JP2002335893A - 麺類の製造法及び麺質改良剤 - Google Patents

麺類の製造法及び麺質改良剤

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Keiichi Miyamoto
圭一 宮本
Takanori Kawai
隆範 河合
Takuya Masuda
卓也 増田
Yuuri Yokota
有里 横田
Keiichi Kondo
圭一 近藤
Takashi Haneki
貴志 羽木
Norio Sato
則夫 佐藤
Akifusa Kawai
昭房 川合
Nagahiro Yamazaki
長宏 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 麺類の食味を損なうことなく、適度の硬さ、
弾力(粘弾性)、歯ごたえ及び滑らかさ(つるみ感)が
あり、喉ごしが良い食感でかつ湯伸び、茹で伸びのしに
くい麺類の製造法及び麺質改良剤を提供するものであ
る。また、調理後すぐに食するものだけでなく、調理
麺、生タイプ即席麺(以下LL麺)、冷凍麺、即席麺等
の麺類においても、その製造時や保管後にも前述の食感
が維持できる麺類を提供することを目的とする。 【解決手段】 増粘安定剤を微粉末化して添加すること
により上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、麺類の製造法及び
麺質改良剤に関する。さらに詳しくは、平均粒子径が2
0μm以下の増粘安定剤を添加する麺類の製造法及び増
粘安定剤を含有する麺質改良剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】麺類は、小麦粉、かんすい、食塩、水と
いった比較的簡単な原料から作られるが、そのおいしさ
は麺の食感に負うところが大きい。これら麺類は、調理
後において、適度の硬さ、弾力(粘弾性)、歯ごたえ及
び滑らかさ(つるみ感)があり、喉ごしが良い食感でか
つ伸びにくいものが望まれており、さらに調理後、保存
や流通により食するまでに時間のあるもので、特に問題
となっている茹で伸びについても生じにくいものが望ま
れている。これらの麺類を作るために、小麦粉、澱粉の
選択、配合の調整、工程の改良、製麺機械の開発が行わ
れたり、リン酸塩類、乳化剤、増粘安定剤等の食品添加
物や卵白や乳蛋白等の食品素材を添加したり、いろいろ
な試みがなされている。さらに、小麦のグルテンより分
画されたグルテニン主成分分画物を添加する方法(特開
平6−153832、特許第2807849号)、乳清
蛋白濃縮物、キサンタンガム及び親水性乳化剤を添加す
る方法(特開平6−141803)、動物性蛋白、植物
性蛋白、酵母蛋白等の各種蛋白質素材の1種または2種
以上とともにL−アスコルビン酸、エリソルビン酸また
はその塩類もしくはこれらの化合物の1種または2種以
上を添加する方法(特開昭58−134959)等が提
案されている。しかしながら、それらのいずれもいくら
かの効果をあげているが、十分ではなかった。また、麺
類の製造に際して増粘安定剤を添加することについては
公知であるが、従来より用いられている増粘安定剤で
は、粒子が粗かったり(平均粒子径約30μm以上)、
粒子同士で凝集したりするため、生地中での分散性及び
水和性が悪く、十分な効果が得られなかった。そこで、
麺類の食感をさらに向上させる麺質改良剤及び製造法の
確立が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、麺類の食味
を損なうことなく、適度の硬さ、弾力(粘弾性)、歯ご
たえ及び滑らかさ(つるみ感)があり、喉ごしが良く、
湯伸び、茹で伸びのしにくい麺類の製造法及び麺質改良
剤を提供するものである。また、調理後すぐに食するも
のだけでなく、調理麺、生タイプ即席麺(以下LL
麺)、冷凍麺、即席麺等の麺類においても、その製造時
や保管後にも前述の食感が維持できる麺類を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、麺類の食
味を損なうことなく、適度の硬さ、弾力(粘弾性)、歯
ごたえ及び滑らかさ(つるみ感)があり、喉ごしが良
く、湯伸び、茹で伸びのしにくい麺類の製造法及び麺質
改良剤について鋭意研究した結果、平均粒子径が20μ
m以下の増粘安定剤を添加することにより、非常に優れ
た効果が得られることを見い出し、本発明を完成した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における増粘安定剤とは、
特に限定されるものではないが、キサンタンガム、グァ
ーガム、タマリンドシードガム、ローカストビーンガ
ム、カラギーナン、ペクチン、グルコマンナン、アルギ
ン酸、カードラン、アラビアガム、カラヤガム、ガティ
ガム、サイリウムシードガム、ジェランガム、タラガ
ム、プルラン、及びこれらの分解物、さらにアルギン酸
ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステ
