JP2002331608A - プラスチック積層体および画像表示保護フイルム - Google Patents
プラスチック積層体および画像表示保護フイルムInfo
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- JP2002331608A JP2002331608A JP2001137363A JP2001137363A JP2002331608A JP 2002331608 A JP2002331608 A JP 2002331608A JP 2001137363 A JP2001137363 A JP 2001137363A JP 2001137363 A JP2001137363 A JP 2001137363A JP 2002331608 A JP2002331608 A JP 2002331608A
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Abstract
防止性を有するプラスチック積層体であって、各種画像
表示装置の画像表示保護フイルムとして好適に用いられ
るプラスチック積層体を提供する。 【解決手段】プラスチック基材の少なくとも片方の面
に、ハードコート層と反射防止層が順次積層されている
プラスチック積層体であって、かつそのハードコート層
が、1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有
する多官能(メタ)アクリレートと、ポリオキシプロピ
レン基およびポリオキシエチレン基で一部変性されたポ
リジメチルシロキサンを骨格とするシリコーン系界面活
性剤を含有する、プラスチック積層体および画像表示保
護フイルムである。
Description
性および耐引っ掻き性に優れ、かつ反射防止性に優れた
プラスチック積層体に関するもので、デイスプレイ表示
部または計器表示部などの保護フイルム、シートキーボ
ード、銘板あるいはタッチパネルなどの反射防止フイル
ムに好適なプラスチック積層体に関するものである。
性と反射防止性を付与する方法として、例えば、特開平
9−281301号公報、特開平9−85875号公報
および特開平10−728号公報に、プラスチック基材
シートの上に、活性線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂などの
ハードコート層を形成させ、さらにそのハードコート層
上に反射防止層を形成させる方法が提案されている。
プラスチック積層体では下記ような問題点を有している
ことがわかった。
体では、ハードコート層のゆがみを生じ、反射防止層を
積層し反射防止フイルムとしてCRTなどの画像表示装
置に貼った際、画像がゆがんで見え、画像表示フイルム
としての機能を果たさないなどの問題を生じた。この対
策として、ハードコート層にレべリング剤を含有させて
なる組成物を用いる提案があるが、レべリング剤の種類
によりクレーター状欠点やスジ状欠点が多発し、反射防
止層を積層した場合、上記欠点がさらに強調して見える
などの問題がある。また、ハードコート層中のレベリン
グ剤が基材表面にブリードアウトして、該ハードコート
層上に反射防止層を積層した場合、ハードコート層と反
射防止層の間の密着性が低下するなどの問題がある。さ
らに、ハードコートフイルムをロール状に巻いたり、シ
ート状に積層したとき、レベリング剤がハードコート層
の反対面に裏移りし、CRTなどの画像表示装置に貼っ
た際、フイルムと画像表示装置との密着性が低下するな
どの問題がある。
し、カールが少なく、ハードコート層の概観欠点が少な
く、反射防止層との密着性が良好なプラスチック積層体
ならびに該プラスチック積層体からなる画像表示保護フ
イルム、および該プラスチック積層体を用いてなる画像
表示装置を提供することにある。
結果、上記本発明の目的は、下記の構成を有する本発明
によって工業的に有利に達成された。
の面にハードコート層、反射防止層が順次積層されてい
るプラスチック積層体において、該ハードコート層が、
1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する
多官能(メタ)アクリレートと、ポリオキシプロピレン
基およびポリオキシエチレン基を有するシリコーンから
主としてなるシリコーン系界面活性剤を含有することを
特徴とするプラスチック積層体。
