に形成され、平坦面から上方に
突出した形状となっている。また、滑り防止部16bは
平面視で長方形状であり、直線状に延びる縁部16dを
有している。
【0021】上半身当て部支持部5は、斜め後方に延び
る角筒状のガイドフレーム20と、ガイドフレーム20
の側面に配置された電気式シリンダ21とを有してい
る。また、ガイドフレーム20の側面下部には昇降動作
を制御するための制御ボックス22が取り付けられてい
る。ガイドフレーム20は、その内部に上半身当て部6
を斜め後方に昇降自在に支持するために斜めに形成され
たガイド孔20aを有している。電気式シリンダ21は
そのロッド21aが斜め後方に向くようにガイド孔20
aと平行に配置されている。制御ボックス22には、着
座部4及び上半身当て部6の昇降動作を遠隔操作するた
めのリモートコントローラ(以下、リモコンという)2
3が接続されている。このリモコン23には、着座部4
を上下させるキーや上半身当て部6を上下させるキー等
が配置されている。
【0022】上半身当て部6は、ガイドフレーム20内
のガイド孔20aに案内される当てフレーム25と、当
てフレーム25に揺動自在に支持された上半身当て26
と、当てフレーム25の上部に前後に旋回可能に支持さ
れ、傾斜角度を調節可能な頭部当て部27とを有してい
る。当てフレーム25の途中には、電気式シリンダ21
のロッド21aの先端が取付金具28を介して取り付け
られている。取付金具28の上方において当てフレーム
25には、前傾姿勢の被施術者の肘を支えるためのクッ
ション性を有する板状の第1アームレスト30(第1腕
支持部)が、当てフレーム25を囲むように水平に設け
られている。
【0023】上半身当て26は、クッション性を有する
板状部材である。上半身当て26はシート16の斜め上
方に位置している。上半身当て26は、当てフレーム2
5の上端部に配置された軸受31を介して当てフレーム
25に水平軸回りに揺動自在に支持されている。このよ
うに上半身当て26を揺動自在に設けることで、被施術
者の体格に合わせて上半身を支持できる。
【0024】頭部当て部27は、当てフレーム25の上
部に水平軸回りに旋回自在に支持された左右1対の旋回
アーム35と、旋回アーム35の先端に固定され頭部に
接触可能なクッション性を有する頭部当て36と、頭部
当て36の傾斜角度を調節するための角度調整部37と
を有している。旋回アーム35は伸縮可能であり、当て
フレーム25に旋回自在に支持された第1アーム35a
と、第1アーム35aに進退自在に支持され先端に頭部
当て36が取り付けられた第2アーム35bと、第2ア
ーム35bを固定するための固定ネジ35cとを有して
いる。角度調整部37は、当てフレーム25の上部に回
転自在に支持された筒状部材40と、筒状部材40に進
退自在に支持された調整ロッド41とを有している。調
整ロッド41の先端は取付金具42を介して旋回アーム
35に回転自在に連結されている。筒状部材40には固
定ネジ43が設けられており、固定ネジ43により調整
ロッド41を任意の位置で固定可能である。この調整ロ
ッド41の進出長さを調整することで、頭部当て36の
傾斜角度を任意に調節できる。
【0025】このマッサージ用椅子1は、図1に示すよ
うな前傾姿勢のみならず、図3のような背もたれ姿勢を
被施術者が取ることを可能とするため、第2アームレス
ト51と足支持部52をさらに備えている。第2アーム
レスト51は、図3に示すように、被施術者が背面上部
を上半身当て26に支持され後頭部を頭部当て36に支
持された背もたれ姿勢において、被施術者の腕を支持す
るためつまり肘掛けとして機能する部材である。第2ア
ームレスト51は、図に示すように、幅方向の厚みが薄
い平板状の部材であり、上方に突出するように滑らかに
湾曲する支持面51aを有している。支持面51aはク
ッション性を有している。第2アームレスト51は、着
座部4及び上半身当て部6の側方にそれぞれ配置され、
図3の使用状態において前後端がシート16及び第1ア
ームレスト30にそれぞれ支持されている(腕支持位
置)。
【0026】具体的には、第2アームレスト51の一端
は、ヒンジ機構53によって第1アームレスト30に支
持されている。これにより、第2アームレスト51は、
幅方向に延びる軸回りに回動可能となっている。第2ア
ームレスト51の他端は、シート16に設けられ受け部
54によって支持されている。受け部54は、図4に示
すように、上方が開口した半円形状又はC形状の部材で
あり、シート16の両側面に設けられている。受け部5
4はシート16の側面から幅方向に突出し、第2アーム
レスト51の他端に設けられた円形軸55を受けてい
る。受け部54は、シート16内外にスライド可能であ
り、使用時のみシート16の外側に引き出すことが可能
である。図3の状態から第2アームレスト51は上方に
さらに後方に回動させることができ、その結果図1に示
すように着座部4や上半身当て部6からさらに前方の位
置に移行する(待避位置)。
【0027】足支持部52は、キャスター付きの椅子で
あり、平坦な着座部52aを有している。着座部52a
の一端は滑らかに湾曲する凹状縁部52bとなってい
