JP2017135050A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で、ばね負荷に対して十分に大きな吸引力を有するとともに、電磁石部と接点部との間に十分に大きな絶縁距離を有する電磁継電器を提供する。【解決手段】鉄心と、前記鉄心に巻回されるコイルと、前記鉄心の一端側にヒンジバネにより回動可能に支持される接極子と、を有する電磁石部と、可動接点を備える可動接点ばねと、固定接点を備える固定接点ばねと、を有する接点部と、前記電磁石部と、前記接点部とを支持するベースブロックと、を有する電磁継電器において、前記電磁石部は、前記ベースブロックの一方の面側に支持され、前記接点部は、前記ベースブロックの前記一方の面に対向する他方の面側に支持され、前記ベースブロックは、前記一方の面から前記電磁石部に沿って形成される第1の絶縁壁と、前記他方の面から前記第1の絶縁壁に対向する辺側に前記接点部に沿って形成される第2の絶縁壁と、を有することを特徴とする電磁継電器を提供することにより上記課題を解決する。【選択図】 図5

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
電磁石により接点の開閉を制御する機器として電磁継電器がある。電磁継電器は、リレーと呼ばれており、電磁石のコイルに電流を流すことにより磁界が発生し、発生した磁界により、接極子が鉄心に引きつけられて、固定接点と可動接点とが接触しオンとなり、電磁継電器を介し、電力を供給することができる。一方、コイルに流れる電流の供給を停止すると、発生していた磁界がなくなり、バネの復元力等により接極子が鉄心から離れ、これに伴い固定接点より可動接点が離れオフになり、電磁継電器を介して供給されていた電流を遮断することができる。近年では、高電圧に対応した電磁継電器の需要が高まっている。
特開平11−339623号公報 特開2011−100618号公報 特開平9−245602号公報
このような電磁継電器においては、小型で、ばね負荷に対して十分に大きな吸引力を有するとともに、電磁石部と接点部との間に十分に大きな絶縁距離を有するものが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、鉄心と、前記鉄心に巻回されるコイルと、前記鉄心の一端側にヒンジバネにより回動可能に支持される接極子と、を有する電磁石部と、可動接点を備える可動接点ばねと、固定接点を備える固定接点ばねと、を有する接点部と、前記電磁石部と、前記接点部とを支持するベースブロックと、を有する電磁継電器において、前記電磁石部は、前記ベースブロックの一方の面側に支持され、前記接点部は、前記ベースブロックの前記一方の面に対向する他方の面側に支持され、前記ベースブロックは、前記一方の面から前記電磁石部に沿って形成される第1の絶縁壁と、前記他方の面から前記第1の絶縁壁に対向する辺側に前記接点部に沿って形成される第2の絶縁壁と、を有することを特徴とする。
開示の電磁継電器によれば、小型で、ばね負荷に対して十分に大きな吸引力を有するとともに、電磁石部と接点部との間に十分に大きな絶縁距離を有することができる。
電磁継電器の斜視図 電磁継電器の側面図 電磁継電器の断面図 電磁継電器の説明図 第1の実施の形態における電磁継電器の側面図(1) 第1の実施の形態における電磁継電器の断面図 第1の実施の形態における電磁継電器の側面図(2) 第1の実施の形態における電磁継電器の正面図 第1の実施の形態における電磁継電器の説明図(1) 第1の実施の形態における電磁継電器の説明図(2) 第1の実施の形態における鉄心の斜視図 第1の実施の形態における鉄心及びコイルの斜視図 電磁継電器における吸引力の特性図 第2の実施の形態における電磁継電器の説明図
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
最初に、図1〜図4に基づき、電磁継電器について説明する。尚、図1は、電磁継電器の斜視図であり、図2は、側面図である。図3(a)は、図2における一点鎖線2A−2Bにおいて切断した断面図であり、図3(b)は、図3(a)における一点鎖線3Aにおいて囲まれた領域の拡大図である。図4は、図1に示す電磁継電器より、接極子40及びヒンジバネ60を取り除いた状態の斜視図である。
図1〜図4に示される電磁継電器は、固定接点10、可動接点20、コイル30、接極子40、カード50、ヒンジバネ60、これらを覆うベースブロック70等を有している。固定接点10は、固定接点バネ11の端部に設けられており、可動接点20は、可動接点バネ21の端部に設けられている。コイル30は、鉄心31を中心に巻かれており、鉄心31の一方の端部31aは、ヒンジバネ60に接続された接極子40の一方の端部40aと接しており、鉄心31の他方の端部31bと接極子40の他方の端部40bとの間は、コイル30に電流が流れていない状態では開いている。
