JP2019140207A - 電磁石装置及び電磁継電器 - Google Patents

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Ryosuke Ozaki
良介 尾▲崎▼
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和広 小玉
聖也 坂口
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聖也 坂口
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Shinya Kimoto
進弥 木本
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Abstract

【課題】駆動対象となる複数の装置を制御することができる電磁石装置及び電磁継電器を提供する。【解決手段】電磁石装置10は、通電により磁束を発生する励磁コイル14と、第1固定子12a及び第2固定子12bと、第1可動子13a及び第2可動子13bと、継鉄11とを備える。第1可動子13aは、励磁コイル14の通電に応じて、第1固定子12aとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する。第2可動子13bは、第2固定子12bとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する。継鉄11は、第1固定子12aと第2固定子12bと第1可動子13aと第2可動子13bと共に、励磁コイル14の磁束が通る磁気回路を構成する。励磁コイル14で第1可動子13a及び第2可動子13bの双方を駆動する。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に電磁石装置及び電磁継電器に関し、より詳細には励磁コイルの磁束が通る磁気回路を有する電磁石装置及び電磁継電器に関する。
従来、接点装置を駆動する電磁石装置がある(例えば、特許文献1)。特許文献1では、電磁石装置は、励磁コイル(励磁用巻線)に通電することで生じる電磁力によって、可動接触子を移動させて、接点装置が有する固定端子の固定接点に可動接触子の可動接点を接触させる。
特開2014−232668号公報
特許文献1の電磁石装置では、励磁コイル(励磁用巻線)に通電することで、継鉄、固定鉄芯及び可動鉄芯との間で磁気回路が形成され、可動鉄芯が固定鉄芯と磁気結合するように移動する。可動鉄芯が移動するに伴って、可動接触子が移動している。つまり、特許文献1では、1つの電磁石装置が1つの接点装置を駆動させている。
近年、1つの電磁石装置が、複数の接点装置を駆動させることが望まれている。
本開示は上記課題に鑑みてなされ、駆動対象となる複数の装置を制御することができる電磁石装置及び電磁継電器を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る電磁石装置は、通電により磁束を発生する励磁コイルと、第1固定コア及び第2固定コアと、第1可動コア及び第2可動コアと、継鉄とを備える。前記第1可動コアは、前記励磁コイルの通電に応じて、前記第1固定コアとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する。前記第2可動コアは、前記第2固定コアとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する。前記継鉄は、前記第1固定コアと前記第2固定コアと前記第1可動コアと前記第2可動コアと共に、前記励磁コイルの磁束が通る磁気回路を構成する。前記励磁コイルで第1可動コア及び前記第2可動コアの双方を駆動する。
本開示の一態様に係る電磁継電器は、前記電磁石装置と、第1固定接点と、第2固定接点と、第1可動接点と、第2可動接点とを備える。前記第1可動接点は、前記第1可動コアの移動に応じて、前記第1固定接点に接触する閉位置と前記第1固定接点から離れる開位置との間で移動する。前記第2可動接点は、前記第2可動コアの移動に応じて、前記第2固定接点に接触する閉位置と前記第2固定接点から離れる開位置との間で移動する。
本開示によると、駆動対象となる複数の装置を制御することができる。
図1は、本実施形態の一態様に係る電磁継電器の断面図である。 図2は、同上の電磁継電器の斜視図である。 図3は、変形例1に係る電磁継電器の断面図である。 図4は、変形例1に係る別の電磁継電器の断面図である。 図5は、変形例2に係る電磁継電器の断面図である。 図6は、変形例2に係る別の電磁継電器の一部断面図である。 図7は、変形例3に係る電磁継電器の斜視図である。 図8は、変形例におけるヒンジタイプの電磁石装置の概念を説明する図である。
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されることなく、この実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態及び変形例において、説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態)
本実施形態に係る接点装置1及び電磁継電器100について、図1〜図2を用いて説明する。
(1)構成
(1.1)全体構成
本実施形態に係る電磁継電器100は、2つの接点装置1と、1つの電磁石装置10とを備えている(図2参照)。なお、以下の説明において、2つの接点装置1を区別する場合には、接点装置1a,1bと記載する。
各接点装置1は、一対の固定端子31,32と、可動接触子8とを有する(図1参照)。各固定端子31,32は、固定接点311,321を保持する(図1参照)。可動接触子8は、一対の可動接点81,82を保持する(図1参照)。接点装置1aの固定接点311,321が本開示の第1可動接点に、接点装置1bの固定接点311,321が本開示の第2可動接点に、それぞれ相当する。
電磁石装置10は、第1可動子13a(第1可動コア)、第2可動子13b(第2可動コア)及び励磁コイル14を有している(図1参照)。電磁石装置10は、励磁コイル14への通電時に励磁コイル14で生じる磁界によって第1可動子13a及び第2可動子13bを吸引する。第1可動子13a及び第2可動子13bの吸引に伴って、接点装置1a,1bのそれぞれの可動接触子8が開位置から閉位置に移動する。本開示でいう「開位置」は、可動接点81,82が固定接点311,321から離れるときの可動接触子8の位置である。本開示でいう「閉位置」は、可動接点81,82が固定接点311,321に接触するときの可動接触子8の位置である。
また、本実施形態では、第1可動子13a及び第2可動子13bは、直線L1上に配置され、直線L1に沿って直進往復移動するように構成されている。