重合可能な不飽和二重結合を有する高分子量モノマー及
び/またはアクリル系重合体とを重合および/または反
応せしめてなる樹脂を含有することを特徴とする上記
[1]記載のプラススチック積層体。
ルまたはアセテートまたはアクリレート系樹脂からなる
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載のプラ
スチック積層体。
層体からなり、かつプラスチック積層体の480〜65
0nmでの光線反射率が2%以下であることを特徴とす
る上記[1]〜[3]のいずれかに記載のプラスチック
積層体。
記載のプラスチック積層体からなる画像表示保護フイル
ム。
記載のプラスチック積層体を、粘着層または接着剤層を
介して、画像表示面および/またはその前面板の表面に
貼着してなる画像表示装置。
プラスチック基材の少なくとも片方の面にハードコート
層、反射防止層が順次積層された基本的構造を有してい
る。
公知のプラスチック基材シートの中から適宜選択して用
いることができる。このようなプラスチック基材シート
を構成する素材としては、例えば、ポリエステル系、ポ
リエチレン系、ポリプロピレン系、ジアセテート系、ト
リアセテート系、ポリスチレン系、ポリカーボネート
系、ポリメチルペンテン系、ポリスルフォン系、ポリエ
ーテルエチルケトン系、ポリイミド系、フッ素系、ナイ
ロン系、ポリメタクリル系などの樹脂が挙げられる。こ
れらの樹脂の中でも、特に、ポリエステル、アセテート
およびアクリレート系樹脂が、光学的および強度的な観
点から、また均一性に優れたものが得られやすいことか
ら、より好ましく用いられる。
アセチルセルロースおよびポリメチルメタクリレート樹
脂が透明性に優れ、光学的に異方性がない点で好ましく
用いられる。
nmでの光線透過率が40%以上、ヘイズが5%以下の
ものがより好ましい。光線透過率が40%に満たない場
合は、あるいはヘイズが5%より大きい場合には、表示
部材として用いたとき、鮮明性に欠ける傾向がある。ま
た、このような効果を発揮する点で光線透過率の上限値
が99.5%、ヘイズの下限値は0.1%程度までが実
用的な範囲である。上記プラスチック基材は未着色でも
よいし、着色されているものであってもよい。
に、ハードコート層を設ける前に、各種表面処理(例え
ば、コロナ放電処理、グロー放電処理、火炎処理、エッ
チング処理、粗面化処理など)や、接着促進のための表
面コーテイング(ポリウレタン系、ポリエステル系、ポ
リエステルアクリレート系、ポリウレタンアクリレート
系、ポリエポキシアクリレート系、チタネート系化合物
など)を行なってもよい。特に、親水基含有ポリエステ
ル樹脂にアクリル系化合物をグラフト化させた共重合体
と架橋結合剤からなる組成物を下塗りしたプラスチック
基材は、接着性を向上し、耐湿熱性や耐沸水性などの耐
久性に優れたプラスチック基材として好ましく用いられ
る。
厚みは、通常0.01〜2g/m2、好ましくは0.1
〜1g/m2 で、下塗り層の厚みが0.01g/m2 よ
り薄いと均一に塗布することが難しく、2g/m2 を超
えると、この上に積層するハードコート層の表面硬度や
耐摩耗性の優れた積層体を得ることが難しくなる。
みは特に限定されるものではないが、機械的強度と熱伝
導性の点から、通常5〜5000μm、好ましくは10
〜3000μmである。また、2枚以上のシートを公知
の方法で貼り合わせ、更に厚いプラスチック基材とする
こともできる。
する1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基(但
し、本発明で「(メタ)アクリロイル基」とは、アクリ
ロイル基およびメタアクリロイル基とを略して表示した
もので、特許請求の範囲及びそれ以下の説明でも同様で
ある)を有する多官能(メタ)アクリレート化合物とし
ては、好適には、1分子中に2個以上のアルコール性水
酸基を有する多価アルコールの該水酸基が2個以上の
(メタ)アクリル酸のエステル化物となっている化合物
などを用いることができる。
キレングリコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類:
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタン
ジオールジ(メタ)アクリ レート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキ
サンジオール(メタ)アクリレートなど、(b)
ポリオキシアルキレングリコールの(メタ)アクリレー
ト酸ジエステル類:ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートな
ど、(c)多価アルコールの(メタ)アクリル酸ジエス
テル類:ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート
など、(d)ビスフェノールAあるいはビスフェノール
Aの水素化物のエチレンオキシド及びプロピレンオキシ
ド付加物の(メタ)アクリル酸ジエステル類:2,2’
−ビス(4−アクリロキシエトキシフェニル)プロパ
ン、2,2’−ビス(4−アクリロキシプロポキシフェ
ニル)プロパンなど、(e)ジイソシアネート化合物と
2個以上のアルコール性水酸基含有化合物を予め反応さ
せて得られる末端イソシアネート基含有化合物に、更に
アルコール性水酸基含有(メタ)アクリレートを反応さ
せて得られる分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル
オキシ基を有するウレタン(メタ)アクリレート類な
ど、および(f)分子内に2個以上のエポキシ基を有す
る化合物にアクリル酸又はメタクリル酸を反応させて得
られる分子内に2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ
基を有するエポキシ(メタ)アクリレート類など、が挙
げられる。
リロイル基を有する単量体の少なくとも1種を含むハー
ドコート層は、硬度、硬化性はもちろん、耐摩耗性と可
撓性に優れている。1分子中に3個以上の(メタ)アク
リロイル基を有する多官能(メタ)アクリレート化合物
としては、1分子中に3個以上のアルコール性水酸基を
有する多価アルコールの該水酸基が3個以上の(メタ)
アクリル酸のエステル化物となっている化合物が挙げら
れる。具体的な例としては、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらの単量
体は、1種または2種以上を混合して使用してもよい。
クリロイル基を有する単量体の使用割合は、樹脂固形分
総量に対して50〜95重量%が望ましい。上記単量体
の使用割合が50重量%未満の場合には、十分な耐摩耗
性を有する硬化被膜が得られ難い。また、その量が95
重量%を超える場合は、重合による収縮が大きく、硬化
被膜に歪みが残ったり、被膜の可撓性が低下し、さらに
硬化被膜側に大きくカールする問題がある。
レート化合物は、さらに分子内に1個のエチレン性不飽
和二重結合を有する化合物も含んでも良い。かかる化合
物としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エ
チル(メタ)アクリレート、n−及びi−プロピル(メ
タ)アクリレート、n−、sec−、及びt−ブチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリ
ル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アク
リレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、N
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−ビニ
ルピロリドン、N−ビニル−3−メチルピロリドン、N
−ビニル−5−メチルピロリドンなどが挙げられる。特
にプラスチック基材との密着性を良くするために、ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、
N−ビニルピロリドンなどが好ましい。これらの単量体
は、1種または2種以上混合して使用しても良い。
ールが小さくクラックが生じにくい成分として、さらに
末端に共重合可能な不飽和二重結合を有する高分子量モ
ノマーおよび/またはアクリル系重合体を含有させるこ
とができる。末端に共重合可能な不飽和二重結合を有す
る高分子量モノマーとしては、例えば、末端に(メタ)
アクリロイル基を有する高分子化合物で、数平均分子量
が1,000〜10,000、好ましくは2,000〜
6、000程度の高分子量モノマーが好ましい。高分子