る。凹状縁部52bはシート16の凸状縁部16cと相
補的な形状になっており、使用時には図6に示すように
互いに係合した状態になっている。この係合状態では両
着座部は回転不能となっている。また、背もたれ使用時
には両着座部が互いに離れないように固定しても良い。
【0028】次に、背中への施術時と足への施術時にお
けるマッサージ用椅子1の状態を説明する。背中への施
術時には、図1、図2及び図5に示すように、足支持部
52は着座部4から取り外され、シート16は凸状縁部
16cが前方を向いている。第2アームレスト51はシ
ート16の前方に待避させられている。その結果、被施
術者がシート16に着席又は離れる際に第2アームレス
ト51が妨げとなることはない。なお、第2アームレス
ト51の待避位置は図1に示した位置に限定されない。
さらに第2アームレスト51は背中への施術時には取り
外される構造になっていても良い。
【0029】この状態で、被施術者は、シート16に腰
を下ろし、胸部を上半身当て26に当接し、さらに額を
頭部当て36に当接させた前傾姿勢を取る。さらに、被
施術者は、腕を第1アームレスト30の上に載せる。こ
の前傾姿勢において、被施術者は背中に対してマッサー
ジを施される。
【0030】足への施術時には、図3及び図6に示すよ
うに、シート16の凸状縁部16cを後方に向け、第2
アームレスト51を回動させてその一端をシート16に
支持させる。続いて、足支持部52をシート16に組み
付ける。
【0031】この状態で、被施術者は、シート16に腰
を下ろし、背中を上半身当て26に当て、後頭部を頭部
当て36に当てる。さらに被施術者は、腕を第2アーム
レスト51の支持面51aに置き、足を投げ出した状態
で足支持部52の上面に置く。この背もたれ姿勢におい
て、被施術者は足に対してマッサージを施される。
【0032】次に、マッサージ用椅子1の高さおよび角
度調整作業について、前傾姿勢の場合を用いて説明す
る。このマッサージ用椅子1の被施術者の体格に合わせ
て調整する際には、被施術者がリモコン23を持って自
分で調整する。被施術者はまずシート16に座った後シ
ート16を回転させて上半身当て26に胸部を接触させ
て前傾姿勢をとる。このとき、頭部当て36に額を当て
て角度調整部37により傾斜角度を調整するとともに旋
回アーム35の長さを調整する。そして、リモコン23
を操作して着座部4及び上半身当て部6を昇降させて最
適な前傾姿勢になるように調整する。このとき、着座部
4及び上半身当て部6が互いに逆の斜め方向に昇降する
ので、上昇・下降動作を行うと同時に両者が接近・離反
する。このため、昇降動作を行うだけで体格に係わらず
最適な前傾姿勢が得られる。また、リモコン23により
昇降動作を行うようにしたので、実際に着座する被施術
者が自分の体格に合わせて調整できる。
【0033】本発明に係る施術用椅子では、着座部及び
上半身当て部が互いに逆の斜め方向にそれぞれ移動可能
であるので、上下移動するとそれと同時に着座部と上半
身当て部とが水平方向にも移動し接近及び離反する。こ
のため、簡単な構成で上下位置と間隔とを調節でき、着
座者の体格に係わらず最適な前傾姿勢が得られるように
なる。
【0034】なお、着座部4と上半身当て部6との傾斜
方向は前記実施形態と逆でもよい。この場合には、上昇
すると両者が離反し下降すると両者が接近する。 (2)第2実施形態 図7に示す施術用椅子1は、背もたれ姿勢の被施術者の
足を支持するための足支持部61を備えている。足支持
部61は、施術用椅子1の他の部分に取り外し可能に装
着されているため、前傾姿勢使用時には施術者の邪魔に
ならない。
【0035】具体的には、足支持部61は、シート62
と、シート62から下方斜め前方に延びる2本のパイプ
63とを有している。シート62は、着座部4のシート
16の後方に概ね面一に配置されている。パイプ63
は、ベース2の後端に固定され上方斜め後方に延びる2
本のパイプ64内に各々挿入されている。このようにし
て、足支持部61は、ベース2によって、着脱自在に支
持されている。
【0036】(3)第3実施形態 図8及び図9に示す施術用椅子6は、背もたれ姿勢の被
施術者の腕を支持するための第2アームレスト51’を
備えている。第2アームレスト51’は、施術用椅子1
の他の部分に取り外し可能に装着されているため、前傾
姿勢使用時には被施術者の着席等の邪魔にならない。
【0037】具体的には、図9に示すように、第2アー
ムレスト51’は、前後両端に下方に延びる突出部6
7,68を有している。第1アームレスト30の後方角
部には板状部分69が設けられ、板状部分69には後方
に開放されたスリット70が形成されている。突出部6
7はスリット70内に挿入され係合している。シート1
6の側面に上方が開口した筒部71が固定されている。
突出部68は筒部71内に挿入され係合している。この
ように、第2アームレスト51’は、施術用椅子1の他
の部分に対して上下方向に着脱自在に装着されている。
したがって、前傾姿勢使用時には第2アームレスト5
1’を取り外すことで、被施術者の着席等がスムーズに
なる。