本実施形態では、2つの接点装置1が、図1に示すように電磁石装置10と共に電磁継電器100を構成する場合を例として説明する。ただし、各接点装置1は、電磁継電器100に限らず、例えばブレーカ(遮断器)又はスイッチ等に用いられていてもよい。本実施形態においては、電磁継電器100が電気自動車に搭載される場合を例とする。この場合において、走行用のバッテリから負荷(例えば、インバータ)への直流電力の供給路上に、接点装置1(固定端子31,32)が電気的に接続される。
(1.2)接点装置
次に、各接点装置1の構成について説明する。接点装置1aと接点装置1bとは同じ構成であるので、ここでは、接点装置1aの構成について説明する。
接点装置1aは、図1に示すように、一対の固定端子31,32、可動接触子8、筐体4及びフランジ5を備える。接点装置1aは、更に、第1ヨーク6、第2ヨーク7及び絶縁板41を備える。固定端子31は固定接点311を、固定端子32は固定接点321を、それぞれ保持している。可動接触子8は、導電性を有する金属材料からなる板状の部材である。可動接触子8は、一対の固定接点311,321に対向して配置された一対の可動接点81,82を保持している。
以下では、説明のために接点装置1aと接点装置1bとの並び方向を上下方向と定義し、接点装置1bからから見て接点装置1a側を上方と定義する。更に、一対の固定端子31,32(一対の固定接点311,321)の並んでいる方向を左右方向と定義し、固定端子31から見て固定端子32側を左方と定義する。また、以下では、上下方向及び左右方向の両方に直交する方向を、前後方向として説明する。つまり、以下では、図1の上下左右を上下左右として説明する。ただし、これらの方向は各接点装置1及び電磁継電器100の使用形態を限定する趣旨ではない。
固定接点311は固定端子31の上下方向の一端部に保持されており、固定接点321は固定端子32の上下方向の一端部に保持されている。
一対の固定端子31,32は、左右方向に並ぶように配置されている(図1参照)。一対の固定端子31,32の各々は、導電性の金属材料からなる。一対の固定端子31,32は、一対の固定接点311,321に外部回路(バッテリ及び負荷)を接続するための端子として機能する。本実施形態では、一例として銅(Cu)で形成された固定端子31,32を用いることとするが、固定端子31,32を銅製に限定する趣旨ではなく、固定端子31,32は銅以外の導電性材料で形成されていてもよい。
一対の固定端子31,32の各々は、上下方向に直交する平面内での断面形状が円形状となる円柱状に形成されている。ここでは、一対の固定端子31,32の各々は、上下方向の他端部側の径が一端部側の径よりも大きく、正面視がT字状となるように構成されている。一対の固定端子31,32は、筐体4の上面から一部(他端部)が突出した状態で、筐体4に保持される。具体的には、一対の固定端子31,32の各々は、筐体4の上壁に形成されている開口孔を貫通した状態で、筐体4に固定されている。
可動接触子8は、上下方向に厚みを有し、かつ前後方向よりも左右方向に長い板状に形成されている。可動接触子8は、その長手方向(左右方向)の両端部を一対の固定接点311,321に対向させるように、一対の固定端子31,32から見て電磁石装置10側に配置されている(図1参照)。可動接触子8のうち、一対の固定接点311,321に対向する部位には、一対の可動接点81,82が設けられている(図1参照)。
可動接触子8は、筐体4に収納されている。可動接触子8は、接点装置1aと接点装置1bとの間に配置された電磁石装置10によって上下方向に移動する。これにより、可動接触子8は、閉位置と開位置との間で移動することになる。図1は、可動接触子8が閉位置に位置する状態を示しており、この状態では、可動接触子8に保持されている一対の可動接点81,82が、それぞれ対応する固定接点311,321に接触する。一方、可動接触子8が開位置に位置する状態では、可動接触子8に保持されている一対の可動接点81,82が、それぞれ対応する固定接点311,321から離れる。
したがって、可動接触子8が閉位置にあるとき、一対の固定端子31,32間は可動接触子8を介して短絡する。すなわち、可動接触子8が閉位置にあれば、可動接点81,82が固定接点311,321に接触するので、固定端子31は、固定接点311、可動接点81、可動接触子8、可動接点82及び固定接点321を介して、固定端子32と電気的に接続される。そのため、バッテリ及び負荷の一方に固定端子31が電気的に接続され、他方に固定端子32が電気的に接続されていれば、可動接触子8が閉位置にあるときに、接点装置1aはバッテリから負荷への直流電力の供給路を形成する。
ここで、可動接点81,82は、可動接触子8に保持されていればよい。そのため、可動接点81,82は、可動接触子8の一部が打ち出されるなどして可動接触子8と一体に構成されていてもよいし、可動接触子8とは別部材からなり、例えば溶接等により、可動接触子8に固定されていてもよい。同様に、固定接点311,321は、固定端子31,32に保持されていればよい。そのため、固定接点311,321は、固定端子31,32と一体に構成されていてもよいし、固定端子31,32とは別部材からなり、例えば溶接等により、固定端子31,32に固定されていてもよい。
可動接触子8は、中央部位に貫通孔83を有している。本実施形態では、貫通孔83は、可動接触子8における一対の可動接点81,82の中間に形成されている。貫通孔83は、可動接触子8を厚み方向(上下方向)に貫通している。貫通孔83は、後述する第1シャフト15aを通すための孔である。なお、接点装置1bの可動接触子8の貫通孔83は、後述する第2シャフト15bを通すための孔である。
第1ヨーク6は、磁性体であって、例えば、鉄等の金属材料で形成されている。第1ヨーク6は、第1シャフト15aの先端部(上端部)に固定されている。第1シャフト15aは、可動接触子8の貫通孔83を通して可動接触子8を貫通しており、第1シャフト15aの先端部は、可動接触子8の上面から固定端子31,32の方に突出する。そのため、第1ヨーク6は、可動接触子8から見て固定端子31,32側に位置する(図1参照)。なお、接点装置1bの第1ヨーク6は、第2シャフト15bの先端部(上端部)に固定され、接点装置1bの可動接触子8から見て接点装置1bの固定端子31,32側に位置する(図1参照)。
第2ヨーク7は、磁性体であって、例えば、鉄等の金属材料で形成されている。第2ヨーク7は、可動接触子8の厚み方向における面のうち電磁石装置10側の面に固定されている(図1参照)。これにより、第2ヨーク7は、可動接触子8の上下方向の移動に伴って上下方向に移動する。
第2ヨーク7は、中央部位に貫通孔71を有している。本実施形態では、貫通孔71は、可動接触子8の貫通孔83に対応する位置に形成されている。貫通孔71は、第2ヨーク7を厚み方向(上下方向)に貫通している。貫通孔71は、第1シャフト15a及び後述する第1接圧ばね17aを通すための孔である。なお、接点装置1bの第2ヨーク7の貫通孔71は、第2シャフト15b及び後述する第2接圧ばね17bを通すための孔である。
このような形状によれば、可動接触子8を電流が流れた場合には、第1ヨーク6及び第2ヨーク7で形成される磁路を通る磁束が生じる。その結果、第1ヨーク6と第2ヨーク7との間に吸引力が作用する。