ル、CMC、ポリアクリル酸ナトリウム、メチルセルロ
ース、大豆多糖類等のことであり、好ましくは、ペクチ
ン、キサンタンガム、ジェランガム、アルギン酸、アル
ギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエ
ステル、ローカストビーンガム、カラギーナン、グァー
ガム、グルコマンナン、カードランが良い。本発明にお
いて、上述の平均粒子径が20μm以下の増粘安定剤
は、それぞれ単独もしくは2種以上組み合わせて用いる
こともできる。本発明で用いる平均粒子径が20μm以
下の増粘安定剤を得る方法は、特に限定されるものでは
ないが、上述のそれぞれの増粘安定剤の一般的な粉末か
ら篩別して得る方法、一般的な増粘安定剤の粉末をボー
ルミルやジェットミル等の乾式破砕機、又は液体窒素を
利用する凍結粉砕機等レーザー回折型粒度分布測定によ
り平均粒子径20μm以下の微粉末化ができる性能のも
のを使用して微粉末化する方法等が挙げられる。特に、
一般的な増粘安定剤の粉末を気流粉砕(ジェットミ
ル)、凍結粉砕により微粉末化する方法が目的とする平
均粒子径を得やすいため好ましい。本発明における凍結
粉砕の条件は、液体窒素を用いて予備冷却を行い、粉砕
した粉末が平均粒子径20μm以下となる条件であれば
良く、粉砕機の種類、形式を限定するものではない。液
体窒素を予備冷却として用いる理由としては液体窒素が
−196℃の極低温でありこれを冷媒とする場合は、極
めて短時間の内に増粘安定剤の凍結が可能であり、凍結
による変性がほとんど生じないことの他に、ハンマーミ
ルのような粉砕機を用いた時に発生する衝撃熱が出るこ
となく、無酸化的な粉砕が可能となる等の利点を有する
ことにあるが、冷却の方式については、浸漬法、散布法
等の何れの方法でも良い。また、粉砕温度は、−50℃
〜−100℃で行うのが経済性、粉砕効率、粉末の粒子
径の面からも良く、粉砕温度が高い場合には、目的とす
る平均粒径20μm以下までの微粉末化が不十分となる
ため不都合となる。本発明における気流粉砕とは、通称
ジェットミルと呼ばれ、粉粒体原料を圧縮した空気ある
いは窒素等の不活性ガスによって高速度に加速させ、原
料同士あるいは原料を別に設けた衝突板等に衝突させて
粉砕させるものである。なお、形式を限定するものでは
ないが、一般的なジェットミルの形式としては、原料を
加速し噴射する加速管を対向配置させて原料同士を衝突
させる形式のもの、加速管から噴射した原料を衝突板等
に衝突させる形式のもの、原料が循環する容器内に加速
管を挿入配置させたもの等がある。このような気流粉砕
法によれば、粉砕刃や圧縮ロール等による衝撃・剪断・
圧縮・磨砕等の機械的な力がかからず、空気を用いるた
め冷却効果もあり原料の発熱が少なく、増粘安定剤の熱
による変性や酸化を起こすことなく、原料の粉砕が可能
となる等の利点を有する。本発明における増粘安定剤
は、上述のごとく平均粒子径20μm以下であれば良い
が、効果の面からもより微粉末であれば一層好ましいも
のである。
【0006】本発明の麺類の製造法では、平均粒子径2
0μm以下の増粘安定剤を添加配合すれば良いが、必要
に応じて他の品質改良剤と併用することができる。他の
品質改良剤としては、通常用いられる麺の品質改良剤で
あれば特に限定されるものではないが、好ましくは卵
白、卵黄、鶏卵(全卵)、ホエー蛋白、カゼイン、カゼ
インナトリウム、乳蛋白、コラーゲン、ゼラチン、血漿
蛋白、小麦蛋白、グルテニン、グリアジン、大豆蛋白、
エンドウ豆蛋白、さらに澱粉、加工澱粉、澱粉分解物、
グリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシ
ノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ステアロイル乳酸カルシウム、レシチン、酵素分解
レシチン、酵素処理レシチン等が挙げられ、さらに好ま
しくは、卵白、卵黄、鶏卵(全卵)、ホエー蛋白、小麦
蛋白、グリアジン、グリセリン脂肪酸エステル、酵素分
解レシチンが良い。さらに、これらの品質改良剤の1種
または2種以上を本発明の麺類の製造法に使用すること
が出来るものである。また、本発明の麺質改良剤として
平均粒子径20μm以下に微粉末化された増粘安定剤を
添加配合する際に、増粘安定剤を単独で微粉末化したも
のを添加配合しても良いし、2種以上の増粘安定剤を混
合した後、微粉末化したものを添加配合しても良いし、
増粘安定剤と上記の併用できる品質改良剤を混合した
後、微粉末化したものを添加配合しても良いし、2種以
上の微粉末化した増粘安定剤と増粘安定剤を混合したも
のを添加混合しても良い。本発明における平均粒子径2
0μm以下の増粘安定剤の麺質改良剤中に有効成分とし
て配合される量は、特に限定するものではないが、小麦
粉等の粉体原料に対して0.001〜10重量%であれ
ば良く、好ましくは0.01〜5重量%、さらに好まし
くは0.05〜2重量%が良い。0.001%未満で