部分は主成分が、例えば、メチルメタクリレート重合
体、スチレン重合体、スチレン/アクリロニトリル重合
体、ブチルアクリレート重合体、シリコーン重合体など
からなるものが挙げられる。このような末端に(メタ)
アクリロイル基を有する高分子化合物としては、例え
ば、マクロモノマー(AS−6、AN−6、AB−6、
AK−32など:東亞合成(株)製)を挙げることがで
きる。これら高分子量モノマーの使用割合は、樹脂固形
分総量に対して、好ましくは5〜50重量%である。
ば、(メタ)アクリル酸とそのアルキルエステルを必須
成分として共重合させてなる(メタ)アクリル酸/(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル共重合体やスチレン系
モノマーと(メタ)アクリル酸及び/またはそのアルキ
ルエステルとを必須成分として共重合させてなるスチレ
ン/アクリル系共重合体などが挙げられ、その重量平均
分子量は好ましくは5,000以上100,000以下
である。これらアクリル系重合体の使用割合は、樹脂固
形分総量に対して5〜50重量%であることが望まし
い。
和二重結合を有する高分子量モノマーとアクリル共重合
体を併用するときは、両者の総量が樹脂固形分総量に対
して5〜50重量%となるように配合することが望まし
い。
基およびポリオキシエチレン基を有するシリコーンから
主としてなるシリコーン界面活性剤は、ポリプロピレン
基及びポリオキシエチレン基を有するシリコーンを含有
していれば特に限定されるものではないが、該シリコー
ンの主鎖がポリジメチルシロキサン単位からなり、かつ
メチル基、水酸基、シラノール基の一部がポリオキシプ
ロピレンおよびポリオキシエチレンで変性されているも
ので、該シリコーンの含有量がシリコーン界面活性剤に
対し20重量%以上、好ましくは30重量%以上含まれ
るものが好ましく用いられる。
シロキサン基1単位CH3(SiO)1/2−に対して少なくとも
オキシプロピレン基−OCH2(CH3)CH-およびオキシエチレ
ン基-OCH2CH2-が0.05〜10.0単位、より好まし
くは0.1〜5.0単位の範囲のものが好ましく用いら
れる。メチルシロキサン基1単位に対してオキシプロピ
レン基およびオキシエチレン基による変性度が0.1未
満の場合は、塗膜の平滑性がシリコーン系界面活性剤を
含有しない系に比べ悪くなり、また、10.0単位を超
える場合はスジやクレーターが発生し塗膜の平滑性が低
下しやすくなる。さらに、オキシプロピレン基およびオ
キシエチレン基の割合は、40/60〜60/40が好
ましく用いられる。
面活性剤の数平均分子量は、好ましくは2,500〜1
00,000、より好ましくは3,000〜50,00
0である。分子量が2,000未満では、界面活性剤が
塗膜中からブリードアウトしやすくなり、分子量が10
0,000を超えると塗膜の平滑性が低下しやすくな
る。
面活性剤の凝固温度は、5℃以下、好ましくは−5℃以
下、さらに好ましくは−10℃以下が望ましい。凝固点
温度が5℃を超えるとシリコーン系界面活性剤が析出す
ることがあり、また、ハードコート層表面にクレーター
が発生しやすくなったり、塗膜が白化するなどの欠点が
発生する場合がある。
で用いられる単量体混合物および有機溶剤との合計量1
00重量部に対し0.001〜2.0重量部の範囲が好
ましい。シリコーン界面活性剤の添加量が0.001重
量部未満では塗膜の平滑性が得られ難く、また、2.0
重量部を超えるとハードコート層表面にクレーターやス
ジなどの欠点が発生し、ハードコート層表面の平滑性が
著しく低下する場合がある。
組成を重合および/または反応させる方法として、紫外
線を照射する方法が挙げられるが、この場合には前記組
成物に光重合開始剤を加えることが望ましい。
トフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、p−
ジメチルアセトフェノン、p−ジメチルアミノプロピオ
フェノン、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノ
ン、4,4’−ジクロロベンゾフェノン、4,4’−ビス
ジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベン
ジル、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾ
インエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、メチルベンゾイルフォメート、p−イソプロピル−
α−ヒドロキシイソブチルフェノン、α−ヒドロキシイ
ソブチルフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニル
アセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン等のカルボニル化合物、テトラメチルチウラム
モノスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、
チオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−メチ
ルチオキサントンなどの硫黄化合物、ベンゾイルパーオ
キサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド等のパーオキ
サイド化合物が挙げられる。これらの光重合開始剤は単
独で使用してもよいし、2種以上組み合わせてもよい。
光重合開始剤の使用量は、樹脂固形分中、0.01〜1
0重量部が適当である。
を重合および/または反応手段として用いることができ
る。電子線またはガンマ線を用いる場合は、必ずしも重
合開始剤を添加する必要はない。
物には、製造時の熱重合や貯蔵中の暗反応を防止するた
めに、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエー
テルまたは2,5−t−ブチルハイドロキノンなど、公
知の熱重合防止剤を加えることが望ましい。熱重合防止
剤の添加量は、樹脂固形分中、0.005〜0.05重量
%が好ましい。
作業性の向上、塗工膜厚のコントロールを目的として、
本発明の目的を損なわない範囲において、有機溶剤を配
合することができる。
の有機溶剤が、塗工時の作業性、硬化前後の乾燥性の点
から用いやすい。具体的な例としては、メタノール、エ
タノールまたはイソプロピルアルコールなどのアルコー
ル系溶剤、酢酸メチル、酢酸エチルまたは酢酸ブチルな
どの酢酸エステル系溶剤、アセトンやメチルエチルケト
ンなどのケトン系溶剤、トルエンなどの芳香族系溶剤、
ジオキサンなどの環状エーテル系溶剤などを挙げること
ができる。これらの溶剤は、単独であるいは2種以上を
混合して用いることもできる。
目的を損なわない範囲で、各種の添加剤を必要に応じて
配合することができる。このような添加剤としては、例
えば、酸化防止剤や帯電防止剤などがあげられる。
または反応のために、紫外線、電子線あるいは放射線
(α線、β線、γ線など)などを用いることができる
が、紫外線が簡便でありより好ましい。紫外線源として
は、紫外線蛍光灯、低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水
銀灯、キセノン灯および炭素アーク灯などが挙げられ
る。また、電子線または放射線方式は、装置が高価で不
活性気体下での操作が必要ではあるが、塗布層中に光重
合開始剤や光増感剤など含有させなくてもよい点から有
利である。
に、顔料や染料などの着色剤を配合して用いることもで
きる。着色剤を含有している場合、上記プラスチック積
層体として波長550nmでの光線透過率が40〜80
%が望ましい。
選択されるが、通常3μm〜50μm、より好ましくは
5μm〜30μmである。ハードコート層の厚さが、3
μm未満では、表面硬度が不十分で傷が付きやすくな
る。また、50μmを超える場合は、硬化膜が脆くな
り、ハードコート層を設けたプラスチック基材を折り曲
げた時に硬化膜にクラックが入りやすくなる。
に形成されたハードコート層の上に、さらに反射防止層
を形成する。反射防止層には、高屈折率化合物と低屈折
率化合物の積層やフッ化マグネシウムや酸化ケイ素など
の無機物を用いることができる。好ましくは金属酸化物
の多層積層体からなり、高屈折率膜と低屈折率膜の積層
体が好ましく用いられる。高屈折率膜材料としては、T
iO2、ZrO2、ITO、SnO2、Y2O3 およびZn
Oなどが挙げられる。また、低屈折率膜材料としては、
SiO2やMgF2などが挙げられる。また、ITO、S
nO2、ZnOなどは、導電性膜としての役目と高屈折
率膜としての役目を併せ持たせることができる。