筐体4は、例えば酸化アルミニウム(アルミナ)等のセラミック製である。筐体4は、左右方向よりも前後方向に長い中空の直方体状(図2参照)に形成されている。筐体4の電磁石装置10側の面は開口している。筐体4は、一対の固定接点311,321と、可動接触子8と、第1ヨーク6と、第2ヨーク7と、を収容する。筐体4の電磁石装置10側の面とは反対側の面(上壁)には、一対の固定端子31,32を通すための一対の開口孔が形成されている。一対の開口孔は、それぞれ円形状に形成されており、筐体4の上壁を厚み方向(上下方向)に貫通している。一方の開口孔には固定端子31が通され、他方の開口孔には固定端子32が通されている。一対の固定端子31,32と筐体4とは、ろう付けによって結合される。
筐体4は、一対の固定接点311,321と、可動接触子8とを収容する箱状に形成されていればよく、本実施形態のような中空の直方体状に限らず、例えば中空の楕円筒状や、中空の多角柱状などであってもよい。つまり、ここでいう箱状は、内部に一対の固定接点311,321と、可動接触子8とを収容する空間を有する形状全般を意味しており、直方体状に限定する趣旨ではない。筐体4は、セラミック製に限らず、例えば、ガラス又は樹脂等の絶縁材料にて形成されていてもよいし、金属製であってもよい。筐体4は、磁気により磁性体とならない非磁性材料からなることが好ましい。
フランジ5は、非磁性の金属材料で形成されている。非磁性の金属材料は、例えば、SUS304等のオーステナイト系ステンレスである。フランジ5は、左右方向に長い中空の直方体状に形成されている。フランジ5の上面及び下面は開口している。フランジ5は、筐体4と電磁石装置10との間に配置される(図1参照)。フランジ5は、筐体4、及び後述する電磁石装置10の第1継鉄上板111aに対して気密接合されている。これにより、筐体4、フランジ5及び第1継鉄上板111aで囲まれた接点装置1の内部空間を、気密空間とすることができる。フランジ5は、非磁性でなくともよく、例えば、42アロイ等の鉄を主成分とする合金であってもよい。
絶縁板41は、合成樹脂製であって電気絶縁性を有する。絶縁板41は、矩形板状に形成されている。絶縁板41は、可動接触子8の下方に位置し、可動接触子8と電磁石装置10との間を電気的に絶縁する。絶縁板41は、中央部位に貫通孔42を有している。本実施形態では、貫通孔42は、可動接触子8の貫通孔83に対応する位置に形成されている。貫通孔42は、絶縁板41を厚み方向(上下方向)に貫通している。貫通孔42は、第1シャフト15aを通すための孔である。なお、接点装置1bの絶縁板41の貫通孔42は、第2シャフト15bを通すための孔である。
(1.3)電磁石装置
次に、電磁石装置10の構成について説明する。
電磁石装置10は、接点装置1aの可動接触子8と接点装置1bの可動接触子8との間に配置される。電磁石装置10は、図1に示すように、第1固定子12a(第1固定コア)と、第2固定子12b(第2固定コア)と、第1可動子13aと、第2可動子13bと、励磁コイル14と、を有している。
電磁石装置10は、励磁コイル14への通電時に励磁コイル14で生じる磁界によって第1固定子12aに第1可動子13aを、第2固定子12bに第2可動子13bをそれぞれ吸引し、第1可動子13aを上方に、第2可動子13bを下方にそれぞれ移動させる。
ここでは、電磁石装置10は、更に、継鉄11と、第1シャフト15aと、第2シャフト15bと、第1接圧ばね17aと、第2接圧ばね17bと、第1復帰ばね18aと、第2復帰ばね18bと、コイルボビン19と、を有している。電磁石装置10は、更に、ブッシュ20と、第1プランジャキャップ21aと、第2プランジャキャップ21bと、を有している。
継鉄11は、第1継鉄上板111aと、第2継鉄上板111bとを有している。
第1固定子12aは、第1継鉄上板111aの下面中央部から下方に突出する形の円筒状に形成された固定鉄芯である。第1固定子12aの上端部は第1継鉄上板111aに固定されている。
第2固定子12bは、第2継鉄上板111bの上面中央部から上方に突出する形の円筒状に形成された固定鉄芯である。第2固定子12bの下端部は第2継鉄上板111bに固定されている。
第1可動子13a及び第2可動子13bは、第1固定子12aと第2固定子12bとの間に配置されている。
第1可動子13aは、円柱状に形成された可動鉄芯である。第1可動子13aは、第1固定子12aの下方において、その上端面を第1固定子12aの下端面に対向させるように配置されている。第1可動子13aは、上下方向に移動可能に構成されている。第1可動子13aは、その上端面が第1固定子12aの下端面に接触した励磁位置(図1参照)と、その上端面が第1固定子12aの下端面から離れた非励磁位置との間で移動する。第1可動子13aは、励磁コイル14の通電に応じて、第1固定子12aとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する。具体的には、第1可動子13aは、励磁コイル14の通電に応じて、上方向に移動する。
第2可動子13bは、円柱状に形成された可動鉄芯である。第2可動子13bは、第2固定子12bの上方において、その下端面を第2固定子12bの上端面に対向させるように配置されている。第2可動子13bは、上下方向に移動可能に構成されている。第2可動子13bは、その下端面が第2固定子12bの上端面に接触した励磁位置(図1参照)と、その下端面が第2固定子12bの上端面から離れた非励磁位置との間で移動する。第2可動子13bは、励磁コイル14の通電に応じて、第2固定子12bとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する。具体的には、第2可動子13bは、励磁コイル14の通電に応じて、下方向に移動する。
励磁コイル14は、その中心軸方向を上下方向と一致させる向きで接点装置1aの筐体4と接点装置1bとの間に配置されている。本実施形態では、励磁コイル14の内側に、第1固定子12a、第1可動子13a、第2固定子12b及び第2可動子13bが、励磁コイル14の軸方向(上下方向)に沿って配置されている(図1参照)。
継鉄11は、励磁コイル14の外側に配置されており、第1継鉄上板111aと、第2継鉄上板111bと、第1継鉄側板115aと、第2継鉄側板115bとを有している。第1継鉄側板115aと第2継鉄側板115bとは、第1継鉄上板111aと、第2継鉄上板111bとの間に配置されている。第1継鉄側板115aの上端部は第1継鉄上板111aの左端部とかしめ結合され、第2継鉄側板115bの上端部は第1継鉄上板111aの右端部とかしめ結合される。第1継鉄側板115aの下端部は第2継鉄上板111bの左端部とかしめ結合され、第2継鉄側板115bの下端部は第2継鉄上板111bの右端部とかしめ結合される。これにより、第1継鉄上板111a及び第2継鉄上板111bの左右方向の両端は、固定支持されるので、第1継鉄上板111a及び第2継鉄上板111bが上下方向に変形する可能性を低くすることができる。