は、麺類の品質改良効果が不十分であり、10%を越え
ると食感がかたくなりすぎたり、麺類の食味を低下させ
るため、不都合となる。本発明において、麺類とは、小
麦粉またはその他の穀粉及びその他の原材料に加水混練
して製麺したものを指し、麺類を特に限定するものでは
ない。例えば、うどん、中華麺、皮類、和そば、素麺、
冷麦、冷麺、ビーフン、きしめん、マカロニ、スパゲッ
ティ等が挙げられる。麺類の形態は特に限定されるもの
ではないが、生麺、茹で麺、蒸し麺、生タイプ即席麺
(LL麺)、即席麺、乾麺、冷凍麺のいずれであっても
よい。麺類の常法による製造法としては、小麦粉または
小麦粉にそば粉等の原料を混合した粉末に、食塩及び、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、リン酸塩等の塩類を溶
解した水溶液を混合し、ミキサーにて数分間混捏してそ
ぼろ状の生地を得る。このそぼろ状の生地を複合機によ
り麺帯とし、圧延段階を繰り返した後、切刃にて切り出
し麺線を得る。この製麺の際の混捏時に生地を真空状態
にすることも出来る。以上の手順により得られた麺線を
そのまま包装したり、沸騰水もしくは蒸気等にて加熱し
たのち、流水にて水洗冷却し包装したり、冷凍し包装し
たり、また加熱α化後熱風、油揚げにて乾燥を行ったり
する。LL麺の様に長期保存を目的とする場合は、酸処
理、包装後、蒸熱殺菌等を行う。本発明における平均粒
子径20μm以下の増粘安定剤の麺類への添加方法は、
特に限定されるものではないが、生地を調製する際に、
練り水に分散させ添加する方法、小麦粉に当該増粘安定
剤を添加・混合する方法等を適宜選択出来るが、作業効
率の面から小麦粉に増粘安定剤を添加混合する方法が好
ましい。以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する
が、本発明は、以下の実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例中の%は特記しない限り重量%を示
す。
【0007】
【実施例】実施例1 25kgのキサンタンガム(平均粒子径75.82μ
m)をジェットミル粉砕機(ホソカワミクロン株式会社
製)を用いノズル半径5mm、ノズル元圧5.5kg/
cmG、セパレータ回転数3000rpmの条件で微
粉末化を行い、平均粒子径4.45μmのキサンタンガ
ム24.9kgを得た。次に準強力粉1000gに対
し、上記で得られたキサンタンガム15g、粉末かんす
い10g、食塩10g、水330g、99%エタノール
20gを配合し、ミキサーで15分間混捏し、常法によ
り圧延、切出し(最終麺帯厚1.4mm、切刃#20
角)を行って得られた中華麺120gをポリ袋で密封
し、20℃で24時間麺線熟成を行い生中華麺を得た。
【0008】実施例2 25kgのアルギン酸ナトリウム(平均粒子径50.4
5μm)をジェットミル粉砕機(ホソカワミクロン株式
会社製)を用いノズル半径5mm、ノズル元圧5.5k
g/cmG、セパレータ回転数3000rpmの条件
で微粉末化を行い、平均粒子径6.27μmのアルギン
酸ナトリウム24.9kgを得た。次に、実施例1と同
様にして生中華麺を得た。
【0009】実施例3 25kgのジェランガム(平均粒子径68.06μm)
を凍結粉砕機(ホソカワミクロン株式会社製)を用い粉
砕温度−100℃にてローター周速93m/sの条件で
微粉末化を行い、平均粒子径16.32μmのジェラン
ガム24.9kgを得た。次に実施例1と同様にして生
中華麺を得た。
【0010】実施例4 25kgのグルコマンナン(平均粒子径62.75μ
m)を凍結粉砕機(ホソカワミクロン株式会社製)を用
い粉砕温度−100℃にてローター周速73m/sの条
件で微粉末化を行い、平均粒子径18.46μmのグル
コマンナン24.9kgを得た。次に実施例1と同様に
して生中華麺を得た。
【0011】比較例1 実施例1のキサンタンガムを加えない以外は、実施例1
と同様にして生中華麺を得た。
【0012】比較例2 実施例1のキサンタンガム15gの代わりに実施例1で
用いた微粉末化する前のキサンタンガム(平均粒子径7
5.82μm)15gを添加すること以外は、実施例1
と同様にして生中華麺を得た。 (評価方法)上記の実施例1〜4及び比較例1、2で得
られた生中華麺を沸騰水中で2分30秒茹で上げ、ラー
メンスープの入ったどんぶりに移し、パネラー20人に
て、麺の食感、伸びの抑制、食味について評価した。食
感、伸びの抑制、食味の評価は、極めて良いものを10
点、かなり良いものを9点、やや良いものを8点、普通
を7点、やや悪いものを6点、かなり悪いものを5点、
極めて悪いものを4点とし、パネラー20人の平均値で
示した。その結果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】表1から明らかなように本発明品は比較品
に比べ、麺の食感に優れ、伸びの抑制についても良好で
あり、食味の影響についても問題がなかった。
【0015】本発明の実施態様ならびに目的生成物を挙
