JP2002334644A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2002334644A
JP2002334644A JP2001139454A JP2001139454A JP2002334644A JP 2002334644 A JP2002334644 A JP 2002334644A JP 2001139454 A JP2001139454 A JP 2001139454A JP 2001139454 A JP2001139454 A JP 2001139454A JP 2002334644 A JP2002334644 A JP 2002334644A
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fixed
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JP2001139454A
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Tsutomu Matsuki
務 松木
Kazunobu Yamada
和順 山田
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁継電器が接点がつながった状態から遮断
状態に移る時のアークの切れをよくする、したがって、
遮断性をよくする、接点およびその周囲形状を有する、
電磁継電器の提供。 【解決手段】 (1)固定接点16と該固定接点に対し
て可動の可動接点17とを有する電磁継電器において、
前記固定接点16と前記可動接点17の少なくとも一方
の接点と該接点を支持する接点支持体20、18との少
なくとも一方の断面形状を、先端に向かって細くなるよ
うに傾斜する傾斜面40を有する形状とした電磁継電器
10。(2)電磁継電器が両切りプランジャ型電磁継電
器である。(3)電磁継電器が電気自動車の駆動用電源
システムに用いられる電磁継電器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断特性を向上さ
せた電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−235248号公報は、従来
の代表的な、左右の端子を有する両切り型のプランジャ
式電磁継電器の構造を開示している。上記従来の両切り
型のプランジャ式電磁継電器は、左右の固定接点と該固
定接点に対して当接・離反する左右の可動接点を有し、
左右の可動接点は1つの可動接点支持体の左右部位に支
持されている。固定接点および可動接点の断面形状はほ
ぼ矩形状である。可動接点支持体は、可動接点支持体を
挟んでプラッジャと反対側にあるストッパまわりに巻か
れたスプリングによってプランジャ側に付勢されてい
る。コイルに通電すると、コイルに発生する電磁力によ
ってプランジャが固定コアに吸着され、この時スプリン
グによってプランジャに押し付けられている可動接点支
持体も固定接点側に動いて可動接点が固定接点に接触
し、電磁継電器はつながる。コイルへの通電を切ると、
プランジャがリターンスプリングによって固定コアから
離れる方向に移動され、この時可動接点支持体もプラン
ジャに押されて固定接点から離れる方向に動いて可動接
点が固定接点から離れ、電磁継電器は遮断される。可動
接点が固定接点に当接している時には、電流は左右一方
の固定接点からそれに対応する一方の可動接点に流れ、
一方の可動接点から可動接点支持体を通って他方の可動
接点に流れ、他方の可動接点からそれに対応する他方の
固定接点に流れて、電磁継電器はつながる。左右の可動
接点が対応する左右の固定接点から離れると、電磁継電
器は遮断される。電磁継電器がつながった状態から遮断
状態に移る時、固定接点とそれから離れる方向に移動し
つつある可動接点との間にアークが発生し、アークがあ
る間は電磁継電器には電流が流れるので、電磁継電器は
遮断されない。電磁継電器の遮断特性を良くするため
に、従来、固定接点と可動接点とを結ぶ方向と直交方向
に固定接点と可動接点との間の空間を挟む位置に永久磁
石のN極とS極を配置して、アークに直交方向に磁力を
かけ、アークにフレミングの左手則に従う方向のローレ
ンツ力をかけて、アークを接点部位から左右方向に非接
点部位(たとえば、可動接点支持体の左右外側端部に湾
曲形成したアークランナ)に移動させ、アーク長を長く
