JP2022021236A - 電磁継電器 - Google Patents

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和樹 古川
Kazuki Furukawa
剛 西田
Takeshi Nishida
亮太 箕輪
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Abstract

【課題】本発明の目的は、電磁継電器においてアークを迅速に消弧すると共に、電磁継電器の大型化を防止することにある。【解決手段】電磁継電器は、第1接点と、第2接点と、磁石とを備える。第1接点は、第1表面を含む。第2接点は、第1表面と向かい合う第2表面を含む。磁石は、第1接点と第2接点との間に磁界を発生させる。第1表面は、第2表面の直径よりも大きな直径を有する。第1表面は、第2表面の曲率よりも小さな曲率を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
電磁継電器では、接点間にアークが発生することがある。その場合、アークにより電磁継電器の機械寿命が低下してしまう。そのため、例えば特許文献1に開示されている電磁継電器は、接点間に磁界を発生させる磁石を備えている。磁石は、接点が互いに向かい合う方向に対して垂直に磁界を発生させる。
特開2017-027892号公報
上記の電磁継電器では、磁界によりアークにローレンツ力が作用することで、アークが、アーク消去空間へ向けて引き延ばされる。それにより、アークが消弧される。アークを迅速に消弧するためには、アーク消去空間は広いことが好ましい。しかし、アーク消去空間を拡大させることは、電磁継電器の大型化の要因となりうる。本発明の目的は、電磁継電器においてアークを迅速に消弧すると共に、電磁継電器の大型化を防止することにある。
本発明の一態様に係る電磁継電器は、第1接点と、第2接点と、磁石とを備える。第1接点は、第1表面を含む。第2接点は、第1表面と向かい合う第2表面を含む。磁石は、第1接点と第2接点との間に磁界を発生させる。第1表面は、第2表面の直径よりも大きな直径を有する。第1表面は、第2表面の曲率よりも小さな曲率を有する。
本態様に係る電磁継電器では、第1表面の中心から離れるほど、第1表面と第2表面との間の距離が大きくなる。そのため、第1表面が平坦である場合と比べて、アークが大きく引き伸ばされる。また、アークが大きく引き伸ばされることで、アークに作用するローレンツ力が大きくなる。それにより、アークの輝点が移動しやすくなる。それにより、アークが迅速に消弧される。また、第1接点の形状により上記の効果が得られるため、電磁継電器の大型化を防止することができる。
第1接点は、第2接点の直径よりも大きな直径を有してもよい。この場合、第1接点の端部と第2接点の端部との間の距離が大きくなる。従って、アークが大きく引き伸ばされることで、アークが迅速に消弧される。
磁石は、第1表面と第2表面との間に発生したアークにローレンツ力を作用させるための磁界を発生させてもよい。第1表面と第2表面との間の距離は、第1表面の中心からローレンツ力の作用方向に向かって大きくなってもよい。この場合、アークがローレンツ力の作用方向に移動することで、アークが大きく引き伸ばされる。それにより、アークが迅速に消弧される。
電磁継電器は、第1取付面と第2取付面とをさらに備えてもよい。第1取付面には、第1接点が取り付けられてもよい。第2取付面には、第2接点が取り付けられてもよい。第2取付面から第2表面までの高さは、第1取付面から第1表面までの高さよりも大きくてもよい。この場合、第2接点の体積が大きくなることで、通電時の第2接点の温度上昇を抑えることができる。
第2接点は、第2表面と第2取付面との間に位置する第2側面をさらに含んでもよい。第2側面と第2取付面との間に角度は、鈍角であってもよい。この場合、アークが、第2接点から第2取付面へ移動し易くなる。それにより、アークが迅速に消弧される。
第2表面は、中心部と周辺部とを含んでもよい。周辺部は、中心部の周囲に位置してもよい。第2取付面から周辺部までの高さは、第2取付面から中心部までの高さよりも小さくてもよい。この場合、アークが、第2接点から第2取付面へ移動し易くなる。それにより、アークが迅速に消弧される。
本発明によれば、電磁継電器においてアークを迅速に消弧すると共に、電磁継電器の大型化を防止することができる。
実施形態に係る電磁継電器の正面断面図である。 閉状態の電磁継電器の正面断面図である。 図1におけるIII-III断面図である。 第1可動接点と第1固定接点との側面図である。 第1可動接点の上面図である。 第1可動接点の断面図である。 第1変形例に係る第1固定接点と第1可動接点との側面図である。 第2変形例に係る第1固定接点と第1可動接点との側面図である。 変形例に係る電磁継電器の断面図である。