この構造の電磁継電器においては、コイル30に電流を流すことにより磁界が発生し、発生した磁界による磁力により、ヒンジバネ60に接続された接極子40の一方の端部40aと鉄心31の一方の端部31aとの接触点を支点として鉄心31の他方の端部31bに接極子40の他方の端部40bが引き寄せられるように回動して、鉄心31の他方の端部31bと接極子40の他方の端部40bとが接触する。このとき、接極子40の他方の端部40bに接続されているカード50が動き、これにより、カード50の先端部分に接触している可動接点バネ21が固定接点バネ11側に押されて、可動接点バネ21に設けられた可動接点20と固定接点バネ11に設けられた固定接点10とが接触し、可動接点20及び固定接点10を介し、電力が供給される。
一方、コイル30に流れている電流の供給を停止すると、コイル30により発生していた磁界が消滅し、接極子40の他方の端部40bを鉄心31の他方の端部31bに引き寄せていた磁力が消滅するため、ヒンジバネ60の復元力により、接極子40が元の状態に戻る。即ち、鉄心31の他方の端部31bから接極子40の他方の端部40bが離れ、これに伴いカード50が動き、固定接点10と可動接点20とが離れ、電力の供給が遮断される。
ここで、図13に基づき、ばね負荷と吸引力との関係について説明する。図13では、ばね負荷を一点鎖線で表し、図1〜図4に示す構造の電磁継電器の吸引力を点線で表している。吸引力が、ばね負荷よりも+側(図13において上側)の領域であれば、電磁継電器として動作する。
変位Aは、コイル30に電流を流し、可動接点バネ21が固定接点バネ11に向かって動き始める点を示し、変位AからBにかけては、可動接点バネ21が固定接点バネ11に向かって動いている範囲であり、変位Bは、可動接点バネ21に設けられた可動接点20と固定接点バネ11に設けられた固定接点10とが接触する点を示し、変位BからCにかけては、可動接点20と固定接点10とが接触した後、鉄心31の他方の端部31bに接極子40の他方の端部40bが引き寄せられる力(吸引力)により、可動接点20が固定接点10を更に押し込む範囲であり、変位Cは、鉄心31の他方の端部31bと接極子40の他方の端部40bとが密着する点を示している。
変位BからCにかけては、電磁継電器の動作時における可動接点と固定接点との衝突による接点バウンスの防止や、可動接点と固定接点とを摺動させることによる接点の清浄化のために、ばね負荷よりも十分に大きな吸引力が必要となる範囲である。
更に、高電圧に対応した電磁継電器においては、接点部である可動接点20、固定接点10、可動接点バネ21及び固定接点バネ11等と、電磁石部であるコイル30または鉄心31との距離を十分取ることが求められている。この距離は、絶縁距離と呼ばれている。絶縁距離と定義されるものには、空間を介した空間距離と、ベースブロック70等の沿面を介した沿面距離とが存在しており、一般的に沿面距離は空間距離よりも大きな距離が必要とされている。従って、図1に示される電磁継電器においては、可動接点20、固定接点10、可動接点バネ21及び固定接点バネ11等とコイル30または鉄心31との間において、ベースブロック70の沿面を介した絶縁距離を長くすることが求められる。
しかしながら、図1〜図4に示される構造の電磁継電器では、図3及び図4に示されるように、鉄心31の一方の端部31a及び他方の端部31bが、側面となるベースブロック70の第1の絶縁壁70a側に出っ張っているため、ベースブロック70の沿面距離となる長さL1を長くすることができない。尚、鉄心31の一方の端部31a及び他方の端部31bの幅W1は3.8mmである。
(電磁継電器)
次に、第1の実施の形態における電磁継電器について、図5〜図10に基づき説明する。尚、図5は、電磁継電器の側面図であり、図6(a)は、図5における一点鎖線5A−5Bにおいて切断した断面図であり、図6(b)は、図6(a)における一点鎖線6Aにおいて囲まれた領域の拡大図である。図7は、図5とは反対側の側面図であり、図8は正面図である。図9は、本実施の形態における電磁継電器より、ベースブロックを取り除いた状態の側面図であり、図10は、本実施の形態における電磁継電器より、接極子40及びヒンジバネ60を取り除いた状態の斜視図である。
本実施の形態における電磁継電器は、固定接点10、可動接点20、コイル30、接極子40、カード50、ヒンジバネ60、ベースブロック170等を有している。カード50は、絶縁材料により形成されており、ベースブロック170は、樹脂材料等の絶縁材料により形成されている。尚、固定接点10は、固定接点バネ11の端部に設けられており、可動接点20は、可動接点バネ21の端部に設けられている。