継鉄11は、第1固定子12a、第1可動子13a、第2固定子12b及び第2可動子13bと共に、励磁コイル14の通電時に生じる磁束が通る磁気回路50(図1参照)を形成する。そのため、継鉄11、第1固定子12a、第1可動子13a、第2固定子12b及び第2可動子13bはいずれも磁性材料から形成されている。本実施形態では、第1継鉄上板111aは、ステンレス鋼材(SUS430)で形成されており、接点装置1aのフランジ5と溶接により結合される。第2継鉄上板111bは、ステンレス鋼材(SUS430)で形成されており、接点装置1bのフランジ5と溶接により結合される。第1継鉄側板115a及び第2継鉄側板115bは、鋼板(SPCC)で形成されている。
ここで、第1継鉄上板111a及び第2継鉄上板111bは、励磁コイル14の外側において左右方向に沿って設けられ、磁気回路50の一部を形成している。第1継鉄側板115a及び第2継鉄側板115bは、励磁コイル14の外側において上下方向に沿って設けられ、磁気回路50の一部を形成している。つまり、磁気回路50は、励磁コイル14の軸方向と交差する磁気経路と励磁コイル14の軸方向に沿う磁気経路とを有している。
本実施形態では、励磁コイル14が発生する磁束のうち、励磁コイル14の軸方向の一端側に設けられた第1継鉄上板111a又は励磁コイル14の軸方向の他端側に設けられた第2継鉄上板111bを通る磁束が、実質的に第1固定子12aと第1可動子13aとの間のギャップを、及び実質的に第2固定子12bと第2可動子13bとの間のギャップを、それぞれ通るように磁気回路50は構成されている。例えば、励磁コイル14が発生する磁束のうち第1継鉄上板111aまたは第2継鉄上板111bを通る磁束の90%以上、好ましくは95%以上が、第1固定子12aと第1可動子13aとの間、及び第2固定子12bと第2可動子13bとの間を通るように、継鉄11が設けられている。なお、これらの数値は一例であり、これらの数値に限定する趣旨ではない。
言い換えると、励磁コイル14が発生する磁束のうち第1継鉄上板111aを通る磁束は、実質的に第2継鉄上板111bを通るように、磁気回路50は構成されている。
第1接圧ばね17aは、接点装置1aの可動接触子8と接点装置1aの絶縁板41との間に配置されている。第1接圧ばね17aは、接点装置1aの可動接触子8を上方へと付勢するコイルばねである(図1参照)。
第2接圧ばね17bは、接点装置1bの可動接触子8と接点装置1bの絶縁板41との間に配置されている。第2接圧ばね17bは、接点装置1bの可動接触子8を下方へと付勢するコイルばねである(図1参照)。
第1復帰ばね18aは、少なくとも一部が第1固定子12aの内側に配置されている。第1復帰ばね18aは、第1可動子13aを下方(非励磁位置)へ付勢するコイルばねである。第1復帰ばね18aの一端は第1可動子13aに接続され、第1復帰ばね18aの他端は第1継鉄上板111aを貫通している(図1参照)。
第2復帰ばね18bは、少なくとも一部が第2固定子12bの内側に配置されている。第2復帰ばね18bは、第2可動子13bを上方(非励磁位置)へ付勢するコイルばねである。第2復帰ばね18bの一端は第2可動子13bに接続され、第2復帰ばね18bの他端は第2継鉄上板111bを貫通している(図1参照)。
第1シャフト15aは、非磁性材料からなる。第1シャフト15aは、上下方向に延びた丸棒状に形成されている。第1シャフト15aは、電磁石装置10で発生した駆動力を、電磁石装置10の上方に設けられている接点装置1aへ伝達する。第1シャフト15aは、第1接圧ばね17aの内側、第1継鉄上板111aの中央部に形成された貫通孔、第1固定子12aの内側、及び第1復帰ばね18aの内側を通って、その下端部が第1可動子13aに固定されている。第1シャフト15aの上端部には、接点装置1aの第1ヨーク6が固定されている。
第2シャフト15bは、非磁性材料からなる。第2シャフト15bは、上下方向に延びた丸棒状に形成されている。第2シャフト15bは、電磁石装置10で発生した駆動力を、電磁石装置10の下方に設けられている接点装置1bへ伝達する。第2シャフト15bは、第2接圧ばね17bの内側、第2継鉄上板111bの中央部に形成された貫通孔、第2固定子12bの内側、及び第2復帰ばね18bの内側を通って、その上端部が第2可動子13bに固定されている。第2シャフト15bの下端部には、接点装置1bの第1ヨーク6が固定されている。
コイルボビン19は、合成樹脂製であって励磁コイル14が巻き付けられている。
第1プランジャキャップ21aは、円筒形に形成されている。第1プランジャキャップ21aは、第1固定子12a及び第1可動子13aを収納し、第1可動子13aの移動方向を上下に規制する。
第2プランジャキャップ21bは、円筒形に形成されている。第2プランジャキャップ21bは、第2固定子12b及び第2可動子13bを収納し、第2可動子13bの移動方向を上下に規制する。
第1プランジャキャップ21aと、第2プランジャキャップ21bとは、所定の間隔の隙間55が存在するように、励磁コイル14の内側に上下方向に沿って設けられている。
ブッシュ20は、円筒形に形成された磁性体である。ブッシュ20は、ブッシュ20の円筒の軸が励磁コイル14の軸に沿うように、コイルボビン19の内部に配置されている。ブッシュ20は、第1プランジャキャップ21aの下方の部位及び第2プランジャキャップ21bの上方の部位を収納する。
つまり、ブッシュ20は、第1可動子13aと第2可動子13bが対向する側における第1可動子13aと第2可動子13bの部位と、隙間55とを収納している。励磁コイル14の内側を通る磁束は、第1可動子13aとブッシュ20と第2可動子13bを通るように、磁気回路50は構成されている(図1参照)。これにより、第1可動子13aと第2可動子13bとの間の磁気吸引力を、第1可動子13aと第1固定子12aとの間の磁気吸引力及び第2可動子13bと第2固定子12bとの間の磁気吸引力よりも弱めることができる。したがって、励磁コイル14に導通した場合には、第1可動子13aと第1固定子12aとを磁気結合し、第2可動子13bと第2固定子12bとを磁気結合させることができる。
第1可動子13aと第2可動子13bとの間隔は、第1可動子13aと第1固定子12aとの間のギャップ、及び第2可動子13bと第2固定子12bとの間のギャップより、大きいことが好ましい。
この構成により、電磁石装置10で発生した駆動力で第1可動子13a及び第2可動子13bが上下方向に移動するのに伴い、接点装置1aの可動接触子8及び接点装置1bの可動接触子8が上下方向に移動する。
(2)動作
次に、上述した構成の接点装置1a,1b及び電磁石装置10を備えた電磁継電器100の動作について簡単に説明する。