以下、本発明の一態様に係る電磁継電器1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は電磁継電器1の正面断面図である。図1に示すように、電磁継電器1は、ハウジング2と、接点装置3と、駆動装置4とを備えている。
なお、図面を参照するときにおいて、説明を分かり易くするために図1における上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」として説明する。また、図1における紙面の手前側を「前」、奥側を「後」として説明する。ただし、これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、電磁継電器1の配置方向を限定するものではない。
ハウジング2は、樹脂などの絶縁性を有する材料で形成されている。ただし、ハウジング2は、セラミックなどの他の材料製であってもよい。ハウジング2内には、接点装置3が収容されている。
接点装置3は、第1固定端子6と、第2固定端子7と、可動接触片8と、可動機構9とを含む。第1固定端子6と第2固定端子7とは、可動接触片8の移動方向に延びている。第1固定端子6と第2固定端子7とは、左右方向に互いに間隔を隔てて配置されている。第1固定端子6の一部と、第2固定端子7の一部とは、ハウジング2の外部に突出している。第1固定端子6には、第1固定接点10が接続されている。第2固定端子7には、第2固定接点11が接続されている。第1固定接点10と第2固定接点11とは、ハウジング2内に配置されている。
可動接触片8は、左右方向に延びている。可動接触片8は、ハウジング2内に配置されている。可動接触片8には、第1可動接点12と第2可動接点13とが接続されている。第1可動接点12は、第1固定接点10に向かい合っている。第2可動接点13は、第2固定接点11に向かい合っている。第1可動接点12は、第2可動接点13と左右方向に間隔を隔てて配置されている。
可動接触片8は、接触方向と開離方向とに移動可能である。接触方向は、可動接点12,13が、固定接点10,11に近づく方向である。開離方向は、可動接点12,13が、固定接点10,11から離れる方向である。本実施形態では、可動接触片8は、上下方向に移動可能である。
可動機構9は、可動接触片8を支持する。可動機構9は、閉位置と開位置とに移動可能に設けられる。可動機構9が閉位置では、固定接点10,11と可動接点12,13とが互いに接触する。可動機構9が開位置では、固定接点10,11と可動接点12,13とが互いに開離する。可動機構9は、駆動軸15と接点バネ16とを含む。駆動軸15は、可動接触片8に連結される。駆動軸15は、上下方向に延びており、可動接触片8を上下方向に貫通している。駆動軸15は、上下方向に移動可能に設けられる。接点バネ16は、可動接触片8を接触方向に付勢する。
駆動装置4は、コイル21と、スプール22と、可動鉄心23と、固定鉄心24と、ヨーク25と、復帰バネ26とを含む。駆動装置4は、電磁力によって、可動機構9を介して可動接触片8を接触方向と開離方向とに移動させる。コイル21は、スプール22に巻回されている。可動鉄心23と、固定鉄心24とは、スプール22内に配置されている。可動鉄心23は、駆動軸15に接続されている。可動鉄心23は、上下方向に移動可能である。固定鉄心24は、可動鉄心23と向かい合って配置されている。復帰バネ26は、可動鉄心23を開離方向に付勢している。
図1に示す電磁継電器1は、開状態である。開状態では、可動接点12,13は、固定接点10,11から開離している。コイル21が通電されると、コイル21から発生する磁界による磁力によって、可動鉄心23が固定鉄心24に吸引される。それにより、可動鉄心23と駆動軸15とが、復帰バネ26の付勢力に抗して、接触方向に移動する。それにより、図2に示すように、可動接触片8と可動接点12,13とが接触方向に移動し、可動接点12,13が固定接点10,11に接触する。それにより、電磁継電器1は、図2に示すように閉状態となる。なお、可動接点12,13が固定接点10,11に接触した後、駆動軸15がさらに接触方向へ移動することによって、接点バネ16が圧縮される。
コイル21への通電がオフにされると、可動鉄心23と駆動軸15とが、復帰バネ26の付勢力によって、開離方向へ移動する。それにより、可動接触片8と可動接点12,13とが開離方向に移動し、図1に示すように、可動接点12,13が固定接点10,11から開離する。
図3は、図1におけるIII-III断面図である。図3に示すように、電磁継電器1は、磁石27,28を備えている。磁石27,28は、永久磁石である。ただし、磁石27,28の一方は、ヨークであってもよい。磁石27,28は、接点10-13において発生するアークの輝点を、磁力によって所定方向に向かって移動させるように配置される。