してアークが円滑に切れるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の両切り
型のプランジャ式電磁継電器においては、固定接点およ
び可動接点の断面形状がほぼ矩形であるため、電磁継電
器が接点がつながった状態から遮断状態に移る時、アー
クが接点部位から非接点部位に移動しにくいという問題
があった。すなわち、電磁継電器が接点がつながった状
態から遮断状態に移る時、リターンスプリングの付勢に
よって可動接点が固定接点から離れる方向に移動しつつ
あり、かつアークが永久磁石によるローレンツ力によっ
て接点部位から非接点部位側に移動しつつある時、アー
クが接点の端部のピン角の部位までは円滑に移動する
が、ピン角部位から先に移動しにくく、アークの切れが
悪くなる、すなわち遮断性が良くないという問題が生じ
ていた。本発明の目的は、電磁継電器が接点がつながっ
た状態から遮断状態に移る時のアークの切れをよくす
る、したがって、遮断性をよくする、接点およびその周
囲形状を有する、電磁継電器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 固定接点と該固定接点に対して可動の可動接点
とを有する電磁継電器において、前記固定接点と前記可
動接点の少なくとも一方の接点と該接点を支持する接点
支持体との少なくとも一方の断面形状を、先端に向かっ
て細くなるように傾斜する傾斜面を有する形状とした電
磁継電器。 (2) 固定接点と該固定接点に対して可動の可動接点
とを有する電磁継電器において、前記固定接点と前記可
動接点の少なくとも一方の接点の断面形状を、先端に向
かって細くなるように傾斜する傾斜面を有する形状とし
た(1)記載の電磁継電器。(実施例1に対応) (3) 前記固定接点と前記可動接点の少なくとも一方
の接点の断面形状を、台形断面形状とした(2)記載の
電磁継電器。(実施例1に対応) (4) 前記固定接点と前記可動接点の少なくとも一方
の接点の断面形状を、左右の傾斜面の傾斜角度が互いに
異なり、力行時にアークが移動する側の傾斜面の方が回
生時にアークが移動する側の傾斜面よりも傾斜角度が大
きい、左右非対称の台形断面形状とした(2)記載の電
磁継電器。(実施例2に対応) (5) 固定接点と該固定接点に対して可動の可動接点
とを有する電磁継電器において、前記固定接点と前記可
動接点の少なくとも一方の接点を支持する接点支持体
に、接点の左右両側または力行時にアークが移動する側
の部分に接点支持体を盛り上げて形成され接点と滑らか
に連なる傾斜面を有する凸部形状を有する(1)記載の
電磁継電器。(実施例3に対応) (6) 固定接点と該固定接点に対して可動の可動接点
とを有する電磁継電器において、前記固定接点と前記可
動接点の少なくとも一方の接点を支持する接点支持体に
接点を一体的に形成し、接点を一体形成した接点支持体
に接点と滑らかに連なる傾斜面を形成した(1)記載の
電磁継電器。(実施例4に対応) (7) 前記可動接点を支持する接点支持体が平板であ
り、該接点支持体の固定接点との対向面に平面状の接点
をメッキ・蒸着等の手段により形成するとともに、対向
する固定接点の接点形状を頂面に凸状湾曲面を有し側面
に傾斜面を形成した形状とした(6)記載の電磁継電
器。(実施例5(イ)に対応) (8) 前記可動接点を支持する接点支持体の固定接点
対向面を凸状に湾曲形成し、接点部位に接点金属をメッ
キ・蒸着等の手段により形成した(6)記載の電磁継電
器。(実施例5(ロ)に対応) (9) 前記可動接点支持体に形成される可動接点間は
可動接点表面よりも固定接点から後退する方向に凹まさ
れている(7)記載の電磁継電器。(実施例5(ニ)に
対応) (10) 前記可動接点を支持する接点支持体の固定接
点対向面を凸状に湾曲形成し、接点部位に接点金属をメ
ッキ・蒸着等の手段により形成し、可動接点間は可動接
点表面よりも固定接点から後退する方向に凹まされてい
る(6)記載の電磁継電器。(実施例5(ホ)に対応) (11) 前記可動接点を支持する接点支持体の両端部
を曲げてアークランナを形成した(6)または(8)ま
たは(10)記載の電磁継電器。(実施例5(ハ)、
(ヘ)に対応) (12) 前記電磁継電器が両切りプランジャ型電磁継
電器である(1)〜(11)の何れかに記載の電磁継電
器。 (13) 前記電磁継電器が電気自動車の駆動用電源シ
ステムに用いられる電磁継電器である(1)〜(11)