励磁コイル14に通電されていないとき(非通電時)には、第1可動子13aと第1固定子12aとの間に磁気吸引力が生じないため、第1可動子13aは、第1復帰ばね18aのばね力によって非励磁位置に位置する。このとき、第1シャフト15aは、接圧ばね17aのばね力に抗って、下方に引き下げられている。接点装置1aの可動接触子8は、第1シャフト15aにて上方への移動が規制される。これにより、接点装置1aの可動接触子8は、その可動範囲における下端位置である開位置に位置する。そのため、接点装置1aの可動接点81,82は接点装置1aの固定接点311,321から離れることになり、接点装置1aは開状態となる。この状態では、接点装置1aの固定端子31,32間は非導通である。
励磁コイル14に通電されていないとき(非通電時)には、第2可動子13bと第2固定子12bとの間に磁気吸引力が生じないため、第2可動子13bは、第2復帰ばね18bのばね力によって非励磁位置に位置する。このとき、第2シャフト15bは、接圧ばね17bのばね力に抗って、上方に引き上げられている。接点装置1bの可動接触子8は、第2シャフト15bにて下方への移動が規制される。これにより、接点装置1bの可動接触子8は、その可動範囲における上端位置である開位置に位置する。そのため、接点装置1bの可動接点81,82は接点装置1bの固定接点311,321から離れることになり、接点装置1bは開状態となる。この状態では、接点装置1bの固定端子31,32間は非導通である。
一方、励磁コイル14に通電されると、第1可動子13aと第1固定子12aとの間及び第2可動子13bと第2固定子12bとの間に磁気吸引力が生じる。そのため、第1可動子13aは、第1復帰ばね18aのばね力に抗して上方に、第2可動子13bは、第2復帰ばね18bのばね力に抗して下方に、それぞれ引き寄せられ励磁位置に移動する。このとき、第1シャフト15aが上方に押し上げられるため、接点装置1aの可動接触子8は、第1シャフト15aによる上方への移動規制が解除される。同様に、第2シャフト15bが下方に押し上げられるため、接点装置1bの可動接触子8は、第2シャフト15bによる下方への移動規制が解除される。
そして、第1接圧ばね17aが接点装置1aの可動接触子8を上方に付勢することで、接点装置1aの可動接触子8は、その可動範囲における上端位置である閉位置に移動する。そのため、接点装置1aの可動接点81,82が固定接点311,321に接触することになり、接点装置1aは閉状態となる。この状態では、接点装置1aは閉状態にあるので、固定端子31,32間は導通する。同様に、第2接圧ばね17bが接点装置1bの可動接触子8を下方に付勢することで、接点装置1bの可動接触子8は、その可動範囲における上端位置である閉位置に移動する。そのため、接点装置1bの可動接点81,82が固定接点311,321に接触することになり、接点装置1bは閉状態となる。この状態では、接点装置1bは閉状態にあるので、固定端子31,32間は導通する。
このように、電磁石装置10は、励磁コイル14の通電状態の切り替えにより第1可動子13a及び第2可動子13bに作用する吸引力を制御し、第1可動子13a及び第2可動子13bを上下方向に移動させることにより、接点装置1a,1bの開状態と閉状態とを切り替えるための駆動力を発生する。
(3)利点
以上説明したように、1つの電磁石装置10において、2つの可動子(第1可動子13a、第2可動子13b)を可動させることできる。つまり、1つの電磁石装置10は、2つの接点装置1を駆動させることができる。
上下方向に並んだ第1可動子13aと第2可動子13bとの間に隙間55を設けているので、第1可動子13aと第2可動子13bとの間の磁気吸引力を、第1可動子13aと第1固定子12aとの間の磁気吸引力及び第2可動子13bと第2固定子12bとの間の磁気吸引力よりも弱めることができる。したがって、励磁コイル14に導通した場合には、第1可動子13aと第1固定子12aとを、第2可動子13bと第2固定子12bとを、それぞれ磁気結合させることができる。
(4)変形例
以下、実施形態の変形例について述べる。以下、実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
(4.1)変形例1
実施形態において、励磁コイル14は、第1コイル141と第2コイル142とを有してもよい。本変形例では、第1コイル141は、第2コイル142の内側に配置されている(図3参照)。
第1可動子13a及び第2可動子13bが非励磁位置から励磁位置へと移動する、つまり接点装置1aの可動接触子8及び接点装置1bの可動接触子8の双方が開位置から閉位置へと移動する際に、第1コイル141及び第2コイル142に通電される。第1可動子13a及び第2可動子13bが励磁位置での状態を保持する、つまり接点装置1aの可動接触子8及び接点装置1bの可動接触子8の双方が閉位置の状態を保持する際に、第1コイル141と第2コイル142との少なくともいずれか一方に通電される。例えば、第1コイル141を通電し、第2コイル142を非通電とすることができる。本変形例では、第1コイル141と、第2コイル142の軸は同一である。
この場合、第1可動子13a及び第2可動子13bを非励磁位置から励磁位置へと移動させる際に、第1コイル及び第2コイル142に通電する。これにより、第1可動子13aと第1固定子12aとの間及び第2可動子13bと第2固定子12bとの間に磁気吸引力が生じる。そのため、第1可動子13aは、第1復帰ばね18aのばね力に抗して上方に、第2可動子13bは、第2復帰ばね18bのばね力に抗して下方に、それぞれ引き寄せられ励磁位置に移動する。その結果、第1シャフト15aが上方に押し上げられるため、接点装置1aの可動接触子8は、第1シャフト15aによる上方への移動規制が解除される。同様に、第2シャフト15bが下方に押し上げられるため、接点装置1bの可動接触子8は、第2シャフト15bによる下方への移動規制が解除される。
そして、第1接圧ばね17aが接点装置1aの可動接触子8を上方に付勢することで、接点装置1aの可動接触子8は、その可動範囲における上端位置である閉位置に移動する。そのため、接点装置1aの可動接点81,82が固定接点311,321に接触することになり、接点装置1aは閉状態となる。この状態では、接点装置1aは閉状態にあるので、固定端子31,32間は導通する。同様に、第2接圧ばね17bが接点装置1bの可動接触子8を下方に付勢することで、接点装置1bの可動接触子8は、その可動範囲における下端位置である閉位置に移動する。そのため、接点装置1bの可動接点81,82が固定接点311,321に接触することになり、接点装置1bは閉状態となる。この状態では、接点装置1bは閉状態にあるので、固定端子31,32間は導通する。
その後、通電を第1コイル141及び第2コイル142から第1コイル141と第2コイル142との少なくともいずれか一方のコイル(例えば第1コイル141)に外部からの制御で切り替えることで、接点装置1a,1bの閉状態は保持される。
なお、第2コイル142が、第1コイル141の内側に配置されてもよい。