図3に示すように、磁石27,28は、ハウジング2内に磁界B1を発生させる。図3において、二点鎖線の矢印は、磁界B1の向きを示している。磁石27,28は、第1可動接点12と第1固定接点10との間に、磁界B1を発生させる。磁界B1は、第1可動接点12と第1固定接点10とが向かい合う方向に対して垂直な方向への磁束を有する。磁石27,28は、第2可動接点13と第2固定接点11との間に、磁界B1を発生させる。磁界B1は、第2可動接点13と第2固定接点11とが向かい合う方向に対して垂直な方向への磁束を有する。それにより、接点10-13に生じるアークにローレンツ力が作用して、アークの輝点が、ローレンツ力の方向に移動する。また、アークが、ローレンツ力の方向に伸長される。
図3において、実線の矢印F1,F1’は、電流が正方向に流れる場合のローレンツ力(以下、「第1ローレンツ力」と呼ぶ)の向きを示している。正方向とは、第1固定端子6から、可動接触片8を経て、第2固定端子7への電流の流れを意味する。電流が正方向に流れる場合、第1可動接点12と第1固定接点10との間に発生したアークの輝点は、第1ローレンツ力F1の方向に移動する。第2可動接点13と第2固定接点11との間に発生したアークの輝点は、第1ローレンツ力F1’の方向に移動する。
図3において、破線の矢印F2,F2’は、電流が逆方向に流れる場合のローレンツ力(以下、「第2ローレンツ力」と呼ぶ)の向きを示している。逆方向とは、第2固定端子7から、可動接触片8を経て、第1固定端子6への電流の流れを意味する。電流が逆方向に流れる場合、第1可動接点12と第1固定接点10との間に発生したアークの輝点は、第2ローレンツ力F2の方向に移動する。第2可動接点13と第2固定接点11との間に発生したアークの輝点は、第2ローレンツ力F2’の方向に移動する。
図4は、第1可動接点12と第1固定接点10との側面図である。図5は、第1可動接点12の上面図である。図4に示すように、第1可動接点12は、第1固定接点10の直径よりも大きな直径を有する。可動接触片8は、第1取付面31を含む。第1可動接点12は、第1取付面31に取り付けられている。第1固定端子6は、第2取付面32を含む。第1固定接点10は、第2取付面32に取り付けられている。
図4および図5に示すように、第1可動接点12は、第1表面33と第1側面34とを含む。第1表面33は、第1可動接点12の中心に配置されている。第1側面34は、第1表面33と第1取付面31との間に位置している。第1側面34は、第1表面33の周囲に配置されている。図5に示すように、第1側面34は、第1表面33の径方向外方に位置している。第1側面34は、上下方向及び水平方向に対して傾斜している。
第1固定接点10は、第2表面35と第2側面36とを含む。第2表面35は、第1固定接点10の中心に配置されている。第2側面36は、第2表面35と第2取付面32との間に位置している。第2側面36は、第2表面35の周囲に配置されている。第2側面36は、第2表面35の径方向外方に位置している。第2側面36は、上下方向に延びている。
第1表面33は、第2表面35の直径D2よりも大きな直径D1を有する。第1表面33は、第2表面35の曲率R2よりも小さな曲率R1を有する。なお、第2表面35は平坦であってもよい。図6は、第1可動接点12の断面図である。図6に示すように、平面P1と第1表面33との間の距離L1は、第1可動接点12の径方向外方に向かって大きくなる。平面P1は、第1表面33の頂点を通る水平な仮想面である。平面P1と第1側面34との間の距離L2は、第1可動接点12の径方向外方に向かって大きくなる。
第2表面35と第2側面36とは、第1表面33と向かい合っている。第2表面35と第2側面36とは、第1表面33の直上に位置している。すなわち、上面視で、第2表面35と第2側面36とは、第1表面33と重なる。第2側面36の直径D4は、第1側面34の直径D3よりも小さい。第2側面36の直径D4は、第1表面33の直径D1よりも小さい。第2側面36は、上下方向に対して傾斜していてもよい。その場合、上述した第2側面36の直径D4は、第2側面36の直径の最大値であってもよい。第1側面34の直径D3は、第1側面34の直径の最大値を意味する。
第2取付面32から第2表面35までの高さH2は、第1取付面31から第1表面33までの高さH1よりも大きい。第2表面35が曲面である場合には、第2取付面32から第2表面35までの高さH2は、第2取付面32から第2表面35までの高さの最大値を意味する。第1取付面31から第1表面33までの高さH1は、第1取付面31から第1表面33までの高さの最大値を意味する。
