JP5385877B2 - 電磁開閉器 - Google Patents

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Description

本発明は、電流路に介挿された固定接触子及び可動接触子を有する接点装置と、可動接触子を駆動する電磁石とを備えた電磁開閉器に関するものである。
この種の電磁開閉器としては、例えば、円環状のコアベース上部と、円環状のコアベース底部と、これらコーベース上部及びコアベース底部の外周縁間を連結するコア外壁とで中空キャビティを形成し、この中空キャビティ内に励磁コイルを装着するとともに、コーベース上部の中心開口に円筒状のコアセンターを挿通してコアアセンブリーを形成し、コアセンターの外周部に有底円筒部材を外嵌し、この有底円筒部材内にコアセンターの下面に所定ギャップを介して対向する可動可能なプランジャを配設し、このプランジャにコアセンター内を通じて上方に延長して可動接点を保持するアーマチュアシャフトを固定した密閉型リレー装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、励磁コイルを巻装した円筒部の両端にフランジ部を有するボビンの上部側及び下部側に個別にボビンの円筒部に内嵌される円筒部とその外側に形成に形成されたフランジ部とを有する第1のヨーク及び第2のヨークが配設され、第2のヨークの内周面に可動鉄心を摺動可能に配設し、この可動鉄心に連結軸を介して可動接触子を保持した構成を有する電磁開閉装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特表平9−510040号公報 特開2006−19148号公報
ところで、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、励磁コイルの内周側に固定鉄心となるコアセンターの接極面と可動鉄心となるプランジャとの接極面とが互いに所定ギャップを介して対向配置されており、可動鉄心を案内するためにコアセンターの外周面に外嵌された有底円筒部材を必要としている。このように、励磁コイルの中心側に固定鉄心及び可動鉄心の接極面を配置する場合には、小ストロークで吸引力を効率的に出力ための要件となる接極面積の拡大と励磁コイルのコイル巻装量の増加との2つの要件を同時に満足することができないという未解決の課題がある。すなわち、接極面積を拡大する場合には、励磁コイルを巻装するボビンの内径を大きくする必要があり、これによってコイル巻装量が減少してしまい。逆に、コイル巻装量を増加させるためにボビンの内径を小さくすると固定鉄心と可動鉄心との間の接極面積を確保できなくなり、接極面積の拡大とコイル巻装量の増加とはトレードオフの関係にある。このため、小ストロークで吸引力を効率的に出力することができないという未解決の課題がある。
また、可動鉄心を案内するために有底円筒部材を必要とし部品点数が増加するとともに、この有底円筒部材の内径寸法を高精度にする必要があると共に、有底円筒部材を特殊な絞り加工で形成するため製造コストが嵩む等の未解決の課題がある。
また、特許文献2に記載された従来例にあっては、特殊な有底円筒部材を必要としないものの、可動鉄心を第2のヨークで案内するので、この第2のヨークの内径寸法を高精度にする必要があると共に、前述した特許文献1に記載された従来例と同様に接極面積の拡大とコイル巻装量の増加とがトレードオフの関係にあり、小ストロークで吸引力を効率的に出力することができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、励磁コイル内に可動鉄心を案内する案内面を形成する必要がなく、小ストロークで吸引力を効率的に出力することができる電磁開閉器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一の形態に係る電磁開閉器は、消弧室容器内に所定間隔を保って固定された一対の固定接触子と該一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子とを有する接点装置と、前記可動接触子を駆動する電磁石装置とを備え、前記電磁石装置は、筒状の励磁コイルと、該励磁コイルの中心を通る固定鉄心と、前記励磁コイルの外側を覆う磁気ヨークと、前記固定鉄心及び前記磁気ヨークと対向して前記消弧室容器内に可動自在に配設され、且つ前記可動接触子を支持する可動鉄心とを有し、前記固定鉄心及び前記磁気ヨークの接極面を前記励磁コイルより前記接点装置側に形成したことを特徴としている。
この構成によると、固定鉄心及び磁気ヨークの接極面が励磁コイルの接点装置側に形成されているので、励磁コイル内に可動鉄心を設ける必要がなく、コイル巻装量を増加させながら接極面積を増加させることができる。
また、本発明の他の形態に係る電磁開閉器は、前記固定鉄心と前記磁気ヨークとに3以上の接極面が形成されていることを特徴としている。