また、第1コイル141と第2コイル142とは、上下方向に並ぶように配置されてもよい。例えば、第1コイル141は、第2コイル142に相当する2つのコイル142a,142bとの間に配置されてもよい(図4参照)。この場合においても、第1コイル141と、第2コイル142の軸は同一である。この場合、第1可動子13a及び第2可動子13bを非励磁位置から励磁位置へと移動させる際に、第1コイル141及びコイル142a,142bに通電する。第1可動子13a及び第2可動子13bが励磁位置での状態を保持する際には、第1コイル141に通電する。なお、第2コイル142が、第1コイル141に相当する2つのコイルの間に配置されてもよい。また、第2コイル142に相当する2つのコイル142aを設けないで、1つの第1コイル141と、1つの第2コイルとを上下方向に並べる構成でもよい。
接点装置1aの可動接触子8及び接点装置1bの可動接触子8の双方が開位置から閉位置へと移動させるには、第1復帰ばね18aを押し上げる力及び第2復帰ばね18bを押し下げる力が必要となる。そのため、コイルに大きな電流を投入する必要がある。一方、接点装置1aの可動接触子8及び接点装置1bの可動接触子8の双方を開位置から閉位置へと移動させるために必要とする電流よりも小さい電流で、可動接触子8を閉位置の状態で保持させることができる。本変形例では、励磁コイル14は、第1コイル141と第2コイル142とを有している。接点装置1aの可動接触子8及び接点装置1bの可動接触子8の双方を開位置から閉位置へと移動させるために、第1コイル141と第2コイル142とに電流を投入し、双方の可動接触子8を閉位置の状態で保持させるために、例えば第1コイル141のみ電流を投入している。第1コイル141のみに流れる電流の量は、第1コイル141と第2コイル142とに流れる電流の量よりも少ない。つまり、投入する電流を第1コイル141と第2コイル142との双方から第1コイル141に切り替えることで、消費電流を低減することができる。
なお、本変形例では、第1可動子13a及び第2可動子13bが非励磁位置から励磁位置へと移動する、つまり接点装置1aの可動接触子8及び接点装置1bの可動接触子8の双方が開位置から閉位置へと移動する際には、第1コイル141及び第2コイル142の双方に通電する構成としたが、この構成に限定されない。接点装置1aの可動接触子8及び接点装置1bの可動接触子8の双方が開位置から閉位置へと移動する際には、第2コイル142のみに通電してもよい。
(4.2)変形例2
実施形態では、第1固定子12a、第2固定子12b、第1可動子13a及び第2可動子13bは、励磁コイル14の内側に設けられる構成としたが、この構成に限定されない。
電磁石装置10は、励磁コイル14の内側に第1可動子13a及び第2可動子13bを備えてもよい(図5参照)。この場合、第1固定子12aは、励磁コイル14の上下方向における上部の端面145より外側に配置され、第2固定子12bは、励磁コイル14の上下方向における下部の端面146より外側に配置される。
または、電磁石装置10は、第1継鉄上板111aを第1固定子12aとして用いる及び第2継鉄上板111bを第2固定子12bとして用いる構成であってもよい。この場合、励磁コイル14に通電されると、第1可動子13aと第1継鉄上板111aとの間に磁気吸引力が生じる。そのため、第1可動子13aは、第1復帰ばね18aのばね力に抗して上方に引き寄せられて、第1継鉄上板111aと磁気結合する(図6参照)。このとき、第1シャフト15aが上方に押し上げられるため、接点装置1aの可動接触子8は、第1シャフト15aによる上方への移動規制が解除される。励磁コイル14に通電されると、第2可動子13bと第2継鉄上板111bとの間に磁気吸引力が生じる。そのため、第2可動子13bは、第2復帰ばね18bのばね力に抗して下方に引き寄せられて、第2継鉄上板111bと磁気結合する。この場合、第1継鉄上板111a及び第2継鉄上板111bのそれぞれを固定子とみなすことができる。この構成により、電磁石装置10の上下方向に対する長さを短くすることができる。
(4.3)変形例3
実施形態では、継鉄11は、第1継鉄上板111aと、第2継鉄上板111bと、第1継鉄側板115aと、第2継鉄側板115bとを有する構成としたが、この構成に限定されない。継鉄11は、第1継鉄側板115a及び第2継鉄側板115bのうち一方を有さない構成であってもよい。例えば、継鉄11は、第2継鉄側板115bを有さない構成、つまり第1継鉄上板111aと、第2継鉄上板111bと、第1継鉄側板115aとを有する構成であってもよい(図7参照)。これにより、継鉄11が、第1継鉄側板115aと第2継鉄側板115bとの双方を有する場合と比較して、継鉄11の部材の削減を可能とする。
第1継鉄上板111aと第1継鉄側板115aとは、実施形態と同様にかしめ結合により結合される。同様に、第2継鉄上板111bと第1継鉄側板115aともかしめ結合により結合されている。
本変形例において、第1継鉄側板115aは、励磁コイル14の内側に配置され、第1固定子12a、第2固定子12b、第1可動子13a及び第2可動子13bは、励磁コイル14の外側に配置されてもよい。
なお、第1継鉄上板111a及び第2継鉄上板111bは、第1継鉄側板115aと圧入により結合されてもよい。
または、第1継鉄上板111aと第1継鉄側板115aとは一体形成されてもよい。この場合、第2継鉄上板111bは、第1継鉄側板115aとかしめ結合により結合、又は圧入により結合される。
または、第2継鉄上板111bと第1継鉄側板115aとは一体形成されてもよい。この場合、第1継鉄上板111aは、第1継鉄側板115aとかしめ結合により結合、又は圧入により結合される。
または、第1継鉄上板111aと第2継鉄上板111bと第1継鉄側板115aとは、一体形成されてもよい。
(その他の変形例)
以下に、その他の変形例について列記する。以下に説明する変形例は、上記実施形態(実施形態の変形例を含む)と適宜組み合わせて適用可能である。
実施形態では、接点装置1aの固定端子31,32、及び接点装置1bの固定端子31,32は左右方向、つまり第1継鉄側板115aと第2継鉄側板115bとが並ぶ方向に沿って配置された構成としたが、この構成に限定されない。接点装置1aの固定端子31,32、及び接点装置1bの固定端子31,32は前後方向(第1継鉄側板115aと第2継鉄側板115bとが並ぶ方向に直交する方向)に沿って配置される構成であってもよい。
上記実施形態では、電磁継電器100は、2つの接点装置1の開閉を制御する構成としたが、この構成に限定されない。電磁継電器100は、3つ以上の接点装置1の開閉を制御する構成としてもよい。