上述したように、磁石27,28は、第1可動接点12と第1固定接点10との間に、磁界B1を発生させる。それにより、第1可動接点12と第1固定接点10との間に発生したアークには、第1ローレンツ力F1が作用する。なお、図4において、破線はアークを示している。第1表面33と第2表面35との間の距離は、第1表面33の中心から第1ローレンツ力F1の作用方向に向かって大きくなる。
本実施形態に係る電磁継電器では、第1表面33の中心から第1ローレンツ力F1の方向に離れるほど、第1表面33と第2表面35との間の距離が大きくなる。そのため、第1表面33が平坦である場合と比べて、アークが大きく引き伸ばされる。また、アークが大きく引き伸ばされることで、アークに作用するローレンツ力が大きくなる。それにより、アークの輝点が移動しやすくなる。それにより、アークが迅速に消弧される。また、第1可動接点12の形状により上記の効果が得られるため、電磁継電器1の大型化を防止することができる。
また、第1固定接点10の直径が、第1可動接点12の直径よりも小さい場合、通電により第1固定接点10の温度が上昇しやすくなる。しかし、本実施形態では、第1固定接点10の高さH2は、第1可動接点12の高さH1よりも大きい。それにより、第1固定接点10の体積が大きくなることで、通電時の第1固定接点10の温度上昇が抑えられる。
なお、第2固定接点11は、第1固定接点10と同様の形状を有している。第2可動接点13は、第1可動接点12と同様の形状を有している。ただし、第2固定接点11は、第1可動接点12と同様の形状を有してもよい。第2可動接点13は、第1固定接点10と同様の形状を有してもよい。電磁継電器1が極性を有する場合、陰極である接点の方が、陽極である接点よりも大きな直径を有することが好ましい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、可動接触片8の形状が変更されてもよい。第1可動接点12と第2可動接点13とは、可動接触片8と一体であってもよい。第1固定接点10は、第1固定端子6と一体であってもよい。第2固定接点11は、第2固定端子7と一体であってもよい。可動接点の数は、2つに限らず、2つより多くてもよい。固定接点の数は、2つに限らず、2つより多くてもよい。可動機構9の構成は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。駆動装置4の構成は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。
磁石27,28の配置、或いは磁石27,28による磁界B1の配置は、変更されてもよい。第1固定接点10と第1可動接点12との形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。第2固定接点11と第2可動接点13との形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、固定接点10,11は、複数の材料で形成されてもよく、或いは単一の材料で形成されてもよい。可動接点12,13は、複数の材料で形成されてもよく、或いは単一の材料で形成されてもよい。
図7は、第1変形例に係る第1固定接点10と第1可動接点12との側面図である。図7に示すように、第1固定接点10の第2側面36と、第2取付面32との間の角度θは、鈍角であってもよい。この場合、アークが、第1固定接点10から第2取付面32へ移動し易くなる。それにより、アークが迅速に消弧される。
図8は、第2変形例に係る第1固定接点10と第1可動接点12との側面図である。図8に示すように、第2表面35は、中心部37と、周辺部38と、段部39を含んでもよい。中心部37は、第1固定接点10の中心に位置している。周辺部38は、中心部37の周囲に位置している。段部39は、中心部37と周辺部38との間に位置する。段部39は、周辺部38から中心部37へ向かって突出している。第2取付面32から周辺部38までの高さH4は、第2取付面32から中心部37までの高さH3よりも小さい。この場合、アークが、第1固定接点10から第2取付面32へ移動し易くなる。それにより、アークが迅速に消弧される。
なお、上記の実施形態では、第1可動接点12が第1接点の一例であり、第1固定接点10が第2接点の一例である。しかし、第1可動接点12が第2接点の一例であり、第1固定接点10が第1接点の一例であってもよい。すなわち、第1可動接点12と第1固定接点10との形状は、上記の実施形態と逆であってもよい。第1変形例、或いは第2変形例において、第1可動接点12と第1固定接点10との形状が逆であってもよい。或いは、第1変形例、或いは第2変形例において、第1可動接点12が第1固定接点10と同様の形状を有してもよい。