の何れかに記載の電磁継電器。
【0005】上記(1)〜(13)の電磁継電器では、
固定接点と可動接点の少なくとも一方の接点とその接点
支持体の少なくとも一方の形状を先端に向かって細くな
るように傾斜する傾斜面を有する形状としたので、電磁
継電器が接点がつながった状態から遮断状態に移る時
に、接点とその接点支持体にピン角部が無く、アークは
接点部位から非接点部位に容易に移動することができ、
非接点部位でアーク長が大となって容易にアークは切れ
る。その結果、アークの切れはよく、電磁継電器の遮断
特性が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の電磁継電器の実
施例を図1〜図8を参照して、説明する。図中、図1、
図2は本発明の何れの実施例にも適用可能であり、図
3、図4は本発明の実施例1に係わり、図5は本発明の
実施例2に係わり、図6は本発明の実施例3に係わり、
図7は本発明の実施例4に係わり、図8は本発明の実施
例5に係わる。本発明の全ての実施例にわたって共通す
るかまたは類似する部分には本発明の全実施例にわたっ
て同じ符号を付してある。
【0007】まず、本発明の電磁継電器10の全ての実
施例にわたって共通するかまたは類似する部分の構成、
作用を、図1〜図3を参照して、説明する。本発明実施
例の電磁継電器10は、プランジャ式(可動接点がプラ
ンジャによって開閉駆動される方式)の電磁継電器であ
り、とくに両切り型(電磁継電器の中心線を挟んで左右
両側に接点があるタイプ)のプランジャ式電磁継電器で
ある。この電磁継電器10は、たとえば、ハイブリッド
自動車の駆動用電源システムのバッテリーとインバータ
とを接続する回路に設けられるが、使用先はそれに限る
ものではない。
【0008】電磁継電器10は、図1、図2に示すよう
に、コイルアッセンブリ30上に接点室アッセンブリ1
1を組付けたものからなる。接点室アッセンブリ11
は、コイルアッセンブリ30上に、パッキン12を介し
て配置される樹脂製のポール13と、上壁と側壁を有し
ポール13上に配置され樹脂製のポール13と協働して
内部に接点室15を形成する樹脂製の接点室カバー14
と、接点室15内に固定して配置され電磁継電器中心線
を挟んで左右両側に設けられる固定接点16と、接点室
15内に電磁継電器中心線を挟んで左右両側に配置され
固定接点16に対して接近・離反して(図1では上下動
して)電磁継電器をオンオフする可動接点17と、左右
両側の可動接点17を支持し(一体形成の場合を含む)
電磁継電器遮断時にコイルアッセンブリ30のリターン
スプリング38により固定コア34から離れる方向に付
勢されたプランジャ35によって固定コア34から離れ
る方向(図1では上方)に押される導電性材(たとえ
ば、銅)からなる可動接点支持体18と、可動接点支持
体18を挟んでプランジャ35と反対側に配置されスト
ッパー29まわりに巻かれ可動接点支持体18を常時プ
ランジャ35側に(図では下方に)付勢するスプリング
19と、固定接点16を支持し(一体形成の場合を含
む)導電性材からなる固定接点支持体20と、固定接点
支持体20と接続された導電性材からなる端子21を、
有する。固定接点16および可動接点17は、電磁継電
器の中心線を挟んで、それぞれ、電磁継電器の中心線を
挟んで左右に設けられており、両切り型の電磁継電器を
構成している。固定接点支持体20、端子21も、電磁
継電器の中心線を挟んで、左右に設けられている。ケー
ブル側端子は端子21に接続され、端子21に締結され
る。
【0009】可動接点支持体18は、電磁継電器の中心
線に対して左右に延びる単一の部材からなり、両端部に
固定接点16から離れる方向(図1で上方)に湾曲する
アークランナ22を有し、中央部でコイルアッセンブリ
30のプランジャ35の上端(プランジャ35の一部を
構成するプランジャロッド36上端部)に当接し、上方
からスプリング19によってプランジャ35に押し付け
られていて、中央部位で支持されている。アークランナ
22はアークランナ22が対向する接点室カバー14部
位に接触していない。
【0010】接点室カバー14内には、接点が開放され
た状態にある時の固定接点16と可動接点17との間の
空間を挟んで、N極、S極の永久磁石25が対向して配
置されており、電磁継電器遮断時の接点開放時、固定接
点16と固定接点16から離れつつある可動接点17と
の間にアーク28が生じた時に、アーク28にフレミン