【0038】(4)第4実施形態 図4に示す施術用椅子1は、シート16の後方に設けら
れ足支持部71を備えている。足支持部71は、シート
16側端を中心に回動可能となっており、シート16に
面一となる平坦位置や、図10に示す斜め下方位置、さ
らには床面に垂直な位置等の間で移行可能となってい
る。足支持部71の回動は、手動で行うようにしてもよ
いし、自動で行うようにしても良い。
【0039】(5)変形例 第2アームレストと足支持部の組合せは、前記実施形
態に表された図面の種類に限定されない。
【0040】第2アームレストの形状は前記実施形態
に限定されない。例えば、第2アームレストは薄い板状
の支持部を有する構造でもよい。 第2アームレストの回動を停止させるストッパーの構
造及び位置、さらには第2アームレストを回動自在に支
持する構造及び位置は前記実施形態に限定されない。
【0041】前記実施形態では、マッサージ用椅子に
ついて説明したが、針や鍼灸など他の施術にも本発明を
適用できる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る施術用椅子では、第2腕支
持部によって、被施術者は背もたれ姿勢であっても快適
に座り、足の施術を受けることができる。したがって、
この施術用椅子は背面の施術及び足の施術の両方に用い
ることができ、椅子の数が増えることなく、コストも高
くならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるマッサージ用椅子
の側面図(前傾姿勢使用時)。
【図2】その正面図。
【図3】マッサージ用椅子の側面図(背もたれ姿勢使用
時)。
【図4】図3の部分拡大図。
【図5】マッサージ用椅子の平面図(前傾姿勢使用
時)。
【図6】マッサージ用椅子の平面図(背もたれ姿勢使用
時)。
【図7】第2実施形態におけるマッサージ用椅子の側面
図(背もたれ姿勢使用時)。
【図8】第3実施形態におけるマッサージ用椅子の側面
図(背もたれ姿勢使用時)。
【図9】第2アームレストの取付構造を示すための分解
斜視図。
【図10】第4実施形態におけるマッサージ用椅子の斜
視図(背もたれ姿勢使用時)。
【符号の説明】
1 マッサージ用椅子 3 着座支持部 4 着座部 5 上半身当て部支持部 6 上半身当て部 30 第1アームレスト(第1腕支持部) 51 第2アームレスト(第2腕支持部) 52 足支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61H 15/00 350 A61G 15/00 E K L P Fターム(参考) 3B091 EA02 LA02 4C100 CA05 CA06 CA07 CA08 DA05 DA06 DA08 DA10 EA06 EA09 EA10 EA12 EA20 4C341 MM05 MM17 MN07 MN08 MN09 MN13 MN14 MN15 MP03 MP05 MQ03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体を施術される被施術者が座る施術用椅
    子であって、 着座部と、 前記被施術者の上半身前面を支持することで前記被施術
    者の背中を施術するための前傾姿勢を可能とし、さらに
    前記被施術者の上半身後面を支持することで前記被施術
    者の足を施術するための背もたれ姿勢を可能とする上半
    身当て部と、 前記被施術者が前傾姿勢で前記着座部に座った状態で、
    前記被施術者の腕を支持するための第1腕支持部と、 前記被施術者が背もたれ姿勢で前記着座部に座った状態
    で、前記被施術者の腕を支持するための第2腕支持部
    と、を備えた施術用椅子。
  2. 【請求項2】前記第2腕支持部は、前記被施術者が背も
    たれ姿勢で前記着座部に座った状態で前記被施術者の腕
    を支持するために前記着座部の側方にある腕支持位置
    と、前記被施術者が前傾姿勢で前記着座部に座る際に着
    座を容易にするように待避した待避位置とを取り得る、
    請求項1に記載の施術用椅子。
  3. 【請求項3】前記第2腕支持部は、回動することによっ
    て前記腕支持位置と前記待避位置との間で移行する、請
    求項2に記載の施術用椅子。
  4. 【請求項4】前記第2腕支持部は他の部分に着脱可能に
    装着されている、請求項1に記載の施術用椅子。
  5. 【請求項5】前記被施術者が背もたれ姿勢で前記着座部
    に座ったときに、前記被施術者の足を床面より高い位置
    で支持するための足支持部をさらに備えている、請求項
    1〜4のいずれかに記載の施術用椅子。
  6. 【請求項6】前記足支持部は前記着座部に着脱自在であ
    る、請求項5に記載の施術用椅子。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007209405A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
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