Oxなどの光吸収膜を、構成要素として介在挿入させる
ことも可能であり、種々の膜構成が考えられる。
の真空薄膜膜形成技術やロール塗工などによるコーテイ
ング技術を用いて形成することができる。
可視光線の広い領域、具体的には少なくと波長480n
mから650nmの範囲内で、反射率が2%以下である
ことが外光の映り込みを減少させ、視認性を向上させる
上で好ましい。特に、反射率1%以下であることが、人
の目や精神の疲労を最小限に抑えるため特に好ましい。
この結果、プラスチック積層体をディスプレイなどの文
字、表示部材部品の表面に貼ることにより、部品に入射
してきた光の反射光を低減させることができる。
層の上にさらに厚み1〜20nmの範囲の、水の接触角
が90deg以上である撥水・撥油層の透明層を設ける
ことができる。撥水層を設ける目的は、反射防止層を保
護し、かつ防汚染性能を高めるものであり、要求性能を
満たすものであれば良い。撥水層の材料としては、疎水
基を有する化合物が良く、例えば、パーフルオロシラ
ン、フルオロカーボンなどが挙げられる。撥水層の形成
方法としては、材料に応じて、蒸着、スパッタリングな
どの物理的気相析出法およびCVDなどの化学気相析出
法を用いることができる。
チック基材の反射防止層を有する面の反対面に粘着層を
設けることができる。粘着層としては、2つの物体をそ
の粘着作用により接着させるものであれば特に限定しな
い。粘着層を形成する粘着剤としては、ゴム系、ビニル
重合系、縮合重合系、熱硬化性樹脂系あるいはシリコー
ン系などを用いることができる。この中で、ゴム系の粘
着剤としては、ブタジェン−スチレン共重合体系(SB
R)、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体系(NB
R)、クロロプレン重合体系、イソブチレン−イソプレ
ン共重合体系(ブチルゴム)などを挙げることができ
る。ビニル重合系の粘着剤としては、アクリル樹脂系、
スチレン樹脂系、酢酸ビニル−エチレン共重合体系、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体系などを挙げることがで
きる。縮合重合系の粘着剤としては、ポリエステル樹脂
系を挙げることができる。熱硬化樹脂系の粘着剤として
は、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系あるいはホルマリ
ン樹脂系などを挙げることができる。これらの樹脂は単
独で使用してもよく、また2種以上混合して使用しても
良い。
粘着剤のいずれでも使用することができる。粘着層の形
成は、上記のような粘着剤を用いて、塗布等通常行われ
ている技術を用いて実施される。さらに、粘着層に着色
剤を含有させても良い。これは、粘着剤に例えば、顔料
や染料などの着色剤を混合して用いることによって容易
に達成される。着色剤を含有している場合、プラスチッ
ク積層体として550nmでの光線透過率が40〜80
%の範囲内であることが望ましい。なお、ハードコート
層がプラスチック積層体の両面に設けられた場合は、反
射防止層が積層されていないハードコート層に粘着層を
設ける。
方法について説明するが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
ック基材にハードコート層を塗布、重合および/または
反応させ、さらにその上に反射防止層膜を形成させるこ
とにより製造される。
は、刷毛塗り、浸漬塗り、ナイフ塗り、スプレー塗り、
流し塗り、回転塗り(スピンナーなど)などの通常行な
われている塗布方法を用いることができる。各々の方式
には特徴があり、積層体の要求特性、使用用途などによ
り、塗布方法を適宜選択する。ハードコート層を形成す
る化合物組成の重合、および/または反応方法として
は、スチーム、ガスあるいは電気などの熱源を利用する
方法や、紫外線や電子線などの活性エネルギー線を照射
する方法が挙げられる。
ては、蒸着、スパッタリングなどの真空膜形成方法、ス
プレー塗り、浸漬塗り、流し塗り、回転塗りなどの塗布
方法が上げられる。
が高く耐摩耗性に優れ、かつ反射防止層を有しているた
め、広範な用途に使用することができる。例えば、本発
明のプラスチック積層体は、ブラウン管(CRT)用フ
イルター、メンブレンスイッチ、ディスプレイ、銘板や
計器のカバーなど反射防止性が要求される分野におい