グの左手則に従う方向のローレンツ力をかけて、アーク
28をローレンツ力でアークランナ22側(図1のアー
ク28’まで)に移動させ、アーク長を伸ばしてアーク
28が切れやすくしてある。
【0011】コイルアッセンブリ30は、底付き円筒形
状のヨーク31と、ヨーク31内に設置されるボビン3
2と、ボビン32の外周に巻かれたコイル33と、ボビ
ン32の内周に配置された固定コア34と、固定コア3
4の上方に上下動可能に配置されたプランジャ35と、
プランジャ35の上下動を可動接点支持体18に伝える
プランジャロッド36(プランジャロッド36はプラン
ジャ35の一部を構成する)と、コイル通電時にヨーク
31、固定コア34、プランジャ35と協働して磁気回
路を形成するプレート37と、固定コア34とプランジ
ャ35との間に配置されてプランジャ35を常時上方に
付勢するリターンスプリング38と、コイル33に低電
圧直流電流(たとえば、12V)を流す低電圧端子と、
を有する。ヨーク31とプレート37はコイル33を覆
うケース39となる。この構造によって、プランジャ式
の電磁継電器が構成される。
【0012】図3は接点(固定接点16、可動接点1
7)とその接点支持体(固定接点支持体20、可動接点
支持体18)の構造を示している。接点は、接点支持体
とは別体に形成されて接点支持体に固着されていてもよ
く、あるいは接点支持体と一体に形成されていてもよ
い。接点支持体はたとえば銅からなり、接点はたとえば
台座が銅でその頂面にメッキ(または、蒸着、以下「メ
ッキ」はメッキまたは蒸着をあらわす)が施されたもの
からなる。
【0013】図3に示すように、固定接点16と可動接
点17の少なくとも一方の接点(図3では、固定接点1
6と可動接点17の両方)と該接点を支持する接点支持
体20、18との少なくとも一方(図3では接点16、
17だけ)の断面形状(左右方向に延びる鉛直面で切断
して見た断面の形状)が、先端に向かって(対向接点側
に向かって)細くなるように傾斜する傾斜面40をもつ
形状とされている。傾斜面40は接点自体に形成されて
いてもよいし、接点の側部に接点支持体を盛り上げてそ
の盛り上げられた接点支持体部分に形成されていてもよ
い。
【0014】電気自動車の駆動用電源システムに用いら
れる電磁継電器のように、力行と回生で電磁継電器の高
圧電気回路に電流が逆に流れる場合は、通常使用される
力行時の遮断においてアークがアークランナ22側に移
動されるようにし、回生時の遮断ではアークがアークラ
ンナ22と反対側に移動されるようにする。そして、傾
斜面40は接点または接点支持体のアークランナ22側
およびそれと反対側の両側に形成される。アークランナ
22側の傾斜面およびそれと反対側の傾斜面の傾斜角度
は互いに異なっていてもよい。
【0015】傾斜面40は傾斜平面でもよいし傾斜湾曲
面であってもよい。傾斜面40が電磁継電器の左右方向
中心線に平行な線に対してなす角度θは、従来の接点の
側面が電磁継電器の左右方向中心線に平行な線に対して
なす角度である、ほぼ0°に比べて大であり、先端側が
細くなる台形状をなしている。接点支持体に湾曲するア
ークランナ22が形成されている場合は、傾斜面40は
アークランナ22に滑らかにつなげてもよい。固定接点
16の頂面と可動接点17の頂面との一方は平面で、他
方は対向接点に向かって凸の湾曲面となっていることが
望ましい。
【0016】上記の本発明の全実施例に共通または類似
する構成の作用を説明する。コイル33に低電圧(たと
えば、12V)直流電流が流れると、ヨーク31、プレ
ート37、固定コア34、プランジャ35に磁気回路が
形成されて、リターンスプリング38の圧縮を伴って、
プランジャ35が固定コア34に磁気的に吸着され、ス
プリング19によってプランジャ35に押し付けられて
いる可動接点支持体18も下方に移動して可動接点17
が固定接点16に当たり、端子21間に高電圧電流が流
れる。可動接点17が固定接点16に接触している時に
は、高電圧電流(たとえば、250V)が一方の端子2
1から一方の固定接点支持体20を介して一方の固定接
点16に流れ、一方の固定接点16からそれに対応する
一方の可動接点17に流れ、一方の可動接点17から可
動接点支持体18を通って他方の可動接点17に流れ、
他方の可動接点17からそれに対応する他方の固定接点
16に流れ、他方の固定接点16から他方の固定接点支
持体20を介して他方の端子21に流れる。