ベースブロック170は、図6(a)に示されるように、ベースブロック170の一方の面の一辺から一方の面に略垂直に第1の絶縁壁170aが形成され、他方の面の第1の絶縁壁170aに対向する辺から略垂直に第2の絶縁壁170bが形成されており、ベースブロックの一方の面側には鉄心131と接極子40等とを有する電磁石部が、ベースブロックの他方の面側には可動接点20と固定接点10等とを有する接点部がベースブロックを介して配置されている。
鉄心131は、図11に示されるように、鉄心131の一方の端部131aと他方の端部131bにおいて中央部分と比較して幅が広い幅広部となっている。コイル30は、図12に示されるように、鉄心131の中央部分を中心に、細い金属線を巻くことにより形成されている。鉄心131の中央部分は、巻かれた細い金属線により覆われており、一方の端部131aと他方の端部131bが磁極面として露出している。鉄心131の一方の端部131aは、ヒンジバネ60に接続された接極子40の一方の端部40aと接しており、鉄心131の他方の端部131bと接極子40の他方の端部40bとの間は、コイル30に電流が流れていない状態においては開いている。
本実施の形態における電磁継電器は、コイル30に電流を流すことにより磁界が発生し、発生した磁界による磁力により、ヒンジバネ60に接続された接極子40の一方の端部40aと鉄心131の一方の端部131aとの接触点を支点として鉄心131の他方の端部131bに接極子40の他方の端部40bが引き寄せられるように回動して、鉄心131の他方の端部131bと接極子40の他方の端部40bとが接触する。このとき、接極子40の他方の端部40bに接続されているカード50が動き、これにより、カード50の先端部分に接触している可動接点バネ21が固定接点バネ11側に押されて、可動接点バネ21に設けられた可動接点20と固定接点バネ11に設けられた固定接点10とが接触し、固定接点10及び可動接点20を介し、電力が供給される。
一方、コイル30に流れている電流の供給を停止すると、コイル30により発生していた磁界が消滅し、接極子40の他方の端部40bを鉄心131の他方の端部131bに引き寄せていた磁力が消滅するため、ヒンジバネ60の復元力により、接極子40が元の状態に戻る。即ち、鉄心131の他方の端部131bから接極子40の他方の端部40bが離れ、これに伴いカード50が動き、固定接点10と可動接点20とが離れ、電力の供給が遮断される。
本実施の形態における電磁継電器は、鉄心131における一方の端部131a及び他方の端部131bのベースブロック170の第1の絶縁壁170a側に位置する面が削られており、一方の端部131a及び他方の端部131bの幅W2は狭くなっている。具体的には、図1に示す構造の電磁継電器における鉄心31の一方の端部31a及び他方の端部31bの幅W1が3.8mmであったのに対し、本実施の形態における電磁継電器の鉄心131の一方の端部131a及び他方の端部131bの幅W2は、約3.55mmとなっており、約0.25mm狭くなっている。これにより、接極子40の他方の端部40bと対向する鉄心131の他方の端部131bにおける磁極面の面積は図1に示す構造と比較して小さくなる。更に、鉄心131における一方の端部131a及び他方の端部131bのベースブロック170の第1の絶縁壁170a側に位置する面を削っているため、第1の絶縁壁170aを鉄心131における一方の端部131a及び他方の端部131b、例えば、図5、図6、図10等の図面において上方向に延ばすことができ、第1の絶縁壁170aの長さL2を長くすることができる。
本実施の形態においては、例えば、第1の絶縁壁170aの長さL2を約5.6mmにすることができ、図1に示す構造の電磁継電器における第1の絶縁壁70aの長さL1の4.6mmに対し、約1mm長くすることができる。これにより、本実施の形態における電磁継電器は、磁極面の面積を小さくすることにより、図13の変位BからCにかけての範囲において吸引力を大きくすることができ、ベースブロック170の絶縁距離となる沿面距離を長くすることができる。この状態においては、鉄心131における一方の端部131a及び他方の端部131bは、第1の絶縁壁170aの内側となっている。尚、第1の絶縁壁170aの厚さtは、約0.3mmである。
また、電磁継電器の検査等を行う際には、先端の尖った工具を用いる場合があるが、コイル30は非常に細い金属線を巻いたものであるため、コイル30に先端の尖った工具が刺さると、断線等が生じ不良品となってしまう。本実施の形態における電磁継電器では、第1の絶縁壁170aの沿面距離となる長さL2を長くすることにより、コイル30が第1の絶縁壁170aにより覆われる領域が広くなるため、コイル30に先端の尖った工具が刺さること等を極力防ぐことができ、不良品の発生を抑制し、歩留まりを向上させることができる。