て、特に画像表示保護フイルムとして好ましく用いるこ
とができる。
(LCD)、テレビ・コンピュターなどのブラウン管
(CRT)、プラズマディスプレイ(PDP)、ガラス
などが上げられ、この画像表示面および/またはその前
面板に装着することにより画像表示装置とすることがで
きる。
と画像表示面および/またはその前面板の表面とを密着
させる手段は特に限定されないが、例えば、表示部材も
しくはプラスチック基材に粘着層を塗布乾燥させ、積層
体のハードコート層および反射防止層が表層になるよう
に圧着ローラーなどで貼り合わせ、粘着材層を介して表
示部材とプラスチック基材とを接着させることにより、
プラスチック積層体からなる画像表示保護フイルムを装
着した画像表示装置を得ることができる。
に、ハードコート層と反射防止層を積層させることによ
り、表示部材に入射してくる光の反射光を低減させ、表
面のキズが付きにくいプラスチック積層体および画像表
示保護フイルムが得られる。
評価方法は次のとおりである。
のつき具合いを次の基準で評価した。 ○:強く摩擦してもほとんど傷がつかない △:かなり強く摩擦すると少し傷がつく ×:弱い摩擦でも傷がつく (2)鉛筆硬度 HEIDON(新東科学(株)製)を用いてJIS K
−5400に従って測定した。
加重1kgで20回擦り表面状態を調べた。 ○:剥離が認められない △:部分的に剥離が認められる ×:全面剥離する。
平滑性がない。
上にして、40℃、90%RHの恒温恒湿槽に24時間
放置した後、密着性を評価した。
反射率を測定した。
が、本発明はこれら実施例に限定されない。
ンテレフタレートフイルム(東レ株式会社製”ルミラ
ー”)の片面にジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート(日本化薬(株)製)70重量部、ポリエステルア
クリレート(東亞合成(株)社製)20重量部、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート(共栄社化学(株)製)
10重量部、光開始剤1−ヒドロキシフェニルケトン
(チバ・スペシャリテイ・ケミカルズ(株)社製)5重
量部、トルエン50重量部、メチルエチルケトン50重
量部、表1に示すポリジメチルシロキサンのポリオキシ
プロピレンおよびポリオキシエチレン変性物からなるシ
リコーン系界面活性剤0.5重量部からなる組成物を、
バーコータを用いて硬化後の膜厚が5μmになるように
塗布し、塗膜層を設けたフイルムを作成した。得られた
フイルムの塗膜層を熱風乾燥機で30秒間放置し、溶媒
を揮発後、該塗膜面に高さ12cmの高さからセットし
た80W/cmの強度を有する高圧水銀灯の下を3m/
分の速度で通過させた。塗膜は完全に硬化した。得られ
たハードコート層の上に、下記構成の反射防止膜になる
ように真空蒸着装置を用いて製膜した。
フロロトリメトキシシランをCVD法により2nmの厚
みになるように形成させ塗膜を有するプラスチック積層
体を得た。得られた塗膜の性能評価試験結果を表1に示
す。
ンテレフタレートフイルム(東レ株式会社製”ルミラ
ー”)の片面にジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート80重量部、マクロモノマーAN−6S(東亞合成
(株)社製、固形分50重量%)10重量部、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート(共栄社化学(株)製)1
0重量部、光開始剤1−ヒドロキシフェニルケトン(チ
バ・スペシャリテイ・ケミカルズ(株)社製)5重量
部、トルエン50重量部、メチルエチルケトン50重量
部、表1に示すポリジメチルシロキサンのポリオキシプ
ロピレンおよびポリオキシエチレン変性物からなるシリ
コーン系界面活性剤0.5重量部からなる組成物を、バ
ーコータを用いて硬化後の膜厚が5μmになるように塗
布し、塗膜層を設けたフイルムを作成した。得られたフ
イルムの塗膜層を熱風乾燥機で30秒間放置し、溶媒を
揮発後、該塗膜面に高さ12cmの高さからセットした
80W/cmの強度を有する高圧水銀灯の下を3m/分
の速度で通過させた。塗膜は完全に硬化した。得られた
ハードコート層の上に実施例1と同様の方法で反射防止
層、撥水層を設けた塗膜を有するプラスチック積層体を
得た。得られた塗膜の性能評価試験結果を表1に示す。