【0017】コイル33の低電圧直流電流が切られる
と、磁気回路が消え、リターンスプリング38の付勢に
よって可動接点支持体18が上方に移動し、可動接点1
7が固定接点16から離れ、端子21間の高電圧電流が
遮断される。可動接点支持体18は、上方に移動する時
スプリング19を圧縮側の撓ませ、ストッパー29に当
たって止まる。
【0018】電磁継電器遮断時の接点開放時、固定接点
16と固定接点16から離れつつある可動接点17との
間にアーク28が生じた時に、永久磁石25によりアー
ク28にフレミングの左手則に従う方向のローレンツ力
をかけて、アーク28をローレンツ力でアークランナ2
2側(図1のアーク28’まで)に移動させ、アーク長
を伸ばしてアーク28を切る。この場合、本発明では接
点16、17または接点支持体20、18に傾斜面40
が形成されているので、アーク18は接点16、17頂
面から傾斜面40に容易に移動していく。従来のよう
に、断面がほぼ矩形状の接点では、頂面端部のピン角の
部分(直角の部分)まではアークは移動できるがそこか
ら接点の側面に移動するのが困難で、アークの切れに問
題が生じていたが、本発明ではアークの移動が阻害され
ず、容易にアークランナ22に移動でき、切れに問題が
生じない。
【0019】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分の
構成、作用を説明する。本発明の実施例1では、図3、
図4に示すように、固定接点16と可動接点17の少な
くとも一方の接点、たとえば固定接点16が、円錐台形
状(台形断面形状、以下同じ)とされている。傾斜面4
0は接点支持体ではなく接点に形成されている。接点の
側面の傾斜面40が電磁継電器の左右の中心線に平行な
線に対してなす角度θは、なるべく大きな角度、たとえ
ば20°〜60°としてある。数値の根拠は、20°よ
り小だと従来の矩形断面の接点にアーク切れ特性が似て
くるからであり、60°より大だと対向接点が平行に近
づいてアークが移動しても切れにくくなるからである。
作用については、電磁継電器遮断時、アーク18が接点
の頂面から容易に傾斜面40の移動でき、アーク18の
切れがよくなる。図4には、比較のために、従来の矩形
断面接点が示してあるが、その場合はアークは接点の頂
面と側面とのピン角部で止まり、側面への移動は容易で
はない。
【0020】本発明の実施例2では、図5に示すよう
に、固定接点16と可動接点17の少なくとも一方の接
点、たとえば固定接点16が、左右の傾斜面40の傾斜
角度θ、θ’が互いに異なる左右非対称の円錐台形状と
されている。傾斜面40は接点支持体ではなく接点に形
成されている。大きな電流が流れる力行時にアークが移
動する側の傾斜面40の角度(傾斜面40が電磁継電器
の左右の中心線に平行な線に対してなす角度)θは、小
さな電流が流れる回生時にアークが移動する側の傾斜面
40の角度θ’より大とされており、力行時には回生時
よりも円滑にアークがアークランナ22側に移動できる
ようにしてある。作用については、1つの接点で、左右
の傾斜面角度を異ならせたので、両方の傾斜面とも大き
な角度とした場合に比べて、接点の材料を少なくするこ
とができ、電磁継電器の小型化、コストダウン、軽量化
に貢献できる。
【0021】本発明の実施例3では、図6に示すよう
に、固定接点16と可動接点17の少なくとも一方の接
点、たとえば固定接点16の接点支持体20に、接点の
左右両側または力行時にアークが移動する側の部分に、
接点支持体20を盛り上げて形成した凸形状部41を形
成し、この凸形状部41に傾斜面40を形成してある。
接点の頂面から凸形状部41の表面にかけて、ピン角部
はなく表面が滑らかに連なっている。ただし、接点と凸
形状部41とは完全には接触していなくてもよく、接点
と凸形状部41との間に微小な隙間があってもよい。接
点表面形状は球面の一部でもよいし円筒面の一部でもよ
い。作用については、接点と凸形状部41の表面が滑ら
かに連なっていて、凸形状部41に傾斜面40が形成さ
れているので、電磁継電器遮断時、アーク18が接点の
頂面から容易に傾斜面40の移動でき、アーク18の切
れがよくなる。
【0022】本発明の実施例4では、図7に示すよう
に、固定接点16と可動接点17の少なくとも一方の接
点、たとえば可動接点17の接点支持体18に、接点1
7が一体的に形成されており、接点17を一体形成した