げれば以下のとおりである。 (1)平均粒子径が20μm以下の増粘安定剤を含有す
ることを特徴とする麺類の製造法。 (2)コボールミル、気流粉砕(ジェットミル)、凍結
粉砕等の微粉末化手段により平均粒子径が20μm以下
に微粉末化された増粘安定剤を含有するものである
(1)記載の麺類の製造法。 (3)増粘安定剤が気流粉砕または凍結粉砕により平均
粒子径が20μm以下に微粉末化されたものである
(1)記載の麺類の製造法。 (4)増粘安定剤がキサンタンガム、グァーガム、タマ
リンドシードガム、ローカストビーンガム、カラギーナ
ン、ペクチン、グルコマンナン、アルギン酸、カードラ
ン、アラビアガム、カラヤガム、ガティガム、サイリウ
ムシードガム、ジェランガム、タラガム、プルラン、及
びこれらの分解物、さらにアルギン酸ナトリウム、アル
ギン酸プロピレングリコールエステル、CMC、ポリア
クリル酸ナトリウム、メチルセルロース、大豆多糖類か
ら選ばれる1種または2種以上の増粘安定剤からなる
(1)〜(3)いずれか記載の麺類の製造法。 (5)増粘安定剤がペクチン、キサンタンガム、ジェラ
ンガム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン
酸プロピレングリコールエステル、ローカストビーンガ
ム、カラギーナン、グァーガム、グルコマンナン、カー
ドランから選ばれる1種または2種以上の増粘安定剤か
らなる(1)〜(3)いずれか記載の麺類の製造法。 (6)(1)〜(5)いずれか記載の麺類の製造の際に
添加する平均粒子径が20μm以下の増粘安定剤と併用
して配合することの出来る他の品質改良剤としては、卵
白、卵黄、鶏卵(全卵)、ホエー蛋白、カゼイン、カゼ
インナトリウム、乳蛋白、コラーゲン、ゼラチン、血漿
蛋白、小麦蛋白、グルテニン、グリアジン、大豆蛋白、
エンドウ豆蛋白、さらに澱粉、加工澱粉、澱粉分解物、
グリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシ
ノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ステアロイル乳酸カルシウム、レシチン、酵素分解
レシチン、酵素処理レシチン等がある。
【0016】
【発明の効果】本発明により得られた麺類は、食味を損
なうことなく、適度の硬さ、弾力(粘弾性)、歯ごたえ
及び滑らかさ(つるみ感)があり、喉ごしが良い食感で
かつ湯伸び、茹で伸びのしにくい麺類の製造法を提供す
るものであり、本発明は麺類の加工適性、調理適性の改
善に効果が大であり、食品産業に大いに貢献できるもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 有里 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内 (72)発明者 近藤 圭一 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内 (72)発明者 羽木 貴志 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内 (72)発明者 佐藤 則夫 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内 (72)発明者 川合 昭房 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内 (72)発明者 山崎 長宏 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内 Fターム(参考) 4B046 LC01 LG18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒子径が20μm以下の増粘安定剤
    を含有することを特徴とする麺質改良剤。
  2. 【請求項2】 増粘安定剤が気流粉砕または凍結粉砕に
    より平均粒子径が20μm以下に微粉末化されたもので
    あることを特徴とする請求項1記載の麺質改良剤麺類の
    製造法。
  3. 【請求項3】 増粘安定剤がペクチン、キサンタンガ
    ム、ジェランガム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウ
    ム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ローカ
    ストビーンガム、カラギーナン、グァーガム、グルコマ
    ンナン、カードランから選ばれる1種または2種以上の
    増粘安定剤からなる請求項1または2記載の麺質改良
    剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載の麺質改良剤
    を添加することを特徴とする麺類の製造法。
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