この構成によると、固定鉄心と磁気ヨークとに3つ以上の接極面が形成されているので、接極面積の増加を容易に行うことができる。
また、本発明の他の形態に係る電磁開閉器は、前記固定鉄心は前記励磁コイルに挿通される棒部と該棒部の前記接点装置側の端部に連結された前記励磁コイルの前記接点装置側端部を覆う平板部とでT字状に形成され、前記磁気ヨークは前記固定鉄心の前記平板部における少なくとも2以上の端部に対して磁気ギャップを介して対向する2以上の対向板部を有することを特徴としている。
この構成によると、励磁コイルの接点装置側に固定鉄心の平板部で磁気回路を構成する一方の接極面を形成し、磁気ヨークの対向板部で他方の2以上の接極面を形成することができ、コイル巻装量を増加させながら接極面積を増加させることができる。
また、本発明の他の形態に係る電磁開閉器は、前記磁気ヨークの対向板部は、非磁性部材で覆われていることを特徴としている。
この構成によると、磁気ヨークの対向板部を、非磁性ギャップを介して可動鉄心に対向させることができ、接点装置の開成時の釈放特性を確保することができる。
また、本発明の他の形態に係る電磁開閉器は、前記非磁性部材は、前記消弧室容器であることを特徴としている。
この構成によると、非磁性部材を別途用意する必要がなく、部品点数を減少させることができる。
また、本発明の他の形態に係る電磁開閉器は、前記可動鉄心は、復帰弾性体によって前記接点装置側に付勢され、且つガイド部材によって昇降可能に案内され、さらに前記可動接触子を保持する接触子ホルダが固定されていることを特徴としている。
この構成によると、消弧室容器内で可動鉄心をガイド部材によって昇降可能に案内することができる。
本発明によれば、電磁石装置の可動鉄心と固定鉄心との接極面を励磁コイルより接点装置側に形成したので、励磁コイルの中心部に可動鉄心が配設されることはなく、可動鉄心を案内する案内部材を設ける必要がないので、この分部品点数を減少させることができるとともに、励磁コイルの中心側には接極面を設けず固定鉄心のみを配置すればよいので、励磁コイルの巻装量を多くすることが可能となり、さらには固定鉄心と可動鉄心との間に広い接極面積を確保して、小ストロークで吸引力を効率的に出力することができるという効果が得られる。
本発明を電磁接触器に適用した場合の一実施形態を示す断面図である。 図1のA−A線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の接点装置を電磁開閉器としての電磁接触器に適用した場合の一例を示す断面図である。この図1において、1は接点装置であって、この接点装置1の下面側に直流操作形の電磁石装置2が配設されている。
接点装置1は、例えば非磁性体且つ絶縁処理を施した非鉄金属又は合成樹脂製等の消弧室容器3を有し、この消弧室容器3内に接点機構4が配設されている。消弧室容器3は、下端面が開放された有底筒体3aと、この有底筒体3aの下端面を閉塞する底板部3bとで構成されている。底板部3bは、中央部に下方に突出する凸部3cを有し、この凸部3cの中心位置に後述する固定鉄心12の軸部12aを挿通する挿通孔3dが形成されている。
接点機構4は、固定接触子4a,4bと可動接触子5で構成されている。固定接触子4a,4bは、消弧室容器3の有底筒体3aの対向する壁面に、内側端を所定距離離間させ、且つ外側端を消弧室容器3の外側に突出させて固定支持されている。
また、可動接触子5は、平板状に形成され、固定接触子4a,4bの上端側に所定距離を隔てて接離自在に対向配置されている。この可動接触子5は接触子ホルダ6に接触スプリング7によって下方に付勢されて装着されている。
また、消弧室容器3の下面側には電磁石装置2が配設されている。この電磁石装置2は、軸方向を上下方向とする円筒部10aとその両端から外方に突出するフランジ部10b及び10cとで構成されるコイルボビン10を備えている。このコイルボビン10の円筒部10a及びフランジ部10b及び10cで囲まれる円筒空間に励磁コイル11が巻装されている。
また、コイルボビン10の円筒部10aの内周面に固定鉄心12が挿通されている。この固定鉄心12はコイルボビン10の円筒部10aに挿通される軸部12aと、この軸部12aの接点装置1側となる上端から軸直角方向に延長する平板部12bとでT字形状に構成されている。ここで、平板部12bの上面は、消弧室容器3の底板部3bの上面より低い位置となるように設定されている。
また、コイルボビン10の外側に磁気ヨーク13が配設されている。この磁気ヨーク13は、フランジ部10cを支持する底板部13aと、この底板部13aの外周縁から上方に延長する筒部13bと、この筒部13bの上端から内方に固定鉄心12の平板部12bの外方端に所定のギャップを介して対向する対向板部としての一対のフランジ部13cとで構成されている。