接点支持体18に傾斜面40が形成されている。接点支
持体18の両端部にはアークランナ22が一体に形成さ
れていてもよい。ただし、アークランナ22は形成され
なくてもよい。傾斜面40は、左右両端に近づくにつれ
て対向接点から後退するように滑らかに湾曲している。
アークランナ22が形成される場合は、傾斜面40はア
ークランナ22に滑らかに連なっている。作用について
は、接点を接点支持体に一体形成するので、傾斜面40
を予め形成した接点支持体に、接点部位に接点金属をメ
ッキして容易に接点を形成でき、接点と接点支持体を別
々に製造して固着していた従来に比べて、接点と接点支
持体との一体物の製造が容易かつ安価となる。
【0023】本発明の実施例5では、可動接点がR面、
固定接点が水平面であった従来構成に対して、図8
(イ)に示すように、可動接点支持体18を1枚の平坦
なプレートから構成してその固定接点対向面に接点金属
をメッキして平面状の可動接点17を形成し、固定接点
16を凸状湾曲面に形成するとともに固定接点側面に傾
斜面40を形成した接点構成としてある。図8(イ)の
可動接点と可動接点支持体との一体構成は、つぎの構造
に代えてもよい。図8(ロ)に示すように、可動接点支
持体の固定接点対向面を凸状に湾曲形成し、接点部位に
接点金属をメッキして可動接点17を形成した構造。図
8(ハ)に示すように、可動接点支持体18の両端部を
曲げて形成してアークランナ22を形成し、接点部位に
接点金属をメッキして可動接点17を形成した構造。図
8(ニ)に示すように、可動接点支持体18の両端部の
固定接点対向面に接点金属をメッキして水平面からなる
可動接点17を形成し、可動接点間は可動接点表面より
も固定接点から後退する方向に凹ませた構造。図8
(ホ)に示すように、可動接点支持体18の両端部の固
定接点対向面に湾曲面を形成するとともに接点金属をメ
ッキして可動接点17を形成し、可動接点間は可動接点
表面よりも固定接点から後退する方向に凹ませた構造。
図8(ヘ)に示すように、可動接点支持体18の両端部
を固定接点から離れる方向に曲げてアークランナ22を
形成し、可動接点支持体18の接点部位に固定接点対向
面に接点金属をメッキして可動接点17を形成し、可動
接点間は可動接点表面よりも固定接点から後退する方向
に凹ませた構造。作用については、可動接点側表面を水
平面、固定接点側表面をR面としたので、可動接点と可
動接点支持体の一体物の構成の単純化とコストダウンを
はかることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1〜13の何れかの電磁継電器に
よれば、固定接点と可動接点の少なくとも一方の接点と
その接点支持体の少なくとも一方の形状を先端に向かっ
て細くなるように傾斜する傾斜面を有する形状としたの
で、電磁継電器が接点がつながった状態から遮断状態に
移る時に、接点とその接点支持体にピン角部が無く、ア
ークは接点部位から非接点部位に容易に移動することが
でき、非接点部位でアーク長が大となって容易にアーク
は切れる。その結果、アークの切れはよく、電磁継電器
の遮断特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の電磁継電器の断面図である。
【図2】本発明実施例の電磁継電器の平面図である。
【図3】本発明の実施例1の電磁継電器の接点近傍の斜
視図である。
【図4】本発明の実施例1の電磁継電器の接点と接点支
持体の一部の断面図(従来の場合との比較も含む)であ
る。
【図5】本発明の実施例2の電磁継電器の接点と接点支
持体の一部の断面図である。
【図6】本発明の実施例3の電磁継電器の接点と接点支
持体の一部の断面図である。
【図7】本発明の実施例4の電磁継電器の接点と接点支
持体の一部の断面図(従来の場合との比較も含む)であ
る。
【図8】本発明の実施例5の電磁継電器の接点と接点支
持体の一部の断面図(従来の場合との比較も含む)であ
る。
【符号の説明】