更に、本実施の形態における電磁継電器では、第1の絶縁壁170aの沿面距離となる長さL2を長くして、上方向に延ばすことにより、接極子40と第1の絶縁壁170aとの隙間を狭くすることができる。これにより、接極子40と第1の絶縁壁170aとの間に、異物が混入し、動作等に支障が生じることを防ぐことができる。
尚、本実施の形態における電磁継電器において、第1の絶縁壁170aの長さL2を約5.6mmにしているのは、UL61010−2−201の規格に適合させるためでもある。この規格では、300Vで絶縁距離となる沿面距離は、6mm以上必要であるが、本実施の形態における電磁継電器の最大の定格電圧を277Vとした場合には、絶縁距離となる沿面距離は5.54mm以上必要となる。このため、この条件を満たすように形成されている。従って、本実施の形態における電磁継電器においては、第1の絶縁壁170aの長さL2は、5.54mm以上となるように形成されている。
図13は、第1の実施の形態における電磁継電器と、図1〜図4に示す構造の電磁継電器における吸引力を比較したものであり、電磁継電器における変位と荷重との関係を示すものである。本実施の形態における電磁継電器は、変位が約0.21mm以下となる変位Bから変位Cの範囲において、図1〜図4に示す構造の電磁継電器における吸引力よりも高くなっている。このように、本実施の形態における電磁継電器においては、鉄心131における一方の端部131a及び他方の端部131bの幅W2を狭くすることにより、変位の少ない領域において、吸引力を向上させることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態における電磁継電器について説明する。本実施の形態における電磁継電器は、図14に示すように、ベースブロックの側面である第1の絶縁壁に凹部を設けることにより、実施のベースブロックの長さL3が短くても、沿面距離を長くすることができる。
絶縁距離となる沿面距離は、第1の絶縁壁270aに沿った距離であるため、凹部があると、凹部に対応して沿面距離が長くなる。例えば、第1の絶縁壁270aに深さpが0.15mmの凹部271を設けることにより、沿面距離は2×p、即ち、0.3mm長くすることができる。従って、第1の絶縁壁270aの長さL3を第1の実施の形態よりも0.3mm短くすることができる。即ち、第1の実施の形態において、第1の絶縁壁170aの長さL2が5.6mmであったものを、本実施の形態においては、凹部271を設けることにより、第1の絶縁壁270aの長さL3を5.3mmまで短くすることができる。第1の絶縁壁270aに形成される凹部271は複数であってもよい。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 固定接点
11 固定接点バネ
20 可動接点
21 可動接点バネ
30 コイル
31 鉄心
40 接極子
40a 一方の端部
40b 他方の端部
50 カード
60 ヒンジバネ
70 ベースブロック
70a 第1の絶縁壁
131 鉄心
131a 一方の端部
131b 他方の端部
170 ベースブロック
170a 第1の絶縁壁
170b 第2の絶縁壁

Claims (3)

  1. 鉄心と、前記鉄心に巻回されるコイルと、前記鉄心の一端側にヒンジバネにより回動可能に支持される接極子と、
    を有する電磁石部と、
    可動接点を備える可動接点ばねと、固定接点を備える固定接点ばねと、
    を有する接点部と、
    前記電磁石部と、前記接点部とを支持するベースブロックと、
    を有する電磁継電器において、
    前記電磁石部は、前記ベースブロックの一方の面側に支持され、
    前記接点部は、前記ベースブロックの前記一方の面に対向する他方の面側に支持され、
    前記ベースブロックは、前記一方の面から前記電磁石部に沿って形成される第1の絶縁壁と、前記他方の面から前記第1の絶縁壁に対向する辺側に前記接点部に沿って形成される第2の絶縁壁と、
    を有することを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記鉄心は、一端側及び他端側に磁極面となる幅広部を有し、
    前記コイル及び前記幅広部の一部は、前記第1の絶縁壁により覆われていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記第1の絶縁壁の側面には、凹部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁継電器。
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