そして、固定鉄心12の平板部12bが前述した消弧室容器3の底板部3bに形成した凸部3cの内側に固定されているとともに、磁気ヨーク13のフランジ部13cの上面が消弧室容器3の底板部3bにおける凸部3cの外方側の下面に接触されている。つまり、磁気ヨーク13のフランジ部13cの上面が消弧室容器3の底板部3bによって覆われて、非磁性ギャップが形成されている。
そして、消弧室容器3内において、電磁石装置2の固定鉄心12の平板部12b及び磁気ヨーク13のフランジ部13cと上方から対向するように可動鉄心14が上下方向に可動自在に配設されている。この可動鉄心14は、図2に示すように、平板状に形成され、その前後両端部に例えば断面半円状のガイド凹部14a,14bが形成されている。これらガイド凹部14a,14bは消弧室容器3の底板部に上方に突出形成された前後一対のガイド凹部14a,14bに係合する断面半円状のガイド凸部15a,15bを形成したガイド部材15c,15dによって上下方向に案内されている。
また、固定鉄心12の上面及び可動鉄心14の下面との間に復帰弾性部材としての復帰スプリング16が配設され、この復帰スプリング16によって可動鉄心14が固定鉄心12の平板部12bから上方に離間する方向に付勢されている。そして、可動鉄心14の上方位置が、図1に示すように、ガイド部材15c及び15dの上部に形成された係止片15e及び15fによって規制されている。
そして、可動鉄心14の上面中央部に前述した固定接触子4a,4b間を通って上方に延長する接触子ホルダ6が固定されている。
この実施形態においては、電磁石装置2の励磁コイル11の接点装置1側の外側に、固定鉄心12の平板部12bと、この平板部12bの左右方向の両端部に水平方向に所定ギャップを介して対向する磁気ヨーク13の一対のフランジ部13cとが配設されている。したがって、固定鉄心12の平板部12bが磁気回路を構成する一方の接極面Faを形成し、磁気ヨーク13の一対のフランジ部13cが他方の接極面となる2つの接極面Fb及びFcを形成する。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、電磁石装置2の励磁コイルが直流電流を供給しない非通電状態であるときには、固定鉄心12及び磁気ヨーク13で形成される磁気回路には磁束が流れず、固定鉄心12と磁気ヨーク13の一対のフランジ部13cとで形成される3つの接極面Fa、Fb及びFcでは吸引力が働かない状態となっている。
このため、可動鉄心14は、復帰スプリング16によって、固定鉄心12の平板部12bから離間する上方向に付勢され、この可動鉄心14の上面がガイド部材15c,15dの上面に形成された係止片15e及び15fに当接することにより上方位置が規制されている。
この状態では、固定鉄心12の平板部12bの上面と可動鉄心14の下面との間に例えば2mm程度のギャップが形成される。このとき、可動鉄心14に形成された接触子ホルダ6に保持された可動接触子5が接触スプリング7によって下方に付勢されているが、可動接触子5と固定接触子4a及び4bとの間も2mm程度離間して、接点装置1が開成状態となっており、一方の固定接触子4aに供給される電力が固定接触子4b側に供給されず、電力遮断状態となっている。
この接点装置1の開成状態から、励磁コイル11に通電すると、この励磁コイル11を囲む固定鉄心12と磁気ヨーク13とで形成される磁気回路に磁束が流れることになり、固定鉄心12と磁気ヨーク13の一対のフランジ部13cとでなる3つの接極面FaとFb及びFcとで吸引力が発生し、可動鉄心14を復帰スプリング16に抗して下方に吸引する。
このため、可動鉄心14が下方に移動して消弧室容器3の底板部3bの上面に接触し、可動鉄心14の下面が磁気ヨーク13の一対のフランジ部13cと消弧室容器3の底板部3bで形成される非磁性ギャップを介して対向することになる。このとき、可動鉄心14に形成された接触子ホルダ6に保持されている可動接触子5も下方に移動し、固定接触子4a及び4b間に接触スプリング7による接触圧で接触する。これにより、固定接触子4a及び4b間が可動接触子5によって導通状態となり接点装置1が閉成状態となる。
この接点装置1の閉成状態から励磁コイル11への通電を停止すると、電磁石装置2の固定鉄心12と磁気ヨーク13の一対のフランジ部13cとの接極面Fa、Fb及びFcにおける吸引力が消滅する。これによって、可動鉄心14が復帰スプリング16によって固定鉄心12と磁気ヨーク13のフランジ部13cとで形成される接極面Fa、Fb及びFcから離れて上方に移動する。このため、可動接触子5が上方に移動して、固定接触子4a及び4b間から離間して、接点装置1が開成状態に復帰する。
このように、上記実施形態によると、電磁石装置2の固定鉄心12と磁気ヨーク13の一対のフランジ部13cとで形成される接極面Fa、Fb及びFcが励磁コイル11を巻装したコイルボビン10の接点装置1側に形成されている。このため、励磁コイル11内には固定鉄心12の軸部12aが挿通されているだけであり、可動部は存在しないので、励磁コイル11内に案内部材を配置する必要がなく、この分部品点数を減少させることができる。