上記の実施形態に係る電磁継電器1は、いわゆるプランジャ型の電磁継電器である。しかし、電磁継電器は、他の種類のものであってもよい。例えば、図9は、変形例に係る電磁継電器1aの断面図である。変形例に係る電磁継電器1aは、いわゆるヒンジ型の電磁継電器である。ヒンジ型の電磁継電器1aは、ハウジング2aと、接点装置3aと、駆動装置4aとを備えている。駆動装置4aは、コイル21aと、スプール22aと、可動鉄片23aと、鉄心24aと、ヨーク25aとを備える。
コイル21aは、スプール22aに巻回されている。鉄心24aは、スプール22a内に配置されている。可動鉄片23aは、コイル21aによって発生する磁界によって、鉄心24aに吸着される。可動鉄片23aには、図示しない復帰バネが取り付けられている。
接点装置3aは、第1端子6aと、第2端子7aと、可動接触片8aと、固定接点10aと、可動接点12aと、カード9aとを含む。第1端子6aと第2端子7aとは、ハウジング2aの外部へ突出している。固定接点10aは、第1端子6aに取り付けられている。可動接触片8aは、第2端子7aに接続されている。可動接点12aは、可動接触片8aに取り付けられている。可動接点12aは、固定接点10aと向かい合っている。カード9aは、可動鉄片23aと可動接触片8aとの間に配置されている。コイル21aが通電されると、可動鉄片23aは、鉄心24aに吸着されることで、カード9aを押圧する。それにより、カード9aは可動接触片8aを押圧する。その結果、可動接点12aが固定接点10aに接触する。コイル21aへの通電が解除されると、復帰バネの弾性力によって、可動鉄片23aが元の位置に戻る。それにより、カード9aによる可動接触片8aへの押圧が解除され、可動接触片8aは、可動接触片8aの弾性力によって元の位置に戻る。それにより、可動接点12aが固定接点10aから離れる。
電磁継電器1aは、磁石27aを備えている。磁石27aは、可動接点12aと固定接点10aとの間に磁界を発生させる。それにより、可動接点12aと固定接点10aとの間に発生したアークに、ローレンツ力が作用する。可動接点12aは、上述した実施形態の第1固定接点10aと同じ形状であってもよい。固定接点10aは、上述した実施形態の第1可動接点12aと同じ形状であってもよい。或いは、可動接点12aは、上述した実施形態の第1可動接点12aと同じ形状であってもよい。固定接点10aは、上述した実施形態の第1固定接点10aと同じ形状であってもよい。
本発明によれば、電磁継電器においてアークを迅速に消弧すると共に、電磁継電器の大型化を防止することができる。
10 第1固定接点(第2接点)
12 第1可動接点(第1接点)
27 磁石
31 第1取付面
32 第2取付面
33 第1表面
36 第2側面
37 中心部
38 周辺部

Claims (6)

  1. 第1表面を含む第1接点と、
    前記第1表面と向かい合う第2表面を含む第2接点と
    前記第1接点と前記第2接点との間に磁界を発生させる磁石と、
    を備え、
    前記第1表面は、前記第2表面の直径よりも大きな直径を有し、
    前記第1表面は、前記第2表面の曲率よりも小さな曲率を有する、
    電磁継電器。
  2. 前記第1接点は、前記第2接点の直径よりも大きな直径を有する、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記磁石は、前記第1表面と前記第2表面との間に発生したアークにローレンツ力を作用させるための磁界を発生させ、
    前記第1表面と前記第2表面との間の距離は、前記第1表面の中心から前記ローレンツ力の作用方向に向かって大きくなる、
    請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  4. 前記第1接点が取り付けられる第1取付面と、
    前記第2接点が取り付けられる第2取付面と、
    をさらに備え、
    前記第2取付面から前記第2表面までの高さは、前記第1取付面から前記第1表面までの高さよりも大きい、
    請求項1から3のいずれかに記載の電磁継電器。
  5. 前記第2接点は、前記第2表面と前記第2取付面との間に位置する第2側面をさらに含み、
    前記第2側面と第2取付面との間の角度は、鈍角である、
    請求項4に記載の電磁継電器。
  6. 前記第2表面は、
    中心部と、
    前記中心部の周囲に位置する周辺部と、
    を含み、
    前記第2取付面から前記周辺部までの高さは、前記第2取付面から前記中心部までの高さよりも小さい、
    請求項4に記載の電磁継電器。
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