10 電磁継電器 11 接点室アッセンブリ 12 パッキン 13 ポール(下ケーシング) 14 接点室カバー(上ケーシング) 15 接点室 16 固定接点 17 可動接点 18 可動接点支持体 19 スプリング 20 固定接点支持体 21 端子ボルト 22 アークランナ 25 永久磁石 28、28’ アーク 29 ストッパー 30 コイルアッセンブリ 31 ヨーク 32 ボビン 33 コイル 34 固定コア 35 プランジャ 36 プランジャロッド 37 プレート 38 リターンスプリング 39 ケース 40 傾斜面 41 凸形状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 和順 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 Fターム(参考) 5G051 AA02 AC07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点と該固定接点に対して可動の可
    動接点とを有する電磁継電器において、前記固定接点と
    前記可動接点の少なくとも一方の接点と該接点を支持す
    る接点支持体との少なくとも一方の断面形状を、先端に
    向かって細くなるように傾斜する傾斜面を有する形状と
    した電磁継電器。
  2. 【請求項2】 固定接点と該固定接点に対して可動の可
    動接点とを有する電磁継電器において、前記固定接点と
    前記可動接点の少なくとも一方の接点の断面形状を、先
    端に向かって細くなるように傾斜する傾斜面を有する形
    状とした請求項1記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】 前記固定接点と前記可動接点の少なくと
    も一方の接点の断面形状を、台形断面形状とした請求項
    2記載の電磁継電器。
  4. 【請求項4】 前記固定接点と前記可動接点の少なくと
    も一方の接点の断面形状を、左右の傾斜面の傾斜角度が
    互いに異なり、力行時にアークが移動する側の傾斜面の
    方が回生時にアークが移動する側の傾斜面よりも傾斜角
    度が大きい、左右非対称の台形断面形状とした請求項2
    記載の電磁継電器。
  5. 【請求項5】 固定接点と該固定接点に対して可動の可
    動接点とを有する電磁継電器において、前記固定接点と
    前記可動接点の少なくとも一方の接点を支持する接点支
    持体に、接点の左右両側または力行時にアークが移動す
    る側の部分に接点支持体を盛り上げて形成され接点と滑
    らかに連なる傾斜面を有する凸部形状を有する請求項1
    記載の電磁継電器。
  6. 【請求項6】 固定接点と該固定接点に対して可動の可
    動接点とを有する電磁継電器において、前記固定接点と
    前記可動接点の少なくとも一方の接点を支持する接点支
    持体に接点を一体的に形成し、接点を一体形成した接点
    支持体に接点と滑らかに連なる傾斜面を形成した請求項
    1記載の電磁継電器。
  7. 【請求項7】 前記可動接点を支持する接点支持体が平
    板であり、該接点支持体の固定接点との対向面に平面状
    の接点をメッキ・蒸着等の手段により形成するととも
    に、対向する固定接点の接点形状を頂面に凸状湾曲面を
    有し側面に傾斜面を形成した形状とした請求項6記載の
    電磁継電器。
  8. 【請求項8】 前記可動接点を支持する接点支持体の固
    定接点対向面を凸状に湾曲形成し、接点部位に接点金属
    をメッキ・蒸着等の手段により形成した請求項6記載の
    電磁継電器。
  9. 【請求項9】 前記可動接点支持体に形成される可動接
    点間は可動接点表面よりも固定接点から後退する方向に
    凹まされている請求項7記載の電磁継電器。
  10. 【請求項10】 前記可動接点を支持する接点支持体の
    固定接点対向面を凸状に湾曲形成し、接点部位に接点金
    属をメッキ・蒸着等の手段により形成し、可動接点間は
    可動接点表面よりも固定接点から後退する方向に凹まさ
    れている請求項6記載の電磁継電器。
  11. 【請求項11】 前記可動接点を支持する接点支持体の
    両端部を曲げてアークランナを形成した請求項6または
    請求項8または請求項10記載の電磁継電器。
  12. 【請求項12】 前記電磁継電器が両切りプランジャ型
    電磁継電器である請求項1〜11の何れかに記載の電磁
    継電器。
  13. 【請求項13】 前記電磁継電器が電気自動車の駆動用
    電源システムに用いられる電磁継電器である請求項1〜
    11の何れかに記載の電磁継電器。
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