しかも、励磁コイル11内に挿通される固定鉄心12の軸部12aは磁路を形成するだけでよいので、大きな断面積を必要とすることはなく、コイルボビン10の円筒部10aの内径を小さくしてコイルボビン10に巻装する励磁コイル11の巻装量を十分に確保して、磁束を確保することができる。
これに加えて、固定鉄心12と磁気ヨーク13の一対のフランジ部13cとで形成される3つの接極面Fa、Fb及びFcはコイルボビン10の接点装置1側に形成されており、コイル巻装量とのトレードオフを生じることはなく、広い接極面積を確保することができるので、電磁石装置2によって小ストロークで吸引力を効率的に出力することができる。
また、接点装置1の閉成状態から開成状態とする可動接触子5の釈放特性を確保するために必要な非磁性ギャップを消弧室容器3の底板部3bを利用することができるので、別途非磁性ギャップを形成する必要がなく、この分でも部品点数を減少させることができる。このとき、消弧室容器3の強度を確保するために、消弧室容器3の厚みを厚くした場合でも、前述したように固定鉄心12の平板部12bを消弧室容器3内に形成することにより、磁気抵抗を小さくして、必要な磁気特性を確保することができる。
なお、上記実施形態においては、消弧室容器3内に電磁石装置2における固定鉄心12の平板部12bを配置する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、消弧室容器3の厚みを薄くして磁気抵抗を小さくすることができる場合には、固定鉄心12の平板部12bを消弧室容器3の外側に配設するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、磁気ヨーク13に2つの接極面Fb及びFcを形成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、磁気ヨーク13のフランジ部13cを固定鉄心12の平板部12bの他の対向面にも設けて3つ以上の接極面を形成するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、本発明を電磁接触器に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電磁継電器などの他の電磁開閉器に本発明を適用することができる。
1…接点装置、2…電磁石装置、3…消弧室容器、3a…有底筒体、3b…底板部、3c…凸部、4a,4b…固定接触子、5…可動接触子、6…接触子ホルダ、7…接触スプリング、10…コイルボビン、11…励磁コイル、12…固定鉄心、12a…軸部、12b…平板部、13…磁気ヨーク、13a…底板部、13b…筒部、13c…フランジ部、14…可動鉄心、15c,15d…ガイド部材、15e,15f…係止片、16…復帰スプリング

Claims (6)

  1. 消弧室容器内に所定間隔を保って固定された一対の固定接触子と該一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子とを有する接点装置と、
    前記可動接触子を駆動する電磁石装置とを備え、
    前記電磁石装置は、筒状の励磁コイルと、該励磁コイルの中心を通る固定鉄心と、前記励磁コイルの外側を覆う磁気ヨークと、前記固定鉄心及び前記磁気ヨークと対向して前記消弧室容器内に可動自在に配設され、且つ前記可動接触子を支持する可動鉄心とを有し、前記固定鉄心及び前記磁気ヨークの接極面を前記励磁コイルより前記接点装置側に形成したことを特徴とする電磁開閉器。
  2. 前記固定鉄心と前記磁気ヨークとに3以上の接極面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁開閉器。
  3. 前記固定鉄心は前記励磁コイルに挿通される棒部と該棒部の前記接点装置側の端部に連結された前記励磁コイルの前記接点装置側端部を覆う平板部とでT字状に形成され、前記磁気ヨークは前記固定鉄心の前記平板部における少なくとも2以上の端部に対して磁気ギャップを介して対向する2以上の対向板部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁開閉器。
  4. 前記磁気ヨークの対向板部は、非磁性部材で覆われていることを特徴とする請求項3に記載の電磁開閉器。
  5. 前記非磁性部材は、前記消弧室容器であることを特徴とする請求項4に記載の電磁開閉器。
  6. 前記可動鉄心は、復帰弾性体によって前記接点装置側に付勢され、且つガイド部材によって昇降可能に案内され、さらに前記可動接触子を保持する接触子ホルダが形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電磁開閉器。
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