ン系界面活性剤を添加しない組成物とした他は、実施例
1と同様の方法でハードコート層、反射防止層、撥水層
を製膜形成した。得られた塗膜の性能評価試験結果を表
1に示す。
ン系界面活性剤として表1に示すポリオキシエチレン変
性物からなる組成物にした他は、実施例1と同様の方法
でハードコート層、反射防止層、撥水層を製膜形成し
た。得られた塗膜の性能評価試験結果を表1に示す。
ン系界面活性剤として表1に示すポリオキシエチレン変
性物からなる組成物にした他は、実施例1と同様の方法
でハードコート層、反射防止層、撥水層を製膜した。得
られた塗膜の性能評価試験結果を表1に示す。
ック積層体をガラスに貼り合わせるために、反射防止層
を施していない面に、粘着剤としてAGR−100(日
本化薬(株)製)を用いて、ガラスと貼り合わせた後、
1,000mj/cm2の紫外線照射量で硬化させた。
試験結果を表1に示す。
た。比較例1は、シリコーン系界面活性剤を含まないた
め塗膜の平滑性が悪かった。比較例2と3は、本発明以
外の界面活性剤を用いたためハードコート層と反射防止
層との密着性が低下した。実施例3は、ガラスに貼り合
わせ、表示部材として評価項目すべてにおいて良好であ
った。
て、17インチテレビブラウン管(CRT)、液晶表示
板(LCD)およびプラズマディスプレイ(PDP)の
表示画面前面に、実施例1で得られたプラスチック積層
体を、実施例3と同じようにして装着し画像表示装置を
得た。耐摩耗性はキズが付かず、密着性、耐久性も剥が
れがなく、反射率も0.6%で表示部材として評価項目
すべてにおいて良好であった。
材の上に特定のシリコーン系界面活性剤を含有するハー
ドコートを積層し、その上に反射防止層を形成させたこ
とにより生起されたものである。すなわち、本発明によ
れば、表面硬度、鉛筆硬度が良好で、特にハードコート
層の平滑性が良く、ハードコート層と反射防止層との密
着性が向上し耐久性も優れるという著しい効果を奏する
プラスチック積層体が得られる。そして、このプラスチ
ック積層体は各種画像表示装置の画像表示保護フイルム
として好適に用いられる。
Claims (6)
- 【請求項1】 プラスチック基材の少なくとも片方の面
に、ハードコート層と反射防止層が順次積層されている
プラスチック積層体において、該ハードコート層が、1
分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多
官能(メタ)アクリレートと、ポリオキシプロピレン基
およびポリオキシエチレン基を有するシリコーンから主
としてなるシリコーン系界面活性剤を含有することを特
徴とするプラスチック積層体。 - 【請求項2】 ハードコート層が、さらに末端に共重合
可能な不飽和二重結合を有する高分子量モノマー及び/
またはアクリル系重合体とを重合および/または反応せ
しめてなる樹脂を含有することを特徴とする請求項1記
載のプラスチック積層体。 - 【請求項3】 プラスチック基材が、ポリエステルまた
はアセテートまたはアクリレート系樹脂からなることを
特徴とする請求項1または2記載のプラスチック積層
体。 - 【請求項4】 反射防止層が金属酸化物の多層積層体か
らなり、かつプラスチック積層体の480〜650nm
での光線反射率が2%以下であることを特徴とする請求
項1〜3のいずれかに記載のプラスチック積層体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のプラス
チック積層体からなる画像表示保護フイルム。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のプラス
チック積層体を、粘着層または接着剤層を介して、画像
表示面および/またはその前面板の表面に貼着してなる
画像表示装置。
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---|---|---|---|---|
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2001
- 2001-05-08 JP JP2001137363A patent/JP4817135B2/ja not_active Expired - Fee Related
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