上記実施形態の電磁継電器100は、プランジャタイプの電磁継電器としたが、ヒンジタイプの電磁継電器であってもよい。ヒンジタイプの電磁継電器が備える電磁石装置10bについて図8を用いて簡単に説明する。本変形例の電磁石装置10bは、図8に示すように、励磁コイル400、鉄心500、筒形状の継鉄501、第1接極子502及び第2接極子512を備える。継鉄501は、鉄心500、第1接極子502及び第2接極子512と共に、励磁コイル400の通電時に生じる磁束が通る磁気回路を形成する。励磁コイル400は、例えば、その中心軸方向を上下方向と一致させる向きで配置されている。励磁コイル400の内側に、鉄心500が配置されている。励磁コイル400に通電されると、鉄心500と第1接極子502との間及び鉄心500と第2接極子512との間に磁気吸引力が生じる。その結果、鉄心500と第1接極子502とが、鉄心500と第2接極子512とが、それぞれ磁気結合する。第1接極子502の移動に伴って接点装置1aが、第2接極子512の移動に伴って接点装置1bが、それぞれ駆動する。本変形例では、鉄心500は、実施形態の第1固定子12a及び第2固定子12bとして機能する。
上記実施形態において、電磁継電器は、励磁コイル14に通電されていないときには、可動接触子8が開位置に位置する、いわゆるノーマリオフタイプの電磁継電器としたが、ノーマリオンタイプの電磁継電器であってもよい。
上記実施形態において、可動接触子8に保持される可動接点の数は2つであるが、この構成に限定されない。可動接触子8に保持される可動接点の数は、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。同様に、固定端子(及び固定接点)の数も2つに限らず、1つ又は3つ以上であってもよい。
上記実施形態に係る電磁継電器は、ホルダ無タイプの電磁継電器であるが、この構成に限らず、ホルダ付タイプの電磁継電器であってもよい。ここで、ホルダは、例えば前後方向の両面が開口した矩形筒状であって、可動接触子8がホルダを前後方向に貫通するように、ホルダが可動接触子8と組み合わされる。ホルダの下壁と可動接触子8との間に接圧ばね(例えば、第1接圧ばね17a)が配置される。つまり、可動接触子8の前後の中央部がホルダにて保持される。ホルダにはシャフトの上端部が固定されている。励磁コイル14に通電されると、シャフトが上方に押し上げられるため、ホルダが上方へ移動する。この移動に伴って、可動接触子8は、上方へ移動し、一対の可動接点81,82を一対の固定接点311,321に接触する閉位置に位置させる。
上記実施形態に係る電磁石装置は、電磁継電器に適用する場合について説明したが、電磁石装置は、アクチュエータに適用してもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の電磁石装置(10,10b)は、通電により磁束を発生する励磁コイル(14,400)と、第1固定コア(第1固定子12a,鉄心500)及び第2固定コア(第2固定子12b,鉄心500)と、第1可動コア(第1可動子13a,第1接極子502)及び第2可動コア(第2可動子13b,第2接極子512)と、継鉄(11)とを備える。第1可動コアは、励磁コイル(14,400)の通電に応じて、第1固定コアとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する。第2可動コアは、第2固定コアとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する。継鉄は、第1固定コアと第2固定コアと第1可動コアと第2可動コアと共に、励磁コイル(14,400)の磁束が通る磁気回路(50)を構成する。励磁コイル(14,400)で第1可動コア及び第2可動コアの双方を駆動する。
この構成によると、駆動対象となる複数の装置(例えば、接点装置1a,1b)を制御することができる。
第2の態様の電磁石装置(10,10b)では、第1の態様において、第1固定コア及び第2固定コアは、励磁コイル(14,200)の軸方向に沿って、かつ励磁コイル(14,400)の軸方向上に配置されている。
この構成によると、励磁コイル(14,200)の軸方向において、駆動対象となる複数の装置(例えば、接点装置1a,1b)を制御することができる。
第3の態様の電磁石装置(10,10b)では、第1又は第2の態様において、継鉄(11)は、励磁コイル(14,400)の外側において、励磁コイル(14,400)の軸方向の一端側と他端側とにそれぞれ設けられた第1継鉄(第1継鉄上板111a)と第2継鉄(第2継鉄上板111b)とを、有する。励磁コイル(12,400)の発生する磁束のうち1継鉄及び第2継鉄を通る磁束は、実質的に第1固定コアと第1可動コア間のギャップ、及び実質的に第2固定コアと第2可動コア間のギャップを通る。
この構成によると、1つの磁気回路(50)で複数の装置(例えば、接点装置1a,1b)を制御することができる。
第4の態様の電磁石装置(10)では、第1〜第3のいずれかの態様において、励磁コイル(14)は、第1コイル(141)と第2コイル(142)とを有する。第1コイル(141)と第2コイル(142)との通電により、第1可動コア及び第2可動コアを所定の方向に移動させる。第1コイル(141)の通電により、第1可動コア及び第2可動コアに所定方向に移動した状態を保持させる。
この構成によると、磁束を発生させるコイルを使い分けることができる。その結果、消費電流を低減することができる。
第5の態様の電磁石装置(10)では、第4の態様において、第1コイル(141)と第2コイル(142)とは、励磁コイル(14)の軸方向に沿って配置されている。
この構成によると、励磁コイル(14)の軸方向に沿って配置された第1コイルと第2コイルとを使い分けることができる。
第6の態様の電磁石装置(10)では、第4又は第5の態様において、第1コイル(141)と第2コイル(142)とは、励磁コイル(14)の軸方向と直交する方向に沿って配置されている。
この構成によると、励磁コイル(14)の軸方向と直交する方向に沿って配置された第1コイルと第2コイルとを使い分けることができる。
第7の態様の電磁石装置(10)では、第1〜第6のいずれかの態様において、第1可動コアと第2可動コアは、第1固定コアと第2固定コアとの間に配設されている。
この構成によると、第1固定コア及び第1可動コアの組と、第2固定コア及び第2可動コアの組とを対象に配置することができる。
第8の態様の電磁石装置(10)では、第7の態様において、第1可動コアと第2可動コアとが対向する側における第1可動コアと第2可動コアの部位を収納するブッシュ(20)を備える。励磁コイル(14)の内側を通る磁束は、第1可動コアとブッシュ(20)と第2可動コアとを通る。
この構成により、励磁コイル(14)の磁束は、ブッシュ(20)を介して第1可動コアと第2可動コアとの間を通るので、1つの磁気回路(50)で第1可動コアと第2可動コアとを移動させることができる。
第9の態様の電磁石装置(10)では、第1〜第8のいずれかの態様において、第1固定コア及び第2固定コアは、励磁コイル(14)の内側に配置されている。
この構成によると、第1固定コア及び第2固定コアは、励磁コイル(14)の内部にあるので、第1可動コア及び第2可動コアに対する吸引力をより強力にすることができる。
第10の態様の電磁石装置(10)では、第1〜第9のいずれかの態様において、第1固定コア及び第2固定コアは、励磁コイル(14)の端面より外側に配置されている。
この構成によると、励磁コイル(14)の軸方向の長さを短くすることができる。これに伴い、電磁石装置(10)の励磁コイル(14)の軸方向に対する長さも短くすることが可能となる。
第11の態様の電磁石装置(10)は、第1〜第10のいずれかの態様において、第1可動コアが取り付けられた第1シャフト(15a)と、第2可動コアが取り付けられた第2シャフト(15b)とを、さらに備える。
この構成によると、第1可動コア及び第2可動コアの移動に応じて、第1シャフト(15a)と第2シャフト(15b)とを移動させることができる。
第12の態様の電磁石装置(10)では、第11の態様において、第1シャフト(15a)と第2シャフト(15b)は、励磁コイル(14)の軸方向に沿って移動する。
この構成によると、第1可動コア及び第2可動コアの移動に応じて、第1シャフト(15a)と第2シャフト(15b)とを、励磁コイル(14)の軸に沿って移動させることができる。
第13の態様の電磁継電器(100)は、第1〜第12のいずれかの態様の電磁石装置(10,10b)と、第1固定接点(例えば接点装置1aの固定接点311,321の少なくとも1つ)と、第2固定接点(例えば接点装置1bの固定接点311,321の少なくとも1つ)と、第1可動接点(接点装置1aの可動接点81,82の少なくとも1つ)と、第2可動接点(接点装置1bの可動接点81,82の少なくとも1つ)とを備える。第1可動接点は、第1可動コアの移動に応じて、第1固定接点に接触する閉位置と前記第1固定接点から離れる開位置との間で移動する。第2可動接点は、第2可動コアの移動に応じて、第2固定接点に接触する閉位置と第2固定接点から離れる開位置との間で移動する。
この構成によると、駆動対象となる複数の装置(第1可動接点を有する接点装置、第2可動接点を有する接点装置)を制御することができる。
1,1a,1b 接点装置
10,10b 電磁石装置
11 継鉄
12a 第1固定子(第1固定コア)
12b 第2固定子(第2固定コア)
13a 第1可動子(第1可動コア)
13b 第2可動子(第2可動コア)
14,400 励磁コイル
15a 第1シャフト
15b 第2シャフト
20 ブッシュ
50 磁気回路
81,82 可動接点
100 電磁継電器
111a 第1継鉄上板(第1継鉄)
111b 第2継鉄上板(第2継鉄)
141 第1コイル
142 第2コイル
311,321 固定接点
500 鉄心(第1固定コア、第2固定コア)
501 継鉄
502 第1接極子(第1可動コア)
512 第2接極子(第2可動コア)

Claims (13)

  1. 通電により磁束を発生する励磁コイルと、
    第1固定コア及び第2固定コアと、
    前記励磁コイルの通電に応じて、前記第1固定コアとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する第1可動コア、及び前記第2固定コアとの間の磁気抵抗を小さくするように移動する第2可動コアと、
    前記第1固定コアと前記第2固定コアと前記第1可動コアと前記第2可動コアと共に、前記励磁コイルの磁束が通る磁気回路を構成する継鉄と、を備え、
    前記励磁コイルで第1可動コア及び前記第2可動コアの双方を駆動する
    ことを特徴とする電磁石装置。
  2. 前記第1固定コア及び前記第2固定コアは、前記励磁コイルの軸方向に沿って、かつ前記励磁コイルの軸方向上に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁石装置。
  3. 前記継鉄は、前記励磁コイルの外側において、前記励磁コイルの軸方向の一端側と他端側とにそれぞれ設けられた第1継鉄と第2継鉄とを、有し、
    前記励磁コイルの発生する磁束のうち前記第1継鉄及び前記第2継鉄を通る磁束は、実質的に前記第1固定コアと前記第1可動コアとの間のギャップ、及び実質的に前記第2固定コアと前記第2可動コアとの間のギャップを通る
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁石装置。
  4. 前記励磁コイルは、第1コイルと第2コイルとを有し、
    前記第1コイルと前記第2コイルとの通電により、第1可動コア及び第2可動コアを所定の方向に移動させ、
    前記第1コイルの通電により、第1可動コア及び第2可動コアに所定方向に移動した状態を保持させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁石装置。
  5. 前記第1コイルと前記第2コイルとは、前記励磁コイルの軸方向に沿って配置されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の電磁石装置。
  6. 前記第1コイルと前記第2コイルとは、前記励磁コイルの軸方向と直交する方向に沿って配置されている
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の電磁石装置。
  7. 前記第1可動コアと前記第2可動コアは、前記第1固定コアと前記第2固定コアとの間に配設されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電磁石装置。
  8. 前記第1可動コアと前記第2可動コアとが対向する側における前記第1可動コアと前記第2可動コアの部位を収納するブッシュを備え、
    前記励磁コイルの内側を通る磁束は、前記第1可動コアと前記ブッシュと前記第2可動コアとを通る
    ことを特徴とする請求項7に記載の電磁石装置。
  9. 前記第1固定コア及び前記第2固定コアは、前記励磁コイルの内側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の電磁石装置。
  10. 前記第1固定コア及び前記第2固定コアは、前記励磁コイルの端面より外側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の電磁石装置。
  11. 前記第1可動コアが取り付けられた第1シャフトと、
    前記第2可動コアが取り付けられた第2シャフトとを、さらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の電磁石装置。
  12. 前記第1シャフトと前記第2シャフトは、前記励磁コイルの軸方向に沿って移動する
    ことを特徴とする請求項11に記載の電磁石装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の電磁石装置と、
    第1固定接点と、
    第2固定接点と、
    前記第1可動コアの移動に応じて、前記第1固定接点に接触する閉位置と前記第1固定接点から離れる開位置との間で移動する第1可動接点と、
    前記第2可動コアの移動に応じて、前記第2固定接点に接触する閉位置と前記第2固定接点から離れる開位置との間で移動する第2可動接点と、を備える
    ことを特徴とする電磁継電器。
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